朝ドラ【ひよっこ】第10週の視聴率とあらすじ!寂しい気持ちはあるけど悲しくはないわけは?

NHK朝ドラ【ひよっこ】第10週「谷田部みね子ワン、入ります」(6/5~10)の視聴率・あらすじ・感想!

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【ひよっこ】第10週の視聴率

第10週平均視聴率は19.2%。各日は、

  • 6/5(月)19.0%
  • 6/6(火)19.0%
  • 6/7(水)20.0%
  • 6/8(木)19.4%
  • 6/9(金)18.9%
  • 6/10(土)18.7%

【ひよっこ】第10週「谷田部みね子ワン、入ります」のあらすじ・感想

6/5(月)第55回のあらすじと感想

第55回あらすじ

工員たちが去った乙女寮で、みね子(有村架純)は、澄子(松本穂香)・愛子(和久井映見)と年末を過ごしていた。そこへ突然、転職先であるせっけん工場の社長・原田(諏訪太朗)が訪ねて来て「会社の状況が変わって1人しか雇えなくなった」と告げる。どちらに働いてもらうかは決められないと言い残し、そそくさと帰る原田。急な話であっけに取られるみね子だが、澄子と2人だけで話がしたいと愛子に申し出る。

「何そんな下向いてんの?」みね子は声をかける。

「だってどう考えてもみね子さんが行くわけだし、どうなんだっぺ、おれって」澄子は不安な声。

「なんで?」

「いや、やっぱし、おれなんかより、みね子さんの方がちょっと優秀だし」

「ちょっとって何。(笑)澄子、あんたが行きなさい。こんな可愛い妹を押しのけてお姉ちゃんが行くわけないでしょ」

「でも」

「でも、じゃない、そうしなさい。こんなことになって、うしろめたいとか、そういうのはやめよう。向こう行ったら頑張るんだよ。頑張んないとダメだよ。わかっけ?」

「みね子さんはどうするのけ?」

「そんなの今すぐわがるわけないよ。これから探すにしてもあんたよりは見つかる確率高いよ。ちょっとは優秀だからね(笑)」

愛子さんに報告しいにいく2人。切り替えてがんばろう。食べよう。秋田の大きいかりんとう。

遠慮している澄子。みね子に気持ち悪いからやめろと言われ、「その言葉まってました」かぶりつく澄子でした。

〈お父さん、年の瀬に失業者です〉

後日。「がんばっかんな。みね子さんの分も。ありがとう。今日までありがとう。すぐ会えるよな」

「明日は忙しいよ」いじわる言うみね子に涙ぐむ澄子は「うん。みね子さああん」

抱き合う2人。原田社長と去っていく澄子でした。

気晴らしに、すずふり亭へ行くみね子・・・『あら、なんだか素敵な男の子ですね。(みね子が小銭おとして)おやおや』(ナレーション)

第55回感想 澄子を頼みます!

「あの顔はヒロインと発展しがちな顔ですね」と竹内涼真について有働アナが朝ドラ受け。たしかにベタな展開の出会いはありえそうですが・・・。

その前に今回は同じ職場のはずだった澄子との別れがメイン。月曜から泣かせますね。向上心持ちなさいと以前言ったシーンもお姉さんキャラの伏線だったと思います。そのお姉さんとしての振る舞いからの、影でのすみ子の無職になった落ち込み。

また、すぐに秋田のかりんとうを食べない澄子。すかさずツッコミの澄子。本当にこのドラマは気遣いが細かく描かれますしコミカルさも健在。

裏ありそうだった原田社長は今回の話し方でいい人説が視聴者に多い声。澄子を頼みます!

6/6(火)第56回のあらすじと感想

第56回あらすじ

すずふり亭に行く途中、みね子(有村架純)は人にぶつかり財布の中身をばらまいてしまう。集めるのを手伝ってくれたのは、すてきな感じの大学生・島谷(竹内涼真)だった。すずふり亭はお昼の休憩中。裏の広場で秀俊(磯村勇斗)や元治(やついいちろう)と話していると、中華料理屋の五郎(光石研)と安江(生田智子)夫婦や和菓子屋・柏木堂の親子・一郎(三宅裕司)とヤスハル(古舘佑太郎)ら商店街の人たちがやってくる。

〈お父さん、東京にはいろんな人がいますね〉

みね子はビーコロを食べる。「はあ、また来られるかなあ」

鈴子にわけを聞かれる。迷った挙句言われる、「ウチで働く?」

住み込みではないが裏のアパートがあるという。ホール係に決まった。早速キッチンへ行くみね子。

「すみません!谷田部みね子ワン、入ります!」

微笑ましく見てたが、はた、と表情変え、「まいったな」とつぶやく鈴子。(高子が画面に!)

第56回感想

近くの10円が見つからない=父も近くかも。と指摘する方も! そこまで意識しての演出かは分かりませんが、物語とは時に製作者の意図を越えたものが伏線として発揮されます。だからひょっとして・・・。また、新キャスト・竹内涼真さんがめんどうな男役でした。これでみね子争奪戦は分からなくなりました。続々と新キャラ紹介の回。すずふり亭就職も、なにやら不穏な空気が・・・。

また澄子がかぶりついた秋田のかりんとう。話題のようです。デカすぎでインパクトあったのでしょうね。干し芋やハタハタの佃煮が出たことあるけれど段違いに画面映りはよかったです。

6/7(水)第57回

第57回あらすじ

鈴子(宮本信子)に「すずふり亭で働かないか」と勧められたみね子(有村架純)。うれしくてたまらないみね子が、さっそく調理場の省吾(佐々木蔵之介)たちにあいさつしていると、ホール担当の高子(佐藤仁美)が帰ってくる。すると鈴子は急に慌てた様子でみね子を店の裏に連れ出す。なんと高子の最終面接があるのを忘れていたという。しかも、高子の選考基準は、とんでもないものだった…。

「看板娘が奪われたくない。だから自分よりいい女は採用なし」と鈴子は明かす。

〈お父さん。なんですかその条件は!私はどんな顔したらいいのでしょうか。それなら私はダメですねえ、といえないし、それなら大丈夫ですね、という顔は女性としてはできないし、・・・顔が動かせません〉高子の面接で数々の美人が通り過ぎていったとざわつくキッチンスタッフ。鈴子も頑張れというが、どうすればいいかは「わからない」

いよいよ最終面接。「ここで働きたいの?」「はい」息詰まる、沈黙。ふいに、「あんみつ食べる?」

スタッフが集まりだす!採用の合い図だった。理由を問うみね子・・・。

鈴子は立ち上がり、噂を否定する。「純粋にいっしょに働きたい人か見てただけ」

『やれやれ。でもよかった』とナレーション。

第57回感想

高子さんに直接聞けばいいのに、不憫だと個人的にも思ったので、高子さん側に立ってみている人がいてうれしい限り。噂で人を判断してほしくありません。そういう職場なのか、と少し残念で、高子さんの気持ちに共感してしまった回でした。だからあまり楽しめなかったのですが、冷静に考えれば、高子さんも誤解されないように不採用の理由を話すべきでした。きちんと話すことはやはり重要のようです。

6/8(木)第58回のあらすじと感想

第58回あらすじ

無事にすずふり亭のホールで働けることになったみね子(有村架純)。鈴子(宮本信子)が新しい住まいとして店の裏にあるアパート「あかね荘」を紹介してくれることになった。翌日、親代わりを買って出てくれた愛子(和久井映見)と一緒に、再びすずふり亭を訪ねるみね子。お礼のあいさつも早々に、鈴子は二人をあかね荘へと案内する。かつては赤坂一の美人芸者だったという大家の富(白石加代子)は超個性的な人物だった…。

挨拶するみね子。田舎を紹介する。「何が美味しいの?田舎のご家族によろしくね」

愛子はお土産を渡す。富に佃煮の値段を当てられる。昔は赤坂の美人だったと話し、次は怒っていた話しをして・・・長くなりそうなので鈴子が止めてくれる。

部屋に入ると、みね子は「すごいです。変な気持ちです。自分の部屋なんて」

窓を開けて眺める。〈お父さんこの見える景色の中にお父さんはいますか。みね子は東京で部屋を借りました〉

第58回感想

鈴子さんと愛子さんの会話が何気ないですが印象的です。戦争の体験の影を感じます。そんなに進展のない回ですが、ただ、今回は白石加代子さんの存在感がすべて持っていきました。鈴子さんも押されています。恐るべし!

6/9(金)第59回のあらすじと感想

第59回あらすじ

みね子(有村架純)は鈴子(宮本信子)に保証人になってもらい、あかね荘に部屋を借りる。乙女寮で年末を過ごし、引っ越しは年明けにすることに。愛子(和久井映見)と2人で大掃除をして寮を磨き上げると、もうすぐなくなってしまうのかと悲しい気持ちになる。すると愛子が「寂しい気持ちはあるけど悲しくはない」と話し始める。そして元旦の朝、お年玉袋を手渡されたみね子はその意外な中身を見てびっくりする。

それは奥茨城への往復切符。時間はないらしく慌てるみね子は。「ありがとう。愛子姉ちゃん」「急げ!みね子」

「ただいま!みね子だよ。あけましておめでとう」

第59回感想

工場の掃除をみね子と愛子さんがします。「寂しい気持ちはあるけど悲しくはない。ここも何かに生まれ変わるんだよ」

――人生は分かれと出会いの繰り返し。そう思えば別れることも悲しいだけじゃなくなる。ここに何ができるかはわからないが、そこに何かが生まれることは素敵なこと。みね子も田舎との別れがあって乙女寮の仲間と出会えた。工場と別れてまた出会う。別れがなかったら出会えない人と。愛子さんは次を楽しみに思う。

愛子さん。本当にそうです!!出会いと別れ。乙女寮との別れが寂しい視聴者にも、次の出会いを楽しみにさせてくれます。

また、娘のように思っていたら、「お姉さん」になって複雑ながらもみね子を応援する愛子さん。本当に素敵です。怖いくらいに幸せになってほしい!

6/10(土)第60回のあらすじと感想

第60回あらすじ

愛子(和久井映見)からもらった切符で谷田部家に帰ってきたみね子(有村架純)。一晩だけしかいられないが久しぶりの我が家でくつろぐ。兄弟たちが寝静まった後、美代子(木村佳乃)、茂(古谷一行)と父のことを話し、美代子の今の思いを知ることに。翌日、帰郷を聞きつけた奥茨城村の人々が谷田部家を訪れる。君子(羽田美智子)やきよ(柴田理恵)、宗男(峯田和伸)や田神先生(津田寛治)も喜んで会いにくるのだが…。

寝ながら起きて朝食をとりみね子は「しあわせだなあ」

その後、眠っていて起きないみね子。宗男は「心も疲れるなんて都会的だっぺ」

続々、来るのだが、田神先生が最後にきた!「工場がつぶれたってええ!!」しー、と皆に言われ、水!を依頼し倒れ込む先生でした。

〈お父さん、初めてのふるさとに帰った思い出はよく寝たことしか覚えていません。すっかり元気になって東京にもどってきました。これからすずふり亭のお仕事と初めてのひとり暮らしが始まります。どんな出会いがまってるんだろう。楽しみです〉

第60回の感想

帰省シーンはほとんど寝ているみね子。しかしその寝姿は幸せそうで、故郷に帰って安心したのだろうなあというのがとても伝わってきます。妹の作ってくれた卵焼きをおいしそうに食べるところも、ほっこりします。ドタバタと新年の挨拶に来る人々。なんというコミカルかつあたたかい展開。改めて、大きな事件がなくても見ることのできる良いドラマです。

「楽しみだなあ」と東京で思うみね子。愛子さんの影響でしょうか、とても前向きで、視聴者も新キャスト登場と新職場が楽しみなこれからです。

【ひよっこ】第10週のまとめ

第10週は澄子との別れからスタートしました。お姉さん役に徹したみね子。陰で途方にくれるシーンは視聴者だけが知ることができるもので印象的でした。そのみね子の面接が週の中盤。流れ的に受かるだろうとは思ってもヒヤヒヤ。

無事に受かり年末、愛子さんと紅白を見るみね子。愛子さんは東京のお姉さんであり、みね子は妹。人は誰かの姉であり、妹であり、そして田舎に帰れば娘でもあります。そんな素敵な人間関係が描かれた10週目。これからどんな人に出会うのか、別れがあって出会いがある、あかね荘やすずふり亭での物語に期待です。楽しみです!

最後に、「ひよっこ」ファンには少し長いが(4ページあります)読んでいて嬉しくなる堀井憲一郎氏の書いた記事があったので一部紹介したい。本来なら筆者がこのレベルまで書きたいのですが、長年見続けてきた人だからなのか説得力があって、しかもそうだよと共感してしまう点が多かったです。

”50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」”より

彼女は疾走しない。強く上昇しようとしない。自分探しなどしない。やることをしっかりやって、歩いている。ときどき何かが失われるが、それでも歩みを止めない。たしかに、人生はそういうものである。

成功するばかりが人生ではないし、夢を抱えている人だけが日本人ではない。

このドラマを見てると、そういえば、いつもの朝の連続テレビ小説の主人公のひたむきさには、少しは共感するが、けっこうついていけない部分があったな、とおもいいたる。

元気なヒロインを見ていると、どっかでダレます。すごくダレる。見終わって、あまり何も残らない。

この作品は(脚本演出にその意図があるのかどうかわからないが)、そういう〝上昇志向ヒロイン〟ドラマのアンチテーゼになっている。

若者に夢を持てと励ますのは、大人のわがままであり、無茶振りであり、ある意味、脅迫ではないのか、と私はおもっているのだが、このドラマも同じようなメッセージを含んでいるように感じる。

大事なのは夢を持つことなんかではなく、しっかり生きることではないのか。

成功者の物語が定番の朝ドラ。夢を持つこと、成功することが強調される世の中だし物語は作りやすい。しかしどこか息苦しいと思うこともあります。

夢を持つと言えば、サッカーでいうと本田圭佑選手はワールドカップ優勝を公言して自分も周りも鼓舞します。

目標から逆算して日々を努力するタイプと、日々を懸命に生きて辿り着いていくタイプがいます。本田選手は前者なのです。後者として、ゴルフの宮里選手が先日、引退後は決めていないと発言しました。「決めないこと」を決めていました。選手として目標が常にあって肩の荷を降ろしたいという趣旨の発言でした。

スポーツだと結果はつきものですし、仕事も業績はあります。しかし人生の成功とは何だろうかと思うと定かではありません。ボードゲームの人生ゲームはお金を集めるものらしいですし、チャップリンが「人生で必要なものの要件に愛と勇気と少しのお金」と述べたようにお金はいくらか必要です。しかし金=幸せではありません。

堀井氏は「ひよっこ」を〝善きこと〟だけを集めた、壮大なファンタジーで、見ていると、元気が出るとも述べます。

夢を追うことがどこか苦しい、そんな人にとって、夢を決めないこと、あるいはささやかな田舎暮らしを夢として望んでいた(みね子は時子と比較して変かなと思っていましたが)、そんなみね子の奮闘は胸に迫ります。そういえば澄子はみね子より向上心がもっとなかったです。だからか癒される視聴者が多かったのかもしれません。

「やることをしっかりやる」みね子は目の前のことに取り組むのですが、大きな野心はないのかもしれません。女優に恋焦がれる時子に比べて、自分はなんだろうと思うみね子。けれど、そういう人が大部分なのです。それも人生です。堀井氏のいう「しっかり生きる」ことを体現しているのがみね子であり、そんなヒロインに自分を重ねて、私も頑張ろうと思います。思わせてくれます。

出会いと別れを繰り返し、日々を懸命に生きる、視聴者としても次の出会いを楽しみに、今後もヒロインに目が離せません。

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