朝ドラ【あんぱん】ネタバレあらすじ全話&吹き出し!結末はアニメ「アンパンマン」開始?

「あんぱん」ネタバレ

今回は朝ドラ【あんぱん】全話のネタバレあらすじについて吹き出しをプラスして紹介!最終回結末予想についてもお届け!「アンパンマン」のアニメ開始まで描く?

★今週のあんぱん

  • 第26週「愛と勇気だけが友達さ」
  • 第126話:のぶ,登美子,羽多子が旅行に
  • 第127話:羽多子,登美子,千代子の写真退場
  • 第128話:テレビアニメ化を拒否?
  • 第129話:のぶが出かけた先は?
  • 最終話(130話):余命を悟ったのぶは…

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★来期の朝ドラ

朝ドラ【あんぱん】ネタバレあらすじ全話&吹き出し!

第1週「人間なんてさみしいね」

時は昭和初期。高知の町中をものすごい勢いで走る少女、「ハチキン(=男勝り)おのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)は父・朝田結太郎(加瀬亮)から「女子も大志を抱け」と教育を受けて育つ。一方、嵩(木村優来(ゆら))は父・清(二宮和也)を病気で亡くし、母・登美子(松嶋菜々子)に連れられて伯父・柳井寛(竹野内豊)の家に引っ越してくる。

伯父の寛が嵩に語った言葉↓

柳井寛
柳井寛

「生きちゅうき、悲しいがや。生きちゅうき、苦しいがや。生きちゅうき、いつか元気になって、きっと笑える日が来るがや」

第2週「フシアワセさん今日は」

祖父・釜次(吉田鋼太郎)が不慮の事故で腕を負傷。のぶ(永瀬ゆずな)はなんとかしようと屋村草吉(阿部サダヲ)を朝田家へ連れていく。一度は釜次に追い返されるが、母・羽多子(江口のりこ)の力添えによって草吉は朝田家であんぱんを焼いて商売をすることに。

のぶがヤムおんちゃん(ヤムおじさん)にお願いするセリフ↓

のぶ
のぶ

「お願いします。釜じいはうちが説得するき。ヤムおんちゃんのあんぱんは、悲しい人を元気にして、笑顔にする力があるき。力を貸してほしいがよ」

第3週「なんのために生まれて」

昭和10年(1935年)、のぶ(今田美桜)は高等女学校5年生、嵩(北村匠海)は中学5年生になった。家業の「朝田パン」も続いている。のぶは貴島中尉(市川知宏)と再会し、町内で開催されるパン食い競争のパンの発注を受け、朝田パン開店以来の大きな注文に活気づく。当日ひょんなことから、のぶは嵩の代役でパン食い競争に出場し一等になるが…。そんな折、8年も音沙汰なしの登美子(松嶋菜々子)が街に帰っくる。

寛が嵩と千尋に語った言葉↓

柳井寛
柳井寛

「なんのために生まれて、なにをしながら生きるがか。なにがおまんらの幸せで、なにをして喜ぶがか。見つかるまで必死に考え!」

第4週「なにをして生きるのか」

教師になる夢を見つけたのぶ(今田美桜)は「女子師範学校」合格へ向けて勉強する。一方、進路に悩む嵩(北村匠海)は自分への苛立ちから弟・千尋(中沢元紀)と喧嘩してしまう。その晩、千尋と寛(竹野内豊)と話をした嵩は高知一番の難関高校を目指す。受験後、のぶと嵩の合否はハッキリ明暗が分かれてしまう。

寛(竹野内豊)が嵩を励ます台詞↓

柳井寛
柳井寛

「泣いても笑うても陽はまた昇る。嵩、絶望の隣はねや、希望じゃ」

第5週「人生は喜ばせごっこ」

昭和11年(1936年)、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。教師の黒井雪子(瀧内公美)の軍国教育に、のぶとうさ子(志田彩良)は圧倒される。一方、浪人生の嵩(北村匠海)は医者になる自分を想像できず、千尋(中沢元紀)に本音をぶつけ、美術系の学校に進みたいと決める。朝田家では次女・蘭子(河合優実)が岩男(濱尾ノリタカ)から求婚され、朝田家に住み込みで働く豪(細田佳央太)にどうしたらいいか相談する。

銀座のパンを買いに行った寛が嵩に告げた言葉↓

柳井寛
柳井寛

「なんのために生まれて、なんのために生きるか。わしは人を喜ばせるためやと思うがよ。今日、嵩がわしを喜ばせてくれた。おまんの嬉しそうな顔を見て、わしも嬉しかった。人生は喜ばせごっこや」

第6週「くるしむのか愛するのか」

東京高等芸術学校に入学した嵩(北村匠海)は自由な発想の図案科教師・座間(山寺宏一)の指導の下、新しくできた友人・健太郎(高橋文哉)と共に刺激的な日々を送っていた。同じ頃、二年生になったのぶ(今田美桜)とうさ子(志田彩良)は黒井(瀧内公美)から忠君愛国の精神を叩きこまれる日々だが、のぶは納得できずにいた。そんなある日、豪(細田佳央太)に召集令状が届く。

豪ちゃんが蘭子に告げたセリフ↓

豪

蘭子さん。無事に帰ってきたら、わしの嫁になってください。

第7週「海と涙と私と」

のぶ(今田美桜)はすっかり盲信的な軍国少女となり、慰問袋を作る活動が新聞に掲載されたことで「愛子の鑑(かがみ)」として注目されることに。夏休みになり、のぶは久しぶりに実家に帰省。同じく夏休みで帰ってきた嵩(北村匠海)は、健太郎(高橋文哉)を連れてくる。健太郎とメイコ(原菜乃華)は、のぶと嵩を仲直りを画策する。

嵩がのぶに言ったセリフ↓

嵩

美しいものを美しいと思ってもいけないなんて、そんなのおかしいよ。悲しいよ。のぶちゃんは子供たちにそんな風に教えるの?僕の知ってるのぶちゃんは正直で面白い女の子だったのに…。

第8週「めぐりあい わかれゆく」

母校の御免与尋常小学校の教師になったのぶ(今田美桜)に、いくつもの縁談が持ち込まれる。一方、嵩(北村匠海)は卒業制作に精を出すが…。ある日、朝田家にある婦人が訪れる。

若松次郎(中島歩)がのぶにかけた言葉↓

次郎
次郎

終わらん戦争はありません。今のうちから夢を持つがです。
ゆっくりと考えればえいです。のぶさんは足が速いき、すぐ追いつきます。

第9週「絶望の隣は希望」

のぶの祝言の話が進む一方、そうとは知らず、東京で卒業制作に没頭する嵩。そんな嵩のもとにとある電報が届き…。

屋村草吉が千尋に告げた台詞↓

屋村草吉
屋村草吉

適当に生きるって決めたんだ。適当は気楽でいいぞ

第10週「生きろ」

草吉(阿部サダヲ)が朝田家を去る。のぶは釜次から草吉の辛い戦争体験を聞いて、言葉を失う…。

のぶが、戦争に行く嵩にかけた言葉↓

のぶ
のぶ

「嵩。必ずもんでこい(戻ってこい)。お母さんのために、生きてもんてこい。死んだら承知せんき!」

第11週「軍隊は大きらい、だけど」

高知連隊から小倉連隊に転属した嵩(北村匠海)は過酷な軍生活を送る。そんな中、陸軍幹部候補生試験を受けることに。一方、のぶ(今田美桜)のもとには次郎から手紙が届き…。

千尋が兄・嵩に伝えた言葉↓

千尋
千尋

この戦争さえなかったら…。愛する国のために死ぬより、わしは、愛する人のために生きたい。

第12週「逆転しない正義」

嵩は宣撫(せんぶ)班で紙芝居を作ることに。だが、やがて駐屯地の食料が底をつき…。一方、のぶは勤労奉仕となった生徒たちと農家の手伝いに勤しむ。

倒れた嵩が夢をみたとき、清(二宮和也)に言われた言葉↓

柳井清
柳井清

こんなバカげた戦争で大切な息子たちを死なせてたまるか。こんな惨めでくだらない戦争を始めたのは、人間だ。でも人間は美しいものを作ることもできる。いいか、嵩、お前は父さんの分まで生きて、みんなを喜ばせるものを作るんだ。

第13週「サラバ涙」

終戦から5カ月後、のぶ(今田美桜)は入院中の次郎(中島歩)の見舞いに、海軍病院に通っている。のぶは、次郎にあることを打ち明ける。 それから1週間ほどたったある日、無精ひげに軍服姿の嵩(北村匠海)が御免与駅に降り立つ。

嵩がのぶに告げた台詞↓

柳井嵩
柳井嵩

正義なんか信じちゃいけないんだ。そんなもの簡単にひっくり返るんだから…。でも、もし逆転しない正義があるとしたら…すべての人を喜ばせる正義なんて、この世にあるかどうか分からないけど、僕はそれを見つけたい。

第14週「幸福よ、どこにいる」

のぶ(今田美桜)は高知新報に戦後初の女性記者として入社した。記事を書いては、東海林(津田健次郎)に何度も突き返されるが、ようやく初めての記事が朝刊に載ることが決まる。一方、嵩(北村匠海)は健太郎(高橋文哉)と共に、廃品回収した雑貨を売っていた。ある日、ガラクタの中にあったアメリカの雑誌を手にした嵩は、最先端のデザインを見て久しぶりに心が躍る。

第15週「いざ!東京へ」

高知新報の入社試験を受けた嵩(北村匠海)は、ひょんなことから記事の挿絵を描くことに。そして「月刊くじら」発刊に向け大忙しののぶ(今田美桜)たちに、まさかの事態が!?

総集編(前編)&トークショー

  • タイトル:【連続テレビ小説】あんぱん 総集編(1)
  • 放送日:2025年7月12日(土) 15 : 05 ~15 : 49
  • 放送局:NHK総合

やなせたかしと妻・暢をモデルに、柳井嵩(北村匠海)と朝田のぶ(今田美桜)が「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「あんぱん」。その前半を総集編で送る第1回。
昭和初期。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)は、ある日、父(加瀬亮)を迎えに駅舎に走る。一方、柳井嵩(木村優来)は、母(松嶋菜々子)と共に御免与の駅に降り立つ。

  • タイトル:【連続テレビ小説】あんぱん 総集編(2)
  • 放送日:2025年7月12日(土) 15 : 49 ~ 16 : 33
  • 放送局: NHK総合

やなせたかしと妻・暢をモデルに、柳井嵩(北村匠海)と朝田のぶ(今田美桜)が「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「あんぱん」。その前半を総集編で送る第2回。
戦争が終わり、教師を辞めたのぶ(今田美桜)はやがて高知新報に入社。戦後初の女性記者として働くことに。一方、無事に復員した嵩(北村匠海)。高知新報の入社試験を受けに行き、のぶと再会する。

  • タイトル:もっと!「あんぱん」 聞かせて今田さん北村さん
  • 放送日:2025年7月12日(土) 16 : 33 ~ 16 : 58
  • 放送局:NHK総合
  • 出演:今田美桜,北村匠海,西村雄正
  • 司会:上岡亮・和田穂佳アナウンサー

連続テレビ小説「あんぱん」でヒロイン・のぶを演じる今田美桜と嵩役の北村匠海、土佐ことば指導の西村雄正がドラマの舞台裏や土佐ことばについて語る! 連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインのぶと嵩が高知に帰ってきた!5月に行われた今田美桜と北村匠海のトークショー。
「しゃんしゃん東京にいね!」のセリフで今田が思ったことは?ドラマにたびたび登場する空き地のシーソーで2人が工夫していたこととは?撮影の舞台裏を披露する。
土佐ことば指導の西村雄正も登場。徹底した方言指導の工夫から「たまるか!」などのセリフにまつわる話まで盛りだくさんだ。

第16週「面白がって生きえ」

「ガード下の女王」こと薪鉄子(戸田恵子)を見つけたのぶと嵩。鉄子はのぶにあることを言い残して去っていく。一方、嵩はかつての戦友・八木と再会する。

第17週「あなたの二倍あなたを好き」

のぶは嵩に先に行って待っていると言い、高知新報を去って東京へ。嵩はのぶに気持ちを伝えなくていいのかと琴子に尋ねられて…。

第18週「ふたりして歩く 今がしあわせ」

遠距離恋愛となったのぶと嵩だが、嵩も上京する…。ある日、突然のぶの部屋にやって来た登美子は、嵩の漫画について「大人がやるものではない」と言い放つ。

第19週「勇気の花」

のぶは鉄子の秘書として忙しく働き、嵩は三星百貨店で一目置かれる存在になっていた。そんな中、嵩の漫画が週刊誌で入選し、のぶは大喜びする。

第20週「見上げてごらん夜の星を」

嵩は独創漫画派という集団に所属して漫画の仕事をこなすが、まだ順調とはいえない。そんな嵩を支えようと、のぶは鉄子に頭を下げるが…。

20週では、週タイトルの通り、嵩がミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を手掛けていく。

第21週「手のひらを太陽に」

嵩は自ら作詞した「手のひらを太陽に」がヒットするが、漫画家として壁にぶち当たっていた。一方、のぶも社会の壁にぶち当たり、登美子を訪ねる。

21週では、嵩が「手のひらを太陽に」の作詞を手掛けます。また、テレビ出演、脚本家…と漫画以外での仕事に取り組む時期となっています。

第22週「愛するカタチ」

太ったおじさんの絵が認めてもらえず落ち込む嵩だが、のぶはその絵が好きだと言って励ます。数日後、カフェでメイコと鉢合わせた嵩は…。

ついにアンパンマンの初代が登場。最初は不評だったようですね。

第23週「ぼくらは無力だけれど」

「やさしいライオン」が放送され、登美子の反応が気になる嵩。のぶから事情を聞いた羽多子が登美子を家に連れてくるが、登美子はつれない態度で…。

第24週「あんぱんまん誕生」

嵩は再び「おじさんあんぱんまん」を描き始める。手嶌治虫(眞栄田郷敦)の映画キャラクターの締め切りが迫る中、嵩は、のぶに頼みがあるという手嶌を自宅に招く。その夜、のぶは「おじさんアンパンマン」の絵に話しかけて…。

第25週「怪傑アンパンマン」

嵩が描いた絵本『アンパンマン』の人気は低いままだった。それでも、のぶはヒットすると信じていた。一方、嵩は編集長を務めた本の売上が好調で、ますます忙しくなる。

ついに『アンパンマン』が刊行。しかし発売当初の反響は、やなせたかしさん曰く「大悪評だった」とのこと。絵本評論家から「こんなくだらない絵本は図書館に置くべきではない」と言われ、幼稚園の先生から「顔を食べさせるなんて残酷だ」という手紙も届きました。それくらい大人に不評だったわけですが…。それでも子供たちはアンパンマンが大好きで、次第に作品の人気が高まります。

第25週のタイトルは「ばいきんまん誕生」とテレビ雑誌に掲載されていましたが変更になりました。史実では、やなせたかし氏が怪傑アンパンマンのミュージカルの客を観察して、「客の反応が悪いのは悪役が人間だからではないか」「食品の敵は黴菌(ばいきん)だろう」という発想に至ります。そして後の作品においてアンパンマンの宿敵となる「ばいきんまん」を誕生させました。

  • 第25週「怪傑アンパンマン」
  • 第121話:「怪傑アンパンマン」は史実?
  • 第122話:「怪傑アンパンマン」がミュージカル化
  • 第123話:ミュージカルのチケットが売れず
  • 第124話:小さな子どもたちが現れる
  • 第125話:子どもたちにパンを配る草吉

最終週(26週)「愛と勇気だけが友達さ」

放送日:9月22日(月)~9月27日(土)

最終週(26週)あらすじ:ある日、嵩とのぶの元に『アンパンマン』のアニメ化の話が舞い込む。嵩はアニメ化を断るが、のぶの後押しで、引き受けることに…。

妻が夫・やなせたかしの背中を押してアニメ化に至ったのは史実ですか?

やなせたかしさんが「コミックと違って絵本だからアニメにしても続いていくのか」と心配していたのは史実です。
でも、妻・暢さんの後押しよりも、制作側の後押しの話の方が後世に残っています。
テレビ局のプロデューサーが「子どもたちがボロボロになるまで絵本を読んで買い替える現象を見れば、絶対にウケる」と評価、制作会社も「キャラクター自体が良いから、(コミックでなく)絵本でも大丈夫」と太鼓判を押したことでアニメ化に至ったといわれています。
実際には妻・暢さんの後押しもあったかもしれませんし、そもそも朝ドラはフィクションなのでアリですね。

本編の最終回は2025年9月26日(金)です。9月27日(土)は1週間の振り返りの回となります。

  • 第26週「愛と勇気だけが友達さ」
  • 第126話:のぶ,登美子,羽多子が旅行に
  • 第127話:バイキンマン誕生の理由
  • 第128話:テレビアニメ化を拒否?
  • 第129話:のぶが出かけた先は?
  • 最終話(130話):余命を悟ったのぶは…

特別編(全4回)

最終回の翌週、人気キャラクターたちの知られざる物語を描くスピンオフドラマと、「あんぱん」出演者の座談会を4夜連続で放送!

■放送局・放送日時

  • [NHK総合] 9月29日(月)~10月2日(木) 夜11時~11時25分 (全4回)
  • [NHK BSP4K]*座談会なし
    • 第1回・2回スピンオフドラマ:10月4日(土)午前7時30分~8時 
    • 第3回・4回スピンオフドラマ:10月5日(日)午前7時30分~8時

■スタッフ

  • 【作】 山岡真介
  • 【脚本監修】 中園ミホ
  • 【音楽】 井筒昭雄
  • 【主題歌】 RADWIMPS「賜物」
  • 【出演】 今田美桜 北村匠海 河合優実 原菜乃華 高橋文哉 大森元貴 古川琴音 ほか

テレビドラマとしては2022年度前期「ちむどんどん」以来3年ぶりのスピンオフ作品となります。
「ちむどんどん」は2時間特番「ちむどんどんスペシャル」(11月12日21:00~22:59、BSプレミアム)を放送。
22年度後期「舞いあがれ!」はラジオドラマ「FMシアター 歌をなくした夏」(23年8月26日)を放送。
23年度の前期「らんまん」・後期「ブギウギ」はスピンオフなし。
24年度の前期「虎に翼」は紅白特別編を制作、同後期「おむすび」はスピンオフなし…となっています。

倉崎憲チーフ・プロデューサーは「本編で描かれなかった物語を、各夜とも1シチュエーションで描きます。懐かしい曲や新たな曲まで、いろんな曲も出てきます」とアピールしています。

ファンからは「楽しみ」という声が多いものの、蘭子と八木のラブロマンスが描かれると思ったのに「残念」という声もあります。色っぽいと話題になった2人のお話がこの4夜の中にないということは本編で何か描かれるのでしょうか。

第1回「健ちゃんのプロポーズ」

放送日:9月29日(月)夜11時~11時25分[NHK総合]

■ドラマパート

  • タイトル:「健ちゃんのプロポーズ」
  • 放送時間:15分間
  • 主人公:辛島健太郎(高橋文哉)

■座談会パート

  • 「あんぱん」主演・今田美桜、「ばけばけ」主演・髙石あかりの対談
  • 放送時間:10分間

第1回は健太郎のプロポーズ秘話が描かれます。本編では健太郎がNHKに入ったのはメイコがのど自慢を好きだったからと明かされていましたが…。健太郎の視点でメイコへの想いはほぼ描かれなかったため、どんな想いだったのか注目です。

第2回「メイコの初舞台」

放送日:9月30日(火)夜11時~11時25分[NHK総合]

■ドラマパート

  • タイトル: 「メイコの初舞台」
  • 放送時間:15分間
  • 主人公:辛島メイコ(原菜乃華)

■座談会パート

  • 河合優実×原菜乃華×高橋文哉×大森元貴による座談会
  • 放送時間:10分間

第2回はメイコのミュージカル「怪傑アンパンマン」出演の舞台裏が描かれます。125話では、メイコが欠員が出たので急きょ参加したことや「色々あった」と母に語っていました。ドタバタしたことが予想されますね(笑)

第3回「男たちの行進曲」

放送日:10月1日(水)夜11時~11時25分[NHK総合]

■ドラマパート

  • タイトル:「男たちの行進曲」
  • 放送時間:15分間
  • 主人公:いせたくや(大森元貴)

■座談会パート

  • 今田美桜×北村匠海による対談 前編
  • 放送時間:10分間

第3回はスランプに陥ったたくやの悩みが描かれます。本編では結婚と離婚を繰り返していて悩みを吐露していたたくや。でも作曲の面での苦労が描かれてなかったので、楽しみですね。

第4回「受け継ぐもの」

放送日:10月2日(木)夜11時~11時25分[NHK総合]

■ドラマパート

  • タイトル:「受け継ぐもの」
  • 放送時間:15分間
  • 主人公:中尾星子(古川琴音)

■座談会パート

  • 今田美桜×北村匠海による対談 後編
  • 放送時間:10分間

第4回では、嵩とのぶの下で働く星子の決意が描かれます。星子役が発表された際、古川さんや倉崎統括のコメントでは、『アンパンマン』の魅力にほれ込む星子は「やないさんとのぶさんを最後まで支え、2人の想いを引き継ぎアンパンマンを次の世代へ繋げている」「やない夫婦の意志を受け継いでいく」存在であるとされていました。お茶の教室に通っていた星子がやない夫婦の意志を受け継ぐ役になるということから、星子のモデルは越尾正子さんといわれています。

越尾さんは、1992年当時、お茶の先生をしていた暢さんに会社を辞めたことを報告すると、暢さんから「うちで働かない?」と誘われたそうです。提案を断ったら暢さんのお茶の教室に通いづらくなると思い、「お茶を続けるため」に有限会社やなせスタジオに就職。しかし入社して1年余りの1993年11月22日、暢さんはこの世を去りました。

越尾さんは1992年から2013年にかけて、やなせたかしさんが94歳で亡くなるまで秘書として働き、現在は株式会社やなせスタジオの代表取締役を務めています。
スピンオフでは星子の一体どんな決意が描かれるのでしょうか。のぶの死後、遺志を受け継いでいる様子を描く可能性があります。あるいは、病気ののぶに嵩のことを支えていくことを話すエピソードかもしれません。どうなるのか、注目です。

【あんぱん】最終回結末(予想、考察)

本作は原作なし、モデルありのドラマオリジナル作品です。

モデルの人物を参考に、最終回結末を予想していきます。

モデル・やなせたかしの年表

モデル・やなせたかし(本名:柳瀬嵩、読み方は同じ)について、年表で確認しましょう。

西暦 年齢 出来事
1919年 0歳 2月6日、東京府北豊島郡滝野川町(現:東京都北区)に誕生
1921年 2歳 弟・ 千尋(ちひろ)が誕生
1924年 5歳 父・清(きよし)が32歳の若さで転勤先の中国で死去。家族は高知に移住。
1926年 7歳 母・ 登喜(とき)が再婚。弟と共に伯父(父の兄)・寛に引き取られる。
1937年 18歳 東京高等工芸学校図案科(現在の千葉大学工学部デザイン学科)に入学
1940年 21歳 東京田辺製薬(現:田辺三菱製薬)宣伝部に就職
1941年 22歳 徴兵されて軍隊へ入隊
戦時中 野戦重砲兵として日中戦争に出征。乙種幹部候補生に合格し、暗号班に配属。暗号解読のかたわら宣撫工作(せんぶこうさく)をした。紙芝居を作って、地元民向けに演じたりもした。
弟・千尋はフィリピン沖で戦死。
1945年 26歳 中国の上海近くで終戦を迎える
1946年 27歳 高知新聞に就職
同僚の小松暢(こまつ のぶ)と出会う
1947年 28歳 高知新聞社を退社。暢と上京。三越に入社し宣伝部でグラフィックデザイナーとして活動。
1948年 29歳 小松暢と結婚
1953年 34歳 三越を退社。まんが家となる
1966年 47歳 詩集『愛する歌』刊行
1967年 48歳 脚本担当のラジオドラマ「やさしいライオン」が放送。
週刊朝日漫画賞(4コマ漫画「ボオ氏」)
1969年 50歳 毎日映画コンクール大藤信郎賞(「やさしいライオン」)
1973年 54歳 雑誌 『詩とメルヘン』を立ち上げ、編集長を務める。
月刊絵本『キンダーおはなしえほん』に「あんぱんまん」を発表
1988年 69歳 アニメ「それいけ!アンパンマン」が日本テレビで放送開始
1990年 71歳 第19回日本漫画家協会賞大賞受賞(「アンパンマン」)
1993年 74歳 妻・暢が永眠
1996年 77歳 出身地の高知県香美市に「アンパンマンミュージアム」が開館。
2000年 81歳 日本漫画家協会理事長に就任。以降、2012年まで務める。
2001年 82歳 第31回日本童謡賞受賞(詩集「希望の歌」)
2007年 88歳 「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」開館。
かまくら春秋社から季刊誌『詩とファンタジー』を立ち上げ、「責任編集」を務めた(※2003年に『詩とメルヘン』が休刊)
2009年 90歳 「それいけ!アンパンマン」が単独のアニメーションシリーズでの最多キャラクター数(1768体)で、ギネス世界記録に認定。
2011年 92歳 東日本大震災が発生。「アンパンマンのマーチ」が復興のテーマソング的扱いをされたり、「子供たちがアンパンマンを見て笑顔を取り戻した」といった話を聞いたことで、引退を撤回。奇跡の一本松をテーマにしたCDを自主制作する。
2013年 94歳 10月13日:永眠

タイトルは夫婦を結びつけたもの

本作のタイトルは「あんぱん」。もちろん、アニメ『アンパンマン』にかけているのでしょうが、もう一つ理由が浮かびます。

事前あらすじに、朝田のぶと柳井嵩の2人を結びつけたものは、一個のあんぱん…とあります。きっと夫婦を結びつけた思い出の食べ物だから、タイトルになったのでしょう。本作のキーアイテムですね。

最終回ネタバレ予想(1):アニメ開始まで描く?

本作は、遅咲きの漫画家・やなせたかしとその妻の生涯が題材。

やなせさんは1919年〈大正8年〉2月6日生まれ。

「アンパンマン」は1988年(昭和63年)10月3日に日本テレビで放送開始

やなせさんが69才のころにテレビアニメになったのですね。

ドラマでは「70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景」とありますが、正確には69才です。

アンパンマンのマーチは『それいけ!アンパンマン』のオープニングテーマ曲として放送開始以来ずっと使用され続けています。

ということで、最終週では、やなせさんが70歳頃の1988年のアニメ開始、「アンパンマンのマーチ」を作詞する頃までは描くと予想します。

最終回ネタバレ予想(2):東日本大震災での「アンパンマンのマーチ」の反響を描く?

2011年3月11日に発生した東日本大震災。地震発生後に東京FMで「アンパンマンのマーチ」が繰り返し流され、Twitterで反響がありました。

やなせたかしさんは、イラストとともに被災者へのメッセージを送りました。↓

 「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび」で始まるこの歌は、自分を力づけるために作りました。この歌で元気づけられている人がいるのなら、うれしいことです。

 「なんのために 生まれて なにをして 生きるのか」という歌詞があります。今、そのことが分からない人がとても多く、年間3万人もの自殺者がいるのです。

 でも、生きていることが大切なんです。今日まで生きてこられたなら、少しくらいつらくても明日もまた生きられる。そうやっているうちに次が開けてくるのです。今回の震災も永遠に続くことはありません。

 イラストのアンパンマンは、いつものニコニコ顔ではありません。げんこつを握りしめ、戦う姿勢です。地震と戦うことはできないけれど、自分自身の中にある弱い心をやっつけてしまいなさい-というアンパンマンからのメッセージです。

サンスポより

紆余曲折あった漫画家やなせたかしさんが被災者を勇気づける!そんな最終回もあるかも、と予想しておきます。

しかし震災を扱う場合は朝ドラ「おむすび」のように事前告知をするかもしれません。発表がないと、2011年までは描かないかなと思います。