朝ドラ【エール】最終回ネタバレと全話あらすじ!人気キャストでまさかのコンサート!?
朝ドラ【エール】最終回ネタバレと全話あらすじ!人気キャストでまさかのコンサート!?
窪田正孝主演のNHK朝ドラ『エール』が2020年3月から同年11月まで放送。作曲家・古山裕一(窪田正孝)と歌手・音(二階堂ふみ)夫婦の物語を描きます。
モデルは東京オリンピック(1964)開会式の「オリンピック・マーチ」も手掛けた作曲者。2020年の五輪は延期となったものの、朝ドラから全国へ「エール」を送ります!
今回は 朝ドラ【エール】のネタバレあらすじ一覧について。
※動画はU-NEXTで配信あり。(2021年7月現在)
【エール】最終週のネタバレあらすじ
最終週(第24週)タイトル『エール』
ついにエールも最終回を迎える週へ!最終週はやはり「オリンピック・マーチ」の作曲がメインに!
最終週のあらすじ
裕一(窪田正孝)は歌手が経済的に不安定なことから、アキラ(宮沢氷魚)と華(古川琴音)の結婚に反対。しかし彼の歌を聞いて、そして三郎(唐沢寿明)や光子(菊池桃子)に自身も結婚を許されたことを思い出し、華たちのことも認める。
そして裕一が50歳の頃。東京オリンピック(1964)開会式の曲を依頼された。作曲に苦労する裕一。音は木枯(野田洋次郎)に連絡をして…。
オリンピック後、小山田(志村けん)が亡くなった。裕一は小山田から手紙を受け取る。その後、裕一は精力的に作曲活動に取り組む。そして10数年が経ち、盟友の池田(北村有起哉)が亡くなり、裕一も情熱を失っていく。
豊橋の保養所にて。裕一と音は穏やかな日々を過ごす。音は乳がんを患っていた。ある日、裕一と音は出会ったころのように砂浜を歩き、メロディが奏でられる…。
最終週へのコメント
主演の窪田正孝さんが「妻・音役を演じてくれた二階堂ふみさんと2人の夫婦道の集大成となります。朝ドラ史上例をみない形での終わり方になると思います。ぜひ、ご期待ください」とバトンタッチセレモニーでコメント。
小山田先生(志村けん)が再登場!?
窪田正孝さんは「ちょっとだけあります。僕ウソつけないんでこれだけで…」とあさイチ(2020.11.20)で内容は言えないが証言していました。
週刊文春にて、志村けんさんの再登場についてスタッフがコメント
チーフ演出・吉田照幸監督が志村の再登場を明かす。
https://bunshun.jp/articles/-/41645
「最終週に出てきます。最後のシーンは、涙でモニターが見えませんでした。実はサプライズがあるので楽しみにして下さい! 『最後まで面白いものを作るんだ』。これが志村さんの哲学ですから」
制作統括・土屋勝裕チーフプロデューサーも続ける。
「僕も編集室で見て驚きました。志村さんは我々に最後まで“お土産”を残していってくれました」
116話のあらすじ
アキラ(宮沢氷魚)が華(古川琴音)と結婚の許しを得ようと古山家にやってくる。憮然とする裕一(窪田正孝)と心配する音(二階堂ふみ)。裕一は、アキラのロカビリー歌手という不安定な職業を不安視。音は裕一も結婚当時に収入がなかったことを告げた。が、アキラのこれまでの派手な女性遍歴を聞いたことで音も結婚に反対する。
「過去の弁解はしません。歌わせてください」アキラは華を思って作ったという曲を熱唱。すると裕一と音は、アキラの娘への真剣な愛を感じるとともに、自分たちの結婚のときのことを思い出し…。
117話のあらすじ
ついに華(古川琴音)とアキラ(宮沢氷魚)の結婚を許した裕一(窪田正孝)。二人の結婚式は仲間たちが勢ぞろいし、にぎやかに行われる。音(二階堂ふみ)が見守る中、新婦の父としてあいさつに立った裕一は…。
それから数年後、1964年に東京でオリンピックを開催されることが決定し、開会式のオープニング曲の作曲を誰に依頼するかが検討され、裕一の名前も候補に挙がるが…。
118話のあらすじ
東京オリンピックの開会式を飾るオープニング曲を依頼された裕一(窪田正孝)。開幕が迫る中、音(二階堂ふみ)はなかなか曲を書こうとしない裕一に気をもむ。ある日、音から相談を受けた木枯(野田洋次郎)が古山家にやってくる。その場にいた鉄男(中村蒼)だけでなく、久志(山崎育三郎)、藤丸(井上希美)も集まり、みんなで歌い騒いで盛り上がる。そして、ついに裕一は曲を書き始める。
119話のあらすじ
東京オリンピックが終わり、裕一(窪田正孝)の元に、小山田耕三(志村けん)が亡くなる直前に裕一に宛てて書いたという手紙が、届けられる。その手紙に書かれていた小山田の最後のメッセージには裕一の才能を恐れ、青レーベル・赤レーベルの件で、その才能が世に出てしまうのを阻もうとしたことの謝罪が記されていて…。
それから時が流れ、裕一は病に伏す音(二階堂ふみ)の療養ため、東京を離れて静かな生活を送っていた。ある日、作曲家を目指しているという広松寛治(松本大輝)という青年が裕一を訪ねてくる。
〈窪田正孝さん・二階堂ふみさんからコメント〉
第119話の本編終了には、窪田正孝さん・二階堂ふみさんから、視聴者へのコメントもありました。
窪田正孝:「最後までご覧いただき本当にありがとうございました。世界中を未曾有の不幸が襲う中で『エール』という名でドラマをやる意義を、裕一を演じながら感じさせてもらいました。少しでも見てくださる皆さんの力にこのドラマがなれたのならば、スタッフ・キャスト一同、本当にうれしく思います。早く日常が戻ることを願って…」
窪田正孝・二階堂ふみが声を合わせて「頑張りましょー!」
最終回のあらすじ
NHKホールから、人気キャラクター総出演で古関裕而さんの名曲の数々を送る!?
最終回は特別編。歌手やミュージカル俳優も多いエールなので楽しみですね。
【最終回の出演者】
窪田正孝,二階堂ふみ,薬師丸ひろ子,中村蒼,山崎育三郎,松井玲奈,佐久本宝,古川雄大,森山直太朗,堀内敬子,吉原光夫,井上希美,小南満佑子,石田星空,山口太幹,近江大牙,三浦透馬,清水香帆ほか
最終回の曲目
最終回は、裕一が作曲してきた曲を人気キャストが総出演で熱唱!NHKホールからコンサートをお届け!
曲目は…
- 「とんがり帽子」(古川雄大、井上希美、小南満佑子、子役たち)
- 「モスラの歌」(井上希美、小南満佑子)
- 「福島行進曲」(古川雄大)
- 「船頭可愛や」(山崎育三郎、ギター:中村蒼)
- 「フランチェスカの鐘」(堀内敬子)
- 「イヨマンテの夜」(吉原光夫)
- 「高原列車は行く」(薬師丸ひろ子)
- 「栄冠は君に輝く」(森山直太朗、山崎育三郎)
- 「長崎の鐘」(全員、指揮:窪田正孝)
最終回の出演者コメントと場面写真
司会・指揮者:古山裕一(演:窪田正孝)
窪田正孝さんのコメント「一足早い紅白歌合戦のようでした。まさか、NHKホールでコンサートができるとは思ってもみなかったので、朝ドラでまた新しい挑戦ができたんじゃないかと思います。司会と指揮をさせていただきましたが、紅白の司会はこんな感じなのかと、疑似体験させてもらいました(笑い)そして、『エール』は、古関裕而さんがいなければ生まれなかったこともあらためて感じましたし、皆さんのパフォーマンスを特等席で聞かせてもらって、夢のような時間でした!」
MANTAN
「とんがり帽子」歌:御手洗(演:古川雄大)、藤丸(演:井上希美)、千鶴子(演:小南満佑子)、子役たち
子役として登場するのは…
福島三羽ガラス:裕一(演:石田星空)・鉄男(込江大牙)・久志(演:山口太幹)
関内家:音(演:清水香帆)・吟(演:本間叶愛)・梅(演:新津ちせ)
そのほか:とみ(演:白鳥玉季)※・古山華(演:田中乃愛)・弘哉(演:外川燎)・関内ケン(演:浅川大治)・村野典男(演:三浦透馬)・シズ子(演:笹川椛音)・佐智子(演:森美理愛)
【※補足】とみは、第2話で主人公の裕一に文句がある女生徒役で登場し、どちらが金持ちかでけんか。裕一を突き飛ばして勝利を収めた女の子。のちに、銀行員時代の裕一がダンスホールで出会った踊り子の志津(演:堀田真由)として再登場しました。
#エール 子役の「とんがり帽子」
— ひぞっこ (@musicapiccolino) November 26, 2020
1枚目 乃木大将 込江大牙 / 裕一 石田星空 / 音 清水香帆 / 久志 山口太幹
2枚目 華 田中乃愛 / ケン 浅川大治 / とみ 白鳥玉季 / 弘哉 外川燎
3枚目 吟 本間叶愛 / 梅 新津ちせ / シズ子 笹川椛音 / 典男 三浦透馬 / 佐智子 森美理愛
※シズ子と佐智子は音楽教室生徒 pic.twitter.com/mhQHibqxvk
「モスラの歌」歌:藤丸(演:井上希美)、夏目千鶴子(演:小南満佑子)
井上希美さんのコメント「古関裕而さんの多彩な感覚に、改めて尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。どの曲も豊かな曲想で、『この曲も古関さんなんだ!』といううれしい発見もあり、とても楽しみながら歌わせていただきました。『エール』最終話は、まるっと15分間、古関さんの音楽の世界です。参加させていただけて心から光栄でした。どうか皆様に、楽しんでいただけますように!」
MANTAN
小南満佑子さんのコメント「記念すべき最終回、そして今回はコンサートという特別な回に出演させていただき、ありがたく思いますと共に、古関裕而さんの素晴らしい楽曲をついに私も歌わせていただくことができ、大変光栄に感じておりま。この作品と出逢い、私自身もたくさんのエールをいただきました。8カ月間、朝ドラ『エール』そして、千鶴子を応援し愛してくださった視聴者の皆様への感謝の気持ちを込めて、最高にすてきな最終回となりますように! 皆様せひご期待ください!」
「福島行進曲」歌:御手洗清太郎(演:古川雄大)
古川雄大さんのコメント:「エール」最終回、コンサートに出演させていただきます!豪華なキャストの中、御手洗も出演させていただけることに感謝しています。数々の名曲を出演者が歌いつないでいくあのコンサートは貴重な時間でしたし、ご覧になる方にも曲のパワー、メッセージが心まで届くと思います。「エール」という素晴らしい作品の最終回をとても華やかに締めくくるコンサートをご期待ください。
「船頭可愛いや」歌:佐藤久志(演:山崎育三郎) ギター:村野鉄男(演:中村蒼)
中村蒼さんのコメント:「これまでドラマの収録で長い間近くにいすぎたせいで、意識しなくなっていましたが、コンサートを通して、改めてすごいメンバーと共演していたんだと感じました。圧倒されました」とコメント。「これまでも、古関裕而さんが作られた名曲で元気づけられた人がたくさんいると思います。このコンサートを通して、歌の力をさらに感じていただける、『エール』の集大成になっていると思います!」
山崎育三郎さんのコメント「裕一の夢の世界のようなファンタジーに満ちあふれた豪華な回になったと思います。僕も鉄男のギター演奏を指名させてもらったり、藤堂先生(森山直太朗さん)と共演させてもらったり、さながら『エール』の打ち上げみたいな感覚になりました」
MANTAN
「ミュージカルで活躍しているメンバーの魅力や古関裕而さんの楽曲の素晴らしさも伝えるコンサートになっていますので、ぜひお楽しみに!」
「イヨマンテの夜」歌:岩城新平(演:吉原光夫)
吉原さんのコメント「最終回に参加できること、そして、現世では歌うことはかなわなかった、古関裕而さん(裕一くん?)の曲を歌わせていただくこと、身に余る光栄です。ぜひともご視聴を~、お見逃しなく!!」
MANTAN
「フランチェスカの鐘」歌:藤堂昌子(演:堀内敬子)
堀内さんのコメント「『エール』最終回コンサートに出演させていただけることになり、とても光栄です。昌子としての撮影は終わったあと、『また撮影があるかもしれません』とマネジャーから話がありました。それもどうやら私が歌うらしいということを聞き『歌?? 昌子が?? えーーーーどうしましょう。歌わせていただいていいのでしょうか?』という気持ちになりました」
MANTAN
「高原列車は行く」歌:関内光子(演:薬師丸ひろ子)
薬師丸ひろ子さんのコメント「まさか、最終回がコンサートになり、古関裕而さんの歌を歌わせていただけるなんて。そして『岩城さん、歌がうまいのよ』と光子の台詞でもありましたが、ドラマでは歌うシーンのなかった岩城さん(吉原)の魂のこもった歌に感動しました。とても幸せな時間でした。」
スポニチ
「栄冠は君に輝く」歌:藤堂清晴(演:森山直太朗)、久志(演:山崎育三郎)
森山直太朗さんのコメント :最終回の「エール」コンサート。古関裕而さんの作った曲を題材にした最後にふさわしい打ち上げ花火のような回になりそうです。また、ただ単にお祭りをするだけでなく、コロナの影響により中断などがある中で、逆に視聴者の方からのエールを頂いたその分、音楽で恩返しできたらというスタッフ、出演者の意気込みや緊張感も並々ならぬもので、本物の音楽番組さながらか、それ以上の出来栄えになりました。最後にふさわしいフィナーレになることを心から願っています。みんなで楽しみましょう。
スポニチ
「長崎の鐘」歌:古山音(演:二階堂ふみ)ほか、オールキャスト
二階堂ふみさんのコメント:エールらしい、エネルギッシュな最終回を迎えられました。視聴者の皆さまと作り上げた “エール“。最後までお楽しみください!
福島民友
【エール】第23週のネタバレあらすじ
第23週タイトル『恋のメロディ』
裕一(窪田正孝)は池田(北村有起哉)とともに、ラジオドラマ「君の名は」の制作に取り組む。ハプニング続出の中、大ヒット作品が誕生する。一方、娘の華(古川琴音)は看護の仕事に多忙を極める毎日で、母の音(二階堂ふみ)は心配していた。恋愛や結婚には興味を示さない華だったが、あるとき、勤務先の病院にけがで入院してきたロカビリー歌手アキラ(宮沢氷魚)と出会い、恋に落ちる。しかし、裕一は娘の相手を認められず!?
・111話のあらすじ
昭和27年4月。伝説的ラジオドラマとして語り継がれることになる池田(北村有起哉)の作品「君の名は」の放送がはじまる。何度もすれ違う真知子と春樹に、日本中が熱狂することになるこの作品。当初、池田の想定は全くそうではなく、三家族を並行して描く画期的な社会派ドラマをめざしていたのだった。状況に対応してギリギリに仕上がる池田の台本に裕一(窪田正孝)が曲をつけたこのドラマは大人気となる。
・112話のあらすじ
華(古川琴音)が東京の病院で働き始めて3年。看護の仕事にやりがいを感じて、仕事に頑張る華だったが、音(二階堂ふみ)はそろそろ結婚のことも考えた方がいいのではと、24歳になった娘の事を心配する。一方、40代の裕一(窪田正孝)は、元の机でラジオドラマの音楽をつくり、別の机では歌謡曲を書き、もう1つの机で映画の主題歌や劇伴を書き…といった具合の人生で最も多忙な時期を送っていた。
・113話のあらすじ
数々のラジオドラマをヒットさせた池田(北村有起哉)はその腕を見込まれて、大きなエンターテイメント会社にヘッドハンティングされる。池田から一緒にやろうと誘われて、裕一(窪田正孝)は池田の次の作品、喜劇の大物総出演のミュージカルの曲を手掛けることになる。一方、華(古川琴音)は、将来を心配して音(二階堂ふみ)が持ってくるお見合いの話を断っていたが、ある日職場の先輩が結婚すると知って…
・114話のあらすじ
職場の先輩が結婚するという話を聞いてから、自分を変えたいと思い、恋人探しをはじめた華(古川琴音)だったが、出会う男性はピンとこない人ばかり。アメリカの大学で医療の勉強をしてきた外科医に、リハビリテーションの話を聞いた華は、自分の仕事にしたいと思い、院長にリハビリに挑戦させてほしいと願い出る。そして、ロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚)のリハビリを引き受けることになるのだが…。
・115話のあらすじ
御手洗ティーチャー(古川雄大)がタロット占いで、運命の人にもう出会っていると予言をしていた通り、アキラ(宮沢氷魚)のリハビリを手伝ったことをきっかけに、華(古川琴音)とアキラは急接近。普通の人でも厳しい目で見そうなのに、同業者の上にロカビリー歌手のアキラを裕一(窪田正孝)が認めるかどうか、音(二階堂ふみ)は気をもむ。そんな折、裕一が病気で倒れて華の病院に入院することになる。
【エール】第22週のネタバレあらすじ
第22週タイトル『ふるさとに響く歌』
裕一(窪田正孝)は、鉄男(中村蒼)とつくった母校の福島信夫小学校の校歌のお披露目会へ出席。今週は鉄男と、浩二(佐久本宝)のドラマの週で、福島が久しぶりに舞台に!ふるさとにどんな歌声が響くのか…。
・106話のあらすじ
昭和26年。日本は復興期を迎え、人々の生活も豊かさを取り戻しつつあった。華(古川琴音)は19歳となり、人の役に立つ仕事をしたいと看護婦になるという夢に向かって、看護学校で勉強の日々を送っていた。鉄男(中村蒼)は木枯とつくった「湯の町エレジー」のヒット後、少し行き詰まっていた。そんな鉄男の様子を察した裕一(窪田正孝)は、鉄男に母校の小学校の校歌の作詞を書いて欲しいと依頼する。
【エール】106話のネタバレと感想!あかねの意外な発言、鉄男に新たな恋の予感!
・107話のあらすじ
裕一(窪田正孝)は、鉄男(中村蒼)とつくった母校の福島信夫小学校の校歌のお披露目会に出席するため、鉄男と一緒に福島に向かう。
福島の実家で、久しぶりにまさ(菊池桃子)とリンゴ栽培を福島に広める仕事に取り組む浩二(佐久本宝)と顔を合わせた裕一は、お互いの近況を報告し合う。
楽しそうな一家のやりとりを笑顔で見ていた鉄男は、その夜小さい頃に夜逃げした後の話を裕一に語りはじめる。
鉄男は夜逃げ後、山奥の掘立小屋で暮らしていたが、弟が突然家出。母に言われて鉄男も家出し、藤堂先生に紹介された新聞店で働き始めた。母の言葉に従ったこととはいえ、鉄男は家族を捨てたことを悔やんでいて…。
・108話のあらすじ
母校・福島信夫小学校の校歌のお披露目会の後、鉄男(中村蒼)は校長先生から頼まれて後輩に向けて講演をする。その話を息子から聞いた三上典男(泉澤祐希)が、兄の鉄男を訪ねて喜多一にやって来る。裕一(窪田正孝)と一緒に、藤堂先生のお墓に校歌を作った報告をして戻ってきた鉄男。弟の典男と再会を果たす。
息子が持ち帰った校歌の譜面を見て、自分の兄が作詞家になったのに気づいた典夫だったが、会いに行こうか行くまいか迷った。そんな典男の背中を、「もう一生会えないかもしれないよ」と息子が押したという。
理髪店を営む鉄男の弟・典夫は、 幼かったころ、自分を守るために殴られる兄を見て、自分に我慢できなくなり家出し、その後、理髪店の夫婦に助けられて現在に至るという。
【エール】108話のネタバレと感想!鉄男と典男の兄弟愛に号泣!
・109話のあらすじ
裕一(窪田正孝)は浩二(佐久本宝)に頼まれて、「高原列車は行く」の作曲のために、しばらく福島に滞在することにする。そんな中、音が福島にやってきたが、華は看護学校での日々が忙しいため留守番だ。
ある日、浩二は畠山リンゴ園の会合で、畠山夫婦(マキタスポーツ、柿丸美智恵)の娘のまき子(志田未来)が親戚の会社で経理の仕事をするために、東京に出ることを知り、複雑な心境になる。まき子は恋人が戦死したため、彼を忘れるためにと、両親の勧めで上京するという。
浩二は、これまでいつも断っていたまさ(菊池桃子)が持ってくるお見合いの話しを、「行ってもいいよ」と言い出す…。
【エール】109話のネタバレと感想!浩二(佐久本宝)がまき子(志田未来)に恋!
・110話のあらすじ
東京への出発が早まったことを父(マキタスポーツ)から知らされて戸惑うまき子(志田未来)。浩二(佐久本宝)は「自分の幸せだけ考えて」とアドバイスし、引き止めずに、まき子の背中を押した。
しかし、その後まき子は浩二に対し、そっけない態度をとるようになる。
裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は浩二の本心を聞き出そうと、一緒にお酒を飲むが、浩二は気持ちをなかなか吐き出すことができない。音は、自分の気持ちとしっかり向き合ってほしいと浩二に言って、まき子が本当は上京したくないはずとも助言。
浩二は音に背中を押されて、「東京、行くな」と引き止め、まき子に想いを告白。数ヶ月後、浩二はまき子と結婚し、畠山家に婿入りした。裕一の「高原列車は行く」もヒットする。
【エール】第21週のネタバレあらすじ
第21週タイトル『夢のつづきに』
音は子育てで一度はあきらめた歌手になる夢をかなえるため、オペラのオーディションに挑戦。夏目千鶴子(小南満佑子)も再登場!思春期の華は反抗期。そして、裕一は音と華のためにあることを思いついて…。
・101話のあらすじ
裕一から「受けてみたら?」と背中を押されて受けることにした「ラ・ボエーム」のオーディションに向けて、音(二階堂ふみ)はベルトーマス(広岡由里子)とのレッスンや自宅での自主トレーニングで一生懸命練習を重ねる。そのかいもあって、音は一次審査を無事通過する。バンブーでのお祝いの会に、みんなに話があると藤丸(井上希美)と一緒にやってきた久志(山崎育三郎)たちの話に一同はびっくりする。
・102話のあらすじ
華(古川琴音)はオーディションに向けて、音楽レッスンで忙しい音(二階堂ふみ)のために、家事を手伝おうとするが、母の仕事と自分がやりたい事は両立できると証明したいと考えている音は、「すべて自分でするから、華は自分のやりたいことをしなさい」と相手にしない。これといってやりたい事がない華は、甲子園に出る目標に向かって頑張っている渉(伊藤あさひ)と話していて、複雑な気持ちを抱く。
・103話のあらすじ
音(二階堂ふみ)が自分の気持ちを全然わかってくれないと、家を飛び出して吟(松井玲奈)の家に向かった華(古川琴音)。翌日、迎えに来た裕一(窪田正孝)と帰る途中に、孤児院「マリア園」を訪れる。華と子供達が一緒に遊んでいる様子を見ている裕一に、シスターの佐代(黒川智花)は子供たちがようやく娯楽を楽しめるようになって、「鐘のなる丘」をいつも楽しみにしている話をする。
【エール】103話のネタバレと感想! 橋本じゅんと黒川智花登場に「MIU404」か!?
・104話のあらすじ
「ラ・ボエーム」の稽古で、皆と明らかな実力の差を感じた音(二階堂ふみ)は、稽古後もベルトーマス(広岡由里子)とのレッスンや自宅で自主練習をして必死に頑張るが、どうしてもうまくいかない。毎日疲れ果てて、笑うことも少なくなっている音を見て、華(古川琴音)は「あれがお母さんのやりたいことなのかな…」と疑問に感じる。ある日、音は稽古を見に来ていた千鶴子(小南満佑子)に相談する。
【エール】104話のネタバレと感想! ブレない千鶴子が音に引導を渡す!
・105話のあらすじ
目標を見失った音(二階堂ふみ)のために、裕一(窪田正孝)は鉄男(中村蒼)に詞を書いてもらい、音への思いを音符にのせて歌をつくる。そしてある日、裕一は音を連れて教会にやってくる。裕一は音に、教会でクリスマスのときに開催することになった慈善音楽会で、音のためのつくった歌を歌ってほしいとお願いをする。子供達に歌を教えて、音楽の楽しさを思い出す音。そして、いよいよ、音楽会当日に…
【エール】105話のネタバレと感想! 最終回じゃないの?大吉の朝ドラ受けに共感の声!
【エール】第20週のネタバレあらすじ
第20週タイトル『栄冠は君に輝く』
裕一は「長崎の鐘」で完全復活、苦しむ久志に全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」を歌わせたいと思うが…。智彦は貿易会社に就職、音はオーディションを受けるなど、それぞれの人生が動き出します!
・96話のあらすじ
「長崎の鐘」を書き上げた裕一(窪田正孝)の元には、仕事が殺到。楽譜をおいた机を3つ並べて行き来して作曲するなど、意欲的に作曲に取り組む日々を送っていた。一方、同期の松川(木原勝利)に声をかけてもらった智彦(奥野瑛太)は、ラーメン屋の仕事を辞めて、貿易会社に就職するのだが…。音(二階堂ふみ)はベルトーマス(広岡由里子)から、ラ・ボエームのオーディションを受けてみないかと勧められる。
【エール】96話のネタバレと視聴率!智彦と吟の夫婦愛に感動!
・97話のあらすじ
藤丸(井上希美)に連れられて訪れた闇市近くの家で、裕一(窪田正孝)と鉄男(中村蒼)は久しぶりに久志(山崎育三郎)と再会するが、その変貌ぶりに絶句する。藤丸からこれまでの経緯を聞いた裕一たちは、話をしようと久志のもとを何度も訪れるが…。一方、戦争中ビルマの慰問活動で一緒だった記者の大倉(片桐仁)から依頼された全国高等学校野球選手権大会の曲づくりのために、裕一は大阪に向かう。
【エール】97話のネタバレと感想!津田健次郎出演にファン歓喜!役名はもしかして!?
・98話のあらすじ
完成した全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」を、もう一度前を向くきっかけになるように、久志(山崎育三郎)に歌ってもらいたいと、裕一(窪田正孝)は、さっそく久志の家を訪れるが、久志は「もう昔とは違う」と一方的に裕一を突き放す。鉄男(中村蒼)も久志を訪ねるが、話を聞こうとしない。そんなある日の朝、藤丸(井上希美)が久志の姿が見えなくなったと古山家に探しに来るのだが…。
【エール】98話のネタバレと感想!久志がやさぐれた理由が悲しい!
・99話のあらすじ
姿を消した久志(山崎育三郎)を探して、福島に向かった裕一(窪田正孝)は、福島の久志の実家で久志を見つける。素直な自分の気持ちを裕一に話す久志。久志もまた、戦争中のことを周りの人に陰口をたたかれてどう生きていいのかわからず、苦悩していたのだ。裕一は久志に戦時歌謡を歌わせた責任は自分にあると感じる。そして、裕一から久志の話を聞いた池田(北村有起哉)は、闇市に久志の様子を見に行く。
【エール】99話のネタバレと感想!GReeeeNの投稿写真と華丸の“推し”が話題に!
・100話のあらすじ
久志(山崎育三郎)が歌った「夜更けの街」に裕一(窪田正孝)は心揺さぶられて、完成した「栄冠は君に輝く」はやはり久志に歌ってほしいと強く願う。大会本部の大倉(片桐仁)は、愛国歌謡の印象が強い久志の起用に難色を示すが、裕一は「他のどの歌手よりも彼が向いている」と頭を下げて必死にお願いする。断るつもりで古山家を訪れた久志だったが、音(二階堂ふみ)からその話を聞いて心を動かされる。
【エール】100話のネタバレと感想!山崎育三郎の「栄冠は君に輝く」フルコーラス熱唱に感動
【エール】第19週のネタバレあらすじ
第19週タイトル『鐘よ響け』
・91話のあらすじ
終戦から3か月。裕一(窪田正孝)は、いまだ曲を作ることができずにいた。音(二階堂ふみ)はそんな裕一のことを心配しつつ、入院している岩城(吉原光夫)の様子を見に豊橋にやって来る。ある日、劇作家の池田(北村有起哉)が、自分が書いたラジオドラマの音楽を裕一に担当してもらえないかとお願いしに古山家を訪れる。華(根本真陽)はいい話だと裕一に受けるよう促すが、裕一の心は動かない。
【エール】91話のネタバレと感想!岩城が死んだのは梅と五郎のせい!?
・92話のあらすじ
吟(松井玲奈)の夫・智彦(奥野瑛太)は復員して就職先を探す日々だったが、元軍人という経歴が邪魔をしてなかなかうまくいかない。一方、裕一(窪田正孝)の心も相変わらず止まったままだった。音(二階堂ふみ)は裕一に音楽の楽しさを思い出してもらうために、自分でも何か始めようと、バンブーで紹介された歌の先生のレッスンを受けることにする。レッスン中、現れた先生の友人は、懐かしいあの人だった!
【エール】92話のネタバレと感想!ミュージックティーチャーと主題歌復活に歓喜の声!
・93話のあらすじ
劇作家の池田(北村有起哉)が裕一(窪田正孝)に、ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の音楽を依頼しにやって来る。裕一は、戦争中に自分がした事に責任があるといって断ろうとするが、戦争の悲劇から復活を真っ向から描くこのドラマの音楽は、裕一にしか書けないと池田は説得する。苦しんでいる子供たちを励まして欲しいと言って池田が置いて帰った主題歌の歌詞を見て、その力強さに裕一は心動かされる…。
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・94話のあらすじ
ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の音楽を無事書き上げた裕一(窪田正孝)に、池田(北村有起哉)は映画「長崎の鐘」の主題歌を作らないかと声をかける。原爆の現実を克明に描いたこの作品と向き合うことで以前のような恐怖がぶり返さないか、音(二階堂ふみ)は裕一の事を心配するが、裕一は前に一歩進むために自ら進んでこの依頼を受ける。裕一は原作者の永田医師(吉岡秀隆)に会うために、長崎に向かう。
【エール】94話のネタバレと感想!吉岡秀隆が「長崎の鐘」の永田医師役で重厚な演技!
・95話のあらすじ
映画「長崎の鐘」の主題歌制作のために、長崎を訪れている裕一(窪田正孝)は、原爆投下直後に永田医師(吉岡秀隆)が患者を治療した現場を見たり、永田の妹・ユリカ(中村ゆり)から当時の話を聞いたりして、永田が書いた「どん底に大地あり」の真意に近づこうと思いを巡らす。そして裕一はある答えを見つけて一気に曲を書きあげるのだった。そして、「長崎の鐘」を山藤太郎(柿澤勇人)に歌ってほしいと訪ねる。
【エール】95話で「長崎の鐘」完成!智彦の再就職が怪しいと華丸も心配!
【エール】第18週のネタバレあらすじ
第18週タイトル『戦場の歌』
・86話のあらすじ
音楽慰問のために裕一(窪田正孝)が向かった先は、インド北東部のインパールを攻略する作戦が始まっていたビルマだった。裕一は戦況を聞くために毎日司令部を訪れるが、作戦が予定通りに進んでいないようで、前線に向かう命令がなかなか下りない。一方、音(二階堂ふみ)は、まさ(菊池桃子)の病状が悪化したという浩二(佐久本宝)からの知らせもあり、華(根本真陽)を連れて福島に疎開することにする。
【エール】86話のネタバレと感想!インパール作戦で日本は負ける!?
・87話のあらすじ
前線から戻った中井(小松和重)の話で、裕一(窪田正孝)は戦況が絶望的な事を知る。記者の大倉(片桐仁)から、藤堂先生(森山直太朗)がビルマにいる部隊の隊長として配属されていることを聞いた裕一(窪田正孝)は、危険な状況の中行くべきかしばらく悩んだ末、慰問を申し出る。一方、音(二階堂ふみ)は福島でまさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)、華(根本真陽)とおだやかな毎日を過ごしていた
【エール】87話のネタバレと感想!藤堂先生との再会と森山直太朗の歌に感動!
・88話のあらすじ
藤堂先生(森山直太朗)と再会をした裕一(窪田正孝)は、兵士の慰問のために翌日に行うコンサートに向け、楽器ができる兵士たちを集めた急ごしらえの音楽隊のメンバーで練習をはじめる。ラングーン滞在中に裕一がビルマで戦う兵士たちのために書いた曲、「ビルマ派遣軍の歌」を高らかに歌う藤堂先生。音楽を通して皆の気持ちが通じ合い、心を割って話をした翌日…。部隊を思わぬ悲劇が襲う。
【エール】88話のネタバレと感想! 藤堂先生の死と窪田正孝の演技に号泣!
・89話のあらすじ
慰問から日本に帰国した裕一(窪田正孝)は、その足で藤堂先生(森山直太朗)から託された手紙を昌子(堀内敬子)に渡すために、藤堂家に向かう。心の整理がつかない裕一はしばらく一人でいたいと、音(二階堂ふみ)と華(根本真陽)たちを福島に残して東京に戻る。戦況が悪化すればするほど、国民の士気を高めるために裕一への曲づくりの依頼は増え続け、裕一は心を殺して曲をつくり続けていた…。
【エール】89話のネタバレと感想!藤堂先生の手紙と堀内敬子の涙にもらい泣き!
・90話のあらすじ
長かった戦争がようやく終わる。豊橋では、梅(森七菜)を助けようとして戦火に巻き込まれた岩城(吉原光夫)が、入院生活を続けていた。裕一(窪田正孝)は戦争中、自分の作った音楽が人々を戦うことに駆り立て、その結果若い人の命を奪ってきたことを自分のせいだと悔やんで曲を書くことができなくなってしまう。一方、劇作家の池田(北村有起哉)は戦争孤児のドラマの企画をNHKに持ち込む。
【エール】90話のネタバレと感想!薬師丸ひろ子の賛美歌、弘哉の死が悲しい!
【エール】第17週のネタバレあらすじ
第17週タイトル『歌の力』
・81話のあらすじ
昭和18年。世の中が戦争の雰囲気にのまれて、すべての人が同じ思いで戦争に立ち向かうことを強制される空気のなか、裕一(窪田正孝)のもとに召集令状が届く。これまで戦争のための曲をたくさんつくってきた裕一だったが、自分が兵隊になって戦地に向かうことは想像した事がなかったので、裕一は複雑な気持ちになる。そんなある日、裕一をたずねて、東都映画の三隅(正名僕蔵)という男が古山家を訪れる。
【エール】81話のあらすじネタバレ・感想!7年越しの五郎の合格に華丸が「あんだけ!?」
・82話のあらすじ
裕一(窪田正孝)は、東都映画の三隅(正名僕蔵)から依頼された海軍航空隊の予科練習生を主題とした映画の曲づくりに取り組む。曲作りで国に多大な貢献をしているということを理由に召集を解除になった裕一だったが、一度は覚悟を決めていただけに、喜ぶ音(二階堂ふみ)とは対照的に内心複雑だった。一方、豊橋では集会での礼拝を禁止された光子(薬師丸ひろ子)たち信徒が集まって話し合っていた。
【エール】82話のあらすじネタバレと感想!娘のキスを再び目撃する薬師丸ひろ子が面白い
・83話のあらすじ
予科練の映画「決戦の大空へ」の曲作りに取り組む裕一(窪田正孝)は、一度は曲を書きあげるが、予科練の若者の気持ちをもっと熱く深く表現したいと、曲の発表を延期してもらい、予科練たちの日常を体験しに土浦航空隊にやって来る。それでもなかなか曲が書けずに苦労する。一方、裕一不在の古山家に鉄男(中村蒼)がやって来る。鉄男は取材中に聞いた戦争に関する噂話を音(二階堂ふみ)に伝える。
【エール】83話のあらすじネタバレと感想!「若鷲の歌」を歌う予科練生はあの名子役!
・84話のあらすじ
裕一(窪田正孝)が曲作りに取り組んだ映画「決戦の大空へ」が封切られると、映画も主題歌「若鷲の歌」のレコードも大ヒットを記録。そんなある日、ようやく結婚した五郎(岡部大)と梅(森七菜)が豊橋からやって来る。自分の曲が戦う人の力になればいいと思って曲を作っている裕一に、五郎は裕一が思ってもみなかったことを告げる。五郎の言葉に思わず激怒した裕一を心配する音と梅だったが…。
【エール】84話のネタバレと視聴率! 「命を無駄と言うな!」裕一と五郎の対立が苦しい!
・85話のあらすじ
報国音楽協会に呼び出された裕一(窪田正孝)は、戦地の慰問を依頼される。裕一の帰宅を待っていた鉄男(中村蒼)は、前線は思っている以上に危ないので慰問には行くなと忠告する。裕一は皆が命がけで戦っているなら、自分は自分のできることで協力したいと聞く耳を持たない。そして1か月後、裕一に慰問に出発するよう命令が下る。5日後には出発するという話を聞いた音(二階堂ふみ)に、裕一は…。
【エール】85話のネタバレと感想!小山田先生(志村けん)の伝言出演が切ない
【エール】第16週のネタバレあらすじ
第16週タイトル『不協和音』
・76話のあらすじ
太平洋戦争が始まり世の中の戦時色はさらに深まり、裕一(窪田正孝)は戦時歌謡のほかに、戦果を伝えるニュースとともに流す歌、ニュース歌謡の作曲にも関わるようになって忙しい日々を送っていた。戦争が激しさを増すにつれ、日本は次第に苦境に立たされて食料の配給も少なくなり、音(二階堂ふみ)も日々の食事づくりに苦労するようになっていた。そんなある日、久志(山崎育三郎)の元に、召集令状が届く。
【エール】76話のネタバレと視聴率! 久志の痔は実話から?大コケはNGテイクだった!
・77話のあらすじ
戦争が激しくなるにつれて、音(二階堂ふみ)が近所の子供たちを集めて開いている音楽教室は、一人また一人と生徒たちがやめていってしまう。そして、とうとう生徒は弘哉(山時聡真)だけになってしまう。ある日、音は吟(松井玲奈)に連れられて、さぼりがちな婦人会に半ば強制的に参加することになるが、婦人会の班長(峯村リエ)たちの熱心さに圧倒される。そんな音にある手紙が届く。
【エール】77話のネタバレと視聴率! 五郎ちゃん再登場でトレンド入り!
・78話のあらすじ
ある日、裕一をたずねて、豊橋の関内家で馬具づくりの修行をしている五郎(岡部大)が突然現れる。職人頭の岩城(吉原光夫)に一人前と認められたら、梅(森七菜)と結婚することになっている五郎だったが、岩城の試験に落ちてばかりですっかり自信をなくしてしまったのだ。あとを追って来た梅(森七菜)が、すごい剣幕で五郎に迫る。一方、音は、音楽挺身隊に参加すべきかどうか、迷っていたのだが…。
【エール】78話のネタバレと視聴率!三姉妹再会も生き方にギスギスな不協和音!
・79話のあらすじ
音(二階堂ふみ)は豊橋から来ていた梅(森七菜)に、せっかく歌を歌えるチャンスをなぜ生かさないのかと言われて、自分には向いていないと敬遠していた音楽挺身隊に参加することにする。音楽挺身隊は軍需工場や戦時産業に関わる施設への慰問を通じて、戦意高揚に務める役割を担っていた。懐かしい音楽学校の仲間と再会し、緊張しながら慰問に訪れた先で自分たちの歌に喜んでもらえた音は手ごたえを感じる。
【エール】79話のネタバレと視聴率!志村けんさん最後の登場に感謝と別れの涙!
・80話のあらすじ
音楽挺身隊の活動に取り組んでいた音(二階堂ふみ)は、戦争が激しくなっていくにつれ、戦争に協力していくことへの疑問を抱き始める。一方、鉄男(中村蒼)が木枯(野田洋次郎)をつれて、一緒に飲もうと突然やって来る。久しぶりに裕一(窪田正孝)たちは楽しい時を過ごすが、鉄男や木枯は、今の世の中の空気が合わず、創作から離れていると話す。裕一は戦争の今、やれることをやるしかないのではないかと話す。
【エール】80話のあらすじネタバレ感想! 裕一に召集令状の衝撃!
【エール】第15週のネタバレあらすじ
第15週タイトル『先生のうた』
第15週のあらすじ
昭和12年。日中戦争が起こって、日本は次第に戦時体制となりつつあったが、まだ国民の生活に大きな影響はなく、裕一(窪田正孝)たちも以前と変わらない暮らしをしていた。ある日、裕一は新聞の公募で入選した「露営の歌」の歌詞を見かけて、あっという間に曲を書きあげる。久志(山崎育三郎)の歌で売り出されたこの曲は、国民の心をとらえて出征する兵士の見送りに歌われるようになり、大ヒットする。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_15.html
鉄男(中村蒼)の歌詞にOKがでず、難航している「暁に祈る」の主題歌制作。鉄男が降板するなら、自分も降りると言った裕一(窪田正孝)に、もう1回だけチャンスが与えられる。歌詞を書くきっかけをつかもうと、裕一は鉄男を連れて福島に帰る。久しぶりに顔を出した実家に、なぜか久志(山崎育三郎)も来ていた!賑(にぎ)やかになった古山家に藤堂先生(森山直太朗)が、昌子(堀内敬子)と息子を連れてやってくる。
藤堂先生(森山直太朗)から、出征することになった自分の事を思って歌詞を書いてくれないかとお願いされた鉄男(中村蒼)は、気持ちを込めて歌詞を書く。数日後、完成した歌詞を携えて裕一(窪田正孝)と鉄男は陸軍の智彦(奥野瑛太)の元を訪れる。戦いに行く人の心に近づきたいと祈りながら書いた「暁に祈る」は、やがて世に出て大ヒット。ついに福島三羽ガラスが世に出る!
【エール】第14週のネタバレあらすじ
第14週タイトル『弟子がやって来た!』
第14週のあらすじ
ある日、古山家に田ノ上五郎(岡部 大)という青年がやって来る。五郎は作曲家を目指していて裕一(窪田正孝)の弟子になりたいという。裕一は悩んだ末、古山家に居候させることにする。時を同じくして、音(二階堂ふみ)の妹・梅(森 七菜)が文学の新人賞を受賞し、上京。五郎と梅は夢に向かって古山家で修行の日々を過ごすが、お互いのことが気になり…。そこへ久志(山崎育三郎)が梅に一目ぼれし、大騒動が巻き起こる?!
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_14.html
【エール】第13週のネタバレあらすじ
第13週タイトル『スター発掘オーディション!』
第13週のあらすじ
安定した作曲家生活を送るようになった裕一(窪田正孝)は、廿日市(古田新太)からオーディションで発掘する新人歌手のデビュー曲の作曲を依頼される。裕一は、いまだ歌手デビューできていない久志(山崎育三郎)にオーディションへの応募を勧める。一方、かつて音(二階堂ふみ)に歌を教えていた御手洗清太郎(古川雄大)も豊橋から上京。二人は、一つの合格枠をめぐってライバル心を燃やす。そしていよいよオーディション当日!
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_13.html
【エール】第12週のネタバレあらすじ
第12週『アナザーストーリー』
「父、帰る 前編・後編」
第56話 6月15日(月)
第57話 6月16日(火)
「古本屋の恋」
第58話 6月17日(水)
「環のパリの物語 前編・後編」
第59話 6月18日(木)
第60話 6月19日(金)
第12週のあらすじネタバレはコチラ↓
【エール】第11週のネタバレあらすじ
第11週タイトル『家族のうた』
11週のあらすじ
恩師の藤堂先生(森山直太朗)に依頼され、福島の小学校の校歌を作曲することになった裕一(窪田正孝)。完成披露会をきっかけに音(二階堂ふみ)を連れて福島に帰ってくる。故郷を飛び出したきりだった裕一のために、父・三郎(唐沢寿明)、と母・まさ(菊池桃子)は懐かしい仲間を呼んで歓待する。しかし弟の浩二(佐久本宝)だけは裕一に冷たく、いらだっているのだった。そんな中、音は三郎のある異変に気づき・・・。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_11.html
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【エール】第10週のネタバレあらすじ
第10週タイトル『響き合う夢』
第10週のあらすじ
ヒット曲に恵まれない裕一(窪田正孝)は、木枯(野田洋次郎)から売れっ子作詞家の高梨一太郎を紹介される。高梨に見込まれ裕一が作曲した「船頭可愛いや」は藤丸(井上希美)の歌でレコードに。しかし廿日市(古田新太)の期待もむなしく全く売れない。そこで起死回生で取られた手段とは!? 一方、音楽学校のオペラ公演に向け、音(二階堂ふみ)らは、環(柴咲コウ)のもと本番に向けて稽古に励んでいたが・・・。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_10.html
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【エール】第9週のネタバレあらすじ
第9週タイトル『福島行進曲』
第9週のあらすじ
「紺碧の空」で自信を取り戻した裕一(窪田正孝)は、福島で新聞記者をする鉄男(中村蒼)を呼び出す。自分が曲を作って久志(山崎育三郎)が歌うので、詞を書いてほしいと頼む。一方、音楽学校の記念公演のヒロイン役最終選考に向けて、音(二階堂ふみ)は男女の機微を学ぶために男女の社交場のカフェーで働くことにする。心配した裕一に頼まれて店に様子を見に来た鉄男は、そこで店員の希穂子(入山法子)を見て驚くのだが・・・。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_09.html
第9週のあらすじネタバレはコチラ↓
【エール】第8週のネタバレあらすじ
第8週タイトル『紺碧の空』
第8週のあらすじ
久志(山崎育三郎)の入れ知恵で、古山家に早稲田大学の応援部の団員たちが押しかけてくる。野球で慶応大学に勝つための新しい応援歌の作曲をしてほしいという依頼だった。引き受けたもののなかなか曲が書けずに煮詰まり、周りの人間にあれこれ言われていらだつ裕一(窪田正孝)。音(二階堂ふみ)は書き置きを残して豊橋に帰ってしまう。早慶戦の試合が迫る中、音は裕一が作曲するためのヒントを求めて団長・田中隆(三浦貴大)を訪ねる。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_08.html
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【エール】第7週のネタバレあらすじ
第7週タイトル『新生活』
第7週のあらすじ
家族に反対されながらも上京した裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)との新婚生活をスタートさせる。同時にレコード会社の専属作曲家としての仕事も始まるが、一向に曲が採用されない。そんな中、同期入社の木枯正人(野田洋次郎)の曲が先にレコードになり、焦りは募るばかり。一方、音は歌手を目指して音楽学校に入学。そして上級生の佐藤久志(山崎育三郎)と急接近!久志は裕一の幼なじみで二人は思いがけず運命の再会を果たす。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_07.html
第7週のあらすじネタバレはコチラ↓
【エール】第6週のネタバレあらすじ
第6週タイトル『ふたりの決意』
第6週のあらすじ
豊橋での演奏会を終えて、裕一(窪田正孝)は意気揚々と福島に帰るが、音(二階堂ふみ)との結婚を認めないまさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)たちの気持ちを初めて知り、将来の選択について心が揺れる。そんな折、イギリスから国際郵便が届く。それは裕一の海外留学についての衝撃の知らせだった・・・。音楽の道から離れようとする裕一に対し、夢をあきらめてほしくない音は、東京でレコード会社に裕一の売り込みを開始する!
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_06.html
【エール】第5週のネタバレあらすじ
タイトル『愛の狂騒曲』
第5週のあらすじ
音(二階堂ふみ)の真意を確かめようと、裕一(窪田正孝)が、突然豊橋の関内家を訪問する。光子(薬師丸ひろ子)は、裕一の来訪を喜ぶ音に、裕一との関係を断ち切るように言う。一方、福島では裕一の姿が見えなくなったことで騒ぎが起こっていた。伯父の茂兵衛(風間杜夫)は行き先を知っているはずと三郎(唐沢寿明)を問い詰めるのだが…。茂兵衛はすぐにでも裕一を養子として正式に権藤家を継がせたいと考えていた。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_05.html
第5週のあらすじネタバレはコチラ↓
【エール】第4週のネタバレあらすじ
タイトル「君はるか」
第4週のあらすじ
将来の目標が見えない日々を送っている裕一(窪田正孝)。ある日、鉄男(中村蒼)が訪ねてきて「国際作曲コンクール」の話をする。一方、豊橋の関内家では音(二階堂ふみ)が幼少の頃に出会った双浦環(柴咲コウ)のような歌手になることを夢見て、御手洗清太郎先生(古川雄大)から声楽のレッスンを受けていた。音の姉の吟(松井玲奈)は、お見合いを重ね、妹の梅(森 七菜)は作家を目指していた。そんな関内家にある知らせが届くが…。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_04.html
第4週のあらすじネタバレはコチラ↓
【エール】第3週のネタバレあらすじ
タイトル「いばらの道」
第3週のあらすじ
福島商業学校で学ぶ裕一(窪田正孝)は、ハーモニカ倶楽部に入り、音楽に夢中の毎日。ある日、倶楽部の会長、舘林(川口覚)から、定期公演で演奏するオリジナル曲を作らないかと誘われる。一方、三郎(唐沢寿明)が経営する呉服屋喜多一は不況の影響を受け、売り上げが激減。融資を受けなければならなくなる。三郎は妻のまさ(菊池桃子)の兄・茂兵衛(風間杜夫)に頼むかどうか悩むが、それにはある条件があり…。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_03.html
第3週のあらすじネタバレはコチラ↓
【エール】第2週のネタバレあらすじ
タイトル「運命のかぐや姫」
第2週のあらすじ
第6週のあらすじネタバレはコチラ↓
豊橋で馬具を製作販売している関内家の次女、音(清水香帆)は、11歳。父・安隆(光石研)と母・光子(薬師丸ひろ子)のもと、姉・吟(本間叶愛)、妹・梅(新津ちせ)と楽しい日々を過ごしていた。音は、小学校の最高学年になり、クラスで竹取物語を上演することになり、主役のかぐや姫を演じることを願うのだが…。そんなある日、教会でオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)が歌を披露するところに居合わせる。
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_02.html
第2週のあらすじネタバレはコチラ↓
【エール】第1週のネタバレあらすじ
タイトル「初めてのエール」
第1週のあらすじ
大正時代。福島の老舗呉服屋の長男・古山裕一(石田星空)は不器用で内気な少年で、いじめられがち。しかし担任の藤堂先生(森山直太朗)の勧めで作曲を始めると、秘めた才能を発揮する。一方、父の三郎(唐沢寿明)と母のまさ(菊池桃子)は店の経営に行き詰まっていた。そこに裕一の伯父・権藤茂兵衛(風間杜夫)からある申し出があり…。ある日、音楽家を夢見る裕一は、ガキ大将の村野鉄男(込江大牙)の秘密を知ってしまい!?
https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_01.html
第1週のあらすじネタバレはコチラ↓
朝ドラ【エール】の最終回ネタバレ
朝ドラ【エール】のあらすじネタバレ
発表されている「あらすじ」と主人公のモデルからネタバレ紹介!
作曲家・古山裕一が誕生!
日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服屋に、古山裕一(窪田正孝)は誕生。
少年時代は?
裕一は呉服屋の跡取りとして育てられたが、気が弱くて不器用。少々ぼんやりもしていて、取り柄がないと周囲には思われていた。
しかし父親(唐沢寿明)から「夢中になるものを探せ。それがあれば生きていける」と言われ、音楽に目覚める。さらに、恩師の藤堂(森山直太朗)からは「人より少し努力がつらくなくて簡単にできるもの、そんな得意なものが見つかればしがみつけ。道は開く」と告げられ、音楽にしがみつき、独学で作曲の才能を開花させてゆく。
青年時代は?
青年になった裕一は、家の事情もあり一度は音楽の道をあきらめて、親戚の銀行へ就職。
しかし、家族に内緒で海外の作曲コンクールに応募して上位入賞を果たす。そして、そのニュースを知った関内音(二階堂ふみ)は、裕一にファンレターを送る。
歌手を目指している音に興味を持った裕一は、音と文通を開始。福島と愛知県・豊橋……遠く離れた地に住みながらも、音楽に導かれるように出会った二人は両家の反対を乗り越えて結婚する。
夫婦時代は?
裕一は上京し、音と新婚生活を始める。レコード会社と専属契約を交わした裕一は、早稲田大の応援歌「紺碧の空」や福島行進曲を作曲したが、いまだ不遇の時代だった。
しかし夫婦二人三脚で乗り越え、ついに『船頭可愛や』が大ヒット。げた屋の娘・藤丸の歌唱ではヒットしなかったため、世界的歌手の双浦環(柴咲コウ)が歌ってヒットした。(注:史実をアレンジ。最初の音丸≒藤丸のときにヒットしている。)
時代は戦争へ…
しかし時代は戦争へと突入。1937年:日中戦争、1941年12月真珠湾攻撃から太平洋戦争へ。
裕一は軍の要請で軍歌(軍国歌謡、戦時歌謡)を作曲することになる。
「『紺碧の空』を手がけた男だから、勢いの上がる曲は得意だろうというのである。私は仕事なのだとわり切って引き受け、時勢の流れにまかせていた」
「鐘よ鳴り響け」(古関裕而 著)より
自分が作った歌を歌って戦死していく若者たち。その姿に裕一は心を痛める…。
なお、裕一のモデル:古関裕而は戦地へ何度か訪れている↓
- 1938(昭和13)年、中支派遣軍 報道部の依頼で、従軍音楽部隊として上海、南京を訪問。
- 1942(昭和17)年、南方慰問団派遣員として、シンガポール、ビルマ(現在のミャンマー)で慰問に従事。
朝ドラ『わろてんか』でも史実の満州へ慰問団「わらわし隊」をモデルに演芸慰問団「わろてんか隊」が結成し慰問。本作『エール』ではどうでしょうか。
裕一のモデル:古関裕而が作曲した軍歌↓
- 1940(昭和15)年:『暁に祈る』を発表。古関が作曲した軍歌で最もヒットした曲。
- 1941(昭和16)年:『海の進軍』
- 1943(昭和18)年:『若鷲の歌』は映画でも歌われ大ヒット。
- 1944(昭和19)年:『ラバウル海軍航空隊』を発表。さらにビルマへ赴き『ビルマ派遣軍の歌』を作曲。
戦後の復興とオリンピック(1964)
1945年8月。日本は敗戦。
戦後、混乱の中でも復興に向かう中、古山夫妻は傷ついた人々を目撃。悲痛な気持ちになる↓
「自ら作曲した歌で祖国のために命を捧げ、たとえ生き残ったとしても五体満足な姿でなくなったことを思うと悲痛な気持ちになった。古関は戦争責任追及を覚悟したのである」
「評伝古関裕而」(菊池清麿 著)より
裕一は国民の心を音楽の力で勇気づけようと、新しい時代の音楽:”明るい曲” “元気な曲” “勇壮な曲”を奏でていく─。
- 1947(昭和22)年:NHK連続ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌『とんがり帽子』が大ヒット。
- 1948(昭和23)年:全国高等学校野球歌『栄冠は君に輝く』を作曲。現在でも毎年8月に聴く「夏の甲子園」のテーマソングとなっている。
- 1949(昭和24)年:『長崎の鐘』を発表。原爆がもたらした戦争の悲惨さを訴え、平和の尊さを願って歌われた曲。※本作『エール』第1話で長崎出身のオリンピック警備員(演:萩原聖人)が『長崎の鐘』に勇気をもらったと古山に声をかけている。
そして1964年10月10日。東京オリンピックの開会式。行進曲『オリンピック・マーチ』を作曲した男こそが裕一(史実は裕一のモデル:古関裕而が作曲)だった…。
最終回ネタバレ
最終回かは不明ですが、最終週は第1話に登場した1964年の東京オリンピックに戻ってくると予想します。 古関さん自身は1989年(平成元年)まで生存されましたが…。
(追記)最終回が確定。最終回はオールスターキャストがNHKホールから歌を届けるコンサート!主人公・裕一のモデルである作曲家・古関裕而さんの数々の名曲を、人気キャラクターたちが歌いつなぎます。
朝ドラ【エール】のモデル
朝ドラ『エール』にはモデルがいて、 人生を音楽とともに歩んだ夫婦の物語として描くことが分かっています。(作品としてはドキュメンタリーでなく、フィクションです)
最終回の参考となる登場人物のモデルを紹介します。↓
モデル一覧
- 古山裕一(演:窪田正孝) …… 古関裕而 *1
- 関内音(演:二階堂ふみ) …… 古関金子(歌手)*2
- 権藤茂兵衛(演:風間杜夫)……武藤茂平(川俣銀行の頭取)
- 佐藤久志(演:山崎育三郎)……伊藤久男(歌手)*3
- 村野鉄男(演:中村蒼)……野村俊夫(作詞家)※4
- 双浦環(演:柴咲コウ)……三浦環( オペラ歌手 )
- 藤丸(演:井上希美)……音丸(歌手)
三浦貴大(演:田中隆)…… 溝口五郎(1931年早稲田大学応援部団長) - 山藤太郎(演:柿澤勇人)……藤山一郎(歌手・作曲家 )
- 木枯正人(演:野田洋次郎)……古賀政男(作曲家)
- 小山田耕三(演:志村けん)……山田耕筰(作曲家)※5
古山裕一(演:窪田正孝)のモデル:古関裕而
*1:古関裕而 (こせき ゆうじ)…1909~1989。
・『エール』の主人公・古山裕一のモデルは、古関裕而さん。昭和の音楽史を代表する作曲家です。
・古関氏は「船頭可愛や」「長崎の鐘」など多数のヒット曲を手掛けています。スポーツでは早稲田大学の応援歌「紺碧の空」、高校野球の「栄冠は君に輝く」、「大阪タイガースの歌(六甲おろし)」や「巨人軍の歌」、そして東京オリンピック(1964)の「オリンピックマーチ」など 、その生涯で約5000曲を生みました。
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関内音(演:二階堂ふみ) のモデル:古関金子
*2:古関金子 (こせき きんこ)…1912~1980
・『エール』のヒロイン・関内音のモデルは、古関金子さん。(旧姓:内山)
・愛知県豊橋市生まれ。豊橋高等女学校(現豊橋東高)卒。1930年(昭和5年)6月、古関裕而との3カ月の文通期間を経て結婚。その後は夫の音楽活動を支えた。
・ 古関裕而との 出会いは金子が裕而に宛てたファンレターがきっかけ。新聞記事で裕而が英国の作曲コンクールで入選したことを知り、即座に福島へ手紙を送った。
・「愛しきクララ内山金子様へ /シューマン古関 裕而 より」など、ドイツの作曲家シューマンとピアニストの妻クララを自分たちと重ね合わせて送り合ったという。
・ 古関裕而の減給を決めたレコード会社に押しかけて「夫の才能を分かってない」と直談判した逸話もある。
佐藤久志(演:山崎育三郎)のモデル:伊藤久男
*3:伊藤 久男(いとう ひさお)…1910~1983年
・山崎育三郎さん演じる佐藤久志のモデルは伊藤久男さん。藤と久が入ってますね。
・福島県本宮市出身。本名は四三男(しさお)。
・裕福な家で育ち、ピアニスト志望だった。しかし家族の反対もあり東京農業大学へ進学。その後、家族に内緒で退学して帝国音楽学校に入学。
・しかし家族からの仕送りが止まったため、レコード会社コロムビアでアルバイトする。これがきっかけで歌手へ。
・「暁に祈る」「お島千太郎旅唄」「イヨマンテの夜」「山のけむり」などをヒットさせて長く活躍した。
・夏の高校野球全国大会の「栄冠は君に輝く」のオリジナルは古関裕而が作曲・編曲で、伊藤久志が歌っている。
村野鉄男(演:中村蒼)のモデル:野村俊夫
*4:野村 俊夫(のむら としお)…1904~1966
・中村蒼さん演じる村野鉄男のモデルは野村俊夫さん。
・福島県福島市大町の生まれ。本名は鈴木喜八。実家は魚屋で、家の向かいには古関裕而が住んでおり、子供の頃ともに遊んだ幼なじみ。
・福島民友新聞社に、1924年から1931年まで勤務。
・1931年、古関裕而に勧められ上京。同年、古関裕而と組んだ初のレコード「福島行進曲」が発売される。
・1939年、、藤山一郎のコロムビア復帰第1作「上海夜曲」のヒットもあり、コロムビア専属作詞家となる。
・1940年、戦時歌謡「暁に祈る」を作詞。作曲は古関裕而、歌は伊藤久男。下積み時代から励まし合ってきた同郷のトリオ、福島三羽ガラスが生んだヒット曲だった。
・以降も、野村×古関のコンビで作品を残している。
・野村俊夫が作詞した他のヒット作として、島倉千代子が歌った「東京だョおっ母さん」(1957)、近江俊郎が歌った「湯の町エレジー」(1948)などがある。
小山田耕三(演:志村けん)のモデル:山田耕筰
*5:山田 耕筰(やまだ こうさく)… 1886〜1965
・志村けんさんが演じるのは主人公の憧れの作曲家と報じられてきました。モデルは 山田耕筰さんとのちに判明。役名の小山田耕三って真ん中3文字(山田耕)がまんま。発音より文字が似てますね。
・ 山田耕筰は、作曲家・指揮者で、大正から昭和の時代にかけ,日本における西洋音楽の基礎を作った人物。
・北原白秋の詩による「からたちの花」「この道」「待ちぼうけ」「砂山」,三木露風の詩による「赤とんぼ」など数多くの名曲を残しています。
朝ドラ【エール】の楽曲
朝ドラ【エール】では、裕一(窪田正孝)が作曲した主な楽曲をドラマ登場順に紹介。
・早稲田大学応援歌「紺碧の空」
・「福島行進曲」作詞は村野鉄男(中村蒼)。裕一の作曲家デビュー曲。
・「船頭可愛や」全く売れず契約解除の危機に陥るが、双浦環(柴咲コウ)の歌唱で再発売し大ヒット。
史実では…
・古関裕而は「船頭可愛いや」の前年に「利根の舟唄」がヒットし、すでに一定の地位を確保していました。
・双浦環のカバーでヒットは脚色。1回目に歌った音丸のときは売れなかったように脚色されていますが、音丸のモデルの藤丸は「船頭可愛や」の大ヒットで売れっ子歌手になっています。
・球団歌「大阪タイガースの歌(六甲おろし)」
・「露営の歌」50万枚を超えるヒット
・映画『暁に祈る』主題歌:作詞は野村俊夫がモデルの村野鉄男(中村蒼)。藤堂(森山直太朗)はこの歌に送られ戦地へ旅立った。
・映画『決戦の大空へ』の主題歌「若鷲の歌」
・「ビルマ派遣軍の歌」戦地で演奏会が開かれ、藤堂が歌った。
※番外編:裕一の義母である光子(薬師丸ひろ子)が「うるわしの白百合(讃美歌496番)」を歌う。朝ドラ視聴者の間でも話題に!
・NHKのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』主題歌「とんがり帽子」
・「長崎の鐘」藤山一郎のモデルである山藤太郎(柿澤勇人)が歌唱。
・「夜更けの街」佐藤久志が熱唱した曲。
・夏の甲子園(高校野球)大会歌「栄冠は君に輝く」佐藤久志が歌唱し、彼が立ち直るきっかけに。
・「高原列車は行く」弟の浩二から頼まれた裕一が作曲。
・劇作家の池田二郎のラジオドラマ『君の名は』の音楽:裕一はこのドラマに作った曲は500曲にも及んだ。
・裕一は「ひめゆりの塔」「長崎の雨」「イヨマンテの夜」など、歌謡界でもヒット曲を生む。
・池田二郎の依頼でミュージカル『恋すれど恋すれど物語』の音楽を担当。指揮もした。
まとめ
以上、朝ドラ『エール』のネタバレあらすじをまとめてきました。
放送後、裕一と音の可愛らしい夫婦がおおむね好評で、東京編、とくに早稲田の応援歌の週あたりから盛り上がっている状況です。しかし、雑な展開も散見するため、BK(NHK大阪)の方が質が高いと批判も多く、賛否分かれる作品になっています。
ただし、リアルタイム視聴率では、(大阪で制作された)「スカーレット」より上回る数字を残していることも事実。数字と質、「いだてん」も同様だったのですが両立が難しいようです。ぜひ記録と記憶、両方を残す作品になれるよう願っています。
※朝ドラ『エール』は、2020年3月30日(月)からまで同年11月27日まで週5日、放送。
歴代朝ドラのネタバレ記事
放送クール(通算作品数) | 作品名 |
---|---|
2024年度前期(第110作) | 虎に翼 |
2023年度後期(第109作) | ブギウギ |
2023年度前期(第108作) | らんまん |
2022年度後期(第107作) | 舞いあがれ |
2022年度前期(第106作) | ちむどんどん |
2021年度後期(第105作) | カムカムエヴリバディ |
2021年度前期(第104作) | おかえりモネ |
2020年度後期(第103作) | おちょやん |
2020年度前期(第102作) | エール |
2019年度後期(第101作) | スカーレット |
2019年度前期(第100作) | なつぞら |
2018年度後期(第99作) | まんぷく |
2018年度前期(第98作) | 半分、青い。 |
2017年度後期(第97作) | わろてんか |
2017年度前期(第96作) | ひよっこ |
2001年度前期(第64作) | ちゅらさん |
2000年度後期(第63作) | オードリー |
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当記事画像出典:NHK
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