【わたしの一番最悪なともだち】ネタバレ・あらすじを最終回まで!幼なじみは天敵?自分の理想の姿?
幼なじみは天敵?自分の理想の姿?
8月21日(月)スタートのNHK夜ドラ【わたしの一番最悪なともだち】(毎週月~木 22時45分)は、主人公笠松ほたるの就職活動や社会人になってからの姿を通して青春を瑞々しく描くドラマです。
愛称は「イチとも」。
大学生の笠松ほたる(蒔田彩珠)にとって幼なじみの鍵谷美晴(髙石あかり)は、常に自分の数歩先を歩く「天敵」であり「なりたい自分」の姿でもありました。
就職活動がうまくいかない中、ほたるは最後の1社に美晴のプロフィールを自分のものとして書いた偽りのエントリーシートを提出してしまいます。その結果は果たして。
個性豊かな仲間たちや素敵な大人たちとのふれあいの中でほたるがどんな成長をしていくのか、見守っていきたいと思います。
この記事では、【わたしの一番最悪なともだち】(全32回)のあらすじ・ネタバレを最終回までお届けします。
【わたしの一番最悪なともだち】のあらすじ・ネタバレを最終回まで
【わたしの一番最悪なともだち】のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめていきます。
1話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月21日(月)午後10:45~午後11:00
再放送:8月26日(土)午前1:15〜午前1:30
1話のあらすじ
わたしの一番最悪なともだち 公式サイト
就職活動に連戦連敗中の笠松ほたる(蒔田彩珠)にとって、小学校から大学まで同じ学校に通う鍵谷美晴(髙石あかり)は、いつも数歩前にいて、必ず視界に入ってくる「腐れ縁」で結ばれている。ある日、ほたるが、いつもリクルートスーツを洗うために訪れるクリーニング店で店主の東聡美(市川実日子)から、二人の関係を問われる。自分と美晴の関係について思いを巡らせるほたるだったが…。
1話のネタバレ
就職活動で連戦連敗中の大学4年生・笠松ほたる(蒔田彩珠)には、ある“天敵”がいる。
それは小学校から大学まで同じ学校に通う鍵谷美晴(高石あかり)だった。
クラスのもめ事を誰も傷つけることなく上手に解決し、アクシデントが起こっても臨機応変に乗り越えることができる眩しい存在。
そんな美晴を、ほたるはなんとなく避けようとしているのだが、なぜか美晴はいつもほたるの視界に入ってくるのだった。
いつも行くクリーニング店で店主の東聡美(市川実日子)から、二人の関係を問われるが、ほたるはうまく答えられない。
さて、大学4年の夏だというのにまだほたるは内定をもらうことができていなかった。
1話の詳しいネタバレはこちら↓
2話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月22日(火)午後10:45~午後11:00
再放送:8月26日(土)午前1:30〜午前1:45
2話のあらすじ
相変わらず就職活動に苦労している笠松ほたる(蒔田彩珠)。志望業界の持ち駒も残り1つに迫り、崖っぷちに立たされていた。沙瑛(サーヤ)が店長を務めるバイト先のカフェで配られた、バイト仲間・石川光莉(井頭愛美)たちのお土産である「温泉饅頭」にさえ、強迫観念を感じてしまうほたる。そんなとき、訪れた女性客を見てあることを思い出す。
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2話のネタバレ
就活に悪戦苦闘中の笠松ほたる(蒔田彩珠)は、面接で答える長所や短所に自分でもどこか違和感があり空回りしている。
大学のキャリアセンターでは、就活に取り組む姿勢を指摘され打ちのめされてしまった。
バイト先の仲間たちは就職先が決まり旅行に行っていて、ほたるはさらに気持ちが落ち込んでいく。
ほたるがバイトしているカフェへ見覚えのある女性客(樋口日奈)がやって来た。
去年よく来ていた時はリクルートスーツだった彼女は、今は社会人になって見違えるほど洗練された佇まい。ほたるは自分と彼女の境界を思う。
悪夢を見るほど追い詰められているほたるだったが、そこへ突然幼なじみの鍵谷美晴(高石あかり)がやって来た。
内定をもらって友達と旅行へ行ってきたのだが鍵を無くしたのでしばらく家に泊めてほしいと言う。
ほたるは断ることができなかった。
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3話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月23日(水)午後10:45~午後11:00
再放送:8月26日(土)午前1:45〜午前2:00
3話のあらすじ
就活に連戦連敗中の笠松ほたる(蒔田彩珠)の家に突然現れた幼なじみの鍵谷美晴(髙石あかり)。家の鍵を無くしたという理由で、美晴は半ば強引にほたるの家に寝泊まりすることに。ほたるは美晴から離れるように家を出て、同級生の慎吾(倉悠貴)に悩みを相談する。バイト先の店長・沙瑛(サーヤ)の話に自分を重ねたほたるは、就活に集中するために美晴を家から追い出そうと決意するが…。
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3話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、突然家に転がり込んできた幼なじみの鍵谷美晴(髙石あかり)を仕方なく受け入れる。
美晴の前では就職サイトを見ることができないので、ほたるは大学へ出かけた。
同級生の長野慎吾(倉悠貴)を訪ね、慎吾が所属している演劇サークルの部室でノートパソコンを開く。
すでに留年が決まっている慎吾は呑気そうだ。
就活がうまくいっていないほたるが、他の業界も受けてみようと思うと言うと、慎吾は化粧品会社と言っていたのになぜかと聞く。
ほたるはキャリアセンターの職員に勧められたからだと答えた。
職員の言葉が深く刺さっていたのだったが、慎吾は自分のやりたい仕事をするべきと言う。
ほたるは、バイトをしているカフェの店長桜井沙瑛(サーヤ)から、つきあっているヒモ男の愚痴をいつも聞かされていたが、今日は自分と美晴の姿を重ねてしまい、沙瑛の話に一段と共感する。
美晴といることで息苦しくなってしまったほたるが、出て行ってほしいと頼むと、意外にも美晴は素直に承諾した。
その条件として、一緒に神社にいってほしいと言う。鍵を見つかるように神頼みするからと。
神社で美晴は、ほたるのために黄色いお守りを探すがその色は無かった。
美晴は、ほたるの就活がうまくいっていないことも、ほたるが自分と同じ黄色を好きなことも知っていた。
神様へのお願いが通じたのか、鍵が見つかったという連絡が来た。
美晴が出て行った後で、ほたるは以前机に自分がつけてしまった油性ペンの跡に新たに矢印が付け加えられているのを見つける。
美晴に電話をすると、朝日が出る方向を書いたのだと言う。
ほたるは苛立ちがつのり、思わず強い言葉をぶつけて電話を切ってしまった。
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4話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月24日(木)午後10:45~午後11:00
再放送:8月26日(土)午前2:00〜午前2:15
4話のあらすじ
志望業界最後の持ち駒となった会社のエントリーシートを書けずに悩むほたる(蒔田彩珠)は、同級生の慎吾(倉悠貴)に相談を持ちかける。慎吾からアドバイスをもらい、エントリーシートに改めて向かいあったほたる。「腐れ縁」である幼なじみの美晴(髙石あかり)のことに再び思いをはせる。美晴のことを思い出しながら、ほたるにある感情が湧きおこる…。
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4話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)が志望している化粧品業界で、ほたるの持ち駒は残り一社。
しかしエントリーシートは一向に進まず、締め切りの前日になってしまった。
同級生の長野慎吾(倉悠貴)が所属する演劇サークルの芝居を観に行ったほたるは、その晩慎吾と居酒屋へ行ってエントリーシートがうまく書けない悩みを聞いてもらう。
自分には何もないんだと自嘲するほたるに、慎吾は、自分はマッチングアプリのプロフィールに「こんな自分だったらいいのに」という姿を記入していると言う。
帰宅してからも慎吾の話がほたるの頭の中を占めていた。
思い浮かぶのは小学校から大学まで一緒の鍵谷美晴(髙石あかり)のこと。
クラスをまとめる力があり行動力や豊かな発想力がある美晴のことがほたるは羨ましかった。
ほたるは美晴を目にするたびに腹が立っていたけれど、それは自分への苛立ちだったのだ。
気づくとほたるは、エントリーシートに美晴のプロフィールを記入して、送信してしまっていた。
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5話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月28日(月)午後10:45~午後11:00
再放送:9月2日(土)午前1:00 〜午前1:15
5話のあらすじ
エントリーシートに、鍵谷美晴(髙石あかり)のプロフィールを書き、志望している会社に送ってしまった笠松ほたる(蒔田彩珠)。罪悪感でポテトチップスを食べ過ぎ、ダイエットに励んでいたところにメールが届く。それは書類選考を通過したお知らせだった。母親・純子(紺野まひる)から連絡が来るも、なかなか相談できないほたる。選考辞退を考えバイト先の店長・沙瑛(サーヤ)に相談するが、逆に相談を持ち掛けられる。
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5話のネタバレ
就活中の笠松ほたる(蒔田彩珠)は、鍵谷美晴(髙石あかり)のプロフィールを自分の事と偽ったエントリーシートを志望する会社に送ってしまった。
罪悪感にかられるほたるだったが、書類選考を通過してしまう。
辞退するべきかどうか悩むほたる。
だが実家の母親・純子(紺野まひる)から電話がかかってきても相談できない。
ほたるがエントリーシートでついた嘘の中で最も愚かだったことは、「学生時代に最も打ち込んだこと」の欄に書いたダンスサークルのことだった。
ダンスなど体育でしか経験のないほたるは、動画を見ながら踊ったりもしてみるが虚しい。
ほたるは、バイトしているカフェの店長・桜井沙瑛(サーヤ)に、沙瑛の彼氏がもしも偽りの履歴書で大企業に就職できたとしたらどう思うかを聞いてみる。
沙瑛は、彼氏とは別れるけど、そんな大胆なことができるならこの先も生き抜いていけるだろうから良かったなと思うと答えた。
ほたるは沙瑛から、バイト仲間の石川光莉(井頭愛海)がシフトを休みがちなので様子を聞いてみてほしいと頼まれる。
解決しなければならない問題が2つになって憂鬱なほたる。
そんな時スーパーで偶然美晴に出会ってしまう。
美晴は、悩み事がある時には多めにカレーを作って、食べ切るまでに自分なりの答えを出すと決めていると話す。
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6話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月29日(火)午後10:45~午後11:00
再放送:9月2日(土)午前1:15~午前1:30
6話のあらすじ
バイト先の店長・沙瑛(サーヤ)から、バイト仲間の光莉(井頭愛海)が休みがちであることを相談され、連絡しようとするも、踏ん切りがつかないほたる(蒔田彩珠)。偶然スーパーで出会った美晴(髙石あかり)から「悩んだ時はカレーを作る」というアイデアをもらい、実行している日々だった。そんなとき、一緒に購入したカーボロネロの調理の仕方を尋ねるため、自称“天才”料理人の慎吾(倉悠貴)を家に呼び寄せることに…。
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6話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、スーパーで会った時に鍵谷美晴(髙石あかり)が言っていた「数日分のカレーを作って食べ切る前に自分なりの答えを出す」ということを自分でも実行することにした。
ほたるは、偽りのエントリーシートが通過してしまったことと、バイト仲間の石川光莉(井頭愛海)に連絡しなくてはならないのに気が進まないことという2つの問題を抱えていた。
同じ学年で同時期にカフェでバイトを始めたほたると光莉はすぐに親しくなったのだが、ここしばらく連絡を取り合っていない。
就活がうまくいっていない自分を気遣ってくれているのだろうと思ってはいるが、素直に自分からメッセージを送れない。
カレーを早く食べ切らなくてはという焦りと、問題が何も解決していないことへの焦りで煮詰まったほたるは、どう調理していいかわからず持て余していた「カーボロネロ」という野菜にかこつけて自称天才料理人の長野慎吾(倉悠貴)を家に呼ぶ。
ほたるは、慎吾に「こんな自分だったらいいのにと考えながらエントリーシートを書いて会社に送ってしまった」と打ち明けた。
慎吾が作ってくれた「カーボロネロと鶏肉とトマトの炒め煮」を食べながら、ほたるは就活の悩みを話し続ける。
慎吾にコーラを渡し、自分には梅酒ゼリーを持ってきたのだが、ほたるがお酒が弱いことを知っている慎吾はさりげなく飲み物を入れ替えた。
それに気づかないほたるは缶を振りながら、決断を先延ばしにしていることへの自己嫌悪を話すが、缶を開けたとたんコーラが噴き出し二人のTシャツはビショビショに。
そこへドアチャイムの音。
ドアを開けるとそこに立っていたのは、白シャツをべったりカレーで汚した鍵谷美晴だった。
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7話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月30日(水)午後10:45~午後11:00
再放送:9月2日(土)午前1:30 〜午前1:45
7話のあらすじ
不注意でシャツがコーラまみれになったほたる(蒔田彩珠)と慎吾(倉悠貴)。二人の前に、突然、カレーまみれの美晴(髙石あかり)が現れる。シャツを洗うために、聡美(市川実日子)が店主を務めるクリーニング店を訪れた3人だが、この機を逃すまいと、慎吾は、ほたるの就活のために美晴にインタビューをし始める。慎吾の余計なおせっかいの前に、気が気でないほたるだったが・・・。
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7話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)と長野慎吾(倉悠貴)がコーラでTシャツを濡らしてあわてていると、突然鍵谷美晴(髙石あかり)がやってきた。
カレーでシャツを汚してしまったからキッチンぺーパーを貸してほしいと言う。
美晴から「お取込み中?彼氏?」と聞かれ、即座に否定する慎吾だったが、ほたるからこの人物が鍵谷美晴だと教えられて思わず「え、ご本人!」と叫んでしまう。
部屋に入った3人はそれぞれ自分のシャツのシミを取ろうとするがむしろ汚れが広がるばかり。
ほたると美里の行きつけのクリーニング店に行くことになった。
閉店の時間だったが、店主の東聡美(市川実日子)の好意で3人は自分たちでシミ抜きの作業をすることに。
美晴は、映画「タイタニック」を観ている最中に涙を拭こうとしてカレーをこぼしてしまったのだと言う。
慎吾と美晴は映画の話で意気投合して話が弾む。
慎吾は演劇サークルの次の公演の参考にしたいからと美晴にダンスサークルについての取材を始めた。
ダンスの魅力を聞かれた美晴は「自分が自分じゃなくなる感覚、みたいなのが楽しかったんよね」と答える。
慎吾にほたるも何か聞くように促されて、ダンスを踊る上で大事にしていることは何かを聞く。
シミはきれいに落ちて、聡美にお礼を言う3人。
聡美は「人はなぜシャツのシミを消そうとするんでしょうね」と言う。
「起きてしまった過去を無かったことにするのなぜそこまで必死なんでしょう。真っ白に戻るとなぜ安心するんでしょう」
美晴は帰宅し、ほたるは慎吾を家に連れて帰って少し話をした。
自分のために美晴にダンスのことを聞きだすような勝手なことをしないでほしいとほたるは訴えたが、慎吾は「すっごい心配しているんよ俺、ほたるのこと」と真剣な顔で言う。
慎吾はいい人だ。
「いい人を心配させてしまった時、人はそれなりの覚悟を持って反省しなきゃいけない」
ほたるは、過去を無かったことにせず前に進む決心をした。
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8話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:8月31日(木)午後10:45~午後11:00
再放送:9月2日(土)午前1:45〜午前2:00
8話のあらすじ
カフェのバイト仲間である光莉(井頭愛海)に対し、連絡することに踏ん切りがついたほたる(蒔田彩珠)。光莉は、異性の前で自分の素顔を見せられないことに悩んでいた。他人の前で素顔でいられる自信があるかと光莉から問いかけられるが、ほたるも答えを出せない。美晴(髙石あかり)のプロフィールを借りてエントリーシートを提出してしまったほたるは、美晴に改めて対面する。そして、ついに一次面接の日がやってくる。
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8話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は石川光莉(井頭愛海)と連絡を取り、久しぶりに会うことになった。
光莉はオンラインゲームで知り合った人を好きになって会う約束をしたのだが、相手に送った自分の写真がマスクをしたままの姿なのだと言う。
マスクする安心感を知ってしまったので素顔の自分を見られるのが怖いからと。
「素顔を偽っても意味なんかないのに。ほたるはさ、素の自分受け入れてもらえるって自信ある?」
それは、偽りのエントリーシートで就活に臨んでいるほたるに突き刺さる言葉だった。
ほたるは帰り道に、鍵谷美晴(髙石あかり)と出くわしてしまう。
電柱の陰に隠れようとするが、見つかって
「どうしたの?そんな暗い顔して」と言われる。
「ここ陰なんで」と言い訳するほたるの手をつかんで日の当たる場所へ連れて行く美晴。
「せっかくなら明るいとこ歩きぃよ」
日粧堂のオンラインでの一次面接。
ほたるは、美晴のエピソードや言葉をメモした付箋をパソコンの周りに沢山貼った。
美晴というマスクをまとって、面接に臨むほたる。
面接官(後藤淳平)はエントリーシートの内容に沿って質問し、ほたるは(付箋を見ながら)よどみなくそれに答えていく。
ところが、途中で付箋がはがれて落ちてしまった。
動揺したほたるはこれまでと打って変わって言葉がうまく出ない。
「うまく言えなくても大丈夫ですよ」と面接官に言われて、ほたるは一生懸命自分の中から言葉を探した。
面接官から「笠松さんの人柄がよく伝わってきました」と言われて面接は終了した。
数日後ほたるは、美晴が見知らぬ男性(広田亮平)とともに家に帰っていくのを見かける。
その日、日粧堂から一次面接通過の知らせが来た。
8話の詳しいネタバレはこちら↓
9話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月4日(月)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月9日(土)午前0:05〜午前0:20
9話のあらすじ
幼なじみの美晴(髙石あかり)のプロフィールを元に、一次面接を通過してしまったほたる(蒔田彩珠)。人生のテンポ感がおかしいと思い立ったほたるは、同級生の慎吾(倉悠貴)と共に始めた「役作り会」でそのことを相談する。次々と試験を突破していく中、ほたるは最終面接前の関門である東京でのグループディスカッション参加の切符をつかむ。そんな東京行きの朝、美晴の姿を見かけるが…。
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9話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、長野慎吾(倉悠貴)と「役作り会」なるものを結成した。
鍵谷美晴(髙石あかり)のプロフィールを自分のものと偽って就職試験に臨んでいるほたると、自分を盛ったプロフィールで女性とデートをしている慎吾が、お互いの役作りにアドバイスし合う会だ。
ほたるは、ここ2週間自分の人生のテンポ感がおかしいと話す。
面接試験やweb試験、日常生活のあれこれを失敗せずにうまくやれているのは本来の自分ではないと思うのだ。
そのとどめの出来事が、二次面接突破。次は東京でのグループディスカッションに参加することに。
東京へ出発する日の朝、ほたるは美晴がゴミ収集車を追いかけているところを見かける。
引き返してペットボトルの水を渡すと、美晴は大事なイヤリングを掃除機で吸ってそのままゴミで出してしまったと話す。
慰めてほしいと言われたほたるは、そういう時はいつも自分の人生はこんなもんなんだったと思うよと話した。
すると美晴は、自分のことこんなもんって思うことで安心するのはそういう気持ちに逃げてるから嫌だと言う。
美晴の言葉が深く心に刺さってしまったほたる。とにかく東京へ出発!
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10話のあらすじ・ネタバレ
初回放送: 9月5日(火)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月9日(土)午前0:20〜午前0:35
10話のあらすじ
グループディスカッションに参加するために、東京にやってきたほたる(蒔田彩珠)。そこで自分と同じように就活に苦戦している学生・和佳奈(久間田琳加)と悠太(大八木凱斗)に出会う。いよいよグループディスカッションが始まる中、ほたるは率先して参加メンバーに意見を求めていくが、思ったより意見がまとまらず、暗雲が立ち込めていく…。
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10話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、グループディスカッションに参加するために上京する。
採用選考会場に向かうエレベーターで城島和佳奈(久間田琳加)と青山悠太(大八木凱斗)と一緒になった。
ほたるは、和佳奈が靴のかかとの一部がはがれていることを気にしていることに気づき、油性ペンを渡す。
試験官から、「お客様のニーズを踏まえて日粧堂の新商品を一つ企画してください」という議題で40分間グループディスカッションをした後、代表者がプレゼンをするように指示された。
ほたるがまず口火を切り5人のメンバーがそれぞれ意見を出していくがどれも決め手に欠け、うまくまとまらない。
和佳奈が発言したが別の学生に否定されてしまった。
ほたるはそんな和佳奈を見ていてふと彼女の靴のかかとに目を止め、新たなアイデアを思いつく。
「応急処置とかはどうですか」
外出先で急に必要になる化粧品はどうかというほたるの提案で、一気に議論が活性化していった。
大田和也(橋本乃哉)が、自分は顔色が悪いので色付きリップを使っているが、家に忘れてきてしまった時にコンビニなどで性別を気にせず気軽に買えるデザインの色付きリップがあればという話をする。
「でもリップ買えなかったところで、鏡見て自分ってこんなもんだったなって思う」とふと本音をもらすと、
ほたるが「そこにこそ、この商品の存在意義があると思います。自分ってこんなもん、そういう気持ちに逃げるのって辛いじゃないですか」と発言。
その時ちょうどグループディスカッション終了の時間になった。
代表としてほたるがユニセックスの色付きリップのプレゼンをすることになり、4人それぞれの意見やアイデアのおかげでまとまったのだと話す。
日粧堂を出てカフェに入ると、和佳奈と悠太がいた。
二人で「流石だよね、笠松さん」という話をしていたと言う。
連絡先を交換しようと悠太に言われたが、また会えたら本当の友達になろうとほたるは提案し、グループ名を“就活戦友(仮)”として、連絡先を登録。
駅まで和佳奈と二人になったほたるは、「本当にカッコイイね!笠松さんって」と言われる。
「(笠松さんは)いつも前を歩いている感じ」
今まで誰にも言われたことのない言葉をもらうほたる。
10話の詳しいネタバレはこちら↓
11話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月6日(水)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月9日(土)午前0:35〜午前0:50
11話のあらすじ
就活で出会った和佳奈(久間田琳加)に「かっこいい」と人生で初めて褒められ戸惑うほたる(蒔田彩珠)。同級生の慎吾(倉悠貴)に打ち明けるも、「友達できてよかったね」と言われ、「ともだちって何?」と悩みを深めるほたる。クリーニング店で聡美(市川実日子)から「親友の基準となる3つの涙の話」を聞いたその夜、ほたるは美晴(髙石あかり)の予期せぬ涙に遭遇するが…。
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11話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、東京でのグループディスカッションを終えて神戸に帰ってきた。
同じグループの城島和佳奈(久間田琳加)に言われた「本当にカッコいいね、笠松さんって」という言葉をなかなか消化できない。
未だかつて「カッコイイ」なんて言われたことなかったのに。
ほたるは、同級生の長野慎吾(倉悠貴)に相談する。
「良かったやん、友達できて」と言われて、「友達って何だろう」と考え込んでしまう。
バイト先のカフェの仲間も慎吾も友達だと思うけれど、ではその根拠は何だろう。
クリーニング店の店主東聡美(市川実日子)に、誰かを友達だと思う基準を聞くと、
聡美は、難しいですねと言いながら、親友だと思う基準ならありますと教えてくれた。
「笑い過ぎた時に流れる涙。あくびした時に流れる涙。悲しい時に流れる涙。この3つを共有できたら、わたし、この人と親友だなあって思いますね」
クリーニング店からの帰り道、ほたるは鍵谷美晴(髙石あかり)と出くわす。
鍵谷美晴はどうだろう、友達なんだろうか?
美晴は大荷物を抱え扇風機を担いでいて、只ならぬ様子。
ほたるが事情を聞くと、家出だと言う。
行くあての無さそうな美晴に、ほたるはつい言ってしまう。
「うち、来る?」
二人で食事をしていると、美晴に電話がかかってきた。
美晴が流す涙を見ながら、ほたるは「3つの涙」について考えていた。
11話の詳しいネタバレはこちら↓
12話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月7日(木)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月9日(土)午前0:50〜午前1:05
12話のあらすじ
ほたる(蒔田彩珠)の前で突然涙を流す美晴(髙石あかり)。今まで見たことのない幼なじみの姿を見て戸惑うが、一緒に一晩を過ごすうちにほたるの知らない美晴の一面に気づいていく。そんななかグループディスカッションの通過連絡が来る。「いよいよ最終面接!」と息を荒くするほたるに向かって慎吾(倉悠貴)は、思わぬ言葉を口にする。その言葉を受け止め、ほたるは深く考え始めるが…。
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12話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は鍵谷美晴(髙石あかり)から、いつも一緒にいる男性は彼氏ではなく兄だと教えられる。
兄を始め周りからいつも頼られてばかりで辛いのだと打ち明けられた。
「いつか鍵谷美晴役じゃない鍵谷美晴になれる日って来るんかなぁ。変われるかな、笠松さんみたいに」
翌朝美晴が帰った後、日粧堂からグループディスカッション選考通過の通知が届いた。
ほたるは生まれて初めてガッツポーズをする。
長野慎吾(倉悠貴)に知らせに行くが、一緒に喜んでくれると思ったのに反応が薄い。
ほたるがまとめた「鍵谷美晴」のプロフィールを無表情でチェックして、表の部分はこれで充分だけどもう少し裏の部分も知っておいたほうがと言う。
「裏って、欠点ってこと?弱点ってこと?」
慎吾はじっとほたるを見つめて、「ほたる、変やで」と言う。
ほたるはいつもバイトしているカフェに客として訪れた。
店長の桜井沙瑛(サーヤ)に、「変わったんじゃなくて変」と言われたことを相談すると、沙瑛は、自分の話をしてくれた。
彼氏が仕事をするようになって自分が変われたことが嬉しいと話していたと言う。
沙瑛は変わる前の彼氏のほうが好きで別れてしまったのだが、でも、変わったのを本人が嬉しいと思うならそれでいいんじゃないかと話す。
ほたるは、グループディスカッションで一緒だった城島和佳奈(久間田琳加)に「本当にカッコいいね、笠松さんって。いつも前を歩いている感じ」と言われた時確かに嬉しかった、と思い返す。
ほたるはクリーニング店にリクルートスーツを取りに行った。
店主東聡美(市川実日子)に最終面接まで進んだことを話すと、スーツに「受かれ~!」と念を送ってくれる。
「聡美さん、わたし、変じゃないんです。変わったんです」
ほたるは笑顔で「行ってきます!」と店を出て行った。
いよいよ最終面接が始まる。
12話の詳しいネタバレはこちら↓
13話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月11日(月)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月15日(金)午後11:55 〜 午前0:10
13話のあらすじ
大手化粧品メーカー・日粧堂の最終面接を迎えた笠松ほたる(蒔田彩珠)。意気揚々とエントリーシートに書かれている自己PRを話していくも、面接官の木下雅人(原田泰造)たちから「あなたの話が聞きたい」と総ツッコミを受けてしまう。思いもよらない言葉に口ごもってしまい、落胆するほたるだったが…。
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13話のネタバレ
最終面接が始まった。
笠松ほたる(蒔田彩珠)は面接官の木下雅人(原田泰造)から自己紹介と志望理由を聞かれ、準備した内容をスラスラと答えた。
話の内容は全て鍵谷美晴(髙石あかり)の経験や発言を拝借したものだった。
それまで黙って聞いていた関根香織(筒井真理子)が、コンプレックスがあれば答えてくださいと質問した。
ほたるは、どこに行ってもみんなのお姉さんのような立場になってしまうことだと答える。
それも美晴が話していた悩みだった。
だが、美晴からくわしい話を聞いていないほたるは、深く聞かれると口ごもってしまう。
「それってコンプレックスなんですか?ある意味長所とも言えますよね」
ほたるは答えることができずうつむいてしまった。
関根と木下が言う。
「笠松さんが我々に自分をこう見せようと思う部分はよく見えているんですが、そうじゃない部分が全く見えてこないんです」
「私たちは、一緒に働いていく人を選ぶ上で上辺だけじゃない笠松さんを知りたいと思っています」
関根は改めて、何故日粧堂で働きたいのかを聞くが、ほたるは答えることができない。
関根は最後の質問をする。
「笠松さん、あなたは朝起きて最初に何をしますか」
「あなたの話を聞かせてください」
ほたるは少しずつ朝のルーティンを話し始める。
「自分の日常を支えるもの。化粧水、乳液、コスメ、そういったものを作る会社に携わりたいと思ったのは、本当です」
とつとつとだが、全部自分の言葉で答えた。
木下から、選考通過の場合は明日の11時までにお電話しますと告げられ、最終面接終了。
失意のまま帰宅し、翌朝も暗い表情で電話を待つ。
11時になって諦めた時に電話がかかってきた。
気が付くとパジャマのまま小走りで外へ出ているほたる。
偶然出くわした美晴に様子が変だと心配されてしまう。
ようやく「ないて…い」と声を絞り出すと、美晴はほたるの両手を握りしめて大喜びしてくれた。
13話の詳しいネタバレはこちら↓
14話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月12日(火)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月16日(土)午前0:10〜午前0:25
14話のあらすじ
美晴(髙石あかり)に内定を祝福されるも、素直に喜べないほたる(蒔田彩珠)。母の純子(紺野まひる)や聡美(市川実日子)、バイト先の友だち・光莉(井頭愛海)たちにも、お祝いの言葉を贈られるが、釈然としない。その違和感を慎吾(倉悠貴)に相談しようとするも、珍しくすれ違ってしまう。そんなある日、慎吾から連絡が。お祝いがてら「役作り会」の最終回をしようというのだ。自分の違和感を打ち明けるほたるだったが…
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14話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、内定を喜んで両手を握りしめてくれた鍵谷美晴(髙石あかり)の手を、心が痛くて思わず離してしまった。
ほたるは母純子(紺野まひる)やバイト仲間の“6度5分”のメンバー、クリーニング店の店主東聡美(市川実日子)に内定の報告をする。
みんな喜んで祝福してくれたが、なぜかほたるは素直に喜べないでいた。
長野慎吾(倉悠貴)を訪ねて大学の演劇サークルの部室に行ってみるが会えなかった。
グループディスカッションで連絡先を交換した城島和佳奈(久間田琳加)と青山悠太(大八木凱斗)も内定が決まり、グループ名は“就職戦友(仮)”から“日粧堂2024年入社”に変更された。
慎吾から連絡が来て内定の話をすると、「役作り会」の最終回を盛大にやろうと言う。
演劇サークルの部室でペットボトルで流しそうめんを作って食べることになった。
ほたるはペットボトルで作った道を見ながら、自分が内定を素直に喜べなかったのは目の前の道がはっきり見えたのが不安だったんだと話す。
慎吾はブルーシートに寝転んで、俺は道があるのを知ってて見ないようにしていると言うのだった。
14話の詳しいネタバレはこちら↓
15話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月13日(水)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月16日(土)午前0:25〜午前0:40
15話のあらすじ
「役作り会」最終回と称して、二人で語り合ったほたる(蒔田彩珠)と慎吾(倉悠貴)。その帰り際、慎吾がほたるに告白。突然のことに混乱するほたるは、いたたまれなくなり、逃げるように去ってしまう。モヤモヤした気持ちを抱えたまま、久しぶりに実家に帰ったほたるは、純子(紺野まひる)と健次郎(マギー)と一家団らんの時間を過ごす。そんな時、ほたるは自分の部屋の押し入れにある不思議なメッセージと対面する。
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15話のネタバレ
流しそうめんで「役作り会」の最終回をした笠松ほたる(蒔田彩珠)と長野慎吾(倉悠貴)。
その帰りに突然、慎吾は「俺ほたるのことが好きやったんかもしれん」と言う。
混乱して立ち去ってしまうほたる。
翌日ほたるは久しぶりに実家に帰った。
ほたるは自分の部屋の押し入れの壁に「こんなじぶん」という文字が彫ってあるのに気づくが覚えがない。
両親と焼肉パーティで楽しく過ごした後、またその文字を見ていて、小学校の頃のことを思い出す。
好きな色を聞かれて正直に答えられなかった自分が嫌だったのだ。
ほたるは、そういう自分も肯定してみようと思う。
両親に温かく送り出されてマンションに帰って来たほたるは、手に取ったエアコンのリモコンが鍵谷美晴(髙石あかり)が置いて行ったものだと気づく。
15話の詳しいネタバレはこちら↓
16話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月14日(木)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月16日(土)午前0:40〜 午前0:45
16話のあらすじ
プロフィールを拝借して内定をもらったことを美晴(髙石あかり)に話せずにいるほたる(蒔田彩珠)。美晴が忘れていったエアコンのリモコンが現れ、返しに行こうとするも、どの部屋に住んでいるのかさえ知らない自分に落胆する。そんなとき、旅行から帰ってきた美晴がほたるの前に帰ってくる。プロフィールを盗んで就職することを告白する機会を伺うほたるだったが…。
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16話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、鍵谷美晴(髙石あかり)にエアコンのリモコンを預かっていることを連絡してみるが反応がない。
クリーニング店に行ったときに店主の東聡美(市川実日子)にさりげなく美晴のことを聞いてみた。
聡美は、ほたると美晴のことを不思議な二人だと言う。
それぞれここに来るたびにお互いの話をするのに二人きりでいるのは見たことがない。
「何か理由が無いと会えないのがちょっと残念」と美晴が言っていたことを教えてくれた。
そして、有志で集まってマイケル・ジャクソンのスリラーを踊ると言っていたので、大学にいるのではないかと言う。
大学に行ってみるが美晴は見つからない。
偶然マネキンを担いだ長野慎吾(倉悠貴)が通りかかった。
ほたるがマネキンを運ぶのを手伝ってあげると、慎吾は先日曖昧な告白をしたことを謝った。
好きだけど恋愛的な好きとは違うと言う。
ほたるが美晴の名前は出さずに、痛みを忘れる前に返したいものを返したいと漠然とした話をすると、慎吾は、中途半端な気持ちで行ったら後悔すると言うのだった。
慎吾は、「俺はもう大丈夫やから」と言って立ち去る。
ほたるが、美晴のマンションの前で待っているとようやく会うことができた。
ほたるはリモコンを返し、話したいことがあると言う。
一緒にカラオケに行ったが、ほたるは、美晴のプロフィールを借りて内定をもらったことを言い出せないでいた。
BE KOBEのモニュメントのそばでカップ麺を食べる二人。
ほたるは話し始める。
内定が出た時喜んでくれて手を握られた痛みがずっと残っていること。
痛いのは手じゃなくて。
「わたし…」と言ったまま何も言えなくなるほたる。
「それって本当に言わなきゃダメ?」「え?」
「だって、すっごく辛そうよ?」
美晴は、言う。「今日楽しかった、それで良くない?」
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17話のあらすじ・ネタバレ
初回放送: 9月18日(月)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月22日(金)午後11:50〜午前0:05
17話のあらすじ
時は流れて3年後。社会人になったほたる(蒔田彩珠)は、大手化粧品メーカー・日粧堂で、商品開発のリーダーを任されていた。上司・木下(原田泰造)の期待を受け、チームメンバーの麻衣子(倉科カナ)たちと共に、仕事に取り組む日々。恋人・賢人(高杉真宙)と穏やかな関係を築いているが、賢人からの「ちゃんとしてるよね」という言葉に戸惑ってしまう。そんなある日、様子が変な同僚の和佳奈(久間田琳加)を目撃する。
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17話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)が、日粧堂の東京本社に勤めて3年目になった。
ほたるは、大学の後輩本条恵麻(出口夏希)からOG訪問を受けたり、マーケティング部の商品開発チームのリーダーとしてプレゼンしたり充実した日々。
マーケティング部の部長木下雅人(原田泰造)からの信頼も厚い。
同期入社の青山悠太(大八木凱斗)と城島和佳奈(久間田琳加)とともにタコ焼きを食べに行った帰りに、ほたるは和佳奈から「かさちゃん。かさちゃんはそのままでいてね」と言われる。
ほたるはその夜、恋人の相澤賢人(高杉真宙)が住むタワーマンションへ。
翌朝、二人で朝食の後片づけをしている途中で連絡があり賢人は出社しなくてはならなくなる。
帰ったら自分が片づけるからそのままでいいよという賢人に、ほたるは「すぐだし。帰ってきたら絶対さっきやっとけよ過去の自分、ってなるから」と片づけを続ける。
「ホント、ちゃんとしてるよね、ほたるって」と賢人。
ほたるは、合鍵を渡された。
自分のマンションに帰ったほたるは、キッチンの流しに置きっぱなしの汚れたカップやお皿を見て、ため息をつく。
翌週出社したほたるは、会社のロビーで様子がおかしい和佳奈を見つけて声をかけるが、
「今日は帰る。じゃあね…」と会社を出て行ってしまった。
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18話のあらすじ・ネタバレ
初回放送: 9月19日(火)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月23日(土)午前0:05〜午前0:20
18話のあらすじ
会社をずっと休み続けている和佳奈(久間田琳加)を心配するほたる(蒔田彩珠)。「大丈夫?」と連絡するも、相手から返信がない。そんなとき、同僚の悠太(大八木凱斗)から和佳奈が会社に退職届を出したと聞かされる。動揺し、仕事が手につかないほたるだったが、木下(原田泰造)のアドバイスの元に、意を決して再び和佳奈にあるメッセージを送ると「会いたい」という返信が届く。
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18話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は同期の城島和佳奈(久間田琳加)がずっと会社を休んでいることが気がかりだった。
同じく同期の青山悠太(大八木凱斗)から、和佳奈が会社を辞めるつもりらしいと教えられる。
電話にも出ずメッセージを送っても返事が来ないというのだ。
ほたるも「大丈夫?」とメッセージを送ってみるが、夜になっても既読にならない。
ほたるは、社員食堂でマーケティング部の部長木下雅人(原田泰造)と一緒になる。
そこで、大丈夫?と聞かれて大丈夫じゃないと答えることは勇気がいるという話をされる。
ほたるは未読のままの「大丈夫?」というメッセージを取り消して、朝自撮りした寝癖の写真を和佳奈に送った。
するとすぐに会いたいという返信が来る。
和佳奈が打ち明けた話は重い内容だった。
就職試験のwebテストで不正をして入社したのだと言う。
ズルい自分を受け入れたつもりだったけれど、罪悪感が大きくなって耐えられなくなり会社を辞めるのだと。
「かさちゃんにだけは、本当のことを言っておきたくて」
ほたるは何も言葉にできない。
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19話のあらすじ・ネタバレ
初回放送: 9月20日(水)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月23日(土)午前0:20〜午前0:35
19話のあらすじ
和佳奈(久間田琳加)の告白を聞き、いつもの調子を取り戻せないほたる(蒔田彩珠)。会社でも研究所の職員である泉(平井理央)たちの質問に上手(うま)く答えることができずにいた。そんな気持ちを相談しようと恋人である賢人(高杉真宙)に連絡するが、賢人の前で本音を話すことができない。賢人は、仕事終わりの食事に誘い出すが…。
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19話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、同期の城島和佳奈(久間田琳加)からwebテストで不正を行って入社したことを打ち明けられて、日常生活も仕事も調子が出ない。
恋人の相澤賢人(高杉真宙)に相談しようとするが、賢人がほたるの同期の青山悠太(大八木凱斗)も一緒に誘ってしまい3人で食事に行くことに。
レストランで、スタッフが間違えて注文していないカプレーゼを運んできてしまった。
賢人は、そのまま置いておくように言うが自分では手を付けない。
放置されたままのカプレーゼのお皿を引き寄せ、ひとりで食べるほたる。
賢人と帰りながらほたるは、「間違って届いたカプレーゼは、最初からちゃんとそこにあったカプレーゼにはなれないのかな」と聞く。
「間違った人は間違ったまま正しい人たちに無かったことにされるしかないのかな」
賢人は「最初からそこにあったカプレーゼでしょう?正しい人でしょほたるは」と言うが、ほたるは否定する。
「そんなことないよ。大丈夫だよ」と賢人に「簡単に言わないで」と言ってほたるは帰ってしまった。
ほたるは和佳奈の最終出社日に待ち合わせて、自分も和佳奈と同じで悪いことをしたと言う。
エントリーシートに、こんな自分だったらいいのにと思う人のことを書いて就職試験を通過したのだと打ち明けるのだった。
和佳奈は「自分と同じではない」と言うが、ほたるは「同じではないけどわかるよ」と言ってしまう。
すると「かさちゃんと傷をなめ合うとか一番したくなかったよ」と悲しそうに立ち去ってしまった。
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20話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月21日(木)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月23日(土)午前0:35〜午前0:50
20話のあらすじ
和佳奈(久間田琳加)に、自分もウソをついて就職試験に臨んだと伝えるも反感を買ってしまったほたる(蒔田彩珠)。仕事の場でも、自分の主張を伝えられず相手に押し切られてしまう。心配したチームメンバーの麻衣子(倉科カナ)から、「心から作りたいと思うものが作れているのか」と問いかけられるが、和佳奈のことが頭をよぎり、集中することができない。そんなとき、街で鍵谷美晴(髙石あかり)を目撃する。
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20話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、同期の城島和佳奈(久間田琳加)に、自分もプロフィールを偽って入社したことを打ち明けてかえって傷つけてしまった。
和佳奈とのことを引きずって仕事に集中できない。
研究所職員の泉茉奈(平井理央)たちの主張にも意見を言えずに受け入れてしまう。
心配した先輩三島麻衣子(倉科カナ)から、自分自身が心から使いたいシャンプーを作ることができているのかどうか考えるようアドバイスされ励ましてもらった。
ほたるは社食で一緒になった部長の木下雅人(原田泰造)に、面接のときに思いやりを持つことを心がけているとか、発想力があるとか言ったことは嘘だったと打ち明ける。
木下は「わたしは面接で会った時に笠松さんと一緒に働きたいと思いましたし、今もそう思ってますよ」と言う。
息子が嘘をついたら怒るけれど、それは嘘が悪いことだからではない。
大人になったら、責任を持って自分のため誰かのために嘘をつかなくてはならない時がくるから、そのために、嘘をつくことに慣れてはいけない、と話してくれた。
相澤賢人(高杉真宙)から急に出張になったという連絡が入った。
ほたるは、会えなくなってがっかりするのではなくホッとしてしまった自分に腹を立てる。
「最低だよ。わたし。全部最低」
スマホを床に落とし、電源が入らなくなってしまった。
携帯ショップでは、3年使ったのなら寿命かもしれないと言われる。
ショップを出て考え込みながら歩いていると、目の前を大きな地図を広げながら歩く女性が。
鍵谷美晴だった。
20話の詳しいネタバレはこちら↓
21話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月25日(月)午後10:45〜午後11:00
再放送:9月30日(土)午前0:15 〜 午前0:30
21話のあらすじ
街で偶然再会したほたる(蒔田彩珠)と美晴(髙石あかり)。美晴は会社を辞めて、次なる道を探していた。自分が予想だにしない美晴の近況に打ちひしがれるほたる。そんなほたるに美晴は「変わったけど、全然変わってない」という言葉をかける。変わろうとがんばってきたはずの3年間に、戸惑いを隠せないほたる。ほたるは入社当時の記憶や賢人(高杉真宙)と出会った時のことを思い返し始める…。
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21話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は街で偶然幼なじみの鍵谷美晴(髙石あかり)と出会ってしまった。
美晴になぜ東京にいるのかと聞かれて、ほたるは東京で働いていることを話す。
美晴はゾンビオフ会で上京したと言う。
美晴は一方的に明日のランチの約束をして去っていった。
イタリアンの店でランチしながら美晴が話した内容は意外だった。
今は住所不定無職のニートだと言う。
スマホゲームを作るベンチャー企業で傑作のゾンビを作って満足し、会社を辞めた後ベネチアに1年留学して、1週間前に帰国したそう。
ほたるは自分のことを聞かれて、普通にがんばっていると言う。
イタリアンの店を出て、美晴は、久しぶりに話せてよかった、安心したと言う。
「笠松さん、変わったけど全然変わってなくて」
そこへひとりの女性が自転車で通りかかるが、カゴから長ネギを落として行ってしまう。
美晴は荷物をほたるに頼み、長ネギを拾って走って追いかけて行った。
ひとり残されたほたるは、自分と美晴の3年を思ってむなしくなる。
もしかしたら同じ土俵にさえ立っていなかったのかもしれない。
無事に長ネギを渡して美晴が戻って来た。
「もし笠松さんがひとりの時に同じ状況になってたら追いかけた?」
追いかけないとほたるは言うが、続けて、すき焼きを作るつもりだったらさみしいすき焼きになるし、ねぎま作るつもりだったらただ串に刺さった鶏肉みたいになる、だからネギを渡せて良かった、そう話す。
「ほら、やっぱり」「ん?」
「変わったけど、全然変わってない」
21話の詳しいネタバレはこちら↓
22話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月26日(火)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月30日(土)午前0:30〜午前0:45
22話のあらすじ
美晴(髙石あかり)との再会によって調子が狂い始めたほたる(蒔田彩珠)は、仕事も思うように手につかない。麻衣子(倉科カナ)から「自分をふかんして見てみたら」とアドバイスをもらいつつ、前向きに仕事に取り組もうとするなか、賢人(高杉真宙)から久しぶりに連絡が入る。食事をつくろうと賢人の家に向かうほたるだったが、賢人が嫌いな食べ物であるトマトを買ってきてしまう…。
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22話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、鍵谷美晴(髙石あかり)の「変わったけど全然変わってない」という言葉で揺らいでいた。
自分が心から使いたいシャンプーとは何かわからなくなってしまい、三島麻衣子(倉科カナ)に相談する。
三島は「自分を俯瞰(ふかん)して見たら」とアドバイスする。
相澤賢人(高杉真宙)から「出張から戻ったよ」とメッセージが届いた。
賢人の家で食事を作ることになったほたるはつい「頑張るか…」と呟いてしまって、隣の席の青山悠太(大八木凱斗)に「変なの。恋人に会うのに頑張るって」と言われてしまう。
パスタを作ろうとして、ほたるは買ってきたトマトが賢人の苦手なものだったことを思い出す。
仕方なくペペロンチーノを作ることに。
仕事の調子を聞かれて順調と答えてしまうほたる。
食後にほたるは冷蔵庫からチョコレートケーキを出してくるが、賢人はあまり嬉しそうではない。
「苦手だった?」と聞くと、「びっくりしちゃって。嬉しくて」と答える賢人。
一緒にいて楽しく過ごしたいだけなのに、そうしようとすればするほど緊張してしまう。
それは多分賢人も同じ。
眠れない夜を過ごし、寝違えた首のまま出勤すると、退職した城島和佳奈(久間田琳加)の代わりの社員が来ていた。
22話の詳しいネタバレはこちら↓
23話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月27日(水)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月30日(土)午前0:45〜午前1:00
23話のあらすじ
退職した和佳奈(久間田琳加)の代わりの社員が来ることに一抹のさみしさを感じていたほたる(蒔田彩珠)。そんなほたるの前に、和佳奈の忘れ物を届けてほしいという社員が現れる。良い別れ方をしていない和佳奈に対し、連絡をためらっていたほたるだったが、思い切ってメッセージを送ることに。和佳奈と再会するほたるは思い切って自分のありのままの悩みを打ち明ける。
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23話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、営業部の社員から預かったペンを渡すために久しぶりに城島和佳奈(久間田琳加)と会うことに。
前回気まずい別れ方をした二人だったが本音で語り合うことができた。
ほたるは、仕事がうまくいっていないことを話す。
「自分が何を作りたいのかよくわかんない。誰と一緒にいる時のわたしを信じたらいいんだろ。誰と一緒にいる時のわたしが本当のわたしなんだろ」
和佳奈は、カッコいいよ、それだけ誰かのことを考えているってことでしょ?と言った後で、
「でもひとりだけ、かさちゃんが寄り添えていない、察してあげられていない人がいるんじゃない?かさちゃん自身だよ」と言う。
ほたるは、和佳奈からもらった言葉を胸に、改めてシャンプー「Min」の企画に向き合う。
チームの三島麻衣子(倉科カナ)と青山悠太(大八木凱斗)にやはり天然香料にこだわっていきたいと相談すると、二人は協力すると言ってくれた。
しかし、研究所の泉茉奈(平井理央)たちは、天然香料は香りのコントロールが難しいし時間も経費もかかるから無理だと厳しい顔。
部長の木下雅人(原田泰造)は、ほたるの想いを汲み取った上で、「Min」の開発の一旦中止を告げる。
23話の詳しいネタバレはこちら↓
24話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:9月28日(木)午後10:45〜午後11:00
再放送: 9月30日(土)午前1:00〜午前1:15
24話のあらすじ
和佳奈(久間田琳加)の励ましを受け、自分が違和感を抱いたものに正直になろうとするほたる(蒔田彩珠)。チームメンバーである麻衣子(倉科カナ)たちの応援も受け、リーダーを務める新商品の開発に自分なりの意見を主張するが、上司である木下(原田泰造)からプロジェクトの中止を告げられる。
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24話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、部長の木下雅人(原田泰造)から、シャンプー「Min」の開発の一旦中止を告げられた。
ある日会社の帰り道に、ほたるは自分を追い越して行った自転車から長ネギが落ちるのを見る。
以前、同じ道を鍵谷美晴(髙石あかり)と歩いていた時も同じことがあった。
あの時美晴は迷うことなくネギを拾って追いかけて行った。
ほたるは必死で走って、高島三咲(西田尚美)にネギを渡す。
三咲は「本当にありがとう。ネギって替えがきかないのよね。意外とね」と言って、お礼にどら焼きを渡してくれた。
翌日ほたるは、木下部長に少しお休みをいただきたいと願い出る。
昨日の出来事を話し、ネギを渡した人から「ありがとう」と言ってもらえてお礼にどら焼きまでもらって、心が温かくなったその感覚を大事にしたいし突き詰めたい。
そのためには少し立ち止まる時間が必要な気がして、と話す。
木下部長は、休みをとることを了承した。
帰ろうとするほたるを三島麻衣子(倉科カナ)が呼び止め、自分の経験を話して、頭の中にもうひとりの自分を作ってみることを勧めてくれた。
ほたるは、相澤賢人(高杉真宙)と会って「距離を置きたい」と伝える。
「賢人と一緒にいる時のわたしって仕事中のわたしと一緒なの。それが嫌なの」
そういう自分も全部ひっくるめて、全部見つめ直そうと思っているとほたるは言った。
ほたるは神戸に帰ってクリーニング店の東聡美(市川実日子)を訪ねる。
聡美は笑顔で迎えてくれた。
24話の詳しいネタバレはこちら↓
25話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:10月2日(月)午後10:45〜午後11:00
再放送:10月6日(金)午後11:50〜午前0:05
25話のあらすじ
自分をリセットするために地元・神戸に戻ってきたほたる(蒔田彩珠)は、変わらずクリーニング店を営む聡美(市川実日子)と再会する。昼休憩に一緒にまかないのお弁当を、と誘ってくれる聡美だったが、この店にはもう一人まかないを食べる人がいるという。それは、アルバイトとしてこの店で働いている美晴(髙石あかり)だった。改めての再会に戸惑うほたると美晴。それぞれの近況を話す中、聡美は、ある言葉を投げかける。
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25話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、自分をリセットするために仕事を少しの間休むことにした。
思い立って神戸に行き、大学時代通っていたクリーニング店に通勤で着ていた服を大量に持ち込む。
店主の東聡美(市川実日子)がお昼ご飯をご馳走してくれることになった。
最近お弁当作りにハマっているのだと言う。
「誰かのためにお弁当を作るってなんかいいんですよね」
その「誰か」とは、聡美の店でバイトしている鍵谷美晴(髙石あかり)だった。
3人でお弁当を食べることに。
ほたるは、休職中であること、自分を見つめ直そうと思っていることを話す。
聡美は、前に進むための問いは二つあること、一つは自分のやりたいことと向き合うこと、もう一つは自分にできることと向き合うことという話をしてくれた。
そして聡美はほたるに「できることには十分向き合ったんじゃないですか?」と言うのだった。
美晴は、もし行くところがないなら自分の家にと誘ってくれたが、ほたるは実家に帰るからと断った。
実家に帰ると、母純子(紺野まひる) と父健次郎(マギー)が温かく迎えてくれた。
夕飯の時もほたるに何も聞かず、和やかに会話をする二人。
就寝前に、ほたるは母にいつまでいるのかと聞かれ、わからない、とりあえずやりたいことに向き合ってみようと思うと話す。
月曜日の朝、父のお弁当をほたるが作ってみることになった。
25話の詳しいネタバレはこちら↓
26話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:10月3日(火)午後10:45 〜 午後11:00
再放送:10月7日(土)午前0:05 〜 午前0:20
26話のあらすじ
仕事を休み、自宅に戻ったほたる(蒔田彩珠)。「自分のやりたいこと」に向き合おうと、母親・純子(紺野まひる)に見守られながら、父親・健次郎(マギー)のお弁当をつくることに。ある日、聡美(市川実日子)が経営するクリーニング店に自分の衣服を取りに行ったとき、美晴(髙石あかり)に「コーラマン」と呼ばれている、大学時代の同級生・慎吾(倉悠貴)と再会する。聞くと慎吾は、就活をしていた…。
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26話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、父健次郎(マギー)のお弁当作りをした。
嬉しそうに出かけて行く父。
東聡美(市川実日子)の経営するクリーニング店に衣服を取りに行くと、そこにはバイトしている鍵谷美晴(髙石あかり)とともに長野慎吾(倉悠貴)がいた。
慎吾は来年大学院卒業で、今は就活中。
最近リクルートスーツを出しにこの店に来ているのだと言う。
美晴と慎吾は、聡美が昆虫館で子供向けに行う講演の資料作りを手伝っていた。
ほたるも一緒にカブトムシの生態のポスターを作ることに。
聡美がほたると慎吾に渡してくれた心付けで二人は飲み物を買って公園のブランコで飲む。
慎吾は、演劇はもうやめたのだと話した。
「やりきったから。やりきった上で、暮らしていく術にはならないんやなと思ったから」
「向き合ったんや。ちゃんとやりたいことに」とほたる。
次は自分ができることは何かを考えると言う慎吾に、自分は逆で、やりたいことに向き合おうと思うと話した。
ほたるが、やりたいことを突き詰めて煮詰まってしまったこと、本当に自分には何もないってことになってしまうと思うことを話すと、
慎吾は「そんなことないよ。大丈夫よ。何もないなんてことない。大丈夫。ちゃんと向き合ってるんやから。大丈夫」と言う。
ほたるは、相澤賢人(高杉真宙)の「そんなことないよ。大丈夫だよ」という言葉を思い出していた。
「慎吾もそういうこと言うようになったんやなぁって」
「責任持って心から言ってるパターンもあるから」
ほたるは「ありがとう」と笑顔になった。
ほたるは母に届いていたダンス教室からの葉書を渡した。
自分が知らない「笠松純子さん」が沢山いるんだろうなと言うほたる。
「わたしはね、お母さんって役割に満足してる。だからあんまり本当のわたしとかは思わないかな。でもほたるは、子どもの役割とか考えなくていいからね。ほたるはほたるやねんから」と、母。
ほたるがお風呂から出ると、帰宅した父が夕食を食べていた。
父は、母が読書している時は、ひとりで食事するのだと言う。
ひとりの時間も大切にしてあげたいからという父に、お互い知らない時間が増えていくのは不安ではないのかと尋ねると、「不安とかはないな。一緒に生きてるっていう手触りがちゃんとあるからな」と答えてくれた。
就寝前、賢人からメッセージが届いた。
「もう一回会って話せない?」
26話の詳しいネタバレはこちら↓
27話のあらすじ・ネタバレ
初回放送: 10月4日(水)午後10:45〜午後11:00
再放送:10月7日(土)午前0:20〜午前0:35
27話のあらすじ
賢人(高杉真宙)から「会って話したい」とメッセージが届き、気持ちの整理がつかないほたる(蒔田彩珠)に聡美(市川実日子)は、「合コン」を提案する。それぞれが虫になって本音を語り合うという「合同昆虫パーティー」を開催しようと。戸惑うほたるだったが、美晴(髙石あかり)と聡美の勢いに乗ってしまう。そして、パーティー当日。賢人がやってくる…。
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27話のネタバレ
相澤賢人(高杉真宙)からの「もう一回会って話せない?」というメッセージに悩む笠松ほたる(蒔田彩珠)は、東聡美(市川実日子)に相談に行く。
聡美と鍵谷美晴(髙石あかり)に、賢人と向き合う勇気がないと話すと、聡美は合コン(合同昆虫パーティ)を開催しましょうと言う。
東京から、賢人がやってきて、クリーニング店の二階で合同昆虫パーティが始まる。
「まだ言っていない自分のことを虫になりきって話してみよう」という趣旨のパーティ。
聡美がカブトムシ、美晴がミツバチ、ほたるがテントウムシ、賢人がカマキリの被り物をした。
まずは聡美の話。
カブトムシを専門に研究していたが昆虫博士の夢がかないそうもないと自覚した時に父が亡くなり、クリーニング店を継ぐことに。
「社会に馴染むため、クリーニング屋の東聡美に擬態したんです」と言う。
美晴は、生まれて初めて人生に迷っていて、この先どんな鍵谷美晴になりたいのかわからなくなっているので、ここでバイトしながら考え中だと話した。
ほたるは、仕事でも恋人の前でも、ちゃんとしている笠松ほたるを演じてきたけれど、それは本当の自分じゃないのだと話す。
「本当の姿を見せて嫌われるんじゃないかって怖かったから頑張ってきた、賢人の前で」
27話の詳しいネタバレはこちら↓
28話のあらすじ・ネタバレ
初回放送:10月5日(木)午後10:45〜午後11:00
再放送:10月7日(土)午前0:35〜午前0:50
28話のあらすじ
賢人(高杉真宙)の前で本当の気持ちを吐露したほたる(蒔田彩珠)。一方、今までほたるが知らなかった賢人が隠してきたカッコ悪い姿を打ち明けられる。「合同昆虫パーティー」が終わり、賢人が東京へ帰った後、お互いに悩みの渦中にいることを話し出すほたると美晴(髙石あかり)。そんな二人を見守りながら、聡美(市川実日子)も、「今がまさに人生のシンキングタイム」であることを語りだすが…。
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28話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、東聡美(市川実日子)が開いた合同昆虫パーティで、聡美と鍵谷美晴(髙石あかり)が見守る中、相澤賢人(高杉真宙)に心の内を語る。
賢人も自分の想いを打ち明けてくれた。
賢人は、ほたるの返事を待っていると言って東京へ帰っていった。
ほたると聡美と美晴は、お互いの迷いや悩みを語り合う。
ほたるは、迷い込んでいる場所から抜け出すきっかけが見つかりそうだった。
ついビールを飲んでしまい酔っぱらったほたるは、美晴の家に連れて行かれ泊めてもらうことに。
まだ朦朧(もうろう)とする意識の中で、ほたるは思わず美晴に重大なことを打ち明けてしまった。
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29話のあらすじ・ネタバレ
初回放送: 10月9日(月)午後10:45〜午後11:00
再放送:10月13日(金)午後11:50〜午前0:05
29話のあらすじ
「鍵谷美晴さんを奪った」と、美晴(髙石あかり)のプロフィールを拝借して、就職試験に臨んでいたことを酔った勢いで話してしまうほたる(蒔田彩珠)。美晴は「出てって」と言い放ち、ほたるを追い出してしまう。美晴は、なぜそう言ってしまったのか、ほたるとの学生時代に思いを馳せる。「笠松さんは、いつも何か良い影響を与えてくれる存在で、それは変わらないと思っていた…」。そんな時、美晴の元にほたるが現れる。
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29話のネタバレ
酔って鍵谷美晴(髙石あかり)の家に連れて来られた笠松ほたる(蒔田彩珠)は、就活の時エントリーシートに美晴のプロフィールを書いてしまったことを打ち明けてしまう。
美晴は「出てって」と静かに告げた。
美晴にとってほたるの一番古い記憶は小学校5年生で同じクラスだった時。
中学までは学区が一緒だったが、高校も同じだった時には驚いた。
ほたるが、第一志望を落ちてこの高校に来たと聞いて「挑んだんやね」と言うと、
ほたるは、自分を好きになれる自分に変わりたかったからと答える。
美晴は、自分は自分を変えたいと思ったことはあったかなと思った。
美晴が大学進学を機に一人暮らしを始めたのは、変わるきっかけを作りたかったからだった。
偶然にも、ほたるが近所に住んでいてしかも同じ大学だとわかった時には縁を感じた。
美晴が変わりたいと思う一番の理由は、兄の大地(広田亮平)との関係に苦しんでいたこと。
不意に訪ねてきては好き勝手な言動で振り回す兄が自分を頼り、自分もそれに応えてしまうことが嫌だった。
兄がトイレットペーパーと醤油を持って行ってしまって困った時、ふとほたるのことが思い浮かんで借りに行く。
その時の何気ない会話に癒された美晴は、その後も時々元気を出したいと思った時に理由を作ってはほたるの家を訪ねた。
旅行帰りに鍵をなくした時にもほたるの家に転がり込んだ。
強引に入り込んでソファに寝てしまった美晴に、ほたるは毛布を掛けてくれた。嬉しかった。
ほたるの家にいる時に兄から電話がかかってきた。
「笠松さんの前で兄貴と話せば変われるかもしれない」と思い、ちゃんと自分の気持ちを言うことができた。
ほたるは美晴にとって、いつも何か良い影響を与えてくれる存在で、これからもきっとそれは変わらないと思っていたのに、就活の話を打ち明けられて全てが崩れてしまうようで怖くて混乱して、「出てって」と言ってしまったのだ。
美晴がスマホを手に考え込んでいると、ほたるが訪ねて来た。
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30話のあらすじ・ネタバレ
初回放送: 10月10日(火)午後10:45〜午後11:00
再放送:10月14日(土)午前0:05〜午前0:20
30話のあらすじ
美晴(髙石あかり)のプロフィールを拝借して、就職試験に臨んでいたことを酔った勢いで話してしまったほたる(蒔田彩珠)。学生時代のことに思いを巡らせながら、美晴に謝るため、美晴の自宅に戻る決意をする。美晴と再び対峙(じ)したほたるは、これまでの経緯を伝え、何度も謝罪するも、むしろ美晴を傷つけてしまう。
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30話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、鍵谷美晴(髙石あかり)の家で、就活のエントリーシートに美晴のプロフィールを書いたことを打ち明けた。
「出てって」と言われたほたるは美晴の家を出てバスを待つが、思い直して戻ることに。
「どんなに拒絶されても向き合わなきゃダメだ」
再び美晴に会ったほたるは心から謝ったが、美晴からどういうことなのか教えてほしいと言われ、改めて就活がうまくいかなかった時のことを話す。
こんな自分だったら良いのにと思っている人のことをエントリーシートに書いたと説明し、誰も不幸にしないで物事を解決する美晴、人知れず努力して人の一歩先で輝く美晴がずっと羨ましかったのだと話した。
「そういうことするの、わたしが知ってる笠松さんじゃ…」と美晴は言いかけて黙る。
「わたしは、ずっとわたしよ…。ずっと見抜いてたんよね。だから言ったんよね。変わったけど変わってないって」
そうほたるが言うと、美晴の目が大きく見開かれた。
その夜ほたるは泊めてもらい、美晴の服を借りて実家に帰っていく。
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31話のあらすじ・ネタバレ
10月11日(水):午後10:45 〜 午後11:00
10月14日(土):午前 0:20 〜 午前0:35
31話のあらすじ
美晴(髙石あかり)に謝罪するも、怒りもしない美晴の態度に気持ちが沈むほたる(蒔田彩珠)。意気消沈するほたるは、自宅近くに新しくできたマッサージ店のチラシを発見し、なんとなく足が向かってしまう…。一方、美晴(髙石あかり)もほたるに対して微妙な態度を取ってしまったことに思い悩んでいた。聡美(市川実日子)は、そんな美晴の姿を見て、ある言葉を投げかけるが…
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31話のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、鍵谷美晴(髙石あかり)に謝罪したが、美晴は怒ることもせずかといって許すと言ってくれるわけでもなかった。
気持ちが沈んでいたほたるは、新しくオープンしたマッサージ店に行ってみることにする。
マッサージ店の店主高梨寧々(白石麻衣)に、どの辺を中心にもみほぐしてほしいかと聞かれたほたるは、「心を」と言ってしまう。
ほたるの悩みを寧々は温かく受け止めてくれた。
一方の美晴も元気がなかった。
東聡美(市川実日子)に「悩んでいない時の自分に今の悩みを解決してほしい」と言うと、聡美は「悩んでない時の自分も悩んでる自分も自分、そう思えたら強くなれる気がします」と話す。
美晴からほたるに電話があり、二人は聡美のクリーニング店で待ち合わせることに。
聡美は「誰かと誰かの待ち合わせ場所になれるって光栄です。わたしは変わらずここにいますから」と言う。
ほたると聡美はビーナスブリッジまで歩いて行く。
わたしも言えていないことがあると言って、美晴は話し始めた。
鍵を無くしたと言ってほたるの家に転がり込んだ時、実は自分で鍵を捨てたのだと言う。
兄の大地(広田亮平)から逃げたくて家に帰りたくなかった。
行く宛が無くて困った末にほたるを頼ったと言うのだった。
「就活うまくいってなくてもちゃんと向き合ってる笠松さん見て、なんか元気出て」
ちゃんと自分の人生を生きるにはどうしたら良いか考えようと思えたと美晴は言う。
ほたるは、まるで自分が良い影響を与えているみたいに言われて混乱していた。
「そうよ。わたしにとって笠松さんはそういう存在やった。それがわたしの言えてなかったことやから」
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32話(最終回)のあらすじ・ネタバレ
10月12日(木): 午後10:45 〜 午後11:00
10月14日(土):午前0:35 〜 午前0:50
32話(最終回)のあらすじ
いよいよ最終回!果たして、「一番最悪なともだち」であるほたる(蒔田彩珠)と美晴(髙石あかり)はお互いの関係を修復できるのか。物語はいよいよクライマックスへ…。美晴にとって、ほたるはとても良い影響を与えてくれた存在であることを告白される。美晴は混乱しながらも、ほたるにさらにその思いを告げる。そんな思いを受けたほたるに、ある感情が湧きおこる…。
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32話(最終話)のネタバレ
笠松ほたる(蒔田彩珠)は鍵谷美晴(髙石あかり)から、自分のおかげで元気が出てちゃんと人生を考えようと思うことができた、と言われて混乱していた。
美晴は、兄の大地(広田亮平)に初めて本心を言うことができたのはその時にほたるがそばにいてくれたからだと話す。
そして、自分は手が届きそうな範囲のものを夢と言っているだけだった、いつだって真っ向勝負なほたるをすごいと思っていたのだと言う。
「笠松さんはずっと戦ってきたんよ、自分と。わたしは知ってる。わたしは、ずっとちゃんと知ってたよ、笠松さんのこと」
ほたるは呟く。
「バカやな…わたし。誰かにそう言ってもらいたかっただけなのかも。良かった…それが鍵谷さんで」
再びマッサージ店を訪れたほたるは、店主の高梨寧々(白石麻衣)に、クーポンを使い切るまでに決断しようと思うと話す。
何か悩み事がある時タイムリミットを設けたほうがいいと教えてくれた人がいるからと説明すると、
寧々は「面白い人っすね」と言う。
ほたるは「はい。面白い…友達なんです」と答える。
ほたるは東京に戻る決心をした。
ほたるが美晴に借りていた服を返しに行くと、
美晴は、「社会人になったらカニ食べに行こうって言ってたやん。絶好のカニ日和よ」と誘う。
だがほたるは、「まだいいです。次のカニ日和に」と微笑む。
「わかった。次のカニ日和に」
「じゃあ」と立ち去るほたるだったが、ふと振り返り美晴の姿を親指で隠してからすっと横にずらす。
それを見てグッドサインだと勘違いして親指を突き出す美晴。
グッドサインを送り合う二人。
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【わたしの一番最悪なともだち】に原作はある?
【わたしの一番最悪なともだち】に原作はありません。
脚本は若手作家・兵藤るりさん、原案・脚本協力は吹野剛史さんです。
オリジナルストーリーなので、予め展開や結末がわからないところも楽しみです。
【わたしの一番最悪なともだち】の気になるポイント(最終回後追記)
ほたるの就活の結果はどうなる?
偽りのエントリーシートを提出した企業にほたるは採用されるのでしょうか?
美晴の仮面をつけたほたるは、日粧堂のエントリーシート、面接、webテストを次々と通過して最終面接にたどりつきます。最終面接では「我々に自分をこう見せようと思う部分ではなくあなたの話を聞きたい」という面接官の言葉に何も言えなくなってしまいますが、朝のルーティンを聞かれて自分の言葉でなんとか答えるうちに心の中にあった本当の志望理由を伝えることができたのでした。そして内定をもらい、日粧堂に入社します。
社会人となったほたるはどんなキャラクターになっている?
ほたるの仕事ぶりはどうでしょう。学生時代とキャラは変わっているのでしょうか。
社会人のほたるは洗練された佇まいで、理想の自分を演出しているようでもありました。同僚からもカッコいいと言われ、上司からも信頼されて、入社3年目にはマーケティング部でプロジェクトリーダーを任されていました。ところが自身の優柔不断のせいでプロジェクトが休止になってしまいます。自分を見失ってしまい少しの間休職することに。でも神戸で心をやわらかくほぐしたほたるは、東京に戻ってきっとまた日粧堂で活躍できるはずです。
ほたるの恋愛にも注目!
物語の後半でほたるの恋人・相澤賢人(高杉真宙)が登場します。
どんな恋愛模様が描かれるのか楽しみです。
ほたるの大学の同級生・長野慎吾(倉悠貴)は最後まで友人のままなのかも気になります。
ある日慎吾は「ほたるのこと好きやったんかもしれん」と曖昧な告白をしますが、
後日「ほたるのこと好きやけど恋愛的な好きとは違う」と謝ります。
ほたるに失礼なことをしてしまったと、背中に「反省中」と書かれたTシャツを着ていたのが本当に慎吾らしいですね。
ほたるが社会人3年目で再会した時、彼は大学院に進んで就活をしていることがわかりました。
たまにまた変なTシャツを着てほたると遊んでほしいですが、時は確実に進んでいるんですよね。
賢人はタワマンに住む美形のエリートで申し分のない彼氏ですが、ほたるは賢人の前で「ちゃんとしている笠松ほたる」を脱ぐことができません。次第に関係が苦しくなり少し距離を置きたいと告げますが、その後賢人は神戸に会いに来てくれます。そして聡美さんが開いてくれた合同昆虫パーティのおかげでお互いの気持ちを理解することができました。自分自身と向き合うことができたほたるはきっと賢人にも素直な気持ちで会えると思います。賢人、待っててね!
ほたると美晴は「最高のともだち」になれる?
ほたるがプロフィールを拝借したことを美晴に知られる日は来るのでしょうか。
二人が心から理解し合える良いともだちになっていくと良いなと思います。
ほたるは酔った勢いで就活のことを美晴に打ち明けてしまいます。その後改めて心から謝りますが美晴は自分が知っているほたるとの違いに混乱してしまいます。その後真正面から向き合った二人。
美晴の視点から見た自分を知ることで、ほたるは自分自身を受け入れることができるようになりました。これから、お互いの良さを認め合い理解し合える「最高のともだち」になっていけると思います。
ほたるの成長に期待!
就活で美晴のキャラを借りてしまったほたるですが、その後自分自身としっかり向き合うことができるでしょうか。
また、一緒に過ごす同年代の仲間たちや魅力的な大人たちからどんなものを受け取ることができるのか、ほたるの成長する姿を楽しみに見守りたいと思います。
ほたるの両親、聡美さん、木下部長、三島さん、沙瑛さんなど、このドラマには素敵な大人が沢山登場しました。自分の価値観を押し付けることなく温かな目でほたるたちの成長をゆっくりと見守っていてくれました。面接官の関根さんやマッサージ師の寧々さんも忘れがたいです。
ほたると美晴、そして慎吾や光莉、賢人も和佳奈もこれから人生のシンキングタイムをくり返しながらきっと自分の道を力強く進んで行くのだと思います。希望に満ちた最終回でした。
またいつか最高なともだちの皆さんに会えることを期待して、次のカニ日和を待ちたいと思います。
記事内画像出典:わたしの一番最悪なともだち 公式サイト
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