【わたしの一番最悪なともだち】13話ネタバレ・感想|最終面接で筒井真理子が立ちはだかる!

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わたしの一番最悪なともだち13話

最終面接で筒井真理子が立ちはだかる!

【わたしの一番最悪なともだち】13話が9月11日(月)に放送されました。
(再放送:9月15日金曜午後11時55分)

笠松ほたる(蒔田彩珠)が、ついに日粧堂の最終面接へ。
ほたるは、鍵谷美晴(髙石あかり)の経歴や発言をなぞった自己PRで乗り切ろうとしますが、形だけ整えた説明であることを見抜かれ、「上辺だけじゃないあなたを知りたい」と言われてしまいます。
追い詰められてどんどんうつむいていってしまうほたる。果たして結果は?
面接官に筒井真理子と原田泰造が登場。緊迫の13話です。

それでは【わたしの一番最悪なともだち】13話のネタバレ感想をお届けしていきます。

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目次

【わたしの一番最悪なともだち】13話のネタバレ

まずは自己紹介と志望理由

いよいよ最終面接が始まった。
笠松ほたる(蒔田彩珠)は「笠松ほたると申します。よろしくお願いします」と緊張の面持ち。
面接官の木下雅人(原田泰造)が「簡単な自己紹介と弊社を志望した理由を教えてください」と告げる。
ほたるはあらかじめ準備した内容をスラスラと答えた。
大学ではダンスサークルに所属して相手を意識することの大切さを学んだこと、顧客を意識するという点で日粧堂でも生かせると思うこと、思いやり気配り発想力という自分の長所を生かして活躍したいこと。
引き続き、学生時代の一番の挑戦を聞かれて、ダンスサークルでの活動とそこで学んだことを話す。
木下からの質問に丁寧に答えていくほたる。
だがその内容は全て鍵谷美晴(髙石あかり)の経験や発言を拝借したものだった。

鋭い質問がほたるを追い詰めていく

「ちょっといいですか?」
それまで黙って聞いていた関根香織(筒井真理子)が口を開いた。
「何か、コンプレックスがあれば可能な範囲で答えていただけますか」
ほたるは、どこに行ってもみんなのお姉さんのような立場になってしまうことだと答える。

「みんなのお姉さんのような立場」ってまさに美晴のことだよね。

「頼られるのは嬉しいのですが、それを求められ過ぎると辛いと感じることがあります」
なんて言ってたけど、ついこの前美晴から聞いたことをそのまま喋ってるだけなのよね。

案の定、面接官に深く聞かれると口ごもってしまったよ。

美晴の悩みをくわしく聞いてなかったからね。
「裏の部分も知っておいたほうがいい」っていう慎吾の言葉を思い出すよ。
音楽もどんどん不穏な感じになってきた。

「それってコンプレックスなんですか?ある意味長所とも言えますよね」
ほたるは答えることができずうつむいてしまった。

本当のあなたが知りたい

関根は言う。
「笠松さんが我々に自分をこう見せようと思う部分はよく見えているんですが、そうじゃない部分が全く見えてこないんです」
木下が言い添える。
「私たちは、一緒に働いていく人を選ぶ上で上辺だけじゃない笠松さんを知りたいと思っています」
関根は改めて、何故日粧堂で働きたいのかを聞くが、ほたるは答えることができない。
「じゃ、最後に次の質問に答えてください。それで今日は終わります。
笠松さん、あなたは朝起きて最初に何をしますか」
関根の質問に戸惑うほたる。
関根は具体的な例を出しながら「あなたの話を聞かせてください」と促した。
ほたるは少しずつ話し始める。
朝起きたらまずスマホを見ること、窓のところで光を浴びること、顔を洗って化粧水と乳液を塗ってUVケアをすること、面白い寝癖がついてたら写真を撮ること、朝食について、メイクについて。
何の変哲もないつまらない朝だけど、就活が始まってどんな会社に入って何をしたいか考えた時にヒントになったのはこの朝だったような気がすると。
「自分の日常を支えるもの。化粧水、乳液、コスメ、そういったものを作る会社に携わりたいと思ったのは、本当です」
表情からは自信が消えてしまっていたが、最後の質問には全部自分の言葉で答えた。
最終面接が終了した。
木下からは、選考通過の場合は明日の11時までにお電話しますと告げられる。

パジャマのままで

足取り重く帰宅したほたるは、夕食もほとんど残してしまった。
翌朝も、暗い表情でただスマホを見つめている。
とうとう11時になってしまった。
ほたるの顔がさらに暗くなった時、電話がかかってくる。
気が付くとパジャマのまま小走りで外へ出ていた。
無意識なのか美晴の家の方へ歩いて行くうちにふと自分の姿に気づいてもどろうとすると、どこかから帰って来た美晴に声を掛けられる。
パジャマ姿のほたるにどうしたのか聞く美晴。だが声がうまく出ない。
ようやく「ないて…い」と声を絞り出す。
「え?内定出たの?おめでとう!すごいすごい!おめでとう!」
美晴はほたるの両手を握りしめ飛び上がって大喜びしてくれた。

【わたしの一番最悪なともだち】13話の感想

偽りを越えて出てきた「本当」のこと

面接官たちは、ほたるが他者の人物像を拝借していることは知らなくても、あらかじめ用意した台本のまま答えていることは見透かしていたんですよね。
それは、目の前の面接官に向き合っていないということでした。
日常のルーティンについて質問することでありのままの生き生きした言葉を引き出した関根さんも、最初はおずおずと語りだしたけれど最後はしっかりと志望動機に繋げることができたほたるもお見事でした。
「本当です」という言葉には特別な思いがこもっていたと思います。

両手を握りしめてくれる人

実感の沸かないほたる。
自分の事のように大喜びしてくれる美晴。
美晴の手のぬくもりはほたるに何を届けたのでしょうか。
ともあれ、ほたる、内定おめでとう!
日常のささいなことへの好奇心やみずみずしく豊かな感性、清少納言から学んだことを化粧品の商品開発に生かしていけたらいいですね。

次回、14話は9月12日(火)午後10時45分からです。どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:わたしの一番最悪なともだち 公式サイト

わたしの一番最悪なともだち13話

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