【わたしの一番最悪なともだち】7話ネタバレ・感想|シャツのシミが消えた後消えずに残ったものは?

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わたしの一番最悪なともだち7話

シャツのシミが消えた後消えずに残ったものは?

【わたしの一番最悪なともだち】7話が8月30日(水)に放送されました。
(再放送:9月2日土曜午前1時30分)
就活中の笠松ほたる(蒔田彩珠)は、偽りのエントリーシートを送ってしまったことと、バイト仲間の石川光莉(井頭愛海)に連絡が取れないことという2つの問題を抱えています。
ほたるは長野慎吾(倉悠貴)を家に呼んで就活の相談をしますが、そこへ鍵谷美晴(髙石あかり)がやってきました。
3人はなぜか皆、白いシャツを汚している状態。
今回はクリーニング店で過ごす時間が、ほたるにとっての転機となります。

それでは【わたしの一番最悪なともだち】7話のネタバレ感想をお届けしていきます。

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目次

【わたしの一番最悪なともだち】7話のネタバレ

Tシャツを汚した3人

笠松ほたる(蒔田彩珠)と長野慎吾(倉悠貴)は、ほたるの不注意で噴き出したコーラでTシャツを濡らしてしまう。
その時、ほたるの家に突然鍵谷美晴(髙石あかり)がやってきた。
カレーでシャツを汚してしまったからキッチンぺーパーを貸してほしいと言う。
慎吾に気づいた美晴は「お取込み中?彼氏?」
「違います」即座に否定する慎吾。
慎吾はほたるからこの人物が鍵谷美晴だと教えられて思わず「え、ご本人!」と叫んでしまう。

部屋に入った3人はそれぞれ自分のシャツのシミを取ろうとするがむしろ汚れが広がるばかり。
ほたると美里の行きつけのクリーニング店に行くことになった。

クリーニング店で美晴に取材

すでに閉店の時間だったが、店主の東聡美(市川実日子)の好意で3人は自分たちでシミ抜きの作業をすることに。
「シミが抜けたら呼んでください」と言いおき、聡美は奥の部屋に行ってゲームを始めた。
「聡美さんって人との距離の取り方が絶妙なひとだ」とほたるは思う。

美晴は、映画「タイタニック」を観ている最中に涙を拭こうとしてカレーをこぼしてしまったのだと言う。
慎吾は「タイタニック!俺、それベストムービー!」と言い、二人は意気投合。
演劇サークルの次の公演でダンサーの男を主人公にしたいので、役作りの参考のためにダンスの話を聞きたいと言って、美晴に取材を始めた。
ダンスの魅力を聞かれた美晴は、「自分が自分じゃなくなる感覚、みたいなのが楽しかったんよね」と答える。
普通に生きていたら音楽に合わせて激しく踊ることなんてないけれど、スポットライトを浴びている時間はむしろそういう自分が求められていて、こういう自分も自分の一部なんだという感覚なのだと。
「新しい自分に出会える、みたいな感じ?」という慎吾の問いに「近いかも」と答える美晴。
ほたるは二人の会話に、モノローグですら入っていけない。
慎吾に促されて、ほたるはダンスを踊る上で大事にしていることは何かを聞いてみる。
美晴は、曲とか振りつけを通して感じたことをなるべくそのままの状態で心にしまっておいて本番で取り出すとうまく踊れるような気がする、と答えてくれた。
「やって(そうなんだって)」と自分に向かって言う慎吾に、ほたるは腹を立ててドライヤーの風を当てる。乾燥肌になってしまえ!と思いながら。

シミはきれいに落ちて、聡美にお礼を言う3人。
聡美は「人はなぜシャツのシミを消そうとするんでしょうね」と言う。
「起きてしまった過去を無かったことにするのなぜそこまで必死なんでしょう。真っ白に戻るとなぜ安心するんでしょう」
美晴は「そもそも、シミ=消さなきゃいけないものって誰が決めたんやろうね」と言い出す。

慎吾の優しさとほたるの覚悟

美晴は家に帰っていった。
同じく帰ろうとする慎吾をほたるは「話があるから」と家に連れて帰る。
ほたるが想像していた通り、慎吾が美晴に話を聞き出したのは、エントリーシートに学生時代ダンスサークルで活躍したと嘘の内容を書いてしまったほたるのためだった。

慎吾が「面白い人やったね、鍵谷美晴さん」と言ったら
ほたるは黙ってしまったね。

「妬いてんの?」って慎吾は言ってたね。
ほたるに対してちょっと特別な感情があるのかなって思っちゃった。
ほたるは「んなわけないでしょ」ってクールに言ってたけど。

勝手なことをしないでほしいとほたるは訴えるが、慎吾は「すっごい心配しているんよ俺、ほたるのこと」と真剣な顔。
お茶を淹れようとしたほたるは、コーラで床がべたべたしていることに気づく。
残ったコーラのことを「のコーラ」と言いながら床掃除するほたると、手伝う慎吾。
「のコーラ」のおかげで和らぐ空気。
「ありがとうね、今日は」とほたるは慎吾を見送った。

慎吾はいい人だ。
いい人を心配させてしまった時、人はそれなりの覚悟を持って反省しなきゃいけない。
ほたるは、過去を無かったことにせず前に進むことにした。
一次面接を受ける覚悟を決め、石川光莉(井頭愛海)に「大丈夫?」とメッセージを送信した。

【わたしの一番最悪なともだち】7話の感想

わたしの一番最悪なともだち7話ほたると慎吾と美晴

慎吾はいい人ですね。初対面の美晴に合わせて軽く嘘をつきながら話を引き出していく。
嘘、と言っても人間関係を円滑にする方便みたいなもの。今回はほたるの就活のためのものでした。
ほたるはドライヤーの風を当てて腹を立てているようでしたが、本心では感謝しているんですよね。
腹を立てているのは、きっとそんなことを慎吾にさせている自分に対してなのでしょう。
慎吾のおかげで、美晴のダンスへの想いを知ることができました。
そのことが、今後のほたるにとって何かの力になるかもしれません。

シャツについたシミは消えましたが、部屋の床に「のコーラ」が残っていました。
嘘をついた自分を消し去ることなく、罪悪感を抱いたまま、ほたるは前へ進みます。

次回、8話は8月31日(木)午後10時45分からです。どうぞお楽しみに!


記事内画像出典:わたしの一番最悪なともだち 公式サイト

わたしの一番最悪なともだち7話

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