【わたしの一番最悪なともだち】31話ネタバレ・感想|相手と向き合うことで自分を知っていくほたると美晴!

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わたしの一番最悪なともだち31話

相手と向き合うことで自分を知っていくほたると美晴!

【わたしの一番最悪なともだち】31話が10月11日(水)に放送されました。
(再放送:10月14日土曜午前0時20分)
笠松ほたる(蒔田彩珠)は鍵谷美晴(髙石あかり)に謝罪しましたが、気持ちが届いていないように感じて沈み込んでいます。
そんな時、母(紺野まひる)に渡された新しいマッサージ店のチラシを見て、行ってみることに。
一方、美晴もほたるとの関係に思い悩んでいました。
東聡美(市川実日子)はそんな美晴に声をかけます。
今回はマッサージ店の店主役で白石麻衣がゲスト出演!

それでは【わたしの一番最悪なともだち】31話のネタバレ、感想をお届けします。

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目次

【わたしの一番最悪なともだち】31話のネタバレ

マッサージ店で心をほぐしてもらう

わたしの一番最悪なともだち蒔田彩珠白石麻衣

笠松ほたる(蒔田彩珠)は、鍵谷美晴(髙石あかり)に就活の時エントリーシートに美晴の経歴を書いてしまったことを謝罪したが、美晴は怒ったり責めたりせず、かといって許すと言ってくれるわけでもなかった。
気持ちが沈んでいたほたるだったが、新しくオープンしたマッサージ店に行ってみることにする。
純子(紺野まひる)がクーポン券付きのチラシをほたるのために置いておいてくれたのだった。

マッサージ店の店主高梨寧々(白石麻衣)は明るくノリの良い女性だった。
どの辺を中心にもみほぐしてほしいかと聞かれたほたるは、「心を」とつい言ってしまう。
「心っすね!かしこまりました」
寧々は、無料のオプションで「悩み聞き流し」と「悩み受け答え」のコースがあると言う。
両方をお願いすると快く承知してくれた。

ずっと伝えなきゃいけないことを伝えられなかった相手についに全部打ち明けたら、最初は「出てって」と拒絶されたけれど、事情を話せば話すほど「うん」という言葉しか返ってこなくて距離を感じる。
ほたるがそう話すと、寧々は「距離を縮めたかったんすか」と聞いた。
「なんでそんなことをしたの」とか「ふざけるな」とか言われたかったんだけど、言われたところで…と迷い込んでしまうほたる。

ため息集めて風船飛ばせそうですよ

一方美晴もほたるとの関係に思い悩んでいた。
クリーニング店でバイトしている間も元気がない美晴を気遣って、店主の東聡美(市川実日子)は声をかける。
「どうしたんですか?今日。ため息集めて風船飛ばせそうですよ」
「それはちょっと楽しそう」
少し笑った美晴だったが、「人はあまりに衝撃的なことがあると何も言えなくなるものなんですね」と言う。
なぜ自分は一人だけなんだろう、悩んでいない時の自分に今の悩みを解決してほしいと訴える美晴に、聡美は告げる。
「自分が沢山いたら忙しいですよ。悩んでない時の自分も悩んでる自分も自分、そう思えたら強くなれる気がします」

誰かと誰かの待ち合わせ場所になれること

ほたるがマッサージ店を出ると、美晴から電話があった。
仕事が終わった後に会いたい、都合の良い所に行くからという美晴に、ほたるはクリーニング店まで行くと言う。

ほたると美晴を前に、聡美は「誰かと誰かの待ち合わせ場所になれるって光栄です。わたしは変わらずここにいますから」と笑顔だった。
ほたると聡美はビーナスブリッジまで歩いて行く。

向き合う二人

「見晴らし良い所好きでさ」という美晴に「やろうね」というほたるがなんか良かったな。思えばほたるはいつも美晴を見上げていたんだよな。

そう言えばここの二人の服装の色が象徴的だわ。ほたるは水色、美晴は黄色を着ている。

なるほど!小学校時代ほたるは本当は黄色が好きなのに周りに合わせて水色を好きだと言って、美晴は素直に黄色と言ったんだったね。

ようやくここでお互い素直な気持ちで同じ目線で向き合えるようになるのね。感慨深い。

美しい神戸の街を眺めながら、美晴は言う。
「やっといつものわたしで話せそう」
わたしも笠松さんに言えていないことがあると言って、美晴は話し始めた。
鍵を無くしたと言ってほたるの家に転がり込んだ時、実は鍵をバス停のベンチに自分で置いてきたのだと言う。
兄の大地(広田亮平)との関係に苦悩していたほたるは、頻繁に訪ねてくる兄から逃げたくて家に帰りたくなかった。
だが、泊めてくれる友達も見つからず仕方なくバス停に鍵を取りに戻ったがすでに無くなっていた。
行く宛が無くて困った末、ほたるを頼ったと言うのだった。
不安でたまらなかった時の最後の砦がほたるだったのだ。
「就活うまくいってなくてもちゃんと向き合ってる笠松さん見て、なんか元気出て」
このまま兄に振り回されているままではダメ、ちゃんと自分の人生を生きるにはどうしたら良いか考えようと思えたと美晴は言う。

ほたるは混乱していた。
「なんかまるでわたしが良い影響を与えてる…みたいな」
「そうよ。わたしにとって笠松さんはそういう存在やった。それがわたしの言えてなかったことやから」
ほたるの目を真っすぐ見て、美晴は微笑んだ。

【わたしの一番最悪なともだち】31話の感想

ほたると美晴を見守る大人たち

心をほぐしてくれたマッサージ師の寧々さんも、「わたしは変わらずここにいますから」と微笑んでくれた聡美さんも温かい存在です。
いつも珠玉の言葉を伝えてくれる聡美さんですが、彼女も決して悟りの境地にあるわけではなく、道の途中で迷っている人なんですよね。
そういう聡美さんだからこそ「人生そのものがシンキングタイム」という言葉に説得力を感じます。
そっと見守ってくれているほたるの両親も含め、このドラマには素敵な大人たちが沢山いますね。

自分自身を知っていくこと

同じ位置で真っすぐ向き合って話をするほたると美晴。
美晴が自分をそんな風に思っていたなんて。
ほたるにとって“目の上のたんこぶだけど理想の存在でしかも罪悪感を感じる相手”だった美晴からのまさかの言葉でした。
自分では気づかない部分を美質として受け取ってくれる人がいる。
ほたると美晴がお互いに向き合うことは、自分について知る機会にもなるのですね。
映し鏡のような二人。

さあとうとう最終回を迎えます。
32話は10月12日(木)午後10時45分からです。どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:わたしの一番最悪なともだち 公式サイト


わたしの一番最悪なともだち31話

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