【わたしの一番最悪なともだち】29話ネタバレ・感想|鍵谷美晴の視点に立つと物語が反転する!

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わたしの一番最悪なともだち29話

鍵谷美晴の視点に立つと物語が反転する!

【わたしの一番最悪なともだち】29話が10月9日(月)に放送されました。
(再放送:10月13日金曜午後11時50分)
笠松ほたる(蒔田彩珠)は、酔っぱらって鍵谷美晴(髙石あかり)の家に連れて来られた時に、就活のエントリーシートに美晴のプロフィールを書いてしまったことを打ち明けます。
美晴は「出てって」とほたるを追い出してしまいました。
今回は、美晴の心情が綴られ、美晴にとってほたるがどんな存在だったのかが描かれます。
これまでの印象がガラリと変わって、改めて1話から見直したくなりますよ!

いよいよ最終週、【わたしの一番最悪なともだち】29話のネタバレ、感想をお届けしましょう。

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目次

【わたしの一番最悪なともだち】29話のネタバレ

出てって

酔っぱらって鍵谷美晴(髙石あかり)の家に連れてきてもらった笠松ほたる(蒔田彩珠)は、就活の時エントリーシートに美晴のプロフィールを書いたことを打ち明けてしまう。
「鍵谷美晴さんを奪った」

美晴は「出てって」と静かに告げる。
いつもは見たことのない表情だった。

どうして「出てって」と言ってしまったのか。
美晴は、自分とほたるのこれまでを思い起こす。

美晴にとってのほたる

最初に美晴がほたるを認識したのは小学校5年生で同じクラスになった時だった。
中学までは学区が一緒だったが、高校も同じだった時には驚いた。
ほたるを見つけて「一緒に帰ろう」と駆け寄った。
この高校が第一志望だったのかと聞くと、ほたるは他も受けたけど落ちたのだと言う。
「結構あれやね、挑んだんやね」
「うん、変えたかったから。自分を」
ほたるは、自分を好きになれる自分に変わりたいと言う。
美晴は、自分は笠松さんみたいに自分を変えたいと思ったことはあったかなと思う。

美晴が大学進学を機に一人暮らしを始めたのは、変わるきっかけを作りたかったから。
偶然にも、ほたるが近所に住んでいてしかも同じ大学だとわかった時は縁を感じた。
道で出会った時は嬉しかった。
なぜかほたるは逃げて行ってしまって追いかけることになったけど。

美晴が変わりたい理由

わたしの一番最悪なともだち美晴と兄

美晴が変わりたいと思う一番の理由は、兄の大地(広田亮平)との関係に苦しんでいたこと。
不意に訪ねてきては好き勝手な言動で振り回す兄。
突然これからインドに行くからと言って、トイレットペーパーや醤油を持って行ってしまったこともあった。
妹なのに姉のように頼られてしまい、それに応えてしまう自分が嫌だった。

毛布を掛けてくれる人

美晴はトイレットペーパーと醤油が無くなって困ってしまったが、ふとほたるのことが思い浮かぶ。
「一生のお願い!」
ほたるの家に突撃すると、困惑しながらもトイレットペーパーと醤油を持ってきてくれた。
醤油は薄口醤油、トイレットペーパーには香りがついている。
美晴は、知らなかった世界に出会えたと喜ぶ。

何気ない会話に癒された美晴は、その後も元気を出したいと思った時に理由を作ってはほたるの家を訪ねた。

旅行帰りに鍵をなくした時にもほたるの家に転がり込んだ。
「笠松さんにはちょっと甘えてもいいかな」と思って。
ほたるは歓迎している表情ではなかったけれど、強引に入り込んでソファに寝てしまった美晴にそっと毛布を掛けてくれた。
嬉しかった。

ほたるの目を盗んで、美晴は感謝と応援の気持ちを込めて机に矢印の落書きをする。

いきなりトイレットペーパーや醤油を借りに来た美晴のことちょっと図々しいと思ってたんだけど、そんな事情があったのか!

また1話から見返したくなったわ。美晴はずっと陽気に振る舞っていたけど、彼女も葛藤を抱えていて、ほたるがすごく大切な存在だったのね。

美晴側から見ると物語の印象が全然変わってくるね。これはリアルでもあることなんだろうな。

あんなに傍若無人に見えて、実はほたるの家のドアの前で一瞬真顔になっていたりとか毛布掛けてもらって感激したりとか…なんだか美晴が愛しいよ。

いつも良い影響を与えてくれる存在

兄に嫌気がさして家出をした夜、その兄から電話がかかってきた時も「笠松さんの前で兄貴と話せば変われるかもしれない」と思った。
あの時泣きそうになったのは、兄にやっと自分の気持ちを言うことができたからだった。

「笠松さんはわたしにとって、いつも何か良い影響を与えてくれる存在で、これからもきっとそれは変わらないと思っていて」
だからこそ、「鍵谷美晴さんを奪った」と言われた時、なんだか全てが崩れてしまうようなそんな予感がして怖くて混乱して、「出てって」と言ってしまった。
美晴がスマホを手に取って考え込んでいるとチャイムが鳴る。
ドアの外には、ほたるが立っていた。

【わたしの一番最悪なともだち】29話の感想

やっと明かされた美晴の心情

まだ酔いが残っている中で、ついに本当のことを告白してしまったほたる。
それを受け入れることができなかった美晴。
今回はそこから、美晴の心情が明かされていく展開でした。
髙石あかりさんの初めてのモノローグが胸に沁みました。
ほたるからはいつも光の中を自由奔放に歩いているように見えていた美晴。
でも美晴にとって、ほたるは甘えられる存在だったのでした。
ほたるの前だからこそ自由に振る舞うことができていたんですね。

お互いが憧れの存在

ほたるはずっと、自分が持っていないものを持っている美晴が羨ましくて眩しかったんですよね。
美晴をなぞるように生きることで理想の自分を目指してきたのでした。
一方、美晴にとってのほたるは、変わりたいと思わせてくれるきっかけをくれた存在で、心許せる人だったんですね。
お互いに影響を与えあってきた二人。まさしく「共生」の関係なのではと思います。
それぞれの弱い部分も分かち合っていけたら最高の友達になれるのでは。
今回、初めて自分から美晴の家を訪ねたほたるですが、次回はどうなるのでしょう。

30話は10月10日(火)午後10時45分からです。どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:わたしの一番最悪なともだち 公式サイト



わたしの一番最悪なともだち29話

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