大河ドラマ【光る君へ】のキャスト一覧と相関図!吉高由里子が紫式部に!

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【光る君へ】の内容

千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性・紫式部が主人公。

「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想いだった…。

その男性の名は藤原道長。

変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語を描きます。

<内容>

10世紀後半、京で生まれた一人の女の子。父・藤原為時は和歌に秀で、名を知られた文人。貴族の中ではけっして上位ではないが、名家である。女の子はまひろと名付けられ、幼くして母を失ったものの、弟とともに父の慈愛を受けて育つ。

まひろの文学の素質は際立ったものがあり、弟への講義を横で聞くだけで、漢学も和歌も覚えてしまうほどだった。学問はまひろにとって、心の中の豊かな世界観の礎となる。

母の死から数年後、少女のまひろが出会った運命のひと。それがのちの最高権力者となる藤原道長である。そのころの道長は、まだ兄たちの陰に隠れて、おっとりとしたかわいらしい少年にすぎなかった。成長するにつれて、まひろと道長は、子どもらしい親しみから、やがてお互いにかれるようになる。しかし両家の家格の違いと、まひろの母の死にまつわる秘密が、二人の関係に影を落とす。

その後、父の受領としての赴任先・越前に同行したまひろ。一方で、道長はライバルを蹴落とし、権力の階段を急速に上り始めていた。まひろは思いを断ち切って、京に戻り藤原宣孝との結婚を決める。宣孝とは父ほども年が離れており、娘を授かったものの、わずか一年で夫が急逝。まひろはシングルマザーとなる。

道長は、天皇に娘を入内させ、いずれは天皇の祖父=外戚となることをもくろんでいた。天皇、道長たち貴族、そして后や姫たちの複雑な人間関係を聞き知ったまひろ。生来の文学好きと結びついて想像が広がり、子育てのかたわら、一編の物語を書きはじめる。主人公は皇子でありながら、臣下となった光る君。その呼び名のとおり光り輝くように美しい男性だ。やがて『源氏物語』の評判は道長の耳に入り、娘に后としての教養を授ける女房として宮中に上がるよう、強く誘われる。ライバルを抑え、我が娘に文学好きな天皇をきつけたい思いが、道長にはあった。

一人娘の養育のために、宮中に上がることを決意するまひろ。宮仕えのかたわらで、道長のバックアップを得て、乞われるままに源氏物語を書き進む。書き上げる端から周囲が奪い合うほどの人気ぶりで、女性たちはもちろん、天皇までもが源氏物語に魅せられる。ヒロインの紫の上にちなんで、まひろに「紫」の呼び名が冠されるほどだった。

【光る君へ】タイトルは2つの意味

タイトル「光る君へ」の意味とは?

『源氏物語』の主人公「光源氏」は、原文では「光る君」と書かれています。

なので光源氏のことかと思ったら…単純にそういうわけではありません。

以下の2つの意味があると紹介されています↓

タイトルの「光る君へ」は、我が手で生み出した、かけがえのない【源氏物語】、そしてこのドラマ全編を通じて、ときに惹ひかれ、ときに離れ、陰に陽に強く影響し合うソウルメイト【藤原道長】への、紫式部の深くつきることのない想いを表します。

実は「光源氏」のモデルは諸説あります。ただし有力なモデルが藤原道長。

作品『源氏物語』自体への想いとソウルメイトの「藤原道長」への想い。

この2つへの紫式部の想いがタイトルで表現されているのですね。

【光る君へ】のスタッフ

<スタッフ一覧>

  • 脚本:大石静(「セカンドバージン」「恋する母たち」「星降る夜に」他)
  • 語り(ナレーション):伊東敏恵(NHKアナウンサー)
  • 音楽:冬野ユミ(「連続テレビ小説スカーレット」「アシガール」他)
  • 制作統括:内田ゆき
  • 演出:中島由貴・佐々木善春 ほか
光る君への原作は?

大河ドラマ「光る君へ」の原作になった小説や漫画はありません。脚本家・大石静さんが『源氏物語』を書いた紫式部を主人公に描くオリジナルストーリーです。

脚本:大石静

脚本は大石静(おおいし・しずか)さんです。

NHKでは連続テレビ小説『ふたりっ子』(同作で第15回向田邦子賞と第5回橋田賞)、連続テレビ小説『オードリー』、大河ドラマ『功名が辻』、映画化もされた『セカンドバージン』(同作で東京ドラマアウォード脚本賞)を手掛けています。

他局では、「家売るオンナ」、「知らなくていいコト」(日本テレビ)「長男の嫁」、「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS)、「アフリカの夜」、「愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~」(フジテレビ)、「あのときキスしておけば」、「和田家の男たち」「星降る夜に」(テレビ朝日)などの脚本を担当。

まさに大御所といっていい脚本家さん。本作も期待大です。

制作統括:内田ゆき

制作統括の内田ゆきさんは、プロデューサーとして『ツバキ文具店』『アシガール』『連続テレビ小説スカーレット』などを手掛けています。最近では土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」のチーフプロデューサーを務めました。

内田ゆきさんのコメント

2024年の大河ドラマを担当するにあたって、これまでにやっていない題材はなんだろう?と、まずは考えました。そして、そろそろ女性の主人公がきてもいいのでは?と。

そんな中で浮かんできたのが、平安時代。主人公は、『源氏物語』の作者の紫式部です。千年の時を超えて現代語訳や二次創作を生み出し続け、世界20か国以上で翻訳されているこの物語の作者について、わかっていることは多くはありません。しかし彼女について探るうちに、鍵となるモノが二つ。ひとつは、意外にも活動的で男性貴族とも対等に付き合い、政治にさえも大きな役割を果たしていた平安の女性像。もうひとつは最高権力者となった藤原道長と紫式部の「近さ」でした。二人は年代的にも物理的にもいくつもの接点を持っていたのです。

平安時代の多くの女性の名前は判然としません。紫式部もしかりです。そこで私たちは、心に燃えるものを秘めた個性的な主人公に「まひろ」という名をつけました。のちに歴史上もっとも有名な女性の一人となった彼女は、なぜ、この完全無欠な男性を彩る愛の物語を書いたのか。そこに、彼女の人生に欠かせない片割れ、ソウルメイトとして藤原道長が大きく関わっていたのではないか。そして彼女が見聞きした、愛憎と権力が渦巻く宮中での、天皇や貴族たちの生きざまは、どのように物語に取り入れられていったのか。これまでにない挑戦となるドラマには、想像の余地があふれています。

ドラマの作者として、この上ない方、女性の人生と恋愛を描く脚本で、トップを走り続ける大石 静さんをお迎えすることができました。そして主人公の紫式部、まひろ役には吉高由里子さん。吉高さんならば、書かずにはいられない女・まひろの情熱と、強くしなやかな生きざまを表現してくださることと、うれしく、心強く感じております。
2024年の大河ドラマ「光る君へ」、どうかご期待ください。

【光る君へ】の放送日程

  • 番組名:大河ドラマ『光る君へ』
  • 放送開始日:2024年1月7日(日)スタート
  • 放送局:NHK総合、ほか
  • 放送時間:毎週日曜日 20:00~20:45、ほか

【光る君へ】基本情報

光る君へ
ジャンル 大河ドラマ
原作 なし
脚本 大石静
キャスト

吉高由里子/柄本佑/岸谷五朗、国仲涼子、高杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、板谷由夏、ファーストサマーウイカ、ユースケ・サンタマリア / 黒木華、瀧内公美、秋山竜次、町田啓太、金田哲、渡辺大知、本田大輔、益岡徹、石野真子、橋爪淳、佐々木蔵之介、ほか

語り 伊東敏恵(NHKアナウンサー)
音楽 冬野ユミ
制作統括 内田ゆき
演出 中島由貴、佐々木善春 ほか
制作 NHK
放送情報
放送局 NHK総合 ほか
放送開始日 2024年1月7日(日)スタート
放送終了日 2024年12月(予定)
放送時間 毎週 日曜日20:00~20:45
放送枠 大河ドラマ
放送分数 45分
放送回数
配信サイト NHKオンデマンド
公式サイト

【光る君へ】は2024年にNHKで放送の大河ドラマ第63作。主演は吉高由里子。脚本は大石静。主人公は紫式部で、時代は平安。女性に学問は不要といわれていた時代に自らの知性・感性・努力によって、壮大で精緻な恋愛長編『源氏物語』を書いた女性の一生を描きます。

アイキャッチ画像出典アミューズ

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光る君へ

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