大河ドラマ【光る君へ】のキャストと相関図!吉高由里子が紫式部に!

光る君へ

大河ドラマ【光る君へ】のキャストと相関図!吉高由里子が紫式部に!

吉高由里子主演で2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』(ひかるきみへ)(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)のキャスト・出演者・登場人物と相関図などを紹介。脚本は大石静。

紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。本作は、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語です。

紫式部(まひろ)/演:吉高由里子

キャスト:吉高由里子(よしたか・ゆりこ)…1988年7月22日生まれ。女優。本名は非公開。東京都出身。アミューズ所属。NHKでの出演は朝ドラ(連続テレビ小説)『花子とアン』主演、2014年12月31日放送の『第65回NHK紅白歌合戦』で紅組司会、特集ドラマ『風よ あらしよ』主演など。NHK大河ドラマは『篤姫』第4回・第12回に出演しているが、今作で初レギュラーにして主演を務める。

登場人物:紫式部(むらさきしきぶ)/まひろ…主人公。のちに世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した作者。紫式部は通称。本名は不明だが、『藤原香子』(ふじわらのかおりこ/たかこ)という説もある。本作『光る君へ』では制作側が「まひろ」と名付けた。数歳年上の藤原道長(柄本佑)とは少女のころに知り合い惹ひかれ合うも、身分差に阻まれしまう。やがてはるか年上の男性・藤原宣孝(佐々木蔵之介)と結婚し娘を授かるも死別。一人娘を育てるシングルマザーになりながら、のちに『源氏物語』として知られる長編小説を書きはじめる。

■吉高由里子さんのコメント

「大河ドラマといえば馬かなと思っていたら、今回は戦もない。馬のシーンをねじ込んでいただけたら……」

「まさか自分が大河ドラマの主演をやるなんて。この仕事をしていても自分には関わりがないと思っていました」

『花子とアン』『風よあらしよ』を経ての出演に「次またNHKでやるときは時代物がいいなと思っていました」

「私は2014年に連続テレビ小説に出て、10年ぶりに長い作品に出ることになりました。女の人が表に立つ、光がさすというか、みんなが共感できるような主人公を演じたいです。(平安時代を)大人になってから(再度)勉強をすることになりますが、楽しみです。願ってもみなかったお仕事ですから、これから楽しみとハラハラとしていく日々が待ち遠しく感じます」

「当時は、男性社会で動いていたかもしれないけど、女の人に光が当たる内容をやっていく上で、視聴者の方に共感していただける主人公を表現できるよう頑張りたいと思います。平安時代の未知の世界を日々想像して、鮮やかな大河ドラマにしたいです」

大石静氏が「驚くような“セックス・アンド・バイオレンス”を描きたい」というのを受けて「そんな血肉をむさぼり食うような内容なのかと不安はありますけど(笑)これから楽しみと、ハラハラしていく日々が待ち遠しいです。大石先生も何を言うのか分からないですし、それに便乗して面白い船に乗って。たくましい船長、海賊がいるなという感じがあります」

2022.0511.制作発表より

藤原道長/演:柄本佑

キャスト:柄本佑

登場人物:藤原道長…紫式部(まひろ)のソウルメイト。平安時代の貴族で、兼家の五男。平安の貴族社会で、最高の権力者として名を遺(のこ)した男性。

【生まれ】名門、藤原北家(ほっけ)に生まれ、兄の道隆(みちたか)、道兼(みちかね)の陰で、一見目立たない、しかしどこか光るもののある青年貴族に成長。

【頂点に】やがて思わぬ事態が重なり、若くして政権の中心に躍り出ることに。戸惑いながらも、次第に政治家としての力をつけていく。道長は、娘たちを次々と天皇の后とし、続く代々の天皇の外戚(がいせき)となることで、頂点に上りつめていく。

【まひろ(紫式部)との関係】まひろ(紫式部)とは幼い頃に出会い、のちに「源氏物語」の執筆をバックアップし、后(きさき)となった娘に学問を授けさせるために宮中に出仕させる。二人には身分差があり、一定の距離があるかに見えるが、実は、その心は生涯離れることのできない、ソウルメイトとして繋がっていた。互いの人生の輝き、喜び、そして苦しみをつぶさに見つめあうことになる。

藤原為時/演:岸谷五朗

キャスト:岸谷五朗

登場人物:藤原為時(ふじわら の ためとき) …紫式部(まひろ)の父。藤原一門であるが、下級の貴族。裕福な生活とは縁遠かった。和歌や漢籍に通じる文人であり、まひろに文学の素養を授ける。

ちやは/演:国仲涼子

キャスト:国仲涼子

登場人物:ちやは…紫式部(まひろ)の母。不器用な夫を支え、豊かとはいえない暮らしの中でも、幼いまひろや弟の太郎を、愛情深く育てる優しい女性。

藤原惟規/演:高杉真宙

キャスト:高杉真宙

登場人物:藤原惟規(ふじわら の のぶのり) …紫式部(まひろ)の弟。幼名は太郎。勉学が苦手で、文学の才がある姉としょっちゅう比較されている。のんびり、ひょうひょうとした性格。

藤原兼家/演:段田安則

キャスト:段田安則

登場人物:藤原兼家(ふじわら の かねいえ)…道長の父。道長の父。藤原氏の中でも、名門中の名門。権力を得て政治のトップに躍り出ようと画策する。いずれは天皇の外祖父となり、栄華を息子らに継がせようと作戦を練る。

時姫/演:三石琴乃

キャスト:三石琴乃

登場人物:時姫(ときひめ)…道長の母。兼家の嫡妻(ちゃくさい/正式な妻のこと)。出世街道を突き進む夫を支えつつ、とりわけ三兄弟の行く末を思い、見守っている。

藤原道隆/演:井浦新

キャスト:井浦新

登場人物: 藤原道隆(ふじわら の みちたか) …道長の兄、藤原家の長男。兼家の嫡男。才色ともに優れており、上品さ、明るさをも兼ね備えた、申し分のない跡継ぎ。権力を弟たちではなく、息子に継がせようと試みる。

藤原道兼/演:玉置玲央

キャスト:玉置玲央

登場人物:藤原道兼(ふじわら の みちかね)…道長の兄、藤原家の次男。兄の道隆に全てがかなわず、父の愛情に飢えている。その苛立ちの矛先が道長に向くことも。紫式部(まひろ)との間には、ある因縁が。

藤原詮子/演:吉田羊

キャスト:吉田羊

登場人物:藤原詮子(ふじわら の あきこ) …道長の姉、一条天皇の母。円融天皇に入内し、父の望みどおり皇子をもうける。その懐仁親王(のちの一条天皇)を溺愛、成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。

高階貴子/演:板谷由夏

キャスト:板谷由夏

登場人物:高階貴子(たかしな の たかこ) …道隆の嫡妻。宮仕えの経験があり、ハキハキした知的な女性。道隆の後を継ぐ息子たち、そして天皇への入内が見込まれる娘の定子(さだこ)の教育に力を入れる。

清少納言/演:ファーストサマーウイカ

キャスト:ファーストサマーウイカ

登場人物:清少納言 … 紫式部のライバル。歌人・清原元輔の娘。才気煥発。一条天皇に入内した定子のもとに女房として出仕し、心からの忠誠を尽くす。清少納言によって書かれた随筆「枕草子」は紫式部や道長にも影響を与えることに。

安倍晴明/演:ユースケ・サンタマリア

キャスト:ユースケ・サンタマリア

登場人物:安倍晴明(あべ の はるあきら) …陰陽師。陰陽寮に属する天文博士。並外れた占いの才能を持ち、常人にはない力があると畏怖される存在。天皇や貴族の生活はもちろん、政局にも大きな影響を及ぼす 。

黒木華/演:源倫子

キャスト:黒木華

登場人物:源倫子(みなもとのともこ)…藤原道長(柄本佑)の嫡妻(ちゃくさい。正式の妻のこと)。左大臣家の姫で、宇多天皇のひ孫。おおらかさと強さを併せ持つ女性。道長の出世の道を支え、ともに歩む。紫式部(吉高由里子)とも交流があり、不思議な関係が築かれていく。

瀧内公美/演:源明子

キャスト:瀧内公美

登場人物:源明子(みなもとのあきこ)…藤原道長(柄本佑)のもう一人の妻。父の源高明が政変で追い落とされ、幼くして後ろ盾を失った。夫を愛するが、立場は嫡妻の倫子(黒木華)に及ばず、紫式部(吉高由里子)の存在にも鬱屈がたまっていく。

秋山竜次/演:藤原実資

キャスト:秋山竜次

登場人物:藤原実資(ふじわらのさねすけ)…藤原小野宮流の当主。有職故実(ゆうそくこじつ)(政治や儀式のしきたり)に詳しく学識がある。正義と筋道を重んじると同時に、プライドが高い頑固者でもある。道長(柄本佑)にとっては尊敬しつつも煙たい存在。

町田啓太/演:藤原公任

キャスト:町田啓太

登場人物:藤原公任(ふじわらのきんとう)…道長(柄本佑)とは同い年で、友情を育むが、出世レースが進むにつれ関係が変化する。音曲、漢詩、和歌など文化面に秀でており、紫式部(吉高由里子)の『源氏物語』に興味を持つ。

金田哲/演:藤原斉信

キャスト:金田哲

登場人物:藤原斉信(ふじわらのただのぶ)…一条朝の四納言。道長(柄本佑)、公任(町田啓太)とともに青春時代を過ごす。道長の長兄・道隆(井浦新)のもとに仕えるも、道長が出世しはじめると、変わり身の早さを見せ、腹心として地位を築いていく。清少納言(ファーストサマーウイカ)とも交流がある。

渡辺大知/演:藤原行成

キャスト:渡辺大知

登場人物:藤原行成(ふじわらのゆきなり)…一条朝の四納言。道長(柄本佑)よりも6歳下。道長政権下で蔵人頭に抜擢されると、細やかな気遣いで実務に能力を発揮、欠かせない存在として支え続ける。文字の美しさでは右に出る者がおらず、もてはやされた。

本田大輔/演:源俊賢

キャスト:本田大輔

登場人物:源俊賢(みなもとのとしかた)…一条朝の四納言。妹は道長(柄本佑)の妻・明子(瀧内公美)。父の高明を政変後に失うも、持ち前のバランス感覚で地道に出世する。当初は道隆(井浦新)に仕えていたが、道長に権力が移るのを冷静に見定め、頭角を現していく。

益岡徹/演:源雅信

キャスト:益岡徹

登場人物:源雅信(みなもとのまさのぶ)…倫子(黒木華)の父。藤原氏の勢いには一歩譲るが左大臣に上りつめる。愛娘の倫子を入内させるべきか悩むが機を逃す。思いがけず、ライバルの藤原兼家(段田安則)の三男・道長(柄本佑)を婿に迎えることに。

石野真子/演:藤原穆子

キャスト:石野真子

登場人物:藤原穆子(ふじわらのむつこ) …雅信(益岡徹)の妻で倫子(黒木華)の母。紫式部(吉高由里子)には遠縁にあたる。倫子をのびのびと育て、穏やかな家庭を築いている。三男坊である道長(柄本佑)の才をいち早く見抜き、娘婿にと後押しする。

橋爪淳/演:藤原頼忠

キャスト:橋爪淳

登場人物:藤原頼忠…兼家(段田安則)のライバル。公任(町田啓太)の父。娘を円融天皇に入内させるも皇子を得られず、政治的な力を持てなかった。兼家が辣腕を振るいはじめるとさらに押され、名ばかりの関白になる。

佐々木蔵之介/演:藤原宣孝

キャスト:佐々木蔵之介

登場人物:藤原宣孝(ふじわらののぶたか)…紫式部(吉高由里子)の夫。紫式部の父・為時(岸谷五朗)とは職場の同僚で同年配の友人どうし。世知に長け、鷹揚な性格の男性。まひろのことは幼い頃から知っており、よい話し相手となって温かく見守る。紫式部と結婚して一女を授かるが、わずか2年数カ月で宣孝は病に倒れ逝去してしまう。宣孝の死後、紫式部が『源氏物語』を執筆する。

*キャストは分かり次第、追記します。

【光る君へ】の相関図

<相関図>

光る君へ・相関図

【光る君へ】の内容

千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性・紫式部が主人公。

「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想いだった…。

その男性の名は藤原道長。

変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語を描きます。

<内容>

10世紀後半、京で生まれた一人の女の子。父・藤原為時は和歌に秀で、名を知られた文人。貴族の中ではけっして上位ではないが、名家である。女の子はまひろと名付けられ、幼くして母を失ったものの、弟とともに父の慈愛を受けて育つ。

まひろの文学の素質は際立ったものがあり、弟への講義を横で聞くだけで、漢学も和歌も覚えてしまうほどだった。学問はまひろにとって、心の中の豊かな世界観の礎となる。

母の死から数年後、少女のまひろが出会った運命のひと。それがのちの最高権力者となる藤原道長である。そのころの道長は、まだ兄たちの陰に隠れて、おっとりとしたかわいらしい少年にすぎなかった。成長するにつれて、まひろと道長は、子どもらしい親しみから、やがてお互いにかれるようになる。しかし両家の家格の違いと、まひろの母の死にまつわる秘密が、二人の関係に影を落とす。

その後、父の受領としての赴任先・越前に同行したまひろ。一方で、道長はライバルを蹴落とし、権力の階段を急速に上り始めていた。まひろは思いを断ち切って、京に戻り藤原宣孝との結婚を決める。宣孝とは父ほども年が離れており、娘を授かったものの、わずか一年で夫が急逝。まひろはシングルマザーとなる。

道長は、天皇に娘を入内させ、いずれは天皇の祖父=外戚となることをもくろんでいた。天皇、道長たち貴族、そして后や姫たちの複雑な人間関係を聞き知ったまひろ。生来の文学好きと結びついて想像が広がり、子育てのかたわら、一編の物語を書きはじめる。主人公は皇子でありながら、臣下となった光る君。その呼び名のとおり光り輝くように美しい男性だ。やがて『源氏物語』の評判は道長の耳に入り、娘に后としての教養を授ける女房として宮中に上がるよう、強く誘われる。ライバルを抑え、我が娘に文学好きな天皇をきつけたい思いが、道長にはあった。

一人娘の養育のために、宮中に上がることを決意するまひろ。宮仕えのかたわらで、道長のバックアップを得て、乞われるままに源氏物語を書き進む。書き上げる端から周囲が奪い合うほどの人気ぶりで、女性たちはもちろん、天皇までもが源氏物語に魅せられる。ヒロインの紫の上にちなんで、まひろに「紫」の呼び名が冠されるほどだった。

【光る君へ】タイトルは2つの意味

タイトル「光る君へ」の意味とは?

『源氏物語』の主人公「光源氏」は、原文では「光る君」と書かれています。

なので光源氏のことかと思ったら…単純にそういうわけではありません。

以下の2つの意味があると紹介されています↓

タイトルの「光る君へ」は、我が手で生み出した、かけがえのない【源氏物語】、そしてこのドラマ全編を通じて、ときに惹ひかれ、ときに離れ、陰に陽に強く影響し合うソウルメイト【藤原道長】への、紫式部の深くつきることのない想いを表します。

実は「光源氏」のモデルは諸説あります。ただし有力なモデルが藤原道長。

作品『源氏物語』自体への想いとソウルメイトの「藤原道長」への想い。

この2つへの紫式部の想いがタイトルで表現されているのですね。

【光る君へ】のスタッフ

<スタッフ一覧>

  • 脚本:大石静(「セカンドバージン」「恋する母たち」「星降る夜に」他)
  • 語り:伊東敏恵(NHKアナウンサー)
  • 音楽:冬野ユミ(「連続テレビ小説スカーレット」「アシガール」他)
  • 制作統括:内田ゆき
  • 演出:中島由貴・佐々木善春 ほか

脚本:大石静

脚本は大石静(おおいし・しずか)さんです。

NHKでは連続テレビ小説『ふたりっ子』(同作で第15回向田邦子賞と第5回橋田賞)、連続テレビ小説『オードリー』、大河ドラマ『功名が辻』、映画化もされた『セカンドバージン』(同作で東京ドラマアウォード脚本賞)を手掛けています。

他局では、「家売るオンナ」、「知らなくていいコト」(日本テレビ)「長男の嫁」、「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS)、「アフリカの夜」、「愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~」(フジテレビ)、「あのときキスしておけば」、「和田家の男たち」「星降る夜に」(テレビ朝日)などの脚本を担当。

まさに大御所といっていい脚本家さん。本作も期待大です。

制作統括:内田ゆき

制作統括の内田ゆきさんは、プロデューサーとして『ツバキ文具店』『アシガール』『連続テレビ小説スカーレット』などを手掛けています。最近では土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」のチーフプロデューサーを務めました。

内田ゆきさんのコメント

2024年の大河ドラマを担当するにあたって、これまでにやっていない題材はなんだろう?と、まずは考えました。そして、そろそろ女性の主人公がきてもいいのでは?と。

そんな中で浮かんできたのが、平安時代。主人公は、『源氏物語』の作者の紫式部です。千年の時を超えて現代語訳や二次創作を生み出し続け、世界20か国以上で翻訳されているこの物語の作者について、わかっていることは多くはありません。しかし彼女について探るうちに、鍵となるモノが二つ。ひとつは、意外にも活動的で男性貴族とも対等に付き合い、政治にさえも大きな役割を果たしていた平安の女性像。もうひとつは最高権力者となった藤原道長と紫式部の「近さ」でした。二人は年代的にも物理的にもいくつもの接点を持っていたのです。

平安時代の多くの女性の名前は判然としません。紫式部もしかりです。そこで私たちは、心に燃えるものを秘めた個性的な主人公に「まひろ」という名をつけました。のちに歴史上もっとも有名な女性の一人となった彼女は、なぜ、この完全無欠な男性を彩る愛の物語を書いたのか。そこに、彼女の人生に欠かせない片割れ、ソウルメイトとして藤原道長が大きく関わっていたのではないか。そして彼女が見聞きした、愛憎と権力が渦巻く宮中での、天皇や貴族たちの生きざまは、どのように物語に取り入れられていったのか。これまでにない挑戦となるドラマには、想像の余地があふれています。

ドラマの作者として、この上ない方、女性の人生と恋愛を描く脚本で、トップを走り続ける大石 静さんをお迎えすることができました。そして主人公の紫式部、まひろ役には吉高由里子さん。吉高さんならば、書かずにはいられない女・まひろの情熱と、強くしなやかな生きざまを表現してくださることと、うれしく、心強く感じております。
2024年の大河ドラマ「光る君へ」、どうかご期待ください。

【光る君へ】の制作過程

2022年5月11日、制作発表が行われた。主演キャストと脚本、スタッフから制作意図などのコメントが発表。クランクインは2023年夏の予定。

2022年11月8日、藤原道長役として柄本佑さんが発表。

2023年2月21日、11人の追加キャストが発表。役柄は両親、清少納言など。音楽、語りの担当も合わせて発表。

【光る君へ】の放送日程

  • 番組名:大河ドラマ『光る君へ』
  • 放送開始日:2024年1月スタート予定
  • 放送局:NHK総合ほか
  • 放送時間:毎週日曜日 20:00~20:45

【光る君へ】基本情報

光る君へ
ジャンル大河ドラマ
原作なし
脚本大石静
キャスト

吉高由里子/柄本佑/岸谷五朗、国仲涼子、高杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、板谷由夏、ファーストサマーウイカ、ユースケ・サンタマリア / 黒木華、瀧内公美、秋山竜次、町田啓太、金田哲、渡辺大知、本田大輔、益岡徹、石野真子、橋爪淳、佐々木蔵之介、ほか(発表順)

語り伊東敏恵(NHKアナウンサー)
音楽
制作統括内田ゆき
演出中島由貴、佐々木善春 ほか
制作NHK
放送情報
放送局NHK総合 ほか
放送開始日2024年1月スタート(予定)
放送終了日2024年12月(予定)
放送時間毎週 日曜日20:00~20:45
放送枠大河ドラマ
放送分数45分
放送回数
配信サイト
公式サイト

【光る君へ】は2024年にNHKで放送の大河ドラマ第63作。主演は吉高由里子。脚本は大石静。主人公は紫式部で、時代は平安。女性に学問は不要といわれていた時代に自らの知性・感性・努力によって、壮大で精緻な恋愛長編『源氏物語』を書いた女性の一生を描きます。

アイキャッチ画像出典アミューズ