『VIVANT』の意味は「別班」!「生者」「2番」「離反」、自衛隊の闇組織「別班」と複数の事前予想が!

VIVANT

堺雅人主演のTBS日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン)のタイトル「VIVANT」の意味は何でしょうか。

テロ組織の幹部も恐れる『VIVANT』。第2話では、その謎の正体が明らかになるそうです。

第2話放送を前に、『VIVANT』の意味について予想、調査していきます。

第2話で『VIVANT』の意味は「別班」(べっぱん)と判明しました。今回の記事は基本的に第2話の放送前のもので、「生者」「2番」「離反」、自衛隊の闇組織「別班」か?と複数の事前予想をしています。

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目次

『VIVANT』の意味とは?

日曜劇場『VIVANT』第1話で、テロ組織の幹部であるザイールが、「お前がVIVANTか?」と乃木(堺雅人)に問います。

乃木は「VIVANT」が何のことなのか理解できない様子。

ザイールは乃木を「VIVANT」と間違えたまま、「家族を守るため」に、体に巻き付けた爆弾を起動させて、自爆!

その後、爆発の犯人として指名手配された乃木は、野崎(阿部寛)・薫(二階堂ふみ)らと出会い、紆余曲折あって日本大使館に逃げ込みます。

果たして 乃木が間違えられた「VIVANT」とは一体何を意味するのでしょうか。調査していきましょう。

『VIVANT』のフランス語の意味

劇中でも説明されたように「VIVANT」はフランス語で「生きている」「生命のある」「活気のある」などの意味があります。

しかし野崎はVIVANTについて別の意味があると語っていました↓

「ザイールはお前を、活気のある賑やかな男だと思って自爆したというのか?ザイールになったつもりで考えてみろ。あの時ザイールは、お前をVIVANTだと確信して、そして観念した。だから自分の命と引き換えにしてでも、お前を殺そうとした。VIVANT、必ず違う意味がある

フランス語の「VIVANT」の意味を調べてみると、以下の通り、色々と意味があります。

vivant
[形]
➊ 生きている,命のある.

➋ 生き生きした,活発な,活気のある,溌剌(はつらつ)とした.

➌ 生きているような;生き写しの.

➍ 生きた人間による,生身の.

➎ 生き延びている,存続している;現用の.

vivant

[男] ⸨多く複数で⸩ 生きている人,生者(⇔ mort)

コトバンクより

補足:〈Le Pain Vivant〉[ル・パン・ヴィヴァン]で“聖体”を意味し、日本語では怪盗ルパン=Lupinと発音が似てるのですが、今のところ、VIVANTの意味に関わるかは未知数です。

『VIVANT』フランス語の意味に「生きている人」「生者」?

ドラマ劇中で説明された意味の他にも形容詞で「生きているような」「生きた人間による」「生き延びている」男性名詞で「生きている人」 という意味もあります。

注目したいのは「生きている人生者」 という意味です。

SNSでも話題です↓↓

第1話での、乃木がみた夢では、荒野で3人家族がヘリに向かって手を振って助けを求めているが、ヘリは飛び去ります。父親(林遣都)が叫び声をあげ、ぬいぐるみを持った男児が母親(高梨臨)にしがみついていました。乃木のその後の夢では、一家が武装勢力に車で追われている場面も…。

乃木曰く、両親は亡くなったとのことですが…。

また、乃木はイススラムの祈りを知っていたり、バルカでは香辛料を使わないことを知っていたりと詳しすぎます。乃木はバルカ共和国に住んでていた可能性が高いです。

つまり、乃木がみる悪夢は、乃木の実際の記憶で、自分だけテロか何かの事件から生き延びた、乃木だけが「生きている人、生者」

乃木だけは何かすごい組織に助けられたから、乃木はCIAに親友がいたりする?能力も高い?

まとめると、「VIVANT」の意味は生き残りと予想。

おそらく、生き残りは他にもいて、ジャミーンもテロの生き残りか?そして「VIVANT」はテロ撲滅の組織で、二宮和也さん・役所広司さんも関わっているのかも・・・。

ただし、「あとに残された人遺族;(事故などの)生存者」を意味する言葉に「survivant」(フランス語)というのがあります。VIVANTより「survivant」の方が適切ですね。

ということは、ドラマの「VIVANT」の意味は「生きている人、生者」 (生き残り)という意味とは違う?!果たしてどうなのでしょうか。

『VIVANT』は日本語?

第2話の予告動画では、こんな会話がありました↓

柚木薫(二階堂ふみ)「例の言葉『VIVANT』に似てる

乃木「似てます。これです、これです」

薫「でも、こんな日本語あります?

野崎(阿部寛)「なるほど。『VIVANT』にはこんな意味があったのか」

野崎が何か、腑に落ちている様子が流れました。  

『VIVANT』の意味は2番?

第2話予告のヒントから、VIVANTは「日本語」ではないか?という予想が…。

SNSではVIVANT(ヴィヴァン)は「2番」(ニバン)ではないか?という指摘が↓↓

“2番”ということは、乃木のもう1人の人格の事を意味しているのでしょうか。

『VIVANT』の意味は離反?

VIVANTに似た日本語ということで…離反(りはん)を挙げる方もいます。

離反とは、それまでつき従っていたものから離(はな)れ、そむくこと。

乃木は、テロ組織に捕まり、訓練されたものの、離反したのでしょうか。

こうなると、テロ組織の幹部・ザイールが「VIVANT」の存在をを知ってるようなそぶりだったのも気になりますね。

テロ組織から脱走した人物の情報(=乃木?)が幹部にも伝えられていたとか?

『VIVANT』の意味は津軽弁?宮崎弁?

小説・映画やドラマで、意味不明の言葉の答えが方言だったというパターンはありますが…。

「こんな津軽弁はない」という声もあります。果たして?

『VIVANT』の意味は島根県の地名?

本作『VIVANT』は、島根県でロケをしており、出雲市、たたら製鉄などが関わると言われています。(PR番組より)

島根県出雲市に美談町があります。ヴィヴァン、ビダン…似てます。

しかし美談町の読み方は、「みだみちょう」でした。

それに美談(びだん)なら普通の言葉なので、「こんな日本語ある?」とはならないですね。「VIVANTは美談町」説はないと思います。

『VIVANT』の意味はコードネーム?

『VIVANT』(ヴィヴァン)はコードネームという説もあります。

映画「007」シリーズの「007」(ダブルオーセブン)が英国情報局秘密情報部(MI6)に所属する諜報部員のコードネームのです。

数字ではなくて、フランス語なのは隠語

組織のメンバーを1番(イチバン)、2番(ニバン)と似てるフランス語に置き換えている?

『VIVANT』の意味は自衛隊の闇組織「別班」の可能性も?

第1話で、野崎が聞き間違えたのか、「ヴィパン」と言っていました。乃木の訂正で、「パンじゃなくてバンか」と言ってましたね。

なんだか意味深な聞き間違いです。伏線な気もしますよね。ということで、「ヴィパン」に似てる日本語なのですが・・・

“別班”(べっぱん)と発音が似ています。「ヴィ」と「べっ」では少し違うので正解かは怪しいですが…。

なぜ“別班”にたどり着くのか?というと…ストーリーがシークレットだった放送前に、ドラマの実態は自衛隊内にある機密スパイ組織だという一部報道があったからです↓

制作会社関係者が明かす。「ドラマの中身の実態は、自衛隊内にある機密スパイ組織です。日本に降りかかる有事を、主演の堺さんが身を挺して守るというストーリーだといいます。堺さんが演じるキャラクターは、まっすぐで強い半沢直樹みたいな人物とのことで、キーワードは“人間関係”。 番組公式のインスタグラムには、モンゴルロケでパトカーがずらりと並んでいるシーンがありますが、日本版『007』のようなものになるのではないでしょうか」

ピンズバNEWSより

この情報があって、自衛隊に機密スパイ組織なんてあるの?と検索すると・・・『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』 (講談社現代新書)がヒットしました。

自衛隊に闇組織?!秘密情報部隊?!え?…機密スパイ組織が自衛隊にあるの?

…と思って、書籍の紹介文を読むと「スパイ」の文言がありました↓

帝国陸軍から自衛隊に引き継がれた“負の遺伝子”とは? 日本が保持する「戦力」の最大タブーとは?――身分を偽装した自衛官が国内外でスパイ活動を行う、陸上自衛隊の非公然秘密情報部隊「別班」に迫った衝撃レポート! 別班と三島由紀夫の接点、別班と米軍の関係、海外の展開先、偽装工作の手法、別班員になるための試験問題……災害派遣に象徴される自衛隊の“陽”とは正反対の“陰”の実体!

(中略)
「別班」は、ロシア、中国、韓国、東欧などにダミーの民間会社をつくり、
民間人として送り込んだ「別班員」に、ヒューミントを展開させている。
(中略)
「別班」はいわば帝国陸軍の“負の遺伝子”を受け継いだ“現代の特務機関”であり、
災害派遣に象徴される自衛隊の“陽”の部分とは正反対の“陰”の部分といえる。

講談社BOOK倶楽部より、太字は当記事筆者

身分を偽装した自衛官が海外でスパイ活動(!?)と書かれています。

ちなみにヒューミントとは、人間を媒介とした諜報のこと。(ただし合法活動や捕虜の尋問等も含むため、スパイ活動のみを指すわけではありません)

乃木(堺雅人)は本当は、「自衛隊内にある機密スパイ組織」のエージェント?

乃木は本当は「まっすぐで強い半沢直樹みたいな人物」で、気弱な商社マンは別人格か、演じているだけ?

一部報道では「日本に降りかかる有事を、主演の堺さんが身を挺して守るというストーリー」とのことでした。なのに、第1話を見る限り、公安警察の野崎(阿部寛)が日本に降りかかる有事を守っている感じに映ります。

野崎が強い主人公で、乃木は巻き込まれ型の主人公ですが…

堺雅人さんのインタビューでは「福澤監督から真っ直ぐで強い半沢直樹みたいな人物と言われた。方向性が初日でガラリと変わった」と語っていました。

初日というのがクランクインなのか本読みの段階なのかは不明ですが…

実は・・・弱気な商社マン・乃木(堺雅人)の正体が自衛隊のスパイ組織のエージェントで、半沢直樹みたいな強い人物だったと明らかになる、そんなどんでん返しがあるかもしれませんね。

このVIVANTの意味は「別班」説、可能性が高いと思うのですが…。なぜフランス語のVIVANTになっているのかは疑問。もしかすると、バルカ共和国の現地人が「べっぱん」を「びっぱん」に聞き間違えて、転じて「VIVANT」になったのかもしれません。

果たして「VIVANT」は何を意味するのか。第2話の放送に注目ですね♪

追記:『VIVANT』第2話でVIVANTの意味は「別班」と判明

『VIVANT』第2話で、野崎(阿部寛)が「VIVANT」は「BEPPAN」(べっぱん)と発音が似てると推理。

つまり別班

野崎は「お前(=乃木)が別班なわけない」と半信半疑。

薫(二階堂ふみ)は「そんな日本語あります?」と不思議がっていました。

2話終盤で、野崎が「別班(BEPPAN)」とは、“自衛隊の影の諜報部隊”のことで、民間人にまぎれて秘密裏に諜報活動(スパイ活動)を行っている部隊のことと説明。

しかし野崎曰く、乃木の経歴に怪しいところは「一つもなかった」とのこと。乃木は別班に所属する諜報員ではないようです。

画像出典「VIVANT」公式サイト

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