【おかえりモネ】名言集!登場人物たちの名台詞まとめ!
【おかえりモネ】名言集!登場人物たちの名台詞まとめ!
清原果耶 主演の2021年度前期 朝ドラ(連続テレビ小説)【おかえりモネ】(NHK)の名言、名台詞をまとめます。
視聴者の心に響いたあのセリフを、登場人物ごとにピックアップして紹介!
【おかえりモネ】名言集!登場人物たちの名台詞まとめ!
朝ドラ【おかえりモネ】の名言・名台詞を、登場人物たちごとにまとめました。
永浦百音(演:清原果耶)
「離れなかったでしょ。ずっとそばにいたでしょ。何もできなくても、離れずにただずっとそばにいるって、本当にすごいことなんだよ」(107話より)
「みーちゃんがどうしても自分を許せないなら私が言い続ける。みーちゃんは悪くないって。」(119話より)
モネは成長していくキャラクターで、受けの演技が多く、名言となると、周囲のキャラクターの言葉の方が多かった印象です。
しかし107話で妹を勇気づけたり、最終回直前・119話でも妹に「悪くない」と告げたのは、お姉ちゃんしてましたね。特に119話の姉妹の抱擁は名場面でした。
これは名言か賛否あると思いますが、亮に「話せるのモネしかいない。わかってるでしょ」と言われたときの場面も印象的です。
「なんでもするって思ってきたよ。りょーちんの、痛みが、ちょっとでも消えるなら。でもこれは違う。私はりょーちんのこと、かわいそうとか絶対に思いたくない」
と亮に言って、迫られたときに…
「これで救われる?」
と拒否したシーンは鳥肌ものでした。同情で優しくしないモネの愛情だと(私は)思ったのですが、「冷たすぎる」という感想もあるようですね…。
菅波光太朗(演:坂口健太郎)
菅波光太朗(坂口健太郎)の名言です。
「あなたの痛みは僕には分かりません。でも、分かりたいと思っています」(80話より)
菅波がモネを初めて抱きしめたシーンのセリフです。
「分かるよ」って言ったら嘘くさかったのですが、「分からないけど分かりたい」って、その姿勢が胸に響きますね。
「これだ。この感情がすべてだ!」(91話より)
菅波のプロポーズのとき、感情爆発したひとこと。この直後、「結婚したいと思ってる」と伝えるのですが、上記のセリフがあることで、心からの思いなんだと伝わってきますね。
「一緒に2人の未来を考えるってことじゃないですか」(95話より)
「一緒にいるって、どういうことでしょう?」と尋ねる百音への、菅波の返答です。素敵ですね。
ちょっとめんどくさい哲学的な言葉なんですが、気が合う百音はこの「一緒」についての考えをずっと覚えていました。そして永浦家は挨拶するのが不安な菅波先生にモネがこう言います。
百音:「(こう言ってましたよね)一緒に二人の未来を考えるってことじゃないですかって。私は、私たちを説明するとしたら、それで充分じゃないかなって。何かあったら先生と二人で考えて答えをだす。私はそういうのがいい。そういう先生だからいい」 (116話より)
モネは菅波先生のこと大好きですね。そしてこれから2人で困難があっても話し合いながら超えていける、と自信があるのがわかります。
「未来に対して、僕らは無力です。でもだから、せめて今、目の前にいるその人を最大限大事にする他に、恐怖に立ち向かう術はない」(116話より)
大事な人がいなくなるのが不安な亮。その背中を押した菅波先生の言葉でした。
新田サヤカ(演:夏木マリ)
サヤカ(夏木マリ)さんの名言です。
「私の60うん年生きてきた結論では、死ぬまで、死んだ後も、役に立たなくてもいいんだよ。」(第3話より)
誰かの役に立ちたくて焦っているモネにかけた言葉です。多分、モネにはこのときは分からない言葉だったと思いますが、沁みますね。
モネは、台風後の島の人たちの明るい様子や宮田さんがまた音楽を始めた姿に心打たれ、「強くて力がないと、誰かのために働いたりなんかできない」という考えを改めていきます。
モネが「役に立つ/立たない」が全てじゃないと気づいていく終盤でした。いつかサヤカさんの境地にもたどり着きそうですね。
「若いあんたから見っと余裕しゃくしゃくで生きてるように見える立派な大人もね、本当はジタバタもがきながら生きてんの。案外、傷ついてるし、必死なのよ」(第29話より)
大人とはここでは菅波先生のことで、モネへかけた言葉です。もがいているのは自分だけじゃないんだと伝えるセリフでした。
朝岡覚(演:西島秀俊)
朝岡覚(演:西島秀俊)の名言です。
「何もできなかった、と思う人は、次はきっと、何かできるようになりたいと強く願うでしょう。その思いが私たちを動かすエンジンです。」(33話より)
あの日、何もできなかった思いを抱えていた百音。そのの心を動かすセリフでした。
「顔が見えるだけで人は安心しますから」
「これからは人の顔が見える距離感で仕事をすることがより求められると思いますよ」(90話より)
気象予報士のテレビ放送についてのアドバイスでした。たしかに、あの人のいうことなら信用するってあります。ふだんの人間関係にも通じる言葉ですね。
「助けたいという気持ちは持っていい。でも助けることに成果は求めてはダメです」(109話より)
東京編で、番場川の氾濫のとき、モネは何ができたのかと悔やみます。そのとき、朝岡はモネに伝えました。
のちに、亮の船が嵐に遭ったとき、「過信してはいけない」「これ以上できることはありません」(109話より)と朝岡は伝えましたね。成果がでないときもあると知っている朝岡の一貫したセリフでした。
永浦耕治(演:内野聖陽)
モネの父・永浦耕治(内野聖陽)の名言です。
「みんな、お前と同じ顔してるだろ。なかったことになんか、なるわけねぇだろ。新次、おめぇは幸せになっていいんだよ」(113話より)
セリフだけだと、あまり意味が伝わらないのですが…「死亡届に判を押しても、その人との思い出がなくなるわけじゃない」という意味です。耕治は永浦家のみんなや息子の顔を新次に見てもらい、届を出しても思い出はなくならない、と伝えます。そして親友の新次に幸せになっていい、と背中を押しました。
「簡単だなんて言ってねぇ。簡単じゃない。だから、やるんだよ」(114話より)
耕治が父親に家業を継ぎたいとお願いしたときのシーンです。銀行員からの転職で、父には「無理」と言われても1歩も引きませんでした。
耕治の父・龍巳さんはモネに「しぶといんだ」と笑ったこと(93話より)がありましたが…耕治さんもしぶといですね。親譲りでしょうか。(笑)
永浦亜哉子(演:鈴木京香)
モネの母・永浦亜哉子(鈴木京香)の名言です。
「好きなことしなさいね」(第40話より)
モネが島に帰省したときのモネへの言葉でした。
「あなたたちも好きなことしなさいね」(114話より)
「漁師でなくてもよかった」という耕治の命名秘話が明かされたとき、亜哉子がモネと未知に告げたセリフです。
亜哉子さんは終始、娘たちが自分の思う未来を進んでほしい、と願っていました。親ですね。
永浦龍己(演:藤竜也)
モネの祖父・永浦龍己(藤竜也)の名言です。
「その山の葉っぱさんたちが海の栄養に何のさ。山は海と繋がってるんだ。なんも関係ないように見えるもんが、何かの役に立つというのは世の中にいっぺえあるんだよ。 」(第17話より)
幼いモネとみーちゃんに、「山と海は繋がってる」と伝える、おじいちゃんの言葉です。どんなことも頑張れば何かの役に立つという考えは、勇気をくれる言葉ですね。
及川新次(演:浅野忠信)
及川新次(浅野忠信) の名言です。
しかし、浅野忠信さんは言葉でなくて演技で魅了してくれましたね。
あえて、ピックアップしたのは船に乗らないことを伝えた113話のシーンです。
「俺が漁師やるっていうのは、美波がいるのが大前提でな。どうしたってそれが叶わねぇなら、俺が海で生きんのは、あの日で終わりにしたい。だから俺は船には乗らねぇ。おめぇは本当に頑張ってるよ。一人前だよ。おめぇは自分の船でやりたいようにやれ。」
自分の気持ちをハッキリ伝えつつ、息子の背中を押したシーン。
親子が一緒に船に乗った方が盛り上がったと思いますが、そんな甘くない現実を突きつけた脚本。現地で取材した脚本家のメッセージに聞こえます。
ちなみに、最終回で耕治が亮の船を見送らないのも、まだ復興は終わってない象徴に思えました。
及川亮(演:永瀬廉)
モネの幼なじみ・及川亮(永瀬廉)の名言です。
「過去に縛られたまんまで何になるよ!こっから先の未来まで壊されてたまるかっつーの!俺らが! 前を向くしかないんだ。」(第40話より)
モネの部屋で幼なじみたちが集まったシーンでの亮の発言でした。それぞれが好きな道を選んでいいんだというメッセージが胸に響きますね。
「みーちゃん、心の底から笑えるようにしてやれんの、たぶん俺しかいない。いつか、笑えるようにしてやる。」(116話より)
亮の愛の告白です。未知の苦しみを聞いたわけではないですが、気づいていた亮。いつか笑えるようにしてやるという決意表明。
願わくば、いつか(続編で)2人が笑って幸せな家庭を築いている姿まで見たいです。
野村明日美(演:恒松祐里)
モネの幼なじみ・野村明日美(恒松祐里)の名言です。
「恋愛は距離だよ。そばにいることが一番大事なの」(第52話より)
「自分が大好きで、相手も自分を好きでいてくれる瞬間なんてね、ホント一瞬しかないんだだからね。奇跡だからね。」(第73話より)
明日美は、恋は距離が大事、ということで亮のことをすっぱり(?)諦めます。
また、モネに対し、気持ちは変化してしまうから一瞬を大事にすることを説くシーンもありました。
恋人・内田(清水尋也)を育てた明日美。確固たる恋愛論ですね。
しかし…
菅波先生とモネは、距離が離れても、時間を共有できなくても気持ちは変化しませんでした。
強い愛、強い絆で結ばれていました。
恋愛は、性欲と密接なので、距離が離れると心も離れてしまうのも真理でしょう。
菅モネは、人間愛って感じでしたね。なかなかマネできないと思います。
ふつう(?)は、愛は距離じゃないとマネしたら、別れる危険性があるのでご注意を(笑)
後藤三生(演:前田航基)
後藤三生(前田航基) の名言です。
「みんなで祈れば叶うんだよ!これからだってUFOは呼べんだよ。信じてるよ。手なんかつながなくたっていい。心を一つになんかしなくたっていい。俺らはUFOだってなんだって呼べるんだよ!俺ら。もう普通に笑おうよ」(78話より)
東京編にて、汐見湯に幼なじみたちが集った場面。三生の涙ながらの「笑おうよ」が視聴者の涙を誘いました。
最終回の永浦家で、幼なじみたちが笑い合うシーンで伏線回収!みんな、いい笑顔でした。
高村沙都子(演:高岡早紀)
高村沙都子(高岡早紀)の名言です。
「私みたいなのは、なんて…言っちゃダメよ。誰よりも自分があなた自身で、実力で勝負できるって信じなさい。信じられるぐらいになりなさい。あなたが闘う場所は、私が死守するから」(第84話より)
高村さんが、莉子にかけた言葉です。容姿ばかり注目されて実力を評価されないと嘆く莉子へのエールの言葉でした。
高村さんは、急きょ、キャスターとして番組に出演したシーンも名場面でしたね。
いつも凛としてカッコイイ高村さんが登場すると、画面が引き締まりました。
井上菜津(演:マイコ)
井上菜津(マイコ)の名言です
「人は、傷つく必要なんか、ない。絶対にない。何もなくてもいいじゃない?どんな人もいるだけでいいじゃない?そこに居てくれるだけで。」(第85話より)
気づいた経験がないことで落ち込む莉子(今田美桜)への菜津の言葉でした。傷ついて動けなくなった宇田川さんのことを念頭に置いたのセリフでしたね。
神野マリアンナ莉子(演:今田美桜)
神野マリアンナ莉子(今田美桜)の名言です。
「何もないなら何もないなりに考えるわ。世の中の人のことを。つらい経験している人、動けない人のことを…。そういう人たちが私を見てるって懸命に考える。私の強みは考えることだと思う」(第58話より)
野坂(森田望智)や百音が震災に遭った経験を生かしていることを目の当たりにして、自分の強みは悩んでいた莉子。
井上菜津(マイコ)の「傷つく必要ない」という言葉を受けて、莉子が出した答えは「考える」ことでした。本作は、わからないけど寄り添うっていう展開が繰り返し出てきますね。
内田衛(演:清水尋也)
内田衛(清水尋也)の名言です。
「生きてきて、何もなかった人なんていないでしょ。何かしらの痛みはあるでしょ。自覚しているかしていないかは別として」(78話より)
人は誰しもいろいろ思いを抱えていますよね、人の心に寄り添う言葉でした。
当記事画像出典:NHK