朝ドラ【エール】のキャストとあらすじ!窪田正孝主演、二階堂ふみヒロイン!

エールキャストとあらすじ

朝ドラ『エール』のキャストとあらすじ!

2020年3月30日スタートのNHK朝ドラ第102作(連続テレビ小説)は『エール』。

主演は窪田正孝、ヒロインは二階堂ふみが務めます。

今回は朝ドラ『エール』のキャストとあらすじなどについて紹介します。

※【エール】の動画はNHKオンデマンドまたはU-NEXTで配信。(2025年3月時点の情報です)

目次

朝ドラ【エール】のキャスト(主演/ヒロイン)

朝ドラ『エール』の主演とヒロインをまず紹介します。

なお、本作は男性が主演のため、ヒロインは相手役となります。

窪田正孝(役:古山裕一)

登場人物:古山 裕一(こやま・ゆういち)…主人公。昭和を代表する作曲家になっていく。

・福島の呉服店「喜多一きたいち」の長男として生まれる。いじめられっ子の少年だったが、独学で作曲を始める。

・跡取りのため商業高校を経て銀行に就職。しかし音楽の道をあきらめず、作曲コンクールで入賞を果たす。

・歌手を目指す愛知県の女学生と文通を経て、結婚。夫婦で上京し音楽の道へと進む。

・作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)氏がモデル。

キャスト:窪田正孝(くぼた・まさたか)…1988年8月6日生まれ。神奈川県出身。スターダストプロモーション所属。

・主な出演ドラマに『Nのために』(TBS)『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ)『僕たちがやりました』(主演/フジテレビ)『アンナチュラル』(TBS)『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(主演/フジテレビ)など。

・NHK朝ドラ(連続テレビ小説)主演は初めて。出演は『ゲゲゲの女房』『花子とアン』に続き3作目。

・窪田正孝が抜擢された理由①(関係者の証言)

古関さんは音楽的に天才だが、それ以外はダメな部分があったと言われている。幅広い人間性を演じられる役者が必要で、芝居が達者な窪田さんにお願いした
出典:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/…

・窪田正孝が抜擢された理由②(土屋・制作統括のコメント)

主演の窪田正孝さんは、繊細さと大胆さ、強さと弱さを併せ持った深い魅力のある俳優です。青年時代から30年にわたる人生を演じ切るためには、そうとうの演技力が必要だと思います。人気・実力ともに今もっとも期待されている窪田正孝さんこそ今回のドラマにふさわしいと思いオファーしました。
出典:http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=17924

※子ども時代は、石田星空(いしだ せら )が演じる。

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二階堂ふみ(役:関内 音)

登場人物:関内 音(せきうち・おと)→古山 音(こやま・おと)…本作のヒロイン。古山 裕一の妻となる人物。

・出身/家族:愛知県豊橋市内で馬具の製造販売を行う関内家の生まれ。三姉妹の次女。

・文通を経て主人公・古山裕一と結婚。

・音は本格的に歌を学ぶために音楽大学に入学。夫を誰よりも信じて叱咤激励しながら、自らも歌手になる夢を追い続ける─。

・モデルは古関 金子(こせき・きんこ、旧姓内山)氏。

キャスト:二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)…1994年9月21日生まれ。沖縄県那覇市出身。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。

・2009年、役所広司監督の『ガマの油』で映画デビュー。2011年『ヒミズ』でヴェネチア国際映画祭マルチェロマストロヤンニ賞(最優秀新人賞に相当)を受賞。

・2014年、映画『私の男』で、日本アカデミー賞主演女優賞を受賞。

・NHKドラマの出演作に大河ドラマ『平清盛』『軍師官兵衛』『西郷どん』など。

・NHK朝ドラは本作が初出演。2802名のオーデイションを経て、抜擢された。

・2019年は映画『翔んで埼玉』ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』などで主演を務めるなど活躍中。

・二階堂ふみが抜擢された理由(土屋・制作統括のコメント)

難しいシーンをオーディション課題として演じていただきましたが、二階堂さんの真に迫る演技に鳥肌がたち、震えるほどの感動を覚えました。自分の意志を持って力強く生きたヒロイン・音がそこにいるような感覚が、スタッフの中に広がりました。窪田正孝さんと二階堂ふみさんの共演で、山あり谷ありの古山家はとんでもなくおもしろいことになるのでは、とワクワクが止まりません。視聴者の皆様に、笑いあり涙ありの「エール」をぜひ楽しんでいただきたいと思います。

出典:http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=17924

※子ども時代は、清水香帆(しみず・かほ )が演じる。

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朝ドラ【エール】のあらすじ

『エール』のあらすじ(全体)

日本が生糸輸出量世界一となった明治42(1909)年。福島の老舗しにせ呉服店に、古山裕一が誕生した。

裕一は跡取りとして育てられる。しかし、少々ぼんやりして、取り柄がないと周囲に思われていた。

青年になった裕一(窪田正孝)は、家族に内緒でイギリスの作曲コンクールに応募。上位入賞を果たす。

この入賞を新聞で知った、愛知県の関内音(二階堂ふみ)は、手紙を送り文通を始める。

福島と愛知県豊橋市。遠距離ながらも、二人はやがて結婚。

その後。上京した二人は個性豊かな人々との出会い、不遇の時代を乗り越え、数々のヒット曲を生み出していく。

しかし世界は第二次大戦へと突入し、日本も参戦する。

裕一は軍の要請で戦時歌謡を作曲するが、心を痛めていた。自分が作った歌を歌って戦死していくからだ…。

戦後。古山夫妻は、傷ついた人々の心を音楽の力で勇気づけようと、音楽を奏でていく─。

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朝ドラ【エール】のキャスト:福島/古山家

唐沢寿明(役:古山三郎)

古山 三郎(こやま・さぶろう)……裕一の父。福島の老舗呉服屋「喜多一」4代目店主。長兄と次兄が相次いで亡くなったため、三男でありながら店を継ぐことになった。子どもたちには自分の信じた道を歩んでほしいと願っている。

菊池桃子(役:古山まさ)

古山 まさ(こやま・まさ)……裕一の母。織物業が盛んな川俣町で生まれる。実兄からの養子要請と夫の息子を応援したい気持ちとの間で挟み撃ちに遭ってしまう。

風間杜夫(役:権藤 茂兵衛)

権藤 茂兵衛(ごんどう・もへえ)……裕一の伯父でまさの兄。川俣町にある銀行を運営している実業家。子宝に恵まれず、裕一か浩二のどちらかを養子に迎えたいと熱望している。

佐久本宝(役:古山浩二)

古山 浩二(こやま・こうじ)……裕一の弟。責任感が強く、上京する兄の裕一に反発しながらも、経営が傾いた「喜多一」を立て直すために奮闘する。

森山周一郎(役:権藤源蔵)

権藤源蔵(ごんどう・げんぞう)……裕一の母方の祖父。いくつもの会社を経営。福島でも有数の資産家。息子の茂兵衛たち夫婦に子供がおらず、跡取りの問題に焦っている。

三田和代(役:権藤八重)

権藤八重(ごんどう・やえ)……裕一の母方の祖母。権藤家の存続を第一に考えて、裕一を養子にと望む。

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朝ドラ【エール】のキャスト:裕一の幼なじみ・恩師

中村蒼(役:村野鉄男)

村野 鉄男(むらの てつお)……魚屋「魚治(うおはる)」の長男。けんかっ早い性格であるが、詩を作ることが得意。のちに作詞家となり、裕一や久志とともに「福島三羽ガラス」と呼ばれるようになる。

※子ども時代は込江大牙(こみえ・たいが)が演じる。

山崎育三郎(役:佐藤久志)

佐藤 久志(さとう・ひさし)……県議会議員の息子で裕一の小学校時代の同級生。音が入学した東京帝国音楽学校の上級生として裕一と再会。プロ並みの歌唱力と表現力で女生徒たちから「プリンス」と呼ばれる。のちに歌手となり、裕一の作った曲を唄うことで好評を博すことになる。古関裕而の親友で歌手の伊藤久男がモデル。

※子ども時代は山口太幹(やまぐち・たいき)が演じる。

森山直太朗(役:藤堂清晴)

藤堂 清晴(とうどう・きよはる)……裕一の小学校時代の担任。裕一の音楽的才能をいち早く見抜き、裕一が成人してからも良き相談相手として、裕一を応援する。

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朝ドラ【エール】のキャスト:呉服屋「喜多一」

菅原大吉(役:大河原隆彦)

大河原隆彦(おおがわら・たかひこ)……呉服屋「喜多一」の番頭。三郎が店を継ぐ前から喜多一で働き、商売のことを一番よく知っている。三郎を助け喜多一をもり立てようとする。そして三郎より浩二の方が商才があると気づき、浩二に店を任せるように進言する。

清水 伸(役:桑田博人)

桑田博人(くわた・ひろと ) ……喜多一の呉服職人として、店の品物の品質管理を任されている。三郎の経営に不安を抱き、店の将来を心配する。

田中偉登たけと(役:及川志津雄)

及川志津雄(おいかわ・しづお )……喜多一の店員。三郎のあと店を誰が継ぐことになるのか、気にしている。貧しい自分に比べて恵まれた裕一が、さらに夢を求めることが許せない。

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朝ドラ【エール】のキャスト:豊橋/関内家

薬師丸ひろ子(役:関内光子)

関内光子(せきうち・みつこ)…関内音(二階堂ふみ)の母。新しい時代に、女性もしっかり自立すべきと考え、三人の娘たちにはそれぞれ好きな道を歩ませたいと考えている。音の裕一への気持ちを知ると、音が傷つくことを恐れて最初は交際に反対する。

光石 研(役:関内安隆)

関内安隆(せきうち・やすたか)……音の父。主に軍に納品する馬具を製造販売する会社を経営。陸軍獣医の頃、戦争でロシアに赴き多くの人命を救えなかったことを悔やんでいる。娘たちにとっては優しい良き父親。音楽好きで、娘たちにいろいろな楽器を習わせる。

松井玲奈れな(役:関内吟)

関内吟(せきうち・ぎん)……音の姉。おしゃれ好き。すてきな男性と出会って幸せな家庭を作ることが夢。結婚相手を探すために音楽学校を受験する音とともに東京へ行く。

※子ども時代は本間叶愛(ほんま・といと)が演じる。

七菜なな(役:関内梅)

関内梅(せきうち・うめ)……音の妹。現実主義でしっかり者。文通だけで裕一へ夢中になった音に現実を見るように指摘。文学好き。将来は小説家になることを夢見て、懸賞小説に応募したいが作品を最後まで書けないのが悩み。

※子ども時代は新津ちせ(にいつ・ちせ)が演じる。

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朝ドラ【エール】のキャスト:川俣の人々

相島一之(役:落合吾郎)

落合吾郎(おちあい ごろう)……川俣銀行の支店長。面倒見が良い。裕一のことを気にかけて音楽の道へと後押しする。

松尾諭(役:鈴木廉平)

鈴木廉平(すずき れんぺい)……川俣銀行の行員。奥手な裕一をダンスホールに連れて行く。

堀内敬子(役:菊池昌子)

菊池昌子(きくち しょうこ)……川俣銀行の事務員。離婚歴3回の恋多き女性。踊り子に恋した裕一に恋愛指南する。

望月歩(役:松坂寛太)

松坂寛太(まつざか かんた)……川俣銀行の行員。出世が目標で、未来の頭取とウワサの裕一にごまをする。

堀田真由(役:志津)

志津(しづ)……ダンスホールで一番人気の踊り子。自分から声をかけて裕一をダンスに誘う。裕一に交際を申し込まれる。

【志津の正体/ネタバレ】

[expand title=開く swaptitle=閉じる]志津の正体は、とみ(子供時代:白鳥玉季)という名前で、裕一(窪田正孝)の小学校の時の同級生。裕福な家の裕一をねたんでいた。家業が潰れた後、川俣のダンスホールの踊り子となって裕一と再会し、裕一の初恋相手となる。ダンスホールに連れられてきた裕一が自分に気付かなかった事に怒り、裕一の気を引かせてその気になったところで裕一を振った。

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朝ドラ【エール】のキャスト:音をとりまく人々

柴咲コウ(役:双浦 環)

双浦 環(ふたうら・たまき)……世界的に活躍するオペラ歌手で、音がプロの歌手を目指すきっかけとなる人物。大正12(1923)年秋、11歳の音(清水香帆)は、豊橋の教会で出会ったオペラ歌手・双浦 環の歌声に心ひかれる。この出会いがきっかけで、音はプロの歌手を目指すことになる。月日はすぎ、昭和7(1932)年1月、東京の音楽学校で音(二階堂ふみ)は特別講師の双浦環と再会。 環は音がプリマドンナに応募した記念公演の審査員も務める。

吉原光夫(役:岩城新平)

岩城新平(いわき・しんぺい)……関内家が営む馬具店の職人頭。音も恐れるほどの強面(こわもて)だが、職人としての腕は一流。

平田みつる(役:打越金助)

打越金助(うちこし・きんすけ)……軍関係に物品を納入している業者で、安隆の商売にも協力している。しかし、あることがきっかけで契約を打ち切ろうとする。

古川雄大ゆうた(役:御手洗清太郎)

御手洗清太郎(みたらい・きよたろう)……音の歌の先生。音楽を学ぶため、ドイツに留学した経験がある。裕一の作曲コンクール入賞を報じた新聞を御手洗が音に見せた。そのことがきっかけで裕一と音の文通が始まった。

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朝ドラ【エール】のキャスト:東京編/コロンブスレコード

志村けん(役:小山田耕三)

小山田耕三(おやまだ こうぞう) ……日本を代表する作曲家。 「赤とんぼ」で有名な山田耕筰がモデル。*第5週の2020年5月1日放送回から登場予定。逝去された志村けんさんの収録済みシーンはそのまま放送し、その後も代役を立てない方針。

小山田耕三を演じる志村けんさんは、2019年12月から撮影に入り3月6日まで撮影。10週分は撮影(2020.3.29時点)したが、復帰は次回の撮影を5月に遅らせてギリギリまで待つ予定。スポニチより
小山田耕三は童謡の「赤とんぼ」などを作曲した山田耕筰さんがモデル。サンスポより
・代役を立てないよう「台本変更」と報道、志村けんさんの初登場は2020年5月1日。出典スポニチ

古田新太(役:廿日市誉)

廿日市誉(はつかいち ほまれ)……コロンブスレコードのディレクター。音楽界の大御所の小山田耕三の推薦で裕一と専属契約を結ぶが、曲を書けない裕一をお荷物扱いする。

野田洋次郎(役:木枯正人)

木枯正人(こがらし まさと)……作曲家。裕一と同時期にコロンブスレコードと専属契約。時間を見つけては、時折行きつけのカフェでギターの弾き語りをしている。裕一より先にヒット曲を出すが、常に裕一をリスペクトしている。

加弥乃(役:杉山あかね)

杉山あかね(すぎやま あかね)…コロンブスレコードの秘書。音楽についての高い見識を備えていて、廿日市の良きアドバイザーとなっている。

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朝ドラ【エール】のキャスト:東京編/喫茶「バンブー」

野間口徹(役:梶取保)

梶取保(かとり たもつ)……喫茶「バンブー」のオーナー。妻の恵と経営している。裕一と音の新居が店の裏手にあり、2人を温かく見守る。裕一が体調不良のときは音に代わって付き添うことも。

仲里依紗(役:梶取恵)

梶取恵(かとり めぐみ)……保の妻。喫茶「バンブー」を保とともに切り盛りしている。裕一と音に見せの裏の家を紹介。真偽不明の昔話を語ることもある。

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朝ドラ【エール】のキャスト:東京編/裕一と音を取り巻く人々

小南こみなみ満佑子まゆこ(役:夏目千鶴子)

夏目千鶴子(なつめ ちづこ)……東京帝国音楽学校声楽科の生徒。音の同級生。帝国コンクールの金賞を最年少で受賞した実績がある。創立記念日に開かれる記念講演で主役の座を音と争う。

三浦貴大(役:田中隆)

田中隆(たなか たかし)……早稲田大学応援部の五代目団長。名前や実績より人の縁を信じる。早稲田大学野球部の応援に命を懸けていて、早慶戦に勝つための新しい応援歌の作曲を無名の裕一に依頼する。

井上希美(役:藤丸)

藤丸(ふじまる)……裕一作曲の「船頭可愛や」を唄う歌手。げた屋の娘であるが、芸者として歌手デビューする。実在の歌手の音丸がモデル。

柿澤勇人(役:山藤太郎)

山藤太郎(やまふじ たろう)……コロンブスレコード所属の歌手。慶應義塾大学出身で、生活のために流行歌を唄う。歌手であり作曲家でもある藤山一郎がモデル。

入山法子(役:希穂子)

希穂子(きほこ)……音が社会勉強のために働き始めたカフェーの女給。貧しい家の生まれで、病気の親を抱えている。以前は福島の料亭で仲居として働いていた。

朝ドラ【エール】の原作/モデル

朝ドラ『エール』の原作はないものの、作曲家・古関裕而さんの人生をモデルにしています。

実在の人物をモデルするものの、ノンフィクションでなく登場人物名や団体名などは一部改称したフィクション。

「音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の物語」という題材を元に再構成して制作します。[1]

古関裕而さんのプロフィール

古関裕而(こせき ゆうじ、 1909年8月11日 – 1989年8月18日/本名:古関勇治)氏は、昭和を代表する作曲家。

出身地:福島県福島市大町生まれ。

生家:生家は呉服屋「喜多三(きたさん)」。

学歴:福島県師範附属小学校(現:福島大学附属小学校)→福島商業学校→ 福島商業学校

職歴:川俣銀行(1928年から2年間勤務)…高校卒業後、2年間、伯父の経営する川俣銀行(現東邦銀行川俣支店)に勤務している。

略歴

  • 1929年(20才):舞踊組曲「竹取物語」ほか4曲をイギリスロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し、二等に入選。
  • 1930年(21才): 6月1日に内山金子氏と結婚。 9月 「福商青春歌」作曲。同月、日本コロムビア株式会社専属作曲家として上京。
  • 1931年(22才):デビュー曲「福島行進曲」「福島夜曲(セレナーデ)」発売。
  • 以降、早大応援歌「紺碧の空」、ヒット曲「船頭可愛や」 、阪神タイガースの応援歌「大阪タイガースの歌」(通称:六甲おろし)、読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」、「中日ドラゴンズの歌」、東京五輪のオリンピックマーチなど、数多くの応援歌、行進曲の作曲を手がけた。

関連する人物

  • 菊田一夫…NHKラジオドラマ「鐘の鳴る丘」「さくらんぼ大将」「君の名は」などの主題歌(作詞:菊田一夫、作曲:古関裕而)などでタッグを組んできた。
    →ドラマでは池田二郎として北村有起哉が演じています。
  • 伊藤久男…古関裕而と同郷の友人で、古関の作品を多くレコーディングしている。夏の高校野球全国大会で歌われている「栄冠は君に輝く」(作曲:古関裕而)は伊藤が創唱歌手(発表当時のオリジナル歌手)。
    →ドラマでは佐藤久志として山崎育三郎が演じています。

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朝ドラ【エール】の放送日

放送開始日:2020年3月30日(月)スタート

※新型コロナウィルスの影響で6月27日で休止。9月16日から再開しました。

放送局:NHK総合、ほか

放送時間:あさ8時~(15分)、ほか

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朝ドラ【エール】の主題歌

主題歌:GReeeeN「星影のエール」

GReeeeNは、HIDE、navi、92、SOHの男性4人組、福島県で結成されたボーカルグループ。歯科医と両立しているため、顔や姿を一切出さない。7thシングル「キセキ」がTBS系ドラマ『ROOKIES』主題歌に抜擢されオリコンで1位になるなど大ヒット!ほかに「愛唄」「遥か」など数々のヒット曲を生み出し、活躍中。

GReeeeNのコメント

今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。
僕たちGReeeeNメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。
僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です。

来年、2021年は東日本大震災から10年となります。
戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように
今作の主題歌「星影のエール」も、日々起こる人生の大事な場所で支えになれたらうれしいです。

楽曲を書くにあたっては、ドラマの主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました。

時に支えあい、導き、ともに泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励ましあいまた前を向く。

夫婦、親子、恋人、親友、
それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです。

そばにいる大事な人との人生を照らしあえる星影であれますように。

出典https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=22317

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朝ドラ【エール】のスタッフ

:林宏司(ドラマ『ハゲタカ』 『医龍-Team Medical Dragon- 』シリーズ 『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(1期・2期)』 『BOSS』 『アイムホーム』他)

⇒脚本家が以下の三名に交代(2019年11月5日発表)

  • 清水友佳子……『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(wowow)『わたし、定時で帰ります。』(TBS)ほか
  • 嶋田うれ葉……『リカ』(フジテレビ)『ベビーシッター・ギン! 』(NHK)ほか
  • 番組スタッフ(演出・吉田照幸氏)

※第3週までは「原作・林宏司」とクレジット。出典スポニチ

制作統括:土屋勝裕(大河ドラマ『花燃ゆ』ドラマ『アシガール』他)

語り:津田健次郎(つだ けんじろう)……声優。大阪府出身。1995年にテレビアニメ「H2」で声優デビュー。アニメや洋画の吹き替え、ナレーション、ラジオパーソナリティーとして活躍。映像監督、舞台演出なども手掛けている。

音楽: 瀬川英史(せがわ えいし) …作曲家。岩手県盛岡市生まれ。2012年、サウンドトラックを担当したフランス短編映画「Le Dernier Jour de l’Hiver」がフランス国立映画祭イエール·レ·パルミエで最高音楽賞受賞。ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや『最高の離婚』『今日から俺は!!』などを担当。NHKでは、NHKスペシャル「神の数式」「激闘ガダルカナル 悲劇の指揮官」「アインシュタイン 消えた“天才脳”を追え」などを担当。

プロデューサー :小西千栄子、小林泰子、土居美希

演出:吉田照幸(脚本も兼任)、松園武大 ほか

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朝ドラ【エール】の制作概要

主演・制作発表とそれまでの過程

・2019年3月1日に本作『エール』の主演と制作発表。

  • ドラマの企画意図:福島を応援したいため、福島出身の主人公を模索した。
  • タイトル『エール』:応援の意味がある。震災があった福島を元気づけたいという意味も込めている。(以上、土屋勝裕・制作統括の会見コメントより)。

・朝ドラの誘致活動:

  • 一年余にわたり、豊橋市の「古関裕而さん金子さんをテーマとしたNHK朝ドラ実現を願う会」[2]と福島市の「古関裕而・金子夫妻NHK朝の連続テレビ小説実現協議会」[3]が誘致活動をしてきた。
  • 署名活動……朝ドラ誘致の賛同署名者を77,279名(平成31年1月20日時点)集め、平成29年10月18日に豊橋市・福島市あわせて158,470名分の署名簿をNHKへ提出。(豊橋市:75,067名、福島市:83,403名)
  • コンサート……「コンサート講演会 古関裕而と内山金子」(豊橋市/平成29年9月30日)、「古関裕而音楽フェス」(福島市/平成28年10月29日)を開催するなど取り組んできた結果が実った。

主人公とヒロインについて

・男性を主人公にしたNHK朝ドラは2014年『マッサン』の玉山鉄二以来、6年ぶり11作目となる。

・ヒロインとなる妻役は、『半分、青い。』(2018年度前期)の永野芽郁以来、4作ぶりとなるオーディションが開催された。

初の4K制作と週5回へ

・本作はNHK朝ドラで初めてとなる4Kで制作。

・本作から週5回(月曜~金曜日)の放送に短縮されると朝日新聞(2019.5.22)が報じた。

  • NHKの定例会見(2019.05.22)では、木田幸紀総局長が、高画質4Kで制作すると、時間と労力が増大するため検討しているが、収録開始の2019年9月までに決めたいと説明している。
  • ヒロイン発表会見(2019.06.03)では、土屋制作統括が週5回は未決定、とコメント。

土曜日は日村さんの解説!

未定だった土曜日の放送が決定。(2020.03.26)

自称「朝ドラおじさん」のバナナマン日村勇紀さんが、一週間を振り返って解説!

今週の「エール」で印象に残ったシーンや注目ポイントを紹介していく予定。

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脚注・外部サイト

脚注

[1]…フィクションである旨の情報源:《2020年度前期》連続テレビ小説 制作決定!主演・窪田正孝 / 作・林 宏司(http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=17924)

[2]…愛知県豊橋市の公式サイトを参考:古関裕而さん古関金子さん夫妻をモデルにしたNHK朝ドラ「エール」を豊橋市は福島市とともに応援します:http://www.city.toyohashi.lg.jp/31522.htm

[3]…福島県福島市の公式サイトを参考:古関裕而・金子夫妻をモデルとしたNHK朝の連続テレビ小説が2020年前期に放映されます! :https://www.city.fukushima.fukushima.jp/bunka-shinkou/kanko/bunka/kosekiyuji.html

歴代朝ドラ

放送年朝ドラ
2026年度前期風、薫る
2025年度後期ばけばけ
2025年度前期あんぱん
2024年度後期おむすび
2024年度前期寅に翼
2023年度後期ブギウギ
2023年度前期らんまん
2022年度後期舞いあがれ
2022年度前期ちむどんどん
2021年度後期カムカムエヴリバディ
2021年度前期おかえりモネ
2020年度後期おちょやん
2020年度前期エール
2019年度後期スカーレット
2019年度前期なつぞら
2018年度後期まんぷく
2018年度前期半分、青い。
2017年度後期わろてんか
2017年度前期ひよっこ
2014年度前期花子とアン
2006年度前期純情きらり
1985年度前期澪つくし
1983.03~1984.04(1年)おしん
エールキャストとあらすじ

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