朝ドラ【カーネーション】あらすじネタバレを最終回まで紹介!
尾野真千子主演の人気朝ドラ「カーネーション」(2011年度後期)。
「コシノ3姉妹」を育て上げ、自らも晩年同じ職で活躍した小篠綾子さんをモデルに、フィクションとして描きます。
朝ドラ(連続テレビ小説)の中でも高く評価された本作は、一体どんなストーリーなのでしょうか。
今回は朝ドラ【カーネーション】のあらすじネタバレを最終回まで紹介していきます。
【カーネーション】あらすじ
洋服づくりに情熱を傾けた女性の一代記【#カーネーション】9/23(月・祝)~再放送
— NHKドラマ (@nhk_dramas) July 25, 2024
毎週月~土 午前7:15[BS/BSP4K]
毎週日曜午前8時 1週分6話連続[BS]
毎週日曜午前10時 1週分6話連続[BSP4K]
各話2回ずつ放送
主演:#尾野真千子
脚本:#渡辺あや
音楽:#佐藤直紀
主題歌:#椎名林檎https://t.co/tSZSO5D1dP
- 「カーネーション」のあらすじは?
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大阪・岸和田の呉服店に生まれたヒロイン・小原糸子(尾野真千子)が、洋服にあこがれ、ミシンと出会い、父の猛反対にもくじけず洋裁の道を突き進みます。糸子は20歳で自分の店を開き、22歳で結婚するが夫は戦死。しかし女手ひとつで3人の娘たちを育てあげ、世界へと送り出します。ヒロインが着物の時代に洋服に憧れ、ミシンひとつで人生を切り開いていく奮闘ぶりを描いていきます。
- 「カーネーション」の原作は?
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原作なし。モデルはファッションデザイナーの小篠綾子さん。国際的デザイナー・コシノ三姉妹(コシノミチコ、 コシノヒロコ、 コシノジュンコ)の母でもあります。
モデルはいるものの、渡辺あやさんの脚本オリジナルで、あくまでフィクションのドラマです。 - 「カーネーション」の舞台は?
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大阪府・岸和田市が舞台。
地方出身のヒロインが東京や大阪などの都会に出たり、再び故郷に帰るというパターンはありません。 - 「カーネーション」の時代設定は?
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1924年(大正13年)9月 ~2011年(平成23年)10月
【カーネーション】ネタバレを最終回まで
【カーネーション】あらすじネタバレを最終回まで紹介していきます。
第1週「あこがれ」
第1~6話(2011年10月3日 – 10月8日):大阪・岸和田の呉服店の長女・糸子は,幼い頃から地元の祭り・だんじりが大好き。いつの日かだんじりの屋根に乗る大工方になりたいと夢見ていた。しかし,女は駄目だと知って落胆。そんなある日,神戸の祖父母を訪れた糸子は,初めて西洋のドレスを目にし,その美しさに心を奪われる。三年後,14歳になった糸子は,仕立屋になることを夢見るようになっていた。
1924年(大正13年)9月。岸和田だんじり祭の日の朝、11歳の小原糸子(二宮星)は、出かける父・善作(小林薫)を元気いっぱいに見送る。母・千代(麻生祐未)、祖母・ハル(正司照枝)たちと子どもたちが待ち構える中、だんじりがやって来る。近所の青年・泰蔵(須賀貴匡)が務める「大工方(だいくがた)」が、だんじりの上で舞う姿に糸子は憧れを募らせる。いつもの生活が始まっても、糸子の頭の中は、だんじりのことでいっぱいで…。
糸子(二宮星)は学校で、一生糸で食べていけるようにという名前の由来を話す。「将来は嫁として実家の呉服屋をもり立てろ」という担任教師の言葉に、糸子は「だんじりに乗るために大工になりたい」と答え、みんなに笑われる。男子とケンカした挙句、用務員に頭突きをして担任からきつく叱られても、全くこたえない。父・善作(小林薫)の言いつけで、同級生・吉田奈津(高須瑠香)の家、高級料亭「吉田屋」に集金に行くことに…。
吉田屋で客の同情を買って、まんまと集金に成功した糸子(二宮星)。父・善作(小林薫)に喜ばれて有頂天になるが、善作は女である糸子に商売を仕込む気はなかった。正月、糸子は妹たちと共に、母・千代(麻生祐未)の実家へ挨拶に行く。千代は善作に代わり、祖父・清三郎(宝田明)に借金を申し込む。一方、糸子はいとこに誘われ、近所の洋館での外国人の舞踏会をのぞく。夢のように美しいドレスに我を忘れてみとれる糸子だった。
糸子(二宮星)は、舞踏会で見たドレスが目に焼きついて離れず、あこがれを募らせる。一方で、集金先の菓子屋で万引きをした男子をこらしめる。だが、逆に仕返しのケンカを売られ、河原で悪ガキと取っ組み合う。帯の間から、集金したお札が川に流され、あわてて追いかけた糸子は溺れかけるが、泰蔵(須賀貴匡)に助けられる。ずぶぬれで帰った糸子は、「女が男と張り合おうと思うな」と善作(小林薫)に思い切り頬を殴られる。
善作(小林薫)に殴られて以来、糸子(二宮星)は、女に生まれたことに意気消沈していた。だんじり小屋に行き、泰蔵(須賀貴匡)にだんじりの屋根にこっそり乗せてもらうが、気は晴れない。そんな折、神戸の祖母・貞子(十朱幸代)から糸子に小包が届く。中身は小さなドレスだった。大喜びの糸子だったが、ドレスは糸子には小さすぎた。しかし、だんじりと違って、いつか手に入るかもしれない、と糸子の心は晴れてくるのだった。
糸子(二宮星)は近所のおばちゃんに神戸から届いたドレスを見せ、そこでアッパッパという洋服なら手軽に作れると聞く。さっそく祖母・ハル(正司照枝)にサラシをもらい、夜中にようやく一着のアッパッパを縫い上げる。大得意の糸子に善作(小林薫)も感心する。以来、糸子は裁縫に夢中になり、神戸の祖父・清三郎(宝田明)たちに縫った物を送りつける。――3年後の昭和2年。糸子(尾野真千子)は14歳の女学生になっていた。
第2週「運命を開く」
第7~12話(10月10日 – 10月15日):女学校に通う糸子は,パッチ屋の店先でミシンを見つける。数日後,店の主人が糸子にミシンを使わせてくれると言う。糸子は父・善作に,パッチ屋を手伝うことを許可して欲しいと申し出るが,父は許さない。ある日,いじめられていた幼馴染の勘助を助けようとした糸子は,逆にやられてしまう。男の子に勝てないこと,ミシンを使わせてもらえないことが悔しくて泣き叫ぶ糸子。そんな糸子に善作がかけた言葉は…。
小原糸子(尾野真千子)は、女学校から走って帰っては夢中で裁縫をする日々を送っていた。父・善作(小林薫)は呉服屋の客を増やすことをねらい謡の教室を始めたが、商売には結びつかない。ある日、糸子は、呉服の集金の途中にあるパッチ屋の店先でミシンを見かける。布が勢いよく縫われていく様子に糸子の目がくぎづけになる。糸子は“このミシンこそ、自分が乗れるだんじりだ”と思い、目指す物をつかんだ気持ちで有頂天になる。
糸子(尾野真千子)は、パッチ屋の店先でミシンを見つめる毎日を過ごし、家ではアッパッパを作って妹たちに着せていた。しかし、父・善作(小林薫)は「呉服屋の娘がけしからん」と洋服作りを許さない。ある日、糸子は店の主人・桝谷(トミーズ雅)に声をかけられ、ミシンに触らせてもらう。ミシンで布が縫えたことに感動した糸子は、パッチ屋の手伝いを始める。糸子は働くことが楽しくてしかたがなく、家事も率先してやり始める。
糸子(尾野真千子)は前にも増して女学校が退屈になり、パッチ屋に通いつめてミシンに触れ、店の手伝いをしている。一方、善作(小林薫)は呉服店の行く末を気遣う地元の資産家・神宮司(石田太郎)から、娘の嫁入り衣装の注文を受ける。糸子は、パッチ屋の主人・桝谷(トミーズ雅)から店で働かないかと誘われて舞い上がり、女学校をやめて働きたいと思い始める。そんな折、千代(麻生祐未)の兄・正一(田中隆三)がやって来る。
正一(田中隆三)は、めい・糸子(尾野真千子)がパッチ屋を手伝っていることを知り、善作(小林薫)と千代(麻生祐未)を問い詰める。正一が帰った後、糸子は女学校をやめてパッチ屋で働きたいと打ち明けるが、善作はどなりつけ、殴る蹴るの大暴れ。数日後、善作は神宮司の娘の衣装を買い付けに行くが、ツケがきかず買えずにいた。糸子は働きたいと懇願し続けるが、仕事が行き詰まっている善作は聞く耳を持たず…。
善作(小林薫)は千代(麻生祐未)に実家の松坂家に借金を申し込ませるが、善作自ら来るようにと断られる。糸子(尾野真千子)は善作のお供で神戸の松坂家まで行くことに。糸子がいとこ・勇(渡辺大知)らと楽しんでいる間に、千代の父・清三郎(宝田明)は善作に、時流に合わない呉服店を畳めと言う。結局借金はできず、失意の善作はだんじり小屋を訪れ、泰蔵(須賀貴匡)に、だんじりの上で舞う大工方になれなかった思いを語る。
借金に失敗した善作(小林薫)は、神宮司(石田太郎)の娘の花嫁衣装を用意できず、神宮司に「店を畳むなら早い方がよい」と諭される。糸子(尾野真千子)は女学校の帰り道、いじめられている勘助(尾上寛之)に出くわし、助けようとして逆に相手に負かされてしまう。勘助に背負われて家に帰り着いた糸子は大泣きする。だんじりに乗れず洋裁も禁じられ、男に負けるのが悔しくてならないのだ。善作はその泣き声をじっと聞いていた。
第3週「熱い思い」
第13~18話(10月17日 – 10月22日):女学校を辞めた糸子はパッチ屋で働き始めるが,先輩の職人と衝突する毎日にくじけそうになる。そんなある日,風邪で早退し帰宅した糸子は,母が自分の頑張りを褒めるのを耳にし,自信を取り戻す。2年のうちにパッチ作りの技術を習得し,再び仕立屋になる夢が膨らむ。糸子は父親に,洋服作りを許してもらおうとの期待を込めて手作りの「あっぱっぱ」を贈る。
糸子(尾野真千子)は女学校をやめることを善作(小林薫)に許され、パッチ屋で働くことになった。千代(麻生祐未)に付き添われ、意気揚々と初出勤した糸子だが、優しかった職人たちが皆、どこか冷たい。理由を尋ねると兄弟子は「これまでは客だったからチヤホヤしたが、一番下っ端になったからには相応の仕事をしろ」とお茶くみや掃除などの雑用を押しつけてきた。糸子はミシンには触ることもできず、仕事の厳しさを思い知る。
家族の前では明るくふるまう糸子(尾野真千子)だが、千代(麻生祐未)らはパッチ屋の仕事のつらさを察していた。そんな折、奈津(栗山千明)がパッチ屋にやって来る。憧れの泰蔵の結婚のウワサを聞き、確かめたくて糸子に会いに来たのだ。店からの帰り道、結婚をやめるように言えと詰めよる奈津に、糸子は閉口する。ある朝、糸子は風邪をひいて熱を出す。無理して出勤したものの「いないほうがマシ」と帰らされ…。
風邪でパッチ屋から帰らされ、寝ている糸子(尾野真千子)は弱気になる。しかし千代(麻生祐未)が「自分の力で好きなことをやりとげる糸子は偉い」と褒める言葉が聞こえ、元気を出す。翌日には風邪も治り、また張り切ってパッチ屋で仕事をする糸子。雑用をこなすことからも学ぶものがあると気づき、いつかミシンに触れる日が来ると確信する。その様子を見ていた店主・桝谷(トミーズ雅)は、夜間はミシンを使ってもよいと言う。
糸子(尾野真千子)がパッチ屋に来て半年。相変わらず雑用で終わる毎日。しかし皆が帰った夜、ミシンを使えるのが至福の時だ。まもなくパッチの裁断を教わり始めた糸子だが、祖父・清三郎(宝田明)が偵察に来て、その厳しさに衝撃を受ける。清三郎は糸子を高級パーラーに連れ出し、パッチ屋をやめて自分の紡績工場で好きなだけミシンを使うように誘う。4月、奈津(栗山千明)の思いをよそに、泰蔵(須賀貴匡)の祝言が行われる。
パッチ屋に来て2年がたった昭和5年。糸子(尾野真千子)は、パッチ作りは一とおりのことができるようになった。しかし、泰蔵の妻でセンスのよい八重子(田丸麻紀)から「洋服も作ってみたら」と言われ、洋服作りという本来の夢を思い出す。幼い頃もらったドレスを窓際で眺めていると、洋服姿の奈津(栗山千明)を偶然見かけ、糸子は悔しさが込み上げる。洋服を作るとなれば善作(小林薫)が反対するのは目に見えていた。
善作(小林薫)を説得しようと、男物のアッパッパを贈ることにした糸子(尾野真千子)。工夫を重ねたアッパッパが完成するが、機嫌が悪い善作に捨てろと言われる。千代(麻生祐未)は困った末、店に隠すが、客に見つかり50銭で売れることに。驚いた善作は、洋服作りの条件として、糸子にアッパッパを商品として作らせる。結局は善作も気に入り、それを着て商店街をかっ歩する。だが糸子には新たな苦難が降りかかろうとしていた。
第4週「誇り」
第19~24話(10月24日 – 10月29日):不況で店を解雇された糸子は,職探しをする途中,ミシンの実演販売を行う女性・根岸に出会う。家族に内緒で根岸のミシン教室に通い始める糸子だが,本格的な洋裁には程遠い授業の内容に失望してしまう。ミシン購入を初めは拒んだ父・善作だったが,程なく態度を変え,根岸に糸子への指導を頼み込む。根岸の洋裁教室は,自分で縫ったワンピースを着て町を歩くことから始まった…。
桝谷パッチ店を辞めさせられた糸子(尾野真千子)。落胆している糸子に、善作(小林薫)は「早く次の働き口を探せ」と言う。しかし仕事は、なかなか見つからない。ある日、岸和田に洋服を着た美しい女性が現れた。根岸良子(財前直見)というミシンの販売員で、東京のメーカーから派遣されて営業に来たのだ。根岸は、木之元電キ店の店先で実演販売をすることに。糸子は根岸の美貌や、掲げる洋服を目を輝かせて見つめる。
糸子(尾野真千子)は根岸(財前直見)に洋裁を教わりたいと頼み込む。根岸が心斎橋に開いたミシン教室に喜んで向かうが、その内容は簡単すぎた。本格的に学びたい糸子だが、そこまでは無理だと断られる。帰り道で出会った貞子(十朱幸代)は、ミシンを買ってやると言うが、善作(小林薫)が許さないと糸子は断る。その時、人気歌舞伎役者の中村春太郎(小泉孝太郎)を見かける。女たらしの春太郎の連れは、糸子がよく知る娘で…。
春太郎(小泉孝太郎)と一緒だった奈津(栗山千明)のことを心配しつつ、家へ帰った糸子(尾野真千子)。善作(小林薫)に洋裁教室やミシンのことを話すが、激しい怒りを買ってしまう。だんじり祭の日、糸子は奈津を見つけて春太郎とのつきあいを注意し、大ゲンカになる。ある日、善作が井戸端にいると、パッチ屋の桝谷(トミーズ雅)がやって来た。桝谷は、糸子が将来有望だと褒め、洋服がこれから主流になるだろうと話す。
善作(小林薫)は根岸(財前直見)に土下座して、糸子(尾野真千子)に洋裁を教えてほしいと頼む。ある日、糸子が家に帰ると、根岸が善作に謡を習っていた。根岸は、1週間だけ小原家に泊まり謡を教わる代わりに、糸子に洋裁を教えることにしたのだという。糸子は大喜びし、千代(麻生祐未)たちも洋食を作ろうとするなど、張り切って準備する。いよいよ、その日、洋服を着こなした根岸が、岸和田の街をさっそうと歩いてきた。
根岸先生(財前直見)は、まず糸子(尾野真千子)に洋服を着せ街を歩かせる。そして好きな花を尋ね、糸子がカーネーションを挙げると「その花のように堂々としろ」と教える。続いて心斎橋のカフェに糸子を誘い、本当によい服は夢や希望を与えると話し、糸子は大きな影響を受ける。しかし、またも女連れの春太郎(小泉孝太郎)を目にし、糸子は猛然とにらみつける。帰り道では堂々と会釈する糸子を泰蔵(須賀貴匡)が驚いて見送る。
洋裁の基礎を1週間でたたき込もうと厳しく教える根岸先生(財前直見)に、糸子(尾野真千子)は必死でついていく。その様子は見物に来た勘助(尾上寛之)もたじろぐほどだった。楽しいお別れ会の後、根岸先生は「頑張りなさい」の言葉を糸子に残し去っていく。灯が消えたような小原家に、善作(小林薫)がラジオを買ってくる。2年後、小原呉服店は相変わらず不景気だが、ラジオで糸子はデパートの火災を知り制服作りを思いつく。
第5週「私を見て」
第25~30話(10月31日 – 11月5日):糸子は心斎橋の百貨店に乗り込み,支配人に店員の制服づくりを申し出るが,あっさり却下される。父の善作は,作った見本を着て会ってもらえと糸子をけしかける。試みは成功し,糸子の制服は採用となった。しかし20着を一週間で仕上げることになり,途方に暮れる糸子。ミシン探しに駆け回る糸子を尻目に,善作がミシンを購入,家族の協力で無事納品に漕ぎ着けた。休む間もなく次の大量注文が舞い込むが,善作は今度は全て自力でやるよう糸子に告げる。
黒田屋百貨店の火事で和服の女性が逃げ遅れたというニュースを聞いた糸子(尾野真千子)は、心斎橋の百貨店に走る。店員の着物姿を確認し、支配人の花村(國村隼)に制服を作らせてほしいと直談判する。自作のワンピースを見せる糸子だが花村は取り合わない。だが、制服はデザインが大切という花村の言葉から、糸子はセンスのよい八重子(田丸麻紀)に相談する。そして一晩で10枚ものスタイル画を仕上げ、翌朝再び花村を訪ねる。
支配人の花村(國村隼)に“ダメ出し”をされ、糸子(尾野真千子)は斬新なデパートの制服を考えようと悩む。しかし八重子(田丸麻紀)は、変わった服ではなく、「よい所に連れて行ってもらえそうな服」を考えるようアドバイスする。善作(小林薫)からは、現物を作って店に行くように言われ、糸子は2日徹夜して縫い上げる。作った制服は家族には好評で、善作は、持って行くより糸子が着て行ったほうが話が早くて面白いと言う。
制服の試作品を着てきた糸子(尾野真千子)に花村(國村隼)は驚くが、店内に糸子を立たせ、採用を決める。ただし正月セールに間に合うよう、一週間に20着を仕上げるという厳しい条件だった。家族は喜んで糸子を手伝うが、借りようとした桝谷パッチ店のミシンが、年末は使えないことが分かる。糸子は神戸の松坂家に行ってミシンをかけることにして、祖母の貞子(十朱幸代)たちは喜ぶが、それを聞いた善作(小林薫)は激怒し…。
千代(麻生祐未)たちに説得されて松坂家に向かい、ミシンを使い始めた糸子(尾野真千子)だが、善作(小林薫)の怒りが千代や妹たちに向くことを思うと心が晴れない。案の定、静子(柳生みゆ)から電話がかかって来るが、なんと善作がミシンを買って来たという知らせだった。飛ぶように糸子は帰る。勘助(尾上寛之)までもが手伝い、正月であることも忘れて一同は制服作りに励む。善作が、ついに糸子の洋服作りを認めたのだった。
無事、制服の納品を間に合わせた糸子(尾野真千子)。正月セールでそれを身に着けた店員を見て感激する。糸子は、手伝いの礼に訪れた安岡髪結い店で奈津(栗山千明)に会い、見合いの話を聞くが、奈津が片思いしている泰蔵のことを口にして怒らせてしまう。一方、制服の後に新しい仕事が入るでもなく、小原呉服店はますます左前になっていく。しかも妹の静子(柳生みゆ)が、就職せず糸子を手伝いたいと言い始める。
静子(柳生みゆ)が取ってきた仕事は、一晩でパッチを100枚仕上げるという、とんでもないもの。引き受けた糸子(尾野真千子)に善作(小林薫)は激怒し、家族の手伝いを禁じる。ハル(正司照枝)たちは隙を見て手伝おうとするが、うまくいかない。しかし、夜中に居眠りをする糸子に善作は焦り、結局、寝ないように見張ることに。早朝、なんとか仕上がったパッチを点検していた善作は、とんでもないことに気づき、大騒ぎになる。
第6週「乙女の真心」
第31~36話(11月7日 – 11月12日):糸子は父の呉服店の店先に,洋服作りますと広告を張り出す。最初の客となった駒子に,無料で服を作る糸子。父はそれを知って激怒し,糸子を紳士服の店に修行に送り出す。糸子はそこで,偶然知り合った踊り子のサエのためにイブニングドレスを作ることになる。初めは言い争う二人だったが,サエの気持ちを知った糸子は,ドレス作りを再開する。
糸子(尾野真千子)は「小原呉服店」で洋服作りを始め、妹の静子(柳生みゆ)が作ったチラシを配る。それを見た吉田屋の芸ぎ・駒子(宮嶋麻衣)が糸子の初めての客となる。別の店で作った洋服は失敗だったという駒子だが、糸子は体型や雰囲気に似合うデザインを考えて張り切る。しかし、生地代を善作(小林薫)から借りるのに一苦労する。一方、奈津(栗山千明)は結婚を控え、糸子には絶対に洋服を作ってもらわないと言い張る。
奈津の父が倒れたと聞き、糸子(尾野真千子)はひそかに心配する。一方、糸子が作った洋服の出来に喜んだ駒子(宮嶋麻衣)を説き伏せ、それを着て通りを歩かせ、糸子は大得意になる。女性を美しく装わせる喜びを知って舞い上がった糸子は、代金を払おうとする駒子に、次でよい、と受け取らなかった。しかし善作(小林薫)に、洋服の代金はおろか借りた生地代も返せず、商売は慈善事業ではないと一喝され…。
善作(小林薫)は、糸子(尾野真千子)の独立はまだ早いと、紳士服専門店へ修業に行かせる。意地の悪い店主(団時朗)や同僚に苦労する糸子だが、ひとり川本勝(駿河太郎)という職人だけは愛想がよい。一方、玉枝(濱田マリ)から、勘助(尾上寛之)の帰りが遅く、家に給料を入れなくなったと相談される。探るうちに糸子は、勘助がダンスホールに入り浸っていることを突き止める。目当ては美しい踊り子・サエ(黒谷友香)だった。
紳士服ロイヤルに、ダンスホールの踊り子・サエ(黒谷友香)が現れ、糸子(尾野真千子)は仰天する。サエはイブニングドレスを注文しに来たのだ。“金に糸目をつけない”というサエに店主(団時朗)は喜ぶが、任された糸子はイブニングドレスを見たこともない。八重子(田丸麻紀)らにアドバイスを求めたりした末、祖母・貞子(十朱幸代)を頼る。糸子は一方で、最近飲みすぎの善作(小林薫)のふがいなさに寂しさを感じていた。
イブニングドレス作りに気が進まない糸子(尾野真千子)だったが、同僚の川本勝(駿河太郎)は、これから踊り子たちが次々ドレスを作るはず、と励ます。まず安い布で試作品を作った糸子は、朝起きてビックリ。千代(麻生祐未)が試作品のドレスを着ていたのだ。千代は優雅に踊ってみせ、直すところを指摘した。仮縫いを何度も繰り返すはずだったが、サエ(黒谷友香)はそのドレスに大喜びし、そのまま売るように糸子に迫る。
サエ(黒谷友香)を怒らせたことで、糸子(尾野真千子)は店主(団時朗)に延々と叱られる。そんな糸子を川本勝(駿河太郎)が氷屋に誘う。勝の前では、糸子は素直に、商売を忘れてしまう自分を反省する。しばらくしてサエがまた現れる。イブニングドレスにかけるサエの思いを聞いた糸子は意気投合し、心をこめてドレスを仕上げるが、サエの意中の相手を知って仰天してしまう。そして奈津(栗山千明)の運命が変わろうとしていた。
第7週「移りゆく日々」
第37~42話(11月14日 – 11月19日):サエのイブニングドレスは大評判となり,紳士服店には客が殺到。糸子は父に,自分の店を持ちたいと言うが,父は再び糸子を修行に出すのだった。生地店で販売員補助を始めた糸子は,型紙を使わない布裁断方法で客をさばき,再び人気を呼ぶ。日本にも洋服の時代が来たと感じた糸子は,再度父親の説得を試みるが,父は激怒。そんなある日,仕事から帰宅した糸子が目にしたのは…。
第8週「果報者」
第43~48話(11月21日 – 11月26日):父の呉服屋を譲り受け,洋裁業を始めた糸子。仕事に忙殺される中,かつての同僚,勝と再会する。本人も知らぬ間に,勝と糸子の縁談話が家族によってまとめられる。祝言も間近となったある日,糸子は300坪のテントを一晩で縫うという仕事を引き受け,無理がたたって膝を痛めてしまう。それでもミシンを踏み続けた糸子は,幼馴染・奈津の助けで祝言の席に担ぎ込まれる。二年後,糸子と勝には長女・優子が誕生する。
第9週「いつも想う」
第49~54話(11月28日 – 12月3日):戦争の影が濃くなってきた1937年,贅沢を禁じる戦時統制にも関わらず,糸子の店は繁盛していた。ある時,金糸が入っているため売れないという大量の布地を手に入れた糸子は,それで上手く服を仕立て,大人気となる。難産の末,次女・直子が誕生。仕事を続けるため,親戚に直子を預けた糸子だが,気になって仕事に集中できない。1941年,幼馴染の勘助が前線から戻るが,別人のような様子に糸子は驚く。
第10週「秘密」
第55~60話(12月5日 – 12月10日):1941年。抵抗していた糸子もついにモンペを履くことに。幼馴染の勘助を元気づけようと糸子は,憧れていたサエを引き合わせるが,勘助は激しいショックで自殺を試みる。さまざまな出来事に滅入る糸子だったが,家族や従業員のために店を守ろうと気を取り直す。やがて夫・勝は召集を受け,戦地に赴く。ミシンまで国家に供出せよとの指示に,必死に抵抗する糸子。そんな時,糸子の家で火事が発生する。
第11週「切なる願い」
第61~66話(12月12日 – 12月17日):父・善作は不注意からのボヤで重症の火傷を負う。突然の出来事に我に返る間もないまま,三女・聡子が誕生。大島紬を惜しげもなくモンペにした祖母に触発され,糸子は着物をモンペに作り替える方法を広めようと思い立つ。開いた教室は大人気となる。体調が回復してきた父は,近所の仲間たちと温泉旅行に出発する。心配した糸子だったが,久しぶりに楽しげな父の姿に,餞別代りの国民服を縫って送り出す。しかしその晩,善作の危篤を知らせる電報が届けられる。
第12週「薄れゆく希望」
第67~72話(12月19日 – 12月24日):父・善作は温泉旅行先で帰らぬ人となった。戦時の盛大な葬儀は,一家が闇で食糧を得ているのではないかとの憶測を呼ぶ。買出しに出た糸子は,周囲からの疑いの視線に会い,世間の目の厳しさを痛感する。ミシンを供出せよとの再度の圧力に対し,糸子は軍服を縫うことで窮地を免れる。料亭の若女将・奈津は多額の負債を抱え,店を買わないかと糸子に持ちかける。戦局が厳しくなる中,幼馴染の勘助は再び戦場へ向かう。
第13週「生きる」
第73~75話(12月26日 – 12月28日):1945年,大阪でも空襲があり,糸子は家族を山間部に疎開させる。食糧調達に奔走する最中,夫・勝の死を伝える通知が届く。8月の終戦を迎え,人々が喪失感にとらわれる中,糸子は数週間で洋服づくりを再開し,商売は間もなく軌道に乗る。闇市でパーマ髪と洋服の女性を目にした糸子は,新しい時代の到来を予感する。糸子はパーマ機を求めて東京へ向かう。
第14週「明るい未来」
第76~79話(2012年1月4日 – 1月7日):糸子は八重子と昌子と一緒に、パーマ機と洋服の生地の調達に上京する。空襲の爪痕が残る東京でパーマ機を探し当て、糸子は得意の値切り交渉をする。パーマ機を手に入れた一行だが、宿は雑魚寝で、糸子たちは気をつけようと言い合う。案の定、貧しい子どもたちが金品を盗みにくる。ようやく追い出して、ほっとしたのもつかの間、糸子は自分の布団の中に幼い少女が隠れていることに気づく。
第15週「愛する力」
第80~85話(1月9日 – 1月14日):1945年12月。糸子は初めて髪にパーマを当てる。数日後,闇市で水玉の生地を見つけた糸子は,その布でワンピースを作る。ワンピースは大人気となり,客が店に押しかける。繊維業者組合に加盟した糸子は,企業家の北村と,仕立屋の周防と知り合う。周防は小原洋服店で紳士服の仕立てを手伝うことに。一方,幼馴染の奈津が娼婦に身をやつしたことを知った糸子は,何とか奈津を救おうと試みる。
第16週「揺れる心」
第86~91話(1月16日 – 1月21日):幼馴染の奈津は糸子の斡旋で近所の美容店に就職する。糸子は既製服ビジネスを立ち上げた北村のパートナーとなり,デザインを担当することとなる。そこで糸子は周防と再会する。糸子はディオールの「ニュールック」を採り入れた女性服をデザインする。自分の店を経営するかたわら,デザイナーとしての仕事で多忙を極めた糸子は,北村商店開店の日を迎える。
第17週「隠しきれない恋」
第92~97話(1月23日 – 1月28日):1948年。密かに糸子に思いを寄せていた北村は,嫉妬から周防を解雇する。糸子は自分の店に周防を雇い入れる。小原洋装店は繁盛し,糸子は奈津の婚約者の頼みで初めてウェディングドレスを縫う。一方,妻子ある周防との関係を噂され,窮地に立つ糸子。親戚や隣人は揃って周防と別れるよう説得するが,糸子は頑固にこれを拒む。思案の末,糸子は近くの町に店を開き,周防が経営できるようにすることを決意する。
第18週「ライバル」
第98~103話(1月30日 – 2月4日):1954年秋。41歳の糸子は,改装した店で最初のファッションショーを開催。長女・優子は,東京の美大進学を希望するが,糸子は却下。結局優子は地元の洋裁学校に入学するが,ほどなくして東京の学校に移りたいと言い出し,糸子も承諾する。1957年,優子は休暇で自分の教師を伴って帰郷。教師は妹・直子の描いた絵を目にし,直子に洋裁の道を勧める。
第19週「自信」
第104~109話(2月6日 – 2月11日):1958年。クリスチャン・ディオールが「トラペーズライン」と名付けたコレクションを発表。これまでのディオールとは大きく異なるデザインに,糸子は魅力を認めることができない。次女・直子が東京の姉・優子のアパートに身を寄せ,同じ洋裁学校に通い始める一方,三女・聡子はテニスの選手として活躍する。上質の生地を入手した糸子は,北村と組んで既製服を作ったが,東京から届いた新しい流行の前に完敗。長女・優子は学校を卒業し,糸子の店で働き始める。一ヵ月後,初めて客のためのデザインを任せられた優子だったが…
第20週「あなたを守りたい」
第110~115話(2月13日 – 2月18日):1959年,次女・直子は若手デザイナーの登竜門である「装麗賞」を受賞。この賞を獲れなかった姉・優子は苦い思いを味わう。店での失敗もあって腐る優子を糸子はきつく叱る。1961年,直子は学校を卒業し,東京のデパートに店を開く。周囲に妥協できない直子は孤立し,ついには店のスタッフも辞めてしまう。優子は直子を助けるため,上京を決意する。一方,三女・聡子はテニスの全国大会で遂に優勝し,晴れて故郷に凱旋する。そんな聡子の意外な決断とは…
第21週「鮮やかな態度」
第116~121話(2月20日 – 2月25日):1963年。洋裁の勉強を始めた聡子は,母や姉たちのデザイン画を手本に,スケッチの練習を繰り返す。聡子と共に母・糸子もモードの世界に惹き込まれていく。デザイナーとして成長していく娘たちの様子を眺め,店主の座を退くことを考え始めた糸子。一方東京では,優子・直子姉妹の仲が再び険悪になり,口論の末,優子は実家に戻る。しかし優子は独立したいと言い出し,糸子はショックを受ける。1965年,優子は大阪・心斎橋に店を構える。そんな頃,聡子のデザインしたミニスカートが意外な反響を呼ぶ。
第22週「悔いなき青春 」
第122~127話(2月27日 – 3月3日):1970年,次女・直子が結婚,マスコミの注目を引く。デザイナーとしての人気が高まる一方,経営状況は不安定で,糸子は手を貸さずにはいられない。一方,未熟だった三女・聡子の成長が目覚しく,糸子は聡子に店を譲る決心をする。しかし聡子はロンドン行きを決意,糸子の引退は再び先送りとなった。そんな中,北村に東京行きを誘われる糸子だが,迷った末,だんじり祭りの日に自分の進む道を決める…。
第23週「まどわせないで」
第128~133話(3月5日 – 3月10日):1985年。長女・優子の次女である孫娘の里香が,糸子の元へ転がり込む。里香は髪を染め,常にジャージ姿で学校に行こうとしない。そんなある時,馴染みの生地問屋のひ孫・譲が老舗の呉服屋の跡取り・栄之助を連れて糸子を訪ねる。栄之助は,自らのミスで抱えてしまった100反の生地をさばく方法を教えて欲しいと言う。断る糸子だが,栄之助は諦めず,着物地を使ったスーツのデザインを提案する。迷った末に糸子は,結局助け舟を出すことに。
第24週「宣言」
第134~139話(3月12日 – 3月17日):譲と栄之助は商社マン・守を連れて再び糸子を訪れ,オハライトコブランドの立ち上げを提案する。そんなある日,糸子は階段から落ちて足を骨折。娘たちは引退を勧めるが,糸子は「攻撃は最大の防御」をモットーに,着物地から洋服をつくる自らのブランド立ち上げを決心する。心配する孫娘・里香に糸子は「苦しんでいるのではなく,仕事に熱中しているだけ」と言う。ブランドのPRに,糸子は三人の娘たちとテレビ番組に出演する。
第25週「奇跡」
第140~145話(3月19日 – 3月24日):2001年。88歳の糸子は,通院する病院で看護婦と患者たちをモデルにしたファッションショーを開くことになる。この病院で糸子は幼馴染の奈津と再会する。糸子が服のデザインやショーの準備に忙しくしているうち,奈津はいつの間にか退院。モデルたちに歩き方の指導を始めた頃,一人の女性がモデルとして加わることになる。二児の母というこの女性は,末期がんで余命わずかと宣告されていた。女性は家族の見守る中,最後に登場し,ショーは大成功のうちに終了する。
最終週(26週)「あなたの愛は生きています」
第146~最終151話(3月26日 – 3月31日):2005年。92歳になった糸子は,相変わらず忙しく充実した毎日を送っている。住み慣れた家の二階を改装してサロンを開き,着物を洋服にリメイクする教室を開始する。ある日,優子の頼みで都内の病院での講演を引き受けた糸子は,周防の娘という女性に会う。2006年,突然倒れた糸子は入院,駆けつけた娘たちは久しぶりに母の周りに集まる。一度はもちなおした糸子だったが,数日後,息を引き取る。2010年のだんじり祭りの日,サロンに飾られた糸子の写真が集まった人々を優しく見守る…。
最終回前の150話にて。糸子(夏木マリ)は2006年(平成18)3月26日に92才で死亡。(※モデルの小篠綾子さんも2006年3月26日に逝去)
※最終回については下記で詳しく紹介します↓
最終回ネタバレ
最終回は糸子が亡くなって4年後の話。
2010年(平成22年)9月。だんじり祭りの日、
2階のサロンに三姉妹や従業員など、たくさんの人が集まります。
優子(新山千春)は直子(川崎亜沙美)と聡子(安田美沙子)に、母・糸子の生涯を朝ドラにしたいとテレビ局の人から言われたこと明かす。
直子と聡子は、糸子がよく朝ドラを見ていて自分の話を朝ドラにできないかと話していたと言って賛成する。
優子は、ためらう。
そんな中、亡き糸子が優子の後ろに立って「やろうよ、やろうよ」と催促した。
2011年(平成23年)10月。
糸子:「おはようございます。私は死んだ。もう、あっという間に5年が過ぎてしまいました。おかげさまで、娘たちは元気です」
糸子の娘たちが母を想って今も寂しがっている…。
糸子:「泣かんでええ。泣くほどの事とちゃう。うちは、おる。あんたらのそばに。空がある。商店街が。心斎橋。緑がある。光。水の上。…ほんで、ちょっと退屈したらまた面白いものを探しに行く。」
ラスト。岸和田中央病院にて。車椅子のおばあさん(=97歳の奈津)が待合ロビーのテレビで朝ドラ「カーネーション」を見ている。
「カーネーション」第1話が始まって、オープニングも流れて…。ドラマ初回放送が流れる中、物語は終わる。
「カーネーション最終回を観る会」(2012年3月31日、大阪・岸和田市内)に出席した直子役の川崎亜沙美さんがこう明かしています↓
川崎は「実は、最後のおばあちゃんのシーン(病院のロビーで『カーネーション』の初回放送を97歳になった奈津が観ているシーン)で、車いすに座っているのは、私のおばあちゃんです」と明かし、感激もひとしおだった。
出典オリコン
【カーネーション】基本情報
「カーネーション」 | |
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出演者 | 尾野真千子、小林薫、麻生祐未、駿河太郎、栗山千明、濱田マリ、國村隼、近藤正臣、綾野剛 、十朱幸代 、宝田明、夏木マリ、他 |
脚本 | 渡辺あや |
演出 | 田中健二 ほか |
音楽 | 佐藤直紀 |
主題歌 | 椎名林檎「カーネーション」 |
制作統括 | 城谷厚司 |
放送期間 | 2011年10月3日~2012年3月31日 |
放送局 | NHK総合、NHK BSプレミアム(当時の名称) |
放送時間 | NHK総合:月曜 – 土曜 8:00 – 8:15 NHKBSプレミアム:月曜 – 土曜 7:30 – 7:45 |
歴代朝ドラの記事
放送クール(通算作品数) | 作品名 |
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2025年度後期(第113作) | ばけばけ |
2025年度前期(第112作) | あんぱん |
2024年度後期(第111作) | おむすび |
2024年度前期(第110作) | 虎に翼 |
2023年度後期(第109作) | ブギウギ |
2023年度前期(第108作) | らんまん |
2022年度後期(第107作) | 舞いあがれ |
2022年度前期(第106作) | ちむどんどん |
2021年度後期(第105作) | カムカムエヴリバディ |
2021年度前期(第104作) | おかえりモネ |
2020年度後期(第103作) | おちょやん |
2020年度前期(第102作) | エール |
2019年度後期(第101作) | スカーレット |
2019年度前期(第100作) | なつぞら |
2018年度後期(第99作) | まんぷく |
2018年度前期(第98作) | 半分、青い。 |
2017年度後期(第97作) | わろてんか |
2017年度前期(第96作) | ひよっこ |
2011年度後期(第85作) | カーネーション |
2001年度前期(第64作) | ちゅらさん |
2000年度後期(第63作) | オードリー |
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画像出典NHK
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