【さよならマエストロ】最終回ネタバレ・全話あらすじ!原作なしの結末は俊平がドイツに!

さよならマエストロ

【さよならマエストロ】最終回ネタバレ・全話あらすじ!原作なしの結末は俊平がドイツに!

西島秀俊・芦田愛菜W主演の『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』は、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し親子の絆と人生を再生させていく、アパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマです。

本作は原作なしのオリジナルストーリー。果たしてその結末とは?

今回は【さよならマエストロ】の最終回ネタバレと全話あらすじについて紹介します。

※来季の日曜劇場は「アンチヒーロー」です。

目次

ネタバレなし│【さよならマエストロ】のあらすじ

超マイペースかつ天然な主人公の夏目俊平(西島秀俊)は、若くして海外で活動し、数々の著名なオーケストラと共演してきた天才マエストロ(指揮者)。大好きな音楽に対し、常にアパッシオナート(情熱的)に向き合ってきました。その情熱には同僚も好影響を受けていたのですが、音楽以外の才能は皆無で、特に家事は苦手です。

――5年前。とある事件をきっかけに家族は俊平の元を去りました。それに伴って、俊平は音楽業界と距離を置くことになります。しかし、日本のとある地方の楽団の指揮をするため、数十年ぶりに帰国することに…。

そんな俊平の娘・響(芦田愛菜)は、父とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を過ごしていました。響は5年前のある事件をきっかけに父と決別しています。ところが、父・俊平が突然帰国することになり、気まずい雰囲気の中、同居生活がスタートして…。

世界的な天才指揮者だった俊平が、なぜ表舞台から去ったのか?! そして、5年ぶりに再会した父と娘。天才ゆえに娘の気持ちが分からない俊平ですが、父として再び娘と向き合う中で、娘の人生を少しずつ動かしていくことに…。

本作は地方の市民オーケストラを通して、親子の絆と人生を再生させていく、今冬とびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマです!

※アパッシオナート(イタリア語:appassionato)とは音楽の発想標語の一つ。「熱情的に」「激しく」の意味。(大辞林第4版より)

【さよならマエストロ】1話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ・第1話

放送日:2024年1月14日 日曜 21:00 -22:19(25分拡大)

1話のタイトル:「それが彼の運命」

演出:坪井敏雄

1話のあらすじ

5年前。指揮者・夏目俊平(西島秀俊)は音楽の街・ウィーンで指揮台に立ち、聴衆を大いに沸かせていた。しかし、俊平はその時知る由もなかった。娘・響(芦田愛菜)が病院に運ばれていたことを…。

5年後の2023年、秋。俊平は指揮者を辞めて、一人きりでウィーンの街にいた。家族は、彼の元を去っていったのだ。 そんな俊平のもとに、日本にいる志帆(石田ゆり子)から5年ぶりに連絡が入る。画家の志帆にフランスで仕事が入ったため、日本で子どもたちの面倒を見て欲しいと言う。 かくして、俊平は20年ぶりに帰国。

しかし、響は俊平と目を合わせようともしない。おまけに音楽以外の能力がゼロの俊平は家事が一切できない。 そんな状態の中、父子3人の気まずい生活が始まる。

1話のネタバレ

翌朝、夏目家に晴見市役所観光課の古谷悟史(玉山鉄二)がやって来た。市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長でもある古谷は、存続の危機にある楽団の指揮を俊平に頼みにきたのだ。 実は、志帆が画策していたのだ。 しかし、俊平は古谷のお願いを断って…。

一方、市役所に勤めている響は、晴見フィルが演奏会や練習で使用している晴見あおぞら文化ホール担当になった。さらに、晴見フィルのメンバーで観光課の森大輝(宮沢氷魚)に俊平の話を聞かれる。だが、そっけない態度の響。

そんな中、俊平は晴見市長・白石一生(淵上泰史)から、晴見フィルが置かれた厳しい状況を聞かされる。 さらに、晴見フィルの練習に行った時に、古谷から晴見フィルに「名前だけでも貸して欲しい」とお願される。それでも俊平は依頼を断った。

しかし俊平は練習を見学するたびに結果的にアドバイスをしてしまい、晴見フィルのメンバーからの俊平の評判も日に日に高まる。

そんな中、市議会にて、晴見フィルの今年3月での廃団が決定

ある日、俊平はベートーヴェンの『運命』の解釈について晴見フィルのメンバーに宿題を出した。その後しばらくして、内村菜々(久間田琳加)が俊平と話す。菜々は高校時代、自分の演奏のミスのせいで吹奏楽部が全国大会に行けなかった。そのことが原因で演奏することを恐れていた。そんな菜々の『運命』の解釈は自分を責めるような音。俊平は「面白い」と反応。そしてベートーヴェンの台本でアパッシオナート(情熱)して演じる(=演奏する)ことを提案する。菜々は前向きになった。

2024年1月14日の定期演奏会にて。俊平は意気消沈の晴見フィルのみんなに「(廃団までに)できることはある」「音楽は人の心を救う」と告げて励ます。そして俊平は指揮者として復帰。まだ客席は空席が目立つが、精一杯、演奏した。

指揮者をする父を見た響は「あの人は変わってない」と弟に不満をもらす。一方、晴見フィルの団長・古谷は志帆(石田ゆり子)が待つ家に帰って談笑し…!?(つづく)

1話のネタバレ要点

  • 俊平が5年ぶりに帰国。
  • 晴見フィルが3月に廃団することが決定!
  • 高校時代のトラウマがあった菜々が前向きに!
  • 俊平が晴見フィルの指揮者に就任!

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【さよならマエストロ】2話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ/第2話

放送日:1月21日 日曜 21:00 -22:09(15分拡大)

2話のタイトル:「エンディングオーケストラ、誕生」

演出:坪井敏雄

2話のあらすじ

仕事でフランスに行ったはずの志帆(石田ゆり子)が日本にいた!? そして、古谷(玉山鉄二)はそのことを知っていた!
そんなことを知る由もない俊平(西島秀俊)は、晴見フィルの指揮者を引き受けた。そんな中、白石市長(淵上泰史)と出くわし、ホールは3カ月後に閉館、オーケストラは予定通り残り3ヶ月で廃団だと念を押される。
さらに、白石は晴見フィルが40年以上かけて集めてきた楽譜の撤去を部下に命じる。市長たちの強引なやり方に途方に暮れる古谷と大輝(宮沢氷魚)。 しかし、俊平はそんなことを意に介さず、新しい演奏曲を提案する。さらに、新メンバーも募集することに…。 一方、響(芦田愛菜)は上司の滝田(山本圭祐)から、楽譜の撤去係を任されて…。

2話のネタバレ

「撤去係」という特命を受けた響は、膨大なスコア(オーケストラやアンサンブル等、合奏あるいは重奏における、すべてのパートがまとめて書かれている形態の楽譜)を廃棄することに。しかし、 森大輝(宮沢氷魚)は「うちのフィルの財産」と告げる。

新メンバー募集を始めたところ、女子高生の天音(當真あみ)が指揮者をやりたいとやって来た。しかし楽器を何も弾けない天音。まず何かしらの楽器をやってみることに…。

一方、倉科瑠李(新木優子)は楽団をクビになってフリーとなっていた。また、内村菜々(久間田琳加)が推薦した「推し」は、チェロ奏者・羽野蓮(佐藤緋美)。俊平は羽野蓮の自宅に行く。最初は断られたが、二度目の訪問の際、俊平は鍵盤ハーモニカを弾き、蓮のチェロとともに演奏した。

俊平は餃子の皮にりんごを入れた洋菓子を作成。響は「うまいんかい」とツッコミつつ食べた。隠れて見守っていた俊平はガッツポーズ。

天音はバイオリンを本気でやることに決めた。まずは見習いとして…。さらに倉科瑠李がフルートの首席に。チェロ奏者・羽野蓮も参加することに。晴見フィルは「『ウィリアム・テル』序曲」を弾いた。しかし俊平は練習だけではもったいないから「コンサートをやりましょう」と告げる。一方、海(大西利空)は変装している母親(石田ゆり子)を見つけた…。

2話のネタバレ要点

  • 俊平が蓮とセッションして、蓮を魅了する。
  • 天音、瑠李、蓮が晴見フィルに新加入。
  • 海が国内にいる志帆に気づく。

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【さよならマエストロ】3話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ/第3話

放送日:1月28日 日曜 21:00 -21:54

3話のタイトル:「田園コンサートの奇跡」

演出:坪井敏雄

3話のあらすじ

俊平(西島秀俊)は晴見フィルのコンサートを提案する。しかし、市の圧力もあり、あおぞらホールは使えなくなってしまう。
演奏する場所をなくして晴見フィルに不穏な空気が流れる中、オケのメンバーでも演奏を巡り、口論が起きる。
プロレベルの蓮(佐藤緋美)が、メンバーの演奏ミスなどを激しく責め立てたのだ。そして大輝(宮沢氷魚)が練習の途中で立ち去ってしまう。
オケは最悪な雰囲気に。そんな中、俊平は奇想天外な場所での演奏を提案する。
一方、響(芦田愛菜)は、上司からの命令で晴見フィルの妨害をすることに…。
そんな姿を見ていた俊平は、響の部屋に向かう。

3話のネタバレ

蓮(佐藤緋美)の厳しい態度により、楽団に不協和音が…。そんな中、晴見フィルは市長の妨害にあって、中ホールを借りられなくなる。こんな言いにくいことを晴見フィルに伝えたのが響だった。
俊平は響が上司から嫌がらせを受けているのではないかと心配し、響が幸せかどうかも気にしていると言う。しかしその言葉が響の気に障(さわ)る。音楽から離れて幸せに生きようとしているのだと泣いて叫ぶ響。

その後、晴見フィルはお客さんが呼べないならお客さんがいる場所へ行く作戦に出た。晴見フィルは「晴見マルシェ」の広場でゲリラコンサートを開催。俊平の作戦で、蓮と大輝(宮沢氷魚)二人での演奏の場面も設けた。このセッションにより2人は和解に。

コンサートは雨で中断。俊平は撤去作業を手伝ってくれた人の中に志帆(石田ゆり子)を見つける俊平。

ラスト。響がバイオリンを1人で演奏!それを通りかった大輝が目撃して…。

3話のネタバレ要点

  • 俊平が響の「幸せ」を気にしたことで、響の逆鱗に触れる。
  • 晴見フィルは市場でゲリラコンサートを開催。
  • 大輝と蓮はセッションして和解。
  • ラスト、響がバイオリンを演奏し、大輝が目撃!

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【さよならマエストロ】4話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ・4話

放送日:2月4日 日曜 21:00 -21:54

4話のタイトル(ラテ欄):「勘違いな恋の喜劇」

演出:トミー・チャン

4話のあらすじ

響(芦田愛菜)がバイオリンを弾くところを目撃した大輝(宮沢氷魚)と天音(當真あみ)と蓮(佐藤緋美)。凌駕した技術に驚く3人。大輝は響を晴見フィルに誘う。しかし響は、演奏していたことは内緒にして欲しいと懇願。その代わりとして響はある条件を提示される。

一方、田園コンサートの会場で志帆(石田ゆり子)に会った俊平(西島秀俊)は、気になってオケの練習に身が入らない。そんな様子にドギマギする古谷(玉山鉄二)。実は古谷には俊平に隠していたある秘密があって…。

そんな中、俊平と志帆が偶然鉢合わせてしまう。
5年ぶりに向き合った二人が話し合うこととは?
そして、そんな俊平を捜す謎の男(満島真之介)が現れ・・・!

4話のネタバレ

響は、天音からバイオリンのコーチという条件を提示された。1回5分のため仕方なく承諾する響。

古谷には俊平に隠していたある秘密があった。それは、志帆にプロポーズした過去があること。1年前、噂で志帆がバツイチと聞いていた古谷は結婚前提のお付き合いを申し込んだ。志帆は「結婚してるから」と断った。

俊平と志帆が偶然鉢合わせてしまう。というより志帆から「日本にいますけど」と突撃してきた。カフェにて、娘と息子が両親に黙って隠れている中、夫婦の話し合いが行われる。志帆は「離婚しましょう」と告げ、この5年の間にプロポーズされたことも明かす。

そんな中、謎の男・鏑木(満島真之介)が俊平のことを嗅ぎまわる。一方、晴見フィルはレストランて出張コンサートを開く。鏑木は俊平の元マネージャーだった。志帆は二朗(西田敏行)に呼ばれ(騙されて)やってきた。鏑木は志帆との再会を喜ぶ。指揮をする俊平は演奏の乱れから妻にプロポーズした間男(まおとこ)を古谷だと突き止める。

4話のネタバレ要点

  • 響は天音のバイオリンのコーチに就任。
  • 古谷は志帆に恋心がある。
  • 謎の男・鏑木は俊平の元マネージャーだった!
  • 俊平は妻の恋の相手が古谷ではないか?と疑う。

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【さよならマエストロ】5話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ・5話

放送日:2月11日 日曜 21:00 -21:54

5話のタイトル(ラテ欄):「思春期な娘の家出と初恋」

演出:坪井敏雄

5話のあらすじ

俊平(西島秀俊)と瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響(芦田愛菜)は、たまたま二人でいるところを目撃してしまう。 しかも角度的にキスしているように見えた。そのことがきっかけとなり、響は家出してしまう。 予想だにしない出来事に動揺する俊平は、志帆(石田ゆり子)の元を訪ねる。 そこで、二人は響のために協力し合うことに。 響が家出した先は意外なところで… そんな中、海(大西利空)にもあるハプニングが起きて、家出することに!? 夏目家がバラバラになっていく中で、明らかになっていく5年前の真実。 あの日、俊平と響にあったことが語られる…

5話のネタバレ

響が家出した先は意外な場所とは、大輝(宮沢氷魚)の部屋だった。(※注:大輝は母屋で過ごすため、現時点では変な恋愛沙汰にはなりません)

そんな中、海(大西利空)にもハプニングが!覆面で配信していたのに俊平が間違ってボタンを押してしまい、顔をさらすことになってしまったのだ。海は激怒。響に続いて、海までも家出することに!

夏目家がバラバラになっていく中で、響の5年前の真実が明らかに!

響は5年前、メンタルが壊れていた。そして響は父と共演することが夢だったが、自分が壊したことも自覚していた。

ラスト。色々とあった夏目家だが、志帆も帰って来て、4人で食卓を囲む。海は感激して泣いた。一方、谷崎天音(當真あみ)の父親が市長・ 白石一生(淵上泰史)であると視聴者にだけ明かされる…。

5話のネタバレ要点

  • 響と海が家出。
  • 響は5年前、焦りのため練習しすぎて、精神がおかしくなっていた。
  • 響と海が父を許し帰宅。志帆も帰って来て、久しぶりに4人で食事をする。
  • 天音の父は白石市長!

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【さよならマエストロ】6話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ第6話

放送日:2月18日 日曜 21:00 -21:54

6話のタイトル(ラテ欄):「さよならコンサート」

演出:坪井敏雄

6話のあらすじ

あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げに!!
さらに、市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないという。
晴見フィルは練習場所を失い、公演もないまま解散することになってしまうことに…。

落ち込む団員たち。小村(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりでゲリラ的に、最後のコンサートを開いてはどうか?と提案する。

古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないように偽名などを使い「さよならコンサート」に向けての準備を進めていく。そんな中、俊平(西島秀俊)は近藤(津田寛治)の密かな夢を知る。さらに、瑠李(新木優子)の知られざる素顔に気がついて…。

一方、響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される。

6話のネタバレ

俊平は近藤の密かな夢を知った。…近藤は40年前から晴見フィルを支えてきた。そんな近藤の学生時代の夢は指揮者になることだった。

瑠李の知られざる顔も明らかに。瑠李は、フルートの発表会の時だけは離婚した両親が一緒に客席にいたと言う。家族が繋がる唯一の場で嬉しかったと、俊平に明かす。

晴見フィルの「さよならコンサート」では、俊平が観客たちに指揮者体験をしてもらう。そして最後の楽曲で近藤に指揮者を譲った。近藤の夢が叶った。

一方、響は富子(白石加代子)が探していた、題名のわからない曲を発見。富子は笑顔になった。その様子を見ていた大輝(宮沢氷魚)は俊平が言っていた「音楽は人の心を救う」を実感する。

ラスト。俊平の元マネージャー・鏑木(満島真之介)に電話があり、必ず俊平をドイツに連れて帰ると告げる。(つづく)

6話のネタバレ要点

  • 偽名を使ってホールを借り、さよならコンサートを開催。
  • 近藤がついに夢の指揮者をする。
  • 響は富子の探していた音楽を発見し、心を救う。
  • 俊平にドイツからオファーがくる。

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【さよならマエストロ】7話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ第7話

放送日:2月25日 日曜 21:00 -21:54

7話のタイトル(ラテ欄):「77歳の夢ライブ」

演出::石井康晴、元井桃

7話のあらすじ

あおぞらホールがついに閉館となった。練習場所を失いコンサートの予定もない。残り1カ月となった晴見フィルだが、やれることがなくなってしまい、団員たちもバラバラに。

小村二朗(西田敏行)に相談したいが、それどころではない様子。なぜなら、自身の喜寿を記念した人生初のライブを控えていて、クラリネットの演奏に励んでいたのだ。しかし、予期せぬ事態が起きて…。

一方、天音(當真あみ)は響(芦田愛菜)からバイオリンが上達していることを褒められる。しかし、なぜか天音は思い悩んでいる様子。というのも、実はある悩みを抱えていて……

そんな中、鏑木(満島真之介)が夏目家にやって来る。なんとドイツの名門交響楽団から俊平(西島秀俊)に常任指揮者のオファーがあると言う。それはかつて俊平が夢にまで見た憧れの舞台。二度とないチャンスだ。

7話のネタバレ

予期せぬ事態とは、小村が病院に搬送されたこと。しかし大事には至らず、すぐ元気になった。

ある日、天音が自宅でバイオリンの練習をしていると、市長で父の白石一生(渕上泰史)が帰ってきて、天音に「近所から苦情が来ている。お前は何をやっているんだ」と怒った。

天音がバイオリンはうたカフェ店主から借りたことを告げる。すると、白石は「酔っ払いの店だろ!あんな店に出入りしているのか。まさか、晴見フィルの連中にも関わってるのか。あの夏目とかいう指揮者と!父さんが選んだ大学に受かることが晴見に付いてくる条件だったよな」と語気を荒らげる。

天音は行きたい大学じゃなかったと言う。さらに、優秀な姉にコンプレックスがある天音は、東京にいる母と姉から離れたくて父についてきたと明かす。

その後、天音は俊平に小村に渡してほしいとバイオリンを返し、音楽を辞めることを告げる。追いかけた海が「やりたいことをやれよ」と説得したが、天音は「私に無理」と受け入れなかった。

俊平はドイツの名門交響楽団のオファーを断るという。鏑木は俊平の夢は自分の夢でもあるから裏切りだと激怒。

そんな中、晴見フィルのメンバーたちは小村が搬送された病院で喜寿を記念したライブをした。演奏後、拍手喝采。俊平は「今の僕の夢はここにあるんです」と鏑木に伝えた。涙ぐむ鏑木は「ついていきますよ」と答える。一方、音楽の素晴らしさを再認識した響(芦田愛菜)は天音のもとへ急ぐ。

ラスト。俊平は二朗が乗る車椅子を押しながら「いなくなってからじゃ遅い」と助言され、父に会いに行くことを決断する。

7話のネタバレ要点

  • 天音は父に怒られ、晴見フィルを辞めることに。
  • 病院で二朗の喜寿を祝うコンサートを開催。
  • 俊平は父に会いに行く決心をする。

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【さよならマエストロ】8話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ第8話

放送日:3月3日 日曜 21:00 -21:54

8話のタイトル(ラテ欄):「親子の愛のカタチ」

演出:石井康晴

8話のあらすじ

響(芦田愛菜)は天音(當真あみ)を心配し、大輝(宮沢氷魚)に付き添ってもらい、彼女の家へ。しかし、玄関先で応対した父親の白石(淵上泰史)で、取り合ってもらえなかった。そんな中、天音のことが気になっていた海(大西利空)は、ある行動を起こす。

一方、俊平(西島秀俊)は、招待されていた母校の創立記念イベントへの出席を決めた。四国・高松の実家に帰るのは30年前に家出して以来だ。

故郷への30年ぶりの帰省で明かされる俊平の過去。俊平が父・行彦(柄本明)に勘当された理由とは?

8話のネタバレ

海(大西利空)の[ある行動]とは天音の家出を手助けすること。海と天音は高松市にある俊平の実家へ。

高校時代、野球部で4番でエースだった俊平。俊平は隣りの家に越してきたシュナイダー先生から父に内緒で音楽を教わっていた。

俊平が父・行彦(柄本明)に勘当された理由は、高校時代の家出だった。18歳の俊平は甲子園の地方予選の試合をすっぽかして、東京で行われる交響楽団のコンサートに行った。この日チケットを忘れたのだが、男(西田敏行)が当日券を買って俊平にプレゼントしてくれた。

生のオーケストラに感動した俊平は指揮者になりたいと思った。

帰宅した俊平。行彦は激怒して「出ていけ。二度と帰ってくるな」と家から追い出した。シュナイダーは俊平に懐中時計をプレゼントし「大丈夫。君の心のアパッシオナートさえ忘れなければ」と励ます。そして俊平は家を出た。

母校の100周年記念スピーチにして俊平は、夢を持つことについて語る↓

俊平「皆さんが夢を持つとき、君にはできない、君には無理だ、諦めた方がいいと言ってくる人がいるかもしれません。なんの実績も結果も出していない今の皆さんを信じてもらうのは難しいことかもしれません。
でもどうか、あなたの夢を否定するその言葉に耳を貸さないで下さい。あなたが本当に好きな道を選ぶことで、傷つける誰かがいるあるかもしれません。
でももしも、心に灯った情熱があるなら、それに従って生きてほしい。あなたの情熱をあなた自身が信じてあげて下さい。たとえその夢が終わったとしても、自分の心が本当に欲するものに従って夢中で生きた日々は、あなたの人生のかけがえのない宝物になります」

高齢の行彦も今日の試合で引退だ。一方、高校生たちは俊平の指揮でドボルザークの「新世界より」を演奏。校舎からその演奏が聞こえる。グラウンドで俊平の母・裕子(梅沢昌代)と響きが試合を応援している。裕子と響は「遠き山に日は落ちて♪」と日本語で歌った。

グラウンドにて。俊平は父に挨拶し、野球を断念したことを謝った上で「自分の選んだ道で精一杯頑張るけん、見よって」 と告げた。父・行彦は「何言いよる! 誰が見るか! もう帰ってくるなっ! 帰ってこんでええけん! しっかりやれーっ!」と父なりのエールを送った。

静岡に戻るとバスターミナルに白石(渕上泰史)が天音を迎えに来た。俊平は天音のことをちゃんと見るように説得するが、白石は大人は夢でなく現実を教えるべきだと反論。すると、天音はバイオリンを演奏してみせた。何度も練習を重ねた、きらきら星だ。響は涙をこぼす。

天音は「たった2か月で、師匠とコーチに教わってここまで弾けるようになったんだよ。お父さんが褒めてくれないなら自分が自分を褒める。諦めなければできるって師匠が教えてくれた。だからお父さんが何と言おうと、私は諦めない。私は絶対に指揮者になる!」と、涙ながらに父に訴えて…。(つづく)

8話のネタバレ要点

  • 俊平とシュナイダー先生との出会いや俊平が指揮者になると決めた日が明かされる。
  • 俊平は母校の講演で夢を持つことを自分が否定しないようスピーチ!
  • 天音は俊平の言葉に勇気をもらう。
  • 俊平は父と和解する。
  • 天音は父の前でバイオリンを演奏し、反対されても指揮者になると宣言。
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【さよならマエストロ】9話のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ・第9話

放送日:3月10日 日曜 21:00 -21:54

9話のタイトル(ラテ欄):「父と娘のアパッシオナート」

演出:坪井敏雄

9話のあらすじ

晴見フィルが仙台でのオーケストラフェスティバルに参加できることになった。晴見フィルにとっては、今後の活動を続けるための最後の望みであり、最後の演奏になるかもしれない。ともかく再びみんなで演奏できることに古谷(玉山鉄二)たちは大喜び。

しかし、遠征費用も練習場所もなく課題は山積み。 瑠李(新木優子)の尽力で、ようやく晴見フィルの練習会場が見つかった。 熱海にある保養施設だ。響(芦田愛菜)も大輝(宮沢氷魚)に誘われて一緒に車で現地へ。

そんな折、ドイツのシュナイダー先生から俊平(西島秀俊)に譜面が届く。 その譜面にインスピレーションを受け、俊平は久しぶりに曲作りに没頭する。一方、響は、音楽合宿で俊平の思いを知り、動き出す…

9話のネタバレ

瑠李は、とある企業で働く女性社員の朋花(ヒコロヒー)に会いに行く。朋花は、瑠李が高校時代に所属していたオーケストラ部の先輩で、瑠李から練習場所についての相談を持ちかけられる。朋花は熱海にある保養施設を紹介した。

俊平は久しぶりに曲作りに没頭し… 晴見シンフォニーを書き上げた。これまでの晴見フィルの思い出が詰まった曲だ。

保養施設を使わせてもらう代わりに、晴見フィルは宿泊客に演奏をする。

シュナイダー先生は30年前、妻を亡くして音楽を奏でる意味を失い、四国に逃げた。そんなシュナイダーの心に火を灯してくれたのは、小さい頃の俊平だった。音楽への初心を思い出させてくれたのだ。そんなシュナイダー先生は手紙で、娘の心を失った俊平に理解を示し、俊平と娘の幸せを祈った。

響は父との過去を大輝(宮沢氷魚)に話す。……12歳のころ、響は言われたことがある。「指揮者の娘は得だよね」「そんな高いバイオリン買えないよ」と。しかし年齢が上がれば、そんな得は通用しない。響は俊平と自分は全然違うと感じ始め、必死に練習した。頭の中で自分を否定する声が聞こえ、完璧な演奏ができない自分を自分で責め続けた。文字通り、寝る間も惜しんで練習した。

そんなある日、母(石田ゆり子)から「何を表現したいの?」と問われ、休むよう提案された。誰かと比べないよう言われた。それでも響は「圧倒的じゃないとパパと同じ舞台に立てない」と休むことを拒否し、練習に打ち込んだ。

響の由来は「君の人生が美しい響きに満たされますように」だった。

その日、セミファイナルで響は自分が納得できる演奏ができた。パパが聞いている音を自分も奏でることができた気がした。セミファイナル後、俊平は有名オーケストラの指揮者の代役が回ってきた。俊平は響を褒めた上で、欠点を指摘し「あそこを修正すればもっといい演奏できるよ」と言って立ち去った。

響「もっと? パパは何もわかってない。もう頑張れないんだよ

響はファイナル直前に逃亡し、事故に遭った。病院に駆けつけた俊平に対し、響は「パパのせいで音楽が嫌いになったんだよ」と泣いた。

現在。響は五年間で俊平からもらった手紙を一気に読んだ。音楽の話は手紙にはなかった。

響「約束、覚えてる?一緒に演奏するって」

自宅で、俊平がピアノを弾き、響はバイオリンを演奏した。

演奏後、響は「ごめんね。私、ひどいこと言った」と謝った。俊平も「あの頃、響は長い間、一人ぼっちで音楽を…。ずっと一人ぼっちで…。僕はそんなことにも気づかずに崖の上ギリギリに立ってた響を突き落としてしまったんだ。ごめんな、本当にごめん」と謝る。

響「私、またバイオリン弾いてもいいのかな?」

俊平「音楽家なんだよ。ずっと。赤ん坊の頃、ガラスのコップを叩いたあの日から」

響「私、もう大丈夫だから。パパも私も長いお休みはおしまい。前に進もう。帰って来てくれてありがとう。お帰り、パパ

俊平は響を抱きしめた。(つづく)

9話のネタバレ要点

  • 俊平が晴見シンフォニーを作曲し、晴見フィルで演奏。
  • 5年前、響が俊平に言われた決定的な言葉が判明。
  • 響と俊平が和解。
  • 響はバイオリンの演奏を再開することに。
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【さよならマエストロ】最終回のネタバレ・あらすじ

さよならマエストロ最終話

放送日:3月17日 日曜 21:00 -22:09 ※15分拡大

最終回(10話)のタイトル(ラテ欄):「たくさんのありがとうとさよなら」

演出:坪井敏雄

最終回のあらすじ

響(芦田愛菜)は父・俊平(西島秀俊)と演奏をして、5年ぶりに心を通わせた。
翌朝、響が俊平からフレンチトースト作りを教わっいている。
和気あいあいとした2人の様子に、海(大西利空)は安堵。
出勤途中で響と会った大輝(宮沢氷魚)も響の様子にホッとする。

一方、晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝を地方ラジオの「FM駿河」でディレクターを務める高橋(小田井涼平)を紹介する。
高橋は天才チェリストとして名を馳せていた蓮と番組で以前から関わりがあった。蓮は晴見フィルを存続させたいからに局にスポンサーになっほしいと高橋に頼む。
だが、蓮は高校3年の時にMCをしていた番組を勝手に降りて、番組を終了させた過去があり、高橋から拒否されてしまう。それでも蓮は「失くすには惜しいんです」と頭を下げた。その後、高橋から広報を紹介してもらうが結果はダメだった。

しかし蓮の予想外の熱い行動に団員たちが突き動かされる。大口ではなく小さい企業をあたること、今度のフェスのコンペでの優勝することなど、晴見フィルが存続する方法を模索し始める。 だが遠征費が問題で…。

そんな中、俊平は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ねていた。響と和解したことを伝える俊平。そこで正直な気持ちを伝える。

その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。
音楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩む。しかし、晴見フィルにとって命運をかけた最後の公演を控えていて…

最終回あらすじのポイント

  • 俊平は志帆に正直な気持ちを伝える。果たして夫婦仲は取り戻せる?
  • 俊平は、シュナイダー先生が倒れたと聞いて、どう行動する?
  • 仙台のオケフェスで、晴見フィルの命運はどうなる?

最終回のネタバレ

俊平の正直な気持ち

俊平は志帆に会う。俊平は離婚届にサインをして持参していた。志帆は富士山の絵を完成させていた。

俊平は「(画家として)志帆はとっくに前に進んでいたのに、僕が縛っていた」ことを謝り、離婚届を見せて「今まで本当にごめんなさい。志帆と結婚して家族ができて、僕は幸せでした。今まで本当にありがとう。志帆らしく自由に生きてください」と告げた。

「あなたもね」と笑顔の志帆。

そして俊平と志帆は、響がバイオリンを演奏したことを泣いて喜ぶ。俊平が飲み物を離婚届にこぼした。志帆は予備があるからと言う。

その後、俊平は古谷に離婚を報告し、古谷のことを友人として応援すると告げる。一方、古谷は「絶対に優勝しましょう」「友人としてずっと一緒にいたいから」と声をかける。

遠征費のてん末

遠征費のてん末は、なんと、カフェ店主の小村二朗(西田敏行)が通称「楽器の墓場」の楽器たちを打って、晴見フィルの遠征費を工面してくれた。

けれど二朗はクラリネットだけ残した。

シュナイダー先生が倒れた

シュナイダー先生が倒れたと鏑木(満島真之介)から聞いた俊平だが、今は行けないと言う。

鏑木は響にだけ本音を漏らす。本当は俊平にドイツに行ってほしい、と。でも、俊平の人生だから仕方ないのだと気持ちを抑え込んでいた…。

自分の歩調でゆっくり歩みなさい

晴見フィルのメンバーがシューマンの《ライン》という曲を練習。しかし今日の俊平は気分が乗ってないようだ。

天音は「ラインって師匠にとってどんなイメージですか」と質問。
俊平は「希望です」と答えた。

俊平が初めて海外に行ったとき、「僕のような者が指揮者になってはいけないのでは?」と恩師のシュナイダー先生に尋ねたことがある。
シュナイダー先生は「音楽を愛してるんだろ?だったら、自分の歩調でゆっくり歩みなさい」と助言した。
俊平は「僕にとってこの曲のイメージは朝の光です」と言う。夜中に悩んでいても翌朝の光の中を歩いていると希望があふれ、この世界は美しいものだと肯定してくるから…。

俊平に後悔してほしくない

その後、響は大輝にだけにシュナイダー先生が倒れたことを話す。響は「父がいないとどうにもならないオケなんですか?」と問う。父に後悔してほしくないから…。
大輝はシュナイダー先生と負けないくらい深い関係を築いていると訴える。そして大輝は響もドイツのオケの方が父にふさわしいと思ってるのでは?と指摘。図星だった響は立ち去った。

指揮者はパパの人生そのもの

仙台でのオーケストラフェスの前日。会場近くの宿舎に晴見フィルは前のりした。

シュナイダー先生から俊平のスマホに電話が来た。「声が聴けてよかった。どうぞお大事になさってください。」と俊平は挨拶をした。

フェスの係員(麻丘真央)が俊平に声をかけてきて、知り合いのマエストロが会いたがっていると案内する。

夜。夕食の場に俊平はいなかった。晴見フィルのメンバーたちは俊平がドイツに行くべきかどうか議論する。

近藤は「本当にいいのか?たまたまなんだよ マエストロが晴海フィル来たの。もし現役だったら あの人が俺らのオケで振るなんて ありえねぇんだよ。世界で活躍できる人なんだよ。それいいのかよ? 草野球チームが大谷翔平 囲っちまって」

蓮はマエストロが晴見フィルを選んでくれたからそれに答えたいという。菜々(久間田琳加)も「音楽は上手な人達だけのものじゃない」と教わったから、蓮の意見に賛成だ。

一方、倉科瑠李(新木優子 )は「行ってほしい。全然ちがう夏目さんが見たい」という。

古谷「僕らに返せるものがあるとしたら、マエストロの背中を押すことくらいじゃないかな?」

天音「嫌だ。いなくなるのは嫌だ。まだ教わりたいし、マエストロのこと大好きだし」

大輝はどうしたらいいか分からない。

そこへ響が駆けつけた。響は、父が好きな人と場所があるなら口出しするべきじゃないと思っていたと明かす。「父なんて天才でも完成品でもない。ひよっこです。まだまだこれからです。これからだったのに私が止めてしまったんです」と俊平が5年間も休んだ原因を話す。そして「のんびりさせたくない。落ち着かなたくない。叩き起こしたい」と訴える響。

響「父にとって、とても難しくて、ワクワクするような挑戦になると思います。きっとそれはきっとオオカミの口に飛び込むような挑戦になると思うのです。思いっ切り飛び込んでほしい。だって指揮者はパパの人生そのものだから」

響は娘としての気持ちを晴見フィルメンバーに訴える。

大輝は晴見フィルの決断をうたカフェに残っている二朗(西田敏行)に電話で連絡。

最終回の結末ネタバレ

お酒を飲み過ぎた俊平は当日、リハーサルに大遅刻した。すると誰もいなかった。

志帆が現れて、晴見フィルのメンバーはボイコットしたのだという。

志帆「いいから、あなたも帰るわよ」

志帆は鍵をみせる。急いで空港へ連れていかれると、響と海(大西利空 )もいた。

すると、空港の一室で、晴見フィルのメンバーが演奏している。

識者は天音だ。驚く俊平。

結末は俊平がドイツに!

響は「私がお願いしたの。パパをドイツに行かせてほしいって」

古谷が俊平に近寄り「これは総意です。マエストロ、あなたをクビにします。うちのオケにはあなたは立派すぎるんです。世界に羽ばたいてください。僕らも背中を追いかけますから」と告げる。

演奏後、みんな俊平がいなくても大丈夫だと気丈にふるまう。近藤(津田寛治)の威勢がいい発言は不安だが…

蓮「大丈夫ですよ。最強のコンマスが入りましたから」

バイオリンをもって現れたのは響だ。

響は「休みはわたしが預かります」と言い、父を安心させる。

俊平「みんなからたくさんの力をもらったから、飛び込んでくよ。オオカミの口に」

俊平は晴見フィルで最後の指揮をする。

ロベルト・シューマン作曲、交響曲第3番「ライン」。

演奏中、登場人物それぞれのハイライトシーンも挿入される。内村菜々(久間田琳加)、羽野蓮、倉科瑠李、近藤益夫、森大輝、谷崎天音、古谷悟史、海、志帆、鏑木晃一。

小村二朗もうたカフェでラインを演奏している。

ハイライトの回想のラストは響。色々あったが今では笑顔で父の指揮を見ながら演奏している。

演奏後、飛行機の出発時間となり、俊平が鏑木と走り出す。

響と晴見フィルメンバーが「さよなら、マエストロ!」と笑顔で送り出した。(おわり)

最終回ネタバレのポイント

  • 俊平は志帆に正直な気持ちを伝える。→結果は離婚へ。
  • 俊平は、シュナイダー先生が倒れたと聞いてどうする?→俊平は日本に留まった。晴見フィルのオケフェスがあるから。
  • 俊平は、響や晴見フィルの団員たちに背中を押されて、晴見フィルを辞めてドイツへ。
  • 仙台のオケフェスで、晴見フィルの命運は?→不明。オケフェスでの本番は劇中で描かれなかった。
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さよならマエストロ

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