【さよならマエストロ】6話のネタバレ考察と感想!回想シーンは俊平の願望?

さよならマエストロ第6話

【さよならマエストロ】6話のネタバレ考察と感想!

西島秀俊・芦田愛菜出演の日曜劇場「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」(TBS、日曜21時)第6話が2月18日に放送されました。

コンマス・近藤の夢、フルートの瑠李の家庭環境などが描かれた第6話あらすじをネタバレ!

気になった回想シーンについても考察します。

今回は【さよならマエストロ】6話のあらすじネタバレ・考察・感想・視聴率・番組情報について。

目次

【さよならマエストロ】第6話のあらすじ

【さよならマエストロ】第6話のあらすじです。

HARU P

あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げになった。 おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないと言う。 練習場所も失ってしまい、ちゃんとした舞台もないまま、解散することになってしまう晴見フィル。

小村(西田敏行)は、2月24日に開催される梅まつりで、ゲリラ的に、最後のコンサートを開いてはどうかと提案。 古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないよう団体の偽名を考える。晴見フィルハーモニー(Harumi Philharmonic)だからHPはどうか。せめてHARUMI Pにしようか。間をとって「HARU P」にしようと決定。

しかし響(芦田愛菜)が大ホールの利用申請が団体「HARU P」責任者「近藤益夫」になっていることに気づく。大輝(宮沢氷魚)がゲリラコンサートをすることを打ち明けて、黙っているよう頼む。響は知ったからにはダメだというが、懇願する大輝。

さよならマエストロ第6話

うたカフェにて。俊平は、二朗(西田敏行)から晴見フィルの1984年第一回定期演奏会の写真をみせてもらう。端のほうに 近藤(津田寛治)が映っていた。バイオリン演奏が下手だったが、今ではコンマス。「うさぎとかめ」のウサギだと褒める二朗。

俊平は「さよならコンサート」の演目は第一回と同じくカルメン組曲にすることを決めた。二朗は瑠李が映える「ハバネラ」を絶対に入れてほしいと俊平に頼んだ。

天音のバイオリン

天音(當真あみ)のバイオリンは上達していた。海(大西利空)はピアノでモーツァルトのきらきら星変奏曲を弾いた。

天音はバイオリンでそれを演奏したいと目を輝かせた。

海は君くらい熱心なら何でも上達しそうだと思う。

しかし、天音はこんなに夢中になっているのは音楽が初めてだという。

そんな時、響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される。しかし、どの曲か響は分からず困る。

【さよならマエストロ】第6話のネタバレ

【さよならマエストロ】第6話のあらすじネタバレです。

ほくろが多い一男さん

さよならマエストロ第6話

俊平と古谷(玉山鉄二)は志帆(石田ゆり子)のアトリエを訪れて、チラシに絵を使わせてほしいと頼む。

俊平は志帆に晴見フィルに呼んでくれたことを感謝する。

夜、自宅にて。響は父・俊平に題名のわからない曲について相談しようとするが、あまりに俊平が喜ぶので、やめた。

富子は歌詞があったと思いだし、「ほくろが多い一男さん♪」と紹介。しかしその歌詞では調べられなかった。

ホールには音が残っている

俊平がひとり、ホールで考えごとをしていた。そこへ瑠李(新木優子)がやってきて話す。

俊平「音ってその場所に残るんじゃないかなって。舞台や天井や壁や客席のクッションに吸い込まれて。感動的な音ってずーっと残っているような気がしていて…」

瑠李も同意した。瑠李もここで毎年、発表会をしていた。6歳のころに両親が離婚したが、発表会のときだけは2人とも来てくれた。それが嬉しくて、フルートを頑張れた。

近藤(津田寛治)の夢

近藤(津田寛治)は妻と娘に晴見フィルの最後のコンサートを呼ぶが、断られる。

大ホールにて。近藤がひとりでいて、指揮を振るマネをしていると・・・俊平がやってきた。

近藤は学生のころの密かな夢が指揮者だったのだという。

両親が客席で聴いてくれたこと

大ホールの客席にて。俊平は瑠李が「両親が客席で聴いてくれたことが嬉しかった」と言っていたことを思い出す。

(回想/妄想か?)響は演奏後、不安げな様子で客席を見る。すると、俊平と志帆が並んで座っており、拍手してくれている。響は笑顔になる。

直後、響は大ホールの舞台上へ来た。すると、響も回想する。ウィーンでのコンクールのことを…。この回想では客席は映らない。

★回想シーンのことに関して下記にある「考察」の欄で、考えてみます。

【さよならマエストロ】第6話の結末ネタバレ

【さよならマエストロ】第6話の結末ネタバレです。

あなたはそのままで素敵な人

さよならコンサート当日。団員たちはベートーヴェンやロッシーニ、モーツァルト、バッハなどに仮装をして楽しむ。

瑠李は、カルメンに合わせて赤い衣装を着用。俊平は闘牛士の衣装だ。

衣装は鏑木が用意したらしい。

近藤は、大輝に母から妻と娘が来ていたが回転寿司食べ放題に行くから帰ったと聞かされ、ショックを受ける。

瑠李の父の家庭、母の家庭がきていて、両親ともコンサートを楽しみにしていた。

瑠李は派手な衣装で、どこか恥ずかしがっている。それを見かねた俊平は瑠李に「カバネラを歌わなくていい」と伝える。

俊平「瑠李さんはイメージ通りの方だなって思います。気が強くとことん我が道をいくカルメンはあなたの理想なのかもしれません。ただ、あなたの音色からイメージされる瑠李さんは優しくて、とても繊細で傷つきやすい人です。だからこそ、あなたのフルートは美しい。曲を変えましょう。もっと瑠李さんに似合う曲がありますから。どんな役を演じる必要はありません。あなたはそのままで、とても素敵な人です

演奏会が始まった。瑠李の美しいフルートが会場に響く。

指揮者に必要なことはアパッシオナート

海が待ち合わせ場所に遅れてやって来て、バイオリン用にアレンジした「きらきら星変奏曲の楽譜」を天音に渡す。2人はその後、市長を発見し隠れる。天音は市長が父親なのだという。

市長は部下から晴見フィルのチラシを見せられたが「どうせ最後だ。せいぜい楽しめばいい」と言い、演奏会を邪魔しなかった。

コンサートにて。俊平は指揮してみたい人を観客席から募集する。子供からおじいちゃんまで、数人が指揮台に登る。その人の指揮によって曲のペースが変化していく。

そのころ、響は曲を検索していたが・・・ほくろの一男(かずお)ではヒットせず、「ほくろの数も一から数え直して」(金井克子さんの「他人の関係」)に偶然たどり着いた。

ホールでは最後の曲「カルメン組曲第2番ジプシーの踊り」に。俊平は近藤に指揮を頼み、「指揮者に必要なのはアパッシオナート。音楽への情熱です」と声をかけて背中を押す。

近藤は戸惑いながらも指揮をする。演奏後、観客たちは拍手喝采。近藤は笑顔で頭を下げて…

近藤「40年間、このあおぞらホールで、40年間、私たちの演奏を聴いていただき、本当にありがとうございました!晴見フィルでした!」

近藤の涙ながらの挨拶で、団員たちも頭を下げた。客席の俊平も拍手を送った。

不穏なラスト

響はオーディオルームにいる富子を探し出して、曲を聴かせる。それは富子が探していた曲だった。20年ぶりに会えて笑顔になる富子。そこへ大輝が通りかかった。

大輝は「ほんとだね。マエストロが教えてくれたんだ。音楽は人の心を救うことができるって」

大輝と響は並んで座り、一緒に「他人の関係」を聞いた。

打ち上げ会場で、みんな盛り上がっている。そんな中、鏑木(満島真之介)の携帯に電話がきて出る。鏑木は俊平をドイツに連れていくと約束していて…。(つづく)

【さよならマエストロ】第6話の考察

回想シーンは俊平の願望?

回想シーンは俊平の願望なのか、と言う件について考察しましょう。

SNSでも反響が↓

俊平は瑠李が客席に両親がいることがうれしかったという言葉を聞いた上で、5年前の回想シーンとなりました。

演奏後、不安げな響。すると客席に俊平と志帆がいて、響はホッとしたのか笑顔に。

これは俊平の願望なのか?と思ったのですが…。

解説版では「5年前と同じように」ということなので、5年前も演奏者と観客とで、お互い見つめ合ったことはあったのでしょう。セミファイナルまでは…。

しかしファイナル直前に逃げて、事故にあってしまった響。

ファイナル直前、父が観客席にいないことで不安になってしまったのかもしれません。

1話冒頭、俊平は有名指揮者の代役をするためコンサート会場に駆けつけて、楽しげに指揮していましたよね。

俊平は指揮するチャンスだからといって響のコンクール会場から抜けずに、観客席にずっと残っていれば響は逃げ出さなかったのかもしれない…と後悔しているのかもしれませんね。

かもしれませんという言い方なのは、ハッキリ明示されていないから。まあ、ちゃんと見てれば察することができる真相ですけど。

とはいえ、5年前の真相って何だったの?とネットニュースになったりもしているので、引っ張りすぎな気もしますね、5年前の過去を。

事実だけみると、コンクールで勝てなくなって決勝のプレッシャーから逃げたということ。今回、父が客席にいなかったことも影響しているかもと描写されました。

「そんなことで?」とツッコミする視聴者もいると思いますが、まあ、人の苦しみは他人と比較すべきものではないし…。親子の関係に溝ができた大きな出来事でもあります。

それに、コンクール決勝の大舞台のプレッシャーを私(筆者)は分からないので何とも言えないんですよね(笑)

【さよならマエストロ】第6話の感想

【さよならマエストロ】第6話の感想です。

近藤の念願の指揮に反響

近藤さんのアパッシオナートな指揮シーン。ついに夢がかなって、視聴者側としてもうれしい場面でした。

そして指揮を譲るマエストロの心遣いにも感心しましたよ。

回想シーンに反響

回想シーン直後、響が舞台にやってきて、ドキドキする場面でしたね。

カット割りというか場面転換がちょっと不自然というか、あの対峙したあと、どうなるのかと思ったのですが…。

何もありませんでした。何も言葉をかわさなかったのでしょうが、ちょと肩透かしだった場面かも…。

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