【魔法のリノベ】原作ネタバレ解説!漫画結末と感想、1巻から4巻までと5巻情報も!

魔法のリノベ・原作漫画

【魔法のリノベ(まほリノ)】原作ネタバレ解説!漫画結末と感想、1巻から4巻までと5巻情報も!

主演のドラマ【魔法のリノベ(まほリノ)】の原作は、星野真記による漫画【魔法のリノベ】です。

小梅と玄之介の“梅玄コンビ”がリノベーションを提供。家だけではなく、依頼者と自らの人生をも再生する物語。

過去に傷を持つ小梅と玄之介の恋の予感も。
原作の結末は?

【魔法のリノベ】原作ネタバレと結末を紹介します。

【魔法のリノベ】の原作

【魔法のリノベ】の原作は、星野真記さんの同名漫画です。
家のリノベーションを題材にしたお仕事漫画。

営業ウーマンの真行寺小梅と営業マンの福山玄之介が家のリフォーム(リノベーション)に携わりながら、各家庭の問題点に視点をあて人間関係をも改善していきます。

漫画【魔法のリノベ】は、2015年『JOUR』(双葉社)で連載を開始。コミックは4巻が刊行。2018年に1度完結をしましたが、2022年5月から令和版がスタートしています。

【魔法のリノベ】5巻はいつ発売?

【魔法のリノベ】5巻は、双葉社より2022年10月17日発売予定です。
2022年に連載を開始した14話からの掲載です。

【魔法のリノベ】キャラクター紹介

【魔法のリノベ】原作の登場人物・キャラクターを紹介します。()内は、ドラマ出演者名。

【メインキャラクター】

真行寺小梅(しんぎょうじこうめ/)30歳

・まるふく工務店の営業ウーマン。

福山玄之介(ふくやまげんのすけ/)40歳

・まるふく工務店の営業マン。
・福山家の長男。

福山蔵之介(ふくやまくらのすけ/

・まるふく工務店の社長。
・福山家の主。

福山竜之介(ふくやまりゅうのすけ/吉野北人)

・まるふく工務店の設計。
・福山家の三男。

福山進之介(ふくやましんのすけ/岩川晴)8歳

・玄之介の息子。

福山寅之介(ふくやまとらのすけ)

・福山家の次男。

久保寺彰(くぼでらあきら/

・小梅の後輩。

五十嵐桜子(いがらしさくらこ/

・久保寺の彼女。

「源」の店主(諏訪雅)

・玄之介と小梅が仕事帰りにお酒を飲む屋台の店主。

雪乃(ゆきの/中井さくら)

・玄之介の離婚した妻

【各話のキャラクター】

  • 1話:西崎夫妻(寺脇康文・中山美穂)
    キャリアウーマンの妻と家事全般をしている夫。
  • 2話:加藤紗枝・加藤圭介
    妻は妊娠中。生まれてくる子供のためにリノベを考えている。
  • 3話:河内夫妻(
    子供に恵まれない夫婦。
    寝室を別にしたいと各々が考えているが言い出せずにいる。
  • 4話:佐竹夫優香・総一朗(森カンナ・橋本淳)
    優香は専業主婦。片付けが苦手。
    総一朗は、仕事仲間を家に連れてくるのが好きなのだが、キッチンが汚れていて呼べないでいる。
  • 5話:小山田(母)、小山田昌輝(息子)
    親子ふたり暮らし。
  • 6話:浅間(母)、浅間夕花(長女)浅間ゆい(夕花の娘)浅間由真(次女)
    女ばかりの家族。
  • 7話:綾部夫妻
    夫は定年退職、妻=宏美とふたり暮らし。
  • 8話:長谷部夫妻
    子どもが生まれ、住みやすい間取りにしたいとリノベを依頼。
  • 9話:松田夫妻
    夫婦と子ども2人。
    夫が建物を遺産相続でもらい、リノベを依頼。
  • 10話:鎌田(父)、多田深雪(娘)、お隣の山田さん
    鎌田はひとり暮らし。
    深雪は嫁いでいる。
  • 11話:飯星
    独身の女性。念願のマイホーム購入でリノベを考える。
  • 12話:小梅の父、小梅の母、小梅の弟とその嫁
    弟の結婚をきっかけに、建て直しを考える。
  • 13話:弘前サトル、大石楓
    互いにペットを飼っている。結婚するにあたり、マイホームを購入。

【魔法のリノベ】原作のネタバレ・あらすじ

【魔法のリノベ】原作のあらすじを紹介します。(ネタバレ注意!)

まるふく工務店は、男所帯。社長が玄之介の父の蔵之介。長男の玄之介がリフォーム部営業を担当し、三男の竜之介が設計を担当している。

玄之介は『詫びの玄』と言われるほど頭を下げるのが得意。優しすぎるのが難点になり、今ひとつ営業成績が悪い。そんな玄之介と営業にまわるのが、やり手の真行寺小梅。
小梅は、蔵之介のツテでまるふく工務店の営業にやってきたのだ。

各話には、問題を抱えた家族がリノベーションを依頼。小梅と玄之介のサポートで家の再生と同時に家庭の再生をしていき、それと並行して、玄之介と小梅のプライベートな部分も描かれています。

小梅と玄之介は、仕事を通して、徐々にプライベートな話もするように。
玄之介はバツ2の子持ち。一人息子の進之介を育てている。前妻の雪乃は、玄之介の弟の寅之介と駆け落ちしたというショッキングな出来事も明かされます。

一方、小梅は前会社で後輩の久保寺と彼女との間で揉め事になり会社を退社。(揉め事の詳細は2巻の『減築の家』でネタバレ)
玄之介も小梅も、自分自身がリノベーション(再生)をしなければならず、仕事を通じて、互いに支え合いながら人生の立て直しを図ります。
さらに、玄之介は営業職について、小梅から学ぶことも多く、片や、小梅も玄之介の優しさから学ぶことも。仕事面でのスキルアップも描かれています。

【魔法のリノベ】の原作漫画は、リノベーションの問題解決とともに、小梅と玄之介のラブ要素も楽しめる作品になっています。

以下にて、各話ごとの依頼者のリノベーションの内容、そして、小梅と玄之介のストーリーをネタバレします。

リノベーション…間取り変更など大規模な変更のある改築工事のこと。
リフォーム…老朽化した部分を修繕する。

【魔法のリノベ】1巻のネタバレ

【魔法のリノベ】1巻のあらすじポイント

・小梅と玄之介が出会う。
・小梅の元カレが登場。

case1:思い出が宿る場所

・小梅がまるふく工務店に入社。
・小梅と玄之介がコンビを組んだ初仕事。

【依頼主:西崎夫妻】

リノベーション内容
物件:木造一戸建て。
築42年の古い家の台所と和室をつなげて広いLDKにしたい。
施工箇所:キッチン、廊下、和室、縁側、押入れ。

小梅と玄之介は西崎夫妻から話を聞く。夫はやる気満々だが、妻の方は無愛想。
小梅は家を見渡し、さらに、夫の手荒れも見つけ、夫がそば打ちをしていることを見破る。そば打ちをしやすいようにキッチンの作業台を広くしたらと提案する。夫の心を掴んだ小梅の営業力に玄之介は驚く。
小梅は妻がバリバリのキャリアウーマンで家事をしているのは夫の方だと判断。玄之介に、五感を研ぎ澄まして営業をしなければいけないと教える。

**

小梅は大手の「グローバルライフホーム社」にいた。
蔵之介とは山登りサークルで知り合った。蔵之介が小梅が就職先を探していたことからまるふく工務店に誘った。

辞めた理由は「人間関係」だとサラリと話す小梅に、玄之介はカルチャーショックを受ける。そこで、玄之介もサラリと妻が10か月前に駆け落ちしたと打ち明けるが小梅は固まってしまった。

玄之介の息子=進之介は、すぐに小梅になつく。

**

再び、西崎宅へ。
妻はプランを見てもYESと言わない。実は、西崎夫妻は小梅がいたグローバル社にも依頼をしていたのだ。
何が何でも勝ちたいと思う小梅。

プランを見直す。西崎夫妻の言動から、家は妻が親から貰い受けた物だとわかる。思い出がいっぱいの家に手を加えることにためらう妻の心情をくみとり、鴨居と桜の床柱を残す設計をする。
妻からYESがもらえ、二人の初仕事は成功する。

**

この時から、小梅と玄之介は仕事が終わるとおでん屋台「源」で語り合うことが定番となる。
この時、玄之介は妻の駆け落ちの相手が弟だと打ち明ける。

case2:壊せない壁とつぶせない庭

・小梅は寝袋を運びこみまるふく工務店に宿泊。

【依頼主:加藤夫妻】
妻:紗枝
夫:圭介
秋に子どもが生まれる。

リノベーションの内容
物件:2×4の一戸建て。
築12年の中古物件の間取り変更。
都心から離れた遠い新築と迷ったが、夫のすすめで都心に近い中古物件を購入。
入居はまだ。
施工箇所:和室を洋室に。ユニットバス交換、など。

玄之介は下調べをしないうちに「リノベーションができる」と安請け合いしてしまい、小梅から注意される。
竜之介が設計をしようとするが、建ぺい率がいっぱいで増築不可だと判明。

玄之介と小梅は実情を説明し別プランを持参する。紗枝は納得できず「だから、新築を買えばよかった」と夫の圭介を責める。すると圭介が中古物件は母の推し物件だと口を滑らしてしまい険悪ムードに。

後日、玄之介と小梅は、紗枝だけに会う。
圭介が家を買い直そうと言ってくれたが、紗枝は引け目を感じ始めていた。小梅はそこを突き、新しいプランを見せる。玄之介が説明をする。
紗枝は、玄之介の説明からあたたかい家庭をイメージし、リノベーションを決意する。

**

「源」にて。

玄之介も小梅も酔っている。
玄之介は小梅が会社に泊まるのは心配だといい、次からは自分の部屋に泊まるように言う。玄之介の住まいは会社の上の204号室。

翌朝、進之介に起こされた玄之介。
リビングに小梅が寝ていた。(玄之介は自分が言ったことを覚えていなかった)

case3:夫婦の寝室

相見積もり…複数の業者に見積依頼し値段を比較すること。

玄之介と小梅は、ライバルの「グローバルL」の小久保とともに、依頼主に会う。
小久保が実は小梅の元カレ。二股をかけられていて、小久保の彼女の陰謀にはまり小梅は会社を辞めたのだ。

【依頼主:河内夫妻】
・40代の共稼ぎ。
・結婚して18年。

リノベーション内容
物件:鉄筋コンクリート造のマンション。
築15年。
くつろげるプライベート空間を重視。
施工箇所:キッチン変更、トイレ、洗面台など。

夫婦からの依頼を聞いた後、妻から呼び出される。夫婦別寝を希望する妻は、自分からは言えないので、小梅から勧めてほしいという。

竜之介が設計をし夫婦別寝プランを作る。
そして、小梅はエアコンの温度を理由にしようと計画。

小梅は小久保とフェアな状態で勝ちたいと思い、この件をメールする。するとその話が夫側に流れてしまった。

玄之介は小梅に付き添う。夫に頭を下げる玄之介に、夫は許してくれた。
さらに、夫も別室で寝ることを希望していると打ち明けてきた。
不妊の原因が妻にあるとわかってから、なおさらのこと。夫は別寝を口にすることができずにいたのだった。

後日、小久保とともにプレゼン。
小梅と玄之介のプランは「回遊動線」
二階の壁を撤去し、寝る時は別室という二人の意見を取り入れている。

河内夫妻はまるふく工務店にリノベーション依頼。小梅は小久保に勝ったのだった。

**

小梅と小久保に何があったのかはわからないが、玄之介は小梅の力になれたらいいなと思う。

case4:片付かないキッチン

小梅が入社して3か月。
今回も久保寺もプランを持参している。つまり、ライバル。

【依頼主:佐竹夫婦】
妻:優香
夫:総一朗

リノベーション内容
物件:2×4の一戸建て。
築8年。
LDKをK+LDに分離したい。
台所を隠して欲しい。
施工箇所:キッチンカウンター、物入れ。

妻の優香は、片付けが苦手。夫の総一朗は、台所はいつも汚れているから隠したいというのだ。
玄之介と小梅は、優香に台所の不満を聞く。

・作業スペースが狭い。
・ゴミをまとめる所が遠い。
・調味料をしまう場所がバラバラ。

小久保の提案で夫は全面リフォームすると言う。

**

小梅は玄之介の家でカレーを食べる。
夕飯後、計画を練ることに。

小梅は後輩である小久保の指導係だった。久保寺には同期の彼女がいると知らず、その気になった小梅。ところが、嫉妬に狂った彼女は、小梅の悪い噂を流した。気づいた時にはすでに遅かった。

小梅がここまでを打ち明けると佐竹の妻から電話。
プランを練り上げて欲しいと言う。

妻は片付けが苦手ではなく、作業台が狭いなどの難点からどうにもならない状態になっていたのだとわかる。
そこで、その点を改善する。

夫婦で台所に立てるという妻の希望をいかしたキッチンプランを提案すると、夫も喜ぶ。優香と総一朗はもとは仕事仲間。結婚して家に入った優香だが再び仕事もするといい、新しい夫婦の未来像が浮かんできた。

**

小梅は久保寺に呼び出される。

久保寺は彼女の流したデマを信じ小梅を裏切った。
小梅にバッグハグをし、そのことを謝る。

【魔法のリノベ】2巻のネタバレ

【魔法のリノベ】】2巻のあらすじポイント

・小梅は小久保を許すことにしたが、やり直そうと言われスッパリ断る。
・小久保の元カノの桜子がまるふく工務店に訪れる。
・玄之介にとって小梅は大きな存在になっていく。

case5:鬼門の家

【依頼主:小山田】
夫を亡くした妻・年配の小山田夫人。
社会人の息子=昌輝がいる。

リノベーションの内容
物件:木造一戸建て。
築18年。
施工箇所:外壁、屋根、トイレ、物入れ

小山田夫人は、外壁屋根のリフォームで足場を組んだのに、義姉から風水で凶相だと言われ、外の工事よりトイレと風呂の位置を変えたいと言い出す。

夫人が突然風水のことを言ってきたのは理由がある。

1年前、夫がトイレで脳梗塞で倒れ亡くなった。さらに、先月、リフォームの契約をしたとたん息子がリストラに。義姉がこの家は主人(あるじ)に災いをもたらすと言ったのだ。

予算の関係から、全部の希望は難しい。そこで、小梅は問題のトイレ移動と屋根と外壁のリノベを提案。

しかし、予算オーバーだ。
そこでもう一度練り直し、トイレ移動、外壁の塗装種類を変え、コストダウンを図る。屋根は補修だけにして塗り直しを10年後にする。

この方法なら、屋根と外壁のメンテナンスで家の心配をなくし、トイレの移動で鬼門への不安がなくなる。

夫人はこのプランで良いと涙を流す。
現在の家の間取りは夫人が考えた。だから、自分が夫を殺し、息子にまで不幸を招いたと自分を責めていたのだった。

息子がそれは母のせいじゃない、と声をかける。
夫人はやっと自責の念から逃れることができた。

**

おでん屋にて。

小梅は、小久保から彼女(桜子)との結婚話が出ている、やめた方いいですよね、と相談される。小久保は「別れなさい」と言ってください、と電話口で言っている。

激怒した小梅は、今から出てこい!と小久保を呼び出す。

case6:女ばかりの家

小久保は小梅と玄之介がいるおでん屋にやってきた。
桜子が小久保の母に気に入られ、結婚話がどんどん進んでいき、小久保は怖くなってきたのだ。
これは桜子の罠だ!考えたら、小梅が辞めたのだって、桜子の罠にはまったこと。
しかし、小梅は小久保自身で桜子を選んだのだろうと言い放つ。
「自分の人生は自分でリノベーションするのだ」と告げる。

【依頼主:浅間家】
祖父母の立てた家。家族は女4人。
・母
・長女:夕花
・長女の子ども:ゆい
・次女:由真

リノベーションの内容
物件:木造一戸建て。
築34年。
施工箇所:間取り変更、お風呂、洗面所、キッチン

夕花の希望で二世帯住宅に子供部屋を増築。
他に……
母の部屋を洋室にする。
お風呂をユニットバスにする。
洗面台も、クローゼットも、etc。
由真は、キッチンを対面式のLDKを希望。

女3人の意見を取り入れたら予算では収まらない。
予算は母が800万をいれ、残りは夕花がローンで返済する。母と夕花が働き、家事は家で由真がしている。日中のゆいと過ごすのも由真だ。

夕花は自分一番優先でリノベを考えていたが、母が由真の意見を取り入れないのはかわいそうだと言い出し、言い争いになる。
結局、夕花が我慢をすることになるが、小梅は夕花からもう一度、話を聞く。

何が必要かを考えながら、小梅と玄之介は、全員が納得できるようにプランを考える。
第一優先は子ども部屋を作ること。2階のお風呂を潰したり、洗面所を移動したりして、全員の意見を取り入れたプランを作成し契約が成立する。

小梅は「やって良かった」と思うリノベを目指している。
何事も「やって良かった」と思えるように自分をもっていくのが大事だと思うのだった。

**

小久保が会社に会いに来た。
自分の人生をリノベーションするという小梅の言葉に胸をうたれ、桜子と別れたと告げる。

小久保は仕事を頑張るからと小梅と握手をして別れた。

これで丸く収まったと思えたのだが……。

case7:減築の家

【依頼主:綾部家】

妻:宏美、夫。
定年退職した夫とその妻。
息子は海外勤務。結婚もしていて家に戻ることはない。

リノベーションの内容
物件:木造一戸建て。
築30年。
施工箇所:1階間取り変更、2階減築、テラス、スロープ、物置

リノベの依頼は宏美が全部話す。
夫はできれば庭が欲しいというが、宏美に否定されて、宏美の意見が通る。

【宏美の意見】
・二階をなくして平屋に。
・夫に持病があり車椅子の生活になっても対応できるようにしたい。
・吹き抜けは冷暖房の効きが悪いのでなくしたい。

**

まるふく工務店に小梅が戻ると久保寺の彼女の五十嵐桜子が泣きながらやって来たと知らされる。
1時間ほどいて帰っていたと知り、小梅は面白くない。

**

宏美のいない隙に夫から話を聞きだす。夫は吹き抜けを気に入っていて、失くすことを惜しんでいた。小梅は、上手に残す方法などを話す。その時、宏美が。
宏美は、夫が浮気をし、家庭をかえりみなかった時、吹き抜けを見つめて過ごしてきた過去があると告げる。宏美にとっては忌々しい思い出の場所だったのだ。
怒る宏美に、玄之介は頭を下げ、なんとか丸く収めた。

再びプランを練る。
今度は、回遊動線動のプラン。
行動を出来るだけ省くために動線を作るのだ。

宏美はプランを受け入れる。さらに、夫の意見も取り入れテラスも作る。夫婦は、リノベ後の家をイメージし笑顔になっていく。夫婦は再び仲良くなれた。

小梅が会社を辞めた理由

契約がとれてまるふく工務店に戻ると桜子がいた。

【小梅と桜子の過去】

桜子は噂を流す。
・久保寺を桜子から奪えなかった小梅が逆恨みして久保寺の出世の邪魔をした。
・古いデータ残して、建材の見積額を間違えさせて大きな損害を出させた。

この噂が広まり、桜子は「私が悪かったから」と泣き、社内の人間を味方につけた。

小梅は腹を立て、桜子に「嘘言ってるのはあなたでしょ」とつめよる。桜子は泣いて「ぶたないで」と言い出し、暴力沙汰になってしまった。

【現在:まるふく工務店にて】

桜子は、小久保から別れを告げられ、それが桜子のせいだと言う。
自分を恨んで小久保に何かを言ったのだろう、と泣きながら言い出す。

小梅は、自分が被疑者に立つ桜子に「もうやめて」と告げる。
弱い女のふりをして「かわいそう」だと思われる。そんなキャラは20代前半までだ、とハッキリ言う。
だいたいが、小久保がフラフラしているのが悪いのだから、小久保に抗議すべきだ、とも。

すると玄之介が割って入る。
玄之介は時折、久保寺と飲むようになっていた。そして、久保寺も反省しているからと、久保寺の代わりに玄之介が頭を下げる。

なんとかこれで一見落着する。

case8:動線の悪い家

【依頼主:長谷部家】

妻(きぃ)と夫と生まれたばかりの子どもの3人家族。

リノベーションの内容
物件:鉄筋コンクリート造マンション
築16年。
施工箇所:キッチン壁、家事室、洗濯パン、収納棚、など。

メゾネットマンションの動線を改善したい。
子どもを産んだらとても不便に感じるように。産休開けるまでにリノベしたいというのが希望。

(メゾネットマンション……上下部に別れた一戸建て間取りのマンション)

妻のきぃから話を聞いているときぃの母がやってきた。リノベをすると聞き、口を挟んでくる。お金を出すからと言い出し、母の希望で1階と2階をまるごと入れかえるプランに。

ところが、きぃは浮かない顔。
きぃは子どもの頃から母に言いなりだった。でも、今の家は自分達の家。力を借りずにやっていきたいと思うのだ。
思い切ってきぃは母に、自分の思いをぶつける。

きぃの思いが伝わり、リノベはきぃの望むプランになる。
料金はとても安いがそれが依頼主の幸せなのだ。

その帰り。
玄之介はあることに気づく。

ただ謝って形だけ丸くおさめてきたが、言いたいことを伝えそして着地点にたどり着くことが大事だと。

そして、小梅に出会ったことが「僕のリノベーション」だと告げる。

**

桜子は、玄之介が小梅を思って頭を下げたと感じている。
そのことに、小梅は気づいてるかしら?と思う。
久保寺のことは振り切った様子。すでに、違う男とお酒を飲む。
相手は課長。

【魔法のリノベ】3巻のネタバレ

【魔法のリノベ】3巻のあらすじポイント

・玄之介と小梅の前に不動産屋が現れる。
・その不動産屋が玄之介の弟、妻と駆け落ちした寅之介!
・玄之介は寅之介を許すことができる。

case9:風見鶏のある家

【依頼主:松田様】
夫妻と子供2人の4人暮らし。

リノベーションの内容
・物件:木造一戸建て。
・築25年。
・施工箇所:全体。

建物は松田(夫)が亡くなった伯父から相続したもの。
松田(夫)は「アメリカのホームドラマに出てくる家、アミューズメント感あふれる家」を希望。
妻は、LDKを広くして子供ふたりで使える広めの子供部屋とウォークインクローゼットを希望。

亡くなった伯父は独身で山登りが趣味。交通事故で亡くなっている。

プランを立てるために竜之介も松田家を見る。
風見鶏があることに気づく。

スケルトン(基礎と柱と屋根だけの状態にする)とスキップフロアリノベーション(階層の高さをかえる)でプランを立てることに。
ところが、松田(夫)からキャンセルの連絡が。

夫はブロガー。打合せの後、ブログに嬉しくて「ラッキー」と書いてしまったことから「親族が亡くなっているのにラッキーなんて不謹慎だ」と炎上してしまったというのだ。
妻は怒ってしまい、リノベが白紙状態に。

そこで、小梅と玄之介は妻から話を聞く。

妻は、夫が家を持つことに考えが甘いと言い、これなら、家を売って新しい家を買ったほうがいいと言い出す。

玄之介は、伯父と松田一家と気持ちの繋がりがあれば家に対する想いも違うだろうと思う。そこで、伯父について調べる。

伯父の名前=松田賢征。

山好きで山愛会に所属。山愛会の人から小梅が話を聞き、松田一家のことがわかる。

伯父とその弟である松田の父は仲が悪かった。そのまま二人は亡くなってしまった。

プランを立て、松田夫妻にもう一度、話を聞いてもらうことにする。

インクローガレージを普通サイズに変更し中2階のリビングを作ることで家が広くなる。

コンセプトは「つながる家族」。
階段で部屋が繋がっているのだ。

伯父の建てた家は、松田の希望である「アミューズメント感あふれる面白い家」を目指して建てられたつくり。

伯父と松田はどこか似ているところがある、伯父にとって家を託すことはラッキーなことだったのだろう、と小梅が話す。

松田(夫)は小さなころの伯父との過ごした時間を思い出す。そして、イメージする。
階段を通して繋がる家には明るい笑顔があふれている。

妻もこのプランを気に入り、リノベをすることになった。

小梅と玄之介の関係

玄之介は、福祉住環境コーディネーターの資格を所得した。

小梅の相棒に早くなりたいと思う。

小梅はも玄之介も互いに意識し始めているが誤魔化している段階。

case10:おとうさんの家

【依頼主:鎌田】

妻は亡くなり、娘の多田深雪は嫁ぎ茨城に住んでいる。
定年を過ぎた一人暮らし。
隣人の山田夫人に紹介され「まるふく工務店」に依頼。

リノベーションの内容
物件:木造一戸建て。
築35年。
施工箇所:窓ガラスと鍵交換、防犯砂利など。

泥棒に入られたのをキッカケに、安心して暮らせる家を希望。
防犯リフォームをすることになる。

・鍵を交換。(ディンブルキーと上部に追加)
・ガラスは防犯ガラス交換。
・窓は二重窓に。
・お風呂のリフォームもする。(タイルで冷えるのでユニットバスに)

鎌田との話はいい感じで進でいたが、その直後、深雪がクーリングオフをしたいと言ってきた。

深雪が言うには、家は売却し茨城でマンションを購入。父と同居する予定だという。

衝突するふたり。
クーリングオフの期日までに話し合いをしてもらうことに。
そして、契約8日目。クーリングオフ期限日。

鎌田が立てこもったと隣の山田さんと深雪が外に。
鍵が閉まっていて、チャイムを鳴らしても出てこない。電話にも出ない。

そこで玄之介が木を登り2階の窓から入る。(2階窓は鍵をかけ忘れている)
すると階段から足を踏み外して動けないでいる鎌田がいた。

玄之介が救急車を呼ぼうとするとそれを遮る。
鎌田は、隣の山田夫人には頼りになる人だと思われている。だから、弱い部分を知られたくないのだ。茨城に行きたくない理由は、山田夫人を見ていたいから。あくまでも、色恋ではないと言う。

玄之介は自分が小梅を見ていたいという気持ちと似ていると感じる。
そこで、提案したのが5年用のリノベ。
5年後に茨城に行くかもしらないという過程のもと、防犯のリノベと寝室と洗面所を繋げることにする。(お風呂場はそのままで脱衣する際に温度差がないつくり)これで経費も軽減。

これで深雪も納得するが、不動産屋に依頼しているため査定だけをしてもらう。

鎌田家を訪ねてきたのは進京不動産の福山だった。

後日談:5年後には消費税が10%に引き上げられている、と福山から聞いた鎌田は、結局、防犯だけのリノベにする(11話で判明)

case11:マドリストの夢見る家

<前編>

進京不動産の福山は、玄之介の弟の寅之介。

まるふく工務店で全員が顔を揃える。

寅之介は、雪乃と結婚したと報告。玄之介に「認めてくれてありがとう」と頭を下げる。玄之介としては、離婚届に判を捺しただけ、という気持ちなのだが。

寅之介と雪乃は駆け落ちといっても隣の八千代市にうつっただけ。

寅之介は不動産で働きながら、中古物件のリフォームには「まるふく工務店」を勧めていた。風見鶏の松田家に「まるふく工務店」を紹介したのも、寅之介。

玄之介は心の整理ができず、とりあえず寅之介に帰ってもらう。

【依頼主:飯星】

独身女性。

間取り図をみるのが趣味のマドリスト。
10年かけてお金を貯め、スケルトンリノベーション(中古を購入してリノベーションする)を決意。

リノベーションの内容(注:このプランは実現しない)
物件:鉄筋コンクリート造マンション
築17年。
施工箇所:水場の変更、寝室、キッチンカウンターなど。

築17年の中古マンションを自分好みにリノベ。

部屋を繋げてワンルームにしたい=回遊動線間取り。

購入する物件を扱うのが寅之介。寅之介がまるふく工務店を紹介したのだ。
この日は、内覧に行く。寅之介も一緒。

飯星の意見を取り入れると予算オーバーになる。
玄之介は2つのプランを用意。まよう飯星に、不動産購入は競争が激しいため、1分でも早く購入すべきだという寅之介は、ローン期間を延長することで解決すると提案。

ところが、その日に物件が売れてしまった。

<後編>

引き続き飯星家のリノベ。

リノベーション内容
物件:鉄筋コンクリート造マンション
築27年。
施工場所:バストイレ、寝室、クローゼット、LD、フローリング張替え、など。

飯星は改めて物件を探すと決意。
玄之介と小梅は、飯星の自己流間取り図を見せてもらい、プランを練る。

寅之介は新築物件とリノベが必要な物件を提案。そこに、玄之介と小梅が飯星好みの曲線を中心にしたプランを持ち込む。
飯星は、中古物件のリノベ、つまり、まるふく工務店の提案を選び、やっと飯星の家が決まった。
物件購入は寅之介が担当する。

玄之介と寅之介の和解

寅之介は、雪乃が元気がなく、玄之介に対して後悔している気持ちがある、と玄之介に伝える。
玄之介が何も言わずにいることに、苛立つ小梅は「言いたいことは言っていいんです」と背中を押す。

そして、玄之介は寅之介に告げる。

怒りをこえて、今はもう先に進んでいる。だから、駆け落ちするほど好きなのだから、前に進め!と。

後日、雪乃が妊娠していると分かる。そのせいで情緒不安定だったのだ。

玄之介は心から祝福する。

小梅は丸く収める玄之介に後悔はないかと問うが玄之介は
「進之介もいる、まるふくもある、小梅さんがいる」と笑顔を向ける。

思わず本音がでてしまった玄之介は自分でその言葉に驚く。
言われた小梅も驚く。

【魔法のリノベ】4巻のネタバレ

case12:二世帯住宅

小梅は32歳になっている。
弟の結婚式で3年振りの帰省。

玄之介は、現在、犬2匹、猫4匹を買う弘前家を担当。
小梅は、すぐにでもまるふくに戻ろうと思うが、玄之介は、ひとりで契約をとると張り切っている。

【依頼主:真行寺家(小梅の実家)】

家族:父、母、弟(青空)とその嫁(樹)。

物件:木造一戸建て。
築46年。
注:リノベーションではなく建て替え。小梅がプランに加わる。

小梅の実家を二世帯住宅にすることに。

父の希望

・庭に面した広い風呂。
・おの隣に自分専用の部屋。

それだと母の居場所がない。しかし、父はそんなことにも気づかない。

すまいる不動産の磯部が見取り図を持ってくる。小梅はともに立ち会う。
1階と2階が親世代、3階が弟家族。
これだと、家事をする母が行ったり来たりで大変。

小梅は不動産にプラン変更を依頼し一旦東京へ。

2回目の打ち合わせ。

今度は、弟夫婦もいる。
3階建てのプランは、個別になりすぎる。家事は全部、母任せの間取り。
さらに、嫁の樹は、3階は子どもができたら大変だと言う。

父の庭を潰さないという意見を取り入れたためだ、と思っていたら……。

3階を希望したのは母だった。

嫁と不仲だったら夫婦だけで生活することになる。そして、父が亡くなったらひとりで生きなくてはいけない。

その時のために、3階を賃貸にし、1階に自分が住もうと考えていた。

つまり、父がいなくても生きていく家を考えていたのだ。

**

小梅は知らなくていいことを知ってしまったのかも、と落ち込んでしまう。そんな小梅を励ます玄之介。

すまいる不動産の磯部から電話がある。

庭を潰し2階建てにする「父がいないと困る家」のプランを考えて欲しいという依頼だ。

それは父からの伝言。直接、小梅に言えず不動産を介してきたのだった。

こうして小梅も協力し、2階建ての間取り図が出来上がる。
打ち合わせのため、小梅は再び実家に帰る。

家族全員が集まる。

出来上がったプランのテーマは「フレキシブルな二世帯住宅」。

プライバシーを保ちながら、家族として関わりやすい間取りだ。

母の部屋もあるし、父の希望で庭の池と南向きのお風呂もある。
家族全員が賛成する。

こうして、二階建て二世帯住宅に決定した。

case13:ペットシェアハウス

【依頼主:弘前、大石】

猫4匹の飼い主:弘前サトル。32歳の公務員
犬2匹の飼い主:大石楓。離婚経験ありの37歳。犬の名はポコとペン。

リノベーションの内容
物件:木造店舗付き住宅
築26年。
施工箇所:1階と2階のフルリノベーション。外壁、屋根など。

二人は結婚をする。そのためには、犬と猫が同居しなければならない。
希望は、ふたりが平和に新婚生活を送れる家。

不動産購入の手続きは寅之介。リノベをまるふく工務店が行う。

小梅が実家に戻っているため、玄之介がひとりで頑張る。

成人してからの犬と猫の同居は難しい。

リビングで一緒に過ごすことも偏りがでてしまう。

さらに寝室も難題が。

ポコとペンとずっと寝ている楓は別室を希望で弘前はがっかり。

物件は早くしないと売れてしまうため、寅之介は契約を急かす。
楓はその気だが弘前は迷う。

弘前は、なんとか仲良くできないかと、ポコを飼い猫のみーにゃに会わせてしまう。するとみーにゃが逃げ出してしまった。

打ち合わせには、弘前が出向く。

玄之介と寅之介が新プランを説明。それは、犬と猫のテリトリー分けをして生活できるプラン。

弘前は元気がない。

みーにゃがいなくなり、楓が有給をとってずっとさがしていると打ち明ける。

ローン申立の期日が迫っているが、部屋の仕切りは変更できるプラン。
ここですぐに決めなくても大丈夫。使い方は住んでから考えればいい。

玄之介は弘前にみーにゃをさがしに行くようにと背中を押す。
弘前は急いでみーにゃ探しに行く。

雨の中、カッパを着てみーにゃをさがす楓と弘前。
雨があがり、空には太陽が。
そして、みーにゃは無事に見つかる。

【魔法のリノベ】原作の結末は?

【魔法のリノベ】原作(4巻)の結末は、弘前&大石宅の仕事を終えた玄之介と実家から戻ってきた小梅が家に帰る場面です。

玄之介と小梅は、二人で営業をしながら、少しずつ心通わせ、そして、自身の過去から立ち直ることができました。

この日、玄之介は思います。
なにごとも始めてみなければわからない、と。

そして、家でカレーを食べましょう、と小梅を誘います。
進之介に渡したいものがある、という小梅は、OKの返事。

ふたりは“これからを始めてみよう”と思い「END」となります。

漫画は、現在、連載しているので、本当の結末はもう少し先でしょう。小梅と玄之介が仕事のパートナーだけではなく、人生でもパートナーになるのかなと思います。

【魔法のリノベ】原作の感想

リノベーションについてとても詳しく書いてありわかりやすい。リノベーションを考えている方には参考書になるのでは。また、リノベーション以外の面でもとても惹かれるストーリーです。
家にはそれぞれの物語があり歴史があります。各話では、家庭内の人間模様が浮き彫りになり、それがリノベーションにも大きく影響していくのを丁寧に描いています。どの依頼者もリノベーションされた後をイメージをする場面があり、そこがとても素敵。明るい未来が見えてほっこりします。
小梅と玄之介の関係は恋愛まで至りませんが、その先をイメージしたら、ほっこりあったかい家庭が見えてきます。
小さな小梅のキャラと気弱な玄之介のキャラも絶妙。2人のやりとりが楽しく、全体を通して“あったかいストーリー”。心あたたまる作品です。

【魔法のリノベ】原作漫画のドラマ化一覧

原作【魔法のリノベ】4巻までの13話のうち8話がドラマ化になります。
どの物語がドラマになるのか、また、原作との違いも見つけてみてはいかがでしょうか。

ドラマ化するストーリー一覧

放送回漫画ストーリー放送日ネタバレ
1話1巻『思い出が宿る場』『片付かないキッチン』2022年7月18日episode1
2話1巻『夫婦の寝室』2022年7月25日episode2
3話オリジナル2022年8月1日episode3

【魔法のリノベ】は月曜夜10時からフジテレビ系で放送

【魔法のリノベ】原作漫画の作者

原作者:星崎真紀(ほしざきまき)

1980年デビュー。
主な作品:『黄昏シティグラフィック』『シルキー』など。
『ひみつな奥さん』が藤原紀香主演でドラマに。『魔法のリノベ』はドラマ化作品2作目になる。

エピソード:『魔法のリノベ』は、原作者自身が自宅にテラスをつくろうと考えた際、数社のリフォーム会社に見積もりを依頼したことがきっかけで執筆した作品です。

【魔法のリノベ】原作・漫画の一覧

『魔法のリノベ』1巻2016年4月16日発売
『魔法のリノベ』2巻2017年3月17日発売
『魔法のリノベ』3巻2018年3月17日発売
『魔法のリノベ』4巻2022年7月14日発売
『魔法のリノベ』5巻2022年10月14日発売(予定)

記事内画像:【魔法のリノベ】双葉社

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