【イグナイト】ネタバレあらすじ全話と考察!原作と最終回&事故の真相徹底解明!

イグナイト

間宮祥太朗主演ドラマ【イグナイトー法の無法者ー】をTBS金曜ドラマ(毎週金曜よる10時から放送)で絶賛放送中!「面白い」の声も多く今期話題のドラマです。

本記事は、ドラマ【イグナイト】のネタバレと考察全話、あらすじを最終回までまとめていきます。最終回結末とバス事故の真相を解明していきます。タイトルの意味、原作脚本について主題歌もお届け!

【イグナイト】は原廣利監督がメガホンをとるアクションシーンありのダークな部分を描くこれまでにないリーガルドラマです。
謎多き部分がいかに明かされていくのか、結末まで目が離せません!

見逃し配信:ドラマ【イグナイト】は放送後に「TBSFREE」とTverで最新話を無料配信します。

注意:本記事にはネタバレが含まれます。

最新NEWS】10話ネタバレ最終回(11話)のネタバレ結末、全話まとめ、考察3を更新しました。

目次

【イグナイト】ドラマタイトルの意味

あらすじ
父の死をきっかけにして弁護士になった宇崎凌(間宮祥太朗)が轟謙二郎(仲村トオル)の事務所に所属し事務所のクセツヨ弁護士らとともに、事件を引きずる原告者のくすぶる心を焚き付け訴訟へと導く姿を描く。

タイトルの意味
イグナイト(Ignite)は「火をつける」の意味。
舞台となるピース法律事務所は「争いは起こせばいい」をモットーに法と心に火をつける無法者弁護士集団です。ドラマは弁護士の面々が原告になりそうなターゲットの心に火をつけ、訴訟を起こさせていきます。つまるところ、ピース法律事務所の面々は火付け役ですね。

「イグナイト」は日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界をテーマに掲げたこれまでの正統派リーガルドラマとは違う完全オリジナルのダークリーガルエンターテインメントです。

以下にて【イグナイト】のネタバレあらすじを最終回まで紹介します。各話ごとのポイントや伏線回収も紹介していきます。

【イグナイト】1話ネタバレ・あらすじ

1話の放送日:4月18日(金)22:00-23:00
1話のタイトル:着火させる奴ら
1話の脚本:畑中翔太
1話の監督:原廣利
1話のゲスト:土屋太鳳ほか。

1話あらすじ

宇崎凌(間宮祥太朗)は、父の事故をキッカケにサラリーマンを辞めて弁護士へ転身。最下位ながらも司法試験に合格し資格を所得したものの、就職口が見つからず…。
そんな時、弁当屋を営む母の純子(藤田朋子)から、客であるピース法律事務所の代表・轟謙二郎(仲村トオル)を紹介され、晴れて弁護士として働くことに。
しかし、そこは癖のある事務所。飽和状態の弁護士業界で生き残るために争いは、起こせばいいと考え、原告を捜しだしターゲットに。
宇崎の初めての案件は、3年前に山上工業で起こった作業員のサイロ転落事故。轟が事故死した作業員の妻・斎藤美咲(土屋太鳳)に宇崎とピース法律事務所の弁護士・伊野尾麻里(上白石萌歌)高井戸斗真(三山凌輝)を連れて接触。しかし、宇崎の不用意な発言で敵視されてしまう。
宇崎は、事故に怪しい点が出てきたと知り独断で山上工業の社長に事故当時の話を聞こうと会社に乗り込みますが…。そこに山上工業の顧問弁護士・桐石拓磨(及川光博)が現れます。

1話ネタバレ

美咲は夫・裕二(世良佑樹)の事故のあと、山上工業から見舞金500万円を貰い、さらに、山上工業に雇われています。ひとり息子を育てる美咲にとっては今の生活が大事でした。
桐石を前にした宇崎に美咲は「出て行って」と懇願します。

この時は渋々、山上工業を後にした宇崎ですが、その後、轟とともに裕二の死は光輝の犯行となる物的証拠を集めます。ピース法律事務所のメンバーは再び、美咲を焚き付けます。

宇崎の父(宮川一朗太)はバスの運転手でバス事故で亡くなっています。この事故は父の過失とされ、世間からのバッシングに遭い苦しい思いをしてきました。父の過失を疑う宇崎は自身の心中を美咲に明かします。
真実を明らかにする方法は民事裁判であると説得された美咲は訴訟を決意します。

こうして裁判が開かれました。
轟とともに裁判に立つ宇崎。
証拠品をつきつけ光輝の自白を誘導させ裁判を勝利へと導きます。

事故の真相
・光輝は帰宅途中の裕二を車でひいてしまう。(車はその日のうちに廃車している)
・社長である父の辰郎(住田隆)は地元有力者。地元議員に賄賂をわたし、工事関連の入札情報を仕入れていた。その事実を裕二に知られてしまう。
・光輝から事故の知らせを受けた辰郎は救急車を呼ぶことを止める。
・辰郎は口封じのために光輝とともに裕二をサイロに投げ込み事故に見せかけた。

証拠
1、車の前部と裕二の打撲痕の位置が一致する。
裕二の検視写真より裕二の脚には打撲のあとがある。
光輝が廃車したはずの車は廃棄工場に勤める三井が持っていた。(三井の自白は宇崎と轟がとっている)
2、事故当日のシフトデーターに改ざんがあった。

裁判後。
美咲は宇崎にお礼を伝えます。「立派な弁護士になってください」と言われ喜ぶ宇崎。
ピース法律事務所のメンバーとなった宇崎を煙たがる高井戸。そんなところに、桐石が訪れました。

桐石は轟と組んでいる弁護士だったのです。
まず、桐石が相手側の弁護士となり、次いで、轟が原告を焚き付ける。相手のほころびを桐石が見つけだし、勝利するというストーリー。証拠となるシフトの改ざんは桐石からの情報でした。

轟は刑事の浅見(りょう)と電話。証拠の検視写真は浅見から貰ったものでした。今回の案件は警察が地元権力者である山上のご機嫌をうかがい事故扱いにしていたのです。それを覆すために浅見が手を貸したというところ。
浅見は轟に「例の子は?」と。轟は「うまくかかったよ」と言い…。

その頃、宇崎は父に線香をあげ弁護士になったことを報告していました。

【イグナイト】2話ネタバレ・あらすじ

2話の放送日:4月25日(金)22:00-23:00
2話のタイトル:強豪校に潜む闇
2話の脚本:山田能龍
2話の監督:原廣利
2話のゲスト:宮近海斗、塩﨑太智、武田幸三、ほか。

2話あらすじ

宇崎凌(間宮祥太朗)は、弁護士デビューを果たしたものの、依頼人も欺くような手段で勝訴したことには納得がいかず悩んでいました。しかし、今更面接地獄に戻ることも受け入れられず、轟謙二郎(仲村トオル)に言われるがまま次の火種となる事件の調査に乗り出します。
次の争いの火種は、東修大学の強豪ラグビー部で起こった、いじめが原因と噂される自殺未遂問題。ターゲットは、西田颯斗(宮近海斗)。自殺未遂後に意識が戻らない西田真斗の弟で真斗と同じラグビー部に所属しています。年代別日本代表にもなっており、関東リーグ制覇を目指す上で欠かせないメンバー。
伊野尾(上白石萌歌)高井戸(三山凌輝)がラグビー部員や関係の深そうな学生たちに聞き込みをする一方で、宇崎は一人、保護者説明会に潜入。いじめはないという大学を信じる保護者たち。誰もが試合に勝つことを優先している。その雰囲気に違和感を抱いた宇崎。内部調査に異議を訴え、さらに、「試合より命が大事だろ」といった正義感から出た勝手な発言でOBらと揉め波紋を呼んでしまう。

2話ネタバレ

真斗の親友の飯山(塩﨑太智)からいじめの証言を得た宇崎は伊野尾とともに真斗の両親と会う。頑なにいじめを否定する両親だったが、真斗の遺書があったことを突き止める。遺書は大学が預かっているという。
その遺書を手に入れた轟と宇崎は西田家に出向き訴訟を起こすよう告げる。真斗の遺書を手にした颯斗は「訴訟を起こす」と泣き崩れる。

こうして裁判が開かれる。飯山の証言とともに監督もいじめを認める。しかし、監督がいじめを認めたのには裏があった。ラグビー部では薬物が横行していたのだ。さらに、浅見(りょう)の協力で薬物売人と接触した高井戸によって、真斗が売人をしていことが判明。大学側は薬物使用を隠すためにいじめを認め示談にしようとしていた。
宇崎は全てを明らかにする。これで勝利になると確信する宇崎を轟が制した。

結果、真斗の件は大学との示談が成立する。
宇崎は「なぜ、示談にしたのか」と轟を抗議。この示談は西田家の意向だった。
全てが公になることは、ラグビー部が潰れる可能性が高く、真斗が売人であることも世間に知らされてしまう。真斗の遺書には「颯斗と一緒にラグビをやりたい」とあり、颯斗もまた一緒にラグビーをやりたいと轟の前で涙を流す。
そこで、ラグビー部で活躍する部員たちや颯斗のため、真斗が目覚めたときのため、轟が示談を提案していたのだった。

宇崎は轟のやり方に腹を立て、事務所を出ていこうとする。そんな宇崎に轟は勝ち誇ったように辞めることは不可能だと言い…。

<3話につづく>

2話の内容ポイント
・颯斗はラグビー部や保護者、大学から期待されている選手。
・真斗はいじめに遭っており、薬物の売人をしていた。
・真斗がいじめに耐えていたのは、弟の颯斗がラグビー部で活動するため。
・真斗は限界がきて自殺を図った。
・大学側はラグビー部に薬物が横行していることを隠すため、いじめ問題を隠蔽していた。

【イグナイト】3話ネタバレ・あらすじ

3話の放送日:5月2日(金)22:00-23:00
3話のゲスト:アンミカ

3話あらすじ

高山恭子(アン ミカ)轟(仲村トオル)に相談があるとピース法律事務所を訪れる。だが、事務所に居たのは留守番中の宇崎(間宮祥太朗)だけ。宇崎は轟に代わって相談を受ける。恭子の相談は、恭子が大衆食堂を営む帆刈町で、知り合いの外国人技能実習生・クオン(パース・ナクン)が大怪我をしたことだった。
宇崎は、労働中の事故であれば労災が申請できると説明。しかし、クオンは自分がドジをして怪我をしてしまっただけだと言い張る。さらに、轟からは依頼を受けることを反対されてしまう。その様子を見ていた伊野尾(上白石萌歌)は、再び帆刈町に向かう宇崎について行くことに。
宇崎と伊野尾がクオンの働く二見水産加工を訪ねると、社長の二見壮一(ドロンズ石本)は嫌な顔をせずに調査に協力。クオンをとても心配していた。そんな二見と話している最中、伊野尾は妙な視線を感じる。

3話ネタバレ

轟が「お前は辞められない」と言った理由が明かされる。
轟は宇崎の母(藤田朋子)の店の借金500万円を肩代わりしていた。宇崎は借金を返しきるまで辞められないのだ。

伊野尾が感じた視線はクオンの同僚でもある外国人労働者チャン(King Boy(アケガラス))の視線。早速、チャンから話を聞く宇崎と伊野尾。クオンが仕事中の怪我だと言わないのは、会社と争うと同僚の外国人らがクビになるからだと知る。その後、伊野尾はチャンから「27船」と連絡を貰う。それは、港での時間外労働の現場だった。
一方、轟は桐石(及川光博)にある案件を依頼。浅見(りょう)から湊市の市役所職員自殺の資料を貰う。「自殺の原因はパワハラらしく、市長の音部(おとべ)が絡んでいるかもしれない」と浅見。轟はバス事故の記者会見を思い出す。
そんな中、宇崎と伊野尾は恭子とともにクオンを見舞う。チャンから知り得た情報を掲げ起訴へと踏み切るよう告げる。恭子とチャンらの後押しでクオンは起訴をすることに。
裁判では、帆苅の半島でのビデオ映像を証拠写真として提出。そこには、外国人労働者が時間外に産廃処理の仕事をしている様子が。
この映像は、港に停車していた帆苅総合開発のドライブレコーダーに残っていたもの。
二見は帆苅総合開発の社長であり外国人技能実習生の監理団体の代表関口(ひょうとく)と組み、産業廃棄物処理を請け負い、半島エリアに不法投棄を繰り返していた。その作業を無抵抗な外国人にやらせていたのだった。クオンはこの作業中に怪我をしたのだ。
裁判は無事に終わり、クオンは退院する。松葉杖で恭子の食堂を訪れるクオンを恭子は歓迎する。
桐石は轟からの依頼で、過去の実習生をたきつけ集団訴訟を起こす。お金になるからという桐石。ただし、この桐石のおかげでクオンの勝訴にまでたどり着けたともいえる。

結末
宇崎は轟に
「どうして借金を肩代わりしたのか」と問う。
轟は「お前には辞められちゃ困るんだよ。俺の娘は5年前に事故で死んだ。あるバス事故でな。お前が加害者遺族で俺が被害者遺族だ」と答えた。

【イグナイト】女子高生(藤﨑ゆみあ)の正体・轟佳奈にやっぱりの声!(3話感想)
間宮祥太朗主演・TBS金曜ドラマ【イグナイト】3話の感想と次回予告を紹介しています。女子高生の正体について、視聴者の感想も交えてお届け!

【イグナイト】4話ネタバレ・あらすじ

4話の放送日:5月9日(金)22:00-23:00
4話のゲスト:原嘉孝(Timelesz)大石継太、松田大輔、楽駆、田島亮、山野海、土佐和成、尾崎右宗、若林秀敏、香川幸允、ほか。

4話あらすじ

ピース事務所の火種会議では新たなるターゲットを選出。今回は、大手ハウスメーカーミートハウジングの餌食となった牧田木材店の若社長・牧田一成(原嘉孝)。
ミートハウジングは、異常なスピードで急成長をしている。その裏では、弱小企業の開発をパクリ次々と特許をとり、我が物としていた。
ミートハウジングでは木なのに燃えにくい「断熱パネル」を開発したと言っているのだが、それは、牧田が開発したもの。
宇崎(間宮祥太朗)、轟(仲村トオル)は一也に接触を図るも拒絶される。そこで、宇崎、伊野尾(上白沢萌歌)、高井戸(三山凌輝)は牧田木材店の社員から話を聞くことに…。

4話ネタバレ

轟から宇崎にバス事故について語られる。バス事故は宇崎の父の過失とされていたが、轟は宇崎と同じくそれを信じてはいなかった。「警察内部が真相を隠している」と告げ、事件を追っている刑事の浅見(りょう)を紹介。桐石(及川光博)も同席。つまり、轟は宇崎とともに戦う覚悟をしていのだった

牧田一也は中学生の時に母を亡くし、父の和彦(大石継太)と暮らしていた。小さい頃から工場の仕事が好きだった一也は和彦とふたりで研究を重ね続け「断熱パネル」を開発。その父が女ができたと失踪。一也は勤務していた会社を辞め、牧田木材店の社長になった。和彦が研究日記を記していたと知った宇崎と高井戸は、川島(楽駆)から和彦の居所を教えてもらい会いに行く。

和彦は闇金からの借金を返しながら貧乏暮らしをしていた。証言に立つことを拒否するのだが…。
宇崎はその足で闇金に向かい、和彦の借金を帳消しにする。

裁判では勝つわけがないと頑なに拒否していた一也。断熱パネルを開発するのに一也と和彦が全力を注いでいたことを知る社員たちは「戦おう」と熱い思いを和也にぶつける。社員らに背中を押された一也は起訴を決意。こうして、裁判へ。

裁判では和彦の姿がなくミートハウジングが有利に動いていたがギリギリのところに和彦がやってきた。20年前から記していた研究日記が証拠となり、断熱パネルは牧田が開発したものだと立証された。

一也は和彦と対面。蒸発した父を許すことができない一也に川島がすべてを明かす。
川島の父は牧田和彦と友人。ギャンブル好きの川島の父の借金の連帯保証人となっていた和彦は闇金への返済をかぶった。会社にやくざが来ないよう身を隠して借金を返済していたのだ。

すべてを知った一也は和彦と和解。牧田木材店をふたりでやっていく決意をする。

結末
千賀(田中直樹)は、ミートハウジングの顧問弁護士の池澤陽太(土佐和成)をすべての担当から外す。パソコンで高井戸のプロフィールを見ている。
一方、ピース事務所では宇崎と伊野尾と轟と和気あいあいとする中、高井戸は無言で一点を見つめていた。

【イグナイト】4話視聴率・原嘉孝効果でアップ?ドラマレギュラーに期待・考察!
間宮祥太朗主演ドラマ【イグナイトー法の無法者ー】4話の視聴率と原嘉孝の演技や今後について紹介します。視聴者の声もお届け!TBS金曜ドラマで放送4話はtimeleszの原嘉孝が圧巻の演技を披露している。その感想と原嘉孝の今後を考察!

【イグナイト】5話ネタバレ・あらすじ

5話の放送日:5月16日(金)22:00-23:00
5話のゲスト:羽場裕一、JP、瀬下尚人、原ふき子、大重わたる、大島涼花、椎原克知

5話あらすじ

轟(仲村トオル)は5年前のバス事故の隠蔽に関与した湊市市長・音部卓郎(髙嶋政伸)追い詰めようと、音部と繋がりがある健康食品会社社長・高島陽次(羽場裕一)への接触を計画する。
轟は高島の件を桐石(及川光博)に依頼する。さらに、桐石のもとに“社外研修”と称して宇崎(間宮祥太朗)を派遣する。変幻自在に何にでもなりすます通称“カメレオン桐石”は、巧妙な罠を張り巡らせて潜入に成功する。
そんな中、高島の会社に国税の調査が入ることに。桐石は調査を乗り切るために全ての情報を開示するよう高島に迫る。さらに桐石は調査官の目を欺くため、宇崎にこの会社の社員になりすますよう指示をする。
一方、轟は自殺した湊市職員の遺族を焚きつけて、市と音部市長を相手に訴訟を起こすことに。轟と伊野尾(上白石萌歌)が調査を進める中、高井戸(三山凌輝)はある人物と接触していた。

いよいよ、バス事故の真相に迫り始めます。音部がどんな役割をしているのか、気になるところ。桐石の活躍も見どころですね。ネタバレは放送後に更新します。

5話ネタバレ

高井戸が会っていたのは千賀(田中直樹)。高井戸は千賀の事務所に移籍するつもりだ。轟が請け負った音部の裁判の相手弁護士の千賀は、高井戸に轟が掴んでいる情報を流すよう依頼する。

高島はラオスの工場に架空の請求書をださせ原価の大幅な水増しを行い3年で10億円を稼いでいた。税務調査でバレないため、桐石は高島には不用意に口を開か荷用にと指示。桐石と宇崎はディアヒューマンの全てをインプット。ディアヒューマンの社員に成りすまし調査官今井(JP)の質問に答えていく。
うまくいったと気をよくした高島は、桐石と宇崎と飲みに行きベラベラと出資の話をし始めた。それをこっそりと伊野尾が録音している。

数日後、高島に裁判所から仮押さえ決定がおりた。慌てふためく高島。

実は、轟は浅見(りょう)から情報を得ていたのだ。高島は出資金詐欺で警察にリストアップされている。音部と小学校からの同級生でゴルフに行く仲。音部の探りを入れるのにいいカモ。そこで、伊野尾は詐欺被害者を焚き付け、宇崎が潜入調査をしたのだった。伊野尾の録音が証拠ととなり、詐欺被害者が債権回収を求めたのだった。

宇崎はどこかで轟が自分を恨んでいるのではと疑念を抱いていた。そんな宇崎に桐石は宇崎の父に罪をなすりつけた人間を引きずりだすために前の会社を轟とともに辞めたのだと明かす。轟を信じろという桐石。嬉しくなった宇崎は酒に誘うもお酒は飲まないとクールな桐石に轟は「ツンデレだな」と笑う。

結末
高井戸は「高井戸工業損害賠償請求事件」のファイルを手にする。父が遼介(椎原克知)が裁判に立つのを思い出す。
翌日、宇部が出勤すると轟から雑誌を渡される。そこには「悪徳弁護士の実態」と書かれ宇部がクラブの時に暴力をふった写真が掲載されていた。
その頃、高井戸は千賀の事務所スリースターにいた。千賀は高井戸を弁護士として歓迎する。

【イグナイト】5話の感想!高井戸(三山凌輝)の裏切りは潜入調査!?
間宮祥太朗主演・TBS金曜ドラマ【イグナイト-法の無法者-】5話の感想、及川光博の演技と高井戸の裏切り考察を視聴者の声を交えて紹介します。

【イグナイト】6話ネタバレ・あらすじ

6話の放送日:5月23日(金)22:00-23:00
6話のゲスト:大島涼花、酒井若菜

6話あらすじ

高井戸(三山凌輝)が突然姿を消したことに納得できない宇崎(間宮祥太朗)は、悶々しながらも伊野尾(上白石萌歌)とともに、湊市役所職員・松原知里(大島涼花)の自殺の調査を進める。知里の自殺原因は、音部市長(髙嶋政伸)のパワハラが原因だとにらむ宇崎は、職員へ聞き込みをするが有力な情報は得られない。秘書課長の小谷加奈子(酒井若菜)から職員への接触も制限されてしまう。
そんな中、週刊誌記事の影響でピース法律事務所に「訴訟をやめたい」と申し出る依頼人が続出。音部市長を訴えようとしていた知里の両親も訴訟をやめたいと話し始める。さらに、一連の騒動を受けピース法律事務所に懲戒請求書が届き、轟(仲村トオル)は綱紀委員会から呼び出しがあり、最悪の場合は弁護士資格を失うことに。
一方、轟を敵対視する千賀(田中直樹)の元へ移籍した高井戸は、音部市長側の代理人を務めることになる。それを知った宇崎は激昂。さらに被害者をおとしめるようなやり方に納得のいかない宇崎は高井戸を待ち伏せする。

高井戸の思惑は何か。移籍は、父の負債裁判が原因か。千賀への復讐か、あるいは、轟の差し金か。ネタバレは放送後に更新します。

6話ネタバレ

宇崎は高井戸に仲間だから怒るのだと告げるが邪魔するなと応じない高井戸。その後、宇崎は知里の父と会い説得。訴訟は継続された。
知里の情報を得るため、桐石(及川光博)とともに高島に会う。詐欺訴訟を示談にすることを条件に、高島から音部が話していた知里の事を聞き出す。さらに、宇崎は小谷に会う。小谷は知里の元上司。宇崎は本当のことを語らないのは「知里の存在がなかったみたいだ」と熱く語り…。

裁判当日。
知里の父は義父であり、中高時代に家出をしていおり、幼少期にはネグレクトだったことが千賀によって明かされる。つまり、知里の自殺は親子関係が原因ということだ。

圧倒的不利になった轟。しかし、高井戸がそれを覆す。
小谷が高井戸の質問に松原の内部通報を音部の指示で隠滅したと証言したのだ。

小谷の口から経緯が明かされる。
知恵が音部からふたりだけの出張を強いられ、それを内部告発しようとしたことを話す。知里はその1か月後、部署を異動になった。たったひとりの部署で知里は疲労困憊。職員は音部が怖くて知里を助けることはしなかった。そして知里は自殺。

慌てふためく千賀は高井戸を責める。高井戸は自身が高井戸工業の息子だと明かす。
14年前、高井戸工業は千賀のねつ造した証拠によって商品不良の責任を押し付けられ倒産している。
千賀は忘れていた裁判だった。高井戸は「これはケジメ」だと言い放ち千賀のもとを去る。

小谷がパワハラを証言したのは、裁判の前、高井戸から知里の存在について聞いたため。それは宇崎がいう「(真実を明かさないことは)知里の存在がなかったみたいだ」と同じだった。ふたりの正義が小谷を動かしたのだった。

宇崎の声掛けで高井戸はピース事務所に戻る。

宇崎と轟は音部に示談にしてやるから条件をのむよう言う。条件のひとつは遺族に賠償金を払うこと。
もうひとつは、バス事故の真相を教えること。

「俺の娘はあの事故で死んだ。何を隠しているか教えろ」という轟に音部は「私はお前らの思っているボスってやつじゃない」という。

謎の男(杉本哲太)が映る。

<7話につづく>

【イグナイト】7話ネタバレ・あらすじ

7話の放送日:5月30日(金)22:00-23:00
7話のゲスト:伊礼姫奈

 

7話あらすじ

音部市長(髙嶋政伸)の証言により、宇崎(間宮祥太朗)と轟(仲村トオル)が追う黒幕は音部ではなく別に存在すると判明。轟は突如現れた真の黒幕に動揺しつつも桐石(及川光博)と浅見(りょう)を事務所に呼び、伊野尾(上白石萌歌)と高井戸(三山凌輝)をこの件から外すことを告げる。伊野尾と高井戸は、初めてバス事故について知る。高井戸はバス事故の真相解明に協力すると前向き。一方、伊野尾はどこか浮かない顔。
バス事故の情報収集を進める中、轟は高井戸のSNSに流れてきた高校陸上の大会での盗撮写真を見つける。伊野尾が拡散されている女子選手・三浦彩音(伊礼姫奈)について検索すると「鳥自爺」というアカウントにたどりつく。さらに調査を進めると「鳥自爺」が闇サイトで犯罪動画を売っているとわかる。宇崎はその正体を突き止めるべく動き出す。しかし、高校からは本人が警察沙汰にしたくないため静観してほしいとの要請が届いてしまう。納得のいかない伊野尾は再度高校へ連絡を取り、直接彩音に自身の過去を打ち明ける。

伊野尾の過去に何かがあった様子。黒幕の存在も気になります。ネタバレは放送後に更新します。

7話ネタバレ

音部は、ボスは事故当時の国交大臣・現在の内閣官房長官の石倉(杉本哲太)だと明かす。

伊野尾(上白石萌歌)は、高校時代、バレー部に所属。部活の大会で変態男の黒田(赤ペン瀧川)に目を付けられた。黒田は伊野尾を付け回す。黒田によって、ユニフォーム姿の写真がアダルトサイトに投稿されてしまう。黒田が怖くて伊野尾は部活を辞めた。伊野尾はPTSDに。
浅見が担当となり以来、浅見は伊野尾を心配しながら支えてくれている。

自分の体験を彩音に話す伊野尾は「諦めてほしくない」と訴える。彩音は伊野尾に心を許し、胸の内にある恐怖を打ち明ける。

宇崎は伊野尾の過去を知る。伊野尾と宇崎は互いのことをじっくりと話す。
伊野尾は部活を辞めたあと「法律を知ればどんな相手にでも立ち向かうことができる」というOBの言葉で弁護士を目指したのだと話す。

高井戸が集団痴漢のサイトを見つける。そこには綾乃を狙う男・ダークベターの投稿もあった。
そこで轟の指示のもと、宇崎と桐石(及川光博)が痴漢集団のオフ回に潜入する。宇崎はセーラー大佐、桐石は黒ギャルフェチという設定。鳥自爺(濱正吾)に取り入ることに成功すると後日、犯行の日時が記載されたメールが届く。

ダークベターは黒田だった。綾乃が囮となり犯行が行われる電車に乗る宇崎ら。盗撮撮しようとする黒田を捕らえ、裁判に持ち込む。原告は綾乃。

この1件で伊野尾は「乗り越えて前に進んだの」とほほ笑む。それを聞いた宇崎は「いいなそれ」と答える。

その頃、轟は鳥自爺と会っていた。轟は、鳥自爺が逮捕されないよう犯行現場には行かないように伝えていた。そうして貸しを作った轟は鳥自爺に迫る。

鳥自爺の本業はシステムエンジニア。専門は自動運転。バス事故のバスにはGIテクノロジーズ社のシステムが組み込まれていた。

「同じ業界なら知ってることがあるだろう。突き出されて終わりになりたくないなら、全部、言え」と轟は詰め寄る。

<8話につづく>

【イグナイト】8話ネタバレ・あらすじ

8話放送日:6月6日(金)22:00-23:00
ゲスト:堀田茜、坪倉由幸、映美くらら、伊原剛志、三浦純子、野川慧、濱正悟

8話あらすじ

轟(仲村トオル)は、5年前に事故が起きたバスにGIテクノロジーズの自動運転システムが搭載されていたことをピース法律事務所のメンバーに報告する。すると、伊野尾(上白石萌歌)がGIテクノロジーズと関連がある東亜病院を訴えたいという依頼が偶然入っていることに気付く。間接的にでもバス事故の真相に近付けるかもしれないという宇崎(間宮祥太朗)の意見もあり、轟はその依頼を受けることを決める。

依頼人は住菜々子(堀田茜)。父が脳動脈瘤の手術を受けた2日後にくも膜下出血で亡くなったことに疑問を抱いていた。病院側の説明に違和感を覚えた菜々子は、母に内緒でピース法律事務所に調査を依頼したのだ。
宇崎、伊野尾、高井戸(三山凌輝)は当時の執刀医・河野遼平(坪倉由幸)を探ることに。

調査を進める中、宇崎らは偶然桐石(及川光博)と病院で遭遇する。桐石の妻の綾(映美くらら)が脳動脈瘤の手術を控えていたのだ。しかも、執刀医は河野だった。

8話は桐石の回ですね。桐石の妻の命がかかった手術。調査続行か中断か。宇崎らは迷います。ピース事務所のメンバーがどの選択に?ネタバレは放送後に更新にします。

8話ネタバレ

菜々子の父の死は、河野の医療過誤だと考えられた。宇崎と伊野尾は菜々子の母・さゆり(三浦純子)を説得し起訴へと持ち込むことに。しかし、医療過誤の証明は難しい。そんな中、宇崎は関西弁の男・船木研二(伊原剛志)と知り合う。船木は医療過誤を証明するための証拠としてオペの映像があるはずだと教えてくれた。
そこで、宇崎は映像を入手しようとしたがすべて消去されていた。府に落ちない宇崎は、証拠隠滅に桐石が関わっていたことを突き止める。
桐石はなんとしてでも妻の手術を河野にして欲しくて映像消去を支持していたのだった。
悩む宇崎は船木を頼る。船木は京華病院の院長だと明かし、証明は医者の嫉妬心を利用した内部告発がいいとアドバイスする。
宇崎は河野の元で働く医師の猪狩裕貴(野川慧)から証言を得る。猪狩は優秀な脳外科医だが、河野がいるばかりにいつまでたってもトップに立てずにいたのだ。
裁判では猪狩が内密に録音したテープが証明となり、河野の医療過誤が証明され、菜々子とさゆりは慰謝料をもらい和解で手をうつことに。
妻の手術を心配していた桐石だったが、船木が脳外科医を紹介。桐石の妻の手術は成功した。
また、猪狩は船木の病院で働くことになり、すべてが丸る。
轟は鳥自爺 こと吉野潤一(濱正悟)に会い、バス事故の真相を問う。

結末
自動運転システムを開発するGIテクノロジーズは政府の後ろ盾を得て自動運転の開発を急いでいた。後ろ盾をしていたのはバス事故当時の国土交通大臣・石倉庄司(杉本哲太)。石倉とGIテクノロジーズの社長は繋がっていて、石倉妻はGIテクノロジーズの大株主。自動運転システムが成功すれば株価は跳ね上がる。石倉はGIテクノロジーズの成長で儲かる仕組みを作り上げていたのだ。音羽は石倉の派閥の後輩だった。

しかし、警察にはどうやって手をまわしたのかという疑問が。
浅見がそこを調べるといい、轟は「争いは起こせばいい」という。

<9話につづく>

【イグナイト】9話ネタバレ・あらすじ

9話放送日:6月13日(金)22:00-23:00
ゲスト:

9話あらすじ

5年前。轟(仲村トオル)は15歳の娘・佳奈(藤﨑ゆみあ)2人暮らし。HY法律事務所で数多くの依頼をこなし、法廷では冷静沈着で誰もが頼れる存在だった。しかし、娘をよく知る同期の桐石(及川光博)や昔なじみの刑事の浅見(りょう)は「弁護士としては申し分ないが、父親としてはどうだ?」と苦言。仕事に追われる日々の中で、思春期を迎えた佳奈とどこか距離を感じることも多くなっていた轟は、父親としての振る舞いを改めて考えた。そこで、1週間後に迫る佳奈の誕生日を親子2人で祝おうと計画を立てたのだが…。
誕生日当日。佳奈のためにとプレゼントを用意した轟は佳奈に帰宅時間を知らせるようメッセージを送る。しかし、いくら待っても佳奈からの返信はなかった。

9話ネタバレ

バス爆発事故には黒幕がいる

佳奈は宇崎の父の裕生(宮川一朗太)の運転するバスに乗車し事故に巻き込まれ亡くなった。打ちひしがれる轟だっったが、現場に居合わせた浅見(りょう)からバス事故に黒幕がいると聞き、犯人を裁判で葬ろうと立ち上がる。

石倉は警察庁副総監と連絡をとっていることから、石倉と警視庁副総監がグルになっていると考えられます。音部市長は使い捨て人間。石倉は次の自動運転システムを使う場所を探すと言っており、次の場所がどこであるかがポイントかもしれません。すでに実験が行われていれば、搭載されたバスを見つけ出せば自動運転システムの証明にはなりますよね。

轟が独立した理由

事故当時、轟は桐石とともに田村が運営する大手の弁護士事務所に勤務していた。佳奈が亡くなったことでバス事故の真相を探そうと警察などに開示請求を求める。しかし、田村は儲けにならない案件だと拒否。轟は自分の力で開示請求をすべく事務所を辞めた。その後、開示請求をするも証拠になるものは消されていた。

裏で手をまわす人間がおり開示請求は意味のないものになったのでしょう。証拠を手に入れることができないままに時が過ぎて現在に至っているようです。
轟の独立は桐石も承知。事務所立ち上げの時、轟と桐石とで事話す場面もあり。ふたりの深い絆が伺えます。

轟が宇崎を雇うまで

9話の後半は、轟と純子の関係、轟が宇崎を雇うまでの伏線回収になっています。物語始めは、轟がやたら胡散臭い弁護士でしたが、このストーリーによって正義感ある弁護士であることが分かります。

轟は宇崎の母純子(藤田朋子)が営む弁当屋を訪ね、バス事故が改ざんされていると伝える。この時、宇崎は店に誹謗中傷の落書きをした人間を殴り警察に連行されていたが、轟のアドバイスにより逮捕されずにすむ。事務所を立ちげた轟は弁護士を探す中、宇崎が弁護士になったことを知る。純子に名刺を渡し宇崎を雇うという流れ。
轟がバス事故の遺族だと宇崎が知らない方がいいという計らいで宇崎は何も知らずにピース事務所に行った。

【イグナイト】10話ネタバレ・あらすじ

10話あらすじ

5年前のバス事故の真相を暴くため、宇崎(間宮祥太朗)の母・純子(藤田朋子)が原告となり、父・裕生(宮川一朗太)がかつて働いていた湊中央バスを訴える。被告のバス会社所長・浜岡(おかやまはじめ)は「事故の原因は裕生が副作用の強い薬を服用していた」と警察の結論と同様の主張を続ける。宇崎は、バス事故について調査するため、伊野尾(上白石萌歌)とともにを湊中央バスを訪ねる。一方、浅見(りょう)はある闇カジノに目をつけていた。高井戸(三山凌輝)とともに半グレの若者をそこへ潜入させようと試みる。

いよいよ、バス事故の真相に迫っていきます。闇カジノとバス事故の繋がりは?闇カジノに石倉が関与しているのか。黒幕発見になる?浅見の狙いは正解でしょうか。

10話ネタバレ

湊中央バスの社員らは誰もが宇崎の父を悪く言ったが、ただ一人整備士の堀切(平埜生成)が整備不良が横行していたと話す。浜岡はそれを知りながらも何もせず整備表を改ざんしていた。浜岡は音部からお金を貰い口裏を合わせていたのだ。音部から自動運転システムが搭載されたバスは運行データを取っている。それが証明になると言われ…。
堀切が原告の証人になるが浜岡は全否定。さらに、浜岡はバスにはGIテクノロジーズの自動運転システムが搭載され試行運転をしていたのだと証言する。
この証言によってバスに自動転システムが搭載されていたことが明らかになる。轟らの狙いは浜岡からの証言を引き出すこと。裁判は成功への一歩を踏み出した。
次の計画はGIテクノロジーズの調査と裕生の司法解剖を担当した法医解剖医の久野宣行(山崎潤)の証言を引き出す事。この久野が闇カジノにはまっている。そこで浅見は潜入調査を開始したのだ。
浅見によって、石倉(杉本哲太)と事件を隠ぺいした警視庁副総監の青柳弘啓(小林やすひろ)の関係が明らかになる。ふたりは大学の同門会「鵬翔会」で交流があり総監にはなれない青柳に自分がバックにつくからと政治家への転身を餌にしていると考えられた。

結末
石倉はGIテクノロジーズの社長室田(田中幸太朗)と今後のことを密談。石倉は弁護士に千賀(田中直樹)を立てることにする。

最終回で再び千賀が登場しますね!嫌味な男、千賀がどこまで強さを見せてくるのか。轟との対峙もありそうです。仲村トオルさんと田中直樹さんの男の戦いが楽しみ!

【イグナイト】最終回(11話)ネタバレ・あらすじ

最終回あらすじ

内閣官房長官の石倉(杉本哲太)を引きずり下ろすため、轟(仲村トオル)ら無法者のたちの最後の戦いが始まります。宇崎(間宮祥太朗)らは、事故を起こしたバスで自動運転システムが暴走したという記録を探すため、GIテクノロジーズの元社員と接触。そこでシステムの監視を担当していたモビリノという会社の存在を知る。伊野尾(上白石萌歌)は裁判所の執行官らを伴い、事故当日の監視記録の保全に向かう。同じ頃、石倉から弁護依頼を受けた千賀(田中直樹)は、GIテクノロジーズ社長・宝田(田中幸太朗)と手を組み水面下で動いていた。
しかし、真相が明らかになろうとした矢先、想定外の出来事が…。

宇崎らに危機!?想定外の出来事って、誰かが裏切るとか?裏切ったと見せかけてのどんでん返しがありそうな予感。

最終回ネタバレ

宇崎の母(藤田朋子)が何者かに刺されてしまう。石倉が裏工作をしていたのだ。轟の後押しがあり宇崎が原告となり裁判に挑む。轟の指示で動いた桐石(及川光博)による情報収集でGIテクノロジーズの事故時の捜査記録の隠ぺいが明らかになる。同時に、浅見(りょう)と高井戸(三山凌)は闇カジノ潜入から監察医の証言を得ていた。裕生(宮川一朗太)の薬服用は偽と判明。裕生の身の潔白を証明することができた。
宇崎は轟は石倉と対峙。石倉は辞任。轟、宇崎、高井戸、伊野尾は新たなる案件に繰り出す。
<終わり>

最終回の感想(ネタバレあり)は以下にて紹介しています。

【イグナイト】最終回の視聴率と感想い展開ラスト結末に「最高」「面白かった」の声! | dorama9

【イグナイト】原作と脚本家

原作は?

【イグナイト】には原作はありません。漫画も小説もなく完全オリジナルストーリーです。

企画・プロデューサー・脚本の畑中翔太さんが「弁護士の数が増え、案件を奪い合う時代になっている」と聞き、人々の起訴を焚き付ける弁護士というアイデアから生まれたオリジナル作品です。
畑中翔太さんは「これまでの地上波ドラマでは観たことのない世界をお約束します」とコメントしています。

脚本家は?

「イグナイト」の脚本は、畑中翔太氏、 山田能龍氏、山口健人氏の3名が担当しています。畑中翔太氏は本作で企画とプロデューサー、山口健人氏も監督を兼任しています。

畑中翔太(なかはたしょうた)…脚本家でもあり企画やプロデューサーとしても活躍。絶メシロードシリーズ企画・原案・脚本・プロデュース。仲村トオルさん主演のドラマ「『八月は夜のバッティングセンターで。』では、山田能龍氏とともに脚本も手掛けている。

山田能龍(やまだ よしたつ)…劇団『山田ジャパン』主宰。監督としても活躍。ドラマは「CODE・願の代償」「天狗の台所」「ウイニングマン」映画「朽ちないサクラ」など。

山口健人(やまぐちけんと)…映画「生きててごめんなさい」Netflixシリーズ「イクサガミ」など脚本と監督を務める。ドラマ「ウソ婚」「アバランチ」など。

(放送前)タッグの脚本は、それぞれの持ち味とともに相乗効果による楽しみがあります。期待を上回る面白さがありそうでワクワクです。

(放送後)放送がスタートしテンポよい展開で面白く鑑賞中!「面白い」「宇崎の過去が気になる」など視聴者からも好評の声も多くありますね。最終回までがめちゃくちゃ楽しみなドラマになっています!

【考察1】バス事故の真相と登場人物の繋がりを最終回まで徹底解明!

イグナイト
「イグナイト」公式サイト

主人公の宇崎凌(間宮祥太朗)は5年前に父を交通事故で亡くしています。この交通事故が登場人物らに関わっていると考察しています。ここでは、バス事故の真相と登場人物の繋がりを考察していきます。(ネタバレあり)

宇崎凌(間宮祥太朗)父はバス事故の運転手だった!

そもそも、宇崎が弁護士になったのは父の交通事故がキッカケ。普通の事故ではそこまで人を動かすとは思えず、おそらくは何やら不審な点があると考えられます。

相関図には事故に巻き込まれた運転手(宮川一朗太)女子高生(藤﨑ゆみあ)が存在しており、このふたりは宇崎父の事故と関係しているのでしょう。

藤﨑ゆみあの役名が明かされていないことから、誰かの家族ではないでしょうか。伊野尾の妹かな?あるいは、轟の娘。

事故の詳細は何話で明かされるのか。分かり次第、更新します!

1話放送で運転手(宮川一朗太)が宇崎の父だと判明しました!
3話放送で女子高生は轟の娘・轟佳奈だと判明しました!

宇崎と轟謙二郎(仲村トオル)の関係は加害者遺族と被害者遺族!

ピース法律事務所の所長である轟謙二郎(仲村トオル)は、原告を見つけて焚き付け訴訟を起こさせる主義。正義感の強い宇崎とは何かと衝突するこの轟。実は宇崎と深い繋がりがあります。

年齢的に見て、宇崎の父と関わりがあると考えられます。
・父と親友。
・事故を不審に思っている。
・凌の心に火をつけ訴訟を起こさせる。

以上が単純なる考察。もっと複雑かもしれません。

宇崎の父がバスの運転手。轟の娘はこの事故で亡くなっている。
ふたりの関係は、加害者遺族と被害者遺族。(3話で判明)

伊野尾麻理(上白石萌歌)が巻き込まれた事件は?

伊野尾麻理(上白石萌歌)はとある事件に巻き込まれたのがキッカケで弁護士になった女性。

この事件はもしかしたら宇崎の父の交通事故と関連しているのでは。女子高生が伊野尾の妹と考えると、事故ではなく事件との説明があることから、交通事故は事故ではなく作為的な事件だっかもしれない。

この事件を担当したのが浅見涼子か?

7話で伊野尾が盗撮されストーカーされていた過去が明かされました。犯人は黒田。浅見はこの時から伊野尾と交流があり支えとなっていたことが判明しました。

浅見涼子(りょう)が物語を動かす?

浅見涼子は捜査一課の女刑事。轟とは因縁の関係。

・元恋人。
・浅見が逮捕した犯人の弁護が轟→轟の勝利→といった経緯がある。
以上は単純な考察です。

浅見は物語を動かすキーマンかもしれません。訴訟を起こすにはキッカケとなる事故や事件があるわけで、宇崎の父の事故についても密かに真相を追っているのではないでしょうか。

3話放送後:浅見は轟とともに確実にバスの事故を追っていますね。もしかしたら、浅見は轟の元妻であり、佳奈の母ではないかと思われます。

9話放送後、佳奈の母、轟の妻は亡くなっていました。浅見は佳奈と仲が良くよき相談相手だと分かりました。

【イグナイト】には上記の人物のほか、癖あるキャラクターが登場します。キャラクターについてはキャスト記事にて紹介しています。

以上を踏まえて各話での考察を紹介していきます。

浅見と轟は宇崎の味方!

1話で宇崎の父がバスの運転手だと判明。過失とされた事故ですが、宇崎はこの過失ではないと信じています。浅見と轟は宇崎のことを「例の子」と話している様子から、ふたりもまたバス事故について何やら知っていると考えられます。

浅見と轟は宇崎の味方か否か。ここがキーポイント。

事故の原因として考えられるのは宇崎の父は過剰労働をしていたか、当日具合が悪いのに聞き入れてもらえずに運転をしていたということ。あるいは殺人事件か。

浅見と轟は宇崎の味方だと考察中。轟はバス事故で亡くなった女子高生の父ではないでしょうか。(伊野尾の妹説もぬぐえませんが)バスの中で女子高生は「お父さん」とラインをしていたのでもしやと思いました。

轟は女子高生の父でしたね!

ふたりは宇崎の動向を見守りながらも起訴のチャンスを窺っていると考察しています。

4話で轟はバス事故には裏があると踏んでいて、宇崎とともに事件を追うことを告げました。つまり
轟と浅見は宇崎の味方

轟は宇崎を泳している?

2話で事務所を辞めるという宇崎に「辞められない。お前は俺のてのひらの中という轟。かなりの意味深発言。宇崎が辞められない秘密を握っているとも考察できます。

轟は浅見から薬物売人のデータを貰っており、浅見は「新人さんはどう?」と宇崎のことを気にかけている口ぶりもあり。伊野尾も高井戸も浅見の存在を知っている。浅見は轟の元妻という可能性も考えられます。

轟は宇崎を泳がせている。理由は、宇崎を1人前の弁護士にするため。宇崎が一人前の弁護士になった暁には、バス事故の真相を突き止め、裁判を起こそうという計画をしているのでは。

3話で轟が宇崎の母の店の借金を払っていると判明。

高井戸(三山凌輝)の過去と千賀の関係は?

クールで才能ある高井戸ですが、どうやら過去が原因しているのかも。4話で高井戸の父は小さな会社を運営していたが、大手企業に言いくるめられて倒産した様子が描かれました。さらに、ラストで千賀(田中直樹)と交差する映像が流れ、このふたり、何やら関係がありそうです。

高井戸の父が訴えようとしたところ、相手側の弁護士が千賀でそれが出来なかったとのでは。高井戸の敵は千賀であると考察しています。

5話で高井戸が千賀の事務所に移籍しました。父の裁判シーンがチラリと描かれており、今後、このシーンが出てくると思われます。この時、千賀の姿があるのでは…。高井戸の目的は千賀への復讐のためではないかと思われます。

6話で高井戸の父の敵ともなった弁護士が千賀だと判明しました。

【考察2】バス事故に湊市が関係している!音部市長の動向に注目!

3話で登場したのが高嶋政伸さん演じる湊市長の音部。女子職員へのパワハラ疑惑が浅見によって判明しています。この時、轟が思い浮かべているのが、バス事故の記者会見。市長が謝罪している様子からして、バス事故に関与していると考察できます。

4話以降、ジワリジワリと解明されていきそう。一癖も二癖もある人物を演じた最古級の高嶋政伸さんの動向に注目していきます。

警察内部に黒幕がいる!?

事故で判明していること。

・宇崎の父・裕生(宮川一朗太)は、事故当日、副作用の強い薬物を飲用し、工事現場に入り込み事故を起こしている。
・警察内部で何者かが揉み消している。その人物は音部と繋がっている。
・音部はバス事故で記者会見を開いている。

4話放送後の考察
どうやら、警察上層部に怪しき黒幕がいそうです。裕生が薬を服用したというのは警察ででっち上げた嘘ではないでしょうか。もしくは、副作用が強い薬とは知らず、服用してしまったか。その薬を裕生に渡した人物が警察の人間。薬物売買を隠すために真相まで追い詰めていない。

『イグナイト』黒幕、犯人は警察官!?大物俳優がサプライズ登場か?法の無法者
間宮祥太朗主演ドラマ『イグナイト』のバス事故の黒幕・犯人は誰か、演者は大物俳優かを考察紹介します。黒幕演者候補は吉川晃司、香川照之、髙嶋政宏ら。事故の概要、黒幕の正体など紹介しています。

9話放送後の考察
警視庁副総監が黒幕では。石倉と繋がっていて、証拠隠滅しています。

薬の伏線回収がある?

2話では大学生の薬物所持が描かれ、5話では宇崎と桐石が担当した高島陽次(羽場裕一)が怪しい健康サプリで設けていることが判明しています。高島は音部の古くからの友人。バス事故の原因は薬。この薬がキーポイントになるのでは。

高島に接近したのは、音羽に近づくためでもあるので、今後何らかの伏線回収があるのではと考察しています。

【考察3】政界がらみのバス事故!国が敵か?

石倉(杉本哲太)が隠ぺい支持?

7話から、バス事故は国が関与していたと考えられます。石倉は当時の国土交通省大臣。事故の真相を握る人物ではないでしょうか。何らかのミスを権力を盾にしてもみ消したと考えられます。

最終回にむけて徐々に明かされていくでしょう。考察随時更新予定!
→上記、ネタバレにて詳細記載。

【イグナイト】最終回結末はどうなる?

イグナイトには原作がないので最終回結末は想像を上回る展開になるかもしれません。どんな結末を迎えるのか、ここでは、最終回までの鑑賞においてのチェックポイントと最終回結末の予想を紹介します。

見どころチェックポイント3つ

単純なヒューマンドラマではなく裁判までの人間ドラマ

弁護士ドラマは裁判を主軸にして描かれることが多いですが、「イグナイト」は裁判までの過程を重視しています。宇崎らが原告となる人物に訴訟を起こさせるべく働きかける術、各話に登場する原告となる人物の心情などもチェックしていきましょう。

弁護士界の実態を描く

弁護士は、2000年以降の司法制度改革によって、20年で倍以上に急増しています。依頼人からの弁護士費用が収入源の弁護士というだけでは食べられない世の中になっています。そんな弁護士界の実態を知るキッカケにもなるでしょう。

アクションシーンに注目

仲村トオルさんが出演している「帰ってきたあぶない刑事」の原廣利が監督を務める「イグナイト」。リーガルドラマではほとんど見られないアクションシーンも見どころになっています。間宮祥太朗さん、仲村トオルさん、三山凌輝さんのカッコイイアクションに見ほれること間違いなし!絶対に見逃さないように。要チェックです!

最終回は続編ニオワセのハッピーエンド

どのドラマでも最終回を放送すると続編があるのかが気になります。本作もしかり。
リーガルドラマですから、次から次へと案件があれば、ストーリー展開は可能です。なんとなく続編はありそう的な流れになると予想しています。

物語当初は轟と衝突していた宇崎は成長しいっぱしの弁護士に。ピース法律事務所のメンバーは一致団結し、再び原告を捜しだそうというハッピーエンドのラストシーンをイメージしています。

【イグナイト】の主題歌はB’z 新曲「恐るるなかれ灰は灰に」

物語を膨らませ感動を与える主題歌。本作の主題歌はB’z の新曲恐るるなかれ灰は灰に」に決定しました。

B’zがTBS系ドラマの主題歌を担当するのは、2017年以来(日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』主題歌「Still Alive」)8年ぶりです。

コメント

『イグナイト -法の無法者-』の主題歌「恐るるなかれ灰は灰に」はB'zとしても久々にヘビーな曲になりました。
“君の必要としてる僕になりたい”と心から思う時の人間の爆発力を感じてもらえると嬉しいです。
この曲がドラマとどういう風に共鳴できるのかワクワクしてます。
そしてライブで演奏するのがとても楽しみです。

松本孝弘 / 稲葉浩志

B’z の歌声がドラマを盛り上げます。主題歌は1話で放送解禁です。楽しみですね。

放送解禁後、ドラマをもり上げ中です!

【イグナイト】ネタバレあらすじは毎週更新

【イグナイト】は、TBSとコンテンツ・スタジオ BABEL LABELの初タッグ作品。スタジオ BABEL LABELは企画、制作、納品を担うコンテンツ会社で映画「正体」などを手掛けています。原廣利氏、山口健人氏、畑中翔太氏もBABEL LABELのメンバー。どんな奇抜なアイデアが登場するか、どんなアングルの映像があるか、見どころ満載です。
ドラマ【イグナイト】はTBS金曜ドラマ枠(毎週金曜よる10時)で放送!最終回まで楽しみましょう。

・イグナイトのネタバレあらすじ全話
・考察まとめ(事故の真相と人間関係)
・チェックポイント3つと最終回結末予想
・主題歌
以上について紹介。本記事は最終回まで更新していきます。

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ピース法律事務所
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【イグナイト】全話まとめ

放送後に各話の演出や伏線回収、見どころ、感想、解説をネタバレありで紹介していきます。全話の最終まとめとなっています。

1話 殺人事件

宇崎が晴れて弁護士になった姿を描いた1話。轟と浅見の怪しい関係もチラリと描いています。過失事故は殺人事件であろうという結末。導き手が轟であり宇崎でもあり。轟がやけに詳しい情報を持っているのは浅見の力と桐石との裏工作という伏線回収で襲撃的な展開というラストで次なる期待へと導く手法です。
見どころ場面は宇崎を演じる間宮祥太朗さんのアクションシーンです。廃車の車を持っていた三井の口を割らせようと車で逃げる三井を追う宇崎。間宮祥太朗さんの体を張ったカーアクションはお見事。また、冒頭でのバス事故のシーンも見どころになっています。

2話 大学薬物問題

大学のスポーツ部での薬物使用は実際の事件でもあり、国からの補助金が出ていることも取り上げ、とてもリアルな切り込んだんストーリーになっています。また、颯斗の姿からは期待される選手の荷の重さも感じました。
浅見と轟の関係はまだ判明していませんが、ふたりのやり取りはかなり面白い。轟がドーナツを食べるのが可愛くもあり、仲村トオルさんのおちゃめな顔も楽しめる作品になっています

3話 外国人労働問題

外国人労働問題、労災問題を取り上げた3話。3話は伊野尾が活躍。上白石萌歌さんのバイクシーンは「カッコイイ」。上白石萌歌さんは可愛いイメージだったので、この意外性が新鮮でよかったですね。また、3話も間宮祥太朗さんのアクションシーンもあり、アンミカさんがかなり地味目な女性を演じていて見どころに。アンミカさんの煌びやかなオーラをすっかりと消し去った演技はお見事でした。
外国人労働問題や労働問題は、リアルにあるあるのこと。外国人に限らず、企業と争うことを恐れる方はいると思います。このドラマがキッカケとなり、労災だと言えずにいる方の後押しになったら「凄いな」なんて思ってます。

4話 特許問題

特許問題を取り上げた4話。4話はtimeleszの原嘉孝さんが若社長役で出演。原嘉孝さんが演じる一也が涙こらえながらもポロリとこぼれてしまう親子再会のシーンは見どころです。また、4話はクールな高井戸が活躍。カラオケシーンでは高井戸役の三山凌輝さんが歌いまくりでBGMになっていました。粋な演出です。この高井戸にも何やら過去がありそうで、今後の展開に注目です。
バス事故の真相にも迫りつつ、田中直樹さん演じる千賀も怪しくて気になる要素は満点。まだまだ先は見えませんが、着実に、1歩づつ進展中!
間宮祥太朗さんが演じる宇崎と仲村トオルさんが演じる轟がいい感じのバディになってきてふたりのやり取りは面白さが増していますこちらもお見逃しなく♪♪

5話 詐欺で荒稼ぎ

宇崎と桐石がタッグを組んだ5話は会社の隠し金と詐欺事件を扱ったストーリー。詐欺で設けた金をうまいこと隠している社長。執行委員も乗り出すかなり難しい案件に宇崎と桐石がトライしました。
宇崎の中にある「轟への疑念」も桐石によって晴れました。轟が被害者遺族であることが宇崎には引っかかっていたこと。「俺は加害者遺族。どこかで轟は俺を恨んでいるのじゃないか」と桐石に打打ち明けますが、桐石は聞く耳もたず。仕事をするよう冷たく言い放ちました。そんな桐石がラストで泣かせてくれましたよ。桐石は、轟は宇崎もまたバス事故の被害者遺族だと思っているのだと伝えました。多くを語らずクールな桐石ですが、熱いハートの持ち主なのだとウルウル。その言葉に喜ぶ宇崎は可愛い。普段は男くさい宇崎だけど、この時の宇崎は可愛い。及川光博さんの桐石も最高。ナイスキャスティング!

6話 パワハラ問題

6話は高井戸の物語といっても過言ではないでしょう。音部が市長という権力でもみ消そうとしたパワハラ事件にメスを入れたストーリー。宇崎と轟がバス事故の真相を暴くための手段ともいえる裁判でもあり、高井戸の過去事件を暴くための物語にもなっています。5話の高島も再び登場し詐欺事件が音部の悪事を暴く伏線にもなっています。
高井戸を演じる三山凌輝の演技は必見の価値あり。またラストが衝撃的。杉本哲太演じる男が何者なのかと次回が見たくなる展開はありきたりとは言えますが引かれる要素は十分。視聴者を楽しませる演出になっています。

7話 盗撮・ストーカー問題

7話は伊野尾の過去と女子高生の盗撮事件をリンクさせていくストーリー。伊野尾と浅見の関係も丁寧な描きとなっており、伊野尾が浅見を信頼していることがわかります。盗撮されストーカーされ、その恐怖を伊野尾自身が体験。トラウマは未だに拭いきれず克服するのに時間がかかる。犯人はそう重くはない罪で被害者の心の傷は大きい。このギャップは納得できない部分でもあり、被害を訴えられない被害者もいる。その問題点を伊野尾が指摘しており分かりやすい。また、伊野尾が克服しつつある様も描かれており、そこには宇崎らの大きな支えがあるのだという流れです。伊野尾の過去の映像が現在の中に絶妙なタイミングで織り込まれており引き込まれる演出になっています。ラストはやはり衝撃的。轟の凄みが閉めとなり次回に興味そそられる演出です。

 

8話 医療過誤問題 

8話は医療過誤、医療ミスの問題。今回は学会に出るため急いで手術をした河野のミスという事件。「医師は成果や名声ばかりに気にしている。倫理観を問うべきだ」という宇崎と船木。河野が自身の地位を確保したいがためのミスですが、病院側もまた隠ぺいを図っている。相互の関係性をも問う問題で宇崎と船木のセリフはリアルな声ととらえました。船木が偉ぶらない医師で良きキャラクター。頼れる存在でもあり、宇崎との飲みのシーンは楽しめるシーンになっています。

9話 episode0・バス爆発事件

9話はバス爆発事故に遡っての物語。轟のストーリーでもあり、1話の伏線回収もあり。轟の佳奈が事故に遭い亡くなったと轟が知るまでの場面は、スローモーションでセリフなし。浅見の涙や連絡を受けた轟の表情が変わるなど、鋭い演出がよき。人の死というのは、当事者にとってスローモーションのようなものかもしれない。突然の衝撃というよりじわじわと来る。そして、轟が「佳奈」と泣くことでスローモーションシーンから通常のセリフありのシーンになります。ストーリー展開は面白さが重要ですが「見せる展開」もまた重要。9話のシーンは「見せる展開」が成功していると思いました。

10話 黒幕と事故の実態

最終回目前。10話はいよいよバス事故の真相に迫りました。石倉は警視副総監、IGテクノロジーズの社長と繋がっている。轟のことを大したことはないと高を括っていたようですが、ラストで千賀を雇ったことで、それなりに轟の力を感じ始めていると分かります。だからこそ、轟を潰す。どす黒い政治家というものは、我が身のことしか考えていない。ドラマにありがちな黒幕設定ですが、自動運転システム搭載というのがかなり目新しく、轟らのキャラ設定も良くストリートを盛り上げています。

最終回 逆転勝利

裕生の無実を証明することは難しく敗訴の兆しもありましたが、轟の采配によって勝利へと導かれました。裁判シーンは緊張の中、ハラハラの展開。引き込まれるシーンに仕上がっています。事務所のメンバーと浅見、桐石の黒スーツが一段とかっこよくその姿を眺めるだけでも見る価値はあり。次なる案件に挑む宇崎ら。これは続きがあるかもしれない。そんな余韻を残したラストも良かったです。

TBS
hitomi

ライター歴12年以上。web新聞記事、恋愛やドラマコラム、小説などを手掛け現在dorama9にてドラマ記事を執筆。GP帯ドラマのほか深夜ドラマも鑑賞。恋愛、不倫、サスペンスドラマが好き。視聴者の声をリサーチし、分かりやすい記事を心掛けています。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】