朝ドラ【わろてんか】キャストとあらすじ!吉本創業者役で葵わかな、松坂桃李、高橋一生ら出演
2017年後期・10月~放送の朝ドラ・NHK連続テレビ小説【わろてんか】は吉本興業の創業者・吉本せいがモデル!
ヒロインは葵わかなさん。2378名の候補者の中から選ばれました。
脚本は「アオハライド」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」などの吉田智子さん。
ほかのキャストは「視覚探偵 日暮旅人」の松坂桃李さん、「釣りバカ日誌」の濱田 岳さん、大河ドラマで「政次ロス」を起こした高橋一生さんなど主役級がそろいます。
素人同然の若夫婦が大阪から、日本中の人を笑わせるべく、二人三脚の大冒険に!
今回は朝ドラ・NHK連続テレビ小説「わろてんか」の基本情報、キャスト、あらすじをまとめます。
※キャスト情報は更新していきます。(2018年1月以降を追加しました)
朝ドラ【わろてんか】のキャスト
回が進み、人物が増えてきましたので、主な出演週(出演編)に分けて紹介します
【わろてんか】1月放送以降のキャスト
成田凌(役:北村隼也)
北村隼也(きたむら・しゅんや)………カリフォルニア在住の祖母・啄子つえこを頼ってアメリカへ遊学。レビューやミュージカルについての見聞を広め、先進的なエンターテインメントを学んで帰国する。北村笑店の経営に参画するつもりだったが、最初は丁稚でっち奉公からという昔気質の親や風太たちとぶつかりながらも、北村の跡継ぎとして成長していく。
成田凌(なりた りょう)………1993年11月22日生まれ。埼玉県出身。ソニー・ミュージックアーティスツ 所属。美容師の学校へ通っていたときファッション雑誌『MEN’S NON-NO』のモデルオーディションに合格、芸能活動へ。ドラマ『FLASHBACK』『She』『ブスと野獣』『学校のカイダン』『ふれなばおちん』と出演し、2016年の大ヒッドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で注目された。2017年は『大貧乏』『人は見た目が100パーセント』、月9ドラマ『コード・ブルー3rd season』に出演。若手人気俳優のひとり。
「わろてんか」ファンとして、この作品に携わることができ、うれしく思います。後半からの出演で、視聴者の皆さまに馴染なじんでいただけるか不安もありますが、しっかり役と向き合い、愛される人間を演じ、日本の朝に笑いを届けたいと思います。
松尾諭(役:川上四郎)
川上 四郎(かわかみ・しろう)………漫才師。リリコの漫才の相方。音楽学校でピアノを学び演奏家として大成する夢を追うがかなわず、無声映画の伴奏楽士をしていた。だが、映画トーキー化のあおりを受け楽士の仕事がなくなり、リリコの流行歌漫才で伴奏の相方を務めることになる。口べたでプライドの高い四郎が、はたしてリリコと組んでどんな漫才を作り上げてゆくのか?
松尾諭(まつお さとる)………1975年生まれ。2000年、俳優を目指して上京。映画『忘れられぬ人々』で俳優としてデビュー。下積み時代には女優・井川遥の付き人も務めた。2007年、テレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』でオーディションを経て主要SP役5人の中の1人、山本巡査部長役に抜擢され注目を集める。2017年は朝ドラ『ひよっこ』、特別ドラマ『警視庁機動捜査隊216』『アイ~私と彼女と人工知能』『日本をゆっくり走ってみたよ。』などに出演。
四郎はとてもすてきな役です。漫才に加えて、アコーディオンはとても難しいですが、広瀬アリスさんの足を引っ張らないように日夜、笑いと演奏を磨いております。できれば美女と野獣と言われないように、美も磨いていきたいです。
水上京香(役: 加納つばき)※連続テレビ小説初出演
加納つばき(かのう・つばき)………隼也の恋人。父は大手銀行の頭取で乳母日傘おんばひがさの箱入り娘だが、アメリカでの生活経験もあり、つばき自身は進歩的な考えの持ち主。隼也と偶然知り合い、互いにひかれあうようになるが、二人の行く手には大きな障害が待ち受けている。
水上京香(みなかみ きょうか)………1995年12月3日生まれ。滋賀県出身。トップコート所属。2014年、「トップコート20thスターオーディション」でグランプリを受賞し芸能界入り。ドラマ出演に『学校のカイダン』『仰げば尊し』などがある。2017年10月、バラエティ番組「笑ってコラえて!」で「笑コラ砲炸裂の旅」第1回新米美人記者を務めた。
念願の朝ドラへの出演がかない、感謝の気持ちでいっぱいです。笑って泣いて、たくさんの愛が溢れる作品の中で、魅力的なキャストの方々とお芝居できることが楽しみです。笑いの輪が広がっていくように精いっぱい頑張ります!
【わろてんか】レギュラーキャスト
葵わかな(役:藤岡てん)
藤岡てん(ふじおか・てん)…〈ヒロイン〉モデルは吉本興業創始者の吉本せい。
京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女で、いつも周りを朗らかにしながら自分もよく笑う、いわゆる笑い上戸(=ゲラ)な女の子。ところがある日、父から笑い禁止を命じられ窮屈な日々を過ごすことに…。そんな時旅芸人の藤吉と出会って笑いの力を再認識、てんは「笑って生きる」ことこそが人生の希望だと確信します。なので、てんのモットーは笑顔を絶やさず、人にやさしく、そして商売に厳しく。日本中に笑いを広める夢を叶えるべく懸命に働きます。
葵わかな(あおい わかな)…1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。
2009年にスカウトされ、ドラマ「サムライ・ハイスクール」の杏の幼少期で女優デビュー。NHKでは2016年に広島発地域ドラマ「舞え!KAGURA姫」で主演。主な出演作に映画「サバイバルファミリー」「陽だまりの彼女」「くちびるに歌を」「ホラーの天使(主演)」など。2018年に映画「ミッドナイト・バス」公開予定。
新井美羽(役:てんの幼少期)
新井美羽(あらい みう)…2006年9月17日生まれ。2017年、『おんな城主 直虎』おとわ(幼少期)/竜宮小僧役で知名度をあげる。他の主な出演作に『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』笠木未来役、映画「ワンダーウーマン」主人公ダイアナ幼少期<日本語吹替>「幼な子われらに生まれ」田中恵理子役など。
松坂桃李(役:北村藤吉)
北村藤吉(きたむら とうきち)…〈てんの夫〉モデルは吉本興業の創始者・吉本泰三(吉兵衛)。
大阪船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」の長男[1]。家業を継ぐのがイヤで旅芸人一座にまぎれ込んでいた時、てんと出会い恋に落ちる。笑いが好きなのだが芸の才能はなく、てんと結婚するため船場に戻って家を継ごうと決心する。心優しく人を信用し過ぎて失敗するのが玉にキズだが、てんを「一生笑わせてやる」という誓いを忘れず、その実現のために突っ走るロマンチストでもある。
※1 第14回(10月17日放送)で本名が藤吉郎で、大阪の米問屋の跡取り息子のボンボンと判明。
松坂桃李(まつざか とおり)…1988年10月17日生まれ、 神奈川県出身。
2008年「チャレンジFBモデル2008オーディション」グランプリ受賞、雑誌『FINEBOYS』専属モデルに。2009年「侍戦隊シンケンジャー」 シンケンレッド役で俳優デビュー。2011年公開の映画『アントキノイノチ』、『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』で第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞など。近作はドラマ「視覚探偵 日暮旅人」「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」映画「ユリゴコロ」など。
濱田 岳(役:武井風太)
武井風太(たけい・ふうた)…<てんの幼なじみ>モデルは林正之助(吉本興業第1・3代社長で吉本せいの弟)
「藤岡屋」の親戚の子で使用人として働いている。幼い頃[1]からてんと一緒に育てられ、仲の良い兄のような存在だが、てんからは常に弟扱いを受けている。じつはてんのことをひそかに好いており、てんを守るためなら命もかける熱い青年なのだ。てんが藤吉と一緒になって以降も、てんのために身を粉にして働くことをいとわず、終生の忠誠を誓う一本気さがかわいい男。
※1 第8回(10月10日放送)で7才のとき丁稚に来て口減らしだとひねくれていたと判明。
※第9週で藤吉と喧嘩した帰り道、寺ギンとぶつかり、以降なぜか気に入られ寺ギンものとで居候する。藤吉に芸のことを知らないと反論されたから芸を学ぶという理由もある。
濱田 岳(はまだ がく)…1988年6月28日生まれ。東京都出身。
子役で活動後、2004年「3年B組金八先生」の出演から本格的に俳優活動。2006年「青いうた〜のど自慢 青春編〜」で映画初主演。2008年「アヒルと鴨のコインロッカー」で第22回 高崎映画祭最優秀主演男優賞。近作に主演ドラマ「釣りバカ日誌Season2 〜新入社員 浜崎伝助〜」
鈴木福(役:風太の幼少期)
鈴木 福(すずき ふく)…2004年6月17日生まれ。 東京都出身。
テアトルアカデミー所属。2006年、NHK教育(当時)の『いないいないばあっ!』で芸能界デビュー。2010年、NHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』や映画『ちょんまげぷりん』などに出演。2011年4月クールの『マルモのおきて』笹倉友樹役でブレイク。主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』でCDデビューし紅白出場も果たす。ほかにドラマ『妖怪人間ベム』映画『コドモ警察』、『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』チャーリー・ブラウン 役など。
高橋一生(役:伊能 栞)
伊能 栞(いのう・しおり)…<青年実業家>モデルは小林一三(東宝阪急の創始者でてんの相談役)
東京生まれの東京育ち。大阪の伊能薬品社長の息子だが正妻の子でないため、神戸で貿易会社を興して実家とは距離を置いている。てんの結婚相手になるはずだったが、てんが藤吉を好きだと知って、てんを後押ししてやる度量の広い男。エンターテインメントに関心があり、それが縁で藤吉やてんと親交を深め、日本に華やかなショービジネスを根付かせていくことになる。
高橋一生(たかはし いっせい)…1980年12月9日生まれ。東京都出身。
1995年、ジブリの『耳をすませば』で天沢聖司の声を演じる。2015年のドラマ「民王」と、2017年のドラマ「カルテット」でコンフィデンスアワード・ドラマ賞の助演男優賞。大河ドラマ「おんな城主 直虎」小野但馬守政次役が人気を博す。2017上半期ブレイク俳優ランキング(オリコン調べ)で男女問わず幅広い世代から1位に。今、最も旬な俳優の一人である。
【わろてんか】京都編のキャスト
遠藤憲一(役:藤岡儀兵衛)
藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへえ)…<てんの父>モデルは林豊次郎(米穀商を営む、せいの父)
京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」当主。番頭の時の仕事ぶりをハツに見込まれ入り婿になった。一言で言えば、堅物で仏頂面のまったく面白味のない男だが、本当は家族を想(おも)う気持ちの深い慈悲の人でもある。儀兵衛が笑い上戸のてんに“笑い禁止”を厳命したことからこの物語が始まっており、じつは儀兵衛こそが真の笑いの神・・・なのかもしれない。
※第18回(10月21日放送)で藤吉と結婚を申し出る長女てんを勘当する。
遠藤憲一(えんどう けんいち)…1961年6月28日生まれ。東京都出身。
こわもての容姿から悪役を演じることも多いが、NHK朝ドラ「てっぱん」の人情あふれる父親役やドラマ「民王」のコミカルな総理大臣役、ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の28歳年下女性と結婚を切望する役など幅広く演じる。2017年は、ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」「愛してたって秘密はある」「ほんとにあった怖い話」などに出演。古沢良太脚本の映画「ミックス」公開も控えている
鈴木保奈美(役:藤岡しず)
藤岡しず(ふじおか・しず)…<てんの母>モデルは林ちよ(せいの母)
おっとりとした天然キャラの奥様だが、料理が得意で「藤岡屋」の台所を取りしきっている。入り婿として重圧に耐える夫のことを誰よりも理解して、子供たちと父親の仲を取り持つような聡明(そうめい)さを兼ね備えた女性でもある。てんの笑い上戸はこの母がいればこそであり、てんの笑顔と優しさはこの母をなくしては語れない。
※第23回では親として娘てんを信じていることを北村啄子(きたむら・えつこ)に話し、啄子に指導を頼む。「鈴木対決」として後番組「あさイチ」やネットで話題に。
鈴木保奈美(すずき ほなみ)…1966年8月14日生まれ。東京都出身。
ホリプロスカウトキャラバン審査員特別賞獲得をきっかけにデビュー。1991年、月9ドラマ「東京ラブストーリー」のヒロイン役でブレイク。1992年「愛という名のもとに」1994年「この世の果て」1995年「恋人よ」などの主演ドラマで活躍。1998年とんねるずの石橋貴明と結婚後しばらく芸能界を引退していたが、2011年、大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」で本格的に女優復帰。キャリアウーマンや主婦役など多彩なドラマに出演している。
竹下景子(役:藤岡ハツ)
藤岡ハツ(ふじおか・はつ)…<てんの祖母>
老舗「藤岡屋」の伝統を誰よりも重んじる厳しい人で当主の儀兵衛も恐れる大奥様である。だが、普段は茶目っ気(ちゃめっけ)たっぷりの女性で、てんの見合い相手・伊能のことが気に入った時も、もし自分があと四十歳若かったら・・・と残念がる乙女な心を持ち合わせるキュートな女性でもある。
竹下景子(たけした けいこ)…1953年9月15日生まれ。愛知県出身。
バラエティー番組 『クイズダービー』レギュラー解答者として活躍。俳優として主な出演作に大河ドラマ「黄金の日日」「徳川家康」「独眼竜政宗」「毛利元就」、「北の国から」シリーズ、朝ドラ「純情きらり」 映画「学校」など。
千葉雄大(役:藤岡新一)
藤岡新一(ふじおか・しんいち)…<てんの兄>
薬学科の学生。小さい頃から病弱で、どんな病気でも治せる薬を開発したいと思い、将来は研究のためドイツへの留学を夢見ている。厳しい父に反抗する時もあるが、薬種問屋の仕事に誇りを持ち、実直に働く父を尊敬もしている。てんにとっては、とても優しい兄で、笑いに目を向けさせてくれた人生の先輩[1]でもある。
※ 第11回(10月13日放送)で、てんに「笑いは人間の特権」「つらいときこそ笑うんだ」と伝える。
第12回(10月14日放送)で亡くなる。ナレ死と視聴者の話題に。
千葉雄大(ちば ゆうだい)…1989年3月9日生まれ。宮城県出身。
モデル活動後、『天装戦隊ゴセイジャー』(2010年)でデビュー。主な出演に『白戸修の事件簿』(2012年) 主演、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2015年)、『家売るオンナ』(2016年)など。2017年は『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』 主演、『兄に愛されすぎて困ってます』『ソースさんの恋』『帝一の國』など出演多数。
堀田真由(役:藤岡りん)
藤岡りん(ふじおか・りん)…<てんの妹>
笑顔を絶やさない姉・てんのことが大好きな妹。いつも問題を起こすてんとは違って、母親似で控えめなりんは父から怒られることもない。だが、てんが駆け落ちを覚悟した時、りんはそれまで見せなかった大胆な行動に出て周囲を驚かせる[1]。じつは母のしずと同様に、怒らせると怖いタイプの女性?
※1 第18回(10月21日放送)で婿を取り藤岡屋を継ぐから姉を行かせてと両親に頼む。その後、婿をとる。
堀田真由(ほった まゆ)…1998年4月2日 生まれ。滋賀県出身。
2014年、アミューズの新人発掘イベント「オーディションフェス2014」でWOWOWドラマ賞を受賞。以降、2015年、WOWOWのドラマW『テミスの求刑』でデビュー。2016年、ドラマ『獄門島』、2017年『&美少女〜NEXT GIRL meets Tokyo〜 』第2話に出演など。
徳永えり(役:トキ)
トキ…<てん付きの女中>
「藤岡屋」の従業員。てんの身の回りを世話する付き女中である。てんにとっては姉のような存在で、とくに恋愛に関してはいろいろと意見をくれる大切な相談相手なのだが、じつはトキ自身は恋などしたことがなく、すべては恋愛小説に書いてあることの受け売り。風太のことを憎からず思っているが、恋は成就するのか。
※しずの命で、北村屋の女中としててんを見守ってきた。北村屋廃業に伴い、第30回にて京都に戻る。第47回でてんの寄席「風鳥亭」へ戻る。
徳永えり(とくなが えり)…1988年5月9日生まれ。大阪府出身。
ファッション雑誌『ピチレモン』の準グランプリを獲得し、専属モデルに。2004年、ドラマ『放課後。』で女優デビュー。2006年、『放郷物語 THROES OUT MY HOMETOWN』で映画初出演・初主演。2010年、映画『春との旅』で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞と日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。ほかに映画『フラガール』『ハナミズキ』、朝ドラ『梅ちゃん先生』、『心がポキッとね』『美女と男子』など。
【わろてんか】大阪船場編のキャスト
鈴木京香(役:北村啄子)
北村啄子(きたむら・つえこ)…<藤吉の母>モデルはユキ(吉本泰三の継母:荒物問屋を営む吉本吉左衛門の後妻)
大阪船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」のご寮(りょん)さん。夫亡き後、女手一つで店を切り盛りし二人の子供を育ててきた、まさにゴッドマザーである。150年続いてきた北村屋の暖簾(のれん)に誇りを持ち、息子の藤吉が店を継いでくれることを何よりも望んでいる。突然藤吉が連れてきたてんのことを当初は目の敵にして、何かと厳しく接するが、そのスパルタ修業に食らいつくてんに図らずも商売のいろはを教え込むことになる。
※第30回にて北村屋を廃業し(啄子の夫の借金を返そうとした藤吉が家を担保にし事業を起こそうとし失敗してしまったため)、藤吉とてんとともに芸人長屋へ移り住む。第8週ラストで藤吉とてんの結婚を認めアメリカへわたる。
鈴木京香(すずき きょうか)1968年5月31日生まれ。宮城県出身。
1991年、1年間放送された連続テレビ小説 『君の名は』ヒロイン役で広く知られるようになった。大河ドラマも2016年「真田丸」北政所 役など複数回出演。「王様のレストラン」をはじめ三谷幸喜作品の常連。主な主演ドラマに2010年「セカンドバージン」(映画化もされた)、2013年湊かなえ原作「夜行観覧車」、2017年「大沢在昌サスペンス 冬芽の人」など。
岡本玲(役:杉田楓)
杉田 楓(すぎた・かえで)…<藤吉の許婚(いいなずけ)>
藤吉の母・啄子(つえこ)が勝手に決めた許婚。船場(せんば)の大店の娘で商才もあり一見非の打ちどころがない女性だが、結婚に愛情は不要だと言い放つ冷徹さもある。楓はてんとの出会いによって、秘めた自分の本心と向き合うことになり、新しい人生の一歩を踏み出していく。
※第7週で、記者になり職業婦人として歌人を目指しているとてんに報告。風鳥亭での文鳥師匠の落語を記者として広めた。
岡本玲(おかもと れい)…1991年6月18日生まれ。和歌山県出身。
2003年、雑誌『ニコラ』の専属モデルオーディションでグランプリを受賞し芸能界入り。主な出演作品に『フリーター、家を買う』『純と愛』『杉村三郎シリーズ』 『はじめまして、愛しています。』など。
時代物の朝ドラ出演が夢だった。第21回ので精米をするシーンがあるが、撮影前に『深川江戸資料館』で体験をした。
広瀬アリス(役:秦野リリコ)※連続テレビ小説初出演
秦野リリコ(はたの・りりこ)…<てんの恋敵にして終生の友>得意芸:娘義太夫、モデルはミス・ワカナ[1]。
幼い頃から旅回りの芸人一座にいて、そこへ転がり込んできた藤吉を兄のように慕い、いつしか恋心を抱くようになった。てんの存在を疎ましく思い、たびたび二人の仲を邪魔しようと引っかき回す、乙女心に火がついたら止められないタイプ。娘義太夫で一躍人気を博し東京でスターとなるも、すべてを捨ててんと藤吉の前に再び姿を現す。
※1 リリコのモデルはミス・ワカナ。広瀬アリスさんが「ごごナマ」(11/10放送)出演の際に明かした。リリコは他の人の要素もあるが、ワカナさんのビデオを見て役作りしたという。
※第10週で伊能栞に活動写真に出ることを勧められ、参加してみることに。
広瀬アリス(ひろせ アリス)…1994年12月11日生まれ。静岡県出身。
妹はモデルで女優の広瀬すず。姉妹で雑誌「セブンティーン」のモデルとなった。全国高等学校サッカー選手権大会応援マネージャーも年代は違うが姉妹で務めている。女優として主な出演作にドラマ『玉川区役所 OF THE DEAD』、『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』みち子役、映画『銀の匙 Silver Spoon』など。
【わろてんか】商売編・風鳥亭の人々のキャスト
大野拓朗(役:キース)
キース…〈丸メガネのお調子者〉得意技「話芸」、モデルは横山エンタツ
藤吉やリリコと同じ旅芸人一座で育った芸人仲間。 メガネがトレードマークで頭の回転が早く機知に富み、海外文化などについての知識も豊富なインテリ。本人にまったく悪気はないが、たびたびトラブルを起こしては藤吉やてんに迷惑をかけてしまう。のちにはアサリとコンビを組んで旧態の万歳を革新し、いまの漫才に通じる「しゃべくり漫才」を生み出すことになる。
大野拓朗(おおの たくろう)…1988年11月14日生まれ。東京都出身。
2010年、ホリプロ創業50周年記念事業の『キャンパスター☆H50withメンズノンノ』でグランプリを受賞。同年、映画『インシテミル~7日間のデス・ゲーム~』で俳優デビュー。2011年、『美咲ナンバーワン!!』で連続ドラマに初出演。2017年、『猫忍』で映画初主演を務めた。
前田旺志郎(役:キースの幼少期)
前田旺志郎(まえだ おうしろう)…2000年12月7日生まれ。大阪府出身。
松竹エンタテインメント所属。兄の前田航基とはお笑いコンビ「まえだまえだ」を結成しM-1グランプリ2007」の準決勝に史上最年少で進出。主な作品に『平清盛』『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』など。最新出演作は『ウツボカズラの夢』で福本知也役。
前野朋哉(役:アサリ)
アサリ…<夢より金が命のリアリスト>得意芸は俄(にわか):歌舞伎の演目などを風刺する即興寸劇のこと。モデルは花菱アチャコ。
歌舞伎役者に憧れを抱くが実力もコネもなく、さらにその顔で役者は無理…と言われて、俄を演じる芸人になった。「銭がないと夢もへったくれもない」と言ってはばからず、周囲からは守銭奴だと思われているが、じつは心根の優しい男でもある。何かにつけてキースと対立するが、そのとぼけた風貌と物言いが、のちにキースとコンビを組んで大きく花開くことになる。
前野朋哉(まえの ともや)…1986年1月14日生まれ。岡山県倉敷市出身。
監督・脚本・主演の『脚の生えたおたまじゃくし』は、2009年に第4回福井映画祭にて観客賞と田中光敏監督賞を受賞。俳優としての近作は映画『エミアビのはじまりとはじまり』『笑う招き猫』『東京喰種トーキョーグール』など。
※11/4のトークショーで漫才のコンテスト(M-1)に出場したことを明かした。大野拓朗演じる芸人のキースとコンビ『潮干狩り』を組み、結果は2回戦敗退。しかし芸人の役に生かされると語っていた。
藤井 隆(役:万丈目 吉蔵)
万丈目 吉蔵(まんじょうめ・きちぞう)…<まったく面白くない芸人でダメ亭主>得意芸:後ろ面、モデルは玉松一郎。
大阪天満(てんま)の貧乏長屋に住む芸人。藤吉とは古くからの知り合いで、長屋に引っ越してきたてんと藤吉のことを親身になって世話してくれる面倒見の良い男。だが芸人としての仕事はほとんどなく、妻の歌子が営む一膳飯屋でブラブラしており、毎日、歌子とケンカが絶えない。だが周囲からは本業の芸よりも夫婦ゲンカの会話の方が面白いと言われ、これがのちに夫婦漫才のパイオニアになる・・・かも?!
藤井隆(ふじい たかし)…1972年3月10日生まれ。大阪府出身。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。妻はタレントの乙葉。2016年にレギュラー出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』最終回では夫婦役で乙葉と共演した。俳優として2004年、映画『カーテンコール』で第15回日本映画批評家大賞新人賞。2016年、大河ドラマ「真田丸」佐助役でレギュラー出演など。
枝元 萌(万丈目 歌子)
万丈目 歌子(まんじょうめ・うたこ)…<「万々亭」店主・吉蔵の妻>モデルは夫婦漫才のミスワカナ。
吉蔵の妻で一膳飯屋「万々亭(まんまんてい)」を切り盛りし、働きの悪い亭主に代わって家計を支えている。いつも吉蔵に文句を言っては夫婦ゲンカになるが、じつは吉蔵のことが大好き。まさに“割れ鍋に閉じ蓋”の二人である。長屋に引っ越して来たてんが困っていると、親身にいろいろ面倒を見てくれるじつは優しい女性でもある。
枝元 萌(えだもと もえ)…1976年6月15日生まれ。滋賀県出身。
スターダス・21に2002年から所属。2016年、映画『あやしい彼女』、ドラマ『土曜ワイド劇場 鉄道捜査官16』『ゆとりですがなにか』第4話、『Chef~三ツ星の給食~』第9話に出演している。
兵動大樹(役:寺ギン)※連続テレビ小説初出演
寺ギン(てらぎん)…<興行界の風雲児>モデルは岡田政太郎(興行師)
芸人を寄席に派遣する「太夫元(たゆうもと)」。今で言えば芸能事務所の経営者である。元僧侶だが「死人にお経を唱えるよりも、生きた人間を笑わせる方がおもろい」と興行の世界に飛び込んだ。
伝統を重んじる演芸界で「オチャラケ派」という一団を率いて閉鎖した寄席小屋「鶴亀亭」を買収しようとする。
しかしてんに先を越される。その後、てんの寄席「風鳥亭」が新聞で紹介され話題なことを知り、自身が7割の取り分を貰う条件で風鳥亭に芸人を送る契約をかわす。てんたちの才覚により、売り上げが2倍になっても、藤吉の交渉の詰めの甘さをつきしたたかに6割もらう「条件変更」の約束を果たす。
風太を見込んで居候させて子どもが喜ぶ芸人のスカウトを任せる。風太に死人より生きている人を救いたいと興行師をはじめた理由を明かす。
※モデルは、創業期の吉本興業のビジネスパートナーであった興行師・岡田政太郎といわれている。
兵動大樹(ひょうどう だいき)…1970年7月24日生まれ。大阪府出身。
お笑いコンビ「矢野・兵動」のボケ担当。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。俳優として2015年、ドラマ『無痛〜診える眼〜』レギュラー出演、2017年、関西テレビ放送の『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 – Part2 – 』第8話に出演など。
内場勝則(役:亀井庄助)
亀井庄助(かめい・しょうすけ)…<寄席の元席主>
寄席「鶴亀亭」を経営不振で廃業した元席主。ヒロインてんと夫の藤吉がその寄席を売って欲しいと日参するも、頑固な亀井はまったく相手にしない[1]。だがてんと藤吉の心情を知り、愛着ある寄席を二人に託してさっそうと去って行く・・・はずが、なぜか舞い戻って、自ら申し出て「風鳥亭」の下足番になる。売上を伸ばすために鶴亀亭時代の工夫を行うも、客足を遠のかせる結果となる。てんと藤吉がケンカしたときは会話の仲介者となるも意訳(異訳)を試み藤吉に叱られる。※1 第31回から登場。
内場勝則(うちば かつのり)1960年8月22日生まれ。大阪府出身。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。大阪NSC1期生。妻は同じ新喜劇の女優の未知やすえ。吉本新喜劇座長。ドラマ出演に「アイ’ム ホーム」「月曜名作劇場 みなと署落とし物係 秘密捜査官 危険な二人」など。
岡大介(役:岩さん)
岩さん(いわ さん)……怪力を売りにしている芸人。
【わろてんか】笑売編・大阪の芸人のキャスト
笹野高史(役:喜楽亭 文鳥)
喜楽亭 文鳥(きらくてい ぶんちょう)………150名以上の門下を抱える「伝統派」の大看板の落語家。
伊能製薬の正月行事に呼ばれていた縁から、伊能栞が幼少期からの知り合い。栞の紹介で藤吉から芸人の出演依頼をされるも寄席小屋の色を作るのが先だと断る。しかし庶民の笑いのために、という藤吉の幼少期からの想いと、てんの機転で甘いカレーうどんを持参したことに感化され、「風鳥亭」に1度限りの条件で自身が高座に上り『時うどん』を披露する。
波岡一喜(役:月の井 団吾)
月の井 団吾(つきのい だんご)……落語界の風雲児。
北村有起哉(役:月の井 団真)
月の井 団真(つきのい だんしん)……落語家。
中村ゆり(役:お夕)
お夕(おゆう)……団真の妻。
朝ドラ【わろてんか】のあらすじ
明治後期、商都・大阪が大いに栄えていた時代――――――。
ヒロイン・藤岡てんは京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれました。いつも周りを朗らかにしながら自分もよく笑う、いわゆる笑い上戸(=ゲラ)の女の子。ところがある日、父から”笑い禁止”を命じられ窮屈な日々を過ごすことに…。そんな時、笑いをこよなく愛する旅芸人の藤吉と出会い、「笑って生きる」ことこそが自分の人生の希望だと確信します。運命的な恋に落ちたてんは、親の反対を振り切って駆け落ち同然に藤吉と大阪へ向かいます。
じつは藤吉は大阪船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」の長男であり、簡単に二人の結婚が許されるはずもありません。さらに北村屋の危機を救おうとした藤吉が大失敗をして店を傾かせてしまう事態に…。
その時てんは決意します。「藤吉さんが好きな笑いを、商売にしてみませんか?」
その一言から、素人同然の若夫婦が大阪のみならず日本中の人を笑わせるべく、二人三脚の大冒険を始めます!
朝ドラ【わろてんか】のまとめ
タイトルについて
わろ‐てんか【笑てんか】・・・ 笑ってください。笑ってほしい。
ああ、人に生まれて良かった…そう思える、大阪の“魔法の言葉”=「わろてんか」をタイトルにしました。
お笑いの本場、大阪で制作される、全国に笑いを広めている吉本興業創始者がモデルの物語です。笑いがテーマになること必至。喜劇は泣かせるより難しいとも言われますが、スタッフ・キャストの腕のみせどころ。楽しみです。
ヒロインについて
今回はオーディションがあり、葵わかなさんが2378名の候補者の中から選ばれました。
制作統括 後藤高久さんは
一つだけ理由を挙げるなら、若いけど大人、キュートだけど強い、笑顔だけどコワい…そんな両極の魅力で周りの人をとりこにしてしまう、これぞヒロイン藤岡てんそのものの資質を持った女優が葵 わかなさんなのです!
とコメントしています。
要点は上記のなのですが、実はほかに不可思議なコメントもしています。選考は激戦であったが「自然な成り行き」だったと、明かしています。幸運の女神が舞い降りた、つまり目にみえない運を彼女がつかんだようです。
なんだか選んだ方もこれといって何とはいえないようです。
いえ、「笑顔がすてきだから」「お芝居が魅力的」と褒め言葉は言っているわけですが、
「そこに葵さんがいた。」
と自然だったようで・・・
それは前クールの「ひよっこ」の有村架純さんも脚本家の要望ですが、「運」なのは同じ。
あまりに国民的ドラマのため、選ぶ方も何か感覚が研ぎすまされた神がかる感覚なのだと思われます。
視聴者はもちろん応援したいですし、視聴者の声がヒロインをつくる、成長させていくのも長丁場のドラマのみどころでもあります。と、期待しつつもヒロインの重圧に負けず、体にも気を付けて頑張ってほしいです。豪華キャストとスタッフとぜひ楽しんで、楽しませてください!
朝ドラ【わろてんか】の基本情報
【放送予定】
2017年10月2日(月)~2018年3月31日(土) 《全151回》
【放送局・時間】
NHK総合:(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
NHKBSプレミアム:(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
(土)午前9時30分~11時 [再]
【ダイジェスト放送】※変更あります
「わろてんか一週間」(20分)
<NHK総合>(日)午前11時~11時20分
「5分で『わろてんか』」
<NHK総合>(土)午後2時50分~2時55分(日)午前5時45分~5時50分/午後5時55分~6時
【脚本】
吉田智子(テレビドラマに『嫌な女』『美女か野獣』『働きマン』『黄金の豚』『全開ガール』『カエルの王女さま』など。映画作品に「奇跡のリンゴ」「岳」「僕等がいた」「ホットロード」など。)
【音楽】
横山克(テレビドラマ『天使とジャンプ』『Nのために』『僕のヤバイ妻』『夜行観覧車』、映画「ちはやふる」「ヒロイン失格」「心が叫びたがってるんだ。」など。)
【語り】
小野文惠アナウンサー
【演出】
本木一博 東山充裕 川野秀昭 ほか
【プロデューサー】
長谷知記
【制作統括】
後藤高久
朝ドラ【わろてんか】の主題歌
主題歌は松たか子さんの歌う『明日(あした)はどこから』
作詞・作曲も松さん本人が手掛けます。
【松たか子さんコメント】
「わろてんか」の主題歌を担当させていただくこと、とても嬉しく思っております。長丁場の撮影にのぞむ皆さんに寄り添う気持ちで、曲を書きました。
ドラマをご覧になる視聴者の方々にも気に入っていただければ幸いです。
今日が明日につながっていく、ささやかな私なりの応援歌です。
どうぞよろしくお願い致します。
朝ドラ「わろてんか」はNHK総合あさ8時 ほかで放送!
歴代NHK朝ドラのキャスト記事
放送年 | 朝ドラ |
---|---|
2024年度前期 | 虎に翼 |
2023年度後期 | ブギウギ |
2023年度前期 | らんまん |
2022年度後期 | 舞いあがれ |
2022年度前期 | ちむどんどん |
2021年度後期 | カムカムエヴリバディ |
2021年度前期 | おかえりモネ |
2020年度後期 | おちょやん |
2020年度前期 | エール |
2019年度後期 | スカーレット |
2019年度前期 | なつぞら |
2018年度後期 | まんぷく |
2018年度前期 | 半分、青い。 |
2017年度後期 | わろてんか |
2017年度前期 | ひよっこ |
2014年度前期 | 花子とアン |
2006年度前期 | 純情きらり |
1985年度前期 | 澪つくし |
1983.03~1984.04(1年) | おしん |
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