【風間公親 教場0】のキャストと相関図!木村拓哉主演「教場」が月9ドラマ化!
ドラマ【風間公親 教場0】のキャストと相関図!
2023年4月期のフジテレビ系・月9ドラマは【風間公親-教場0-】。
木村拓哉主演でスペシャルドラマ2作が過去放送された「教場」シリーズが待望の連ドラ化!
木村拓哉さんが『HERO』(2014年)以来、約9年ぶりに月9に帰ってきた話題作です。
今回はドラマ【風間公親-教場0-】のキャスト・登場人物・相関図・内容・スタッフ・放送日を紹介!
風間公親-教場0- | |
キャスト・出演者 | 木村拓哉、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太、堀田真由、 濵田崇裕(ジャニーズWEST) 、結木滉星、小林薫、小日向文世、ほか |
原作 | 長岡弘樹 『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』 |
脚本 | 君塚良一 |
主題歌 | Uru「心得」 |
プロデュース | 渡辺恒也、宋ハナ |
演出・プロデュース | 中江功 |
放送日 | 2023年4月10日~同年6月26日/毎週月曜21時(フジテレビ系) |
公式情報 | 公式サイト、公式Twitter、公式Instagram |
『風間公親 教場0』はFODで配信中!※2023年6月現在。
【風間公親 教場0】の相関図
【風間公親 教場0】のキャスト
【風間公親 教場0】の主要キャストを紹介!
キャスト:木村拓哉(役:風間公親)
キャスト:木村拓哉(きむら・たくや)…1972年〈昭和47年〉11月13日生まれ。SMAPの元メンバー。東京都調布市出身。ジャニーズ事務所所属。主演ドラマは『BG〜身辺警護人〜』『グランメゾン東京』『未来への10カウント』など多数。
登場人物:風間公親(かざま・きみちか)…主人公の刑事指導官。後輩刑事の教育担当としてバディを組む刑事。いつかしか「風間道場」と呼ばれる教育システムになった。一緒に捜査する一方、後輩刑事の抱える秘密やトラブルをも見抜く。警察学校の教官になる前の物語で、今作の風間は両眼とも見えている。
※本作で、刑事指導官の風間とバディを組む新人刑事は5名。新垣結衣さん、北村匠海さん、白石麻衣さん、染谷将太さん、赤楚衛二さんの順で数日に分けて発表され、ついに5名のキャストが出揃(そろ)いました。主演・ヒロインクラスの俳優たちとの競演が楽しみですね♪
<木村拓哉の月9ドラマ主演作>
- 『ロングバケーション』(1996年)
- 『ラブジェネレーション』(1997年)
- 『HERO』(2001年)
- 『空から降る一億の星』(2002年)
- 『プライド』(2004年)
- 『エンジン』(2005年)
- 『CHANGE』(2008年)
- 『月の恋人~Moon Lovers~』(2010年)
- 『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(2012年)
- 『HERO』(2014年)
- 『風間公親-教場0-』(2023年)
◆『風間公親-教場0-』連ドラ化決定を受けて
過去のSPドラマではまだ描いていない原作のエピソードや、まだ描いていない風間というのがあったので、視聴者の皆さんからの“続編を見たい”という気持ちが今回につながったのはうれしかったです。ただ、1作目、2作目は警察学校の中での話を作らせていただいた中で、今回はなぜ“風間公親が警察学校の教官になったのか”というエピソードを作ります。あの“教場”という特別な空間である、警察学校の中だからこそ成り立っていた風間公親という存在が、皆さんが行き交う一般社会の中にいる場合、この描き方が難しいなと思っていたんですが、そこは中江監督といろいろと話をして、詰めている途中です。今回の連ドラ化は思い切った試みだとは思うんですが、お正月早々“こんなのをやるの?”と違和感を抱かれていた今までの『教場』を、また今回は違う違和感がある場所、その曜日のその時間帯(月曜午後9時)で、“こういうのをやって大丈夫なんですか?”という作品をつくることになると思うので、いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら面白いかなと思っています。
◆これまでの『教場』シリーズを振り返って
『教場』1作目のときは、あの作品をつくること自体“本当にやるの?”っていうテンションでしたし、しかもそれを年明けのみんながお正月気分でぽわ~んとなっているとき、さらには世の中の教育の流れとは全く真逆の方向性のものを放送して大丈夫なのかな? と話しながら監督と一緒につくっていました。2作目のときは、1作目に出ていた198期の生徒が、それぞれ各芸能プロダクションに所属している俳優さんであるにも関わらず、2作目の生徒の撮影現場に来てくれました。そこで制服を着て、先輩として所作訓練に参加してくれたり、1作目も2作目もチームで力を注いだ挑戦となりましたが、今回はそれ以上に大きな挑戦だと思いますし、そうじゃないとだめだと思いますね。
◆今作で演じる風間公親は“教官”ではなく“刑事指導官”となりますが?
風間公親が、コンビニや繁華街など、皆さんが生きている生活空間とつながる生徒の前にいるのではなく、実際の事件の前にいる。その点では、警察学校を描いた1作目と2作目とは、風間の後ろの背景が全く違ってきます。仮の段階の台本にも目を通しているんですけど、目を通せば通すほど、監督と会って“こうしない?、ああしない?”というところがボロボロ出てくるんです。自分からもアイデアが湧き起こるんですけど、1作目、2作目のスタッフと一緒に今回もつくるので、あの空気感というものはすでに共有できているし、それが警察学校という舞台から外の世界に出たときに、僕だけではなく監督やずっと一緒に作ってきたスタッフと一緒に外に出るので、そこで湧いてくるアイデアやイメージはひとつも無駄にならないですよね。
◆今作を月9枠で放送することについて
連続ドラマって、毎週の放送に追われながら並行して現場で制作していくのが通常なんですが、この作品は十分な準備をして、前もって撮影をスタートさせます。月曜9時のその空気は自分も吸わせてもらったことがあるんですけど、ちょっと大げさな言い方になってしまうかもしれませんが、“フジの月9”というあの空気は今回全部入れ替わると思います。
キャスト:新垣結衣(役:隼田聖子)
キャスト:新垣結衣(あらがき・ゆい)…1988年〈昭和63年〉6月11日生まれ。女優、歌手、ファッションモデル。愛称はガッキー。沖縄県那覇市出身。夫は歌手・俳優の星野源。代表作は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ、『逃げるは恥だが役に立つ』、『獣になれない私たち』など。
登場人物:隼田聖子(はやた・せいこ)…風間とバディを組む新人刑事。シングルマザー。小学4年生の娘と仲良く暮らしているが、内心では刑事の仕事と娘との生活との両立に悩んでいる。
・今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?
「スペシャルドラマ『教場』シリーズを一視聴者として興味深く拝見していたので、うれしい気持ちと共に、あの緊張感の張り詰めた世界に飛び込むのかと思うと、少々恐怖も感じたのが正直な感想です」
・台本を読まれて、作品全体の印象をどのように受け取られましたか?
「台本を読む限りでは、スペシャルドラマとは舞台が違うのもあって、構造やテイストも少し変わった印象です。風間公親と指導を受ける者のやり取りも一対一の空間が多く、前作より密になったような印象もあるので、その中で風間さんの人間味が少しずつ、そして今までより多く感じられたりするのかなと想像しています。ドラマの完成を見るのが楽しみです」
・初共演となる木村拓哉さんの印象、風間とのシーンを演じてみての感想を教えてください
「木村さんとの初共演であり、しかもあの風間公親に新人刑事として相対するということで最初はとても緊張していましたが、敬礼の手本を見せて頂いたり、コミュニケーションを取りながらさまざまなことを教えて頂いたり、時には緊張をほぐして頂いていて、今は緊張と緩和の良いバランスで現場にいることができて有り難く感じています。そして木村さんが演じられるからこその風間公親がまとう独特の空気感や説得力、眼光を目の当たりにして、いつも圧倒されています」
・今作で演じる隼田聖子はどんなキャラクターですか?
「真面目。そこが強みでもありますが、真面目すぎて一人で抱え込んだり思いつめたり、その結果、目を背けてしまう弱さもある人だと思います」
・放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージ
「この度、スペシャルドラマ『教場』シリーズが、連続ドラマ『風間公親-教場0-』として帰ってくるということで、このような形で参加することができうれしく思います。そして残されたままだったいくつかの謎も今作では真相が明らかになる、とのことなので私自身もとても楽しみにしています。難しさもありますが精いっぱい頑張ります」
関連記事:『教場0』隼田聖子の離婚理由は?
キャスト:北村匠海(役:遠野章宏)
キャスト:北村匠海(きたむら・たくみ)…1997年11月3日生まれ。東京都出身。スターダストプロモーション制作3部所属。DISH//のボーカル。2023年1月期は『星降る夜に』に出演。
登場人物:遠野章宏(とおの・あきひろ)…風間とコンビを組む新人刑事。警察学校時代の成績も優秀で、学校長自慢の生徒だった。校長直々の推薦で交番勤務から捜査一課の“風間道場”へ入ることに。警察官になることが子どもの頃から夢だった。遠野は頭脳明晰で的確な捜査方法で事件の答えへと近づいていく。風間も「いい腕をもっている」と認めながらも、「君には欠けているものがある」と告げる。何が欠けているのか。風間と向き合う中で、気づかされていく。
※遠野は「教場II」にも登場した人物。「教場II」では、土砂降りのビルの屋上で追っていた犯人に襲われる遠野の姿や、彼をかばった風間が千枚通しで右目を刺された。連ドラではこの“雨の屋上での惨劇”の謎が明らかになる。
□ 今作への出演決定を受けて 「教場II」ではピンポイントの出演だったので、“これはいつかまた出るだろう”という予感がしていました。脚本を読んでいて、そして“いち教場ファン”として、「教場」という作品における風間のバックボーンは描かざるを得ないと僕は思っていたので、“来るぞ、来るぞ”と毎年思っていましたし、準備をしていた僕としては2年の歳月を経て、“ついに来たか”という感じでした。
□ 「教場II」以来となる木村拓哉との共演について 僕ら世代にとって木村さんは、まさにテレビなどを通して、憧れている世代です。尊敬している方と現場で会ったとしても、あくまで仕事なので、浮かれた気持ちにはならないんですが、「教場II」で初めて木村さんに会ったときに、そういうのを通り越して「うわぁ、あの木村さんだ…」って、あの瞬間は子どもだった頃の自分に戻った気がしました。そのあと、犯人とのアクションシーンの確認をした後、リハーサルの一発目から完璧な流れで、なおかつ本気でやられていて、そのアクション部への信頼など、全てがプロフェッショナルだなと思いました。あの時はピンポイントの撮影だったので、今回ガッツリバディとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています。ぶつかり稽古ですね(笑)。
□ 遠野章宏について 「教場II」で演じた未来の遠野をゴールとするならば、ということを考えながら演じたいと思います。遠野は笑顔を絶やさない、屈託のない、いわゆる“とってもいい交番勤務のおまわりさん”というところから、捜査一課にやってきます。頭の切れる人間でもあり、それでいて人間味のある、血液の通っている人間で、風間さんとは対照的に見えますが、内なるものは通じている部分もあるのかなと思います。その内に秘めた熱い信念を炎とするならば、風間さんの炎と“大小”の違いはあれど、炎の“色”は同じなのかなと思っています。
□ 視聴者へのメッセージ 今回改めて僕自身が過去の遠野を演じさせていただける、あのとき演じた自分のバトンを受け取らせてもらえるというのをすごくうれしく思いました。そして、この物語の行く先など、いろいろなことが気になっている視聴者の方にとって、今回の作品であらゆる点と点が線としてつながっていく感覚や、風間の風間たるゆえん、そういったものが描かれると思います。その横で、僕を含めいろんなキャラクターが色濃く、色濃く、味を出していると思いますので、皆さんに楽しんでいただければと思います。
キャスト:染谷将太(役:中込兼児)
キャスト:染谷将太(そめたに・しょうた)…1992年〈平成4年〉9月3日生まれ。東京都出身。トイズファクトリー所属。妻は女優の菊地凛子。7歳の頃から子役として活動し、現在30歳にして俳優としてのキャリアは20年以上。2011年、『ヒミズ』の演技で第68回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)では主人公・明智光秀の主君となる織田信長を好演し話題を呼ぶなど、本格派俳優として活躍中。
登場人物:中込兼児(なかごめ・けんじ)…風間とバディを組む新人刑事。素行の悪さや被疑者に対する暴力が原因となり県警捜査一課の“風間道場”へ異動を命じられた。常に機嫌が悪く礼儀知らずだが、彼が家庭で抱える問題、そして心の奥深くに追いやっていたトラウマを風間に見抜かれていく。
□ オファーを受けて
ポスター撮影をしているときにも“ドッキリの看板を持った人が現れるんじゃないか?”と思うくらい驚いているとともに、「教場」は見ていた作品で、好きな作品だったので、そこに参加できて本当にうれしいです。 □ 月9ドラマ初出演について 子どもの頃からずっと知っている枠なので、自分が出させていただけるというのはすごくうれしいです。子役をやっていた時も出たことがなかったので、大人になって、しかもこんなにすてきな座組で、すてきな役で参加できるのは本当にうれしいです。初月9が木村さんとの初共演というのはすごく光栄です。
□ 木村拓哉の印象
あの木村さんのたたずまいに自分はどう立ち向かって行こうかというのを、今すごく考えていますし、緊張と楽しみが入り交じっています。木村さんであり風間さんを前にして、自分から何が出てきて、どうなっていくのかというのは、ものすごくドキドキしています。おもいっきり飛び込んで行きたいと思います。
□ 演じる中込兼児について
すごく魅力的な役だなと思っています。自分が持っているトラウマからくる弱さ、その負の感情から攻撃性が高い人間になっているのですが、そんな人間がどう成長して、殻を破っていくのか。そういった人間だからこそ、風間さんと出会って、人間性をあぶり出されたときに大きく変わることができるのだと思っています。闇が深い人間でもあり、自滅的でもある、すごく繊細な人物だなと思っているので、丁寧に演じたいと思っています。
□ 視聴者へのメッセージ
ミステリーとしてものすごく面白いです、そして見ている皆さんの心のヒダに、ものすごい熱量で触れてくる“感情”が描かれていると思っています。登場する刑事側、被害者側、加害者側の交錯する感情のどれかが必ず視聴者の皆さんの感情を揺さぶるはずです。表面的に感動するとかそういうことではなく、皆さんが心の奥深くで思っていたことや眠っていた感情に触れてくる、そんな作品になっていると思っていますので、楽しんで見ていただけたらうれしいです。
キャスト:白石麻衣(役:鐘羅路子)
キャスト:白石麻衣(しらいし・まい)…1992年〈平成4年〉8月20日生まれ。群馬県出身。乃木坂46合同会社所属。日本の女優、タレント、ファッションモデル、YouTuber。乃木坂46の元メンバー。女優として『漂着者』『ミステリと言う勿れ』『テッパチ!』などのドラマに出演。本作で初の刑事役を演じる。主演の木村拓哉さんとも初共演。本作の役作りのため、印象的だったロングヘアをバッサリカットして演技に挑む。
登場人物:鐘羅路子(かねら・みちこ)…風間とバディを組む新人刑事。所轄署から、捜査一課の“風間道場”へとやってきた。所轄署でも事件解決に貢献していて、一定の評価は得ていた。現場での聴取が上手く、事件関係者への聞き込みを通して死亡した人物とその周辺の人物の人間関係を読み解く。男女の恋愛における機微(きび)などを察知し、独特の感性で、その男女がどのような関係なのかを考察する能力に長(た)けている。一方、その勘の良さで、路子自身が交際する男性との関係に問題を抱えている。勤務中は風間に私生活でのトラブルを一切見せない。そこには風間に絶対に知られてはいけない事情がある。
■『風間公親-教場0-』連ドラ化決定を受けていかがでしたか?
「過去のSPドラマではまだ描いていない原作のエピソードや、まだ描いていない風間というのがあったので、視聴者の皆さんからの“続編を見たい”という気持ちが今回につながったのはうれしかったです。ただ、1作目、2作目は警察学校の中での話を作らせていただいた中で、今回はなぜ“風間公親が警察学校の教官になったのか”というエピソードを作ります。あの“教場”という特別な空間である、警察学校の中だからこそ成り立っていた風間公親という存在が、皆さんが行き交う一般社会の中にいる場合、この描き方が難しいなと思っていたんですが、そこは中江監督といろいろと話をして、詰めている途中です。今回の連ドラ化は思い切った試みだとは思うんですが、お正月早々“こんなのをやるの?”と違和感を抱かれていた今までの『教場』を、また今回は違う違和感がある場所、その曜日のその時間帯(月曜よる9時)で、“こういうのをやって大丈夫なんですか?”という作品を作ることになると思うので、いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら面白いかなと思っています」
■これまでの『教場』シリーズを振り返って…。
「『教場』1作目の時は、あの作品を作ること自体“本当にやるの?”っていうテンションでしたし、しかもそれを年明けのみんながお正月気分でぽわ~んとなっているとき、さらには世の中の教育の流れとは全く真逆の方向性のものを放送して大丈夫なのかな?と話しながら監督と一緒に作っていました。2作目の時は、1作目に出ていた198期の生徒が、それぞれ各芸能プロダクションに所属している俳優さんであるにも関わらず、2作目の生徒の撮影現場に来てくれました。そこで制服を着て、先輩として所作訓練に参加してくれたり、1作目も2作目もチームで力を注いだ挑戦となりましたが、今回はそれ以上に大きな挑戦だと思いますし、そうじゃないとダメだと思いますね」
■今作で演じる風間公親は“教官”ではなく“刑事指導官”となりますが?
「風間公親が、コンビニや繁華街など、皆さんが生きている生活空間とつながる、生徒の前にいるのではなく、実際の事件の前にいる。その点では、警察学校を描いた1作目と2作目とは、風間の後ろの背景が全く違ってきます。仮の段階の台本にも目を通しているんですけど、目を通せば通すほど、監督と会って“こうしない?、ああしない?”というところがボロボロ出てくるんです。自分からもアイデアが湧き起こるんですけど、1作目、2作目のスタッフと一緒に今回も作るので、あの空気感というものはすでに共有できているし、それが警察学校という舞台から、外の世界に出たときに、僕だけではなく、監督やずっと一緒に作ってきたスタッフと一緒に外に出るので、そこで湧いてくるアイデアやイメージはひとつも無駄にならないですよね」
■今作を月9枠で放送することについては?
「連続ドラマって、毎週の放送に追われながら、並行して現場で制作していくのが通常なんですが、この作品は十分な準備をして、前もって撮影をスタートさせます。月曜9時の、その空気は自分も吸わせてもらったことがあるんですけど、ちょっと大げさな言い方になってしまうかもしれませんが、“フジの月9”っていうあの空気は、今回全部入れ替わると思います」
キャスト:赤楚衛二(役:瓜原潤史)
キャスト:赤楚衛二(あかそ・えいじ)…1994年〈平成6年〉3月1日生まれ。大阪府守口市生まれ、愛知県名古屋市出身。トライストーン・エンタテイメント所属。連続ドラマ単独初主演を務めた『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年10月期/テレビ東京)が大ヒットしてブレイク。2022年度後期に放送の『舞いあがれ!』で朝ドラ初出演を果たすなど、確かな演技力で人気を集めている。本作の主演・木村拓哉さんとは初共演。「月9」枠には『監察医 朝顔 Season2』にゲスト出演して以来、二度目の出演となる。
※瓜原潤史の幼少期役は、森優理斗(もりゆりと)。
登場人物:瓜原潤史(うりはら・じゅんじ)…風間とバディを組む新人刑事。地域課の警官として、空き巣の常習犯逮捕の手柄を立てて署長から表彰される。犯罪捜査を学ぶために捜査一課の“風間道場”への異動を命じられた。自分の身なりには無頓着で、いつも髪がボサボサ。緊張しやすく、殺人事件の最前線で風間の厳しい指導を受ける環境に、いつも胃を痛めている。地域課時代に空き巣の常習犯を逮捕した際も、容疑者に対して怒ったり詰めることなく、相手に寄り添うことで犯行を自白させた。心優しい性格の瓜原は、風間の前でも自分流の捜査方法で容疑者に寄り添いながら接する。だが、殺人事件の現場では、事件の容疑者に小馬鹿にされてしまう。瓜原が決定的なミスをしても風間は「一人の犯人を取り逃がしても、次の世代の捜査能力を育てる方が大事な場合もある」と言い放つ。その言葉の意味が理解できない瓜原は、時に風間とぶつかりながら、風間の指導の本当の意味を理解していく。
- ■今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?
「『教場』は一視聴者として見ていたので、“まさか自分が出演させてもらえるとは”と思いました。と同時に今回木村さんとのバディということで、指導官と新人刑事という関係性のプレッシャーもすごく感じました」 - ■台本を読まれて、作品全体の印象は?
「事件のひも解き方の構図が台本を読んでいて新鮮だなと思いました。犯人とそれを追う刑事のやり取り、構成が新しくて面白く、風間指導官が新人刑事に与える言葉、ひとつひとつに意味があり、台本を読み進めていくと、こういう風に事件がひも解かれていくんだと、伏線回収のようなところもあります。瓜原自身の感情の変化の流れもきれいに描かれているので、読んでいて物語に引き込まれました」 - ■月9ドラマ出演は、『監察医 朝顔』(2021年)以来、2回目となりますが?
「前回は出演シーンはそこまで多くはなかったんですが、今回(2度目の月9)は緊張感と責任感とプレッシャーと挑戦、あらゆる面で重くのしかかるものがあるなと感じています」 - ■木村拓哉さんとの初対面はいかがでしたか?
「緊張しましたね。瓜原自身が緊張で胃が痛くなってしまうという人物なんですけど、僕自身もそんな気持ちになりました(笑)。初めてお会いしたのは本読みの時だったんですけど、全然自分の調子が出なかったことを覚えています。“わぁ、本物の木村さんだ”って思ってしまいました。撮影に入ると、“このシーンはこうやってみようよ”とコミュニケーションをとってくださり、すごく気持ちよくお芝居をさせて頂いています」 - ■風間とのシーンが多い中で、木村さんとの共演の感想は?
- 「お芝居の説得力がとにかくすごいなと思いました。現場でも指導官として居てくださって、刑事として、こういう時はこうするんだというところを教えてくださいました。かといって、手取り足取り教えるというわけではなく、現場に良い緊張感が保たれつつ、木村さんが本当に指導官に見えてくるように、そして僕が自然と瓜原として、風間さんに接することができるような状態を作ってくださっているなと本当に感謝しています」
- ■瓜原はどのようなキャラクターですか?
「すごく人間味があり、“若さゆえの青さ”がある人物です。そして、瓜原が抱える過去の出来事から、人に対して優しくありたい姿勢だったり、そんな優しさがある反面、頑固で少し直情的な部分も持っていたり、感情の揺れ動きが大きく出る人間です。真っすぐな男であり、少し落ち着きのない男だと思います」 - ■放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
「僕が演じる瓜原は、どこにでもいるような今どきの若者なんですが、その若者がいかに風間さんに歯向かいながらも、惑わされ、苦しんでいくのか、その振り回され方を楽しんで見ていただきたいです。そして、そんな瓜原が、どのように大人への第一歩を踏み出せるのかというのを見ていただけたらなと思います」
キャスト:堀田真由(役:伊上幸葉)
キャスト:堀田真由(ほった まゆ)…1998年(平成10年)4月2日生まれ。滋賀県出身。アミューズ所属。主なテレビドラマの出演策は 『連続テレビ小説わろてんか』 『チア☆ダン』 『鎌倉殿の13人』NHK版の『大奥』(徳川家光×万里小路有功 編)など。
登場人物:伊上幸葉(いがみ・ゆきは)…神奈川県警本部捜査一課の事務員。風間道場にやってくる新人刑事に“対風間”の対処法のヒントを与えてくれる存在。
「『教場』シリーズはこれまで一ファンとして放送を拝見していたので出演できると伺った時はとてもうれしかったです。私が演じる幸葉はつかみどころのない愉快な人物であり、これまでの私自身の引き出しにはなかったような役柄なので、その場で感じる素直な感覚に従ってお芝居をして、中江監督とお話ししながら役を膨らませています。そして、初めてご一緒させていただく木村拓哉さんは、身のこなし方や現場での在り方を見せてくださる座長であり、お芝居への取り組み方をしっかりと学ばせていただいております。警察事務の彼女が作品の中でどう関わっていくのかも毎週お楽しみいただけると幸いです」
関連記事:『教場0』伊上幸葉(堀田真由)に風間のスパイ説が浮上!警察学校はなぜ1ヶ月?
キャスト:濵田崇裕(役:谷本進一)
キャスト:濵田崇裕(はまだ たかひろ)…1988年12月19日生まれ。 兵庫県姫路市出身。ジャニーズ事務所所属。アイドルグループ「ジャニーズWEST」のメンバー。俳優としてドラマ『卒業バカメンタリー』『武士スタント逢坂くん!』で主演を務めている。
登場人物:谷本進一(たにもと・しんいち)…神奈川県警本部 捜査一課の刑事。苦労して警察官になった叩き上げタイプ。
「出演のお話を頂いた時は、ドッキリかなと思って “またまた(笑)”って思いながら聞いていたんですけど、詳しく話を聞いて台本をもらった時、“え、ほんまに?”って聞いたのを覚えています。木村さんとはJr.時代もデビューしてからもお話ししたことがなく、ごあいさつさせて頂いた時は緊張しました。僕が演じる谷本は明るい性格で、後輩や同期からは、いい意味でなめられやすく、まわりから愛されるキャラクターです。尾山役の結木くんとは、“このシーンはああしよう、こうしよう”と話し合ったり、現場で一番話す存在で仲良くさせてもらっています。風間指導官の前での僕は、リアルな緊張をしている表情、シーンがあります(笑)。その緊張感がリアリティーを出して、いいシーンが撮れていると思います。ドラマを見ながら僕たちと一緒に事件の謎を解いてみるのも楽しいと思いますので、楽しみにしていてください!」
キャスト:結木滉星(役:尾山柔)
キャスト:結木滉星(ゆうき こうせい)…1994年12月10日生まれ。大分県日田市出身。スターダストプロモーション制作2部所属。ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で主演を務めている。
登場人物:尾山柔(おやま・やわら)…神奈川県警本部捜査一課の刑事。お金持ちのボンボンでエリート。
「『教場』シリーズは元々見ていた作品だったので、今回出演が決まった時は素直にうれしかったです。僕が演じる尾山はお金持ちのボンボンでファッション的にもいい意味で刑事っぽくなく、服装からお金持ちのオーラが出ていると思うので服装にも注目していただきたいです。尾山は谷本と常に行動していて、作品の内容的に真面目なシーンが多い中で僕ら2人が出ている時はくすっと笑える瞬間もあると思います。そういった真逆のアクセントとして谷本役の濵田くんと台本に書かれていない部分で何ができるか試行錯誤しています。木村さんとは今回初めてご一緒させていただくのですが、一日一日を無駄にしないように現場での立ち振る舞いなど、役者として盗めるところは一つでも多く盗んでいきたいと思ってます。座長の木村さんと一丸となって素晴らしい作品になるよう頑張っていきます。ぜひご覧ください」
キャスト:小林薫(役:眞堂丈史)
キャスト:小林 薫(こばやし かおる)…1951年9月4日、京都府生まれ。ニコフイルム所属。出演ドラマは『Dr.コトー診療所』シリーズ『深夜食堂』シリーズなど。
登場人物:眞堂丈史(しんどう・たけし)…神奈川県警本部捜査一課 調整官。新人刑事の教育システム“風間道場”の考案者。風間の刑事としてのキャリアに対して最も大きな影響を与える人物。
キャスト:小日向文世(役:四方田秀雄)
キャスト:小日向文世(こひなた ふみよ)…1954年〈昭和29年〉1月23日生まれ。北海道三笠市出身。ファザーズコーポレーション所属。木村拓哉主演の『HERO』シリーズや『マスカレード・ホテル』シリーズなどに出演。『緊急取調室』『コンフィデンスマンJP』など人気ドラマにも出演多数。
登場人物:四方田秀雄(よもだ・ひでお)…神奈川県警察学校の学校長。風間が刑事指導官の頃も、警察学校の学校長を務めている。「教場」シリーズでは警察学校で花壇の花に水をやる風間の姿が描かれてきた。四方田は“花の世話をしていた刑事”について触れてきたが素性は謎のまま。一体、その刑事と風間との関係とは?
第4話ラスト、四方田が遠野(北村匠海)を風間道場に推薦して送り込んだ。過去のSPドラマにて四方田は「体力がなく肝も据わっていないのにあの人(風間)に預けました。私にも責任があります」と語っていたことがあるが…。
「出演のお話をいただいた時は、まさか『教場』シリーズに出演させていただけると思っていなかったですし、自分にとっても挑戦的な役をいただき、ずっとやってみたいなと思っていた役柄でもあったので本当にうれしかったです!木村さん、新垣さんとは初めましてだったので緊張しましたが、毎日が刺激的で本当にいつも圧倒されていました!お二人とご一緒にお芝居をさせていただく機会もなかなかないと思うので、貴重な時間をいただけて有り難かったです。私が演じた萱場千寿留は、若くしてお母さんになり、大好きな人に裏切られて心に傷を抱えながら生きるという女の子です。妊婦さんも母親も経験がなく、想像がなかなかつきにくい役柄ですごく悩みましたが、日々勉強させていただきながら、撮影に挑みました!ぜひ見ていただけるとうれしいです!」
準レギュラーの出演者
中島亜梨沙……役:阿部悦子 – 神奈川県警の鑑識課員。第2話から登場。
坂口憲二……役:柳沢浩二(やなぎさわ・こうじ)- 刑事。風間の所轄署時代の後輩。柳沢は“とある事件”について情報収集している。いわば、風間の裏のバディ。
三浦誠己……役:梅津利彦(うめづ としひこ) – 神奈川県警薬物対策課の刑事。第7話、第8話に登場。
森山未來……役:十崎(とざき)- 千枚通しの男。過去に風間に逮捕されたことがある。第2話から登場。
濱田岳……役:鳥羽暢照(とば のぶてる)- バイク便のライダー。第6話にて、配達先のビルで十崎を目撃。最終話で再登場する。スペシャルドラマ『教場Ⅱ』(2021年)では第200期・風間教場の生徒。卒業後は交通機動隊となる。
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主要人物の家族
斉藤由貴(特別出演)……役:瓜原和泉(うりはら いずみ) – 瓜原潤史(赤楚衛二)母親。「瓜原クリニック」の内科医。シングルマザー。
諏訪結衣(幼少期:吉川さくら)……役:隼田ゆかり(はやた ゆかり) – 隼田聖子(新垣結衣)の娘。小学4年生。
井上音生……役:女子高生 – 遠野章宏(北村匠海)の高校時代の同級生で剣道部員。遠野が刑事になる夢を応援してくれていたが、高校2年時に病死。
余貴美子……役:中込ふき(なかごめ ふき)〈64〉 – 中込(染谷将太)の母親。若年性認知症。広場に出向き「息子はどこですか?」と尋ねて、徘徊する。
大西礼芳……役:中込明子(なかごめ あきこ)- 中込(染谷将太)の妻。若年性認知症を患う義母の介護で疲れている。
第1話キャスト(ゲスト)
久保田悠来……役:芦沢健太郎(あしざわ・けんたろう) – ホストクラブオーナー。タクシーの車内で死亡していた。殺人事件の被害者。
マギー…役:タクシー運転手
勝矢……役:海藤(かいとう)- リサイクルショップ経営者。益野の妻のひき逃げ犯。益野に殺された被害者。
山田詩子……役:益野麗華 – 益野紳祐の娘。警察嫌い?
堤千穂……役:益野才佳 – 益野紳祐の亡き妻。
伊藤正之……斎藤幸真(さいとう ゆきま) – 守名(もりな)警察署の署長。
佐藤仁美……役:服部京子 – 神奈川県警察学校副教官。(過去のシリーズにも登場)
和田正人……役:須賀太一 – 神奈川県警察学校教官。(過去のシリーズにも登場)
富田望生……役:枝元祐奈 – 旅館経営者の娘。4月から警察学校に入る。(過去のシリーズにも登場)
明石家さんま……役:駐在所のお巡りさん(過去のシリーズにも登場)
斉藤由貴(特別出演)……役:瓜原和泉
キャスト:市原隼人(役:益野紳祐)/第1話ゲスト
キャスト:市原隼人(いちはら・はやと)…主演の木村拓哉さんとの共演は、映画『無限の住人』以来、ドラマでは初共演。フジテレビ「月9」枠の出演は初めて。
登場人物:益野紳祐(ますの・しんすけ)…械部品製造工場の社長。妻を交通事故で亡くし、小学生の娘と2人で暮らしている。益野には、ある心配事がある。それは、母親の死後、娘が言葉を話せなくなり、喉の調子が悪く、度々苦しそうにすること。 交通事故は、妻と娘が横断歩道を渡っているところに、一時停止を無視した車にひき逃げされたのが原因だった。ひき逃げ事件の犯人が捕まっていない中、自分の人生を台無しにした犯人のことを益野は恨んでいた。そんな益野にはひき逃げの犯人に心当たりがある。
「今作品の中であふれ出る感情を抑えきれずに涙が止まらなく、NGを出してしまうことがありました。愛してやまない娘がそばにいるのに、孤独を感じてしまう過去を背負った男の拭いきれない悔しさを感じながら現場に立つことは、言葉に表せないほどに苦しかったです」
キャスト:内田理央(役:日中弓)/第1話ゲスト
キャスト:内田理央(うちだ・りお)…1991年9月27日生まれ。東京都出身。レプロエンタテインメント所属。モデル、女優、タレント。主演ドラマ『来世ではちゃんとします』(テレ東)はシリーズ化して人気に。フジテレビ「月9」への出演は、自身の月9初出演作となった『海月姫』(2018年)以来、5年ぶり。また、主演の木村拓哉さんとは今作で初共演。
登場人物:日中弓(ひなか・ゆみ)…容疑者。サングラスにマスクのため、身元がわからない謎の女性。ある夜、ホストクラブオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)とタクシーに乗り込み、移動中に「俺の旅の記録だ」とタブレット画面を見せられ、弓は血相を変える。そんな中、タクシー運転手が「猫をひいてしまったかもしれない」という理由で急停止させる。運転手が車外に出て確認し、車内に戻ってくると、弓は寝てしまっている芹沢をある場所まで送り届けるよう指示して降車する。運転手が指示された場所まで移動し、芦沢を下ろそうとしたが、芦沢は胸にナイフが刺さって死亡していた。だがナイフは芦沢の指紋がついており、芦沢のポケットに入っていたものだった。
「『教場』シリーズを見ていたので、どんなストーリーなのか、一視聴者としてとても楽しみでしたし、そこに携われることをとても光栄に思います。生徒としてではなく、事件に関わる者として風間さんにお会いできるのを本当に楽しみにしていました。撮影現場は、やはり張り詰めるような緊張感がありましたが、木村さんを筆頭に携わっている全ての方がひとつひとつのせりふやシーンを大切に、魂を込めている『教場』の現場を感じることができて、俳優として素晴らしい経験をさせて頂きました。私は第1話のストーリーが始まってすぐに出てくるミステリアスな女性の役として出演させていただきます。多くは語れないので、是非見ていただけるとうれしいです」
第2話キャスト(ゲスト)
川原瑛都……役:佐柄研人(さがら・けんと)- 美幸の息子。小学生。
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山田キヌヲ……役:諸田伸枝 – 佐柄研人のクラスの担任教師。被害者。
佐伯新……役:ゴルフ場の常連客。美幸のアリバイを証言。
斉藤由貴(特別出演)……役:瓜原和泉 – 瓜原の母。医師。
キャスト:宮澤エマ(役:佐柄美幸)/第2話ゲスト
キャスト:宮澤エマ(みやざわ エマ、1988年11月23日 – )…日本のタレント、女優。東京都出身。プロダクション尾木所属。ミュージカル女優として活躍。テレビドラマへの出演作は『連続テレビ小説 おちょやん』『鎌倉殿の13人』『連続テレビ小説 らんまん』など。本作で「月9」初出演。主演の木村拓哉さんとは初共演。
登場人物:佐柄美幸(さがら・みゆき)…小学生の息子を持つ母親。建設会社の作業員。息子の研人(けんと)が不登校になってしまったことに悩んでいる。美幸が研人に不登校になった理由を聞くと、研人が学校でいじめにあっていることを知る。仕事終わりに作業着姿で学校の担任を訪ね、いじめがあったのではないかと担任の先生に問いただす。しかし担任に「そんな証拠はない」と突き返され、「学校に来るときは身だしなみに注意してくださいね」とまで言われる始末。担任のあまりの対応の悪さに美幸は怒りに震える。
『教場』という作品の持つスケール感、妥協を許さないこだわりを感じられる現場、その上初めての月9、木村拓哉さん、中江功監督、という状況は俳優として光栄であり同時に、貢献できるだろうかとプレッシャーを強く感じることもありました。
左柄美幸という役は、決してわかりやすく共感を生むキャラクターではないと思いますが、曲げられない、負けられない芯の強さがある人だと思います。
瓜原(赤楚衛二)、風間と対峙するときに感じたヒリヒリとする熱量が、画面越しにも伝われば幸いです。
第3話キャスト(ゲスト)
浅利陽介……役:宇部祥宏(うべ・よしひろ)- 法医学教室の助教授。椎垣久仁臣の部下にあたる。被害者。
諏訪結衣……役:隼田ゆかり – 隼田の小学校4年生の娘。
キャスト:佐々木蔵之介(役:椎垣久仁臣)/第3話ゲスト
キャスト:佐々木蔵之介(ささき くらのすけ)…1968年〈昭和43年〉2月4日生まれ。ケイファクトリー所属。ドラマ出演作は『シャーロック』『麒麟がくる』『IP〜サイバー捜査班』など。
登場人物:椎垣久仁臣(しいがき・くにおみ)…大学教授。殺人事件があるとワイドショーにコメントを求められるほど、世間での知名度もある法医学教授。木村拓哉とは初共演。
『教場』シリーズは以前から拝見していましたので、出演のお声がけをいただいたときは大変うれしく思いました。と同時に、「生徒役か!?」とよぎりましたが、本作は風間公親が教官として警察学校に赴任する前の物語とのことで、生徒役はなく、生徒役のはずもなく、法医学教授でした。
木村さん、新垣さんと作品をご一緒するのは初めてでしたが、本番では程よい緊張感を保ちつつ、カットがかかれば世間話に笑ったり、和やかな現場を過ごすことができました。
ただ、解剖室でのシーンが多かったため、お互いにほぼ目元しか見えてませんでしたが…(笑)。
でも、その風間公親の眼、本質を見抜く強い視線、鋭い洞察力こそが、このドラマの醍醐味(だいごみ)だと思いました。楽しんでご覧ください。
第4話キャスト(ゲスト)
淵上泰史……役:浦真幹夫(うらま・みきお)- 工芸家。千寿留(生見愛瑠)との間に産まれてくる子どもの父親。高級住宅街に豪邸を持つほど成功している人気工芸家。世界で活躍し、海外と日本を行ったり来たりしている。子どもを認知していなかったが、ある日、「結婚はできないが、産まれてくる子どもは渡してほしい」と千寿留に頼む。
キャスト:生見愛瑠(役:萱場千寿留)/第4話ゲスト
キャスト:生見愛瑠(ぬくみ める)/通称ならびに愛称「めるる」…2002年〈平成14年〉3月6日生まれ。愛知県稲沢市出身。東京都在住。「エイベックス・アーティストアカデミー」名古屋校出身。エイベックス・マネジメント所属。モデル業のほか、映画「モエカレはオレンジ色」ヒロインなど女優業でも活躍中。2023年4月期の『日曜の夜ぐらいは…』ではメインキャストで出演。主演・木村拓哉とはドラマ初共演。
登場人物:萱場千寿留(かやば・ちずる)…19歳。妊娠中の女性。産まれてくる我が子を楽しみにしている。しかし相手の男性・浦真幹夫は千寿留と結婚する気がなく、子どもも認知していなかったので一人で産んで育てる決心をしている。
第5話キャスト(ゲスト)
犯人:水沢林太郎……役:戸守研策 – 梨多教授のゼミの教え子。加害者。
野間口徹……役:梨多真夫 – 大学教授で地理が専門。被害者。
第6話キャスト(ゲスト)
犯人:筒井道隆……役:向坂善紀(こうさか・よしのり) – 加害者。「アートギャラリー・コーサカ」を営む。2年前に妻と離婚している。
城桧吏……役:苅部匠吾(かるべ・しょうご) – 向坂善紀の息子。
浜田信也……役:苅部達郎 – 被害者。向坂善紀の妻の再婚相手。歯科医。
第7話キャスト(ゲスト)
犯人:瀧本美織……役:筧麻由佳(かけひ まゆか) – 主演舞台「シラカバ」を控える、劇団「サード・エピローグ」の女優。元木が首吊り自殺した部屋の住人。
前原瑞樹……役:元木伊智朗(もとき いちろう)〈29〉 – 「サード・エピローグ」の舞台俳優。事件の被害者。
大村わたる……役:佐久田肇(さくた はじめ) – 筧の隣室の住人。筧に呼び出され、元木の首吊りを目撃し、自室で通報する。
行平あい佳……役:椿あさみ(つばき あさみ) – 「サード・エピローグ」で主演を務めてきた女優。劇場の大階段から転落し、車椅子の生活を送る。
第8話キャスト(ゲスト)
犯人:小池徹平……役:名越哲弥(なごし てつや)〈30〉 – 輸入雑貨を売る個人の通販サイト「ポールスター」の運営者。
ソニン……役:小田島澄香(おだしま すみか)〈27〉 – 変死体となって発見された女性。
渋谷謙人……役:西田徹(にしだ とおる) – 鐘羅(白石麻衣)の交際相手。働かないヒモ状態!?
なえなの……役:西田徹と一緒にいた女性 – 西田がゲーム配信を通じて出会った浮気相手。
第9話キャスト(ゲスト)
犯人:早見あかり……役:篠木瑤子(しのき ようこ) – 不動産会社「青田不動産」の社員。
金井勇太……役:加茂田亮(かもた りょう) – 刺殺および死体損壊事件の被害者。
細田善彦……役:牧村冬一(まきむら とういち) – 瑤子の亡き恋人。
第10話キャスト(ゲスト)
犯人:岡田義徳……役:仁谷継秀(にたに つぐひで)〈50〉 – 広告デザイナー。だいぶ年上の妻が認知症で、妻の介護に疲弊している。
竹下景子……役:仁谷清香(にたに きよか)〈72〉 – 継秀の22歳年上の妻。まだら認知症を患う。窒息死した。
中村ゆりか……役:田瀬葵(たせ あおい) – 印刷会社「アカシバ印刷」の社員。継秀の愛人。
最終話キャスト(ゲスト)
犯人:北大路欣也……役:清家総一郎(せいけ そういちろう) – 有機化学者。視覚障がい者。
森カンナ……役:甘木紗季(あまぎ さき)を – 総一郎の娘。眼科医。
馬場徹……役:甘木保則〈37〉 – 総一郎の娘婿(紗季の夫)。DV加害者。
三河悠冴……役:福留 – 富福署地域課の制服警官。
上谷圭吾……役:溝口 – 富福署地域課の制服警官。福留とともに、無抵抗な十崎を強引に逮捕した。
※追加キャストは分かり次第、お知らせします。
【風間公親 教場0】スタッフ
- 原作:長岡弘樹 『教場0 刑事指導官・風間公親』 『教場X 刑事指導官・風間公親』
- 脚本:君塚良一
- 主題歌:Uru「心得」
- プロデュース:渡辺恒也、宋ハナ
- 演出・プロデュース:中江功
- 制作著作:フジテレビ
脚本を手がけるのは、『踊る大捜査線』シリーズの脚本家・君塚良一さん。映画監督としても『誰も守ってくれない』『グッドモーニングショー』など多数メガホンをとっています。
演出は、中江功監督。木村拓哉さんとは『若者のすべて』(1994年10月期)、木曜劇場『眠れる森』(1998年10月期)、『プライド』(2004年1月期)など、数々のドラマでタッグを組んできたレジェンド。『教場』『教場Ⅱ』も演出を担当しています。
“木村拓哉×君塚良一×中江功”の最強タッグには大注目!
「本作は『教場』というシリーズのエピソード0(ゼロ)であると同時に、“風間公親”という人物についての独立した物語です。『教場Ⅱ』のラストシーンを撮影していたのはちょうど2年前の秋。刑事指導官時代の風間教官の姿を見て、“いつかまた会いたい”というイメージは持っていたのですが、まさか連続ドラマとして実現することになろうとは、当時思ってもみませんでした。あの冷徹な教官が現役の刑事だった頃は、どんな人物だったのか?その刑事を襲ったあの雨の惨劇の真相は?今回はそれらのいくつかの謎が明らかになるとともに、より深く『教場』シリーズに、そして風間公親という男の人物像に触れていただけるような作品にしたいと思っています。原作小説で描かれた数々の事件、さまざまな思惑を持った犯人たちとの緊張感に満ちた攻防はもちろん、従来の刑事ドラマとは一味も二味も違う新しい仕掛けもある、新時代のミステリ・エンターテインメントをお届けしたいと思います。放送開始は来年の春と少し先ですが、どうぞ続報をお楽しみに!」
<演出・プロデュース 中江功(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント>
◆『風間公親-教場0-』連ドラ化決定を受けて
連ドラになるという構想は全くなかったので、ここまで来たことに驚いています。まず、1作目を作ったときは探り探りでもあったし、もう皆さん見慣れているかと思いますが、木村拓哉が白髪・隻眼で出てくるって、視聴者の方も思っていなかったはずです。ただ、2作目をやる、連ドラをやるなんて全く考えてなかったです。とにかくあの1作目に集中していたし、これをとにかく面白い作品にしようという一心で、みんなで一生懸命に作っていたような気がします。それが2作目をやることになって。さらにその続きをやりたい気持ちはありましたが、『教場Ⅱ』で続きがあるとは決まってないのにあんなラストにしてしまって…、これが現実になったのは不思議な感じですね。
◆今作への意気込み
1作目のときは視聴者の方も分からないまま冷徹な風間を見ていたと思うんです。でも2作通して見ていただいている方からすると、卒業式のシーンなどで、風間の“温かさ”も感じられたと思うんですよ。では、今まで見てきた風間のそんな温かそうに見える部分が本当はどうなのか? というところも見られる作品になるのではないかと思います。ただ、それを描くのって難しいんですよ…。仮面をかぶったヒーローが仮面を脱ぐようなものなので。警察学校にいるあの風間の素の部分を見せてしまうような、そういう意味で制作者として挑戦しがいがありますし、僕自身も楽しみですね。あの風間公親はいかにしてできたか、“風間公親の誕生を見る”という作品になると思います。
【風間公親 教場0】いつから放送?
- Q【風間公親-教場0-】は、いつから放送?
- A
2023年4月10日(月)から放送スタートです。
画像出典「風間公親-教場0-」HP
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