【コタツがない家】ネタバレ・あらすじを最終回まで全話|万里江(小池栄子)がみんなに元気と笑顔を届ける!

万里江(小池栄子)がみんなに元気と笑顔を届ける!

日本テレビ系水曜ドラマ【コタツがない家】が2023年10月18日にスタート!
本作が民放GP帯連続ドラマ初主演の小池栄子を迎え、共演に、吉岡秀隆作間龍斗小林薫北村一輝ホラン千秋高橋惠子他、豪華なキャストが集まりました。
脚本は、『ボク、運命の人です。』(2018年・第6回市川森一脚本賞受賞)、『俺の話は長い』(2020年・第38回向田邦子賞受賞)の脚本家金子茂樹のオリジナルです。
夫と息子と父を養う羽目になった主人公の奮闘ぶりに、クスクス笑ったり胸が熱くなったりするネオ・ホームコメディ。見た後にきっと元気になるはず!

この記事では【コタツがない家】のネタバレ・あらすじを最終回までまとめていきます。
放送後に随時更新しますので、見にいらしてください。

次クールの日テレ水10ドラマはとなりのナースエイドです。

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【コタツがない家】はこちらで配信。
『俺の話は長い』他、日本テレビ系の名作ドラマも多数配信中です。

目次

【コタツがない家】ネタバレ・あらすじを最終回まで

【コタツがない家】のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめていきます。

1話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家1話

1話のあらすじ

深堀万里江(小池栄子)は、夫・悠作(吉岡秀隆)と高校生の息子・順基(作間龍斗)の3人暮らし。
万里江はウェディングプランナー会社の社長としてバリバリ働いているが、悠作は廃業寸前の漫画家。
編集者の土門(北村一輝)は、「結婚したせいで漫画が描けなくなった」と愚痴る悠作に「だったら自分が離婚するまでを漫画にしろよ」と言う。
順基は大学の推薦がかかる大事な時期なのだが、アイドルのオーディションに落ちたことが原因で二日も学校を休んでいる状態。
そこへさらに突然、万里江の父・達男(小林薫)が、山中で警察に保護されたという連絡が入った。
2年前に清美(高橋惠子)と熟年離婚をしている達男を心配した万里江は家に連れて帰る。
深堀家に泊まった達男は機嫌よく得意の料理を3人に振る舞うが、やがて衝撃の事実を口にする。
楽しいはずの食卓が次第に不穏な空気になり、それぞれが抱えていたお互いの不満が爆発して壮絶な家族ゲンカへ。
果たして万里江に平穏な日々は訪れるのだろうか?

1話のネタバレ

深堀万里江(小池栄子)は、夫の悠作(吉岡秀隆)、息子の順基(作間龍斗)、そして猫のチョーさんと暮らしている。
悠作は漫画家廃業寸前のニート状態で、順基は反抗期真っただ中の高校生。

万里江はferychelan(フェリシュラン)の社長兼カリスマウェディングプランナー。部下やマスコミ、顧客からの信頼が厚かった。
仕事は順調なのだが、家族の事では問題を抱えていた。
仕事をしない悠作と、大学の推薦がかかっている大事な時期なのに学校へ行かずに様子がおかしい順基。

万里江は、学校の担任教師から、順基が配信系のオーディション番組に出て、アイドルグループのオーディションに落ちたことを教えてもらう。それで学校に行きたくなかったのかと納得した。
今日も登校せず公園で時間をつぶして帰宅した順基に、万里江はずっと逃げ続けるわけにいかないと言い、自分も挫折から立ち上がった話をする。
順基は不愛想に自分の部屋に行ってしまったが、翌日、登校する。

編集者の土門幸平(北村一輝)が悠作を訪ねて来た。
万里江と悠作の結婚のきっかけをつくった土門に、悠作は、結婚してぬるま湯生活になったせいで漫画が描けなくなったと訴える。土門は「だったら離婚するまでを漫画にしろよ」と言い出す。

帰宅した万里江と3人で飲む流れになった時に、栃木県那須警察署から電話が来た。
父の山神達男(小林薫)を警察署で保護しているので迎えに来て欲しいという連絡だった。
万里江が急いで駆けつけると、達男は渓流の吊り橋に軽装で長い時間立っていたところを発見されたのだと教えられる。警察では、自殺を考えていたのではと思われているようだ。
万里江は2年前に熟年離婚をしたせいかもしれないと話し、深堀家に連れて帰った。

仕事の合間に、万里江は母の貝田清美(高橋惠子)に電話して父のことを報告する。
清美は「寂しがり屋だからそういうことしがちだけど簡単には死なない人だから」と心配しないように言う。
独身生活を謳歌していて復縁するつもりはない清美だが、万里江には離婚してはダメだと言う。
また清美は、達男が親しくしていた同期の宮島が半年くらい前に亡くなった話をした。

達男が料理した夕食を4人で囲んだのだが、達男がもう帰る家がないと言い出してからは、口論になってしまい、家族それぞれの問題をお互いが責める事態に。
殺伐とした雰囲気になりかけた時、順基が達男に自分の部屋で寝るように言う。

寝る前、達男は一人で詰将棋をしていた。
しばらく様子をうかがっていた悠作が達男にお相手しましょうかと話しかける。
将棋盤をはさんで向かい合う二人を、万里江はうっすら涙をためながら見ていた。

1話の詳しいネタバレはこちら↓

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2話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家2話

2話のあらすじ

深堀家に山神達男(小林薫)が来てから5日が過ぎた。万里江(小池栄子)は、機嫌よく家事を手伝う達男に安堵しつつも、以前は泊まることを嫌がってホテルを取っていたのに、現在はどうしてこの家に居続けているのか疑問に思う。
そんな中、順基(作間龍斗)が、大学の推薦を断ると言い出した。浪人して上の大学を目指すというが、結局何をしたいのか?と聞いてもはっきりしない態度。
一方、達男はあまりにも自堕落な悠作(吉岡秀隆)に呆れて、彼の行動を逐一記録したメモを万里江に突き出す。「いつまで甘やかすつもりだ?」と非難する達男に、万里江はもう少し様子を見てほしいとお願いする。

当の悠作は、土門(北村一輝)から、新しい漫画のテーマを提案されていた。

ある日、家の中で達男が買ったと思われる就職情報誌が見つかった。
また、母・清美(高橋惠子)からは、達男に関する不穏な事実の連絡が入る。
みんなで食卓を囲む晩、達男がそもそも万里江と悠作の結婚には反対だったと言い出す。
「そんなにボクのことが気にくわないのになんでウチに何日もいらっしゃるんですか?」と詰め寄る悠作に、「娘があまりに不憫だからだよ」と返す達男。深堀家の食卓は再び修羅場に。
そして達男の抱えている事情が、ついに本人から明かされる。

2話のネタバレ

深堀万里江(小池栄子)の家に父・山神達男(小林薫)が来てから5日が過ぎた。
機嫌よく家事をやってくれる達男に万里江は安堵していたが、これまでは深堀家に泊まることを嫌がってホテルを取っていた父がどうして5日もこの家に居続けているのかを疑問に思っていた。

夕食時、順基(作間龍斗)は突然大学の指定校推薦断ることにしたと言い出す。
驚く万里江と悠作(吉岡秀隆)。
アイドルになりたいのか、大学に行きたいのか、大学に行く目的は何か、順基はまだどうしたいのか自分でわかっていないようだった。

達男は、万里江にここ3日間の悠作の行動を記録したメモを渡す。
自堕落な悠作に達男は心底呆れていた。
万里江は懸命に悠作を擁護するが、達男は「お前は昔から頼りにされる人間に甘すぎるんだよ」と嘆く。

土門幸平(北村一輝)が悠作を訪ねて来たが家にいたのは達男ひとり。しかし悠作は隣家の小学生の賢雄(廣末裕理)とラジコンを持って遊びに出かけていた。
達男は、もし悠作に才能がないのなら早めに見切りをつけてやってくれ、このままでは娘が不憫で、と頼む。
家族を幸せにするためにも悠作にヒット作を生み出してもらいたい、その可能性に自分の編集者人生を賭けてみたい、と土門は熱く話すが、達男の胸には響かなかった。

土門は悠作と飲みに行き、親父さんとの共同生活を漫画にするのはどうだと提案した。
しかし悠作はもう出て行ってもらうからと断った。

万里江に母の清美(高橋惠子)から電話が来た。
達男の親友だった宮島の妻から連絡がきたのだと言う。

達男は警備会社に面接に行ったが、一流大学を出て一流商社を勤め上げた方にはうちの仕事は無理だと思います、と言われてしまった。

悠作は自分の部屋で達男の絵を描いてみていた。

達男と万里江と悠作は手巻きずしの準備をしていた。
順基は、同級生の原木田れいら(平澤宏々路)が漫画家に興味があるので悠作に会いたがっているという話をする。
れいらについて家族から質問攻めにされるたびに反論する順基だったが、達男から「じゃあその子に恋愛感情はないのか」と聞かれると言葉につまってしまう。

矛先が悠作に向いて、達男から「俺は最後まで漫画家なんて反対だったんだ」と言われる。
そんなに自分が気にくわないのになぜ何日もうちにいるのかと聞かれると、娘が不憫だからと言い返す達男。
激しい口論になったが、ふと万里江が口をはさむ。
「おとうさん、もしかしてお金ないの?」
万里江は、清美から聞いた話をする。
達男は、投資話で詐欺にあったことを認めた。
悠作は、うちにとどまる選択しかなかったのにどうしてそんなに強気な態度に出られたのかと嫌味を言ってしまう。

激昂した達男は家を出て行った。後を追う万里江。
焼き鳥屋に入り、カウンターに並んで達男は話す。
宮島から熱心に持ち掛けられた投資話に手を出してしまって詐欺だと気づいた時には遅かった。
宮島と疎遠になり、久しぶりの連絡は妻からの葬儀の知らせだった。
お金のことより、こんな形での宮島との別れが一番辛いと。
何もかもが嫌になってしまったという達男を万里江は励まし、慰める。

これからうちの男たちの面倒は私が見ていこうと腹をくくった万里江だった。

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3話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家3話

3話のあらすじ

山神達男(小林薫)が建築現場のアルバイトを始めた。
本人はやりがいを感じて楽しそうだが、深堀万里江(小池栄子)は、エリート人生を送って来た父に肉体労働が務まるのかと心配し、働かない悠作(吉岡秀隆)との間にこれまで以上の争いが起きないように願っていた。
そんな中、悠作が次回作の準備をしていると聞いた万里江は、ついに悠作が重い腰をあげたと大喜びするが、次回作の内容が“達男との同居話”だと聞いて一気に不安になる。
達男には案の定、猛反対されてしまった。
何としても悠作に次回作を描かせたいと思う万里江は、達男の大好物の鰻の店で土門幸平(北村一輝)と一緒に必死の説得を試みる。
悠作がやっと仕事をする気になり、達男も活き活きとアルバイトをしていて、幸せを感じる万里江だったが、またしても深堀家は予想外の展開に…!?

3話のネタバレ

深堀万里江(小池栄子)の父・山神達男(小林薫)は、警備会社でアルバイトを始めた。
建築現場で生き生きと働き、先輩の熊沢徹(西堀亮)との関係も良好。
万里江は喜びながらも、父が肉体労働に耐えられるのか心配だった。

息子の順基(作間龍斗)は,、漫画家志望の同級生原木田れいら(平澤宏々路)に頼まれて悠作(吉岡秀隆)の仕事部屋に案内する。
れいらが持ってきた自作の原稿を、悠作は編集者の土門幸平(北村一輝)に渡してあげると約束した。
次回作の打ち合わせを兼ねて土門と飲むことになっていると話す悠作。

順基から悠作が新作に取り掛かっていると聞いても、万里江も達男もはじめは信じられなかった。
万里江は、悠作本人から本当に11年ぶりに漫画を描く気になったと聞いて心から喜ぶ。
ただ、達男との同居話を題材にすると知って、許してもらえるかが不安だった。
予想通り、達男は頑として認めない。
土門と万里江は達男の好物の鰻の店で説得することに成功する。

悠作は達男を題材にした漫画を描き始めていたが、なかなか思うようにいかなかった。
万里江は、悠作が土門とケンカ別れをしたと聞いて驚く。
達男とのエピソードは期待したほど面白くなりそうにないから漫画にすることはやめたと言うのだ。

万里江は土門の編集部を訪ねて謝罪する。
土門は、自分は何があろうとも悠作の味方だと言ってくれた。
漫画に対する情熱がまだあることを確認できただけでも収穫だと思うと言う。
翌日、土門は新しい企画を持って悠作を訪ねた。

達男は、建設現場のトラブルを巡って熊沢と諍いを起こしてしまう。
そして、順基は大学の指定校推薦の面接で志望理由を聞かれ、失礼な態度で挑発的な答えを述べていた。

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4話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家4話順基

4話のあらすじ

深堀順基(作間龍斗)は指定校推薦の面接で、わざと挑発的な態度をとって不合格となる。
万里江(小池栄子)は順基を問いただすが、開き直られてしまう。
浪人させるお金はないと言うと「金ならあるよ」と言い出す順基。
お金がないのでこの家にいるはずの万里江の父・山神達男(小林薫)の通帳に700万円の貯金があるのを見たのだという。
騒然となった時に悠作の携帯電話が突然鳴りだした。
なぜか出ようとしない悠作を万里江たちが追及すると土門(北村一輝)から紹介されたファンの女の子からだと認める。
だが順基の新たな証言で雲行きが怪しくなってしまった。
罪を押し付け合う深堀家の男たちに疲れ果てた万里江だったが、母・清美(高橋惠子)に励まされ、気持ちを入れ替えて順基の浪人を許そうと決意する。
しかし返ってきたのは予想外の答えだった。
しかも万里江を責める言葉を投げつけられる。
万里江はこのダメージを乗り越えることができるのだろうか。

4話のネタバレ

ferychelan(フェリシュラン)で社長を務める深堀万里江(小池栄子)は、息子・順基(作間龍斗)が大学の指定校推薦の面接で挑発的な態度を取ったために不合格になったと知らされる。
驚いて問いただした万里江だったが、順基は志望動機を聞かれて「母親が行かせたいだけだ」と正直に答えたのだと言う。
万里江が浪人するお金なんてないのにどうするつもりだと聞くと、順基は、祖父の山神達男(小林薫)の預金通帳に700万円あるのを見たと言い出す。
お金がないからうちにいるのではなかったのかと驚く万里江と悠作(吉岡秀隆)。
詐欺に遭って全財産を失っていたと思っていたのにあざむかれたような気になり万里江も悠作も納得できない。
達男に非難が集中するが、その時悠作の携帯から着信音が響く。
土門幸平(北村一輝)から紹介された悠作のファンの絵里沙(中川来未)からだった。
カオス状態の深堀家。

万里江は、母・貝田清美(高橋惠子)に励まされて、順基の浪人を許そうと考える。
しかし当の順基は大学受験はしないと言い出した。
そして順基は小学校時代から仕事が忙しくて行事に参加してくれなかった母親への不満を爆発させる。

順基から激しくなじられて、ショックを受けた万里江。
ベッドの中でひとり沈み込んでいると、悠作が清美のお手製の梅酒を持って慰めに来てくれた。
子育ての思い出を話しながら、少しずつ元気を取り戻していく万里江。
だが、悠作が部屋を出た後、順基の小6の運動会の映像を見ながら涙を流すのだった。

翌朝、万里江と同じバスに乗り込んだ順基は、失恋してむしゃくしゃして言い過ぎてしまったと謝るのだった。

4話の詳しいネタバレはこちら↓

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5話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家5話万里江と悠作と達男

5話のあらすじ

深堀万里江(小池栄子)の部下・師島澄彦(河野真也)は、八塚志織(ホラン千秋)のことを好きになってしまい、会社を辞めると言い出す。
山神達男(小林薫)は、昔、部下の社内結婚を三組も成立させたので、脈があるかどうかは二人を見れば分かると豪語する。それで、全社員を家に呼び、達男が採ってきたキノコの料理でもてなすことになった。

その晩、「お義父さんが単身で住める賃貸物件の情報」を、達男に突きつける悠作(吉岡秀隆)。順基(作間龍斗)が達男と別々の部屋で寝たがっていることや、猫がストレスから異常行動を起こしていることを理由に家を出ることを強引に勧める。

そんな中、万里江の元に、ある女性から電話がかかってくる。女性は鬼怒川にあるスナックのママで、達男が深堀家に来るまで一緒に暮らしていたのだという。
衝撃の事実に万里江が達男を問い詰めると、新たな事実が明らかになった。
万里江はショックを受けるが、悠作は達男を尊敬し始める。
鬼怒川へ向かった2人が見たものとは?深堀家を揺るがす事態が待っている!

5話のネタバレ

深堀万里江(小池栄子)の部下・師島澄彦(河野真也)は、同僚の八塚志織(ホラン千秋)を好きになってしまい、仕事に差しさわりがあるので退職すると言い出すが、有能な師島を失いたくない万里江はなんとか引き止めたいと思う。
万里江の父・山神達男(小林薫)は、かつて商社に勤めていた頃に社内結婚を3組まとめたことがあるので、脈があるかどうか観察してやると言う。
万里江の会社ferychelan(フェリシュラン)の社員全員を家に呼んで、達男がキノコ料理を振る舞うことに。
達男の心づくしの料理で、深堀家、全社員、そして順基(作間龍斗)の同級生・原木田れいら(平澤宏々路)が一堂に会してキノコパーティが始まった。
その席で、志織は、同棲している徳丸康彦(中川大輔)がこれからのことを真剣に考えたいと家を出て行ったことを打ち明ける。志織と師島の様子をそっと見守る万里江と達男。
皆が帰った後で、達男は師島に脈は無いと言う。
そして、順基にもれいらとはうまくいかないと告げる。

悠作は「お義父さんが単身で住める賃貸物件の情報」を、達男に突きつけた。
順基が達男と別々の部屋で寝たがっていることや、猫のチョーさんがストレスから異常行動を起こしていることを理由に家を出ることを強引に勧める。

その晩、達男は万里江と同じ部屋で寝ることに。
達男が師島や順基に脈が無いと言ったのは、万里江のためだった。
万里江のために、師島には仕事に、順基には学業に集中してほしかったのだ。

万里江は、師島に志織とはお似合いだと思う、どちらにしても後悔しない選択をしてほしいと話す。
師島は一生万里江について行くことを約束した。仕事中の万里江に、知らない女性から電話がかかってきた。
女性と達男が半年ほど鬼怒川で一緒に暮らしていたと聞いて驚く。
帰宅後、万里江はスナック「晴れ女」のママ案乃雅枝(明星真由美)という女性から電話があったことを達男に告げる。
急に出ていって連絡がとれなくなった達男のことを、雅枝は心配していたのだった。
万里江は、父に騙されていたと憤慨するが、達男は、鬼怒川にある親友の宮島の墓に手を合わせてから死ぬつもりだったと話す。
偶然入った雅枝のスナックで遅くまで飲んだ。
雅枝は泊まるところがない達男を家に招き入れ、そのまま一緒に暮らすことになったと言うのだ。
「俺は真剣だった」という達男に、万里江は「そんなの聞きたくない!」と怒るが、悠作(吉岡秀隆)は「カッコいいと思います!」と言い出す。
「旅先でスナックのママの家に転がり込むなんて男の夢だよ」

達男は、雅枝が男性とホテルに行くところを見かけて、何の悔いもなく死ねると思って山に入ったが、しかし死にきれなかった。
「生きててくれて良かったですよ」と悠作は言う。
雅枝は、家にまだ達男の大事な荷物が残っていると連絡してくれたのだった。

悠作は達男との同居話を面白い漫画にする構想ができたと編集者の土門幸平(北村一輝)に話す。

悠作と万里江は鬼怒川の雅枝の家を訪ねる。
雅枝は、達男のボストンバッグとスクラップブックを渡してくれた。
そこに丁寧に貼られていたのは、万里江のウェディングプランナーとしての華々しい記事の数々だった。
達男の自慢の娘の記事を雅枝も読むうちに、万里江のファンになったと言う。
悠作は帰宅後、浮気は誤解だったと達男に話した。

達男は荷物をまとめて家を出ることに。
家の前には雅枝がハーレーダビッドソンに乗って待っていた。

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6話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家6話

6話のあらすじ

山神達男(小林薫)が家を飛び出してから数日が過ぎ、以前の生活を取り戻していく深堀家。
順基(作間龍斗)は、悠作(吉岡秀隆)の実家である和菓子屋『深堀』の手伝いを内緒で始める。
店を継いでいる悠作の弟・謙作(豊本明長)は順基をゆくゆくは後継者にと考えているらしい。
そのことを知った悠作は猛反対。
しかし万里江(小池栄子)は、順基が本当にやりたければ反対はしないと話す。
そんなある晩、清美(高橋惠子)が、深堀家へ泊まりにきた。
達男が深堀家にいたせいでしばらく来られなかったという。
昔は順基を頻繁に預かっていたが、今はちっとも来なくてさみしい清美は、順基の好物だったケチャップライスを作って帰りを待つ。
ところが順基が和菓子屋を手伝っていることを知って激怒。
その怒りの矛先は万里江にも向かい、子育てを巡っての言い争いに発展してしまう。
さらにそこへ帰ってきた順基が、今まで抱えていた清美へのまさかの本音を口にする。
一方、鬼怒川での生活を始めていた達男について、驚くべき近況が熊沢(西堀亮)から伝えられる。

6話のネタバレ

深堀万里江(小池栄子)の父・山神達男(小林薫)が、スナックのママ案乃雅枝(明星真由美)と出て行ってから、深堀家は以前の暮らしが戻ってきた。
万里江の母・貝田清美(高橋惠子)は、離婚した夫が深堀家からいなくなったおかげで心置きなく順基(作間龍斗)に会いに行けると喜んでいた。
これまで夏休みや冬休みには順基を預かるなど、多忙な万里江の子育てのサポートをしてきたのだった。

達男との同居話を漫画にする気満々だった悠作(吉岡秀隆)だが、達男が出て行ったことでその気がなくなる。
達男は、鬼怒川で雅枝と暮らしていた。
かつての同僚熊沢徹(西堀亮)に遊びに来るように機嫌よく電話する。

順基は、両親に内緒で悠作の実家である和菓子屋「深堀」の手伝いを始めていた。
店を継いだ悠作の弟・謙作(豊本明長)が深堀家を訪ねてきて、ゆくゆくは順基を後継者にしたいという話をする。
しかし悠作は猛反対。万里江は、順基が本当にやりたければ反対はしないと言う。

突然、清美が深堀家にやって来た。
清美は、順基が和菓子屋を継ぐことに興味があると言う話を万里江から聞いて激昂する。
周りの人間を尊重し過ぎるからみんなが甘えて好き放題なのだと清美の怒りの矛先は万里江に向かって行く。
前は小田原から呼び寄せて子守や留守番を頼んでいたのに最近はちっとも呼んでくれないし、大事な進路についての相談もしてくれないことが不満だった。
万里江と清美の言い争いをなんとか取りなそうとする悠作だったが、効果は無かった。
そこへ順基が帰宅。
清美はどんなことでも応援するけれど「深堀」を継ぐことだけはやめてほしいと頼む。
だが順基は、小さい頃清美と行ったデパートで七夕の短冊に「和菓子屋さんになりたい」と書いたら書き直しさせられて傷ついた話をする。
「これ以上うちの家族のことに口出ししないで」と言われてショックを受ける清美。

万里江は、キッチンカー「ブロンソン」の霞田和恵(野々村友紀子)に母とのことを相談する。
和恵は、娘の顔に戻って思い切り甘えてみてはとアドバイスした。
万里江は、忘れ物の薬のケースを届けに清美の家に行き、泊まることに。
自分が高校まで使っていたタオルケットがまだとってあった。
それは順基が泊まる時にも使っていたものだと清美が明かす。
当時、順基は本当はうちに帰りたいのに無理して泊まっていくと言って、万里江が帰った後いつもタオルケットをかぶって泣いていたのだった。
その話を聞いて、母にも息子にも沢山迷惑をかけたとタオルケットをかぶって泣く万里江。

和菓子屋「深堀」に原木田れいら(平澤宏々路)が「順基の最初のお客さん」としてやって来た。
嬉しそうな順基。

突如、熊沢が深堀家を訪ねて来て、達男が鬼怒川を追い出され都内のカプセルホテルにいると伝える。

6話の詳しいネタバレはこちら↓

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7話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家7話

7話のあらすじ

スナックのママと駆け落ちした山神達男(小林薫)が、早くも捨てられて深堀家に戻ってきた。
達男は、騒がせたことを謝罪し、悠作(吉岡秀隆)にしばらく厄介になりたいと卑屈に頭を下げる。
ひとまず安心する万里江(小池栄子)だったが、達男は、悠作や順基(作間龍斗)にこれまでとは別人のように気を遣う。
一方、和菓子屋で修行中の順基は、スイーツ男子から成るアイドルグループにスカウトされたと言う。
和菓子屋とアイドルの二刀流を目指すと言う順基だが、万里江は猛反対!
そんな中、師島(河野真也)が、志織(ホラン千秋)との結婚をためらう康彦(中川大輔)に悠作を会わせたいと言い出す。志織の幸せを願う師島は、康彦の結婚観が変わると考えたのだった。
渋る悠作だったが、2人が結婚したら成功報酬がもらえると聞いてやる気になる。
そんな悠作に、達男との同居話を描くことをもう一度すすめる土門(北村一輝)。
しかし相変わらずはっきりしない態度の悠作に土門は、本音を問いただした。
その晩、悠作は漫画家としてまさかの大きな決断を下す。
万里江がショックを受ける中、静観していた達男がついに立ち上がる。深堀家がまさかの崩壊危機に!?

7話のネタバレ

深堀万里江(小池栄子)の父・山神達男(小林薫)が、鬼怒川のスナックのママ案乃雅枝(明星真由美)に捨てられて深堀家に戻ってきた。騒動を謝罪しまた厄介になりたいと低姿勢の達男。
万里江は達男が戻ってきてくれたことで安心する。

以前とは打って変わって悠作(吉岡秀隆)や順基(作間龍斗)に気を遣う達男。
一方、悠作の実家の和菓子屋「深堀」で修行中の順基は、芸能事務所の人にスカウトされたと話す。
和菓子屋とアイドルの二刀流を目指したいと言う順基に万里江は猛反対。

師島澄彦(河野真也)は八塚志織(ホラン千秋)に告白してフラれた話を万里江に伝えた。
志織と彼氏の徳丸康彦(中川大輔)を応援したいという師島は、康彦に悠作を会わせることを提案する。
悠作に会えば、結婚に抱く恐怖心や不安が薄れるのではないかと言うのだ。
悠作は成功報酬をもらうという条件で引き受け、康彦に会いに行き、持論を展開するのだった。

編集者の土門幸平(北村一輝)は、達男が深堀家に戻ったことで同居話の漫画を描けるようになって良かったと喜ぶ。
しかし悠作は、引け目を感じて優しくなった義父では、漫画のネタにはならないと言う。
土門は、悠作が描くべき話だと思うし絶対に面白くなると確信していると話すが、悠作は土門の思考が信じられないと言う。
土門は真顔で聞いた。
「本当に描いても面白くならないと思っているのか、ただ面倒くさいから描きたくないと思っているのか、描きたくても描けないのか」
まともに答えようともしない悠作に、土門は「わかったよ。もう来ないから安心しろよ」と帰ってしまった。

順基は、原木田れいら(平澤宏々路)に、アイドルのスカウトは断ったと言う。
追いかけている時は見向きもされなかったのに、諦めた途端あっちから声をかけられるなんて不思議だと順基が言うと、れいらは「私のことも諦めた?」と聞く。
「諦めてねぇよ。好きだよ」
順基の言葉にれいらは「私も!」と答える。

万里江は悠作に、達男と一緒に住むために家をリフォームしたいと言うが、悠作はその必要はないと答える。
漫画家を辞めるから自分の仕事部屋を達男の部屋にすればいいと言うのだ。
ショックを受けた万里江は土門に会いに行ってもう一度チャンスをいただきたいと頼むが、土門は「アイツはもう描きたくないんだよ。自分を納得させるようなものがもう描けないことに気づいちゃったんじゃないかな」と静かに言う。

その晩、達男は悠作を誘って焼き鳥屋に行く。
「娘と離婚してやってくれないか。娘には幸せになってもらいたいんだ」

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8話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家8話

8話のあらすじ

深堀悠作(吉岡秀隆)から、漫画家を辞めると宣言された万里江(小池栄子)は、どんな形でも描くことは続けてほしいと頼んだ。
だが悠作は、達男(小林薫)から「娘と離婚してやってくれないか」と言われたことをずっと気にかけていた。
翌晩、悠作は姿を消す。
万里江は、達男が離婚してくれと頼んだことを知って大激怒。
そこへ「しばらくひとりになって考えます」と書かれた悠作からの置き手紙が見つかる。
そんな中、順基(作間龍斗)が、清美(高橋惠子)の家に知らないオジさんがいたと知らせた。
「あれどう見ても彼氏だったな」という順基は、ジンさんというその男・倉谷(小堺一機)と清美が一緒にいる写真を見せる。すっかり不機嫌になる達男。
清美に聞くと、絵画教室の先生でただの友達だと言うが、達男は納得しない。
一方、その頃悠作は、同級生・飾磨の家に身を寄せていた。
悠作は、飾磨に本当の気持ちを打ち明ける。家出から帰還した悠作の結論とは。

8話のネタバレ

深堀万里江(小池栄子)は夫の悠作(吉岡秀隆)から漫画家を辞めると宣言されるが、どんな形でもいいから続けてほしいと頼んだ。
もう一度ゆっくり考えてみると答える悠作だったが、万里江の父・山神達男(小林薫)から「娘と離婚してやってくれないか」と言われた言葉が忘れられず姿を消してしまう。
達男は単にお灸をすえただけのつもりだったのだが、達男の言動を知った万里江は怒る。

悠作の行方がわからない中、万里江の母・貝田清美(高橋惠子)の家に遊びに行っていた順基(作間龍斗)が、おばあちゃんの家に彼氏みたいな人がいたと話す。驚く万里江と動揺する達男。
万里江が母に電話して確かめると、それは倉谷仁(小堺一機)という絵画教室の先生だった。

万里江は、清美から順基が原木田れいら(平澤宏々路)とつきあっていると聞いて驚き、和菓子の修行に集中したほうが良いと忠告する。
和菓子屋「深堀」で順基がバイトをしていると、ふらりと悠作が入って来た。
悠作は行くところがあると言って、お土産用に饅頭を買っていく。
その話を順基から聞いて、万里江は、悠作が中学の同級生・飾磨哲央(安田顕)の家に行ったのではとピンとくる。
哲央は悠作がこれまで人生の節目に相談に乗ってもらってきた友達だった。

飾磨家の人たちは悠作を温かく迎えてくれた。
悠作は哲央に自分から離婚することが一番の恩返しだと思うと言う。
そしてひとつだけ描けそうな漫画の題材があると話した。
達男は清美のそばに男性が現れたことにショックを受けていた。
仁という人が現れるまで、清美を失ったことを理解できていなかったんだと万里江に話す。
万里江は、孤独感にさいなまれている達男を力強く励ますのだった。

悠作が家に帰ってきた。万里江は大喜び。
しかし悠作が部屋で描いていた漫画の題材は自分が離婚してこの家を出ていくまでのお話だと言う。
「絶対に嫌です」と万里江は叫ぶ。

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9話のネタバレ・あらすじ

コタツがない家9話

9話のあらすじ

悠作(吉岡秀隆)が、離婚して自分が家を出ていく実体験を漫画にすると言いだした。
離婚を受け入れることができない万里江(小池栄子)は、説得しようとするが、「逆になぜ離婚したくないのかがわからない」と話にならない。
周囲に2人の離婚に反対する人がいないとわかってショックを受ける万里江。
この先夫婦を続けていくことに意味があるのか?なぜ自分は離婚したくないのか?と自分に問い始める。
そんな中、唯一離婚に反対する土門(北村一輝)は、離婚を回避できる唯一の方法があると言い出した。
悠作にとって離婚騒ぎが漫画のネタとしてつまらないと思うようになればいいというのだ。
これ以上、悠作の挑発に乗って離婚騒ぎのネタを提供しないよう、達男(小林薫)と順基(作間龍斗)、さらには熊沢(西堀亮)の力も借りるが、やればやるほど逆効果に。
悠作との結婚になぜここまでこだわるのか考える万里江だったが、大事な何かを忘れている気がする。
ついに覚悟を決めて離婚届にサインすることにするが、志織(ホラン千秋)達に万里江には土門がお似合いだとけしかけられて、大事なことに気づく。
いざ、決戦のリングと化した悠作の待つリビングへ!

9話のネタバレ

深堀悠作(吉岡秀隆)は自分たち夫婦の離婚話を漫画にするために家を出ていくと言う。
納得できない万里江(小池栄子)だったが、逆になぜ収入もなく家事もやらない夫と離婚したくないのかと悠作に聞かれてしまう。
発端は、万里江の父・山神達男(小林薫)が悠作に娘と離婚してくれと頼んだことだったが、達男は本気ではなかったと言い訳する。
万里江は母の貝田清美(高橋惠子)やferychelan(フェリシュラン)の社員たち、キッチンカー「ブロンソン」の霞田和恵(野々村友紀子)に悠作と離婚することをどう思うか聞いてみたが、誰も離婚に反対しない。ショックを受ける万里江。
どうして自分はこんなに悠作との結婚にこだわるのか、万里江自身考えても答えが見つからないのだった。

悠作の担当編集者・土門幸平(北村一輝)は、悠作が持ってきた漫画のネームを見て、面白いが、万里江のことを思うとこの作品にゴーサインは出せないと言う。
土門はフェリシュランへやって来て、万里江に悠作の漫画が面白いこと、長年待ち続けた甲斐があったことを話した。
土門に悠作の漫画家としての再起を託していた万里江は、編集者として全うして欲しいと言うが、二人に離婚してほしくない土門は離婚を回避する方法を伝授した。
それは離婚騒動がつまらないと悠作に思わせる作戦。
離婚話がネタとして手ごたえがないと悠作が判断すれば離婚への興味を失うのではと言うのだ。
万里江と達男と順基(作間龍斗)は土門の作戦に乗っていろいろやってみるがことごとく逆効果で、悠作は全部ネタとして面白がってしまう。

万里江は、八塚志織(ホラン千秋)と二人で飲んでいて、悠作は今どういう存在なのかを聞かれ、結婚20年で「好き」という気持ちが進化していって、出世魚で言うとブリの手前のワラサくらいの状態だと答えた。
ピザを円グラフに見立てて、万里江の悠作への気持ちを切っていく志織。
好きな気持ちは15%、大事だと思う気持ちは20%、同志という気持ちも20%、心配な気持ちが20%と答えたが、残りの1/4が思いつかない万里江。

万里江は、夢中で漫画を描いている夫を見ながら静かに離婚を決心する。
悠作に漫画を描かせたいという気持ちが勝ったのだった。
社員たちは、土門を忘年会に誘う。土門は、遅くなるかもしれないけれど顔を出すと約束した。
万里江は、社員たちを先に忘年会に行かせ、ひとり会社で離婚届を書く。
忘年会で、万里江は志織になぜ土門を誘ったのかを聞くと、土門と万里江がお似合いだからと言う。
社員たちが万里江と土門の結婚生活を勝手に想像し、悠作と比べて盛り上がるのを聞いていた万里江が突然立ち上がって叫ぶ。「わかったー!」
土門が店に来た時にはもう万里江は帰宅していた。

万里江が悠作に告げる。
「あなたと離婚したくないってことがはっきりわかったの」
「あなたの存在全てが私の生きるエネルギーなの。だから常にそばにいてくれないと困るのよ」
では11年半かかってやっと描けると思った漫画を諦めろと言うのかと悠作が言うと、30年後に離婚すれば良いと万里江は言う。
30年後も言い争ったりぶつかったりしていたい、それが幸せなことだとやっと気づいたんだと。
悠作の足元に来たチョーさんが訴えるように鳴く。悠作は観念した。

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10話(最終回)のネタバレ・あらすじ

コタツがない家最終回万里江と志織

10話(最終回)のあらすじ

クリスマスが近づいて来た。
今欲しいものは、7万円のダウンコートという深堀順基(作間龍斗)。
自分の部屋という達男(小林薫)。悠作(吉岡秀隆)は“家族からの尊敬”が欲しいらしい。
万里江(小池栄子)の欲しいものはお金で買えるものではないというが、それが何かは明かされない。
クリスマス当日深堀家は、独り身の師島(河野真也)を呼んでパーティーをすることに。
一方、離婚までの実録漫画を描くのをやめた悠作に、土門(北村一輝)は、ほとんど描き終わってるのだからと続きをうながす。しかし離婚というオチがなくなってもう描けないと悠作も譲らなかった。
そして迎えたクリスマスの日。熊沢(西堀亮)を誘うが断られて不機嫌になる達男。最近、彼は仕事先の新人と仲が良いのだった。そのことで悠作に煽られ小競り合いになるが、万里江は達男にサプライズで和室の部屋をプレゼントする。
順基へのダウンコートも用意したのだが、そこに同じダウンコートを着た順基が帰宅。
さらに、自室を手に入れた達男がとんでもない買い物をしてしまったことが発覚する。
激震が走る中、この達男の買い物がまさかの奇跡を巻き起こすことに。
果たして万里江の欲しいものとは?深堀家は幸せな聖夜を過ごせるだろうか。

10話(最終回)のネタバレ

クリスマスが近づいてきた。
深堀万里江(小池栄子)の息子・順基(作間龍斗)は、プレゼントに欲しいものを聞かれて7万円のダウンコートと答える。夫・悠作(吉岡秀隆)は「家族からの尊敬」、父の達男(小林薫)は自分の部屋が欲しいと言う。
一方、万里江は欲しいものを聞かれて「買えるものじゃないから」と答える。

万里江が担当した酒井ひかる(富田望生)と普一(森優作)の結婚式は心のこもったものになった。

大掃除で疲れ果てた悠作は、バイトから帰って来た順基にマッサージを頼む。
順基は母が欲しいものについて話をする。万里江は、悠作に漫画を完成させて欲しいのだった。

八塚志織(ホラン千秋)は徳丸康彦(中川大輔)からプロポーズされる。

土門は悠作に自分もプレゼント(悠作の漫画)が欲しいと言うが、悠作は離婚しないことになったのだからゴールのない漫画は描けないと言う。

志織に失恋してひとりでクリスマスを過ごさなければならない師島澄彦(河野真也)や、れいらも呼んで、深堀家でクリスマスパーティをすることになった。

最近、熊沢徹(西堀亮)が新人の京屋(和賀勇介)と仲良くしていることにイライラする達男。
万里江や悠作に言われて熊沢をパーティに誘ってみるが、家族でクリスマスをするからと断られてしまった。
当日、順基からは別の予定ができたと連絡があり、結局クリスマスパーティは万里江と悠作と達男と師島の4人で過ごすことに。
万里江と悠作は重い空気をなんとかしようと、達男へのクリスマスプレゼントを発表する。
それは、和室を達男の部屋にするというプレゼントだった。
万里江は父と夫にプレゼントを用意したので、順基にもダウンコートを買ったのだが、そこへ同じダウンコートを着た順基が帰宅する。
順基とれいらは、祖母の貝田清美(高橋惠子)の家に行って、デパートでコートを買ってもらったと言う。
清美は倉谷仁(小堺一機)仁に指輪を買ってもらったと聞いて、達男は和室に閉じこもってしまった。
しかも翌日の職場で、京屋が熊沢家のクリスマス会に呼ばれていたことを知りさらに落ち込む達男。

清美は、順基から、進学はしないで和菓子屋の跡継ぎを本格的に目指すことにしたという決断を聞いていた。

達男が貯金をはたいて家庭用サウナを購入し和室に設置してしまった。
鬼怒川で雅枝に捨てられ、清美は新しい男と幸せになって、熊沢は自分から離れようとしている。
今の自分にはどうしてもサウナが必要なのだと達男は言う。
熊沢が離れていくことが不安で、サウナで気持ちを繋ぎ留めたかったのだった。
突然笑い出す悠作。「サウナがある」「しかも和室にあるって変だ」と。
コタツがないのにサウナがあるのがおかしいと笑い転げる悠作につられて笑い出す万里江。

熊沢は喜んでサウナに入りにやってきた。満足気な達男。
そして、サウナというオチを見つけたことで悠作は漫画の続きを描き終えることができたのだった。
達男にお礼を言う万里江と土門。

万里江は深堀家の騒動を漫画で読みながら、これまでのことを思い出す。
我が家にコタツは必要ない。ぬくもりあふれる家族喧嘩がいつも家の中をぽかぽかにしてくれるのだから、と。

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【コタツがない家】と『俺の話は長い』の関連性

コタツがない家悠作

【コタツがない家】の脚本家金子茂樹さんの名作の一つに『俺の話は長い』があります。
母親と二人暮らしをしている主人公の家に姉一家が自宅の改築のために一時的に同居する話。
二つの家族が一つになっていく様子がユーモラスに温かく描かれていましたが、その中でコタツは重要な位置を占めていました。
家族が自然に集まる心地よい場所、コタツ。
「コタツは日本にしかない文化。世界から戦争を無くす秘密兵器はコタツなんじゃないか」という名言も生まれました。
改築が終わって姉一家が自宅に戻る前夜にみんなでコタツに入ってすき焼きを食べるシーンは印象的。
改築した家は床暖房でコタツはありませんでした。
その姉を演じたのが小池栄子さんです。

小池栄子さんを主役に据えた、本作【コタツがない家】。
深堀家にもコタツはなく、夫の悠作の定位置はソファになっています。
コタツがない家で深堀家がどう絆を深めていくのか、金子さんがこのタイトルに込めた想いを受け取りたいと思います。

【コタツがない家】気になるポイント(最終回後追記)

悠作の仕事が軌道に乗る日は来る?

悠作はニート状態の売れない漫画家ですが、いつか人気が出る日が来るのか、それともずっと万里江に頼り切ったままなのでしょうか。
編集部の土門がついていることだし、まずはしっかりと作品に取り組めると良いですね。
吉岡秀隆さんが頼りない夫役というのがとても新鮮です。

紆余曲折の末、11年半ぶりに、ついに悠作は新作を描き上げます。
悠作にとって大事なのは、作品が面白いか面白くないか。
そこは絶対に妥協しないゆるぎない想いがあるんですね。
書店に並んだ「コタツがない家」の売り上げは良くないようですが、これからもフカボリ遊策は漫画を描き続けることでしょう。
それが万里江への一番の贈り物。
吉岡秀隆さんがこんな情けない役をするなんてと当初は驚きましたが、深堀家のトークバトルでの絶妙なテンポ、ユーモアとペーソス、そして憎めないチャーミングさは流石でした。
傷ついた万里江を悠作が慰める温かなシーンは忘れられません。

順基の成長に期待!

アイドルを夢見るもオーディションで脱落し人間不信になってしまう息子・順基。
自分の目標を見つけて、希望を持って進んで行けますように。
作間龍斗さんの繊細な演技を楽しみにしています。

順基が捻くれた物言いをするのは、幼い頃忙しい母に思い切り甘えられなかったさみしさを抱いたまま高校生になったからでしょうか。
それでも根っこは素直だし、両親や祖父母を思い遣る優しさが随所にありました。
最終回で母の欲しいものを父に伝えたことはグッジョブでしたね。
進学はしないで和菓子職人を目指すと、自分の道をしっかりと決めたことも立派です。
錚々たる名優たちに囲まれて堂々と個性を発揮した作間龍斗さん、新鮮な印象を残しました。

達男はどんな人生を選ぶのか

熟年離婚して一人ぼっちになってしまった達男。
万里江の家にやってきて、どんな変化があるでしょうか。
高橋惠子さん演じる元妻との復縁にもちょっと期待したいです。
小林薫さんが小池栄子さんのおとうさん役をするというだけでワクワクします。

達男は、鬼怒川の雅枝と恋をして捨てられ、別れた妻の清美に未練もあり、70歳を過ぎても波乱の人生。
でも最終回で、彼が一番大事に思っているのは同僚の熊さんだということがわかりました。
熊さんの気持ちを繋ぎとめたくてサウナを購入することで深堀家に奇跡を起こします。
達男は万里江にとても大切に思われていて、幸せな父親だと思います。
そして達男も万里江のことを愛していることが良く伝わってきました。
頑固で尊大な父親であっても実に愛らしく魅力的だったのは、小林薫さんの力ですね。

可愛い猫にも注目!

コタツがない家チョーさん

猫ちゃんも深堀家の一員ですね。
名前は深堀チョーさん。8歳です。
夢は「コタツがある生活」だそうですよ!
可愛い姿に癒されましょう。

チョーさんにはいつも癒されました。
演じたのはひげちゃん。
名演技で、ドラマに良いリズムを与えてくれたと思います。

深堀家と一緒に元気になろう!

夫と息子と父を笑顔で養う万里江は、きっと見ている私たちにも元気と笑顔を届けてくれるはずです。
毎週水曜日、深堀家を見守りながら楽しい時間を過ごしたいと思います。

パワフルで前向き、家族も社員も全力で守ろうとする万里江。
ウェディングプランナーの仕事ぶりも誠実で、万里江を指名するカップルが多いのもうなずけます。
人の気持ちを敏感に受け取る人なので傷つくことも多いと思いますが、いつでも自分ができることを精一杯やることで乗り越えていきます。そのパワーの源が家族なんですよね。
感情豊かで愛情深い万里江は、まさに小池栄子さんのはまり役。
怒っても泣いても美しかったです。
深堀家のみんなは万里江も含め、言いたいことがあったら我慢せず相手に伝える。
グッと飲み込む例外もありますが。
喜怒哀楽をぶつけ合える関係だから、コタツがなくてもぽかぽかなんですね。
一筋縄ではいかない登場人物たちに笑ったり泣いたり胸を熱くする水曜夜の1時間は、毎週とても楽しい時間でした。
またいつか、深堀家の皆さんに会いたいです。

記事内画像出典:コタツがない家公式サイト

コタツがない家

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