【コタツがない家】最終回ネタバレ・感想|ジングルベルが似合わない深堀家にクリスマスの奇跡が!

コタツがない家最終回

【コタツがない家】最終回ネタバレ・感想|ジングルベルが似合わない深堀家にクリスマスの奇跡が!

【コタツがない家】最終回「クリスマスの奇跡」が12月20日(水)に放送されました。
ジングルベルが似合わない深堀家は、クリスマスの日も大騒ぎ。
深堀万里江(小池栄子)、夫・悠作(吉岡秀隆)、父の達男(小林薫)、息子・順基(作間龍斗)がそれぞれクリスマスに欲しいものとは?
ひかる(富田望生)と普一(森優作)の感動的な結婚式もじっくり描かれます。
それでは、【コタツがない家】最終回のネタバレと感想をお届けいたします。

次クールの日テレ水10ドラマはとなりのナースエイドです。

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目次

【コタツがない家】最終回のネタバレ

クリスマスプレゼントに欲しいもの

コタツがない家最終回万里江と順基

クリスマスが近づいてきた。
深堀万里江(小池栄子)の息子・順基(作間龍斗)は、プレゼントに欲しいものを聞かれて7万円のダウンコートと答える。
夫・悠作(吉岡秀隆)は「家族からの尊敬」と言い、父の達男(小林薫)は自分の部屋が欲しいと言う。
譲るつもりだった仕事部屋は、悠作が漫画家を辞めないことにしたため達男の部屋にはならなかったのだ。
ただ悠作は、離婚話をネタに描いていた漫画を、万里江と離婚しないことになったのでボツにすると言う。
和室を達男の部屋にしてはどうかという意見もあったが、夜中に隣のリビングで悠作がゲームするからということで却下され、達男へのプレゼント問題は解決しなかった。

万里江は欲しいものを聞かれて「買えるものじゃないから」と答える。
「俺、わかったよ。アレだろ?」と順基は万里江に耳打ちした。

ひかると晋一の結婚式

コタツがない家最終回結婚式

達男と悠作が家の大掃除に追われている時、万里江とフェリシュランの社員たちは、ひかる(富田望生)と普一(森優作)の結婚式当日を迎えていた。

達男と悠作の作業と、結婚式の進行が交互に描かれて面白かったね!

大掃除と結婚式が絶妙にシンクロしていて楽しかったわ。

万里江たちの仕事の素晴らしさは勿論のこと、新郎新婦や家族もそれぞれができることを持ち寄って、温かい結婚パーティだったね。

感動的だったわ。万里江と一緒に泣いちゃった。

コタツがない家最終回ひかると父
コタツがない家最終回ひかると母

万里江がひかるや晋一と丁寧に打合せしてきたことが実った、心のこもった結婚パーティだった。
ひかるの父・浅田光之助(遠山俊也)が望んだバージンロード。
父が大好きな映画「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュースのイメージのウェディングドレス。
晋一はホルンで「サウンド・オブ・ミュージック」の「私のお気に入り」のメロディを吹き、ひかるは晋一の好きな激辛味のケーキを作るというお互いへのサプライズ。
ひかるの母・町子(池谷のぶえ)は見事な歌唱でオペラ「椿姫」を歌い上げて盛り上げた。
そっと涙を拭く新婦のひかる。
感動の涙があふれる万里江。

夫婦円満の秘訣は

コタツがない家最終回万里江とひかると晋一

温かい結婚パーティが無事お開きになった。
ひかるは、以前万里江に即答してもらえなかった「夫婦円満の秘訣」を改めて聞く。
「相手のことは勿論、そのご家族や友人たちのことも同じくらい大事にできるとうまく行くと思います」

万里江が欲しいもの

コタツがない家最終回順基と悠作

大掃除で達男に酷使され疲れ果てた悠作は、バイトから帰って来た順基にマッサージを頼む。
順基は足で背中を踏みながら、頼みごとをする。
原木田れいら(平澤宏々路)が好きな漫画家のサインを編集の土門幸平(北村一輝)にもらってほしいというお願いだった。
順基はついでのように、母が欲しいものについて父に話をする。
万里江が欲しい「お金で買えないアレ」とは、漫画の完成だった。
「無理だって言ってるだろ」と言う悠作に、順基は言う。
「それがわかっているからあの人も口にしないんだよ。そういうところは意外といじらしいからさ」
「わかったような口きくんじゃねーよ」と言う悠作の背中を思い切り踏みつける順基。

康彦が出した答え

ひかるたちの結婚式から帰った八塚志織(ホラン千秋)は家で休んでいた。
徳丸康彦(中川大輔)は夕食を作りながら、建設事務所の面接に合格したことを報告する。
就職が決まったお祝いをしようと仕度を始めた志織に、康彦は
「結婚しよう」
「僕と結婚してください」
とプロポーズする。
「いいよ」
笑顔で抱擁する二人。

フェリシュランのメンバーで志織をお祝い。

コタツがない家最終回フェリシュラン

未完の漫画

土門は悠作に自分もプレゼント(悠作の漫画)が欲しいと言うが、悠作は離婚しないことになったのだからゴールのない漫画は描けないと言う。
「コタツがない家」というタイトルを見て離婚漫画だと連想する人がどれだけいるのかと言い、なんとか漫画の続きを描かせたい土門。
すると、遊びに来ていた賢雄(廣末裕理)が、「コタツがない家というタイトルは、家にぬくもりがないということを暗示しているんですか?」と聞く。

11年半かかって9合目まで登ってきたのにまた1合目まで引き返そうと言うのかと、土門は悠作の決断を残念がる。

深堀家のクリスマスパーティ

志織に失恋してひとりでクリスマスを過ごさなければならない師島澄彦(河野真也)や、れいらも呼んで、深堀家でクリスマスパーティをすることになった。
最近、熊沢徹(西堀亮)が新人の京屋(和賀勇介)と仲良くしていることにイライラする達男は、万里江や悠作に言われて熊沢をパーティに誘ってみるが、家族でクリスマス会をするからと断られてしまった。
当日、順基からは別の予定ができたと連絡があり、結局クリスマスパーティは万里江と悠作と達男と師島の4人で過ごすことに。

美味しい料理とお酒が並んだテーブルを囲んでいるのに、達男はふさぎこんでいた。
万里江と悠作は重い空気をなんとかしようと、達男へのプレゼントを発表する。
それは、和室を達男の部屋にするというプレゼントだった。
「今日からお父さんの部屋。どんなふうに使ってもらってもかまわないから」
悠作は志織の結婚話の成功報酬として万里江にゲーム用のテレビを買ってもらったので、和室を提供できることになったのだった。

万里江は父と夫にプレゼントを用意したので、順基にもダウンコートを買ったのだが、そこへ同じダウンコートを着た順基が帰宅する。
実は、順基とれいらは、順基の祖母の貝田清美(高橋惠子)の家に行っていたのだった。

コタツがない家順基とれいら


順基は清美とれいらと倉谷仁(小堺一機)と一緒にデパートに行き、清美にコートを買ってもらったと話す。
その時清美が仁に指輪を買ってもらったと聞いて、達男は顔色を変えて和室に閉じこもってしまった。
しかも翌日の職場で、京屋が熊沢家のクリスマス会に呼ばれていたことを知りさらに落ち込む達男。

コタツがない家最終回達男と熊沢と京屋

万里江は清美を訪ねた。
清美は、順基は直接自分に今後の話をしたかったのではないかと言う。
進学はしないで和菓子屋の跡継ぎを本格的に目指すことにしたという決断。
「おかあさんはもう良いの?本当は和菓子屋の道に進んでほしくないんでしょう?」と聞く万里江に、清美は、
「良いも何も人の人生なんて思い通りにはいかないもの」と答える。
そして、仁とは籍を入れるつもりはない、ゆくゆくは一緒に暮らすかもしれないけどと話した。
達男のことをよろしくお願いしますと頭を下げる清美。
万里江はしっかり面倒をみることを約束した。

「サ」から始まって「ナ」で終わるもの

職場の万里江に、悠作から電話がかかってきた。
達男が和室にとんでもないものを買ったと言う。
達男が貯金をはたいて購入したのは家庭用サウナだった。
驚愕して、帰宅後達男に抗議する万里江だったが、悠作も順基もサウナに入る気満々。

達男は、しんみりと話す。
鬼怒川で雅枝に捨てられ、清美は新しい男と幸せになって、熊沢は自分から離れようとしている。
今の自分にはどうしてもサウナが必要なのだと。
自分だけの部屋ができたらサウナを買うと言ったら熊沢は喜んだ。
サウナに通う知識では京屋にはかなわないからと。
今は貯金が少なくなることより、熊沢が離れていくことが不安だと素直に話す達男だった。

深堀家に訪れた奇跡

コタツがない家最終回万里江と悠作

突然笑い出す悠作。「サウナがある」「しかも和室にあるって変だ」と。
コタツがないのにサウナがあるのがおかしいと笑い転げる悠作につられて笑い出す万里江。
サウナの前で笑い続ける二人。

笑う門には福来る。
深堀家に奇跡が訪れた。

仲良くサウナに入って大喜びの熊沢と順基。それを眺めて満足気な達男。
そして、土門の訪問によって万里江は悠作の漫画の完結を知らされる。
義父がサウナを買ったというオチを見つけたことで、悠作は漫画の続きを描き終えることができたのだった。
達男にお礼を言う万里江と土門。

万里江が仕事部屋に呼びに行くと悠作はソファで寝ていた。
机の上の原稿を見つけて読み始める万里江を、そっと目を開けて見ている悠作。
深堀家の騒動を漫画で読みながら、万里江はその時その時のことを思い出す。
そして、読み終えて思うのだった。
我が家にコタツは必要ない。
ぬくもりあふれる家族喧嘩がいつも家の中をぽかぽかにしてくれるのだから、と。

うしろから悠作が声をかける。
「クリスマスプレゼント」
「お返しに尊敬してあげる」と抱きつく万里江。

コタツがない家最終回漫画

【コタツがない家】最終回の感想

見事な構成

コタツがない家台本

ひかると晋一の感動的な結婚式にリンクさせて達男と悠作の大掃除をインサートしていく仕掛けが楽しいと大評判の最終回。
全体の構成も巧みに考えられていて、また1話から見返したくなります。
クールでユーモラスな高橋惠子さんのナレーションが実に味わい深かったです。
そして、猫のチョーさんはいつも癒しでした。

続編は「サウナがある家」?

コタツがない家最終回チョーさん

当初このドラマは、欠点ばかりが目立つ3人の男たちに振り回される万里江の物語という印象でしたが、毎回深堀家の様々なトラブルや騒ぎを見て行くうちに、次第に夫や父や息子の面倒をみることが万里江の活力になっていることがわかってきました。
万里江は本当に愛情深い人ですね。
悠作も順基も達男もわがままではありますが、万里江のことを大事に思っていることも伝わってきました。

登場人物ひとりひとりが魅力的で愛おしく、お別れがさみしいです。
続編を望む声が多数ありますね。
いつの日かまた深堀家の皆さんに会えますように。

記事内画像出典:コタツがない家公式サイト

コタツがない家最終回

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