【コタツがない家】2話ネタバレ・感想|問題山積の深堀家!万里江が腹をくくって大黒柱になる!

コタツがない家2話

【コタツがない家】2話ネタバレ・感想|問題山積の深堀家!万里江が腹をくくって大黒柱になる!

【コタツがない家】2話「舅VS夫」が10月25日に放送されました。
会社社長兼カリスマウェディングプランナー深堀万里江(小池栄子)が、夫(吉岡秀隆)息子(作間龍斗)父(小林薫)の3人のダメ男を養うネオ・ホームコメディー。
深堀家に居続ける父、大学の推薦を断ると言う息子、相変わらず家でグダグダしている夫。
それぞれの問題に翻弄されながらも、万里江は一家の大黒柱として3人の面倒をみる覚悟をします。

それでは【コタツがない家】2話のネタバレと感想をお届けします。

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目次

【コタツがない家】2話のネタバレ

なぜか深堀家に居続ける父

コタツがない家2話万里江達男順基

深堀万里江(小池栄子)の家に父の山神達男(小林薫)が来てから5日が過ぎた。
栃木の山中で警察に保護された時は心配したが、機嫌よく家事をやってくれる達男に万里江は安堵していた。
しかし、これまでは深堀家に泊まることを嫌がってわざわざホテルを取っていた父がどうして5日もこの家に居続けているのかを疑問に思う。
昔から料理は得意で自分が作りたい時は凝ったものを作るが、基本的には家事は女がやるものだと母・清美(高橋惠子)に任せきりだった父が献身的に家事をやるなんて、何か裏があるのではと考える万里江だった。

大学の推薦を断ると言い出す順基

コタツがない家2話万里江と達男と順基

達男が夕食のお好み焼きを作るのを悠作(吉岡秀隆)と順基(作間龍斗)が手伝っていた。
万里江は洗濯機から取り出した洗濯物がティッシュペーパーまみれだったことで怒り心頭、ポケットにティッシュを入れたままだったのは誰かを追及するが、誰も自分ではないと言い張る。

夕食の前に、順基が意を決して口を開く。
「じいちゃんには昨日の夜相談したことなんだけどさ、大学の指定校推薦断ることにしたから」
驚く万里江と悠作。
もう校内推薦も通っているしダメだという万里江に、達男は「本人が行きたくないって言ってるんだぞ」ととりなす。

万里江が「行きたいって言ったわよね」と言い、順基は「あなたが推薦で行ってほしそうだったから別にいいけどとは言ったよ」と言い返して、せっかくのお好み焼きを前になんだか殺伐とした雰囲気だね。

言い合っている万里江と順基の顔がよく似ていてやっぱり親子だなぁなんて思っちゃったわ。

確かに小池栄子さんと作間龍斗くん、似てるよね。

順基はアイドルのオーディションに行ってみたり、一度は受け入れた指定校推薦をやっぱり断ろうと思ったり、迷走してるわね。自分が何をやりたいのかまだ見つかってない感じね。

順基は、浪人して達男の出身大学である慶応を目指すと言う。
万里江は納得できない。
アイドルのオーディションを受けたのは現実逃避で、それくらい大学の推薦断りたいってことだと言う順基に、「アイドルになりたかったわけじゃないんだろう?」と悠作。
「(オーディション番組は)友達に出たら受かるよと言われたから出ただけ」と言いながら、親に責められると「なりたい気持ちがなかったらオーディションなんか受けないよ」「ダンス習ってきたんだから興味ないわけないじゃない」と言い出し一貫性がない。
「結局お前、どうしたいんだ」
達男に聞かれて順基は黙ってしまった。
「もし推薦で行ってくれたら、おかあさんこの先あなたにああしろこうしろって一切言わないって約束するから」
「言ったかんな。忘れんなよ」
「いいよ。本当に推薦で行ってくれるならね」
万里江の気迫にまたしても何も言えなくなってしまう。

ダンススタジオに辞める挨拶をしに行った順基だが、せっかくだから最後に踊っていけよと言われてみんなと踊る。
「うちをやめてどうすんだ」と言われ、親の望んだ大学入ってそこそこの会社に就職して普通の人間を目指すと答えた。
「うちの親父見てるんで才能の世界の残酷さもちょっとはわかってるんで」

志織の想い

八塚志織(ホラン千秋)は、恋人の徳丸康彦(中川大輔)に、
「万里江さんにいつか私の結婚式一緒に考えるのが夢だと言われちゃったんだよね」と話す。
お互い結婚を選択しないことで理解し合ってると万里江に答えたことも言ったが、康彦は志織の本心に気づいているようなのにのらりくらりとかわしてはっきりしない。

悠作の行動をメモする達男

達男は、万里江にここ3日間の悠作の行動を記録したメモを渡す。
自堕落で生産的なことは何一つしない悠作に達男は心底呆れていた。
「仕事も家事もしないで遊んでいる奴は俺に言わせりゃ犯罪者以下だ」
万里江は、漫画家という仕事は特殊だからと庇うが、10年以上も仕事していないそうだがと達男に言われ、古い付き合いの編集者が来てくれた話をする。
懸命に悠作を擁護する万里江に、達男はお前は昔から頼りにされる人間に甘すぎるんだよと嘆く。
「おとなしく前の男と結婚してりゃあこんな余計な苦労せずに済んだのに」
「順基がいるのにやめてよ」
すると順基が「パイロットだったんでしょう?」と口をはさむ。
順基の祖母の清美もよくその人の話をしていたのだった。

土門から提案された漫画のテーマ

土門幸平(北村一輝)が悠作を訪ねて来た。
しかし悠作は隣家の小学生の賢雄(廣末裕理)にせがまれてラジコンの勝負をしに行って留守だった。
応対したのは達男。
もし悠作に才能がないのなら早めに見切りをつけてやってくれ、このままでは娘が不憫で、と頼む。
家族を幸せにするためにも悠作にヒット作を生み出してもらいたい、その可能性に自分の編集者人生を賭けてみようと思っている、と土門は熱く話すが、達男の胸には響かない。

ラジコンの勝負で負け続け「自分が勝つまでやりたい」とごねる賢雄に優しさのない言葉で追い詰めて泣かせる悠作。
そこへ土門がやってくる。
「悠作は子どもからお年寄りまで幅広い世代に嫌われてるんだなぁ」
その後飲みに行った二人。
土門は、親父さんの厳しい目から逃れるためにも興味がない仕事でもやってみるか?、小説原作の話とか偉人の伝記ものとかなら回せないこともないぞと言うが、悠作がうんと言うわけもない。
土門は、離婚を漫画にするのが嫌なら、親父さんとの共同生活を漫画にするのはどうだと提案した。
怒りや苦しみが生まれる環境が創作意欲のエンジンになるならいくらでも描けるんじゃないか、しかも嫁姑は沢山描かれてきているが夫と舅の話は新しいと思う、と熱心に勧める。
しかし悠作は共同生活はもうすぐ終わる、もう出て行ってもらうからと断った。

万里江は清美と食事に行き、順基に昔の話をしないでと言った。
「やっぱりおとうさんも拓也さんと結婚してほしかったのね」
別れてすぐ悠作とつきあい出した時は驚いたと清美が言うと、正直当時はヤケになっていて自分を気に入ってくれる相手なら誰でも良かった気がすると言った後、
「でもつきあってみて本当に居心地が良かったのよ」と話す万里江。
清美は、「悠作さんは悠作さんでとっても好きよ。あなたが放っておけない気持ちもわかるわ」と微笑んだ。
万里江は「この人で間違いなかったと思ってやっていくしかないんだよね」と自分に言い聞かせるように言う。

達男が抱える事情

帰宅した悠作は万里江に、土門が達男から漫画家をやめさせてくれとお願いされた話をして愚痴る。
すると万里江は、いかに堕落した生活をしているかメモまでされているよ、と達男のメモを見せる。
悠作はいつまでうちにいるつもりなんだと嘆く。
順基に達男の様子について聞くと、まだしばらくうちにいるつもりなのではと言う。
マンションもスマホも解約して、深堀家に厄介になり順基の部屋の雑魚寝で甘んじているのは、もしかしたらお金がないからではと3人は話し合う。

職場で考え事をしていた万里江に、清美から電話が来た。
達男の同期で親友だった宮島の妻から連絡がきたのだと言う。

達男は警備会社に面接に行ったが、一流大学を出て一流商社を勤め上げた方がどうしてうちなんかに、年下の現場作業員に顎で使われても平気ですか、無理だと思いますけどね、と言われてしまった。
だが達男は「死ぬ気でやりますんでどうかお願いします」と頭を下げる。

悠作は自分の部屋で達男の絵を描いてみていた。

順基とれいら

達男と万里江と悠作は手巻きずしの準備をしていた。
順基は、同級生の原木田れいら(平澤宏々路)が漫画家に興味があるので悠作に会いたがっているという話をする。
女の子がひとりで家に来るのか、つきあっているのか、結婚したいと思っているのか、つきあってないのになぜ家に来るのかと3人に質問攻めにされるたびに反論する順基だったが、達男から
「じゃあその子に恋愛感情はないのか」と聞かれると言葉につまってしまう。

手巻き寿司と焼き鳥

コタツがない家2話万里江と達男

順基の恋愛話から、矛先が悠作に向いてしまった。
「俺は最後まで漫画家なんて反対だったんだ。聞く耳持たずに突っ走った結果がこのザマだ」と達男に言われ、悠作は、結婚したくてしたわけじゃない、連日連夜万里江から結婚を迫られて根負けしただけだと反論する。
そんなに自分が気にくわないのになぜ何日もうちにいるのかと悠作に聞かれて、娘が不憫だからと言い返す達男。
激しい口論になり、手巻きずしを囲んでからも止まなかった。
「そんな楽な生き方許されていいはずはないんだ!」
大きな声を出した達男に、万里江が口をはさむ。
「おとうさん、もしかしてお金ないの?」

万里江は、清美から聞いた話をする。
宮島の妻は、遺品の中から出て来た株券を見て詐欺事件で話題になった投資会社と一緒だったので、達男も詐欺にあっていないかと心配して連絡してくれたのだった。
達男は全て認める。
悠作は、うちにとどまる選択しかなかったのにどうしてそんなに強気な態度に出られたのかと嫌味を言ってしまう。
激昂した達男は家を出て行った。後を追う万里江。
しばらく歩き続けた達男は焼き鳥屋を見つけて入っていく。万里江も続いた。

カウンターに並んで達男は話す。
宮島から熱心に持ち掛けられた投資話に手を出して詐欺だと気づいた時には遅かった。
宮島は何度も謝ってくれたが、あっという間に疎遠になって、久しぶりの連絡は妻からの葬儀の知らせだった。
お金のことより、宮島とこんな形でお別れ方をしなければならなかったことが一番辛いと。
自分が投資話に乗ったばかりにこんなことになって何もかもが嫌になってしまった。
万里江は、おとうさんが生きていてくれて本当に良かったと話す。
「こんなことがあったってお父さんの威厳がなくなるわけじゃないし、私からの愛情が一ミリも薄れることはないし。ずっと尊敬しているし、感謝もしているし、これからも思いっきり頼りにしていこうと思っているんだからさ」
そして、「私おとうさんが思っているより幸せだから安心して」と伝えて、悠作の良いエピソードを伝える。

一方、残された二人は手巻きずしを食べていたが、悠作は順基に、トロやウニは残しておけ、なくなって真っ先に疑われるのは俺なんだからと言っていた。

帰宅した万里江は、達男が仕事を見つけて新しい部屋を探すまでもう少し家に居させてほしいと悠作に頼む。
悠作に「それは俺に大きな貸しを作ることになるけど大丈夫?」と言われ、万里江は焼き鳥屋で悠作を必死でフォローしたことを後悔する。

それでも、「これからうちの男たちの面倒は私が見ていこう」と腹をくくった万里江だった。

【コタツがない家】2話ネタバレの感想

達男VS悠作

小林薫さんと吉岡秀隆さん、名優二人のバトルは見応えありました。
深堀家は口論が始まる時にゴングが鳴るのも面白いですね。
こんなにズケズケと思っていることを言い合うのは家族と言えどもすごいと思います。
憎まれ口ばかりの悠作ですが、トロやウニを残すように順基に言ったのは、本当は義父への思いやりだと思いたいです。

万里江の愛情

万里江は家族のことが心配で一々口を出しますが、他の人に非難されると全力でフォローしてとても愛情深い人だと思います。
辛い経験をした父に、威厳がなくなるわけじゃない、私の愛情が薄れることもない、ずっと尊敬と感謝をしていると伝えられる娘は本当に立派です。
包容力があって周囲に明るい光を放つ小池栄子さんのはまり役ですね。

今回も猫のチョーさんは可愛かったです。
もうちょっと出番があると良いニャー。

コタツがない家2話チョーさん

さて、次回は達男と悠作に新たな動きがあるようです。
万里江の愛情が報われるといいですね。
3話は11月1日(水)午後10時からです。
どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:コタツがない家公式サイト

コタツがない家2話

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