【君が心をくれたから】9話のネタバレと感想!千秋(松本若菜)を加えた家族団らんシーンに視聴者号泣

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君が心をくれたから第9話

月9ドラマ【君が心をくれたから】(君ここ)第9話が2024年3月4日(月)に放送されました。

放送後、太陽の母・千秋(松本若菜)を加えた家族団らんシーンに視聴者号泣で…。

今回は【君が心をくれたから】9話のあらすじ・ネタバレ・感想・視聴率・出演者スタッフなどについて!

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第1話第2話第3話第4話第5話
第6話第7話第8話第9話10話
最終話
目次

【君が心をくれたから】9話のあらすじ

【君が心をくれたから】9話のあらすじです。

太陽が母と千秋の一致を知る

2024年2月27日。逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)からのプロポーズを受け入れ、結婚式したふりをした。しかし実は雨は婚姻届を出していなかった。雨は春陽(出口夏希)に、あと1カ月だけ太陽と結婚しているふりをさせてほしいとLINEでお願いした。

太陽は、 父親の陽平(遠藤憲一)にある人から「花火師は今という10秒間に全身全霊を尽くす」とアドバイスされたと話す。太陽は陽平にとっての人生で大切な10秒間は何か?と尋ねたが、「わかんねえよ」と答えてもらえなかった。

雨は妹の春陽(出口夏希)から、母・明日香の写真を渡される。それを見て驚く太陽。写真に写っていたのは、千秋(松本若菜)だった。

希望の光

一方、雨は昨日の結婚式で使ったキャンドルに火をつけた。雨はなぜキャンドルの光は落ち着くのか疑問を口にする。

案内人で太陽の実母・千秋は「きっと希望の光だから」と答える。

千秋「人ってね、誰もが心にキャンドルを持っていて、そこには希望の光が灯っているの。その光を消さないように大切に誰かと分け合いながら生きていくのが人生なんだって」

雨「あるのかな。太陽くんの花火を見た後、五感を全部失くしたら、希望の光…」

雨のナレーション「この小さな淡い光が、なんだかとても愛おしい。私の希望に似ているからだ。風が吹いたらあっという間に消えてしまう。弱くて儚い灯火だから」

千秋の覚悟

太陽は、雨にも千秋の写真を見せる。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨。するとそこに案内人の日下(斎藤工)が現れ、「止めた方がいい」と忠告する。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだり、生前のことを話したら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまう、 と言うのだ。

そんなリスクを負ってまで千秋は息子に会いたかった。正体を隠すと誓ってまで会いに来たのだった。

伝えるなら今

「今は10秒間」の話は陽平が明日香(松本若菜)に話した内容だった。不思議がる陽平。

そんな中、望田司(白洲迅)が春陽に会いに来た。司は雨が婚姻届を出していないことを伝える。春陽は、雨から連絡をもらって知っていると答える。

春陽は「自分を許せない。でももう遅いよ。顔を合わせる資格がない」と嘆く。

司は春陽に、雨が桜まつりのころには視覚を失い、次は聴覚も失ってしまうのだろうと告げ、伝えたいことがあるのなら、雨と意思の疎通ができるときにしておくべきだと助言する。

俺の母さんに会ったら

日下は美術館の前に佇む。そこへ千秋が現れた。日下は、雨と太陽が千秋の正体に気づいたことを説明する。

その後、海が見える場所で、太陽と千秋が話す。

千秋「質問。太陽君のこれまでの人生を教えてほしいな」

太陽「普通の人生です。子供の頃からよくここに入り浸ってました。俺もいつか花火師になりたいなって。だけど赤い色が見えないことが分かって諦めたんです。落ち込みました。もうこれで、母さんとの約束は叶えられないって。それを支えに生きてきたから。けど、高校で雨に出会って、もう一度頑張ろうって思えたんです。俺の花火で幸せにしたいって。だから俺の人生は雨と、母さんのおかげで、今があるんです。」

千秋「そっか」

太陽「千秋さん、お願いしてもいいですか。天国があるかはわからないけど、もしそこで偶然、俺の母さんに会ったら伝えて欲しいんです。『ごめんなさい。俺のせいで、火事に巻き込んで、ごめんなさい』って。」

千秋は涙を見られないように顔をそむけて、「わかった。伝えるわ。じゃあ、私もいいかしら。見たい景色があるの」と告げる。

【君が心をくれたから】9話のネタバレ

【君が心をくれたから】9話のあらすじネタバレです。

日下の過去

君が心をくれたから第9話

雨は五感を失った先の未来に不安を抱いていた。

雨は奇跡が終了後、日下たちがいなくなると聞いて、「お願いがあります。耐えられません。真っ暗な中で1人で生きて行くなんて。だから私のことを死なせて下さい」と伝える。

日下は「それはできません」と拒否。しかし「気持ちは分かります。私もかつてあなたと同じことを思ったことがあります」と告げて、自身の過去を打ち明ける。

日下は1953年に東京で生まれた。映画好きで脚本家を目指していた。厳格な両親のもとを飛び出して、下宿で脚本を書いては映画会社に持ち込んでいた。夢は叶わなくても楽しい日々だった。

そんなある夏の日、日下は画家志望の白石小夜子という女性と恋に落ちた。今思えばあの夏が人生で一番幸せだった。

しかし二十歳の時、彼女が事故に遭い、瀕死の重傷を負った。知らせを受けた日下は病院に行った。そこで“案内人”が現れ、“奇跡”のことを持ちかけられた。

彼女は一命は取り留めるが重傷で生涯、動けない体になる。しかし奇跡を受け入れたら彼女を助けられる…。

日下は彼女の怪我を引き受けるという条件で、奇跡を受け入れた。

日下「彼女には画家になるという夢を叶えて欲しかった。そして信じた。何があっても変わらず私を思ってくれる、と。しかし…後遺症もなく目覚めた彼女は私を捨てて姿を消した。残された手紙には『私は画家になりたい。だからあなたを支えることはできません』と。それから20年、彼女の宿命を肩代わりした私は夢も恋人も失い、ただ1人、孤独に生きました。奇跡を受け入れた人生に何の希望も見いだせずに。変な話をしました。忘れて下さい」

雨「やっぱりないんですね。奇跡の先に希望なんて」

千秋が見たかった景色

千秋が自分の実母であることを知った太陽は、家族で食事しようと父親の陽平、妹の春陽を誘い、家族で鍋を囲む。

太陽は「母さんもここに呼ぼう」と言って、小皿によそう。そして椅子を引く。

そこには千秋もいた。近くで見守っていた千秋に太陽が目配せして、座らせる。

こうして、“朝野家4人”での時間を楽しむ。

その後、気を利かせた太陽は、春陽をコンビニへ連れ出して、千秋と陽平の2人きりの時間を作る。

陽平は10秒間の話の時から違和感を覚えていた。半信半疑な陽平は、姿は見えていない千秋へ想いを語る。

陽平「明日香、俺はこの20年間いつも考えてた。お前は俺と出会わなければ死なずに済んだだんだよなって。申し訳ないなって、いつも思ってた。だけどな、やっぱり俺思っちゃうんだよな。『明日香と生きることが出来て良かった』って。『幸せ者だ』って。ありがとな。太陽を、朝野煙火を守ってくれて。あの時の雨、お前が降らしてくれたんだろう?火事を消すために。俺はそう信じてる。あの日の約束守ってくれてありがとう。」

そばで聞いていた千秋は涙ぐむ。

回想:陽平「お腹の子の名前、春陽にしないか?と陽平が言った。今日みたいにポカポカ陽気の幸せが続くように、太陽と春陽の幸せな今を俺とお前で」

回想:千秋「守る。何があっても」

その後。陽平は太陽に「一番大切だった10秒間、前に聞いたよな。きっと明日香と出会った時だな。あの最初の10秒間がなけれりゃ、今はないからな」と告げる。

太陽は「最初の10秒間?俺、わかった気がしたよ。作りたい花火」とほほ笑んだ。

【君が心をくれたから】9話の結末

【君が心をくれたから】9話の結末は…。

希望の光を灯す

君が心をくれたから第9話

千秋は雨に話したキャンドルの話を太陽にも告げる。

千秋は太陽に「灯してくれてありがとう」と感謝を伝え、「雨ちゃんにも分けてあげて。雨ちゃんの心にも灯してあげてほしい」と訴える。

太陽は「希望だよ」と言って、雨の前に沢山のキャンドルを広げる。

太陽は「雨の五感、俺が必ず取り戻すから」と宣言。今の科学は凄いし、世界中の病院でも回るという。

太陽は世界中の景色を見に行くことを伝え、雨の手を握り「触覚だっていつ必ず」と希望を与える。

太陽は「いつか見たい景色がある」と言う。東京の行列のできる大人気のパティスリーがあって、そこで山ほどスイーツを食べたい。そしてパティシエが挨拶に来る。太陽がお礼を言うと、「君が嬉しそうに笑うんだ。それで言うんだよ。『そうでしょう。どれも私の最高傑作だもん』って。パティシエの制服を着た雨が。いつか、また食べさせてよ。雨の最高傑作」。

雨は「いつか、更新してやるか、私の最高傑作」と笑った。

雨はキャンドルを見ながら「こんなにたくさんあったんだね、私の希望」と笑顔に。

雨のナレーション「このたくさんの光が今は何より愛おしい。風が吹いてもきっと消えない。君がくれた希望だから」

雨の見たい景色

翌日、雨は日下と話す。パティシエになるのは無理だとはわかっているが、一つだけ見たい景色できたという雨。

雨「太陽くんが幸せに暮らす未来です。彼がうんと立派な花火師になって、誰かと結婚して、笑顔で暮らす未来を遠くから、ほんのちょっとでいいから見たいなって」
日下「悔しくないですか?そこにあなたがいないことに」
雨「そりゃ悔しいです。それでも好きな人の幸せな未来なら。」

雨「だから生きます。その希望を叶えるまで、生きて生きて、生きまくってやる。奇跡なんかに絶対負けない。」

雨のナレーション「諦めない。どれだけ強い風に吹かれても、私は生きる。生きてやる。いつか見る景色のために」

遺作の絵

君が心をくれたから第9話

日下は美術館を訪れる。そして彼女の絵を見ていく。

【画家の紹介文】:白石小夜子(1953ー2013)神奈川県横浜市出身。1980年、日輪芸術賞展で新人賞を受賞。風景画を中心に日常を切り取った作風が高く評価された。

遺作となった絵のタイトルは「ごめんなさい」。

その絵は、日下の人生で一番幸せな時間と語っていた、2人が手を繋いで大きな木がある公園を歩く夏の日の姿が描かれていた。

千秋が現れた。日下が2人を担当したのは、彼女の絵が長崎にあるのを知っていたからだった。しかし今日まで来れなかった。

千秋「どうして?」
日下「見てみたくなったんです。好きな人の未来を」

日下は理不尽な奇跡を背負い、苦しいことしかなかったと思っていた。でも、あの日々がこの絵に繋がっていたと思うと、ほんの少し報われた気がする。

日下「私の人生は今日この瞬間のためにあったのかもしれない」

花火の審査

いよいよ太陽の花火を審査する日がやってきた。

会長は「早速見せてもらおうかな?太陽君の花火を」と告げる。

その頃、雨は神社で祈っていた。腕時計は残り7日を示している。

(つづく)

【君が心をくれたから】9話の感想

【君が心をくれたから】9話の感想です。

千秋(松本若菜)を加えた家族団らんシーンに視聴者号泣

亡き母・千秋(松本若菜)を加えた朝野家4人の家族団らんシーンに視聴者号泣で…↓

千秋の姿は、陽平や春陽に見えていません。それでも、なんとなくいるんじゃないか?と感じている陽平と春陽。

いや、春陽は分からないですけど・・・陽平さんは太陽が「今は10秒」のことを語っていたので、亡き妻が戻ってきてるのかもしれないと思っているかもしれないですね。半信半疑でしょうが…。

まあ、劇中の季節は3月なので、お盆だったら雰囲気がもっと出たかもしれないですね。

父や母を亡くした人、あるいは親でなくても大切な誰かを失くした人は、自分ごとに捉えて号泣必至です。

会いたくても会えないのだけど、もしかしたら、千秋さんのようにこの世に帰って来てるかもしれない…と、ふと感傷に浸ってしまいますね。

ルールの曖昧さに突っ込みも

天国の母に会えたら伝えてほしいという伝言はギリギリOKだとしても、太陽が「お母さんの席」と用意した席に千秋が座ってしまってはもうアウトな気もしましたね(笑)

お母さん呼びしたり、生前の話をしたりしてはダメと言っていましたが、この程度ならOKなんですね。

ルールに抜け道があるならば、雨も五感を奪われたけれど戻す奇跡も起きたりして…。2人の愛に免じて、みたいな(笑) 日下さんの場合は恋人が逃げたから起きなかっただけで…。とか、あるかな?

第6話の伏線回収

第6話で雨は「人は死んだらどうなるのか?」と日下と千秋に質問。

日下は「人は死んだらほんのわずかな時間だけ雨を降らせることができる」と答えました。

この死者が雨を降らせるという設定は世界観が一緒の書籍では描かれているのです。

雨の祖母が亡くなった後も雨が降ったので、それでこの設定が活かされたと思われていたのですが…。

なんと、朝野煙火を守るために降らせた雨…という伏線回収にもなっていました。

感動的ではあるのですが、ツッコミどころでもあって…。

陽平さんがなぜ降ってきた雨が明日香の死と関係あるのか知っているのかは疑問なのです(笑)

陽平は「信じる」とは言ってましたが、死者が雨を降らす言い伝えって常識なのでしょうか?

検索で調べても出てはこないから創作なのでしょう。

雨が生きる希望を取り戻したが…

9話は雨が生きる希望を取り戻した回でもありました。

太陽が雨を勇気づけてくれて、心の火を灯してくれたのです。

科学や医学が発展しても、さすがに原因不明で失明、失聴などをした雨の治療ができるとは思えないのですが…。

生きることを諦めない雨。太陽が幸せになる未来を夢見て。例え太陽が他人と結婚する未来だとしても…。

しかし五感がなくて真っ暗闇で、意識はあって…。そんな雨が太陽が幸せな生活を送っているかどうか、どうやって確かめるのでしょうか。うーむ、結末が読めないです(笑) あまり予想しすぎても辛いので、今後の展開をただ見届けるのもいいかもしれないですね。

【君が心をくれたから】9話の視聴率

【君が心をくれたから】9話の視聴率は世帯5.6%、個人3.5%でした。

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【君が心をくれたから】9話の出演者・スタッフ

出演者:永野芽郁 山田裕貴  白洲迅 出口夏希 ・ 斎藤工 松本若菜 ・ 真飛聖  遠藤憲一 余貴美子

スタッフ:【脚本】 宇山佳佑  【主題歌】 宇多田ヒカル  【音楽】 松谷卓  【演出】 松山博昭(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『信長協奏曲』他)  【プロデュース】 草ヶ谷大輔(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズ他)

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画像出典フジテレビ番組HP

君が心をくれたから第9話

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