【マイダイアリー】全話ネタバレ・あらすじ!恋だけじゃない?「好き」という気持ち

マイダイアリー

清原果耶主演【マイダイアリー】が2024年10月20日(日曜)22時15分スタート!
社会人1年目となった主人公が各話、些細なきっかけで過去の大切な思い出を振り返るヒューマンドラマ。
日曜の夜、心をやわらかく包んでくれる物語です。

日曜22時の枠が15分ずれたのね。この時間枠は感動するドラマが続いているから楽しみだわ。

社会人1年目の女性が大学時代を振り返りながら進んで行くのか。よくある青春ドラマとはひと味違う作品になりそうだね。

この記事では【マイダイアリー】のネタバレ・あらすじを最終回まで全話紹介していきます。
(放送後に随時更新していきます)

◎この記事でわかること
ドラマ【マイダイアリー】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・タイトル【マイダイアリー】の意味
・最終回の予想
・見どころ

目次

【マイダイアリー】のあらすじ・ネタバレを最終回まで

マイダイアリー】のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめていきます。

1話「ポップコーンと優しさ」

放送日:10月20日(日)22:15~23:09

1話のあらすじ

社会人一年目の恩村優希(清原果耶)は徳永広海(佐野勇斗)と映画を観終わり、並んで川面を見ていた。
言葉少なに冷めたポップコーンを食べ続ける広海。
そして「行くね」と言って空になったポップコーンボックスを受け取りゴミ箱に捨てる優希。
目に涙をたたえて歩き出す優希は、広海と出会った頃を思い出す。
2年前の4月、大学3年生になった優希は、物足りなさを感じる学生生活の残りをどうすれば悔いなく過ごせるだろうと漠然とした思いに駆られていた。
新学期のキャンパスを歩いていた優希は、桜の木の下で数式を夢中になって書く一人の男子学生を見る。
二人は静かに視線を交わすが、次の瞬間、広海は足早に去っていってしまった。
彼のリュックが残されていることに気づいた優希は、同級生の白石まひる(吉川愛)や長谷川愛莉(見上愛)と共に、名前も知らないリュックの持ち主探しをすることに。
一方の広海は、財布を持っていないのに学食に並んでしまいお金を払えず立ち往生してしまう。
するとそれを見ていた初対面の和田虎之介(望月歩)がピンチを救ってくれた。
広海の事情を知った虎之介は、すぐに授業がある広海の代わりにリュック探しを申し出てくれる。

1話のネタバレ

社会人一年目の恩村優希(清原果耶)は徳永広海(佐野勇斗)と映画を観終わった後、川沿いの遊歩道で川面を見ていた。
広海は食べ残しの冷めたポップコーンを食べ終わると静かにキスをする。
「行くね」と優希は空のポップコーンボックスを受け取りゴミ箱に捨てた。
目に涙を溜めながらひとり歩く優希は、広海と出会った頃の人生の日記を読み返す。
―2年前の4月。大学3年生になった優希は、桜の木の下で数式を夢中で書いている広海と出会った。
数式が書かれた1枚のレポート用紙が風に飛ばされ、優希が拾い上げて渡すと、広海はお礼を言ってすぐ立ち去ってしまう。
そこにはリュックが残されていた。
優希は、同級生の白石まひる(吉川愛)や長谷川愛莉(見上愛)と共に、名前も知らないリュックの持ち主探しをすることに。
一方の広海は、財布が入ったリュックを置き忘れてしまったのにもかかわらず学食に並んでしまった。
お金を払えず立ち往生していた広海に、初対面の和田虎之介(望月歩)がお金を貸してくれる。
事情を知った虎之介は、広海の代わりにリュックを探してくれると言う。
広海は小学校2年生の時に数学に特異な才能があるギフテッドと判定されアメリカの大学に進学したが、挫折して常青大学の理学部数学科に編入してきたばかりだった。
虎之介がリュック探しをしていると、まひると愛莉が「拾った人を知っています」と名乗り出た。
その時、優希は彼氏の森和馬(新原泰佑)から呼び出され、別れを告げられていた。
映画を観る時、ポップコーンを食べる量やタイミングまで自分に気を遣う優希の優しさが苦しいのだと言う。
優希は傷ついた心のまま、虎之介がバイトしているファミレス店”サンディッシュ”にやってきた。
そこでまひると愛莉、広海と待ち合わせしていたのだ。
優希はようやく広海にリュックを渡すことができたが、広海はお礼を言うとすぐに店を出て行ってしまった。
ある日優希は広海と帰りのバスが一緒になる。
優希はいつも一緒になる小学生美雪(天野実結)がバスの中で寝てしまって乗り過ごしていることを気にして見守っていた。
それを知った広海も終点までつき合ってくれることに。
帰りのバスを待つ間、美雪は音楽の教科書を開いて「怪獣のバラード」を一緒に歌おうと優希や広海に言う。
だが広海は、ずっとひとりだったから合唱はできないと断る。
美雪を保護者に引き渡した後、優希は、“本当は映画館のポップコーンを自分の好きな量、好きなペースで食べたいのに相手に合わせて我慢してあげてると心のどこかで思っている自分は優しくなんてない”と話した。
すると広海は映画館に連れて行く。
二人はポップコーンをそれぞれが食べたいだけ食べながら映画「フライングシャーク」を観る。
映画が終わるタイミングでちょうど空になったポップコーンボックス。
ある時、大学で優希は広海、まひる、愛莉、虎之介を集めて5人で「怪獣のバラード」を歌う。
5人はとても楽しそうに歌い広海も幸せそうだった。
帰りのバスの中で、優希は出会った時に広海が書いていたレポート用紙をもらった。
それは数式で書いた桜の木。
帰宅して優希は、“数式の桜の木”を母の遺灰が入った小瓶に見せながら母に話しかける。

1話の感想はこちら↓

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急なキスシーン…からの涙の理由は?

放送に先立って本編映像が冒頭5分だけTVerで配信されました。
早速見たところ、なんと恩村優希(清原果耶)と徳永広海(佐野勇斗)のキスシーンが!
ただ、キスする前後の二人は、思い合っているのに気持ちは通じ合っていないような印象を受けます。
優希の哀しみの表情は何を意味するのでしょうか?

◆1話放送後追記
1話終了時点では、社会人の優希と広海があのまま別れてしまったのか、それとも何か二人が大きな問題を抱えているのかはわかりません。
ただ、せっかく映画を観たのに二人とも楽しそうではなく、キスを交わしても寂しそう。
その後優希が涙を湛えて歩いていた理由もまだわかりません。
ただ、交際が順調のようには見えないのは確かです。
「来年」続編が上映されるという話も、二人にとっては明るい話題ではないみたいですね。
少しずつ、過去の物語も現在の物語も進んで行くようですから、引き続き見守っていきたいと思います。

2話「ばんそうこうと心配性」

放送日:11月3日(日)22:15~23:09

2話のあらすじ

恩村優希(清原果耶)は、保険会社に就職した和田虎之介(望月歩)とファミレスで会う。
二人とも見た目は立派な社会人になっているが、優希が不意に紙で指先を切ってしまうとすぐにそれぞれの鞄から絆創膏が出てくるところは学生時代と変わらなかった。
二人は思わず顔を見合わせてそっと笑い合う。
そんな出来事からふと優希は人生の日記を読み返す。
―2年前、6月のある夜。優希は翌日の大学のための持ち物を準備していた。
ペンケースの中までチェックし終えてさらに絆創膏を追加。
なんでも予備を持つタイプの自分をこれで良いのかと考えていたが、隣人の富田緑(中村ゆり)が突然「カレーのルー貸して」とやってきても応じられるだけのストックが優希の部屋にはある。
同じ頃、ファミレスでバイト中の虎之介は、いつも夜10時に来店する大川美鈴(是永瞳)を接客しながら、彼女の指先のささくれを気にしていた。
虎之介も、優希と同じようについ色々な物を持ち歩いてしまう癖があった。
虎之介は、優希と自分を称して「心配性同盟」と命名するのだった。教育学部の優希、白石まひる(吉川愛)、長谷川愛莉(見上愛)や、数学一筋の徳永広海(佐野勇斗)と違って進む道が定まっていない虎之介は企業インターンの面接に挑むことにする。
面接前夜、虎之介はバイト先の店前で雨に濡れてうずくまっている美鈴に遭遇する。

2話のネタバレ

高校教師になった恩村優希(清原果耶)は、保険会社に就職した和田虎之介(望月歩)と会う。
生徒たちの進路のワークショップのために社会人の話を聞きたいということで虎之介を呼び出したのだ。
見た目は立派な社会人の二人だが、優希が不意に紙で指先を切ってしまうとすぐにそれぞれ絆創膏を出す様子は学生時代と変わらなくて思わず笑い合う。
そんな出来事からふと優希は人生の日記を読み返す。
―2年前の6月のある夜、隣人の富田緑(中村ゆり)が突然「カレーのルー貸して」とやってきて優希はそれに応じる。
優希はなんでも予備を持つタイプの自分をこれで良いのかと考えていた。
同じ頃、ファミレスでバイト中の虎之介は、いつも夜10時に来店する大川美鈴(是永瞳)を接客しながら、彼女の指先のささくれを気にしていた。
虎之介も予備の物を持ち歩いてしまう性分で、優希が指先を切るとすぐ絆創膏を取り出してくれる。
虎之介は、優希と自分を称して「心配性同盟」と命名するのだった。
教育学部の優希、白石まひる(吉川愛)、長谷川愛莉(見上愛)や、数学一筋の徳永広海(佐野勇斗)と違って進む道が定まっていない虎之介は企業インターンの面接に挑むことにする。
面接前夜、虎之介はバイト先の店の前で雨に濡れてうずくまっている美鈴を見つける。
ささくれが痛そうな美鈴を雨の中に放っておけない虎之介は、傘を差しかけ家まで送っていく。
マンションについて虎之介は帰ろうとするが、「助けて…」としぼりだすような声に中に入り、散らかった部屋を片付け、お茶を淹れてあげ、夜どうやって目をつむったら良いかわからないという美鈴の目に温かい手を当てて朝まで一緒にいてあげる。
美鈴は社会人として働く中で自分を見失い、ボロボロになっていたのだ。
翌日、目が覚めたら美鈴はもう出勤した後で、面接の時間が過ぎていた。
虎之介は普段着で行くが結局受け付けてもらえなかった。
その顛末を聞いた仲間たちは唖然とするが、虎之介は「もしかしたらここから恋が始まるのかな」などと言う。
それを聞いた愛莉は「ありえない。自分を犠牲にして誰かを癒してあげるなんてそんな関係、恋なわけないじゃん」ときっぱり言って立ち去る。
虎之介の話を聞いて、広海は自分もインターンの応募を考える。
理学部数学科の教授・喜田義弘(勝村政信)は、広海がいろいろな人の人生に触れ合うことで自分の可能性を広げていることに安心したと伝え、人の人生のスピードに引っ張られ過ぎないようにと助言した。
虎之介は再び美鈴の部屋を訪れたが、美鈴は見違えるように元気になっていて「来ると思った」と虎之介を受け入れる態度。
だが、愛莉の言葉で反省した虎之介は、もうここには来ないと告げ、ささくれに丁寧に絆創膏を貼ってあげて去った。
誰かに必要とされることが嬉しいという虎之介の気持ちが、優希にはよくわかった。
でも虎之介は、これからは誰かのためにではなく、自分と自分の大事な人のために絆創膏を持ち歩くことにすると言う。

2話の感想はこちら↓

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3話「あくびと信頼」

放送日:11月10日(日)22:30~23:24

3話のあらすじ

恩村優希(清原果耶)の部屋を白石まひる(吉川愛)が仕事の帰りに訪ねてきた。
一緒に夕食を作って食べ、他愛ない会話の中で徳永広海(佐野勇斗)について話したりもして、気を許し合う友達ならではのくつろいだひととき。
そんな中、優希があくびをする姿にまひるは懐かしさを感じる。
優希もふと人生の日記のページをめくるのだった。
―2年前の7月。優希、長谷川愛莉(見上愛)、和田虎之介(望月歩)、広海の4人は大学の空き教室でテスト勉強をしていた。
そこにまひるの姿はない。
まひるは、メンズアイドル『F1RST SENSE』の推し活に励んでいて、ショッピングモールで観客もまばらなステージに立つ彼らのライブを鑑賞中だった。
その日の夕方、5人はファミレスに集まる。
虎之介の提案で夏休みに5人で遊ぶことになり、動物園、水族館など行きたい場所を言い合って盛り上がったが、まひるは、虎之介と広海を交えて出かけることにためらいを覚えていた。
優希と愛莉にはその理由を「二人の前ではあくびができないから」と告げるのだが。
その夜、まひるの最推しメンバー、RIM様(RIM)が突然の『F1RST SENSE』卒業を発表し、まひるはショックを受ける。

3話のネタバレ

白石まひる(吉川愛)が仕事の帰りに恩村優希(清原果耶)の部屋を訪ねてきた。
一緒に夕食を作って食べ、徳永広海(佐野勇斗)との関係について話したりもして、気を許し合う友達同士くつろいだひとときを過ごす。
そんな中、優希があくびをする姿にまひるは懐かしさを感じた。
優希も大学時代のことを思い出す。
大学3年生のある日、優希、まひる、長谷川愛莉(見上愛)、和田虎之介(望月歩)、広海の5人で集まっている時、夏休みにみんなで出かけようという話になり盛り上がるが、まひるだけは気乗りしなかった。
まひるは、優希と愛莉に「虎之介と広海の前ではあくびができないから」と告げるのだが、実は友達との信頼関係を深めることをためらう理由があった。
小学校の時、仲が良い同級生・牧原蓮(黒川晏慈)の父・牧原隆志(窪塚俊介)に誘拐されそうになるという出来事があったのだった。
そんな中、まひるが長年推しているRIM様(RIM)が突然の「F1RST SENSE」卒業を発表する。
落ち込むまひるだったが、更に、その卒業公演の会場の最寄り駅が三笹口駅であると知り衝撃を受ける。
誘拐を思いとどまった隆志の車から降りて改札に走った駅が三笹口駅だったのだ。
まひるは会場に行くことはあきらめ、卒業公演は配信で見ることにする。
“推し”という好きなものを失ったまひるに仲間たちは温かく寄り添う。
なんとかトラウマを乗り越えようと、まひるは三笹口駅に行ってみた。
しかしフラッシュバックして息が苦しくなってしまう。
別の日にもう一度チャレンジするが、やはり立ちすくんでしまった。
そこへ、いつもと違うまひるを心配した優希と愛莉が駆けつける。
まひるは、優希や愛莉だけではなく広海と虎之介も(目の前であくびできるような)心許せる友達であると思い、4人に過去の話を聞いてもらった。
まひるの辛い気持ちを聞いて、広海は、人生に命題はないんじゃないか、乗り越えられないものになぜ立ち向かわなきゃいけないのかと告げる。
また、虎之介も、自分たち5人の関係が“心のふるさと”のようにいつでも帰ってきて良い場所になれたらと言う。
卒業公演の後、優希の家に5人が集まった。
虎之介と広海は女性陣に内緒で卒業公演に行き、虎之介はRIM様と握手してきたという。
まひるとRIM様との間接握手を実現するために。

3話の感想はこちら↓

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4話「似顔絵と大事な人」

放送日:11月17日(日)23:15~24:09

4話のあらすじ

恩村優希(清原果耶)の元に福岡の長谷川愛莉(見上愛)から郵便物が届いた。
中に入っていたのは、「そろそろ保証が切れる頃かなと思って…」という意味深なメモと、優希を描いた一枚の絵。
思いがけない愛莉からの贈り物に優希は動揺するとともに、人生の日記を読み返す。
―2年前の10月。優希は家庭教師をしている田中遥斗(相澤壮太)が、同年代の女の子と友達になりたがっていることを知った。
小学校に通うことができていない遥斗が、窓から外を眺めていてその子に興味を抱いたのは、自分が好きなキャラクターをランドセルにつけていたからだった。
優希は、遥斗からかぼちゃの帽子を作ってほしいと頼まれる。
ハロウィン期間にその帽子を被って遊園地に行くと、好きなキャラクターの缶バッチがもらえるのだという。
優希は外の世界に踏み出そうとしている遥斗の背中を押してあげたいと思い、ミッション遂行のため愛莉たちに集まってもらった。
愛莉、白石まひる(吉川愛)、和田虎之介(望月歩)、徳永広海(佐野勇斗)は、遥斗の願いを叶えるべく帽子作りに協力しながら、自然とそれぞれの初恋話になる。
だが愛莉だけは頑なに語らなかった。
愛莉には「好き」という感情を理解できない悩みがあり、そのことで孤独を感じていたのだった。
つい本音を言わなかったり秘密を持ったりしてしまう愛莉。
だがある時、愛莉が秘めていることを、偶然虎之介が目撃してしまう。
それは、愛莉がひそかに描いていた優希の似顔絵だった。

4話のネタバレ

見上愛さんの繊細な表現力が素晴らしかったです。

恩村優希(清原果耶)の元に福岡の長谷川愛莉(見上愛)から「そろそろ保証が切れる頃かなと思って…」というメモと、優希を描いた一枚の絵が届く。
思いがけない愛莉からの贈り物に優希は2年前の10月の出来事を思い出した。
家庭教師をしている田中遥斗(相澤壮太)が、同年代の女の子と友達になりたがっていることを知った優希は、彼が女の子にプレゼントしたいというキャラクターの缶バッジを手に入れるための協力をすることに。
学校に通えていない遥斗が外の世界に出る応援をしたいのだった。
ハロウィン期間にかぼちゃの帽子を被って遊園地に行くとその缶バッチがもらえるということで、優希は、愛莉、白石まひる(吉川愛)、和田虎之介(望月歩)、徳永広海(佐野勇斗)に招集をかけて帽子作りをする。
作業しながら自然とそれぞれの初恋話になるが、愛莉だけは頑なに話をしなかった。
愛莉は「好き」という感情がよくわからなかったのだ。
そんな愛莉だが、心の中にいつの間にか優希がいることに気づいていた。
その想いが何なのかわからないままに、密かに優希の似顔絵を描く愛莉。
それを偶然虎之介が目撃してしまい、優希のことを好きなのかと聞くが、愛莉はデリカシーのない質問に怒ってしまう。
それをきっかけに虎之介も「好き」という感情について考えることに。
愛莉は、遊園地のバイトの先輩・島田和沙SUMIRE)に優希への想いについて打ち明けていたが、その遊園地に優希と広海が缶バッチをもらいにやって来ることに。
和沙の協力で、愛莉はライオンの着ぐるみを着たまま正体を明かさずに優希の似顔絵を描く。
その用紙の端には和沙が「2年保証致します」とあらかじめ書いてくれていた。
優希に似顔絵を描いて渡すことは愛莉がずっと望んでいたことだったし、もらった優希もとても喜んでくれた。
だが愛莉はそこで、優希が広海への恋愛感情を自覚する瞬間を目の前で見ることに。
悲しむ愛莉に、和沙は「2年経っても、あの子が心に残っていたら、あなたはわたしにとって大事な人なんだよって伝えてあげな。今度は色つきで描いてあげてさ」と言う。
2年後、優希は愛莉から送られてきた絵を見て初めて、かつて遊園地で似顔絵を描いてくれたライオンが愛莉だったことを知る。
優希が絵が届いたことを電話すると、愛莉は似顔絵を描いている時はその人のことだけを考える時間で、その人のことをどう思っているか蘇ってくる、と言い、「私は優希のことを大事な人だって思ってるよ」と告げるのだった。

4話の感想はこちら↓

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5話「くつ下と居場所」

放送日:11月24日(日)22:15~24:09

5話のあらすじ

恩村優希(清原果耶)は、福岡の長谷川愛莉(見上愛)と久々に電話で話した時に、似顔絵を描いている時の気持ちを打ち明けられた。
愛莉の言葉に触発された優希は徳永広海(佐野勇斗)の似顔絵を描き始めるが、その手はすぐに止まってしまう。
ため息混じりにうつむいた時に目に入った自分の靴下から、優希は過去を振り返り人生の日記を読み返す。
―1年前の2月。期末テストに臨む優希は、インドカレーで気合いを入れようと提案するが愛莉と白石まひる(吉川愛)に却下されて、広海と二人で行くことに。
すでにテストが終わってその日は昔の仲間の集まりがある広海は、いつもよりもかしこまった服装で現れる。
優希は広海のシャツにカレーが付かないよう気を配るが、広海はスプーンを落として靴下を汚してしまった。
優希をテストに送り出した後、広海は、一旦帰宅して汚れた左足だけ別の色の靴下に履き替え出かけていく。
一方、テストが終わった優希、愛莉、まひるの3人は、和田虎之介(望月歩)が働くファミレスに集結。
5人全員のテストが終わったので虎之介は『第2回心のふるさと会』の春休み開催に向けて動き始める。
その頃、広海はギフテッドの子供たちを支援する財団の同窓会に。
靴下を履き替えたために遅れてしまい会場に入れずに右往左往している広海に、同窓生の増田克弥(福崎那由他)が声をかけてきた。
克弥の靴下も広海と同じく左右が色違いだった。

5話のネタバレ

(放送後に更新します)

タイトル【マイダイアリー】の意味は?

【マイダイアリー】というタイトルの意味

【マイダイアリー】を直訳すると「私の日記」。
優希は社会人1年目の日々の中で、折に触れて大学生活を思い起こします。
楽しかったことだけではなく、苦しかったことや悲しかった記憶もあったことでしょう。
そんな「過去の思い出」の1ページ1ページが「今」の自分を作ってきた大切な時間であるからこそ、過去をこれから進んで行く力にしてほしい、そういう願いがタイトルに込められているのだと思います。
視聴者の私たちも、このドラマを見ることが自分の心の日記を開くきっかけになるかもしれませんね。

映画「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」と似ている?

【マイダイアリー】というタイトルから、映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』を思い出す方もいるかもしれません。
日本で2021年に公開された『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』(My Salinger Year)、監督はフィリップ・ファラルドー、出演はマーガレット・クアリーとシガニー・ウィーヴァーなどで、原作は『サリンジャーと過ごした日々』です。
『ライ麦畑でつかまえて』、『ナイン・ストーリーズ』(『バナナフィッシュにうってつけの日』をはじめとする短編集)、『フラニーとズーイ』などで高名な作家J・D・サリンジャーと彼のファンを結ぶ窓口係となった作家志望の女性を描いた傑作です。
【マイダイアリー】は『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』とタイトルは似ていますが、内容的に『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』と近いのはどちらかというと今期放送中の『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』(日本テレビ系)のほうかもしれません。

【マイダイアリー】の最終回予想

5人の友情と恋愛は?

恩村優希(清原果耶)、徳永広海(佐野勇斗)、白石まひる(吉川愛)、長谷川愛莉(見上愛)、和田虎之介(望月歩)。
5人が大学生活の中でどんなふうに出会いどう関わり影響し合っていくのか、そしてそれぞれの恋愛はどんなふうに描かれるのか楽しみです。
1話の冒頭は、社会人の優希と広海のデートシーンから始まります。
ゲストに優希の恋人として森和馬(新原泰佑)の出演が発表されていますが、和馬とは別れてしまったのでしょうか。
5人の関係も流れる時間の中で変わっていくかもしれません。
お互いを大切に思い絆を深めていく様子が描かれていくと良いなと思います。

大学卒業後5人が進む道は?

5人はそれぞれが悩みを抱えながら、傷ついたりお互い支え合ったりして成長していくのでしょう。
優希、まひる、愛莉が教育学部、広海は理学部数学科、虎之介は商学部。
大学時代に学んだことを活かしてどんな道を選ぶのか、見守っていきたいと思います。
そして、社会に出てからの5人の関係性はどうなっていくのかも楽しみです。
厳しい現実に直面した時、仲間との絆が支えになっていたら心強いですよね。

5人がずっと信頼し尊重し合える仲でいてくれたら嬉しいな。

【マイダイアリー】の見どころ

【マイダイアリー】は原作なし、兵藤るりのオリジナル脚本

【マイダイアリー】は、新進気鋭の脚本家、兵藤るりさんのオリジナルストーリーです。
代表作『わたしの一番最悪なともだち』では、卓越したセンスのストーリー展開や機知に富んだセリフで、登場人物の心情を丁寧に繊細に描き出しました。
ハッとさせられるような言葉がキーとなって物語が進んで行くのが心地良かったです。
本作でもきっと5人の青春をしなやかに瑞々しく描いていってくれることでしょう。

5人の仕草や表情に注目

マイダイアリー

制作発表会見で望月歩さんが「1話の最初で女性3人が歩いているシーンで、仕草がそれぞれのキャラクターに合っていて素敵だと思ったので、これから先も顔の表情だけではなく手草仕草や雰囲気にも注目して見てもらえたら」と話していました。
優希、まひる、愛莉の女性陣だけでなく、広海、虎之介を含めた5人の表情や仕草に注目するとそれぞれのキャラクターをより深く味わえると思います。

普通ってなんだろう?

徳永広海は、小学2年生で数学に特異な才能を持つギフテッド(ある分野において高いレベルの成果を上げることができる才能を持っている人)と判定されました。
「普通ではない人」「天才」と周囲から見られることの孤独感。
そんな広海が優希たちと出会ってどう変わっていくのでしょうか。

優希たちは「普通の人」?
広海は本当に「普通ではない人」なのかな?

普通ってなんだろうね。誰かと比べることで「普通」か「普通じゃない」かが決まるのかな?じゃあ誰もが「普通」だし「普通じゃない」ってことにもなるかもしれないね。それともある基準に当てはまらなければ「普通じゃない」のかな。

このドラマでは「普通」がどう描かれていくんだろうね。

かつて青春の中にいた人たち

和田虎之介のバイト先であるファミレスの店長・杉山次郎(坪倉由幸)、優希のマンションの隣人、富田緑(中村ゆり)、常青大学の数学科の教授・喜田義弘(勝村政信)、優希が家庭教師をしている小学生の母、田中紗世(西原亜希)。
優希たちの周囲には素敵な大人たちがいます。
若者たちを温かく見守り、時には刺激を与えてくれるのではと期待しています。

カッコいい大人が登場する青春ドラマは心に深く残るのよね。

これから5人が綴っていく日記は

清原果耶さんは、“1話の冒頭の「優希と広海のシーン」が物語の軸となって綴られていくので、このシーンに至るまで5人がどう日々を紡いできたのかを注目して見てもらえたら”と語っています。
描かれる過去が光り輝く未来へ繋がっていきますように。
心を込めて作られたドラマを丁寧に受け取って最終回まで5人を追いかけていきたいと思います。
5人が今日心の中で書く日記、明日書く日記が素晴らしいものになることを願って。

【マイダイアリー】
2024年10月20日(日)スタート 毎週日曜22時15分
★放送終了後、TVer・ABEMAで見逃し配信

記事内画像出典:『マイダイアリー』公式サイト

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