五百城茉央(乃木坂46)主演ドラマ【MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です】が、カンテレにて毎週木曜24時15分、フジテレビにて毎週木曜26時15分放送!
本記事は【MADDER】のあらすじネタバレの紹介とともに、最終回結末と犯人を徹底解明していきます。原作や脚本家についてもお届け!
本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
【MADDER】ネタバレを最終回まで!
ドラマ【MADDER その事件、ワタシが犯人です】のあらすじネタバレを最終回まで紹介します。
1話ネタバレ・あらすじ
- 1話タイトル:Page1 4月8日[彩ある世界]
- 1話放送日:4月10日(木)深夜
あらすじ
仲野茜(五百城茉央)は、創立以来初となる入試全教科満点で、偏差値78、東大進学率No.1の進学校・清爛学園に入学が決まった天才高校生。その優秀さゆえ、学校からも大きな期待を寄せられるが、本人はそんなことどこ吹く風で、世の中に退屈し、生きる意味を見いだせずにいた。
そんな中迎えた入学式当日の朝、学校近くの公園で左腕が切断された女性の遺体が発見され、公園には多くの人が集まり、茜もまた引き寄せられるように現場へ。すると、人だかりの中に冷たいまなざしを持つ男・黒川悠(山村隆太)を見つけ、なぜか気になってしまう。
一方、日本一の難関校といわれるだけに、少しはおもしろい仲間がいるのではないかと清爛学園を受験した茜だったが、集まったクラスメイトは、中学校全国クイズ大会3連覇の江藤新(樋口幸平)や数学オリンピック優勝の宮内大翔(山下永玖)など、輝かしい経歴を鼻にかけ、世間や大人をどこか見下しているメンバーばかり。そんな彼らのつまらない会話にへきえきとしながら帰ろうとすると、構内で学校職員と話す一人の男の姿が目に留まる。それは殺人事件の現場にいた黒川で、気になった茜は黒川が働く電気店を訪ねて…。
ネタバレ
黒川は蛍光灯の交換で学校に行ったという。茜が学校近くの公園にもいたことを指摘すると、「僕が犯人だと思ってる?」と黒川。
黒川は茜が人生を退屈にしていることを見抜き、「犯人もつまらない毎日を彩りたかった。わからない世界を知りたかった」のかもしれないと言う。
例えば人を殺したときの気持ち、罪を犯したことを誰にも言わず抱えること、誰かに追われること…それは彩りある世界かもしれない、と言う黒川。
茜はつまらない毎日を彩るため、小さな事件を起こす。それは清爛(せいらん)学園にある石像を破壊することだった。
江藤新や宮内大翔たちは犯人が謎を仕掛けてきたと解釈する。さらに、茜が「犯人はここにいる全員を見下している。解き明かせる者などいないと自信がある」と推理し、挑発。1年A組のクラスメイトたちは犯人探しを始める。
茜は「彼らがどこまでたどり着き、私の世界を彩ってくれるのか」と楽しみになる。
しかし、宮内は「壊れる」という概念について説明し始める。茜は「そこから?」とがっくりし、内心「私の世界は思ったより彩れないかもしれない」と残念がる。(つづく)
破壊された石像の前での五百城茉央ちゃんのほくそ笑む感じが絶妙だった。茜の仕掛ける小さな事件が発端となって、物語がどう展開するのか。そして黒川とどう繋がるのか。続きが気になる初回でした!
2話ネタバレ・あらすじ
- 2話タイトル:Page2 4月10日[愚かな天才たち]
- 2話放送日:4月17日(木)深夜
あらすじ
仲野茜(五百城茉央)の巧みな誘導により、1年A組の有志による石像破壊事件の犯人探しが始まった。しかし、彼らの見解はどれも的外れ。口先ばかりで核心に近づく気配すらない愚かな天才たちに、茜はいら立ちを募らせる。 そんななか、校舎入口の石像だけでなく、美術準備室にあった石こう像も何者かによって破壊されていることが分かる。すると篠崎麻友(吉名莉瑠)が、石像のまわりに散らばっていた
破片は、実は石こう像の破片だったのではないかと推測。つまり、石像は元の姿のまま犯人がどこかに隠していると考えたのだ。その言葉に、美術部メンバー4人のうち、ある人物が挙動不審な様子を見せ始め、茜はふと、前日の出来事を思い出す。 なかなか犯人の特定に至らない級友たちに業を煮やした茜は、自ら謎解きのヒントを出すべく、江藤新(樋口幸平)に1冊の本を手渡す。と同時に、石像が壊され、騒ぎが起きた際の動画を
見ていた篠崎と依原湊(水野響心)がおかしな点を発見。江藤も茜が渡した本を読んで、ある違和感に気づく。茜は、ようやく真実に近づき始めた一同のため、そして自分が楽しむために、さらなる一手を打つ。 するとしばらくして、校舎内の物置に怪しい人影が。その人物は、破壊されたはずの石像を手にしていて…。
ネタバレ
校舎内の物置に怪しい人影が。その人物の正体は担任の門倉(なすび)だった。動画で門倉は「下を撮るな」と生徒たちに注意をしていた。破片がニセモノだと知っていたらだ。破壊されたはずの石像が見つかる。それは、とても軽かった。3年前から石像の色は白くなっている。台座は磁気を帯びていて、マグネットで取り外し可能な物に取替えられていた。模造品を作ったのは門倉だった。
しかし石像破壊事件の犯人は門倉ではなかった。(茜が入れたのだが)デスクの引き出しの中に「探し物は物置の裏」というメモが入っていたから、物置にやってきたのだ。門倉に模造品を作らせたのは校長先生だった。
茜が校長に話すと、石像の中の物をやけに気にしていた。そんな中、須藤昌也(桑山隆太)が「私が犯人です」と名乗り出る。石像を壊したりメモを残したという。
茜は須藤に直撃。罪を背負わないといけないから帰り道、気を付けるようにとくぎを刺す。そんな須藤が帰っていると、学校長の司重彦(利重剛)が現れて中に入っていた金庫を返せ!と迫る。須藤は司を振り切って逃げる。その様子を遠くで見ていた茜は、歩道橋から川に金庫を投げ捨てた。中身に関心がなかったからだ。
翌日。司校長はしばらく休養することになった。茜は次の犯行として、校内テストを潰すことを企むのだった。(つづく)
事件の犯人探しをするクラスメイトたちは天才らしいのですが、みんな見当外れ。日々を彩りたい茜に翻弄されてますね。須藤が罪をかぶった背景がよく分からなかったし、校長が探していた金庫に何が入っていたかは謎のまま進んでしまいました。あとで何が入っていたのか分かるんですかね。相変わらず、けだるい感じの五百城さんの演技は魅力的ですが、ストーリーがまだイマイチというか爆発してこないというか。本物の殺害事件とリンクしてからが本領発揮なのでしょうか。
3話ネタバレ・あらすじ
- 3話タイトル:Page3 4月18日[セイラントウイツツブス]
- 3話放送日:4月24日(木)深夜
あらすじ
スクールカーストに直結し、進路にも大きな影響を与えるといわれる校内テスト“清爛統一”が、急きょ中止されることに。江藤(樋口幸平)は、中止に追い込んだ犯人を再び自分たちの手で見つけ出そうと息巻く。
そんなクラスメイトを横目に、次なる事件の準備を着々と進める茜(五百城茉央)は校長室を盗聴する。そこでは、担任の門倉(なすび)と副担任の佐々木(イワクラ)が、清爛統一の中止は試験情報の流出が原因だとほのめかしていた。さらに門倉は古文の箕輪(おかやまはじめ)こそがその犯人に違いないと断言。 すると、この会話をドアの向こうで宮内(山下永玖)が盗み聞きしていて…。
ネタバレ
茜(五百城茉央)は校長室を盗聴したことで、学校長の司重彦(利重剛)が横領していため休職していることが判明。また、試験情報の流出のことも門倉が話をしていた。盗み聞きした宮内は、古文の箕輪がペーパーレス化に反対していたと突き止め、犯人探しに動く。
茜は宮内らに箕輪のパソコンの暗証番号の隠し場所を伝えてアシストする。しかし宮内らは暗証番号を入力してもエンターキーを押せない。犯罪になってしまうから怖いのだ。そこで茜がエンターキーを押してアシスト。メールで「このボックスに試験の全データを入力するよう誘導し」と言われ、箕輪は「後悔してる。自ら罪を償おう。だが君もただでは済まないと思え」と答えている。共犯か?箕輪は宮内らを追い出す。
宮内は箕輪先生は脅されていたと察した。相手のアドレスは「Y.akumap_no_shizui@ma…」とあった。悪魔の指示?宮内はアナグラムだと疑い、shinozakimaYuと入れ替える。宮内は篠崎麻友(吉名莉瑠)を疑う。身に覚えない篠崎だが、箕輪にメールしていたことが判明。篠崎は私がスマホを扮していた時に送られたのだという。
篠崎は小野優伽(花音)の犯行を疑う。中学時代、小野はテストの答案を盗んで他の生徒に売っていた。だが今回は違うと言い張る小野。メール送信の時間に小野が音楽室がいたことを茜が証言する。実は、茜は小野の演奏を聞きながら篠崎のスマホで箕輪にメールしていた。
小野のアリバイは証明された。茜は篠崎が犯人でも自分のメルアドを使うのはおかしいと言う。では一体誰なのか。そんな中、担任の門倉は箕輪が責任をとって退職すると告げる。そこで茜はテストを実施することを提案する。この学校にカンニングで点数稼ぎしようとする人はいないから、と。
茜は人の良心を試そうと今回の犯行を企てた。良心があればハッピーエンドになるはず、と期待していた。準備は整った。茜はテストの答えが載っているURLを書いたメモを生徒たちに置いていく。茜は思う…葛藤している人はいつ見ても魅力的だ。信じたい。どんな良心もいともたやすく真っ黒に染まることを。
第3話はテスト流出の犯人探しが描かれました。まあ、石像事件と同じく、犯人は茜なんですけどね。天才高校生・茜の思考が歪んでいて、ゾクゾクします。良心に従えず、罪を犯してしまうのを見たいってことですよね。そして茜の次の悪だくみも面白そう。いやあ、タダでテスト問題が分かるなんて、悪魔の誘惑ですね(笑)。茜の仕掛ける犯行それ自体はどれもショボいんですけど、石像事件は校長の横領が暴かれたようです。これって凄いことですよ。となると、箕輪先生も何か弱みがあって答案を盗むことになったのですかね。それともシンプルに試験情報の流出でペーパーレスの危険性を訴えたかっただけ?
4話ネタバレ・あらすじ
- 4話タイトル:Page4 5月9日[引き返せない場所へ]
- 4話放送日:5月1日(木)深夜
あらすじ
清爛統一が日を改めて実施されることになり、人の良心を信じてみたい茜(五百城茉央)は、愚かな天才たちの持ち物に1枚のカードを忍ばせる。
一方、校長室を片付けていた黒川(山村隆太)は盗聴器を発見。瞬時に犯人の正体に気づいた黒川は、犯罪まがいの行為を楽しんでいる茜に意味深な言葉を投げかける。その言葉に黒川への興味はますます膨らむ。
そんなある日、篠崎(吉名莉瑠)が世間をにぎわせている殺人鬼の話を持ち出し、正体を知っているかのような口ぶりで江藤(樋口幸平)たちを挑発。茜もその話に興味を抱くが…。
ネタバレ
茜が忍ばせたカードにはテストの回答が分かるリンク先が書かれていた。しかし誰もそのリンク先にアクセスしなかった。茜は残念がる。
茜は黒川から盗聴器を返してもらった。黒川が茜に「君はまだ引き返せる。君がやっているのはままごとだよ。引き返せない場所に行ったら人でなくなる」と意味深な言葉を投げかけた。
昼休み。篠崎(吉名莉瑠)が世間をにぎわせている殺人鬼の正体を知っているかのような口ぶりで話をした。放課後、茜は篠崎になぜ通報しないのか問う。篠崎は冗談だというが「当たりはつけている」とも言った。
茜は黒川が殺人犯だと思い、想像する。「私にはできない」「あの人のことをもっと知りたい」と思う茜。
その後、茜は黒川の運転で見晴らしのいい高台に連れて行ってもらう。しかし今日は何かが見えないようだ。茜は電気屋さんと認識していた黒川の名前を初めて知る。折下じゃないんだと茜は思う。
茜は黒川の車の荷台にある物が気になった。そこからはスマホの着信音が聞こえた。茜のクラスのLINEグループのメッセージがきたタイミングで音が鳴った。荷台にある修理依頼品の中身は一体?
警察は防犯カメラに映っている車が折原電気商会のものだと突き止める。そこは黒川が勤める店だ。
ラスト。学校内で篠崎(吉名莉瑠)が遺体で発見される。(つづく)
4話では、茜が「倫理」を試したものの失敗に終わりました。茜は倫理的に間違ってくれることを望んでいたんですね。なかなか危ない思考と行動をする茜です。しかし黒川の存在が不気味です。連続殺人や篠崎を殺した犯人は黒川なのでしょうか?その流れで話が進んでいますが、はたして?
5話ネタバレ・あらすじ
- 5話タイトル:Page5 5月22日[私が、犯人です]
- 5話放送日:5月8日(木)深夜
あらすじ
屋上で左腕のないクラスメイトの遺体が発見された。生徒らがパニックに陥るなか、茜(五百城茉央)は人だかりの向こうで冷淡な表情を浮かべる黒川(山村隆太)を見つける。
事件を受け、生徒たちは下校を余儀なくされるが、茜は現場検証が終わった屋上へ。するとそこへ、江藤(樋口幸平)らがやって来て、犯人は茜だと糾弾する。最近茜に興味を抱き、茜のことを嗅ぎまわっていた被害者が邪魔になったというのが動機らしい。しかし、そのあまりに稚拙な考えに、茜は笑いだしてしまう。
ところが、捜査一課の梶谷(武田梨奈)も茜を容疑者候補の一人と考えているようで、茜は事情聴取を受けることに。
ネタバレ
ナイフを買っていた茜は警察の事情聴取を受けた。ナイフは捨てた、アリバイはないが防犯カメラを避けて篠崎を屋上に運ぶのは無理、などと答えて振り回す茜。
茜は黒川に会い、なぜ私ではなく篠崎を殺したのか問う。黒川が犯行の痕跡を残して茜に分からせているので、私より先に篠崎を口封じで殺す意味が分からない…という疑問だ。
黒川は茜に「分かろうとしてくれてありがとう」と感謝する。茜は「何も…」と言いかけてやめた。
黒川は茜に「正解なんて誰も教えてくれない。だから取り返しのつかない答えを選んでしまうこともある。それでも分かろうとしていけば…。君は退屈だと言ってたけど、きっとそんなことはないと思う」と意味深なことを言った。
後日、保護者に説明会が開かれた。学校側の防犯上の不備を追及され、校長が辞職することで事態を収めた。
折原電気商会は閉店した。でも茜は黒川を探さなかった。探すなと言われている気がしたからだ。
茜は小野優伽(花音)と事件について話す。茜は犯人のメッセージ性を考えるが…。小野は「犯罪は芸術じゃない。犯罪は犯罪だよ」と言い放つ。
ラスト。黒川が警察に出頭し「私が犯人です」と告げた。遺体の一部も持参していた。(つづく)
茜の「何も!」の言葉が切なかったです。はたして何を言いかけたのか。何も分からない、ということなのか。何も感謝されることはしてない、ということなのか。黒川は退屈な茜に犯行のヒントを見せて、茜が通報するのか試していたんですかね。茜が「倫理」を同級生に試したのと同じように…。でも、篠崎を殺害した意図がよくわからないです。口封じなら一番近づいている茜を消すはずなのに…。ちょっと分かりにくい余白のあるストーリーになっていますね。そしてラスト。黒川が自首?今さらどうして?連ドラも中盤なので誰かをかばっているのが定番ですが…。
6話ネタバレ・あらすじ
- 6話タイトル:Page6 5月24日[途方もない虚無感]
- 6話放送日:5月15日(木)深夜
あらすじ
黒川(山村隆太)が出頭した。逃亡したと思っていた黒川があっさり自首したことが解せない茜(五百城茉央)は、犯人逮捕に安堵し騒ぎ立てる周囲とは裏腹に、虚無感に襲われる。
そんななか、亡くなった娘のクラスメイトと話がしたいという篠崎(吉名莉瑠)の父・広大(加賀谷圭)の願いで、依原(水野響心)とともに篠崎家を訪れた茜。しかし、広大は娘の突然の死に涙を流す一方で、茜たちから何かの情報を引き出そうとする節があった。それに気づいた茜は、級友の死を悔やむそぶりを見せて懐に入り込み、篠崎の部屋を見せてほしいと頼む。すると、篠崎のタブレットの中に驚きのデータを発見して…。
ネタバレ
茜は、篠崎のタブレットの中に驚きのデータを発見した。それは篠崎重工の粉飾決算の証拠となるデータだった。篠崎重工の不正を告発したのは娘の篠崎(吉名莉瑠)だったのだ。なぜそんなデータを集めることができたのか。おそらく篠崎に協力者がいたのだろう。かつて篠崎はプードルを飼っていると言っていたが、茜と依原(水野響心)篠崎家を訪れた時、犬はいなかった。篠崎には操れる人物という意味でのワンちゃんがいたのだ。
また、茜は篠崎のタブレットの中に茜のことを調査しているファイルも見つけた。さらに黒川悠に関する調査報告書もあった。黒川は「栃木県日鞠町」出身と書かれていた。
茜はクイズ研究部の交流試合に誘われていた。その試合は日鞠町で開催されることを思いだした茜は、参加することを決める。当日、茜は試合会場を抜け出して、喫茶店『りんどん』へ向かう。その店は黒川が持っていたマッチに記されていたお店だった。(つづく)
6話は物語に大きな動きはなかったように感じます。亡き篠崎(吉名莉瑠)が父の会社を告発していたエピソードがメインでしたが、茜が篠崎重工の不正に対して無関心だったように、視聴者も同じだと思います。わたし探偵じゃないから協力者のおじさん(?)のことなんて知らない!とドライに切り捨ててました。でもストーリーの本質じゃないので、OKです。肝心なのは、茜が篠崎の持っていた調査報告書を目にして、黒川の故郷にたどり着いたという点。さて。日鞠町の喫茶店『りんどん』で何が分かるのか、気になりますね。
7話ネタバレ・あらすじ
- 7話タイトル:Page7 5月26日[月が綺麗]
- 7話放送日:5月22日(木)深夜
あらすじ
黒川(山村隆太)の地元で行われるクイズ研究部の交流試合に参加した茜(五百城茉央)は、会場を抜け出し黒川に縁のある喫茶店を訪れる。しかし、黒川の名前を出すと店長の顔色が変わり、早々に追い出されてしまう。すると、店の外に茜を追いかけてきた江藤(樋口幸平)の姿が。茜は江藤にあることを頼み、店長の目を盗んで店の奥へ侵入。一人の女性と黒川、店長の3人が仲むつまじい様子で写っている写真とある手紙を目にする。
そんな茜の大胆な行動を目の当たりにした江藤は、かねてから抱いていた疑惑を茜にぶつける。「お前が犯人なんだろ」―。そして、さらに江藤は思いもよらない行動に出て…。
ネタバレ
茜は江藤に店に入って時間がかかるものを注文するよう頼み、店長の目を盗んで店の奥へ侵入。一人の女性と黒川、店長の3人が仲むつまじい様子で写っている写真とある手紙を目にする。その女性は浦田涼子(佐藤みゆき)という名前で、店長の姪であり黒川の恋人だった。黒川は『りんどん』の常連客でもあった。店長はそれ以上のことは話さず、茜と江藤を追い出す。だが、茜は浦田涼子宛の手紙を盗んで持ち帰っていた。
茜は江藤に「ここまでつけてきた理由とは?」と質問。江藤は、「お前が犯人なんだろ」と指摘。石像の破壊やテスト問題の流出についてだ。証拠はないが、茜だと筋が通るという。でも篠崎を殺したのは多分、黒川だろうが違和感ある。
茜は「今のままだと江藤くんの妄想だよ」と認めない。江藤は「(黒川を)調べてるなら言えよ。何を考えてるか分からないよ。分からなかったらこっちから伝えるしかないじゃん」と言いつつ、茜は江藤の気持に気付かない。江藤は「仲野のこと好きです」と告白。だが、茜は江藤を振った。
一方、クイズ研究部の交流試合は先鋒の小野(花音)が2勝し、相手の大将・檜山美悠(ゆきぼよ)と戦っていたが負けてしまう。そこへ副将の江藤が戻って来て対決へ。フラれてやけになっていて気合が入っていたが、あっさり負けてしまう江藤。
大将・茜が戻って来て、美悠と対戦へ。特別ルールで、自分が作った問題を3つずつ出し合うカタチに。美悠は3問目で清爛学園で起きた殺人事件について真犯人は?と追い詰める。茜は「分かりません」と答え、不正解に。今度は茜の反撃だ。茜は美悠のおもらしなどの黒歴史をバラして、美悠を泣かせてしまう。
ラスト、警察に犯人を名乗る人物が出頭してきて…。(つづく)
7話は連続ドラマでありがちの旅行回ですね。クイズ部の交流試合ですが、最後にクイズというか、相手のことを追い詰める問題の出しあいになっていて、そうくるかあ、という展開でした。あと、江藤が茜に告白したのですが、ぎこちない間(ま)がたっぷりあった後の「付き合ってください」「ごめんなさい」。めっちゃ即答というか、何なら食い気味でフッていて笑っちゃいました。まあ、五百城さんは乃木坂46メンバーの現役アイドルですから無表情が多い役でも可愛さが漏れてますよね。好きになるのも仕方ありません。江藤くん、ドンマイです(笑)
8話ネタバレ・あらすじ
- 8話タイトル:Page8 6月9日[黒川さんの手記]
- 8話放送日:5月29日(木)深夜
あらすじ
2002年、23歳の黒川(山村隆太)は政治家である父・利久(加藤大騎)のもとで秘書見習いをしていた。政治的思惑が交錯する建前だらけの世界に辟易するなか、唯一自分を取り戻せる場所である喫茶『りんどん』で、店長の姪・遼子(佐藤みゆき)と距離を縮めていく。
1年後、2人の交際を知った利久は遼子の素性を調べ、息子にはふさわしくないと断固反対。そのうえ、遼子が黒川の子を身ごもっていると知り、勝手に手を回したという。黒川の立場を知った遼子は「この子は私が育てる」と言い残して姿を消す。
『りんどん』から手紙を持ち出し黒川の過去を知った茜(五百城茉央)は、再び店を訪れ、店長にあることを尋ねて…。
ネタバレ
茜は村田涼子宛てた手紙に、「あなたと話したあの場所だけが私にとって唯一の救いでした」と書かれているのを知る。涼子は黒川が最初に殺した女性だ。
涼子の母は接客業で、父は借金を作ったまま失踪。叔父の店長が借金を返済している。
涼子は落ち込んでいる黒川を見晴らしのいい場所に連れていく。そこで光のわっかが重なって見えた、いわゆる幻日環(げんじつかん)が見えた時があったが、今日は見えなかった。(※黒川が茜を連れて行った高台?)
父・利久(加藤大騎)は涼子のことを調査した。東大卒の黒川と短大卒の遼子とは、学歴も家庭環境も釣り合わないという。しかも妊娠していたが何とかしておいたという利久。妊娠について初耳だった黒川は父に何をしたか迫るが、「忘れろ!あの女はやめろ!間違うな」と言われてしまう。思わず父を殴ってしまう黒川。
家を飛び出した黒川は『りんどん』へ。店長は手切れ金を返してきてくれ、という。拒否したのに返せなかった。お腹の子をおろしてくれと言われた。店長と涼子との関係はなかったことにしてほしいとも言われたという。
黒川は外へ飛び出し、涼子と再会。遼子は「黒川家の人には迷惑かけない。あの家の人と付き合っていけない」という。黒川が「いっしょに暮らそう」と迫る。だが、涼子は「恵まれた環境を捨ててほしくない。…この子は私が育てる。ちゃんとした大人に育てるから」と言い残し、姿を消す。
黒川の手紙:「何度もあの場所に行きます。あなたが言っていたあの光景をいつか見ることができるだろうか。あなたと、あなたの大切な子にいつかまた会いたい。それが赦されるのなら。」
夜。茜は手紙を読み終えて、『りんどん』を再び訪れる。閉店後、店長は警察に尋ねられたが、「ありえない。黒川くんが涼子を。私は信じない」という。茜は涼子と黒川の子供について尋ねる。名前は浦田景。写真も見せてもらう。茜のクラスの中にいる人物が黒川と涼子の子供だった。
茜は黒川がしたことや出頭の理由に気付き、これ以上事実を掘り起こす気が失せた。
だが終わりではない。これから綴るのは私がこのノートを書いている本当の理由。そして、私がいかにして連続殺人鬼となったか。(つづく)
黒川と恋人の過去が明かされました。そして2人の間には子供がいたようです。しかも茜のクラスメイト!いやあ、面白くなってきました。もしかして涼子を殺したのはその子供?黒川はその子供の罪をかぶっているとかでは?違うかな。最後に出てきたノートは、茜の手記なのかな。一体どうして連続殺人鬼に?!つづきが気になります。
9話ネタバレ・あらすじ
- 9話タイトル:「ワタシが犯人です」
- 9話放送日:6月5日(木)深夜
連続殺人鬼は清爛の生徒!?まだ見ぬ世界に心ひかれ、引き返せない場所へたどり着いた真犯人の正体は!?1冊のノートに記された犯行の記録が意味するものとは——。
あらすじ
犯人だと名乗る一人の女性が、捜査本部の刑事・梶谷(武田梨奈)を訪ねてくる。日本中を震撼(しんかん)させている連続殺人犯を追っている梶谷は、「いたずらなら、かまっている時間はない」と、けん制するが、その人物は、「これ以上、被害者は出ないと思う」と、1冊のノートを差し出す。そこには、これまでの被害者のデータや殺害場所、死体を遺棄するまでの流れなど、警察が握っている情報よりはるかに詳しい内容が記されていて、書いたのは連続殺人事件の犯人だという。
「知っていることをすべて教えてほしい」——ノートを読んだ梶谷はそう言って、清爛学園とその周辺で起きた6年前の連続殺人事件について、振り返るように話し出す。すると女性は、容疑者の黒川(山村隆太)に魅せられた生徒がいたことを明かし、その人物が学園内でささやかな犯罪を起こしはじめ、やがて連続殺人鬼になったと話す。
それを決定づけたのは、清爛学園1年A組の生徒が一堂に会した同窓会。一人の生徒が黒川を揶揄(やゆ)したミーム動画を拡散し、心ない言葉を吐いたことで、犯人はタガが外れてしまったといい…。
ネタバレ
茜は喫茶店で江藤と久しぶりに会う。江藤はクイズ番組に出場して優勝し、賞金100万円をゲットしたという。茜はノートを取り出して、江藤の前に置く。江藤は「うちのクラス、どうなってんの?」と嘆く。
犯人だと名乗る一人の女性(五百城茉央)が、捜査本部の刑事・梶谷(武田梨奈)を訪ねてくる。「これ以上、被害者は出ないと思う」と、1冊のノートを差し出す。これは連続殺人事件の犯人が書いたノードだという。
連続殺人事件の被害者は5名。年齢性別・発見場所もバラバラ。身元の特定も困難だ。
梶谷はノートを読み、認めたくないけど信じざるをえなかった。被害者の情報が警察より細かいからだ。
梶谷は「あなたが知っているすべて教えてください」と頼む。
今(2025年)から6年前の2019年。清爛学園とその周辺で事件が起きた。犯人は黒川悠。被害者は浦田涼子(佐藤みゆき)と篠崎麻友(吉名莉瑠)。事件が世間に注目された理由は黒川の父が国会議員・黒川利久(としひさ)(加藤大騎)だからだ。黒川の犯行は父を破滅させる目的と言われていた。
女性(五百城茉央)は、黒川に魅せられた生徒がささやかな犯罪を起こしはじめ、やがて連続殺人鬼になったと話す。そして、決定的な出来事が起きたという。
同窓会にて。黒川を茶化す動画を見て、みんな笑っていた。女性(五百城茉央)は、まるで大きな何かに突き動かされるようにタガが外れてしまった。被害者の共通点は黒川への心ない言葉を流布した人たちだ。
女性(五百城茉央)は、は殺人を通して何かを変わることを期待していた。
ノートが書かれたのは2週間前の2025年1月30日。この日、黒川悠に実刑判決が出た。
行き詰まり何もかも分からなくなった女性(五百城茉央)は自ら命を絶つことも考えた。だが、江藤がかつて言った「分からなかったらこっちから伝えるしかない」という言葉を思い出して、ノートに綴ることにした。今抱えているすべてを。これは彼女の叫びだ。
「これは、私が犯した罪の告白」……。彼女、仲野茜は天才と呼ばれていた。(これまでの初回放送からここまでのエピソードが回想される)
女性(五百城茉央)は「そしてこのノートのおかげで彼女の追体験することができた」という。
9話の冒頭に戻る。喫茶店にて。江藤はノートを受け取って、これは問いから見つけないといけないタイプの問題だと思ったという。あいつは覚えたことを絶対に忘れない。でもこのノートには事実と異なることが意図的に書かれているという。
ノートでは依原(水野響心)と茜(五百城茉央)の特徴が逆になって書かれていた。(1話から8話までの映像でも2人が逆になっている!)
黒川と涼子の子供は依原(五百城茉央)だった。
ノートは茜(水野響心)が綴ったものだった。
依原(五百城茉央)は天才の仲野茜になりたかった…。
現在。依原(五百城茉央)は「私が犯人です。6年前の殺人事件の第一被害者、浦田涼子を殺害したのは私、依原湊です」と自白する。(つづく)
9話は頭が混乱する衝撃展開でした。まず、時間軸が混乱。茜の高校1年の時代は2019年で、現在は2025年。今、連続殺人が起きているということ。2019年当時は2件の殺人だったのですね。連続殺人を追っている警察パートは2025年だったのです。
そして、映像で混乱。茜と依原が入れ替わっていたというか、ノートが意図的に間違っているというか…。第8話まではノートの内容を描いているシーンだったのですが、そのノートが意図的に間違っていたため現実ではないということですよね。
ミステリー小説では叙述トリックを仕掛ける作品があります。同じ人だと思ったら別人だったとか、年齢が違っていたとか。けれど、映像でトリックを仕掛けるのは困難です。うまく考えましたね。でも、このドラマのトリック、予想できた人いるんでしょうか。筆者は驚きの仕掛けにまんまと騙されてたので、面白かったです。
このドラマ、序盤のささやかな犯罪がショボいので視聴に我慢が強いられましたが、なかなか考えられた作品ですね。最終回も楽しみです。
最終話(10話)ネタバレ・あらすじ
- 最終話(10話)タイトル:「気づけばよかった」
- 最終話(10話)放送日:6月12日(木)深夜
茜(水野響心)の犯罪を追体験した依原(五百城茉央)が独白する、6年越しの衝撃の真実! 黒川(山村隆太)と茜と依原――、最後の対峙(たいじ)がもたらす結末は希望か、あるいは――!?
あらすじ
最終話冒頭、黒川と涼子の子供が依原(五百城茉央)だと知った茜(水野響心)は教室へ向かう。ひとりで勉強している依原(五百城茉央)に声をかけて「勉強してその先どうなりたい?」と尋ねる。依原は「上にはいたいかな。やっぱりまっとうな人にならなきゃ。お母さんがそう言ってた」という。
依原(五百城茉央)は、茜(水野響心)のノートを使い、茜の犯罪を追体験したことを明かす。それは創立以来初となる入試全教科満点で超エリート校の清爛学園に入学し、黒川(山村隆太)に心酔して学園内で次々と小さな事件を起こした挙げ句、身元不明だった殺人事件の被害者を黒川の元恋人だと突きとめたこと。さらに、黒川が容疑者として逮捕された6年前の連続殺人事件で、最初の被害者・浦田遼子(佐藤みゆき)を殺したのは自分だと自供する。
母親に女手ひとつで育てられた依原は、「勉強して、まっとうな人になってほしい」という母の願いどおり、小学生のころから清爛を目指して勉強一筋。しかし、いつしか自分より学力が低い人を見下したり、清爛合格後も、決して恵まれているとはいえない自身の家庭環境を卑下して、パート勤めの母親を学校から遠ざけたりするように。それは、清爛という特殊な環境で生き残るための彼女なりの武装だったが、母はそんな娘の変貌ぶりに激しく落胆。親子は言い争いになり、依原は意図せず母を階段から突き落として死なせてしまったという。そして翌朝、母の遺体は公園で左腕が切断された状態で見つかり…。
黒川はなぜ、依原に代わって罪を背負い、続く篠崎(吉名莉瑠)殺しという凶行に及んだのか。そして、その黒川に魅せられ、連続殺人鬼と化した茜の行方は——!?
黒川と茜と依原、最後の対峙(たいじ)がもたらす結末は希望か、あるいは——!?
ネタバレ
依原湊(五百城茉央)は「本当の名前は浦田景(うらた・けい)で、黒川悠と浦田涼子の娘です」と警察にいう。東大進学率No.1の進学校・清爛学園を受験する時、改名したのだ。貧乏な家柄がバレないように。
依原は入試で2番目の成績で合格した。しかし校長が母親がパートを掛け持ちしていると知っていた。母が書いて提出したのだ。依原は「もう学校の面接には来ないで」と母に怒った。弱い立場に何てなりたくないという依原。喧嘩になり、ぶたれた依原(五百城茉央)は意図せず母を階段から突き落として死なせてしまった。
依原に代わって罪を背負った件について、黒川の台詞はなかったから不明である。ただし、依原が意図せず母を階段から突き落として死亡させてしまった時、母の携帯が黒川と電話したままになっていた。依原はすべてを黒川に話した。黒川は「今すぐその場から離れるように」と言った。依原が離れてから家に戻ると、母の遺体は消えていた。翌日、遺体が公園で発見された。わざと目立つところで発見させたのだ。遺体の腕を切り落としたのは猟奇殺人犯として逮捕されるための証拠品だった。黒川が娘を守って罪をかぶるためにしたことだった。
どうして今になって依原は母殺しの罪を告白したのか。理由は依原曰く「仲野さんが、(ノートに触れて)、伝えてくれたから」。
ノートの最後のページには「あの景色は見えるだろうか」。
警察と依原は、連続殺人鬼と化した茜の元へ行く。涼子と黒川の思い出の、景色がいい場所だ。
依原は「分からなかったよ!」と告げる。希望した清爛学園に入って楽しかったが、分からなくなり、引き返せなくなってしまったという。
茜は、かつて涼子が光の輪が重なる後継を見たが幻日環はここから見えないから「私たちがまったく知らない何かを見たんだ」という。「そういうのがきっと沢山あったんだよ」と茜。
茜は「読んでくれてありがとう」と依原に感謝した。
拘置所(?)の廊下にて。依原と黒川が警察(と刑務官?)に付き添われながら歩き、すれ違った。2人は声を掛けることができない(許されてない?)。黒川は泣き崩れた。依原は振り返り、父の涙を見た。依原は泣きながら廊下を歩き出し、父から遠ざかる…。
ラストシーンは、思い出の場所に、太陽からの光の輪が縦に2つある。タイトルが真ん中に表示される。2人のナレーション(茜と依原?)、「これは私たちが犯した罪の告白」が重なって流れる。(おわり)
【補足&考察】「黒川はなぜ、続く篠崎(吉名莉瑠)殺しという凶行に及んだのか」については、本編では謎のまま終わりました。おそらく口封じが動機なのでしょうが…。どこで篠崎は依原の罪を知ってしまったのでしょうか。いや、依原の母殺しまでは知らなかったんじゃないかなと思います。篠崎が茜と黒川の素性を調査していたことから、おそらく依原の親のことを知ってしまったのでしょう。素人でなく探偵を雇っての調査っぽいので黒川の婚外子のことぐらい知り得そうですよね。推測ですけど。
最終回、切ないラストでした。黒川が泣き崩れた場面は、「容疑者Xの献身」の石神の慟哭を思い出させる場面でした。愛する娘を守ろうとして、実刑判決まで出て成功したのに…。五百城茉央ちゃんの涙をこらえながの苦しげな表情、素晴らしい演技でしたよ!
さて。それぞれの罪をまとめると↓
・黒川が死体遺棄と篠崎殺しの罪。
・依原の母殺しは殺意がない過失致死で情状酌量の余地もある?けれど6年も黙っていたのは重いか?
・茜は連続殺人犯なので死刑になってしまうのでは?
みんな罪が重いので、なかなかヘビーな結末でしたね。
【MADDER】原作と脚本
ドラマというと原作があるのかないのか気になる方も多いと思います。まずは、ドラマの内容を紹介。
【MADDER】の原作についてとストーリーを手掛ける脚本家について紹介します。
原作は?
【MADDER】に原作はありません。ドラマオリジナルストーリーです。
脚本家は?
脚本は伊達さんが担当します。演劇コントユニット「大人のカフェ」所属で、コント脚本担当。これまで連ドラは『推しの王子様』(2021年)、『新・信長公記 〜クラスメートは戦国武将〜』(2022年)、『スタンドUPスタート』(2023年)など共同脚本で執筆しています。
【MADDER】犯人の正体を考察・徹底解明!
このコーナーでは、ストーリー展開とともに、犯人の謎と正体を解明していきます。
放送前の犯人予想・考察
街で起こった殺人事件の犯人と思われる人物は、青年・黒川悠(山村隆太)です。しかし真犯人なのかは不明です。
茜は黒川に触発されて、学校で小さな事件を起こしますが、本当に殺人事件が発生!さらに、未曾有の連続殺人へと発展していきます。
放送前から犯人疑惑のある黒川は、そのまま連続殺人犯にはしないことでしょう。使い古されたパターンですが…主人公の茜が犯人だったというパターンはどうでしょう?
タイトルに「その事件、ワタシが犯人です」とあるように、仲野茜(五百城茉央)を犯人にもってきそうな予感がします。ベタですが、二重人格とかでしょうか。
犯人のまとめ(放送後の整理)
6年前(2019年)に起きた連続殺人事件について
:浦田遼子(佐藤みゆき)
:浦田遼子を殺害した犯人は、依原湊(五百城茉央)でした。
:逮捕されたのは黒川悠(山村隆太)でした。警察に自首してきた時、遺体から切断した腕を証拠としてもってきたので決定的でした。しかし誤認逮捕でした。黒川が実の娘・依原湊(五百城茉央)の罪をかばったことが真相です。
:篠崎麻友(吉名莉瑠)
:篠崎麻友を殺害した犯人は黒川悠(山村隆太)でしょう。
:逮捕されたのは黒川悠(山村隆太)でした。遺体から切断した腕を証拠としてもってきました。おそらく犯行動機は口封じのためだたと思います。何の口封じかは劇中で明かされていません。おそらく篠崎が黒川悠と依原湊の親子関係を何らかの方法で知ってしまったのでしょう。でも黒川が篠崎に調べられていると。いつ気づいたのでしょうか。真相については謎が多いです。
2025年に起きた連続殺人事件について
:北條凛(つぐみ)、他4名
:北條などを殺害した犯人は、仲野茜(水野響心)でした。
:きっかけは同窓会でした。被害者の北條もこの場にいて、黒川悠のことを笑って馬鹿にしていました。茜の犯行動機は、茜が心酔している黒川のことを馬鹿にされたからです。被害者の共通点は黒川を馬鹿にした人、ということのようです。
:ちなみに北條は茜の同級生です。他の4人の被害者の詳細は不明です。警察が被害者に接点がないようなことを言っていたので、他の4人は茜の同級生でないのかもしれません。
【MADDER】最終回・結末はどうなる?
【MADDER】には原作がないので、最終回結末も白紙状態。先読みできない楽しみがありますね。
まずは放送前に予想してみました!
最終回はバッドエンド!?
主人公の茜は天才ゆえに人生に面白さを感じられない日々。そんなとき、殺人犯の疑惑がある黒川に出会って犯罪に魅了されていきます。茜は学校で小さな事件を起こして楽しんでいくようですが、本当の殺人事件や連続殺人が発生していきます。
茜以外に犯人がいて、天才高校生の仲野茜が推理していく…だけだとシンプルすぎるので、最終回では茜の別人格が犯罪を犯していたと判明!でも茜にとっては人生を楽しむことができて、有意義な時間だったともいえる…。そんな独特で奇妙なバッドエンドを放送前時点では予想します。
いつたいどんな結末を迎えるのでしょうか。
最終回結末までの気になる点、チェックポイントは放送後に予想、更新予定です。
【MADDER】ネタバレ・あらすじは毎週更新!
・ドラマ【MADDER】のネタバレ・あらすじ全話
・原作&脚本家
・最終回結末予想&考察
以上について紹介しました。
本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。ドラマ鑑賞の参考にご一読ください。
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