【マイダイアリー】7話でタイトルの意味回収!りょうと中村ゆりのエピソードに涙

マイダイアリー】7話「フィルムカメラと人生の日記」が12月8日(日曜)に放送されました。
今回は「マイダイアリー」というタイトルの意味と、中村ゆり演じるトムさんの秘密が明らかになります。

優希たちはいよいよ大学を卒業するのね。

お互いを尊重しながら支え合ってきた5人の雰囲気が好きだったから、ちょっと寂しいな。

5人の関係性は社会人になっても「心のふるさと」としていつでも帰れる場所であってほしいわ。

それでは、【マイダイアリー7話の感想のまとめをお届けします。

目次

【マイダイアリー】7話の感想

卒業してそれぞれの道へ

恩村優希(清原果耶)、徳永広海(佐野勇斗)、長谷川愛莉(見上愛)、白石まひる(吉川愛)、和田虎之介(望月歩)は、大学を卒業します。
学生生活が続く広海以外の4人は社会人に。
虎之介のバイト先のファミレス”サンディッシュ”店長・杉山次郎(坪倉由幸)に「うちの虎之介がお世話になりました」と挨拶する広海。
「これからも気軽に来てくださいな」と笑顔の店長。
広海は自分からそんなふうに店長に言葉をかけるようになっているんですね。
虎之介たちと出会い信頼関係を築いてきたことで、安心して人間関係を広げているのでしょう。
でも、卒業式を終えたらこれまでとは違う生活、これまでとは違う5人の距離。
それぞれの生活は変わっていきますが、5人がまたサンディッシュでワイワイしている様子が見たいです。

愛莉の優しさ

愛莉は虎之介に呼び出されて、“まひるのことが好きかも”と相談されます。
「大事な人であることは胸を張って言えるのに“好き”がなんなのかよくわからない」と虎之介。
かつて、愛莉も優希への想いが何なのか思い悩んでいましたね。
虎之介は愛莉だから打ち明けたのだと思います。
「好き」が恋愛感情かどうかを真剣に考える真摯な人たち。
愛莉は虎之介に対して言いたいことをキツめに言いますが、お互い信頼し合っていることがよくわかりますね。
そして、愛莉は“大事な人”優希に対しては、変化を繊細に感じ取ります。

社会人になって再会した時、優希の表情から広海と何かあったことに気づくのよね。でも決して踏み込まない。

愛莉は率直に物を言う人ですが、愛莉、虎之介、まひる、広海、それぞれへの対応が少しずつ違います。
その人を尊重し大事にするやり方が相手によって違うんですよね。
愛莉はとても誠実な人なのだと思います。
卒業式の後集まって最後に陸橋の上で「じゃあ、また」と言い合って、5人が2組とひとりに別れていく。
優希と広海、虎之介とまひる、そして愛莉。
ひとりで歩き出す愛莉の表情が明るく力強いことが嬉しいです。
愛莉はこれからも自分に正直に進んで行くことでしょう。
それにしても、5人グループの中でカップルができた後もお互いの関係性が良いのは、とても素敵だなと思います。

トムさんの秘密

トムさんこと富田緑(中村ゆり)と優希の出会いは、広海が言ったように「偶然と見せかけた必然」でした。
上京した時に電車で出会い流れで一緒に住むところを探して同じマンションに住んだと優希は思っていましたが、実はトムさんは優希の母・恩村まいこ(りょう)と知り合いで、彼女が亡くなる前に優希のことを託されていたのでした。
入院中に出会ったまいこは、トムさんにとって特別な人でした。
自分はひとりでいたいからひとりでいる、かわいそうなんて同情されたくない、という突っ張った思いを、ずっと虎のタトゥーで守ってきたトムさん。
そんな自分をふんわりと温かく包んでくれる初めての大切な心友がまいこでした。
かつて孤独な世界から救い出してくれた人の娘・優希を、トムさんは密かに見守ってきました。
そして、トムさんは役目を終えて優希の元を去ります。
それはお互いが前へ進むための決意。
トムさんもまた、まいこを失った喪失感を優希に埋めてもらっていたのだと思います。
二人とも、もう大丈夫ですね。

隣同士で支え合わなくてももう大丈夫だけれど、連絡先をもらったからトムさんに会いたい時にはまた会えるんだよね。良い関係だなあ。

りょうさんが演じたまいこさんは明るくさっぱりとした魅力的な女性ね。優希が遺灰に毎日話しかけていた気持ちが改めてよくわかったわ。
りょうさんと中村ゆりさんの佇まいがとても素敵でグッと来てしまった。

まいこはトムさんと優希に似たものを感じたから二人を引き合わせたのかもしれませんね。
優しくて少し不器用で。
人と人が思い合うこと、支え合うことの素晴らしさが伝わってくる7話でした。
隣同士ではなくなっても、そしてどちらかが遠い世界に行ってしまっても、思い合い、支え合うことはできるんですね。

繋がっていく「あなたに良いことが起こってほしい」という願い

トムさんが開いたフリーマーケットで、広海の担当教授・喜田義弘(勝村政信)は「懐かしいな」とフィルムカメラを手にします。
トムさんは「一番大事にしていたものなので値段をつけるのが勿体ない気がして」と、無料で渡しました。
これを持っていて良いことがあったというトムさんから、喜田教授は笑顔で受け取ります。
「使い続けてもいいですし、誰かに渡すとかでもいいんで」
トムさんは付け加えます。
喜田教授は、教え子の広海の論文がアメリカの大学の教授に評価されて一緒に研究したいという知らせを受け取り、自分のことのように喜びます。
それが喜田教授にとっての「良いこと」でした。
ただ、それを聞いた広海は、優希を不安にさせてしまうことで迷ってしまいます。
また、一度負けた場所に戻ることが怖い気持ちもありました。
喜田教授は、「誰かにとって良いこと」と「自分にとって良いこと」が違うことを考えます。
そして「子ども向け数学教室」で広海から紹介された田中遥斗(相澤壮太)に、フィルムカメラを渡しました。
「持っていると良いことがあるカメラ」で、「使い続けてもいいし誰かにあげてもいい」と言い添えて。
遥斗はフィルムカメラをこれまで家庭教師をしてくれていた優希に渡します。
誰に良いことが来て欲しいかをずっと考えていた遥斗は、優希が元気がないことに気づいて優希を選んだのでした。
優希の手元にあるカメラを見つけて、トムさんは驚いて思わず笑います。
なんて素敵な奇跡でしょうか!
まいことの思い出がつまったカメラを今はその娘が持ってくれている、それはとても幸せなことですよね。

人生の日記

トムさんは引っ越す前に優希にどうしても伝えたいことがあると言いました。
「大切な人に出会ったら人生の日記をつけてほしい」
トムさんがまいことの思い出を写真と文章で残したように、大切な人との思い出の中で心に残ったもの、楽しい思い出も辛い思い出も写真に撮ることを勧めてくれたのです。
フィルムカメラのように人と人との時間も有限だからこそできることがある。
心が動くたびに心のシャッターを切っていく、それを思い返すだけでもいい、と。

ここでようやく【マイダイアリー】というタイトルの意味が明らかになったわね。

現代の優希は、1話からずっと「私はふと人生の日記を読み返したくなった」と言って、大学生活を振り返っていました。
実際に写真を撮って書いた日記のページもあったでしょうし、心の中でシャッターを切った思い出もあったのでしょう。
このドラマは、優希の大切な人たちのお話、大切な思い出の物語なんですね。
卒業式、優希の提案で5人はフィルムカメラでお互いを撮り合い現像した写真を中身を見ずに分け合って、再会した時にみんなで見て盛り上がろうという約束を交わしました。
その写真を、私たち視聴者も見せてもらうのが楽しみです。

【マイダイアリー】7話の出演者

清原果耶、佐野勇斗、吉川愛、
見上愛、望月歩、西原亜希、
相澤壮太、坪倉由幸、
中村ゆり、勝村政信、ほか。

7話のゲスト
菅野莉央、りょう、ほか。

【マイダイアリー】7話のまとめ

◆【マイダイアリー】は、ABCテレビ、テレビ朝日系 毎週日曜 22:15から放送。
(時間変更の場合があります)
TVer、ABEMAにて見逃し配信あり。

広海は、もうひとりぼっちになりたくないと喜田教授に話して留学を断りますが、優希には選考に落ちたと優しい嘘をつきます。
「これまで通りそばにいるから安心して」と言う広海。
しかし次回、アメリカ時代の知り合いの女性が登場して新たな展開が!
予告に影山優佳さんの姿が見えますね。
8話の放送は12月15日(日曜)22時15分からの予定です。
どうぞお見逃しなく!

記事内画像出典:『マイダイアリー』公式サイト

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