『君が心をくれたから』案内人の正体を考察!日下は雨の父、千秋は太陽の母か?
永野芽郁主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ、毎週月曜21時)が2024年冬クールに放送中。
本作は案内人が起こした奇跡によって、主人公の雨(永野芽郁)が過酷な条件を受け入れることになるのですが…。
案内人は、日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)の2人。不気味な雰囲気で気になります。
一体、案内人とは何者なのか?考察していきましょう。
今回の記事は『君が心をくれたから』案内人の正体の考察について!
『君が心をくれたから』案内人の正体を考察!
ドラマ『君が心をくれたから』に登場する案内人の正体を考察していきます。
案内人とは?
ドラマでの案内人
あの世からの案内人。つまり、この世の者ではない。
案内人は雨と太陽にしか見ることができない。
雨の心を奪う(=五感を奪う)ことを条件に太陽の命を救う奇跡を起こす。
案内人は奇跡対象者のサポートをしていく。
奇跡や案内人のことを口外してはならない。
奇跡や案内人などの真実を話していいのは太陽だけ。
第3話放送時点で、それ以外のことは不明。彼らの目的は一体?
関連書籍での案内人
関連書籍『この恋は世界でいちばん美しい雨』でも案内人が登場するので、紹介しましょう。
案内人はあの世の執行部に所属。
案内人の能登さん曰く「奇跡とは実験でもある」とのこと。
案内人の役割は「対象者のサポート」そして「与えられた奇跡の中で人がどう生きていくのか観察すること」。
今作の案内人は2人。
一人は女性でベテランの能登。
もう一人の案内人は新入りの明智。
明智は、奇跡対象者・日菜が勤めるカフェの店主の元夫。
明智は妻とライフシェアリングの奇跡をしていたが、妻を残して死亡してしまった。
能登は上にかけあって、ライフシェアリングの奇跡を廃止させる。
奇跡対象者同士の死後の接触は原則禁止。
ラスト、元・奇跡対象者が案内人となり元恋人と再会(※恋人の方は奇跡を覚えていない)。
ライフシェアリングというのは、死ぬ運命だった2人が奇跡で生かされた代わりに余命(本書では20年)を2人で分けあって生きるのですが…。明智は奇跡を放棄し、死亡。妻に余命をすべて渡しました。しかし奇跡を放棄した罰として、妻は明智のことを忘れています。
明智は、妻に会いたくて会いたくて、志願して案内人になりました。そして妻に渡せなかった指輪を対象者・日菜を通して渡してもらうことに…という心温まる展開に♪
【考察POINT】関連書籍の案内人が生きている人物と関係があったのならば、ドラマの日下と千秋もこの世の人間と関わりがあると予想されますね♪
ということで、日下と千秋の正体を予想してきましょう。
日下は雨の父か?
日下(斎藤工)は雨の父親だと予想します♪
なぜなら雨の父親については明かされていないから。
雨の母親・霞美(真飛聖)は幼い頃の娘・雨を虐待し、今はこころの病院に入院中です。
おそらく霞美はシングルマザーで、精神的にいっぱいだったのでしょう。
日下に先立たれて霞美は一人で子育てを頑張ったのでしょうか。
ただし疑問点もあります。日下が雨の父親ならば、案内人として雨と接するとき、あまりに冷静すぎるのです。
1話で味覚を失ってパティシエの夢を諦め、2話では今度は嗅覚。思い出と結びついている匂いが奪われることに。
娘がつらい思いをしていて、あれだけ冷静でいられるのでしょうか。
日下の過去について(追記)
※【追記】第5話(02.05放送)にて、日下の過去が少し判明しました。日下は何やら決断を迫られて、誰かに後悔しませんと返答しているようですね。案内人に奇跡を起こしてもらったのでしょうか。
詳しくはこちら↓
※【追記】第9話の予告動画では日下が「私もかつて、あなたと同じように思ったことがあります」と涙を流す場面がありました。そしてテロップでは「繰り返される奇跡」との言葉が。あなたが雨のことだと予想されるので、日下は奇跡を起こしてもらい雨の立場になったことがあるのかも。
雨の父と祖父について(追記)
※【追記】第6話(02.12放送)にて、雨の父と祖父について説明がありました↓
霞美(真飛聖)は雨に、雨の父について教えます。霞美と雨の父は役者仲間でした。しかし霞美が妊娠して以降、音信不通なようです。恋人の妊娠におじけづいた男が逃げたパターンですね。
雪乃(余貴美子)の夫(=雨の祖父)は「結婚しよう。俺と結婚したらいい人生になるぞ」とプロポーズしてくれたのですが、(おそらく結婚後)早くに亡くなってしまったそうです。
「日下は雨の祖父説」も浮上(追記)
【追記】日下は当初、見守るだけで中立の立場でした。千秋(松本若菜)が対象者に肩入れするのを注意するほど。しかし、だんだんと日下の心境が変化。
第8話(02.26放送)では、プロポーズの返事に悩む雨に対し、日下が「五感を失ってからでは断るすべはない。ならばプロポーズを受けてみては?」と提案。なんと、日下が奇跡対象者に肩入れする描写がありました。
雨も「日下さん最近すごく優しい。どうして?」と尋ねるほど。
日下は「優しくなんて…」と憂いある表情をしていました。
やはり日下は雨の肉親(父か祖父)だから優しいのでしょうか。日下が父ならば霞美の元を去ったこと、もし祖父なら早々に亡くなったことで「優しくなんて(ない)」という反応なのかも。父でも祖父でも奇跡を起こして最愛の人の前からいなくなったと予想されますね。
第8話放送後、第9話の予告が流れました。
そこで映った日下らしき人物の服装が古いことで、祖父説が浮上。(※30秒の予告動画の14秒頃を確認してみてください)
SNSでは、やや祖父説が優勢になってきています。↓
太陽のお母さんだろうなという予想は的中。でも最後の日下さんの映像は服装からしてかなり昔な気がする。雨のお父さんではなくおじいちゃんとか??
— コマンタレブッチャー (@yubikiri_boo) February 27, 2024
#君が心をくれたから
日下さんは、雨ちゃんのおじいちゃんだと思う!服装がサスペンダーにベレー帽だもん!#君が心をくれたから
— うらら麗@ (@6oUrara) February 26, 2024
ただ、ひとつ疑問があります。雨ちゃんは祖母の雪乃と暮らしていましたが、おじいちゃんの顔を知らないのは不自然。太陽くんの場合は父・陽平(遠藤憲一)が妻(=太陽の母)の写真をすべて燃やしたのですが…。雪乃が夫(=雨の祖父)の写真を何も持ってないのは不自然なんですよね…。それとも雨は祖父の若いころの写真を見たことがなかったとか?
8話時点で、雨が日下の顔を見ても何も思い出さないという状態なので、父の顔を知らないこと(母と父がおそらく結婚せずに別れたこと)が伏線になると思うのです。なので、日下は父親説もまだあり得ますね。サスペンダーの服が昭和初期や中期と限りませんし、回想の斎藤工さんと手を繋ぐ女性の体形がすらっとしていて髪形も長くて真飛聖さんっぽい雰囲気な気も…。
果たして日下は雨の父か、祖父か。9話以降に注目です♪
日下は雨の父&祖父ではない(追記)
9話にて、日下は雨の父&祖父ではないと判明した、と言っていいと思います。
日下は1953年生まれで2024年時点で生きていれば71歳になります。雨の祖父の年代ですが…
日下の恋人は白石小夜子さん。雨の祖母は雪乃(余貴美子)という名前なので別人です。
つまり、日下は雨の父&祖父ではないようですね。
千秋は太陽の母か?
千秋(松本若菜)は太陽の亡き母親・明日香と予想♪
千秋が太陽を見つめる視線が切なげですからね。
雨が太陽には会わないでほしいと千秋たちに言っていたのに、千秋は病院の屋上で遠くから太陽を見つめていたところを太陽本人にバレてしまうというミスもしています。
2話の火事の場面で、明日香の顔が映っていないし、過去の写真が焼き捨てられているのも伏線かもしれません。
火事から幼い太陽を救出して亡くなったのが明日香。どれだけ息子の成長を見たかったことでしょう。
千秋の方は、冷徹な日下と対照的に、雨の心に寄り添うそぶりを見せています。
対象者に感情移入しすぎている理由は、息子・太陽の命を救ってくれたから、雨には心を奪われても幸せになってほしいからかも。
千秋の正体が判明(追記)
※【追記】第8話(02.26放送)にて、千秋の正体が判明しました↓
まとめ
以上、案内人の正体を考察してきました。3話終了時点での考察のため、予想の部分が多いと思います。ご了承ください。
果たして案内人の2人の正体や目的とは?
雨と太陽の恋愛物語に注目しがちな本作ですが、日下と千秋の今後も見どころですね♪
画像出典フジテレビ「君が心をくれたから」
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