【ソロ活女子のススメ3】9話ロケ地・ネタバレ・感想|五月女恵が訪れた横浜中華街のお店はどこ?

ソロ活女子のススメ3第9話

ソロ活女子のススメ3】第9話が5月31日深夜に放送されました。
第9話で五月女恵江口のりこ)が訪れるのは、世界に誇る横浜中華街。
昔ながらの味を守る店をはしごして、美味しいものを食べまくります。
今回は、テレビ東京水ドラ【ソロ活女子のススメ3】第9話「ソロ中華街・変わり続ける街で変わらないものを…」のロケ地ネタバレ感想をお届けします。

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目次

【ソロ活女子のススメ3】第9話ロケ地

五月女恵が最初に訪れたのは中華粥専門店「謝甜記 本店」

ソロ活女子のススメ3第9話謝甜記 本店

横浜中華街でまず五月女恵が入ったお店は、中華粥専門店「謝甜記(しゃてんき)本店」です。
1951年創業の中国粥専門店。現在は3代目が伝統の味を受け継ぎ守っています。
中華街大通りにある赤い建物で、壁のサンタクロースの看板が目印です。
お粥は全部で15種類。米の状態から乾燥貝柱、牡蠣、まる鶏などを使い、ダシをとりながら約4時間かけ焚き上げています。
中国の朝食といえばお粥。中華粥と揚げパン「油条」のハーモニーは「最初に組み合わせた人、天才系グルメ」と恵も絶賛する美味しさです。
他にも梅醤付き鶏の唐揚げ、モツ野菜炒め、蟹炒めや季節のおすすめ料理など沢山のメニューがあります。

謝甜記(しゃてんき)本店

◆営業時間:平日⇒10:00~15:00(LO 14:55)17:00~21:00(LO 20:25)
土日祝⇒9:00~15:30(LO 14:55)17:00~21:00(LO 20:25)
◆定休日:火曜日
◆住所:横浜市中区山下町165 中華街大通り
◆アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」徒歩6分(420m)、みなとみらい線 「日本大通り駅 」徒歩8分(590m)、JR京浜東北線・根岸線「 石川町駅」 徒歩9分(700m)
◆電話:045-641-0779
◆公式サイト:謝甜記 本店

五月女恵が次に訪れたのは広東料理の「楽園」

ソロ活女子のススメ3第9話楽園

次は、広東料理のお店「楽園」です。
恵が「料理遺産」と感激した「巻揚」。今は中華街でも限られたお店でしか出していない伝統的な広東料理で、「楽園」では60年以上職人が手作りし、昔からの味を守り続けています。
他にもモツ料理、海鮮料理など本格的な広東料理をリーズナブルに楽しむことができるお店です。

楽園

◆営業時間:平日⇒11:30~14:00、16:00~21:00(LO20:30)
土日祝⇒11:00~21:00(LO20:30)
◆定休日:火曜日
◆住所:横浜市中区山下町154 中華街大通り
◆アクセス:JR京浜東北線・根岸線「石川町駅」北口(中華街出口)より徒歩5分。みなとみらい線「元町中華街駅」より徒歩5分。みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩5分。
◆電話:045-641-9308
◆公式サイト:楽園

五月女恵が参拝した場所は横濱媽祖廟

恵が参拝したのは、チャイナタウンのパワースポット、「横浜媽祖廟(よこはままそびょう)」です。
横濱媽祖廟は、かつて媽祖(まそ)を祀っていた清国領事館があったといわれる場所に開港から150周年を迎える横浜の新名所として、2006年横浜中華街に建立されました。祀られている媽祖(天后聖母、天妃娘娘、海神娘娘)は、約1000年前の宋の時代に実在した神通力をもっていたといわれる福建省の娘で、航海・漁業の守護神として中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神です。
礼拝の作法ですが、まず受付で線香と金紙を購入し、線香に火をつけ手であおいで炎を消して5つの香炉にそれぞれ線香を供えていきます。最初に牌楼方向の空に向けて玉皇上帝に参拝し(天空に住む神様なので像はありません)、次に中心の媽祖(航海の安全のみならず自然災害や疫病から護る神)、右の註生娘娘(子宝の神)と臨水夫人(安産の神)、左の文晶帝君(学問の神)と月下老人(縁結びの神)、その右の福徳正神(商売繁盛、金運の神)の順に参拝します。

横浜媽祖廟(よこはままそびょう)

◆開門時間:7:00~19:00
◆定休日:年中無休
◆拝観料:無料
◆住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町 136
◆アクセス
◎電車を利用する場合
JR 京浜東北線・根岸線「石川町駅」中華街口より徒歩10分、みなとみらい線「元町・中華街駅」3出口(中華街口)より徒歩3分
◎バスを利用する場合
横浜市営バス 第8・20・58系統 「中華街入口」下車徒歩3分
横浜市営バス 第21・99・101・105・108系統 「吉浜橋」下車徒歩10分
◆電話:045-681-0909
◆公式サイト:横浜媽祖廟

おばあちゃんの味を今に伝える餃子「蓬莱閣」

ソロ活女子のススメ3第9話蓬莱閣

続いて恵がやってきたのは、北京料理の「蓬莱閣(ほうらいかく)」です。
1959年創業から変わらぬ味の自慢の餃子をはじめ、地元区民に愛され続けている老舗中国家庭料理のお店。祖母の味を受け継ぎ、毎朝皮から手作りしている水餃子は、五月女恵曰く、”昔ながらの”、”家庭の味”、”手作り”と「三大美味しそうワード」が全部入り。
時代小説の大家であり美食家としても有名な池波正太郎も愛した餃子です。

蓬莱閣(ほうらいかく)

◆営業時間:平日⇒11:30〜14:30、17:00〜20:30
土日祝⇒11:30〜20:30
◆定休日:水曜日
◆住所:横浜市中区山下町189
◆アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩3分、JR京浜東北線・根岸線「石川町駅」より徒歩10分、JR根岸線「関内駅」より徒歩12分
◆電話:045-681-5514
◆公式サイト:蓬莱閣

横浜中華街最古のお店の一つ中国銘菓「翠香園」

ソロ活女子のススメ3第9話翠香園

五月女恵が中国銘菓のお土産を買ったお店は、「翠香園(すいこうえん)」です。
中国月餅や肉まん、あんまんの製造と販売の両方を始めた元祖の店。
四世代の家族でお店の伝統を守り続けています。
一つ一つていねいに手でこねた生地から甘さをおさえたあんまで、すべてが自家製。まぼろしの焼き菓子と呼ばれる、ココナツカスタードのパイは、焼きあがるとすぐに売り切れてしまうほどの人気です。
あんや生地はつくり置きせず、つくったぶんを売り切るのが昔からのスタイルで、出来上がるとすぐ販売することで鮮度と美味しさを保っています。

翠香園(すいこうえん)

◆営業時間:10:00~20:30
◆定休日:月曜日
◆住所:神奈川県横浜市中区山下町148
◆アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩10分
◆電話:045-661-1266
◆公式サイト:翠香園

【ソロ活女子のススメ3】第9話あらすじ

「ダイジェスト出版」編集部の契約社員として働く五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ赴き、ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」に邁進中。世界に誇る横浜チャイナタウンに足を踏み入れた恵。朝からやって来たのは、中華粥を食べるため。70年以上変わらない味で人気の牛モツ粥と揚げパン「油条」を一緒に注文することに。天才的な組み合わせに感動し、あっという間に完食する恵。専門店をはしごすべく、次に向かったのは広東料理店。あまたの品数に迷い、代表的なおススメ料理を店主に尋ねると、そこにはあまり聞きなれない伝統料理があって…

【ソロ活女子のススメ3】第9話のネタバレ

変わっていくもの変わらないもの

今回も、ダイジェスト出版編集部の五月女恵江口のりこ)と青木遥佐々木春香)の会話から始まります。

恵「そんなわけないでしょう」
遥「本当ですって。懐かしいって思うと脳科学的にストレス解消になるんですって」
恵「それ何情報?」
遥「ネットです」
恵「だろうね」

@テレビ東京

いやまてよ、だから昭和レトロが流行っているのかと思い直す恵ですが、昭和レトロはその時代を知らない若い世代が盛り上がっているんですよねと遥。
さらに遥は、人間は新しいものに触れると脳の動きが活発になるんですってと言い出します。それは矛盾してるのではと恵。
一方、部長の黒田彩子小林きな子)と石岡洋平渋谷謙人)は、会社の上層部から生き残るための改革案を求められ、編集部内で改善したほうが良いことはないか、皆に聞いています。
しかし遥は「そんなことより仕事したほうが良いと思います」と意見を述べ、恵は退社時間になったのでただちに帰ります。
恵「遥ちゃん、私明日有休もらってるから」
遥「了解です」

横浜中華街で朝ごはん

ソロ活女子のススメ3第9話横浜中華街

やってきました。横浜中華街。戦争で燃えたり地震で倒壊したり、景気が良くなったり悪くなったり、そのたびに見せる表情を変えて来た街。今の中華街の顔と言うと、飲茶・点心食べ放題と占い。でも朝10時半なのでまだほとんどのお店はオープンしていないようです。
まずは朝食を食べようと五月女恵は中華粥専門店の謝甜記本店を訪れます。
真っ赤な壁にサンタクロースの看板が印象的なお店。
今日の恵の目的は小さな専門店を食べ歩くこと。時代に逆らうようなちょっと面倒なことも気兼ねなくできるのがソロ活の良いところ。
中華粥専門店だけあってお粥の種類が沢山ありどうしようかと思っていると店主(高須賀浩司)が「お粥は大きく分けて海鮮とお肉。うちは南方系の広東料理。モツ料理が本場だからモツのお粥が美味しいですよ」と勧めてくれます。恵は素直にそれを注文。中国のお粥は「油条」という揚げパンと一緒に食べると聞いて油条もお願いすることにします。店主の多少強引なところや中国語も異国情緒と受け止める恵。
中国料理4大料理は、広東料理、北京料理、上海料理、四川料理。地域によって名物も調理方法も微妙に異なります。元々中華街に移住してきたのは広東省の人たちで広東料理専門店が多かったそうです。
店主が牛モツ粥を運んできてくれました。
「薬味のネギと醤油は混ぜないで。具を食べる時に添えて食べて」とアドバイスしてくれます。
あっさり塩味だけど出汁が効いていていくらでも食べられそう。さらに、揚げパンをちぎって一緒に食べてみて、その組み合わせを考えた人を絶賛しながら夢中で食べていきます。
「牛モツとの組み合わせも最高。これは元気になるお粥だ」
「おねえさん、美味しそうに食べてくれるね」と店主。うちのお粥は70年以上も変わっていないと言います。
恵は気にかかっていたサンタクロースの看板について聞いてみました。戦後、他のお店がクリスマス用に使っていたサンタクロースの看板を捨てると言うのでもらったのだそう。「サンタクロースみたいに美味しいものをプレゼントしたい」という初代店主の気持ちだったと、現店主は話してくれました。
「またよろしく!」と見送ってくれた店主、出汁が効いたお粥のように味わい深く温かな人でした。

広東料理「楽園」の料理遺産「巻揚」

お粥を食べ終わって3分しか経っていない恵が訪れたのは広東料理のお店「楽園」。
店主(鷲尾真知子)に広東料理のおススメを聞いてみると、「やっぱり巻揚かな」と答えてくれました。伝統的な広東料理だけれど手間がかかるので中華街でも今は限られたお店でしか出していないと言います。
「冷凍で揚げるだけのものは売ってるけどね。うちは、60年以上職人の手作り…」
「お願いします!」説明の途中で食い気味に頼む恵。「はいぃ」と店主。
店主が巻揚を持ってきてくれました。
「豚肉タケノコ椎茸エビを豚の内臓の周りについている油で包んで揚げているの」
「豚の内臓の周りについている油!」あまりに強いインパクトに思わず店主の言葉を繰り返す恵。
「大丈夫。臭みとか全然無いから」
少し緊張の面持ちで箸を取る恵を店主がじっと見守ります。
外はパリパリさっくさく、中はしゃっきしゃきの食感、臭みも無し。中華風具沢山揚げ春巻きという感じで食べたことのない美味しさ。
「気に入ってくれたみたいね」恵が美味しそうに食べる様子を見て、店主の顔もほころびます。
店主は、昔からの広東料理のお店が減ってきていると話します。このままでは巻揚もいつまであるかわからない。でも、飲茶・点心の食べ放題のお店ばかりになっていったとしても、これまで私たちは何があってもたくましく生きて来たんだからそれはそれで生きていくよと力強く店主は言いました。
60年守られてきた味にこのお店で出会えたことを恵は感謝します。「巻揚最高!」
見送ってくれながらこの後は?と聞く店主。
北京料理のお店に行こうと思うと恵が答えると「中国8大料理全部行くの?」と店主。
「8大?4大じゃなくて?」と驚く恵に「細かく分けると8つ」と教えてくれましたが、
「今日全部は無理ですね」と恵。食い気味に「無理だね」と店主。
二人の会話のリズムが絶妙です。

チャイナタウンのパワースポット「横浜媽祖廟」

遥か昔、中国に実在したスーパーウーマン媽祖を祀っている媽祖廟。
恵はこれまで何度も前を通っていたけれどお参りしたことがありませんでした。
腹ごなしもかねて参拝。恵は「巻揚が中華街から無くなりませんように」と手を合わせます。

家族で守るおばあちゃんの味

恵は、北京料理店「蓬莱閣」へやってきます。
このお店は北京の隣の山東省から60年以上前に日本にやってきた女性が始めたとのことで、その孫である三代目(バンビーノ 藤田ユウキ)が中国8大料理のひとつ山東料理について説明してくれました。
餃子とは水餃子のことで、焼き餃子は元々水餃子の余ったものを焼いて食べた「賄い飯」だったそう。蓬莱閣の餃子は毎朝皮からつくっていて、おばあちゃんの家庭料理の味のままと聞いて、恵は水餃子2人前と生ビールを注文します。
「具にしっかり味がついているのでそのまま食べてください。変化が必要な時は酢とラー油だけつけてくださいね」と言われて食べてみると、確かに何もつけなくても味がたっぷりしみだしてきて美味しいです。
厨房のお兄さん(バンビーノ 石山タオル)も「いらっしゃいませ」と出てきてくれました。このお店はお父さんと息子二人でおばあちゃんの味を守っているのだそう。
「女性ですとやっぱり今は飲茶・点心の食べ放題と占いがすごく人気で。うちの水餃子食べていただけるだけで嬉しいです」とお兄さん。そして時間があったら行ったほうが良いとおススメのお店を教えてくれました。

変わり続ける街で変わらない味を守る

ソロ活女子のススメ3第9話

チャイナタウンブラザーズから勧められたお店は、100年近く続く横浜中華街最古のお店の一つ、元祖中国銘菓の翠香園でした。
翌日編集部で、翠香園で買ったお菓子を美味しい美味しいと食べる恵と遥。
一品料理にこだわってはしごしたお店は、はからずも皆歴史があって創業当時の味を守っているところでした。
変わり続ける街だからこそ、変わらないものが愛されるのかもしれない、いや毎日お粥や餃子やお菓子に向き合っていたら勝手に周りが変わっていたのかもと恵は思うのでした。
恵は彩子と洋平に言います。
「変わろうとするのは悪いことじゃないけど、例えば何十年も続く餃子のお店の人は毎日ひとつひとつ丁寧に餃子をつくっている。大事なのはまず丁寧に仕事をすることじゃないですかね」

【ソロ活女子のススメ3】第9話の感想

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恵が訪れたお店は皆、料理も人も魅力的でした。
時の流れとともに変化していくものを止めることは難しいけれど、ここに来たら昔から変わらない味に出会える、そういうお店、そういう場所があれば、安心して前に進んで行けるような気がします。

次回、6月7日(水)25時 からの第10話は「ソロミュージアム」です。
東京国立博物館を訪れた五月女恵に声をかけてきた男性とは?どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:@テレビ東京

ソロ活女子のススメ3第9話

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