『舞いあがれ!』名言・迷台詞まとめ!

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舞いあがれ!

『舞いあがれ!』名言・迷台詞まとめ!

朝ドラ『舞いあがれ!』(舞い上がれ!)で祥子さん(高畑淳子)の名言が話題に!

他の人物も名言・名台詞や印象的な迷言もあります。

今回はNHK朝ドラ『舞いあがれ!』の名言・迷台詞まとめ!

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目次

【舞いあがれ】の名言・迷言/岩倉舞の名言

舞の名言(1)

舞「私と一緒にいてたら、 お母ちゃん、しんどそうやから。お母ちゃん、私にここ残ってほしいて思てる。 そやから、帰られへん(泣)

舞いあがれ!第5回より

舞ちゃん、えらかったですね。母の辛さや、母の気持ちを察して、一人で島に残ったんですね。

直後、祥子が「ちゃんと自分の気持ち言えたばい。少しずつでよか。」と舞を褒めます。少しずつ、自分の気持ちを言葉に出していけるといいなと視聴者に思わせる第1週ラスト回でした。

舞の名言(2)

舞「この翼(よく)」

舞いあがれ第16回より

名言というか名シーンというか…。大学生の舞が人力飛行機の翼を「つばさ」ではなく「よく」と発音したことで、怒っていた由良や鶴田部長の態度が明らかに変化。

読み方を通して、舞が飛行機好きなことがサークルの部員や視聴者側にもすんなりと伝わった台詞…という意味で名言にセレクトしてみました。

【舞いあがれ】の名言・迷言/岩倉めぐみの名言

めぐみ「行っといで。 スミちゃんもきっと待ってるわ。」(第1回より)

めぐみ「やってもええけど、無理なことは、自分で言わなあかんよ。」(第2回より)

●前者は…始業式後に7日間、発熱で休んでいる舞に対してかけた、めぐみの言葉。ちなみにスミちゃんは学校で飼われているウサギです。

●後者は…飼育係で走って発熱した舞が飼育係を「辞めた方がいい?」と尋ねた時のめぐみの返答。

五島パートで、めぐみは舞の気持ちを聞かない母(あるいは危険なことをしないよう誘導している母)と描写されています。

けれど、この時のめぐみさんは「行っといで」「やってもええ」って言ってるんですね。できる範囲でやればいいってことなんでしょうけど。この後、精神的にいっぱいになっていき、娘の校外学習もイコールやめたほうがいいって思考になってしまうのが残酷です。

めぐみは本当は優しい母なのかもしれませんね。けれど家庭と仕事で精神的にいっぱいになっていて、舞も他人を気遣うタイプで不安定になっていくという…悪循環。リアルにありそうですね。

【舞いあがれ】の名言・迷言/岩倉浩太の名言

浩太「まだ、諦めるわけには いけへんな…」

舞いあがれ第13回より

浩太と小学生の舞が生駒山上遊園地へ行った際、舞が東大阪方面をみて「キラキラしてるな」と言いました。

その舞の感想を受けての浩太のセリフです。会社がつぶるかもしれない危機の中、舞の一言に励まされたようです。

舞が特に何かしたわけではないですが、受け取る側が決意し、名シーンとなりました。

上手いこと言おうとすると失敗するもの。何気ない言葉が相手に響くってリアルだなあと思います。

【舞いあがれ】の名言・迷言/岩倉悠人の名言

悠人「環境が大事なんやて。どんだけ頭が良くて、どんだけ努力しても、環境が悪かったら成績は下がる。塾の先生がそう言うてた。」

舞いあがれ!第2回より

舞の兄・悠人が両親に「環境が大事」と発言。悠人は自分の勉強を心配して家庭環境に触れたんでしょうが…直前のシーンで、医師が舞のために環境を変えることを両親に勧めていました。つまり、悠人の発言は別の意味で両親にとらえられてしまいます。

つまり、両親は舞の発熱が家庭環境の影響…と考えてしまったことでしょう。同じ言葉でも二つの意味、ダブルミーニングになっていて面白いと思ったので「迷言」とさせて頂きした(笑)

【舞いあがれ】の名言・迷言/才津祥子の名言

祥子の名言(1)

祥子「舞、まだ一回も舞の気持ちば聞いたことがなか。 舞はどがんしたかとね?」

舞いあがれ!第4回より

校外学習の件での祥子の発言です。舞は「やめといた方がええかな?」と母の顔色をうかがっていました。祥子がここまでの親子の会話を観察した上で、舞の気持ちを聞いていないと気づき、ついに舞に問いかけたシーンです。

めぐみが口をはさむのですが「めぐみには聞いてなか!」と強くさえぎる祥子さん。カッコよかったですね。

結果的に舞は「行きたい」と自分の気持ちを言えました。

思えば祥子さんは第3回(第3話)でも「あん子はどがん言っちょっとか」と五島に住むことの本人の意思をめぐみに確認してましたね。めぐみは「何も(言ってない)」と返答。

決して心配性なめぐみさんが悪い親なわけではないのですが、今の舞ちゃんには祥子さんの教育が必要なのかもしれませんね。

祥子の名言(2)

祥子「強がったってよかことはなか。島のみんなが見てくれとる。」

舞いあがれ!第5回より

↑祥子が、めぐみは夫婦共働きでいっぱいいっぱいだから島に来たのに、いまだに一人で娘を心配しすぎているめぐみへ告げました。

この第5回では終盤に祥子が「舞がお前(めぐみ)に遠慮して自分の気持ちを言えない。だからしばらく舞から離れた方がよい」と非情な通告

誰かに頼ることを勧めてもダメだから、祖母としても辛いけど親子を引き離すことを伝えたんでしょう。決して上から目線でないと私(筆者)は感じました。

島の皆に頼れという言葉の伏線も効いています。そして、演じる高畑淳子さんの間合いや、「気づいてないのか」という言葉を添えることなどから、意を決して言いにくいことを伝えているのが視聴者にも分かりました。誰も悪い人に描かない、とても良いシーンですし、シーンの積み重ねだと思います。

祥子の名言(3)

祥子「できんことは、次、できるようになれば、よか。そっでな。できんならできることば、探せばよかぞ

舞いあがれ!第6回より

失敗してばかりで落ち込んでいた舞に、祥子がかけた言葉です。

舞のような「できない」ことばかり目がいって自己卑下するタイプには、とても目のうろこな教えだったことでしょう。

祥子の名言(4)

「はしご支えておくけん大丈夫」

「落っちゃけたら拾えばよか」

「苦労ばかけてできたもんは嬉しかろう」

舞いあがれ!第7回より

舞がジャム作りのお手伝いをした回の祥子さんの台詞の一部。失敗ばかりの舞を安心させる声かけ、やり遂げた喜びを伝える台詞など、とても沁みます。

祥子の名言(5)

祥子「舞も、ばらもん凧ごた、どがん向かい風にも負けんとたくましく生きるとぞ」

舞いあがれ第10回より

幼少期パートの五島編ラストとなった第10回での台詞。祥子が、ばらもん凧のように負けずに頑張れと舞の背中を押しました。

逆に、迎えにきためぐみには、頑張りすぎるな、と反対の言葉をかけます。使い分けも祥子ばんば、分かってるなあと思わされます。

祥子の名言(6)

「貴司くんも周りに合わせんでよか」 「自分ことば知っちょる人間一番強かけん変わりもんは変わりもんで堂々と生きたらよか」 

舞いあがれ第33回

舞の幼なじみ・貴司くんが五島へ逃避行(?)したとき、祥子が貴司に告げたセリフです。

舞ちゃんが(そんなつもりはないでしょうが)少し腫れ物に触るような感じだったのに対して、祥子さんが「逃げてきた」「変わりもの」と、そのままを肯定しました。貴司くんは嬉しかったでしょうね。

【舞いあがれ】の名言・迷言/浦一太の名言

一太「大阪に、帰っとね?」

舞「うん」

一太「うんにゃ。ずっとおらんね!こん島、冬になると、雪ん降るとぞ!雪合戦ば、したかろ?」

舞「したい」

一太「よか、決まりたい。島におらんと」

舞「一太君! ごめんな、帰る…」

舞いあがれ第10回より

小学生の舞が五島で過ごし、仲良くなったのが浦一太。しかし舞が東大阪へ帰ることになった夏…。

浜辺で、一太が舞を引き止めるシーンが上記。

私(筆者)は脚本家・三谷幸喜さんのインタビューの言葉を思い出しました↓

「結婚して下さい」なんてセリフをよく書けるなと思う。「結婚して下さい」と言わずにその気持ちを表現するにはどうしたらいいだろうと、頭を悩ますのが脚本家の醍醐味なのに。「同じお墓に入らないか」でもダメ。そういうことではない。

みんなの介護HP「賢人論」より

『舞いあがれ』のこの場面では「好きだ」だから「ずっと一緒にいたい」という一太の気持ちを、冬になると雪が降るから「雪合戦しよう」と表現していましたね。ストレートすぎない絶妙なセリフでした。

【舞いあがれ】の名言・迷言/梅津貴司の名言

貴司の名言(1)

貴司「これ読んでたらな、ずっと思てたのに言葉にでけへんかった事、代わりに言うてもろた気ぃして、スッとすんねん」

八木「分かんのか?」

貴司「目の前に景色が見える」

八木「どんな景色や」

貴司「寂しくて、きれいや」

舞いあがれ第12回より

小学生の貴司が詩と出会ったときの表現それ自体も素敵でした。

友人と合わせるために遊び、本当は楽しくない貴司。

詩から寂しさ、キレイさを読み取れるなんて、貴司少年どれだけ感受性豊かなのでしょう。

貴司の名言(2)

最初は、白い波ばっか見ててな。ほんなら、海の色がキレイやなって気ぃ付いて。近くから遠くへ、どんどん青色が濃くなっていくのを見てた。海の果てまで見てたら、そっから空が始まってた。無限の青やで。空が暗なったら、浮き上がるように星が見えてきてん。ただの闇やと思ってた空に、こんなぎょうさん星あったんやなって…。今まで狭い世界しか見えてなかったんやな。

舞いあがれ第33回より

貴司が会社を辞めて、五島へ。そこへ舞・久留美が駆けつけた、灯台でのシーンでの貴司のセリフです。

貴司らしく、とても「詩的」ですね。

自然の素晴らしさに気づかないほど視野が狭くなっていた、つまり精神的に追い込まれていた貴司くん。闇夜に浮かぶ星に気づいた貴司くんはもう大丈夫そうです。

【舞いあがれ】の名言・迷言/八木巌の名言

「生きていくいうのはな、大勢で船へ乗って旅するようなもんや。みんなが船の上でパーティーしてる時、おっちゃんは息苦しなる。それで、冷たい海飛び込んで、底へ底へ潜っていって、そこに咲いてる花、必死で掴み取って、船の上へ戻ってくる。そしたらしばらくは息できんねん。その花が、詩ぃや」

舞いあがれ第13回より

古本屋「デラシネ」の主人・八木巌(又吉直樹)が貴司に語ったセリフが刺さると話題になりました。

貴司から「おっちゃん 詩書くのって楽しい?」と聞かれての八木の返答。深いですね。

【舞いあがれ】の名言・迷言/梅津勝の名言

梅津勝「俺はうれしかったで。浩ちゃん、工場継いだ時。どっちも頼んない2代目やけど、お互い近くにおったら心強いやんか」

舞いあがれ第13回より

お好み焼き屋の二代目経営者・梅津勝(山口智充)が、経営的に苦しむ浩太にかけた言葉です。

男の友情って感じで素敵なシーンでした。


当記事画像出典「舞い上がれ」HP

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