『ちむどんどん』大城房子(原田美枝子)と比嘉家の因縁とは?親戚なの!?

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大城房子/原田美枝子

『ちむどんどん』大城房子(原田美枝子)と比嘉家の因縁とは?親戚なの!?

朝ドラ【ちむどんどん】大城房子(原田美枝子)と比嘉家の因縁が話題です。

房子は暢子の親戚なのかも…という観点で予想・考察していきます。

今回は『ちむどんどん』大城房子(原田美枝子)と比嘉家の因縁について。

*本ページの情報は2022年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

目次

『ちむどんどん』大城房子(原田美枝子)と比嘉家の因縁とは?親戚なの?

『ちむどんどん』大城房子(原田美枝子)と比嘉家の因縁について、暢子の親戚なのではないかと仮説を立てて、考察していきます。

大城房子(原田美枝子)は比嘉賢三を知っている?

朝ドラ『ちむどんどん』第29話(2022年5月19日放送)では、ヒロイン・暢子(黒島結菜)がレストランの就職試験に合格しました。その際、暢子が父の形見の包丁を使用。

試験後、レストラン・オーナーの大城房子が厨房に行き、暢子の包丁に彫られた名前「比嘉賢三」を見てハッとした表情をしました。

さらに、鶴見の沖縄県人会会長・平良三郎(片岡鶴太郎)の紹介状(*下記参照)を読んだ房子。そのとき、手紙の「比嘉賢三君の娘」の部分がアップになった後、房子は「まさかや」とつぶやきました。

<平良三郎の紹介状>

 長らくご無沙汰の上、本日は突然の手紙にて失礼します。この手紙を持参する比嘉暢子さんは料理人になることを強く願望して上京してきたのですが、頼りとして来た身内の消息がつかめなくなってしまったようです。勝手なお願いながら、彼女をアッラ・フォンターナで働かせていただけないでしょうか。
 比嘉さんは亡くなった比嘉賢三君の娘です。
 今更かと思いましたが、これも何かの縁かと頼らせてもらいました。何卒よろしく。

「比嘉賢三君の娘です」との言葉から、大城房子と平良三郎はヒロインの父・比嘉賢三(大森南朋)を知っているようです。

しかし手紙の「今更かと」って?「これも何かの縁」って何?と気になります。

この不思議な言葉を解明するため、まず第2週の手紙から考察していきましょう。

大城房子の伏線は第2週にあった!?

大城房子は暢子の遠い親戚」かもしれません。

その伏線かもしれない第2週の該当箇所を振り返ってみましょう。

『ちむどんどん』第8話(2022年4月20日放送)で、母・優子(仲間由紀恵)宛てに亡き賢三の親戚から一通の手紙が届きました。

第9話(2022年4月21日放送)で、その手紙の内容が明らかになります。

この「親戚からの手紙」については全文が映っていません。

けれどセリフなどを細かく考察すると見えてくるものがあり…。

大城房子は賢三の叔母か?

手紙の送り主について、善一(山路和弘)が「東京にいる、賢三さんの叔母にあたる人が、賢三さんが亡くなったと人づてに聞いたみたいで」と言っていました。

つまり、送り主は賢三の叔母!東京在住!

大城房子は東京在住です。当てはまります

「叔母」ということは「女性」です。大城房子は女性なのでこれも当てはまります

「叔母」ということは賢三より「だいぶ年上」。親の世代です。

ちなみに「伯母」は父母の姉、「叔母」は父母の妹のこと。(第9話を字幕でみると「叔母」です)

比嘉賢三役の大森南朋さんは1972年2月19日生まれ。『ちむどんどん』放送期間は50歳

大城房子役の原田美枝子さんは1958年12月26日生まれ。『ちむどんどん』放送期間は63歳

賢三の親の妹が房子だとすると、ちょっと近すぎる年齢差か当てはまらない

しかし役の年齢と役者の実年齢が一致しているとは限りません。参考程度です。

房子が「賢三よりだいぶ上」に見えたらいいはずなので、キャストの実年齢は考えなくてもいいかも。

年齢での判断は保留にしましょう。

大城房子は気難しくて金の亡者か?

第9話にて。送り主が賢三の叔母と聞いた賢吉(石丸謙二郎)は「ああ~その人は気難しくて、金の亡者という噂さぁ。親の代に本土に移住して、うちらは会ったこともないし、親戚づきあいもしてないからね。」と言っていました。

このセリフで気になるのは2点。送り主の「噂」と「移住」のことです。

まず「噂」について。…大城房子は銀座のレストラン・オーナーだけあって仕事に対して厳しい人です。噂は尾ひれがつくものですし、「気難しくて金の亡者」と噂されてもおかしくありません。一応、その噂は房子に当てはまるとしておきましょう。

親の代に本土に移住した件について。…大城房子は横浜で生まれた沖縄二世です。房子は親が本土へ移住してから生まれたということ。この「移住」は房子に当てはまります

「今更かと思いましたが、これも何かの縁か」の意味

賢三の叔母の手紙の内容は「子供を一人引き取って面倒を見てもいい。4人のうち誰かを、東京で引き取りたい」という申し出でした。

結局、第10話(2022年4月22日放送)で、暢子たちは誰も行かないことを決めます。

さて、平良三郎の紹介状に戻りましょう。

紹介状:「比嘉さんは亡くなった比嘉賢三君の娘です。今更かと思いましたが、これも何かの縁かと頼らせてもらいました。」

文中の「今更」とは、暢子が小学生時代、1972年5月(第6週時点)の約8年前に引きとることを断られたのに今更レストランで雇うのか…という意味か。

文中の「何かの縁」とは、繋がりが一度切れたのにまためぐり逢った、運命という意味の「縁」ってことでしょうか。

暢子の小学生時代、バスで出発する当日に「やっぱりやめます」ってなりました。おそらく、優子さんは手紙か電話かで賢三の叔母に暢子が向かうことを連絡していたことでしょう。(その描写はないので想像です)

それなのに「やめます」と連絡がきて、賢三の叔母はショックを受けたはずで…。

8年前、大城房子に勧めたのは三郎?

大城房子と平良三郎にも何か過去があるかのようなシーンがありますね。二ツ橋(高嶋政伸)から三郎の紹介状をもらった直後、房子は窓の外を見て彼がまだいるのか探していました。三郎もレストランを意味深に見上げるシーンがあります。

元恋人なのかな?という怪しい雰囲気ですが…。

第6週終了後時点で予想すると・・・平良三郎が大城房子に比嘉家の子供一人を引き取るように勧めたのかも。(予想です)

流れはこうです。

横浜・鶴見区の沖縄県人会会長・平良三郎が比嘉賢三の訃報を知ります。(平良三郎は、やんばる地域に知り合いがいるって言ってましたよね)

三郎と房子はともに沖縄二世。なので、東京と鶴見でも交流があった?

房子は戦後の闇市を生き抜いて、イタリア修行を経て、銀座にレストランを開きました。夢中で働いてきたのか、ずっと独身で生きてきました。

三郎は、そんな房子のために、子供を育てる人生を与えたいと思って、手紙を書くよう勧めたのかも?

大城房子と平良三郎の元恋人説

「沖縄二世だから知人だった」と先述しましたが…大城房子と平良三郎の元恋人説も捨てがたいです。

房子が窓から三郎を探すシーン、三郎がレストランを見るシーンが元恋人っぽいと感じるからです。

三郎には妻・多江(長野里美)がいます。多江も沖縄二世です。

三郎と多江が結婚する前の相手が房子という予想です。

房子は「たたき上げの料理人で過去には謎が多い」とのこと。

気になるのは原田美枝子さんのコメントです。

「働く女性が生きにくかった時代に、結婚もせずひとりで生きる覚悟をした潔い女性です。」「房子自身がたどってきた人生への誇りと孤独を抱えたうえで、暢子なりの人生を追い求めなさいと背中を押す。かっこいいリーダーだと思います。」

NHKドラマガイド「ちむどんどん」part1/51ページ

ネタバレに気をつけたコメントなので、さすがにわかりません。

わかりませんけど、「結婚もせずひとりで生きる覚悟をした」「誇りと孤独」というコメントには、恋よりも仕事を選んできた決意が感じられます。

三郎とは恋人だったけれど、別れて仕事を選んだ。イタリア修行・料理人への道を選んだ。…となんだか予想してしまいます。

二人は切ない【悲恋】だったから、今でもお互いの姿を追ってしまうシーンがある…そんな演出なのかもしれませんね。(好きという感情はなくても、今でも気にかけているという演出か)

房子と賢三は鶴見で料理修行か

第27話(2022年5月17日)にて、三郎が暢子に「お父さん若い頃、鶴見にいなかったか?」と質問していました。

暢子は「本土で働いたことがあるとは聞きましたよ。父のこと、知ってるんですか?」と返答。

三郎は知ってるとも知らないとも答えないで「山原村なら知り合いがいる。今からでも電話すりゃ、お母さんに知らせてくれるだろうよ。」とごまかしました。

賢三は自身の名前入りの包丁について「これは昔、世話になった人がくれた、お父ちゃんの宝物さ。」とかたっています。(第3話より)

私(筆者)は、優子さんが定食屋の娘だったので、てっきり優子の親からもらったのかなと思いましたが、それならそう娘に言えばいいですよね。

三郎のセリフと合わせて考えると、賢三は鶴見で料理修行をしたのかも?そのころ、房子や三郎と出会っていたのかもしれませんね。

『ちむどんどん』大城房子と比嘉家の因縁は親戚?:表まとめ

以上、大城房子と比嘉家の因縁は「遠い親戚」(賢三の叔母)か、について考察してきました。

表でまとめてみます↓

賢三の叔母は東京在住 大城房子:〇
賢三の叔母の年齢 大城房子:△
賢三の叔母は気難しくて金の亡者 大城房子:〇
賢三の叔母は親の代に本土移住 大城房子:〇
今更・何かの縁 大城房子:〇

考察した結果、「大城房子は賢三の叔母」の可能性が高いと予想します。

果たして、大城房子と比嘉家の因縁とは?房子と三郎、賢三との関係は?

第7週以降のいつかで明かされるまで注目ですね♪

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画像出典:NHK、スポニチ

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