【大追跡】ネタバレあらすじ全話!警視庁SSBC強行犯係の活躍を最終回まで!

大追跡

大森南朋相葉雅紀松下奈緒トリプル主演!【大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】が7月9日(水曜)にスタートします!

テレ朝の水曜9時に10年ぶりに新作が誕生ね!
王道の刑事ドラマということで楽しみだわ。

大森南朋さん、相葉雅紀さん、松下奈緒さんを中心に個性的なメンバーが揃っていて面白くなりそうだね。

この記事では、【大追跡】のネタバレ・あらすじを最終回まで毎週更新していきます。

◎この記事でわかること
ドラマ【大追跡】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・最終回の予想
・見どころ

【大追跡】のあらすじ・ネタバレを最終回まで

1話「殺意は映る」(初回拡大スペシャル)

放送日:7月9日(水)21:00~22:04(初回拡大SP)

1話のあらすじ

SSBC強行犯係に、転職キャリア組の名波凛太郎(相葉雅紀)が配属された。
名波の教育係は、3年前に捜査一課から異動した伊垣修二(大森南朋)。
名波が着任した早々、ベンチャー企業「プレイヴァージ」の社長が殺されたという通報が入り、伊垣と名波は現場に向かう。
「プレイヴァージ」の副社長・玉井涼介(中村俊介)は、社長が刺殺された事件と時を同じくして何者かに襲われるが、間一髪でナイフをかわして難を逃れた。
その後の調べで、会社の金を使い込んで解雇されていたゲーム・プログラマー川瀬浩一(浜野謙太)が重要参考人となる。

1話のネタバレ

SSBC(捜査支援分析センター)は、防犯カメラ映像の収集分析やスマホ・パソコンのデータ解析、容疑者のプロファイリングなどを行い、あらゆる捜査を支援する部署。
その中に新設された“SSBC強行犯係”は、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する捜査一課を専門に支援する別班で、係長の葛原茂光石研)の下、伊垣修二大森南朋)、木沢理伊藤淳史)、光本さやか足立梨花)、仁科瑠美(丸山礼)、小山田勝也(髙木雄也)、城慎之介(野村康太)が活躍している。
SSBC強行犯係は、元警察庁長官であり現職の内閣官房長官の久世俊介佐藤浩市)が銃撃された事件の犯人検挙にも多大な貢献をしていた。
そのSSBC強行犯係に、元外資系証券会社のファンドマネージャーで「国家公務員総合職中途採用試験」に合格したキャリア組の名波凛太郎相葉雅紀)が配属される。
葛原により、伊垣が名波の教育係に任命された矢先に、SSBC強行犯係に臨場要請が。

内閣官房長官が選挙の応援演説中に銃で撃たれるという衝撃的な始まりでした。
要請を受けた伊関たちが防犯カメラの解析などを駆使して犯人を特定していくまでがテンポよく描かれ、“SSBC強行犯係”についてと登場人物についてをわかりやすく説明していきます。
同時に、手柄は犯人を実際に検挙した捜査一課が持っていってしまうことの悲哀も伝わってきました。
そこへ、倍率400倍の「国家公務員総合職中途採用試験」を突破して警察庁に入庁した名波が、警視庁に出向してSSBC強行犯係に配属されます。
異例の時期にやってきたキャリア組に一同がざわめいたのも束の間、すぐに事件の知らせが入り空気が一変しました。

ベンチャーIT企業の社長・桐生聡史窪塚俊介)が何者かに刺殺される事件が起こり、機動分析を担当する伊垣、名波、小山田、城が現場に駆けつけた。
伊垣たちが付近の防犯カメラ映像の収集を始めようとすると、名波が突然規制テープをくぐって遺体を確認しようとする。
そこへ捜査一課の主任・青柳遥(松下奈緒)が現れ、SSBCは早く自分の仕事に戻るように厳しく言われてしまい、伊垣と名波は現場を離れ近隣を回って住人から防犯カメラ映像を見せてもらう。
その後、捜査一課の会議中、桐生と同じタイミングで副社長の玉井涼介中村俊介)も襲われていたことが判明。
そんな中、SSBC強行犯係に久世官房長官が犯人検挙の感謝を伝えるためにやって来る。
久世は、名波が自分の甥であることを皆に伝え、捜査一課長・八重樫雅夫(遠藤憲一)に、桐生社長殺害事件をSSBC強行犯係と協力して早期解決するように告げた。
名波は防犯カメラの映像の中に、怪しい男の姿を見つける。
捜査一課に連絡しようと言う伊垣に対し、名波は自分たちで捜査したいと言い、二人でその男の正体を突き止めることに。
その男・斉藤竜二佐野岳)のアパートに向かった伊垣と名波は彼を確保するが、その後の調べで斉藤は闇バイトで雇われて桐生社長を殺害した実行犯であることがわかる。

捜査一課の八重樫や遥にとって、SSBC強行犯係は“自分たちのしもべとなって働く裏方の部署”という認識でした。
しかし、その後名波の伯父が内閣官房長官の久世であることがわかると、名波がわざわざSSBC強行犯係に配属されたのはどういうことなのか、二人は混乱します。
久世は元警察庁長官で、現在も警察の人事に大きな影響力を持っているのです。
八重樫や遥が、名波が官房長官の甥と知った途端に態度を変えるのが実に人間味があって面白いですね。
一方、伊垣は名波に「コネ?」と聞きますが否定されました。
SSBC強行犯係のメンバーたちも少し名波を特別視する感じでしたが、共に事件を追っていく中でどんどん良い仲間になっていくのでしょうね。
名波は捜査のこともSSBCのことも何も知らないまま配属後すぐ事件を追うことになります。
防犯カメラ映像に犯人らしき人物を見つけた時も、犯人の家を探し当てた時も、伊垣はまず捜査一課に連絡しようとしますが、名波は自分で動いてしまうのです。
伊垣は、「SSBCは捜査対象者に直接接触してはいけない」こと、「見つけた時は直ちに捜査一課を呼んで自分たちは対象者の行動確認に入る」ことを伝えますが、名波は「悪い奴を捕まえるために転職したんですよ、僕は」と行動に移してしまいます。
SSBC強行犯係では、指示役から実行犯の斉藤に届いたメッセージは復元できましたが、指示役の人物は突き止めることができず、その先の捜査には関われないことに無力感を覚えます。
しかしそこで名波は自分たちも独自の捜査ができるのではと係長の葛原に告げ、葛原も賛同します。

玉井の証言でゲームプログラマーの川瀬浩一浜野謙太)が捜査線上に浮かび、遥たちは川瀬から話を聞き始める。
川瀬は桐生とともにゲームソフト会社を立ち上げたのだが、会社の金を使い込み会社を解雇されていた。
伊垣たちは防犯カメラ映像やドライブレコーダーを検証し、玉井副社長が襲われた時の映像を確認する。
入院している玉井に伊垣と名波が話を聞きに行った次の日、玉井は病院から姿を消した。
SSBC強行犯係は、様々な情報を分析、解析して伊垣が軽井沢の別荘に向かったことを突き止める。
伊垣と名波は軽井沢の別荘に向かい、玉井の犯罪を暴く。
玉井は会社の金を横領した後それを川瀬のせいにして追い出した。
しかしその後桐生社長に全てを気づかれてしまい、社長殺害を計画したのだった。
玉井が襲われたのも自作自演の狂言。
襲ったふりをしたのは玉井の弟・慎二野崎亨類)で、慎二が桐生社長殺害の指示役だった。
斉藤が東京湾に捨てた桐生社長のスマホが見つかり、さやかがそれを復旧させることに成功した。
スマホには、玉井の横領についてのデータと、それから川瀬への心からの謝罪メッセージが残されていた。
川瀬はそのメッセージを呼んで涙を流す。

SSBC強行犯係の仕事は、防犯カメラ映像の収集や分析、またスマホやパソコンのデータ解析、顔認証などですが、あくまでそれは捜査一課の補佐的な立場だと、周りも本人たちも考えていました。
ところが、新たに配属された名波は“空気を読まずに”疑問に思ったことは追求するし、手掛かりがあったら犯人の確保までどんどん自分で動こうとします。
伊垣は最初はそんな名波に戸惑いますが、次第に感化されていくうちに捜査一課時代の熱い思いが戻ってきたようで、犯人確保の時は生き生きとしていました。
葛原係長も、改めて「SSBC強行犯係とは?」と名波から問われたことで、自分たちのカラーで捜査をしていっても良いのではと気づきます。
“何もわからない”ような顔をしながら、名波はSSBC強行犯係を進化させようとしているように見えます。
自らがキャリア官僚であることや、伯父の権力をここぞというところで使うのも、内に秘める信念に基づいてのことではないでしょうか。
心強いメンバーを得たSSBC強行犯係、それぞれ得意分野が違うメンバーたちの活躍も、今後のチームワークも楽しみです。

1話のネタバレ感想と視聴率の記事はこちら↓

2話「突入命令」

放送日:7月16日(水)21:00~21:54

2話のあらすじ

ある日伊垣修二(大森南朋)は、錦糸町の防犯カメラのリアルタイム映像の中に、無差別爆弾テロの指名手配犯・荒川泰三(吉岡睦雄)の姿を発見した。
伊垣と名波凛太郎(相葉雅紀)は錦糸町へ防犯カメラの映像を集めに行く。
そこでタクシー運転手・一ノ瀬(オラキオ)にドライブレコーダー映像を見せてもらい、マンションに入っていく荒川の姿を確認した。
ほどなくマンションから出てきた荒川に、伊垣の制止を振り切って名波が声をかけてしまう。
すると荒川はリュックに爆弾が入っていると威嚇しバイクで逃走。
工場現場のプレハブ小屋に人質をとって立てこもってしまった。
SSBC強行犯係の二人の出過ぎた行為により立てこもり事件にまで発展してしまったことに、捜査一課の青柳遥(松下奈緒)も一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)は激怒する。
現場を追い払われた伊垣と名波だったが、そこへ一ノ瀬がやってきて、荒川が逃走した後マンションから女性が出てきたと伝える。
女性の名前が星野ゆかり(伊藤歩)であることを確認した伊垣と名波は、ゆかりの留守中に部屋を捜索。
すると、そこには爆弾を製造していた痕跡があった。

2話のネタバレ

伊垣修二大森南朋)は、錦糸町の防犯カメラのリアルタイム映像の中に、6年前の霞が関無差別爆弾テロ事件の指名手配犯・荒川泰三吉岡睦雄)の姿を見つけた。
伊垣と名波凛太郎相葉雅紀)は錦糸町へ防犯カメラの映像を集めに行く。
そこでタクシー運転手・一ノ瀬オラキオ)にドライブレコーダー映像を見せてもらうと、近くのマンションに入っていく荒川の姿が映っていた。
少し経って荒川はマンションから出てきたが、伊垣が一旦本部に報告しようとするのを名波は止める。
そして伊垣の制止も聞かずに荒川に声をかけてしまった。
荒川はリュックに爆弾が入っていると脅してバイクで逃走し、印刷工場の中のプレハブ小屋に人質をとって立てこもる。
SSBCは被疑者には直接接触しないことになっているのにも関わらず、名波たちのせいで立てこもり事件という最悪な事態になってしまったことに捜査一課の青柳遥松下奈緒)も一課長の八重樫雅夫遠藤憲一)も激怒。
しかし名波が自分のせいだと謝ると八重樫は何も言えなくなり、伊垣に帰れと告げる。

かつて捜査一課時代に伊垣が担当した爆弾テロ事件。
文科省前に置いた爆弾により死傷者が出た事件の犯人・荒川が錦糸町に現れました。
SSBC強行犯係はすぐに防犯カメラの映像から顔認証で本人と特定し、荒川の経歴も提示して捜査一課のサポートをします。
きびきびと動くSSBC強行犯係のメンバーの働きが気持ち良いですね。
名波は1話と同様に、目の前に犯人がいるなら捜査一課の指示を仰ぐのではなく自分たちが動くべきというスタンス。
SSBCもデカなのだという強い気持ちがあるようです。
新人とは思えない意志と行動力ですね。
しかし名波の勝手な行動が結果として立てこもり事件にまで発展させることになってしまいました。
八重樫一課長はSSBC強行犯係には上から目線ですが、相変わらず名波に対しては弱腰なのが面白いですね。

現場を追い払われた伊垣と名波のところへ一ノ瀬がやってきて、荒川が逃走した後に彼がいた部屋から女性が出てきたと伝える。
爆弾製造の証拠をおさえるため部屋を調べようと言う名波に対し令状もないのにと渋る伊垣。
6年前爆弾テロによって警察官の命が奪われたのは悔しくなかったのかと名波に詰め寄られ、伊垣は部屋を捜索することに。
伊垣と名波は管理人から部屋に住んでいる女性の名前と携帯番号を聞き、部屋の鍵を開けてもらった。
その女性、星野ゆかり伊藤歩)が外出している間に部屋を調べると、ゆかりと荒川が同居していることがわかる。
そしてそこには爆弾を製造していた痕跡があり、さらにカレンダーの今日の日付に赤い丸のしるしが。
伊垣は遥に連絡するが相手にされず、係長の葛原茂光石研)の決断でSSBC強行犯係が独自の捜査をすることになった。
葛原の指示で、小山田勝也(髙木雄也)と城慎之介(野村康太)は伊垣たちの応援に行き、木沢理伊藤淳史)はスマホの位置情報でゆかりを追い、光本さやか足立梨花)と仁科瑠美(丸山礼)はゆかりのデータを調べる。

あくまでもSSBCの枠からはみ出さないようにしている伊垣に対し、目の前に犯人がいるなら、あるいは証拠がそこにあるなら自分たちで動きましょうよとけしかける名波。
結局毎回名波の言葉に乗ってしまう伊垣なのですが、やはり彼の心の奥底には捜査一課時代の熱い思いが残っているのでしょう。
名波の強い意志に引きずられるように動き出しいざ能動的に捜査し始めるとどんどん生き生きしてきます。
頼もしい葛原係長の下、SSBC強行犯係のメンバーがそれぞれのスキルを活かし捜査を進めていく様子も見ごたえありますね。
メンバーの活躍シーンは楽しいパートなので、これからも詳しく描写してほしいです。

SIT班長・佐野一樹(木原勝利)から突入の命令を出してくださいと強く迫られ、八重樫がまさに命令しようとした瞬間に内閣官房長官の久世俊介佐藤浩市)から人質の安全を最優先にという電話が入り、突入は中止に。
一方伊垣は、荒川が警察に追われた時点でゆかりが荒川の代わりに目的を果たそうと動いているのではと推理する。
ゆかりの爆発テロを成功させるために、荒川は立てこもり事件で時間稼ぎをしているのだ。
名波が八重樫に荒川を確保するように頼み、八重樫の命令によってSITが突入、荒川は確保された。
木沢が作った自転車モンタージュによりゆかりの乗っている自転車が特定され、伊垣と名波はゆかりが高輪のファミリーレストランにいることを突き止める。
二人が店に入りゆかりの話を聞くと、爆弾はどこにも仕掛けてないことがわかる。
ゆかりの目の前に置いてある帽子型ヘルメットの下に、爆弾はあった。
タイマーの残り時間は7分半。
愛した人が指名手配犯とわかった後も荒川の思想に共鳴し、覚悟を決めてテロを実行しようとしたゆかりだったが、報道記者の清水琴音水嶋凛)が流したスクープ映像を見て考えが変わった。
そこに映っていたのは政治的思想を持った革命家ではなく単に自分の恨みを晴らそうとしただけの情けない男の姿だった。
荒川は博士号まで取っている自分が不遇の日々を送っているのは指導教授・松山耕一郎藏内秀樹)が引き立ててくれなかったからと逆恨みし、松山が座長の「総合物理学学術会議」が開催される高輪国際ホールを爆破しようと計画したのだ。
個人的な復讐のために利用されたことに絶望するゆかり。
伊垣と名波がゆかりの気持ちを真っ直ぐ受け止めると、ゆかりはスマホにタイマーの暗証番号を打ち込む。
25秒前でタイマーが止まった。

「荒川が爆弾に手をかける前に制圧してみせる」「そのために我々は日々厳しい訓練をしているんだ」と言い切ったSITの佐野班長、実に格好良かったです。
それに比べて、普段の威勢は良いけれど官房長官や名波からのプレッシャーには日和ってしまう八重樫一課長はなんとも言えない可笑しみと哀愁がありチャーミングですね。
伊垣に対して反発してばかりの遥には、もっと伊垣の話をよく聞いてほしいです、事件早期解決のために。
伊垣の刑事の勘と推理力はやはり素晴らしいですから。
それにしても、爆発までの残り時間が刻々と減っていく中、ゆかりが荒川との出会いから語り始めた時の伊垣と名波の焦りようがリアルでした。
意に介さずマイペースに語り続けるゆかりは、愛した人の正体を知ってもう何もかもどうでもよくなっていたのかもしれません。
伊垣と名波は残り時間が無くなっていく中で、説得をするより彼女の気持ちに寄り添おうとするように。
ゆかりは二人に自分の絶望を受け止めてもらって、ようやくタイマーをストップさせます。
事件解決のために必死で動く人たちと、切なくも虚しい物語の中にいるゆかりの対比が印象的でした。

2話のネタバレ感想と視聴率の記事はこちら↓

3話「反射した真実」

放送日:7月23日(水)21:00~21:54

3話のあらすじ

世田谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が何者かに襲われて階段から転落した事件が起こり、SSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)と名波凛太郎(相葉雅紀)が臨場する。
伊垣と名波は搬送される祥子の首に赤い火傷のような跡が2つあり左足の靴を履いていないことに気づき、機動捜査隊から防犯カメラ映像を集めるように指示されながらも現場の階段で転落の経緯を推測する。
しかしそこに現れた捜査一課の青柳遥(松下奈緒)に追い出されてしまった。
SSBC強行犯係が集めた防犯カメラ映像に大きな収穫はなく容疑者の特定ができない中、伊垣は数年前に名古屋で連続して起きた類似の未解決事件に言及する。
女性たちが背後からスタンガンで襲われ左足の靴を奪われるという連続事件は同一犯による犯行と見られていたが、未だに犯人検挙には至っていない。
被害者の祥子は夫と離婚しているので、もしものことがあると娘の柚希(瑠璃)がひとりになってしまうことを思い遥は同じシングルマザーである自分と境遇を重ねてやりきれない気持ちになるが、その矢先、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)から捜査の中止を告げられ戸惑う。
SSBC強行犯係も独自での捜査は不可能かと思われたが、またしても名波の「僕たちでやりましょう」という提案に伊垣をはじめとするメンバーは乗せられてしまう。
やがて、犯人の犯行前の行動が映った防犯カメラ映像が見つかり、有力な容疑者・仙波達也(杢代和人)が浮かび上がった。
しかし、仙波の父親は与党自明党の幹事長だったことがわかる。

3話のネタバレ

(放送後更新します)

【大追跡】の原作は?

原作はありません。
ヒットメーカー・福田靖が全話にわたって手掛けるオリジナル脚本です。
キャスト陣は、「キャラクターがそれぞれ個性豊かでチャーミング」、「テンポがとても良い」、「コミカルな部分も随所にあって、締まるところは締まっている」と脚本の素晴らしさ、面白さを口々に語っています。

【大追跡】の最終回予想

最終回放送後に追記します。

SSBC強行犯係のメンバーたちの成長と変化

SSBC強行犯係のメンバーは、それぞれ人間性も持っているスキルも異なります。
共に事件に取り組むことでお互いに影響し合って成長していく姿を期待したいです。
恋愛模様をはじめとする人間関係の変化にも注目ですね。
木沢理は光本さやかのことが、仁科瑠美は名波凛太郎のことが気になっているようですよ。

名波はなぜSSBC強行犯係に出向してきたのか

都内の一流大学を卒業し外資系証券会社に就職した名波は、40歳を前に転職を考えます。
警察庁が2024年から実施している「国家公務員総合職中途採用試験」に合格し入庁しました。
将来は警察官僚になる“キャリア組”です。
しかも名波の伯父は元警察庁長官で現・内閣官房長官の久世俊介。
そんな彼が、なぜ警察庁からSSBC強行犯係に出向してきたのでしょう。
何か秘めた理由がありそうですが、最終回までに明かされるでしょうか。

大森南朋と松下奈緒が演じる“元夫婦”はどうなる?

伊垣と遥はかつて夫婦でした。
お互い頑固であるがゆえに公私ともに衝突することが多い二人でしたが、ついに遥が愛想をつかして4年前に離婚。
13歳になる一人娘の美里は遥が育てています。
この二人、別れてからも因縁があり、伊垣が問題を起こして本庁の捜査一課を追い出されたのと入れ替わるように、所轄にいた遥が捜査一課に異動しました。
SSBC強行犯係の役割は捜査一課を支援することなので、遥は主任として“上から目線”で伊垣に支援を要求しますが、名波がやって来たことで誕生した“伊垣×名波コンビ”の暴走に手を焼くことになります。
ただ、遥と伊垣は事件解決に向けて協力し合わなければならない立場。
物語が進むにつれて、二人の関係にも変化が見えてくるでしょうか?

元夫婦の二人のやりとりが面白そうだね。
なんとなく遥のほうが強そう。

大森南朋さんと松下奈緒さんはコミカルな演技もうまいのよね。
そういえば二人とも「なお」さんで、そんなところにもキャスティングの妙を感じるわ。

最終回はどんな結末に?

本作は原作のないオリジナル脚本なので、展開も結末も自由に想像できますね。
シリーズ化を目指しているそうなので、最終回で一旦区切りがついたとしても続編をにおわせる終わり方になるかもしれません。

ラストシーンでは結束力が高まったチームの姿が見たいなあ。

【大追跡】の見どころ

最先端の捜査部隊「SSBC」とは?

捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center、略称:SSBC)は、実際にある専門部隊です。
犯罪の広域化や電子化に対応した即応部隊で、2009年に警視庁刑事部に設置されました。
防犯カメラの画像解析や電子機器の解析、犯罪の手口から犯人像を分析するプロファイリングが主な役割で、刑事部の事件のみならず、組織犯罪対策部、生活安全部、交通部など、警視庁内の全ての事件捜査に横断的に関わり、捜査員の支援を行います。
SSBC強行犯係は、そのSSBCに、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する“捜査一課”を専門に支援する別班として新設されました。
このドラマでは、SSBC強行犯係と彼らを取り巻く人々の活躍や人間模様を描いていきます。

個性豊かなスペシャリストたち

[SSBC強行犯係]
伊垣修二(大森南朋)
《機動分析》担当。元捜査一課の刑事。SSBCでは自分の手で犯人に手錠をかけ取り調べることはしないことに欲求不満を感じている。名波の教育係。
名波凛太郎(相葉雅紀)
《機動分析》担当。転職キャリア組。優秀な頭脳を持つ。特に数字に強く、コミュニケーション能力も高い。
木沢理(伊藤淳史)
《情報分析》担当。プロファイリングに精通。特に得意なのは地理的プロファイリング。
小山田勝也(髙木雄也)
《機動分析》担当。SSBCには珍しい体育会系タイプ。防犯カメラ映像収集や映像解析担当。
光本さやか(足立梨花) 
《技術支援》担当。スマホやコンピューター解析のプロフェッショナル。
仁科瑠美(丸山礼)
《情報支援》担当。帰国子女。防犯カメラの画像処理や顔認証のスキルに絶対の自信を持つ。
城慎之介(野村康太) 
《機動分析》担当。最年少メンバー。海外テレビドラマの影響でデジタルデータ分析に興味を持っていた。

[捜査一課]
青柳遥(松下奈緒)
警視庁捜査一課の主任。有能な刑事。優れたリーダーシップの持ち主。

[機動捜査隊]
源晋太郎(矢柴俊博)
現場で、捜査一課やSSBCとともに捜査する機会が多い。

それぞれ優れたスキルを持つスペシャリストたちが事件解決に向けて力を注ぎます。
個性豊かで魅力あふれるメンバーの活躍が楽しみです。

トリプル主演の3人は初共演

大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒はそれぞれこのドラマが初顔合わせ。
伊垣と名波のバディも伊垣と遥の元夫婦も新鮮な取り合わせですね。
主演3人がどんな化学反応を見せてくれるのか、大いに期待したいです。