【相棒20】5話ネタバレと視聴率!引きこもりと最強婆に心えぐられる!

相棒20 ネタバレ05

【相棒20】5話ネタバレと視聴率!引きこもりと最強婆に心えぐられる!

【相棒20】5話が2021/11/10(水)に放送されました。

密室殺人が発生。唯一の目撃者は亀だけ。そして、事件の裏には引きこもりの息子と高齢の母親(お婆ちゃん)が。

視聴者の心をえぐる相棒らしい物語となっています。

今回の記事では【相棒20】5話「光射す」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。

【相棒20】配信情報

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※ 全て2021年10月14日(水)の情報です。 最新の配信状況、価格については公式サイトをご確認ください。

目次

【相棒20】5話のネタバレ

密室殺人

警備員の紅林啓一郎(西野太盛)という男が自宅のアパートで首を吊って死亡しているのが発見された。

遺体には殴られたような傷、現場は徹底的に痕跡をふき取られたあとがあり、単なる自殺とは思えない。だが、部屋には内側から鍵が掛かっており、密室殺人ということになる。

特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も捜査を開始。紅林は音楽鑑賞を趣味にしていたようで音が漏れないように窓にも厳重な目張りがしてあった。

現場にいて事件を目撃したのは紅林が飼っていた亀ただ1匹。

亀の様子を見守るためのカメラが。スマホと連動していて動きがあれば紅林に通知が行くようになっていたのだろう。ただ、室内で亀を飼うのに必須な紫外線ライトが見当たらない。(亀は日光浴が必要なため。)

引きこもりの隣人とネットの手がかり

聞き込みをしていると隣の部屋から咳払いが。どうやら壁は薄いらしい。

その後、隣に住む三宅富士子(草村礼子)という老婦人には、もう10年も部屋から出ない息子・卓司(矢崎まなぶ)がいると判明。

富士子は息子の面倒を見る為に工場で働きづめ。(夜勤の)紅林とは生活リズムが真逆なので顔もほとんど合わせたことが無いという。

そんな中、1週間前に水木(伊藤洋三郎)という元刑事が独断で紅林の部屋を家宅捜索していた判明。ネット上に2ヶ月前に失踪した娘・沙也加(近藤くれは)が紅林の部屋に監禁されていると書き込みがあったからだ。

だが、娘はおろか監禁の痕跡すらなかったので大問題に。水木は責任を取って警察を退職していた。

水木から話を聞く右京。水木は「娘とは上手くいっていなかったが、失踪。光の見えない中、わらにもすがる思いだった」と語る。ただ、「俺のせいで彼を自殺に追い込んだとしたら…」と後悔していた。

密室と失踪の真実

一方、亘は被害者の同僚で第一発見者の桂木雪乃(畦田ひとみ)から話を聞く。事件前に現場近くの防犯カメラに映っており、紅林と交際していたからだ。

雪乃は二ヶ月前に別れ、合鍵を返すためにアパートに行ったと証言。留守だったので合鍵をポストに入れようとしたが、テープで塞がれていたので無用心と思いつつも置きっぱなしにしてしまった。

合鍵さえ手に入れれば密室を作るのは簡単な状況だった。

雪乃が言い出せ無かったのは「自分のせいで彼が死んじゃったのでは」と怖くなったからだった。

右京と亘は富士子と話をする。息子については「自分が死んで金が無くならない限り、出てこないさ。逮捕でもされれば、清々する」と言い放つ。

2人は再び現場を調べる。亀を散歩させていると床に木目調のカーペットがひかれ、床下収納が隠れているのを発見。その中には毛布と血痕が。

その血痕は沙也加のもの。紅林が監禁していたのは間違いなく、見守りカメラも彼女を監視する為のものだろう。

さらに事件が起きた深夜、防犯カメラに何者かが女性を運んでいる姿が。沙也加を救助した人物が犯人ということだ。

疑いは水木に向かうが、彼にはアリバイがあった。

さらに司法解剖の結果、遺体の傷は死因とは関係なく、首に残っていた痕から自殺であると断定された。

青木(浅利陽介)の調べでネットに情報を書き込んだのは引きこもりの卓司と判明。壁は薄く、一日中部屋にいた彼なら監禁に気づけたはずだ。

事件の真相

翌日、右京と亘は水木と共に富士子の元へ出向き、真相を語る。

沙也加を救助した人物は富士子、共犯として現場の隠蔽をしたのは水木だった。

水木はネットに情報を書き込んだのは卓司と突き止め、彼の元へ。家宅捜索の様子を聞いていた富士子はもしやと思い、夜に雪乃が残した合鍵で潜入。

見守りカメラから通知を得て戻ってきた紅林に見つかってしまい、紫外線ライトで殴り気絶させた。その後、沙也加を勤めている工場へ運んで水木に連絡。

その後、監禁の発覚を恐れた紅林が自殺。監禁そのものを無かったことにするために水木は隠蔽工作をした。

監視カメラの映像から運んだ人物は身長155cm前後。当てはまるのは富士子だけ。さらに水木は非公認の団体に沙也加を入院させたことが判明した。

沙也加を発見した時、すでにショックから別人のように衰弱。水木はこれ以上、彼女に苦しませないために監禁の事実を消し去りたかったのだ。

富士子は水木の娘を思う気持ちに触発され、力を貸した。

光射す

水木に対して富士子は「あんたは間違っていない。親は子供のためなら何だって出来るのさ」と励ます。

水木は事件の隠蔽、富士子は傷害と不法侵入の罪で連行されることに。その時、壁越しに全てを聞いていた卓司が部屋から出てきた。

富士子は振り返ることなくパトカーに乗り込み、その場を後にする。卓司はその様子を黙って見つめていた。

右京は卓司に「よかったですね。外に出られて。穏やかでいい天気ですよ」と声を掛ける。

2人は空から射す光を見上げるのだった。

【相棒20】5話のポイント

  • 密室は元カノが置いていった合鍵で作り出された
  • 沙也加を監禁していたのは死亡した紅林
  • 追い詰められた紅林は自殺
  • 水木と富士子は子供を思う気持ちから偽装工作に
  • 母親の逮捕によって卓司はようやく外に出ることが出来た

【相棒20】5話の感想

最強のお婆ちゃんと社会問題に切り込む

【相棒20】5話は子供を思う親の物語。現代が抱える闇に切り込み、これでもかと心をえぐる。それでも最後は一筋の光が射すように希望も含んだ相棒らしい物語でした。

中年の引きこもりの面倒を高齢化した親が見続ける“8050問題”。原因は就職氷河期による新卒採用の絞込みもあるとされています。(50代だと若干早いですが)

一度失敗したら社会に見捨てられ、母親の逮捕でも無ければ外に出られないとは…息子は最後まで一言も言葉を発しませんでしたが、それが余計にリアル。

そして、富士子お婆ちゃんはとにかくパワフル。(他人のだけど)子供の為には親は何だって出来る。

何も話さずとも全てを伝える2人の演技は圧巻です。

ちなみに引きこもりと光の必要性の例えで出てきた亀は“こてまり”の元へ。この亀を見るたびに初代相棒の亀山を思い出しそうです。

【相棒20】5話の視聴率

【相棒20】5話の視聴率は13.3%でした。

次週予告

次回の【相棒20】はミステリー作家が殺害される事件が発生。持ち去られた原稿に隠された過去の事件の真相とは?

2021/11/17(水)21:00~の放送をお楽しみに。

4話「贈る言葉」<< >>6話「マイルール」

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • それでも、あの息子は自分を養う母親を連れてった警察と、他人を助けたことで逮捕(?)されて自分を養えなくなった母親を恨み、呆然として空を見上げた、に1票

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