朝ドラ【虎に翼】のキャスト出演者一覧と相関図!伊藤沙莉が日本初の女性弁護士に!

2024年前期放送のNHK朝ドラは『虎に翼』(とらにつばさ)。NHK連続テレビ小説の第110作目。脚本は吉田恵里香、主演は伊藤沙莉が務めます。日本初の女性弁護士のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)をモデルにフィクションとして描きます。

今回は朝ドラ【虎に翼】のキャスト出演者一覧と相関図などについて。

目次

朝ドラ【虎に翼】のキャスト出演者一覧

  • 伊藤沙莉(役:猪爪寅子→佐田寅子)
  • 猪爪家の人々
    • 石田ゆり子(役:猪爪はる)
    • 岡部たかし(役:猪爪直言)
    • 上川周作(役:猪爪直道)
    • 森田望智 (役:米谷花江→猪爪花江)
    • 仲野太賀(役:佐田優三)
    • 三山凌輝(役:猪爪直明)
  • 寅子が通う明津大学女子部の同級生
    • 土居志央梨(役:山田よね)
    • 桜井ユキ(役:桜川涼子)
    • 平岩紙(役:大庭梅子)
    • ハ・ヨンス(役:崔香淑→汐見香子)
  • 寅子が通う明律大学の仲間たち
    • 岩田剛典(役:花岡悟)
    • 戸塚純貴(役:轟太一)
    • 小林涼子(役:久保田聡子)
    • 安藤輪子(役:中山千春)
  • “法の世界”の先達たち
    • 松山ケンイチ(役:桂場等一郎)
    • 小林薫(役:穂高重親)
  • 寅子が出会う人々
    • 藤森慎吾(役:横山太一郎)
    • 筒井真理子(役:桜川寿子)
    • 中村育二(役:桜川侑次郎)
    • 田中真弓(役:稲)
    • 羽瀬川なぎ(役:玉)
    • 田中要次(役:笹山)
    • 高橋努(役:竹中次郎)
    • 塚地武雅(役:雲野六郎)
    • 長谷川忍(役:東田側の弁護士)
    • じろう(役:峰子側の弁護士)
  • 裁判官編/寅子の運命を導く人々
    • 平埜生成(役:汐見圭)
    • 沢村一樹(役:久藤頼安)
    • 滝藤賢一(役:多岐川幸四郎)
    • 岡田将生(役:星航一)

伊藤沙莉(役:猪爪寅子→佐田寅子)

伊藤沙莉

キャスト:伊藤沙莉(いとう・さいり) …1994年5月4日生まれ。千葉県出身。 アルファエージェンシー所属。ドラマ出演作は『女王の教室』『ミステリと言う勿れ』『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』など。NHKでは『連続テレビ小説 ひよっこ』『いいね!光源氏くん』『ももさんと7人のパパゲーノ』などに出演。

登場人物猪爪寅子(いのつめ・ともこ)は本作の主人公。大正3年(1914)五黄(ごおう)の寅年に生まれ、寅子(ともこ)と名付けられる。女学校の卒業を迎えた年、お見合い結婚を勧める母親を振り切って、女性に法律を教える日本で唯一の学校への入学を決意。そこで出会った仲間たちと切磋琢磨し、やがて日本初の女性弁護士となる。世間知らずで自信家の所もあるが、すべてに全力。弁護士として、裁判官として、一歩ずつ成長していく。あだ名は“トラコ”。

【ネタバレあり】寅子はドラマ第6週となる1938年(昭和13年)に高等試験(現在の司法試験)に合格。さらにドラマ第7週となる1940年(昭和15年)に弁護士資格を取得。しかし裁判官にはなれず、その前に家庭裁判所の設立に関わります。

石田ゆり子(役:猪爪はる)

石田ゆり子

キャスト:石田ゆり子 …連続テレビ小説初出演

登場人物:猪爪はる(いのつめ・はる) … 寅子の母。故郷は香川・丸亀で、旅館の娘だった。料理と整理整頓が得意で、猪爪家の家計も家事も完璧に管理するしっかり者。常に現実的で、寅子には早く結婚して欲しいと思っている。夢を語る寅子に厳しいアドバイスをすることも。末っ子の直明(なおあき)にだけは甘い。

【ネタバレあり】はるは、戦中・戦後を生き延びたものの、第12週の1949年(昭和24年)に他界してしまいます。

岡部たかし(役:猪爪直言)

岡部たかし

キャスト:岡部たかし …連続テレビ小説出演歴「ひよっこ」「なつぞら」「エール」「ブギウギ」

登場人物:猪爪直言(いのつめ・なおこと)寅子の父 … 銀行に勤め、3人の子どもの父として猪爪家を支える。大抵のことは笑って許してくれる優しい父だが、妻のはるには頭が上がらない。法律を学びたい寅子の夢を応援する。

上川周作(役:猪爪直道)

上川周作

キャスト:上川周作 …連続テレビ小説出演歴「べっぴんさん」「まんぷく」

登場人物:猪爪直道(いのつめ・なおみち)寅子の兄…人が良く、妹思いの兄。寅子の親友・花江に一目ぼれし、婚約をしている。妹の結婚を心配しているが、好きなことをして欲しいとも思っている。

【ネタバレあり】太平洋戦争時に招集され、戦死してしまう。結婚した花江との間には直人と直治という息子が2人いる。

森田望智 (役:米谷花江→猪爪花江)

森田望智

キャスト:森田望智 … 連続テレビ小説出演歴「おかえりモネ」

登場人物:米谷花江(よねたに・はなえ)同級生→寅子の義姉 …寅子の女学校の同級生。女学生のうちに結婚することが夢で、寅子の兄・直道と婚約中。妻として必要なものを全て習得し、家庭で一番になりたいと願う。寅子の親友だったが、やがて直道と結婚し、寅子の家族となる。

仲野太賀(役:佐田優三)

仲野太賀

キャスト:仲野太賀…連続テレビ小説出演歴「あまちゃん」

登場人物:佐田優三(さだ・ゆうぞう) 書生… 猪爪家の下宿人で書生。直明が生まれてしばらくした頃から猪爪家に下宿している。父親は直言の同級生。早くに両親を亡くし天涯孤独となったが、弁護士だった父の遺志を継いで明律(めいりつ)大学に通い法律を学ぶ。だが、気が弱くあがり症のため、高等試験(現在の司法試験)に落ちて司法浪人に。昼は直言の銀行で働き、夜は大学で勉学に励んでいる。

【ネタバレあり】寅子の結婚相手となります。寅子との間に娘も生まれました。しかし戦争で招集された優三は、生きて帰ってくることはありませんでした。ドラマ第9週で死亡通知書が届きます。さらに、優三の最期を知る男が寅子に話をしてくれました。

三山凌輝(役:猪爪直明)

三山凌輝

キャスト:三山凌輝(BE:FIRST所属) …連続テレビ小説は初出演。※三山さんは第9週より登場!

※少年時代の3週目までは永瀬矢紘(ながせやひろ)が、4週と5週では正垣湊郁(しょうがきみなと)が、6週から8週までは小林未来(こばやしみらい)が演じる。

登場人物:猪爪直明(いのつめ・なおあき)… 寅子の弟。純粋な性格で家族想い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面も。

【ネタバレあり】直明は戦後、岡山から登戸に帰ってきます。戦争を生き延びました。

土居志央梨(役:山田よね)

土居志央梨

キャスト:土居志央梨 ※連続テレビ小説出演歴「おちょやん」

※よねの幼少期は早瀬憩(子役)が演じます。

登場人物:山田よね(やまだ よね)…男装の女性で、同級生の誰とも群れたがらない。女性の社会進出に熱い信念を持っている。

桜井ユキ(役:桜川涼子)

桜井ユキ

キャスト:桜井ユキ ※連続テレビ小説出演歴「ちむどんどん」

登場人物:桜川涼子(さくらがわ りょうこ)…華族のお嬢さまで、ファッションや行動が雑誌で取り上げられるほどの有名人。海外で過ごした経験もあり英語が堪能で、成績優秀。

平岩紙(役:大庭梅子)

平岩紙

キャスト:平岩紙 ※連続テレビ小説出演歴「ちゅらさん」「ゲゲゲの女房」「とと姉ちゃん」

登場人物:大庭梅子(おおば うめこ)…寅子の同級生で一番年上の学生。弁護士の夫がいる。家庭では3人の息子の母親。

ハ・ヨンス(役:崔香淑→汐見香子)

ハ・ヨンス

キャスト:ハ・ヨンス(하연수)…1990年10月10日生まれ。韓国釜山広域市出身。2013年、映画『恋愛の温度』で女優デビュー。同年、ドラマ『モンスター~私だけのラブスター』では新人にしてヒロインに抜擢される。日本のドラマ「リッチマン、プアウーマン」の韓国リメイク版『リッチマン』に出演。2022年11月以降、日本で女優活動をスタート。 ※連続テレビ小説初出演

登場人物:崔香淑(さい こうしゅく/チェ・ヒャンスク)…朝鮮半島からの留学生で、日本語が堪能。東京帝大で法律を学んだ兄・潤哲(演: ソンモ)の勧めで明律大学女子部に進学。

岩田剛典(役:花岡悟)

岩田剛典

キャスト:岩田剛典(いわた たかのり)…三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE及びEXILEのメンバー。愛称:岩(がん)ちゃん。ドラマ出演作は『シャーロック アントールドストーリーズ』『あなたがしてくれなくても』など。映画出演作も多数。 ※連続テレビ小説初出演

登場人物:花岡悟(はなおか さとる)…社交的で学生たちの中心的な存在。女子部卒の学生たちにも心を開き、轟をいさめながら寅子たちと行動を共にする。女性から大人気で、寅子にとっても気になる存在。

【ネタバレあり】寅子との仲は深まっていくものの、寅子が試験に受かって弁護士の道に進んだことから、寅子のもとから去る。それでも再会し、民法改正に挑む寅子を励ます存在に。しかしドラマ第10週で餓死してしまう。

戸塚純貴(役:轟太一)

戸塚純貴

キャスト:戸塚純貴 ※連続テレビ小説初出演

登場人物:轟太一(とどろき たいち)…寅子たちが女子部から法学部へ進学した際に出会う男子学生。男は強くあるべしと努めて男らしく振る舞う。

小林涼子(役:久保田聡子)

小林涼子

キャスト:小林涼子…連続テレビ小説は初出演 。

登場人物:久保田聡子(くぼた・さとこ) …寅子の先輩となる女子部一期生のリーダー的な存在。 率直な話し方でとっつきにくそうだが、後輩の面倒見は良い。

安藤輪子(役:中山千春)

安藤輪子

キャスト:安藤輪子 …連続テレビ小説初出演。

登場人物:中山千春(なかやま・ちはる) …寅子の先輩となる女子部の一期生。久保田とともに寅子たち後輩を歓迎する。 人当たりが柔らかく、親切で、涙もろい。

女子部1期生

  • 浅見姫香…役:高田尚子(たかだ なおこ)
  • 綾乃彩…役:菊田千鶴子(きくた ちづこ)
  • 江守沙矢…役:鈴木博子(すずき ひろこ)
  • 佐々木史帆…役:大木(おおき)
  • 山本優貴…役:馬場トキ子(ばば トキこ)

女子部2期生(寅子の同期)

  • うらじぬの…役:笠松まつ(かさまつ まつ)(授業中、白目をむいて居眠りをしていた場面が視聴者の間で話題に)
  • 太田いず帆…役:荒木りえ子(あらき りえこ)
  • 榊原有那…役:女子学生
  • 祖父江莉奈…役:戸川あき(とがわ あき)
  • 高橋ユキノ…役:沢田礼子(さわだ れいこ)
  • 中山由紀…役:女子学生
  • 平山咲彩…役:石山桃子(いしやま ももこ)
  • ミチ…役:林美恩(はやし みおん)
  • 光藤えり…役:夏目京子(なつめ きょうこ)
  • 山﨑翠佳…役:佐野光子(さの みつこ)演

女子部3期生

  • おぎのさな…役:山下(やました)(寅子たちの法廷劇を母親と共に見てい。のちに女子部三期生として入学)
  • 福室莉音…役:小泉由紀子(こいずみ ゆきこ)

法学部本科

  • 名村辰…役:小橋浩之(こはし ひろゆき)(女子部の学生に対して罵声を浴びせる)
  • 松川尚瑠輝…役:稲垣雄二(小橋とつるんで女子を馬鹿にする)
  • 草野大成…役:男子学生
  • 吉田健悟…役:小田耕三郎(おだ こうざぶろう)

松山ケンイチ(役:桂場等一郎)

松山ケンイチ

キャスト:松山ケンイチ ※連続テレビ小説初出演。

登場人物:桂場等一郎(かつらば とういちろう)…司法の独立を重んじる気鋭の裁判官。寅子に対して、女性が法律を学ぶことに疑問を呈する。”法の世界”の手ごわい先輩だが、実は甘党。

小林薫(役:穂高重親)

小林薫

キャスト:小林薫 ※連続テレビ小説出演歴:「天うらら」「カーネーション」。

登場人物:穂高重親(ほだか しげちか)… 高名な法学者。女子教育に熱心で明律大学女子部の立ち上げに尽力し、教鞭をとる。”法の世界”における寅子にとっての生涯の師。

直言(岡部たかし)の大学時代の恩師でもあり、直言がゼミ旅行で旅館で働くはる(石田ゆり子)に一目ぼれした当時のことも知っている。つまり寅子の両親を昔から知っている。

藤森慎吾(役:横山太一郎)

キャスト:藤森慎吾(オリエンタルラジオ) …連続テレビ小説初出演。

登場人物:横山太一郎(よこやま たいちろう)…寅子の3度目の見合い相手。帝大卒。貿易会社に勤務。ニューヨーク帰りのエリート。第1話・第2話に登場。

筒井真理子(役:桜川寿子)

筒井真理子

キャスト:筒井真理子 …連続テレビ小説出演歴:「純情きらり」「瞳」「花子とアン」

登場人物:桜川寿子(さくらがわ・ひさこ) 涼子(桜井ユキ)の母。夫・侑次郎(中村育二)を婿に迎え、桜川家を存続させた。娘・涼子にも自分と同じように婿を取り、家を守ってくれることを望んでいる。

中村育二(役:桜川侑次郎)

中村育二

キャスト: 中村育二… 連続テレビ小説出演歴:「てるてる家族」「あさが来た」「スカーレット」。

登場人物:桜川侑次郎(さくらがわ・ゆうじろう)… 涼子の父。桜川家への入婿で、妻・寿子より立場が弱い。 涼子の将来には放任主義の姿勢を見せる。

田中真弓(役:稲)

田中真弓

キャスト:田中真弓 …連続テレビ小説出演歴「なつぞら」。

登場人物:稲(いね)…花江(森田望智)の実家である米谷家で働く女中。花江と寅子を母のように見守る。故郷の新潟に帰った後も、寅子との縁が続いていく。

羽瀬川なぎ(役:玉)

羽瀬川なぎ

キャスト:羽瀬川なぎ …連続テレビ小説出演歴「カムカムエヴリバディ」。

登場人物:玉(たま)…桜川涼子(桜井ユキ)のお付き。涼子を敬愛し、常に行動を共にしている。寅子たちとも親しくなる。

田中要次(役:笹山)

田中要次

キャスト:田中要次… 連続テレビ小説出演歴 「すずらん」「ゲゲゲの女房」「梅ちゃん先生」「純と愛」「あまちゃん」「べっぴんさん」 。

登場人物:笹山(ささやま) …いわゆる「傍聴マニア」で寅子たちと法廷でたびたび顔を合わせる。 「笹寿司」の主人で寿司職人。寅子を娘のように思い、応援している。

高橋努(役:竹中次郎)

高橋努

キャスト:高橋努 …連続テレビ小説は初出演

登場人物:竹中次郎(たけなか・じろう) … 帝都新聞の記者。ゴシップ記事のネタを常に探している。女子部の寅子たちのことも皮肉に書き立てる。各界に通じている事情もあり、時に寅子に忠告することも。

塚地武雅(役:雲野六郎)

塚地武雅

キャスト:塚地武雅 … 連続テレビ小説出演歴:「まれ」「おちょやん」。

登場人物:雲野六郎(うんの・ろくろう)…弁護士。寅子が働くことになる雲野法律事務所の代表。人情に厚く、いつも依頼をタダ同然で受けてしまうので事務所の経営は苦しい。のちに寅子が雲野の事務所で働くことになる。

長谷川忍(役:東田側の弁護士)

キャスト:長谷川忍(シソンヌ) …連続テレビ小説は初出演。 ※本作の第2週に登場。

登場人物:弁護士 …冷静沈着で理論派。寅子が初めて傍聴する裁判で、被告側である夫・東田を担当する弁護士。

じろう(役:峰子側の弁護士)

キャスト:じろう(シソンヌ) …連続テレビ小説出演歴は「まれ」。 ※本作の第2週に登場。

登場人物:弁護士 … やや暑苦しい(?)弁護人。寅子が初めて傍聴する裁判で、原告側である妻・峰子を担当する弁護士。

平埜生成(役:汐見圭)

キャスト:平埜生成…連続テレビ小説出演歴「カムカムエヴリバディ」。

登場人物:汐見圭(しおみ・けい)…裁判官。上司である多岐川の右腕となり、家庭裁判所設立のために奔走する。優しい性格のため、気弱に見えるが、実は破天荒な多岐川をしっかりフォローしている。

沢村一樹(役:久藤頼安)

キャスト:沢村一樹…連続テレビ小説出演歴「ひよっこ」。

登場人物:久藤頼安(くどう・よりやす)…裁判官。人当たりがよく常にフレンドリー。海外の事情にも詳しく、振る舞いのすべてがスマート。裁判官を目指す寅子の実力を買って、採用に力を貸してくれる。

滝藤賢一(役:多岐川幸四郎)

キャスト:滝藤賢一 …連続テレビ小説出演歴「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「半分、青い。」。

登場人物:多岐川幸四郎(たきがわ・こうしろう)…裁判官。寅子の上司となり、ともに家庭裁判所の設立準備にまい進する。かなりの変わり者で、寅子を呆れさせるが、家裁への情熱は誰にも負けない。

岡田将生(役:星航一)

キャスト:岡田将生 …連続テレビ小説出演歴「なつぞら」。

登場人物:星航一(ほし・こういち)…父も法曹界の重鎮で自らも裁判官。温和な性格だが笑顔の奥の本心は誰にも分からない。その信念は寅子と通じ合う部分がある。

朝ドラ【虎に翼】の相関図

虎に翼・相関図

【虎に翼】の内容

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いつつ、事件や裁判が解決されていく爽快感も味わえる作品です。

あらすじ↓

昭和4年(1929)、日本初の女性専門に法律を教える学校ができます。そこへ集ったのは、当時の日本のどこにも収まれない、溢れ出す何かを抱えた女性たちでした。この物語の主人公・猪爪寅子も、そんな収まれない女性。周囲から“魔女部”と陰口を叩かれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいきます。
昭和13年(1938)、卒業生から日本初の女性弁護士が誕生します。寅子もその一人として日本中から注目され憧れの的になります。しかし弁護士として意気揚々と世に出た彼女たちを待ち受けていたのは、戦争へと突き進んでいく日本でした。法学という社会に羽ばたく翼を得たはずが、それを使える場は急速に消えてしまいます。
昭和20年(1945)、焼け野原に立つ寅子は全てを失っていました。明日生きるため頼れるのは、かつて学んだ法律だけ。彼女は裁判官になることを決意。戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走することになります。
そして、寅子はついに裁判官になります。彼女とその仲間たちは、政治でも経済でも解決できない、追いつめられた人々の半径5メートルの世界を見つめ、その苦境から救うため情熱をもって向き合っていきます。

https://www.nhk.jp/g/blog/55ndoi7fvs/

【虎に翼】のモデル

本作は、日本初の女性弁護士のちに裁判官となった三淵嘉子をモデルにしたフィクションとして制作されます。

三淵 嘉子(みぶち よしこ)さんは1914年(大正3年)11月13日生まれ、1984年(昭和59年)5月28日没。明治大学専門部女子部法科で学び、昭和13年(1938)に高等文官試験司法科に合格、日本で初めての女性弁護士の一人に。戦後、女性への門戸が閉ざされていた裁判官への任官を目指して、裁判官採用願を司法省に提出。すぐに採用されず司法省で民法の改正と家庭裁判所の設立に携わる。そして昭和24年(1949)に裁判官となり、のちに女性初の裁判所長も務めた。

『虎に翼』寅子のモデル・三淵嘉子さんの略歴を紹介!

【虎に翼】のタイトルの意味

<タイトル「虎に翼」とは>
中国の法家『韓非子』の言葉で、「鬼に金棒」と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」という意味があります。五黄(ごおう)の寅年生まれで“トラママ”と呼ばれたというモデルの三淵嘉子さんにちなみ、主人公の名前は寅子(ともこ)で、あだ名は“トラコ”です。
法律という翼を得て力強く羽ばたいていく寅子が、その強大な力にとまどい時には悩みながら、弱き人々のために自らの翼を正しく使えるよう、一歩ずつ成長していく姿をイメージしています。

https://www.nhk.jp/g/blog/55ndoi7fvs/

【虎に翼】のスタッフ

  • 作 – 吉田恵里香(『恋せぬふたり』で第40回向田邦子賞を受賞。脚本作品は他に『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』『君の花になる』等)
  • 主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
  • 語り – 尾野真千子
  • 法律考証 – 村上一博
  • 制作統括 – 尾崎裕和
  • プロデューサー – 石澤かおる
  • 取材:清永聡
  • 演出 – 梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか
  • 製作 – NHK東京放送局
  • 制作・著作 – NHK

【虎に翼】はいつから放送?

「虎に翼」はいつから放送されますか?

「虎に翼」は2024年4月1日(月)スタートです。

【虎に翼】の基本情報

タイトル 虎に翼(とらにつばさ)
作(脚本) 吉田恵里香
出演者 伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作 / 土居志央梨 桜井ユキ 平岩紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴 / 松山ケンイチ 小林薫 ほか
演出 梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉
時代設定 1914年代 –
制作統括 尾崎裕和
製作 日本放送協会
放送チャンネル NHK総合テレビ、ほか
放送期間 2024年4月頃~9月頃
放送時間 月曜~土曜 あさ8時~8時15分(NHK総合)ほか
放送枠 連続テレビ小説(通称:朝ドラ)
放送分数 15分

歴代NHK朝ドラのキャスト記事

放送年 朝ドラ
2025年度後期 ばけばけ
2025年度前期 あんぱん
2024年度後期 おむすび
2024年度前期 寅に翼
2023年度後期 ブギウギ
2023年度前期 らんまん
2022年度後期 舞いあがれ
2022年度前期 ちむどんどん
2021年度後期 カムカムエヴリバディ
2021年度前期 おかえりモネ
2020年度後期 おちょやん
2020年度前期 エール
2019年度後期 スカーレット
2019年度前期 なつぞら
2018年度後期 まんぷく
2018年度前期 半分、青い。
2017年度後期 わろてんか
2017年度前期 ひよっこ
2014年度前期 花子とアン
2006年度前期 純情きらり
1985年度前期 澪つくし
1983.03~1984.04(1年) おしん

画像出典NHK、MANTAN

虎に翼

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