【六番目の小夜子】のあらすじを最終回まで!衝撃の結末とサヨコのすべて!

六番目の小夜子
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【六番目の小夜子】のあらすじを最終回まで!衝撃の結末とサヨコのすべて!

偽サヨコも妨害者も1人じゃない!一番目のサヨコの正体がわかってもまだまだ謎だらけ。

雅子(松本まりか)がサヨコの資料を持ち出そうとしたとき、校舎が燃え始めて…。やっぱりサヨコの呪いなのか?

炎に包まれた玲(鈴木杏)たちの運命は!?

ついに明らかになるサヨコの真実とは!?

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目次

【六番目の小夜子】1話のあらすじ

バスケ部の元気少女・潮田玲(鈴木杏)が通う西浜中学校には、3年に一度、サヨコと名乗る生徒が選ばれて、3つの約束を果たす。それが成功すれば大いなる扉が開かれるという言い伝えがあった。玲は自分が選ばれたことにしたくて、始業式の早朝学校へ行くが、サヨコがもう1人いた!? 翌日転校してきた津村沙世子(栗山千明)が怪しい。玲は隣人で仲良しの関根秋(山田孝之)や親友の花宮雅子(松本まりか)と協力して、サヨコの謎を解き始める。

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【六番目の小夜子】2話のあらすじ

美人で成績もバスケも優秀な沙世子(栗山千明)にライバル心を燃やす玲(鈴木杏)。秋(山田孝之)と花瓶を戸棚に戻すため、深夜学校に忍び込んだことが「深夜にサヨコ出現!」と噂になり、サヨコ伝説はますます盛り上がる。互いに何者かに呼び出された沙世子と玲がサヨコについて話していると、出前の丼を下げに来た加藤(山崎育三郎)に立ち聞きしてしまう。沙世子が口止めをした後、加藤に異変が…。

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【六番目の小夜子】3話のあらすじ

サヨコの正体を聞いてしまった加藤(山崎育三郎)は持病の喘息が悪化して入院する。沙世子(栗山千明)は口止めしただけというが…。秋(山田孝之)は、沙世子と事故で亡くなった沙世子が同一人物か卒業アルバムで確かめようとするが、なぜかその年の卒アルだけ図書館からなくなっていた。沙世子に「2人でサヨコ」をやろうと誘う玲(鈴木杏)に秋は猛反対する。

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【六番目の小夜子】4話のあらすじ

授業中のスライドに現れた「ふたりのサヨコは、災いを起こす」というメッセージに続いて、偽サヨコからの「妨害者のメッセージに惑わされないで」と謎の掲示。サヨコがいっぱいで何が本当で嘘か、振り回される玲(鈴木杏)や生徒たち。さらに沙世子(栗山千明)が棚に返したはずの『封印された物語』の台本が消えていた!卒アルを調べていた秋(山田孝之)は図書館で四番目のサヨコ・佐野美香子(一色紗英)に遭遇する。

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【六番目の小夜子】5話のあらすじ

四番目のサヨコ・佐野美香子(一色紗英)は教育実習生。美香子は秋(山田孝之)に「サヨコを終わらせるために来た」と話す。沙世子(栗山千明)が学校に来なくなり、玲(鈴木杏)は美香子にサヨコのことを相談するが…。2年A組では美香子の授業中「津村沙世子は六番目のサヨコに負けた」というメッセージが広まり、玄関には再び赤い花と、新たなメッセージが現れる。

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【六番目の小夜子】6話のあらすじ

六番目の小夜子の2つ目の約束「文化祭で『サヨコ』という芝居を演じる」たを守るために使う花瓶が割られてしまう。玲(鈴木杏)はサヨコを否定する美香子(一色紗英)が犯人だと疑うが美香子は否定。2年A組は「サヨコ」上演を実行委員会に申し込み、サヨコが現れるかもしれない七夕を待つ。沙世子(栗山千明)が久しぶりに登校。七夕の夜、沙世子とサヨコを待つ玲は何かに誘われるように屋上へ…。

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【六番目の小夜子】7話のあらすじ

玲(鈴木杏)と沙世子(栗山千明)は消えたサヨコの台本を復元し、実行委員会に届いた台本とすりかえを企む。文化祭のうたごえ喫茶の指導にやってきたのは沙世子の祖母・ゆりえ(冨士眞奈美)。実行委員会は校内放送で今年のサヨコの芝居は全員参加と発表する。玲と沙世子は花瓶も直し、サヨコの妨害者をおびき出そうとする。

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【六番目の小夜子】8話のあらすじ

サヨコの妨害者は、玲(鈴木杏)を心配した秋(山田孝之)の仕業だった。でも秋がすべてをやったわけじゃない。文化祭初日、サヨコの芝居の上演日には全校生徒と黒川先生(村田雄浩)、沙世子(栗山千明)の祖母・ゆりえ(冨士眞奈美)も観覧する。実行委員会から芝居は一人一人が短いセリフを続けていく「よびかけ」スタイルと発表。内容はサヨコについての物語。玲が自分のセリフを読むと現れたのは…。

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【六番目の小夜子】9話のあらすじ

文化祭の「サヨコの芝居」は「六番目のサヨコ」に進むと烈風が体育館に吹き荒れ、大パニックに。玲(鈴木杏)は舞台上に沙世子(栗山千明)の姿を見た気がしたが、誰にも言えない。クラスじゅうが沙世子のせいと決めつける中、ひとり否定する玲。皆が玲にどういうことだと詰め寄るのを遮ったのは加藤(山崎育三郎)だった。その日の学活で玲は意外な告白をする。

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【六番目の小夜子】10話のあらすじ

六番目のサヨコは自分だという玲(鈴木杏)の告白は、誰も信じず大爆笑されただけ。玲はあることから差し替えられたサヨコ芝居の台本の秘密に気づき、秋(山田孝之)は一番目のサヨコは黒川先生(村田雄浩)と疑う。サヨコのことをマー(松本まりか)に相談するが相手にされない。翌日、秋は朝の学活で黒川を追及する。

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【六番目の小夜子】11話のあらすじ

秋(山田孝之)の追及に、黒川先生(村田雄浩)は自分が一番目のサヨコだと認める。玲(鈴木杏)と沙世子(栗山千明)も自分たちが「2人のサヨコ」と打ち明ける。秋は黒川になぜサヨコを始めたのかと問うが黒川は答えない。しかし放課後、秋、玲、沙世子、雅子(松本まりか)にサヨコの歴史を語るが、今回妨害していたのは黒川ではなかった。妨害者は誰なのか…。

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【六番目の小夜子】12話/最終回のあらすじ

雅子/マー(松本まりか)が、北校舎に封印されたサヨコの台本持ち出そうと したとき、火事が発生する。秋(山田孝之)は、燃え上がる校舎の中に取り残されたいた弟の由紀夫(勝地涼)を助けようと中へ。玲(鈴木杏)はサヨコの台本を持ち出そうとして、棚の下敷きになる。駆けつけた沙世子(栗山千明)は、2人で力を合わせれば助かると励まし、2人は炎と煙に巻かれてながらも必死に逃げ出す。

【六番目の小夜子】の結末とまとめ

最終回でやっと明らかになった「サヨコ伝説」のすべてをまとめてみましょう。

歴代サヨコは誰だった?

一番目のサヨコは、黒川先生
二番目のサヨコは、交通事故で亡くなった津村沙世子
三番目のサヨコは、雅子/マーの兄
四番目のサヨコは、美香子
五番目のサヨコは、現れなかった
六番目のサヨコは、沙世子と玲(本当は秋)

1番目のサヨコは先生本人でした。先生は毎回、タイプはいろいろだけれど、何かを得てほしい、変わってほしいと思う気になる生徒にカギを送っていたのです。

そして最初に黒川先生にカギを送ったのは意外な人物=ゆりえお婆ちゃんでした。黒川先生に沙世子に鍵を遅らせたのもゆりえさん。

考えてみれば、序盤から黒川先生にはフラグが立っていましたよね。ゆりえさんの登場も唐突というか…。

伝説を始めた2人の思いとは異なり、サヨコは一人歩きを始めてどんどん大きな存在になってしまった。

六番目のサヨコでは、病気で入院・留年、両親の離婚で傷ついていた秋を心配してカギを送ったのに、それを玲が横取りしてしまったことから、予想外の展開になってしまったんですね。

サヨコを妨害したのは誰だった?


雅子/マー
佐野美香子

秋は玲が心配だったし、誰かが危ない目に遭う「サヨコ」を終わりにしたかった。

雅子/マーは、兄が三番目のサヨコだったことから、サヨコに憧れていた。事故で亡くなった沙世子と同じ名前の沙世子を守ろうとしていた。

サヨコのすべてが明かされ、玲はバスケ部に復帰して沙世子とのコンビを復活。由紀夫は母のもとに、秋は父のもとへ行くことになる。

すべて丸く収まったかに思えた終業式の日、突然、沙世子の転校が発表される。玲は沙世子を駅まで追いかける。新学期が始まれば私のことなんて忘れてしまうという沙世子に、「絶対忘れない。沙世子が忘れても忘れない」と玲。

2人はサヨコがもとで育んできた友情を確かめ合い別れを告げます。

そしてまたどこかの中学校には赤い花が飾られて…。

サヨコが教えてくれたこと

サヨコ伝説のおかげで、振り回された西浜中の生徒たち。でもサヨコのおかげで扉を開き、友情や自信など大切ものを手に入れて成長しました。

「サヨコ芝居」のセリフにあったように、みんな同じ服や髪で同じ机に座っていても、同じことを考えているわけじゃない。ひとりひとり違う人間です。

サヨコになりたい理由も、サヨコを邪魔する理由も人それぞれだったけれど、「本当の自分を誰かに認めて欲しい」「自分を見て欲しい」という思いは共通していたのではないでしょうか。

玲と沙世子だけでなく、秋、マー、加藤、由紀夫もサヨコのおかげで振り回されたけれど、それぞれ大きなものを手にしました。

サヨコはいつもいるし、いつもいない。本当はサヨコなんていなくたっていい。サヨコに頼っちゃダメだ。でもサヨコがいたから変われた。

サヨコのおかげでみんなが成長したことだけは間違いない。

21年前のドラマですが、今、ゴールデンで放送しても高視聴率がとれるような作品でした。恩田陸さんの原作の素晴らしさはもちろん、鈴木杏や栗山千明、山田孝之らが同世代で共演できたことが奇跡なのかもしれません。

素晴らしいドラマをありがとうございました。

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