【まどか26歳、研修医やってます!】全話ネタバレ・あらすじ!原作・結末は?

TBS火曜ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】が2025年1月14日(火曜)にスタート!
主演の芳根京子が、イマドキの研修医・若月まどかを演じます。

芳根京子さんが研修医を演じるのは初めてなのね。主人公が成長していくお仕事ドラマが好きなので楽しみだわ。

まどかの同期の研修医に髙橋ひかるさん、大西流星さん。先輩医師に鈴木伸之さん、佐藤隆太さん、木村多江さんと魅力的な布陣だね。

この記事では【まどか26歳、研修医やってます!】のネタバレ・あらすじを最終回まで全話紹介していきます。
また、原作の内容に触れながらドラマの結末予想もします。
(放送後随時更新していきます)

◎この記事でわかること
ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・原作について
・最終回の予想
・見どころ

目次

【まどか26歳、研修医やってます!】のあらすじ・ネタバレを最終回まで

【まどか26歳、研修医やってます!】のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめていきます。

1話「研修医はお客様?!イマドキ研修医の第一歩」

放送日:1月14日(火)22:00~22:57

1話のあらすじ

若月まどか(芳根京子)が研修医1年めとして清桜総合病院で勤務し始めたばかりの頃、院内のコードブルー現場に遭遇する。
そこで謎の男・角田茂司(奥田瑛二)に声をかけられ誘われるままに、先輩医師たちの迅速な対応を目の前で見て感動した。
しかし、研修医生活は勤務時間は9時5時、ノーハラスメントという“お客様待遇”で、モヤモヤがつのる。
一方、外科医の西山正樹(赤堀雅秋)や救命救急センター長の城崎智也(佐藤隆太)、内科医の手塚冴子(木村多江)らベテラン医師たちも、医師不足の現状や研修医たちの未熟さに対する苛立ちをこらえながら指導に当たっていた。 
まどかは、同期の研修医・尾崎千冬(髙橋ひかる)、五十嵐翔(大西流星)、桃木健斗(吉村界人)、横川萌(小西桜子)と共に、“スーパーローテーション”と呼ばれる研修で各科を回ることに。
まどかの最初の配属は外科で、指導医は外科医の菅野尊(鈴木伸之)。
しかし現実は厳しく、点滴の針がうまく刺せなかったり、手術中にトイレに行きたくなったり、看護師に間違われたりなど、日々壁にぶつかっていた。
そんなある日、まどかの担当となった入院患者・湯川茜(田中真弓)が腰の痛みを訴える。
菅野に相談しようとまどかは言うが「寝違えただけだから大丈夫」と言われてしまう。
だが、そのことが大変な事態に発展する。

1話のネタバレ

研修医1年目の若月まどか芳根京子)は、清桜総合病院での勤務が始まったばかりの時、院内のコードブルー現場に遭遇。
そこで謎の男・角田茂司奥田瑛二)に声をかけられ連れて行かれた位置で至近距離で先輩医師たちの迅速な対応を見ることができて感動していた。
しかし、研修医生活が始まると勤務時間は9時5時、ノーハラスメントという清桜総合病院での“お客様待遇”にモヤモヤがつのる。
一方、消化器外科医の西山正樹赤堀雅秋)や救命救急センター長の城崎智也佐藤隆太)、内科医の手塚冴子木村多江)たちベテラン医師も、研修医たちの未熟さに対する苛立ちを(医師不足という現状のために)抑えながら指導に当たっていた。 
まどかと同期の研修医・尾崎千冬髙橋ひかる)、五十嵐翔大西流星)、桃木健斗吉村界人)、横川萌小西桜子)と共に、“スーパーローテーション”と呼ばれるシステムで各科を回る研修が始まった。
まどかは外科に配属され、最初の指導医は外科医の菅野尊鈴木伸之)に決まった。
入院患者の腕に点滴の針が刺せないなど、うまくいかないことが多い。
そんなある日、担当となった入院患者・湯川茜田中真弓)のところへまどかがひとりで訪れると、腰が痛いと言う。
しかし、菅野に相談しようとまどかが提案すると「大丈夫。ちょっと寝違えたんだわ」と言われてしまい、まどかもつい報告をせずカルテにも記入しないままで終わらせてしまった。
ところが、翌日茜が急変。
腹部大動脈瘤切迫破裂の可能性があり、緊急オペになってしまう。
自分が報告しなかったために大変なことになったと打ちひしがれるまどか。
オペは成功したが、西山からは厳しく叱責される。
菅野は、指導医の自分の責任でもあると言い、なぜカルテに記入しなかったのかとまどかに聞いた。
まどかは自分の勝手な判断だと答える。
そして、茜に謝りに行こうとしたけれど怖くて行けなかったと打ち明けた。
菅野は「逃げずにきちんと向き合うんだ。若月先生はお客様じゃない。俺たちと同じ医者だから」と告げる。
二人で茜に謝罪に行くと、茜は「自分が菅野先生には言わないで」と言ったからと笑う。
菅野はまどかが自分のミスを患者のせいにしなかったことを知るのだった。
その後、まどかはコードブルーの現場に最初に到着してひとりで心臓マッサージをすることに。
他の医師たちが駆けつけるまで必死で手を動かし続けたまどかのおかげで、患者の命が救われた。
誰もほめてはくれなかったけれど、まどかの中で医師という職業への確かな自覚が生まれる。

1話の感想はこちら↓

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2話「どう働くのが正解?イマドキ研修医VS化石オヤジ」

放送日:1月21日(火)22:00~22:57

2話のあらすじ

研修医になって1ヶ月半のまどか(芳根京子)は、砂田(渡邊圭祐)と楽しく野球観戦デート。
しかし実は頭の中は仕事のことで一杯だった。
ビールを煽りながら資料を開いてベテラン医師に言われたことへの愚痴を言っていると、応援に集中できないと砂田から言われてしまい、2人は険悪なムードに。
翌朝出勤しながら、まどかはデートの時のことを千冬(髙橋ひかる)、五十嵐(大西流星)、萌(小西桜子)に相談する。
そこへ桃木(吉村界人)が合流。
桃木から朝のカンファレンスでの報告準備は出来ているかと聞かれて、まどかは顔面蒼白。
申し送りにあった「資料を暗記し空でプレゼンする」という、清桜総合病院にある“地獄のカンファレンス”ルールを読み飛ばしていたのだ。
付け焼き刃で暗記しようとしたが、演台に上がってベテラン医師たちの視線を一身に受けた瞬間頭の中が真っ白になってしまう。

2話のネタバレ

研修医になって1ヶ月半の若月まどか芳根京子)は、砂田直人渡邊圭祐)とのデート中にも仕事の資料を見たり、先輩医師たちへの愚痴を言ったりと、恋愛も仕事もどっちつかずの中途半端な状態。
カンファレンスの準備を忘れて、患者の説明をきちんとすることができず、西山正樹(赤堀雅秋)はじめ先輩医師たちから厳しく叱責される。
指導医の菅野尊(鈴木伸之)はそんなまどかが自分で考え成長していくのを良い距離で見守っていた。
ある日、サーバーダウンで電子カルテを見ることができない状態になってしまった時、医師たちが回診で患者に適切な対処をしている姿を見て、まどかたちは驚く。
医師たちは、患者ひとり一人のカルテを全て頭に入れているのだった。
「入院患者のカルテを全部覚える、俺たちの時代はそんなの当たり前だった」
以前自分にかけられた西山の言葉は、嫌味などではなくとても大切なことなのだとまどかはやっと気づく。
次のカンファレンスの準備をするまどかに、同期の尾崎千冬高橋ひかる)、五十嵐翔大西流星)、桃木健斗吉村界人)、横川萌小西桜子)は予行練習の協力を申し出てくれた。
まどか自身の努力と仲間たちのおかげで、カンファレンスでの説明はうまくいった。
しかし、西山はそんなまどかを褒めてはくれず、嬉しかった気持ちがしぼんでしまう。
ところが、その西山のはからいで、まどかは初めての手術に挑戦できることになった。
成長のために、カンファレンスでまどかが説明した患者・瀬戸克樹(近藤芳正)のヘルニア手術の執刀を任せてくれたのだった。
手術は無事成功。
西山は、外科の面白さは手術だと言う。
術前と術後で患者さんの人生が大きく変わる、それは外科にしかできないことだと。
「いろんな科を回って自分の好きな科を見つけなさい」
西山にそう送り出され、まどかの外科での研修は終了。
外科での経験で大いなる意欲と少しの自信を得たまどかは、次に内科の研修へ向かう。
菅野からは、「(どの科に行ったとしても)わからないことがあったら俺に聞きにきてもいい」
という心強い言葉をもらっていた。

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3話「医師が避けて通れない道ー」

放送日:1月28日(火)22:00~22:57

3話のあらすじ

若月まどか(芳根京子)と同期の研修医たちはそれぞれ新たな科に配属される。
まどかは消化器内科へ。
そこでは指導医・手塚冴子(木村多江)と外科医の西山(赤堀雅秋)が患者の治療方針を巡って言い争っていて、まどかはドラマのようなやり取りに憧れを抱く。
ただ実際の冴子の指導はとても厳しかった。
その一方でランチタイムの冴子は看護師や他のスタッフと楽しく会話していて、その輪に加えてもらったまどかは、彼女の意外な一面に気づく。
ある日、まどかは腹痛を訴える外来患者・中山勇人(小久保寿人)の診察に立ち会う。
中山と妻・美波(田畑智子)や幼い娘との仲睦まじい光景に笑顔になるまどかだったが、その後の検査結果は厳しいもので、医師として逃げられない辛い現実と直面することになる。

3話のネタバレ

若月まどか芳根京子)が外科の次に配属されたのは消化器内科。
指導医の手塚冴子木村多江)は仕事にはとても厳しく、オフの時間は優しく楽しい格好良い医師だ。
まどかは、外来患者の中山勇人小久保寿人)の診察に立ち会う。
中山は妻・美波田畑智子)や幼い娘・羽奏(わかな)(永谷咲笑)と仲睦まじく、まどかは心癒された。
しかし検査の結果、中山はスキルス胃がんで余命わずかと診断される。
身体の激しい痛みとともに、まだ4歳の娘を残していかなければならない苦悩も訴える中山。
まどかは自分の無力さにさいなまれる。
手塚からは、患者の話を聞くくらいしかできないこと、大切なのは人として向き合うことだと教えられた。
どう向き合えば良いか悩むまどかだったが、そんな時に彼氏の砂田直人(渡邊圭祐)が他の女性と野球観戦していることを知ってしまう。
中山の病状は悪化し、手塚はフリー医師の麻酔科医・本郷新溝端淳平)と相談して、抗がん剤治療を止めて緩和ケアに切り替えることに。
できるだけ意識レベルを保って、家族との時間をいいものにしたいと考えてのことだった。
手塚と本郷の会話を真剣に聞いているまどかに、角田茂司奥田瑛二)は、最期までその人らしく過ごせるようにしてあげるのも医者として大事な仕事だと告げ、
「若月先生、あなたには何ができるかな」と聞く。
まどかは考えて答えた。
「患者さんになるべくたくさん会いに行って何が辛いかみつけてあげようと思います。ご家族との時間が少しでも長くなるように」
まどかは毎日緩和ケアの病棟を訪れ、精神科の医師・野口優板倉俊之)を連れてきて話を聞いてもらったり、身体のケアをしたりして、中山とその家族を見守り続けた。
やがて、別れの時が。
「医者ならいつかは必ず通る道。やってみなさい」
と手塚に言われて、まどかは死亡宣告をする。
感謝の言葉を告げた後号泣する美波。
病室を飛び出したまどかは涙が止まらないが、菅野から温かな言葉をかけられる。
そしてその夜、手塚に食事に連れて行ってもらい力強く励まされるのだった。
まどかばかりではなく、同期のメンバー、桃木健斗吉村界人)、横川萌小西桜子)、尾崎千冬高橋ひかる)もそれぞれに悩みや乗り越えるべき壁があり、そんな仲間たちを思い遣って五十嵐翔大西流星)は、手作りのワッペンを作って皆に渡す。
5人はスクラブ(医療用白衣)の袖に「TSUBOMI TAI 2024」と五十嵐が刺繍したワッペンを付けるのだった。
それぞれの壁を乗り越えるべく前を向くつぼみたち。

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4話「医師か-女子か-神と呼ばれる医師が見せた景色とは」

放送日:2月4日(火)22:00~22:57

4話のあらすじ

研修医・若月まどか(芳根京子)が新たに配属されたのは泌尿器科。
こちらでの指導医・角田(奥田瑛二)は、清桜総合病院の泌尿器科を国内トップクラスに押し上げ、院内で「神」と呼ばれる名医だ。
まどかは、角田と共に外来患者の診察を行うが、下半身の診察ということもあって男性患者からのセクハラまがいの発言に辟易してしまう。
そして、その様子を見た手塚冴子(木村多江)から「今ここにいる若月まどかは女子か、医師か」と禅問答のような問いを突きつけられる。
そんな時、外資系の金融コンサル会社で働く“バリキャリ”の成田友梨(佐々木希)が、泌尿器科の外来を訪れた。
友梨が男性医師に対して戸惑うのを察知した角田は、まどかに診察を任せて席を外す。
まどかは友梨と向き合うが、のちにその病状を巡って葛藤することに。
角田がまどかに診察をゆだねた真の目的とは。
そして冴子から受けた問いにまどかはどんな答えを出すのか。

4話のネタバレ

若月まどか芳根京子)が消化器内科の次に配属されたのは泌尿器科だった。
まどかはそこで、神と呼ばれる医師・角田茂司奥田瑛二)から患者に対して医師ができることを学ぶ。
血尿と頻尿を訴えて外来に来た患者・成田友梨(佐々木希)は検査の結果、膀胱がんとわかった。
全摘手術を受ければ根治できるが、ストーマを付けなければならない。
ずっと仕事に打ち込んで来た39歳・独身の友梨にとってそれは重い現実だった。
消化器内科の研修でスキルス胃がんの患者を亡くした経験をしたばかりのまどかは、手術を拒む友梨の気持ちをなんとか前向きにしたい、友梨の命を助けたいと奮闘するのだが、友梨は心を閉じたまま。
まどかは、角田から「ドラマの主人公は患者さん。我々はあくまで裏方だ」と教わる。
偶然友梨がプロレスファンであることを知ったまどかは、腎臓がんの手術をした選手の復帰戦を病室で一緒に見ようと誘う。
戸惑う友梨だったが、結局まどかと一緒に夢中で試合を応援する。
何度倒れても立ち上がりついに勝利した選手の姿に胸を打たれた友梨。
「私もまた立てるかな」
とまどかに尋ねた。
まどかは笑顔で力強く「もちろんです」とうなずいた。
すると友梨は静かに涙を流しながら「先生、手術お願いします」と告げるのだった。
友梨は無事に手術を終え、晴れやかな顔で退院する。
「この病院選んで良かった。ありがとうまどか先生」
以前泌尿器科に来たばかりの頃、患者のセクハラ発言に憤慨していたまどかに、消化器内科で指導医だった手塚冴子(木村多江)はひとつの問いを与えていた。
「じゃあ、考えてみて。今ここにいる若月まどかは女子か、医師か」
友梨の治療に向き合う経験を経て、まどかはひとつの答えを出す。
「私は医師であると同時に女子なんだって思いました。女性の医師にしかできない仕事もあるから」
手塚は「いい答え」と褒めてくれるのだった。

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5話「初のスランプ!聖なる夜に何かが起こる-?!」

放送日:2月11日(火)22:00~22:57

5話のあらすじ

ベイスターズの日本一を砂田(渡邊圭祐)と嚙み締めたまどか(芳根京子)。
まどかは既に3つの科の研修を終え、次に配属された救命救急センターも「なんとかなるっしょ」と気楽に考えていたが、千冬(髙橋ひかる)とともに実際に現場に臨むとそこはまるで戦場だった。
城崎(佐藤隆太)たち医師や看護師が目まぐるしく動き回る中で、まどかも千冬も何をすればいいのか分からない。
まるでふり出しに戻ったような感覚に陥ったまどかは、救急搬送されてきた患者のルート確保を指示されたが点滴の針を血管に通すことができなかった。
突如“点滴スランプ”に陥ってしまったまどかは救急での研修に身が入らない。
城崎は「なぜ医者になったのか」と厳しく問う。
菅野(鈴木伸之)はそんなまどかを励ましてくれるのだが。
クリスマスイブに当直となったまどかの前に救急搬送されてきた患者は思いもよらない人物だった。
一方、イブの夜、千冬たち研修医メンバーたちのそれぞれの思惑が交錯する。

5話のネタバレ

若月まどか芳根京子)は救命救急センター長に配属され、戦場のような現場で何もできない自分に呆然とする。
さらに、点滴ができないスランプにまで陥ってしまった。
患者を前に思わずため息をついてしまったまどかに、指導医の城崎智也佐藤隆太)は医者になった理由を厳しく問いかけるのだった。
クリスマスイブの夜、尾崎千冬高橋ひかる)と横川萌小西桜子)はお洒落な店に食事に出かけ、五十嵐翔大西流星)と桃木健斗吉村界人)は缶ビールとおでんを買って、それぞれの志や想いを語り合うのだった。
その頃、まどかは当直で嵐のような時間を過ごしていた。
日付が変わってクリスマスになった時、彼氏の砂田直人(渡邊圭祐)が搬送されてくる。
まどかとイブを過ごせない寂しさでひとりで酔っ払い階段から落ちたのだと言う。
まどかは砂田の手当てをする中で、すべての患者に対しても自分の彼氏や家族のような気持ちで向き合うべきだと思いいたる。
一方、初めて医師として働くまどかを見た砂田は、自分とまどかは違う世界に生きていることがわかったと言い、突然別れを告げて去っていく。
呆然とするまどか。
その後、退院したばかりの橋口健太(森田哲矢)が鯖のアニサキス食中毒で救急搬送されてくる。
まどかが初めて点滴に成功した患者だった。
その時の気持ちを思い出せという菅野尊(鈴木伸之)のアドバイス通りに橋口のルート確保を行うまどか。
すると皆が見守る中、無事に成功することができたのだった。
それを聞いた菅野はまどかを飲みに誘う。
クリスマスの夜、焼き鳥屋で楽しく過ごす二人。

5話の感想はこちら↓

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6話「研修医がリーダー?!新しいチームの形とはー」

放送日:2月18日(火)22:00~22:57

6話のあらすじ

まどか(芳根京子)たちは、先輩専攻医・遠山瑞希(堀田茜)の結婚式の二次会に出席する。
そこで全員参加の余興を披露することになっていたのだが、西山(赤堀雅秋)に伝わっていなかったせいで最後はグダグダに。
西山からはチームにおける“ホウレンソウ”の大切さを説かれ、城崎(佐藤隆太)からもチームワークの重要性を告げられた。
医師にとってのチームとは何かをとらえきれないまま救急搬送の患者を担当することになったまどかだが、リーダーの救命医・榎本(菅野莉央)の足手まといになってしまう。
それを見ていた城崎は、残りの救命救急ローテの間に医療現場における“チーム”の意味を考えるようまどかに檄を飛ばすのだった。
だが、その後もまどかは榎本から叱責されるばかり。
同期の研修医や菅野(鈴木伸之)に愚痴を聞いてもらおうとしてもなぜか皆よそよそしい。
孤独を感じるまどかに、城崎は早朝の病院のロビーにくるように伝える。
するとそこには病院関係者が職域を問わず大勢集まっていた。
そんな中、小学生の教師・園田麻衣(柳美稀)が腹痛を訴えて救急搬送されてくる。
城崎は、その処置のリーダーにまどかを指名した。

6話のネタバレ

遠山瑞希(堀田茜)の結婚式の二次会で、参加者のフラッシュモブが披露されたが、全員参加の余興にも関わらず西山正樹赤堀雅秋)にはその企画が伝わっておらず、決めポーズがグダグダになってしまった。
西山からはチームの“ほうれんそう”の大切さを説かれ、若月まどか芳根京子)の指導医、救命救急センター長の城崎智也佐藤隆太)も、その話を聞いて医療現場におけるチームワークの重要性を話す。
次々と患者が搬送されてくる救命の現場で、城崎からリーダーを指名された救命医・榎本とら菅野莉央)は自分がやるべきことに集中していてまどかや看護師たちに何も指示してくれない。
ベテラン患者の橋口健太(森田哲矢)から、とらが菅野尊鈴木伸之)の元カノだと聞いたまどかは気になる。
チーム医療の大切さをまどかに語る城崎は、病院のロビーで早朝に行われているカンファレンスに呼ぶ。
それは様々な科の医師や看護師や栄養士、薬剤師が患者の治療について質疑応答をしたり知識を共有したりコミュニケーションをとる場で、その中心でそれぞれの意見をくみ取ってみんなに伝えているのが城崎だった。
城崎は病院内の交流を図り知識の底上げをすることで、患者が医者の腕に左右されない医療、チームとして多くの人の命を救う医療を目指しているのだった。
激しい腹痛を訴える小学校教師・園田麻衣柳美稀)の処置について、城崎はまどかをリーダーに指名し、とらにサポートするように告げた。
まどかは腹痛の原因を見つけることができず、とらに何をするべきかを問われる。
それでまどかは消化器内科に繋ぐことを決め、手塚冴子木村多江)に診てもらうことに。
手塚、城崎、とら、放射線技師・森山真一小松利昌)、西山、菅野がCT画像を見ながら検証し、園田は「正中弓状靭帯圧迫症候群」という珍しい症例の病気であることがわかった。
執刀医は西山、まどかも手術に立ち会い、手術は無事に成功。
とらは、一連の流れの中で城崎の意図を理解し、自分がチームの中でどう動くべきかを反省した。
教師として苦悩している園田の退院を、まどかや同期の五十嵐翔大西流星)、桃木健斗吉村界人)、尾崎千冬高橋ひかる)、横川萌小西桜子)たちが児童たちとともにサプライズのパフォーマンスでお祝いする。
城崎はまどかに、救命救急で研修することの意義を話し、医師と医師を繋ぐ線をさらに繋げ、大きな面を作ってこの街の医療を支えたいという崇高な志を告げるのだった。
まどかは、25歳の誕生日を菅野や仲間たちからサプライズで温かくお祝いしてもらう。

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7話「研修医2年目突入!恋も仕事も距離感が大事――?!」

放送日:2月25日(火)22:00~22:57

7話のあらすじ

2年目に入ったまどか(芳根京子)の研修医生活。
新たに後輩の研修医たちも入ってきた。
そろそろ真剣に専攻について考えなくてはいけない時期なのだが、まどかは未だに何も考えていない。
そんなまどかに五十嵐(大西流星)は「精神科に向いている」と言う。
精神科に研修に来たまどかは、シェイクスピアに心酔する指導医・野口(板倉俊之)から「距離感が大事」と説かれる。
研修に臨むまどかだったが、これまでと違って「心の治療」を目的とする精神科に戸惑ってしまう。
ある日、精神科はリストカットをした患者・坂本裕乃(新井美羽)を救命救急から引き継ぐことになった。
裕乃は真摯に話を聞いてくれるまどかに次第に心を開き2人は連絡先を交換するが、やがてまどかは野口から説かれた「距離感が大事」の意味を実感することに。
さらに、以前救急に運び込まれたベイスターズファンの吉岡(金田明夫)が再入院していて、その症状を聞きまどかは驚愕する。

7話のネタバレ

若月まどか芳根京子)の研修医期間は2年目に入り、五十嵐翔大西流星)とともに、精神科に配属された。
指導医の野口優(板倉俊之)から精神科医について学ぶ。
野口は、「精神科というのは特別なものではなく、心が疲れてしまった時に休む場所」だと言い、何事にも全力で向き合うのは素晴らしいことだけど、無理のし過ぎは禁物、距離感が大事だと話す。
“研修医たちには、やがて他の科に進んだとしても必要があれば患者を精神科へ繋ぐことができるようにここでしっかり学んでほしい”というのが野口の想いだった。
以前、ケガで救命救急センターに搬送されてきた吉岡稔(金田明夫)がその後の検査で肝臓がんだとわかり、野口とまどかは吉岡を精神面でサポートすることに。
リストカットで搬送されてきた21歳の坂本裕乃(新井美羽)が、野口の判断で精神科に入院する。
親身に話を聞くまどかに裕乃は次第に心を開き姉のように慕うように。
まどかは連絡先の交換を求められて教えてしまうが、それ以来、裕乃は昼夜を問わずまどかに連絡してくる。
すぐに返信しないと怒ったり悲しんだり情緒が不安定になってしまうのだった。
まどかは野口が言った「距離感が大事」という言葉を痛感する。
まどかは野口から温かな指導を受けて、裕乃ともう一度医師として向き合うことにした。
まどかは、“勤務時間の終わりに会いに来る、できない時は他の医師が話を聞きに来る”という約束を裕乃と交わす。
それは、彼女の心の安定と自立を促すことが目的だった。
時に、約束を守るために急いでいてケーキを持った力士とぶつかりクリームまみれの顔で病室に顔を出したことも。
裕乃は初めて声をあげて楽しそうに笑う。
病院対抗のボウリング大会に参加している時、裕乃からLINEが届いた。
「今までありがとう。がんばってね」
という言葉に、嫌な予感がしたまどかは、ボウリングシューズを履いたまま病院へ走って行く。
裕乃がベランダから身を乗り出しているところを見たまどかは、必死で飛びついた。
しかし、裕乃はただ、風に飛ばされたハンカチを取ろうとしていただけだった。
裕乃は、自分がずっとこんなふうに人を振り回していたことを反省するが、同時に、まどかが自分を助けようと走って来てくれたことに感激して、もうリストカットのようなことは二度としないと約束する。
ボウリング大会に戻ると、菅野尊鈴木伸之)の活躍で清桜総合病院が見事逆転勝利!
オーバーワークで心が疲れてしまっていた菅野を励ましてきたまどかは嬉しくて思わず抱きつく。
すると菅野はまどかを抱き上げてクルクルと回り出すのだった。
皆は、新たなカップル誕生?と楽しそうに見ている。
その頃、ひとり医局で角田茂司奥田瑛二)は、誰かと電話していた。
「この病院は絶対に潰さない」

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8話「恋のライバル出現?!それぞれが選ぶ幸せのカタチとは――」

放送日:3月4日(火)22:00~22:57

8話のあらすじ

もうすぐ夏、若月まどか(芳根京子)は乳腺外科で研修しているが、消化器外科で研修中の横川萌(小西桜子)と指導医の菅野尊(鈴木伸之)の距離の近さが気になっていた。
そんなまどかに、萌は菅野に指導医以上の好意を抱いていると宣戦布告する。
萌のことが好きな桃木健斗(吉村界人)は、まどかに菅野を誘うように後押しをするのだった。
そんな中、医局では手塚冴子(木村多江)の論文が賞を獲得し、お祝いムードに湧き上がっていた。
そして、その勢いで祝杯を上げようとする男性医師たちの誘いをかわした手塚は、まどか、まどかの指導医・内田真奈美(森カンナ)、尾崎千冬(髙橋ひかる)、萌を誘って女子だけの“ヌン活”(アフターヌーンティー活動)へ連れて行き、日々の“選択”の重要性を説く。
手塚の言葉が心に残ったまどかは、さまざまな場面において選択が行われていてそれがいかに大切なことかを学ぶ。
まどかは専攻医としての選択を考えるのだった。
次の日、まどかは乳がん患者の手代木美和(松下由樹)の外来診察に立ち会う。
全摘か部分切除かの選択で悩む美和は、息子の遼太郎(望月歩)に全摘をすすめられ、再建の必要はないと押し切られてしまう。
しかし後日、真奈美は美和の本心を聞き、全摘後に再建手術する方法をすすめる。
まどかは、美和のある願いを叶えるために各科への交渉を始め奔走するが、一筋縄ではいかない調整に悪戦苦闘してしまう。

8話のネタバレ

若月まどか芳根京子)は、研修先の乳腺外科で乳がん患者の手代木美和松下由樹)の診察に立ち会う。
まどかの指導医・内田真奈美森カンナ)は美和に、全摘手術か部分切除か、手術後再建するかしないか選ぶように伝えた。
美和は、息子の遼太郎望月歩)に全摘をすすめられ、再建の必要はないと押し切られてしまう。
母の身体を思っての遼太郎の言葉だったが、美和の本心は違っていた。
美和には恋人がいて、その人と結婚したい、乳房を再建することで新しい自分としてスタートしたいという想いがあったのだ。
しかし、遼太郎は母に恋人がいたことにショックを受け、彼のために再建するのかと憤慨する。
それで一旦は再建を諦めようとした美和だったが、まどかは美和と遼太郎にそれぞれ別々に会って、考え直すよう話すのだった。
美和の決心がついて全摘手術と同時に再建手術も行うことになり、内田とまどかが調整に奔走する。
手術は無事に成功し、自分の胸に手を当てた美和は喜びに涙を流す。
遼太郎は母に花束を渡して、母親卒業を告げるのだった。
仕事と家庭の両立に奮闘する内田、研究に打ち込み世界的な賞をもらう一方充実した独身生活を送る手塚冴子(木村多江)という先輩たちが選択した人生を見ながら、まどかも専攻医として進む道を考える。
まどかは菅野尊鈴木伸之)と水族館に行き、そこで外科に進もうと思うことを告げるが、菅野からは意外な言葉が返って来た。
「今の病院を離れるつもりなんだ」

8話の感想はこちら↓

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9話「最終回目前!明かされる過去―命の時間とは」

放送日:3月11日(火)22:00~22:57

9話のあらすじ

まどか(芳根京子)たちの2年間の研修医期間がもうすぐ終わろうとしていた。
すでに、桃木(吉村界人)と萌(小西桜子)は進路を決めていたが、千冬(髙橋ひかる)、五十嵐(大西流星)はどの科に進むかまだ決まっていない。
外科を専攻しようと思っているまどかだったが、菅野(鈴木伸之)が病院を離れると聞いて穏やかではない。
そんなまどかに、研修先の麻酔医で菅野の同期でもある本郷(溝端淳平)が助言をする。
そんな中、ベテラン患者の橋口(森田哲矢)が、腎臓がんで再び入院してきた。
橋口はくり返し入院する中で自暴自棄になっていて今回の手術を拒否する。
励ましてくれるまどかや五十嵐のことも避けるように。
なんとかして手術を受けてもらいたいまどかたちは、橋口にとってのドラマを作ろうと考える。
まどかは、角田(奥田瑛二)の患者ノートのことを思い出し、橋口への励ましのサプライズを思いつく。
秋、まどかは悩みながら最後のローテーションに外科を選択した。
菅野は引越しの手続きのために古花島から一時的に戻ってくる。

9話のネタバレ

若月まどか芳根京子)、五十嵐翔大西流星)、桃木健斗吉村界人)、尾崎千冬高橋ひかる)、横川萌小西桜子)は、橋口健太(森田哲矢)が腎臓がんの手術を拒んでいることを心配し、励ますために人形劇の動画を作成する。
橋口は五十嵐が書いたセリフに胸を打たれ手術を決心する。
角田茂司奥田瑛二)の執刀による手術は無事成功した。
五十嵐は実家の病院を継ぐため、初期研修後に内科を選ぼうとしていたが、橋口から「やりたいことをやるために生きるのが人生、自分のために戦うのが人生」と言われ、本当に進みたかった救命救急を選ぶことに。
桃木は小児科に、萌は出身大学の形成外科に進むことを決め、千冬は、「女性患者のQOLを守りたい」と乳腺外科を選ぶ。
千冬は本郷新溝端淳平)に告白し交際を申し込むが、妻を乳がんで失い娘をひとりで育てている本郷は娘が大きくなるまで誰ともつき合わないことにしていると言うのだった。
まどかは外科を専攻しようと思っていたが、菅野尊鈴木伸之)が離島の病院へ移ると聞いて動揺。
菅野はかつて初期研修の地域医療で訪れた古花島で、島の医療の限界を思い知らされ、「いい医者になって必ず島の病院に戻る」という約束をしたのだった。
親しい患者・吉岡稔(金田明夫)の余命がわずかであることを知り、まどかは自分が何ができるのかわからなくなる。
そんな時城崎智也佐藤隆太)から「本当にやりたいことは体のほうがよく知ってるのかもな。まずは精一杯今に集中すること」とアドバイスされた。
「いい医者」とは何だろうと考え込む菅野に、まどかは城崎の言葉を伝える。
菅野はまどかと話して少し楽になったと笑うが、その時、角田が倒れたという知らせが入った。

9話の感想はこちら↓

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10話(最終回)「決断の時!人生をかけてやりたいこと」

放送日:3月18日(火)22:00~22:57

10話(最終回)のあらすじ

角田(奥田瑛二)は膵臓がんと診断された。
幸いステージ1で手術をすれば助かるということだったが、まどか(芳根京子)は不安がぬぐえない。
角田は手術の執刀医に、離島から一時的に戻っている菅野(鈴木伸之)を指名した。
菅野にとって経験を積むまたとないチャンスであり西山(赤堀雅秋)からも激励されて一度は承諾するが、難易度の高い手術でありしかも患者が角田というプレッシャーから、やはり執刀を変更して欲しいと申し出る。
まどかは菅野を励まそうとある助言をした。
角田の手術の直前、救命救急のホットラインに工事現場の事故の知らせが入る。
重症患者が多数いる中、受け入れを決断する城崎(佐藤隆太)は、角田を手術する菅野のチームにある決断をする。
一方、まどかは、末期の肝臓がんで入院している吉岡(金田明夫)を気遣っていた。
そんな矢先、角田が倒れたことで、医師不足により清桜病院が危機に陥っているという噂が流れる。
それを聞いたまどかは、病院に何か恩返しができないかとつぼみ隊に相談し、病院を盛り上げようとある計画を始める。
後輩たちの姿を見て、冴子(木村多江)や西山、城崎は病院を支えるためにある決断をする。
さらに、明かされるドクターKの秘密。そしてまどかの菅野への恋心の行方やまどかがどの科を選択するかが描かれる。

10話(最終回)のネタバレ

角田茂司奥田瑛二)の手術は角田の希望により菅野尊鈴木伸之)が執刀することに。
手術は無事成功するが、これまで角田がひとりで担ってきた医局長の仕事は手塚冴子(木村多江)に引き継がれることに。
手塚は、働きやすい環境づくりのために病院のシステムを改革する。
若月まどか芳根京子)は、同じベイスターズファンとして親しくしている入院患者・吉岡稔(金田明夫)に時間が許す限り会いに行って励ましていたが、最期を見送ることができなかった。
2年間のスーパーローテーションが終わった後、専攻医としてどの科に進むか決めかねていたまどかだったが、考え抜いた末泌尿器科を選ぶことにする。
泌尿器科は、手術をしたいという気持ちと内科的に患者に寄り添いたいと言う気持ちの両方を叶えることができる科であり、また、患者を最後まで診ることができるということも大きかった。
まどかの決断を聞いて、泌尿器科医の角田は喜ぶ。
まどかは、自分が医師を目指すきっかけになった人形劇「ドクターK物語」を監修していたのが角田であることを知り感激するのだった。
菅野が離島の古花島に戻る日が近づき、まどかは別れの寂しさをこらえながら「好きだった」と告白する。
ところが、古花島の診療所は清桜病院の分院となったので、菅野が島に行くのは週に2回であることを知らされ、恥ずかしくなる。
その後まどかの誕生日に、菅野も気持ちを打ち明けた。
まどか、五十嵐翔大西流星)、桃木健斗吉村界人)、尾崎千冬高橋ひかる)、横川萌小西桜子)はそれぞれが選んだ場所で専攻医として生き生きと活躍していく。

最終回の感想はこちら↓

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【まどか26歳、研修医やってます!】最終回の予想(最終回後追記)

最終回後に追記しました。

まどかの恋模様は?

まどかの恋人は、大手電機メーカーで技術営業職として働く砂田直人(渡邊圭祐)。
互いに横浜DeNAベイスターズファンであることがきっかけで付き合うようになった二人ですが、研修医になったまどかは多忙なので、すれ違いがありそうですね。
最終回までにまどかの身辺に何か変化がある予感がします。

クリスマスイブの夜、まどかと過ごせない寂しさで酔っ払い階段から落ちた砂田が搬送されてきました。
初めて医師として働くまどかを見た砂田は、自分とまどかは違う世界に生きていることがわかったと言って突然別れを告げ去っていきます。
あっけない別れでしたが、その前からまどかと砂田は野球の話以外ではお互いの想いを共有できない感じでした。
職業が違うから、環境が違うからということが別れの原因ではなく、物事の捉え方の相性が良くなかったように感じます。
一方、指導医と研修医として出会った菅野とまどか。
最初は菅野がまどかにアドバイスすることが多かったのですが、次第にまどかのほうが菅野を励ます姿も良く見られるように。
お互いに、真摯に患者に寄り添う姿も思い悩む姿も失意の姿も見守り合い力づけ合って、少しずつ信頼と愛情を育んできた二人。
最終回ではきちんと「好き」という想いを伝え合うことができました。
ちょっと不器用で可愛らしいところもある素敵なカップルですね。

まどかはどんな道を選ぶのか

研修医の2年間は、医師としてもひとりの人間としても大きな選択を迫られる時期。
何科を選ぶのか、将来の結婚はどうするのか。
どう生きるのかを決める2年で、まどかはどんな道を選ぶのでしょうか。

まどかは、2年間のスーパーローテーションで、消化器外科、消化器内科、泌尿器科、救命救急科、精神科、乳腺外科、麻酔科で研修医として学んできました。
専攻医としてどの科に進むのか、ギリギリまで考えていたまどかが選んだのは泌尿器科。
元々、手術をしたいという気持ちが大きかったまどかは外科に進むつもりでしたが、患者に寄り添いたいという想いもあり、その両方を叶えることができるのが泌尿器科だと実感したのでした。
また、泌尿器科はひとりの患者を最初から最後まで診ることができます。
親しい患者の最期に立ち会えなかった経験が、最後にまどかの決断を後押ししたのかもしれません。
患者とのコミュニケーション力が高く手先も器用なまどかは、泌尿器科に適していると指導医の角田や看護師の牛島から言われていました。
女性患者のためにも女性の泌尿器科医がいると安心ですよね。

同期たちが進む道は?

同期の研修医・尾崎千冬(髙橋ひかる)、五十嵐翔(大西流星)、桃木健斗(吉村界人)、横川萌(小西桜子)は、それぞれの環境も志も異なります。
一人ひとりがどんな道を選ぶのか、どうしてその選択をしたのか、注目していきたいと思います。

2026年4月、2年間のスーパーローテーションを終えたまどかたちは晴れて専攻医になりました。
五十嵐は清桜病院の救命救急センターへ。
開業を目指す千冬は清桜病院の乳腺外科へ。
萌は出身大学の形成外科へ進み、桃木は実家の桃木総合病院でカリスマ小児科医を目指します。
そして、まどかは清桜病院の泌尿器科で専攻医に。
5人のつぼみ隊はバラバラになりますが、楽しいことも苦しいこともともに励まし合い助け合って乗り越えて来た同期たちの絆はずっと続くことでしょう。
西山と手塚のように。
菅野と本郷ととらのように。

医療現場で多くの医師や研修医、看護師に取材を重ねて描かれた原作。
原作を尊重した上で、取材と医療監修で正確な描写を目指した脚本。
丁寧な話し合いや徹底したリハーサルを行った質の高い演出。
個性豊かな登場人物を魂込めて演じた俳優陣。
作り手の真心が伝わってくる、胸揺さぶられるドラマでした。
毎週火曜の夜は、「いろいろあるけれど明日もまだ頑張ろう」と思うことができました。
最終回、最後に映ったタイトルが
「まどか26歳、研修医やってます!」から
「まどか26歳、専攻医やってます!」に変わりましたね。
続編でいつの日かまた、まどかたちに会えるでしょうか。
その日を楽しみに待ちたいと思います。

【まどか26歳、研修医やってます!】の見どころ

原作は水谷緑のコミックエッセイ

【まどか26歳、研修医やってます!】の原作は、水谷緑の「まどか26歳、研修医やってます!」、「あたふた研修医やってます。」、「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA刊)。
水谷さんは、広告制作会社に就職後、コミックエッセイぷち大賞を受賞し作品が書籍化されてまんが家に転身しました。
水谷さんは、父親を病で亡くしていて、自身も入院手術の経験があり、医療現場への深い想いを抱くようになります。
医療まんがを描くために医師や看護師に実際に取材し、特に精神科や緩和ケアについて精力的に医療従事者の話を聞いています。
医療現場の生の声を描いた原作をもとにした【まどか26歳、研修医やってます!】が、どんなドラマになるのか期待しています。

原作者・水谷緑さんのコメント

ドラマ化、とてもびっくりで嬉しいです!! ありがとうございます!
この漫画は、キャラクターのモデルにもなっているまどか先生やポチ先生など、協力してくれた医療従事者の方々、編集さんたち、様々な方とのご縁のおかげでできました。
まどか先生の、まだお医者さんらしくない、等身大の人間の新鮮な感動が伝わり、元気をもらえるドラマになりそうです。
周りの医療従事者たちも今の時代らしくて一人一人魅力的です。
私も観客として面白く観ながら、元気をもらおうと思っています。
ぜひご覧ください! 感想も呟いてくださるとさらに嬉しいです〜。

芳根京子の魅力炸裂!

溝端淳平さんが芳根京子さんを評して、「芳根さんは、お芝居も現場での居方もなるべくしてヒロインになった人。芳根さんがいるところにスポットライトが当たるし、会う人がみんなファンになってしまう」と、このドラマの見どころは芳根京子さんだと力説しています。
明るくひたむきなまどかが壁にぶつかりながらどんな成長を遂げるのか、芳根京子さんが振り撒く光を受け取りながら見守っていきたいと思います。

指導医と研修医のイマドキな関係とは

「働き方改革」の波を受け、清桜総合病院の研修医は、勤務時間が9時5時、ノーハラスメントという“お客様待遇”。
指導医と研修医がお互いその環境に戸惑いながらも、より良い医療現場を目指していく姿が描かれることを期待しています。

角田茂司(奥田瑛二)は何者なのか

角田茂司(奥田瑛二)は、まどかの前にふらりと現れる謎の男。
一体彼は何者なのか。
そして彼と出会ったことでまどかの未来にどんな影響があるのでしょう。
角田の正体はいつわかるのでしょうか。

研修医の視点から見る医療現場

若い世代の視聴者は、まどかたち研修医の気持ちで見ることが多いでしょうし、上の世代は、厳しくも温かい先輩医師たちの視点でまどかたちを見守ることになるかもしれませんね。
命を救う医療現場で働く方たちに感謝の気持ちを抱きながら、まどかたちを応援していきたいです。

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まどか26歳

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