【まどか26歳】8話の感想!あの松下由樹が患者役?それぞれの人生の選択に感動!
TBS火曜10時ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】8話「恋のライバル出現?!それぞれが選ぶ幸せのカタチとは――」が3月4日(火曜)に放送されました。

今回のゲストは松下由樹さんだね。松下さんで医療ドラマというと看護師役のイメージが強い人が多いかも。



観月ありささんと名コンビだった『ナースのお仕事』シリーズね。
松下由樹さんが叫ぶ「あ~さ~く~ら~!」が語り継がれているのよね。
今回の松下さん、乳がん患者として母親として女性としての葛藤が胸に迫ってきて感動したわ。
今回は患者の選択、医師たちそれぞれの選択が真摯に描かれます。
それでは、【まどか26歳】8話の感想のまとめをお届けしましょう。
【まどか26歳】8話の感想
森カンナが演じる内田先生は皆の憧れ
ワクワク💓#森カンナ https://t.co/5qGyRLtn2q
— shiku.36 (@36_shiku) March 4, 2025
研修医時代からつき合っていた医師と結婚し、夫と協力して子育てをする一方で、乳腺外科医として患者からの厚い信頼を寄せられている内田真奈美(森カンナ)。
研修医の若月まどか(芳根京子)たちからは、女性医師のロールモデルとして憧れの存在です。
しかし現実には、子どもの学校行事と手術日が重なってしまうこともあり、仕事と育児・家事の両立はどっちつかずの中途半端になりがちです。
手塚冴子(木村多江)のように研究に一心に打ち込む余裕もなかなかありません。
それでも、時間制限があるからこそ決断が早くなり仕事にメリハリがあると言い、その時その時最良の行動をする内田先生は、やはり格好良いです。
松下由樹の圧巻の演技
乳がん患者の手代木美和(松下由樹)は、息子の遼太郎(望月歩)から、再発のリスクが少ない全摘手術が良いのでは、再建手術は身体への負担を考えてやめたほうが良いのではと言われます。
しかし、美和には恋人のアントニオ(エマミエ レザ)が仕事で日本を離れる前にプロポーズしたい、その時に彼からもらったワンピースを着たいという想いがありました。
女性にとって乳房は年齢を問わず特別なもの。
自分の命、息子への想い、恋人への想いに揺れる心を圧巻の演技で表現した松下由樹さんに胸揺さぶられました。
これまで遼太郎を育てることに必死だったけれど彼が社会人になった今自分の人生を考えたいと、全摘、再建手術を選んだ美和。
「私は私のために生きていいんだ」
「新しい自分として、ちゃんと前を向いて進みたくて」
尊い言葉ですね。
手術前、胸に手を当て「あの子を育てたこの胸にお別れをしてました」と言う美和。
無事に手術を終え、「胸がある…」と流した涙が、本当に美しかったです。
繊細な演技の望月歩
『まどか26歳、研修医やってます!』観ていただきありがとうございました!
— 望月歩公式ツイッター(気まぐれにスタッフ) (@hiratahirata18) March 4, 2025
境遇が似てる部分があって、この素敵な関係性に心温まりながら撮影に参加できました。沢山の方に見ていただけると嬉しいです。
現場で再会できた方もちらほら。嬉しかった!
母と先生方と📷#芳根京子 #木村多江 #松下由樹 pic.twitter.com/76VXKEOrHE
遼太郎は、母想いの息子です。
手術の選択をする場面で、母の命や健康を第一に考えました。
しかし、その後母の思いがけない一面を知ることになります。
母には愛する人がいる。
自分にとっては母親である人が、女性の感情を持っていることに戸惑いを受けるのは無理もありません。



遼太郎がアントニオのことを「ロマンス詐欺」だと思ったのも仕方ないよね。



正直私もちょっとアントニオのことを疑っちゃった!良い人で良かったわ。二人は結婚するのね。
遼太郎は、母が乳房の再建手術を受けたいと言い出したのは恋人のためなのかと憤慨します。
それを聞いた美和は再建を諦めようとしますが、まどかは「大切に考えましょう」と伝えました。
そして、遼太郎には、「お応援してあげませんか、母さんの意志を、選択を」と誠実に話をしました。
手術後の美和に、
「母さんは母さんを卒業です」
と差し出した花束、きれいでしたね。
その後、母が恐る恐る自分の胸を確かめて嬉し涙を流した時、遼太郎の表情が変わりました。
彼はその涙を見て、ようやく母が再建を望んだ本当の気持ちがわかったんですね。
望月歩さんの繊細な演技が素晴らしかったです。
顔でオペ室を勝ち取ったまどか(芳根京子)
🩺『まどか26歳、研修医やってます!』📚️第8話🙏🙏🙏
— 板倉武志 (@itakura_takeshi) March 4, 2025
誠に遺憾ながら顔が面白くなかっためオペ室を譲ってしまいましたが、手代木さんの手術が無事終わってよかったです🏥
大竹先生(竹井さん)と久々に作品ご一緒できて嬉し✨
現場では会えずでしたが、わざわざ写真送ってくれました🙌📸#まどか26歳 pic.twitter.com/GI7i0j3sMH
乳がんの全摘手術だけだと2~3時間ですが、その後再建することになったため、美和の手術には倍の時間が必要になりました。
内田は形成外科の医師を押さえることに尽力し、まどかはオペ室の調整に奮闘します。
まどかは、救命救急センターが緊急オペのために押さえている時間を譲ってほしいと、阿部航平(板倉武志)に頼みますが許してもらえません。
そこへ救命救急センター長の城崎智也(佐藤隆太)がやってきました。
必死の形相でアピールするまどかと阿部。
軍配は見事まどかに上がりました。
「顔が面白いから若月の勝ち」
コミカルなテンポのシーンでしたが、まどかが救命救急の研修で築いた絆が感じられて胸が熱くなりました。
萌(小西桜子)が目指すものは
形成外科医の大竹健太(竹井亮介)は、内田からの手術の依頼に、
「54歳で再建って本当に必要なの?もう授乳で使うこともないわけだし」
と冷たくあしらいますが、研修中の横川萌(小西桜子)が毅然として反論しました。
「いくつになっても美しくいたいという女性の気持ち、少しは考えたらどうですか」
萌は初期研修後に美容整形へ行くつもりでしたが、美和の手術を経て形成外科医を目指すことにします。
萌は元々見た目を整えることで患者の人生を豊かにしたいという信念を持っていましたが、再建した胸を確かめて喜びの涙を流す美和を見て、はっきりと自分の行く道がわかったんですね。
手塚先生(木村多江)はしなやかで格好良い!
高校の先輩の美和を無事手術が成功するまで見守っていた手塚先生、格好良かったです。
論文で世界的な賞を受ける一方で、充実した独身生活も謳歌していますが、決して自分の価値観を他者に押し付けない。
家庭との両立に奮闘する内田先生を見て「これもまた一つの幸せの形」と微笑みます。
どの選択も選んだ途端に後悔が生まれるけれど、選択できることそのものが幸せなのかもしれない、と言う手塚先生は、しなやかで素敵な先生ですね。
菅野先生(鈴木伸之)の選択は?
萌が菅野尊(鈴木伸之)に好意を抱いていると言い出した時はどうなることかと思いましたが、まどかと菅野の良い雰囲気を察して、結局まどかを応援すると言ってくれました。
萌の切ない表情を見ると、本気だったんですね。
潔いです。
まどかと菅野の水族館デートで幸せな雰囲気のまま終わるかと思われた8話。
しかし、最後に菅野から衝撃の言葉が!
専攻医は外科を選択すると話すまどかに、菅野は
「今の病院を離れるつもりなんだ」と打ち明けました。
ここへきて二人はバラバラに?
予告を見ると、どうやら菅野は離島に行くようですね。
このドラマの原作は、「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(水谷緑・KADOKAWA)の3冊。
その中の「離島で研修医やってきました。」のエピソードが残り2話で描かれるのかもしれません。
【まどか26歳】8話の出演者
【まどか26歳】8話のまとめ
8話も面白かったですね!あと2話かあ寂しい…
— 水谷緑 まどか26歳、研修医やってます!ドラマ化・3/6「被害者姫」発売 (@mizutanimidori) March 5, 2025
みんなどんな選択するのか? https://t.co/fFLM813ONb
8話のテーマは“選択”でした。
何かを選ぶということは、その他を選ばなかったということで、その選択の一つ一つが自分の人生を作っていくんですね。



手代木美和さんの選択も、内田先生や手塚先生や菅野先生の選択も、その後の自分の生き方次第で幸せな人生になるかどうかが決まるのよね。



ケーキを選ばなかったまどかは、最後に残った苦手なブルーベリーのケーキを食べるしかなかったんだけど、意を決して食べてみたら美味しかったんだよね。そういうことも、人生にはあるんだろうな。
【まどか26歳、研修医やってます!】9話の放送は3月11日(火曜)22時からです。
いよいよ残り2話、まどかの選択はどうなる?
どうぞお楽しみに!



