【まどか26歳】2話の感想!研修医VS先輩医師の対立構造にしない描写が好評!

TBS火曜10時ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】2話「どう働くのが正解?イマドキ研修医VS化石オヤジ」が1月21日(火曜)に放送されました。

まどかはまだまだ医師としての覚悟が定まっていない感じで、見ていてハラハラするわ。

そんなまどかが、先輩医師たちに厳しく温かく見守られながら、今回初めての手術に挑むんだね。

それでは、【まどか26歳2話の感想のまとめをお届けします。

目次

【まどか26歳】2話の感想

中途半端な意識のまどか

ベイスターズのユニ着た芳根ちゃん、可愛いなあ。

確かによく似合ってて可愛いんだけど、今のまどかはデートも仕事も中途半端な感じがするよ。

研修医になって1ヶ月半の若月まどか)は、砂田直人)と野球観戦デート。
野球観戦中に外科の資料を見たり先輩への愚痴を言い続けたりするまどかは、砂田に怒られてしまいます。
今のまどかは彼氏に対しても仕事に対しても中途半端で真剣に向き合っていないんですよね。
翌日、カンファレンスの準備をしていなかったまどかは十分な説明ができず先輩医師たちから厳しく叱られます。
そういう先輩医師たちの指導を「いじめ」と認識しているのも甘い気がします。
先輩医師たちは、研修医を一人前にしたくて厳しく指導していて、それは何のためかというと一番は患者のためになんですよね。
そういうことに、これからきっと少しずつ気づいていくのでしょう。
素直で吸収が早いまどかは、きっと良いお医者さんになってくれると期待しています。

まどかを見守るベテラン医師たち

乳腺外科医の内田真奈美(森カンナ)は、まどかたち研修医のガス抜きを上手にしながらも、意見を押し付けることなく自分自身で考えるように誘導していきます。
内田先生、明るくて軽やかで本当に素敵な先輩医師ですね。
フリー医師の麻酔科医・本郷新()も、同期の菅野尊()が指導するまどかを少し離れた距離から温かく見守ってくれているようです。
菅野と同じ消化器外科の西山正樹(赤堀雅秋)は初めからまどかたちにキツい言葉や嫌味を投げつけるような医師ですが、飲み会では豪快磊落、「おう若月!好きなもん頼め」と豪快に笑うキャラになります。
西山の厳しい言葉はいじめでも意地悪でもなく、研修医たちに良い医師になってほしいから。
全ては患者のためなんですね。
サーバーダウンして電子カルテを見ることができなくなった時、西山はじめ医師たちが回診で適切な指示をする姿にまどかたちは驚きます。
それは、医師たちが患者ひとり一人のカルテを詳細に記憶しているからこそ可能なことでした。
「入院患者のカルテを全部覚える、俺たちの時代はそんなの当たり前だった」
という西山の言葉の本当の意味を研修医たちは初めて理解します。
一方で指導医たちも令和のイマドキ研修医たちをどう扱っていいのか戸惑っているようですが、彼らの崇高な姿を実際に見ることで、まどかたちは真摯に学んでいきます。

手術中にまどかと「あずさ2号」をデュエットしながら大腸を取り出す西山先生、最高!手術の時は本当に頼もしいんだよね。
赤堀雅秋さんの台詞の間合いが実に味わい深いよ。

菅野先生とランチ?

まどかは、菅野にランチに誘われてウキウキと食堂に向かいますが、それは単なる指導医との「勉強」の時間でした。
伝えたいことだけ伝えると、菅野は「明日も同じ時間にここで」と言いおいてさっさと行ってしまいます。
つまりまどかにとってホッとできるはずのお昼休みも、仕事の時間になってしまうのでした。
菅野は表面的な優しい言葉は言わない指導医ですが、手術を見学しているまどかにわかりやすく解説してくれたり、任せるべきところは信頼して任せたり、素晴らしい先輩ですね。

まどかは子どもの頃人形劇のドクターKに憧れて医師を志したんだけど、菅野先生もきっとドクターKを好きなのよね。でもそれを人に知られたくないみたいなのはどうしてかしら。

年の近い先輩たちも温かい

消化器外科の2年目専攻医・遠山瑞希()は多忙ながらもまどかにとって面倒見の良い優しい先輩。
2年目研修医の桜井勇気(佐野弘樹)は、飲み会での先輩医師たちとのコミュニケーションが大切なことなど、具体的なアドバイスをくれます。
同じく2年目の研修医・多田一朗(岩男海史)は自分の時間と仕事の時間のどちらも大事にしていて勤務時間中に集中して仕事をすることの意義を教えてくれます。
様々なロールモデルの存在は、まどかたちにとって良い気づきと学びになりますね。

「きょう渋谷で塚本晋也監督作品のリバイバル上映あるから」と、さっさと定時に帰ってしまう多田先生、良いキャラだよね。上映されてるのは『鉄男』かな、いややっぱり医大生の物語の『ヴィタール』かなぁ。

仲間たちの協力

同期の研修医、尾崎千冬高橋ひかる)、五十嵐翔)、桃木健斗吉村界人)、横川萌小西桜子)は、再度カンファレンスに挑むまどかのために、予行練習をしてくれます。
彼らが指導医の聞きそうな質問を沢山してくれたおかげで、翌日のカンファレンスでは無事に患者の経緯と治療方針の説明を終えることができました。
自分のことのように真剣にまどかを見守る同期たちの表情に胸が熱くなりました。
良い仲間たちですね。

初めて触った腸の感触は?

カンファレンスがうまくいっても決して褒めてくれなかった西山でしたが、実は彼の配慮で、まどかは初めての手術に挑戦できることになりました。
カンファレンスでまどかが治療方針を説明した患者、瀬戸克樹(近藤芳正)のヘルニア手術の執刀を担当するのです。
緊張の時間でしたが、菅野にアドバイスしてもらいながら手術は無事成功しました。
腸の感触が「ナマコ」に似ているなんて、ちょっと面白いですね。
腸を本来の場所に戻す時の力加減をまどかに聞かれた菅野は、「お前の居場所はここだ(と思いながら戻す)」と指導します。
「お前の場所はここだ」
これは、手術室のまどか自身への言葉のように聞こえました。

その日、砂田からの食事の誘いを断ったまどかの表情は、これまでとは意識が変わったように見えますね。
今回で外科の研修はおしまいです。

「外科の面白さは、手術。術前と術後で患者さんの人生は大きく変わる。それは外科でしかできない。だから手術を終えた後のビールは美味い」
西山先生カッコいいなあ!

「いろんな科を回って自分の好きな科を見つけなさい」
西山先生の言葉を胸に、まどかは次へ進むのね。

謎の男・角田茂司(奥田瑛二)の正体

いつも私服で院内を歩き回っている謎の男が何者なのかわかりました。
泌尿器科の診察部長、角田茂司奥田瑛二)だったのです。
患者や医師、研修医たちのことを常に気にかけている頼れる医師だったのですね。
これまでも、まどかが困ったり落ち込んだりしている時に声をかけてくれていました。
「しげじぃ」こと角田先生は、これからもまどかたちの心強い味方でいてくれるはずです。

一歩ずつ進んで行くまどか

外科に配属されたばかりの頃はまだ医師としての意識も低く、仕事の愚痴や先輩医師たちの悪口を言っていたまどかでしたが、カンファレンスや初めての手術を経験して先輩医師たちの言葉の真意を理解し、目標とするべき姿を目にして、明らかに表情が変わってきました。
芳根京子さんが持つ明るさや清らかさが、まどかをキラキラと輝かせていて本当に魅力的です。

【まどか26歳】2話の出演者

芳根京子、鈴木伸之、髙橋ひかる、
大西流星、吉村界人、小西桜子、
渡邊圭祐、堀田茜、佐野弘樹、
岩男海史、小松利昌、森田哲矢、
赤堀雅秋、森カンナ、溝端淳平、
、奥田瑛二、ほか。
声の出演:大塚明夫、大谷育江

2話のゲスト
近藤芳正

【まどか26歳】2話のまとめ

まどか26歳、研修医やってます!】は、研修医とベテラン医師との対立構造を見せる単純な設定ではなく、お互い関わっていく中で進化する姿を描いているところが素晴らしいと好評です。
医師たちも研修医たちもそれぞれの考え方ややり方は違っていても患者のためという想いは共通しているんですよね。
外科の研修を終えて、まどかが次にお世話になるのは手塚冴子(木村多江)のいる内科です。
「わからないことがあったら俺に聞きにきてもいい」
「若月先生がどの科へ行ったとしても」
と言ってくれた菅野先生の言葉、心強いですね。

まどか26歳、研修医やってます!】次回、3話の放送は1月28日(火曜)22時からです。
どうぞお楽しみに!

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