【まどか26歳】7話の感想!精神科での学びが真摯に描かれる!一方で恋も進展?

TBS火曜10時ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】7話「研修医2年目突入!恋も仕事も距離感が大事――?!」が2月25日(火曜)に放送されました。

まどかたちは研修医2年目に入ったのね!

今回は板倉俊之さん演じる野口先生が指導医の精神科だね。
精神科のことがわかりやすく描かれていてすごく良かったなあ。

実際に医療の現場で働く方たちからの評判も非常に高いようです。
それでは、【まどか26歳7話の感想のまとめをお届けしていきましょう。

目次

【まどか26歳】7話の感想

精神科とは

研修医2年目に突入した若月まどか芳根京子)と五十嵐翔大西流星)は、指導医の野口優(板倉俊之)から精神科医について学びます。
野口によると、精神科医とは占い師でもプロファイラーでも霊媒師でもない。
まずは人間に興味があることが大事で、人の人生に触れる仕事でもある、と。
精神科では他の科とは違う注意事項もあり、自死や事故を防ぐためにヒモ類の持ち込みが制限されていることが多いそうです。
五十嵐がかけていたスマホのストラップも野口によって短く結ばれていましたし、患者が着用しているフードのヒモも取り除かれていました。
繊細な配慮が必要な科ということですね。
人間の身体は心と深く繋がっています。
ストレスや環境次第で誰しもが精神のバランスを崩す可能性がある。
「精神科というのは特別なものではなく、心が疲れてしまった時に休む場所」
患者の家族に、野口はそう説明しました。
また、野口は研修医たちに、何事にも全力で向き合うのは素晴らしいことだけど、無理のし過ぎは禁物、距離感が大事だと話しています。
“研修医たちには、やがて他の科に進んだとしても必要があれば患者を精神科へ繋ぐことができるようにここでしっかり学んでほしい”という野口の言葉は、救命救急センター長の城崎智也佐藤隆太)の想いにも通じますね。
科を超えたチーム医療でひとりの患者を診る重要性が改めて伝わってきました。

板倉俊之演じる野口先生の魅力

いつも飄々とした佇まいで静かなイメージなのに、いざシェイクスピアについて語り始めると生き生きとして止まらない、そんな独特な魅力の野口先生。
洞察力に優れていて、患者や患者の家族、研修医たちへの言葉の選択やかけるタイミングが適確です。

コントをする芸人さんは演技が上手い人が多いけど、板倉さんが演じる野口先生は格別の味わいだなあ。野口先生って人を安心させる雰囲気がある。実に奥が深い人物だよね。

イガに対する怒涛のツッコミが楽しかったわ。
野口先生のハーブティ、飲んでみたいな。気持ちが落ち着きそうね。

吉岡(金田明夫)が余命宣告される


まどかは、野口とともにリエゾンチームとして消化器内科に入院中の吉岡稔(金田明夫)の元へ行きます。
“リエゾン”とは「連携」「つなぐ」を意味するフランス語で、“リエゾンチーム”とは、「身体疾患で入院している患者の精神心理面の問題に対応し各科と連携してサポートするチーム」のことです。
6話で、吉岡は足のケガで救急搬送されてきましたが、その後の検査で末期の肝臓がんとわかり余命宣告されたのでした。

吉岡さんはいつもまどかとベイスターズの話で楽しく盛り上がってくれる明るい患者さんなのに。

まどかたちには元気そうにしていたけれど、なんだか痩せてしまっていたよね。金田さんすごいなあ。
野口先生が言うように、「大丈夫」と口では言っても心の中はわからない。
今後も、吉岡さんの経過やまどかとの関わりが描かれていきそうだね。

リストカットの患者

リストカットで搬送されてきた21歳の坂本裕乃(新井美羽)が、野口の判断で精神科に入院することになりました。
親身に話を聞くまどかに裕乃は次第に心を開き、姉のように慕うように。
連絡先の交換を求められたまどかはそれを許してしまいます。
裕乃は昼夜を問わずまどかを束縛するようになってしまいました。
明らかに依存ですが、24時間すべてを裕乃に捧げるわけにもいかず、彼女をさらに苦しめることになります。
まどかは野口が言った「距離感が大事」という言葉を痛感することに。

以前、大河ドラマ『おんな城主 直虎』や連続テレビ小説『わろてんか』で主人公の子供時代を演じた新井美羽さん。流石の存在感だったわ。

心の治療

野口が精神科医になったきっかけは、研修医時代に退院が決まった内科の患者に「今までありがとう。もう大丈夫です」と言われて安心していたら直後にその患者が手すりを乗り越えて飛び降りようとしたこと。
内科での治療で全ての治療が終わったわけではないのだと野口は思ったのでした。
「今までありがとう」と「大丈夫」という言葉には要注意だと、まどかに言います。
まどかは、もう一度裕乃と医師として向き合うために一つの約束をします。
守れない約束をして不安にさせてしまったから、今度は守れる約束、“勤務時間が終わる前に会いに来る。できない時は他の医師が話を聞く”という、病院と裕乃との約束。
適切な距離間で、患者の心の安定や自立を促すことが目的です。
約束を守るために廊下を走り、ケーキを持った力士とぶつかってクリームまみれの顔で病室に顔を出すこともありました。
裕乃は初めて声をあげて笑ってくれましたね。
ある日、病院対抗のボウリング大会に参加していた時、まどかの元へ裕乃から
「今までありがとう。(ボウリング)がんばってね」
というLINEが届きます。
その言葉に不安が募り、まどかはボウリングシューズのまま病院へ走りました。
すると、ベランダから身を乗り出している裕乃が!
あわてて飛びついたまどか!
でも、裕乃はただ落ちたハンカチを取ろうとしていただけだったのでした。
裕乃はこうやって人を振り回していた自分を省みますが、同時に自分を助けようと走ってきてくれたまどかに「嬉しい」と言い、もうリストカットは二度としないと約束するのでした。

自分の身を案じて必死で走ってきてくれる人がいる、それはどんなに心強いことだろうと思う。生きていく自信になると思うわ。

これはプロポーズ成功後の二人の世界?

病院対抗ボウリング大会は、菅野尊鈴木伸之)の活躍で見事逆転勝利!
オーバーワークで心が疲れてしまっていた菅野を励ましてきたまどかは、喜びのあまり抱きつきます。
すると、なんと菅野はまどかを抱き上げてくるくると回りだしました!
「完全に最終回プロポーズ成功後の二人だ!」
「空港でプロポーズして抱っこクルクル~のシーンだったよね!」
と視聴者からも喜びの声が。
これで菅野とまどかの関係はみんなにわかってしまいましたね。
とはいえ、菅野とまどかは言わば両片思いの段階で、告白どころかまだ自分の気持ちにすらちゃんと向き合っていない感じです。
この“抱っこクルクル”を経て、二人がどう進展していくのか楽しみですね。

【まどか26歳】7話の出演者

芳根京子、鈴木伸之、髙橋ひかる、
大西流星、吉村界人、小西桜子、
佐野弘樹、岩男海史、小松利昌、
板倉俊之、森田哲矢、赤堀雅秋、
森カンナ、溝端淳平、佐藤隆太、
木村多江、奥田瑛二、ほか。
声の出演:大塚明夫、大谷育江

7話のゲスト
新井美羽、、金田明夫、ほか。

【まどか26歳】7話のまとめ

7話ではまどかが精神科で学んだことが真摯に描かれ、菅野との恋の進展もありました。
そして、五十嵐が救命救急センターに立ち寄った時に以前とは見違える活躍をして城崎を感心させたこと、手塚冴子(木村多江)が医大時代“協羽医大の中山律子”と呼ばれボウリングが得意だったこと、また横里病院の院長とは双子の姉妹でありお互い強烈な対抗意識を持っていることや、ほのかに本郷新(溝端淳平)に憧れていた尾崎千冬(髙橋ひかる)が、彼がシングルファーザーであることを知ってしまったことなど、様々なエピソードがありました。
このドラマは、命と向き合う重厚な場面と軽快でユーモラスな場面や恋愛パートが自然に繋がっていますね。
どのキャラクターも魅力的に描かれている良作だと思います。
まどか26歳、研修医やってます!8話の放送は3月4日(火曜)22時からです。
次回、まどかは乳腺外科へ。
どうぞお楽しみに!

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