【まどか26歳】3話の感想!医師たちが避けては通れない道とは?

TBS火曜10時ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】3話「医師が避けて通れない道ー」が1月28日(火曜)に放送されました。

3話でまどかは消化器内科に配属されるのね。さん演じる手塚先生は厳しいけれどカッコいいわ!

今回まどかは、医師として避けられない厳しい経験をするんだね。

それでは、【まどか26歳3話の感想のまとめをお届けしていきます。

目次

【まどか26歳】3話の感想

手塚先生(木村多江)はカッコいいぞ!

新人研修医・若月まどか)は新たに消化器内科に配属されました。
指導医・手塚冴子木村多江)は非常に厳しく、まどかは気おくれしてしまいます。
外科の西山正樹(赤堀雅秋)との患者の治療方針を巡る言い争いも激しいのですが、ランチタイムでは一変、手塚を囲んで看護師たちと華やかで楽しい会話が繰り広げられます。
手塚は公私の切り替えがはっきりしていてプロ意識が高いのですね。
プライベートでは独身生活を満喫していて、仕事では揺るがない信念で働く実に格好良い女性です。
辛い現実と向き合うまどかに任せるべきところは任せ、肝心なところは支える、頼りになる指導医ですね。
手塚と西山は実は同期で、研修医時代から苦労を共にしてきた仲間。
言い争うのは患者のためであり、そしてお互いに信頼し合っているからこそなんですよね。
何でも言い合える二人の関係がとても素敵です。

「まずは今いる場所で輝け」

最初のまどかの指導医だった、外科の菅野尊)は、偶然エレベーターが一緒になったまどかを気にかけ相談に乗ってくれます。
外科と内科とでは勝手が違って怒られてしまうとしょんぼりしているまどかに、菅野は科によって文化がまるで違うからなと言って
「まずは今いる場所で輝け!」
と励ましてくれました。
この言葉は、まどかが医師を目指すきっかけになった人形劇「ドクターK」の最終回のセリフです。

やっぱり菅野先生もドクターKが好きなんだね。なぜか周りに知られたくないみたいだけど。

余命わずかの患者と向き合う

まどかは、外来患者の中山勇人小久保寿人)の診察に立ち会います。
付き添ってきた妻・美波田畑智子)や幼い娘・羽奏(わかな)(永谷咲笑)との仲睦まじい姿に癒されますが、検査の結果、中山はスキルス胃がんで余命わずかと診断されました。
心身の苦しみを訴える中山に自分は何ができるのか、無力感にさいなまれるまどか。
中山に「どうしたらいいですか」と聞かれて何も答えられなかったことを手塚に伝えると、手塚は「それが模範解答」だと言いました。
アドバイスはしないほうが良い、話を聞くくらいしかできない、大切なのは人として向き合うことだと手塚は言います。

こんな時に浮気する彼氏!

3話では、珍しく野球観戦以外のデートシーンがありました。
砂田直人)は、川越の街を歩きながら、住みたい家や子どもの数や飼いたい犬の話など将来の生活設計について匂わせます。
翌日、その会話を同期たちに話すと、それは結婚しようということなのではと言われますが、まどかはまだ将来のことを考えられません。
しかし、まどかが中山とどう向き合えば良いか悩んでいる時に、あろうことか砂田は別の女性と野球観戦していたのでした。
まどかは、野球中継の画面に砂田たちの笑顔が映っていたのを見てしまいます。
「見た?筒香のホームラン」とメッセージを送ると、
「みたよ。職場で残業中」という返信がきます。

嘘をついたってことはやましい証拠だわ!
よりによってまどかが苦悩している時に浮気するなんてひどい!いやどんな時でも許せないけど!

最期まで良い時間を過ごしてほしいという想い

中山の状態はどんどん悪くなっていき、手塚はフリー医師の麻酔科医・本郷新()と相談して、抗がん剤治療を止め、緩和ケアに切り替えることにします。
「できるだけ意識レベルを保ちたいの。ご家族との時間をいいものにしてあげたくて」
手塚と本郷の会話を真剣に聞いているまどかに、角田茂司奥田瑛二)は、話しかけます。
「がんは患者本人も痛くて辛いしそばにいる家族も辛い。最期までその人らしく過ごせるようにしてあげる、それも医者として大事な仕事だ」
「若月先生、あなたには何ができるかな」
そう問われたまどかは考えます。
出した答えは、患者になるべくたくさん会いに行って何が辛いかみつけてあげること。
家族との時間が少しでも長くなるように。
まどかは、毎日緩和ケアの病棟を訪れ、中山が羽奏に絵本を読むのを手伝ったり、精神科の医師・野口優板倉俊之)を連れてきて話を聞いてもらったり、身体のケアをしたりして、中山とその家族を見守り続けました。

患者は、お医者さんや看護師さんが自分を見ていてくれるって実感することで救われるのよね。いつも患者にとっての最良の道を考えてくださる医療スタッフの方々には本当に感謝しているわ。

別れ

「パパはどこに行っても羽奏の近くで見守ってるからね。大好き…だよ」
懸命に幼い娘に告げる中山。
そして妻・美波と真剣に見つめ合うと、まどかに、
「先生今までありがとうございました。忙しいのにいっつも会いに来てくださって。でも無理しないでください」
と絞り出すような声で伝えます。
まどかが、邪魔だって言われても明日も来ますよと言うと、
「優しいなぁまどか先生は」と笑う中山。
数日後、中山の脈が微弱になり、別れの時が来ました。
手塚は死亡宣告をまどかに託します。
「医者ならいつかは必ず通る道。やってみなさい」
まどかは丁寧に確認し、静かにそれを告げて頭を下げました。
美波は夫とたくさん時間を過ごせたことに感謝しお礼の言葉を伝えます。
そしてようやく、大きな声で泣くのでした。
病室を出たまどかは涙が止まりません。
もっと自分にできたことがあったのではと悔やむまどかを、菅野が温かく励まします。
その夜は、手塚が食事に連れ出して力強い言葉をくれるのでした。

イガが作った“同期の証”

同期のメンバー、桃木健斗吉村界人)はどこか真剣さが足りなくてまどかへの申し送りもいい加減です。
横川萌小西桜子)はプライベートを優先していて、尾崎千冬高橋ひかる)は萌のフォローに追われます。
そして、患者と向き合うことがどういうことがわからず苦悩するまどか。
そんな中で、イガこと五十嵐翔()は同期たちの様子をよく見ていて、さり気なく注意したり励ましたり、同期の皆へ手作りのワッペンを渡して結束を呼び掛けたりする仲間想いの人物です。
苦しむ患者を前に話を聞いてあげることしかできないと悩むまどかに、「話を聞いてあげるだけでも患者さんの気が楽になると思うよ」と伝え、まどかの気持ちを落ち着かせてくれました。
「TSUBOMI TAI 2024」と五十嵐が刺繍したワッペンを、5人の同期たちはスクラブ(医療用白衣)の袖に付けました。
お揃いのワッペンは、心強い“同期の証”ですね。
瑞々しいつぼみたちが、やがて大きな花を咲かせる時が楽しみです。

まどかたちを優しく包む星野源の主題歌

担当患者が初めて亡くなる経験をしたまどか。
同期の研修医たちにもそれぞれに乗りこえなくてはならない壁があります。
若いつぼみたちをそっと包み込むような星野源さんの「Eureka」。

窓から陽が射して滲む
季節が風と踊り纏い詩を歌う

作詞・作曲・歌:星野源「Eureka」より

【まどか26歳】3話の出演者

芳根京子、鈴木伸之、髙橋ひかる、
大西流星、吉村界人、小西桜子、
渡邊圭祐、佐野弘樹、岩男海史、
信川清順、板倉俊之、森田哲矢、
赤堀雅秋、森カンナ、溝端淳平、
、木村多江、奥田瑛二、ほか。
声の出演:大塚明夫、大谷育江

3話のゲスト
小久保寿人、田畑智子、永谷咲笑、ほか。

映画『君の忘れ方』でも存在感を示した小久保寿人さんの演技に心揺さぶられたわ。
芯が強い妻を演じた田畑智子さんは流石だったし、永谷咲笑ちゃんも可愛くて、本当に素敵な家族だったわね。

【まどか26歳】3話のまとめ

TBS火曜10時の枠は明るく楽しい雰囲気の中に大切なメッセージが込められているドラマが多いです。
ポップなイメージの【まどか26歳、研修医やってます!】でも、医師たちの崇高な志とハードな現実が真摯に描かれています。
3話では、患者の最期に向き合うまどかの姿に心揺さぶられました。
患者やその家族との出会いと別れを一つ一つ大切に胸に刻んで、まどかたちは前に進んで行きます。
まどか26歳、研修医やってます!】次回はまどかが泌尿器科へ!
4話の放送は2月4日(火曜)22時からです。
どうぞお楽しみに!

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