【院内警察】最終回ネタバレと考察!予想外の伏線回収と感動のラストに続編希望の声多数!

院内警察最終回

【院内警察】最終回ネタバレと考察!予想外の伏線回収と感動のラストに続編希望の声多数!
【院内警察】最終回「appreciate」が3月22日(金)に放送されました。

ついに最終回だね!武良井さんの恋人・美咲さんが亡くなった件の全貌がいよいよ明らかにされるかな。

榊原先生を演じた瀬戸康史さんがインタビューで、1話に伏線が仕掛けられていたと話していたけれど、最終回でどんなふうに回収されるかしら。

それでは、【院内警察】最終回のネタバレと考察・感想をお届けします。

目次

【院内警察】最終回のネタバレ

美咲は何故転落死したのか

院内警察最終回武良井と川本
ネタバレ
榊原が美咲の死因について説明する

武良井治(桐谷健太)は、榊原俊介(瀬戸康史)から夏目美咲(入山法子)の死が自殺であったと告げられる。
病院の外階段からの転落が直接の原因で、榊原が緊急オペを行ったが運ばれてきたときにはすでに手遅れだったという。
だが、武良井は美咲が自殺なんかするわけがないと、榊原の言葉を信じなかった。
病院側が美咲の死の事実を隠蔽したのは、病院の管理体制を問われ、新薬の治験にも影響を及ぼすという理由からだった。
榊原は、これを知らせても誰も幸せにはならないし院長に恩を売れるから黙っていたと言う。
武良井は思わず殴ってしまった。

ネタバレ
美咲が落下した現場を調べる武良井と川本

榊原から告げられた話を受け入れられない武良井は、川本響子(長濱ねる)とともに監視カメラの過去の映像を調べ直す。
2023年7月25日、美咲が亡くなった日の死亡時刻直前の映像には、廊下で胸を押えて苦しそうにしている美咲が監視カメラの死角になる方向へと歩いて行く姿が映っていた。
その場所に立ってみた武良井は、美咲が向かった先に資材室がありそこに外階段へつながるドアがあったことを知る。
翌日、武良井は退職願を室長の横堀仁一(市村正親)に提出する。
川本と尼子唯織(さとうほなみ)に見送られて、武良井は出て行った。

院内で相次ぐ事件

ネタバレ
榊原の白衣が切り裂かれる

ある日、ゴミ箱から切り裂かれた榊原の白衣が見つかる事件が起こった。
現場には赤い口紅で真一文字に描いた線の痕が残されている。
榊原が院内交番に調査を頼みに来ると、横堀は最近院内でいたずら行為が頻発していると言う。
川本は武良井に相談の電話をかけるが、すげなく切られてしまう。
だがその直後、武良井から自分がいるバーの地図が送られてきた。

ネタバレ
川本の代わりにやってきたのは

川本を待ちながら、武良井はこのバーで美咲と交わした会話を思い出していた。
武良井の職業・刑事と美咲の職業・看護師はどちらも事が起こってから対処するしかないところが似ている、と武良井が話すと、美咲は、退院間近の患者の左手の動きに違和感を感じて硬膜下血腫をみつけることができた話をする。
「ファインプレー!」自画自賛で笑う美咲。
「看護師はささいな違和感に敏感でいることが大事なのよ」

バーに入って来たのは、川本ではなく榊原だった。
外科部長として病院の治安を維持するために、川本の代わりにやってきたと言う。
そして院内で多発している事件の一覧表と清掃日誌を武良井に見せた。
一つ一つはいたずらのようなレベルの事件だったが、武良井は、清掃日誌の中に赤い口紅の跡が残されている現場写真を見つける。

ネタバレ
武良井が院内交番に復帰

真夜中、武良井はひとりで阿栖暮総合病院にやってくる。
監視カメラの映像で見た美咲の後を追うように資材室に入っていった。
写真と見比べて口紅の跡があったのは薬剤管理金庫であることを確かめる。

翌朝、武良井は院内交番にやってきた。最後の事件として取り組むと言う。
最初はいたずらのようだった事件が、ここ数日は悪意を感じる攻撃性のあるものに変わっていた。
その日は、伊藤智(西村元貴)が手指消毒ポンプに仕込まれた劇薬で手を痛めてしまった。
そこの壁に残された赤い口紅の跡を見て、川本はかつてテレビの電源ケーブルが切られていた時にも同じような口紅の線が壁にあったことを思い出す。
武良井は、口紅の線は自分がやったという印だろうと言い、犯人がどんどんエスカレートして明白に危害を加えるようになっていることに危機感を覚える。

事件の真相が明らかに

院内警察最終回横堀
ネタバレ
院内交番と助っ人メンバーが調査を進める

事件は10カ月前から起こっていて、美咲が亡くなった日を区切りに半年間の空白期間があった。
その7月25日、清掃日誌に口紅の線の写真はあるが、なぜか事件の記録がない。
武良井は、上條萌子(玄理)、尼子、伊藤、白石日向(工藤美桜)に助っ人を頼み、情報を集めてもらうことにした。
皆が調べる中、日向が7月25日に資材室の筋弛緩剤の数が合わないことが発覚して問題になったことを聞いてくる。
医療廃棄物の中に薬瓶が見つかったので誤って廃棄されたとされ、警察には届けなかったとのこと。

武良井のプロファイリングによると、犯人は自己顕示欲が強く大胆不敵で用心深い。
病院関係者で病院を、特に榊原を恨んでいる。
ここ2カ月の事件のうち、半分は榊原に関係するものだったからという推理だ。

翌朝、外科部長室がめちゃくちゃに荒らされていることがわかった。
壁には赤い口紅の線。

ナースステーションでは、上條と看護師が、榊原が注目されている手術を手術室3で行うことを話していた。
榊原の手術前のカンファレンスをそっと覗く人影。

ネタバレ
犯人が持つ闇とは

手術室3。無人の室内へ手術着を来た看護師が入っていき、点滴液に注射し始める。
そこへ手術着を来た武良井が入ってきた。
「内科の看護師が手術室に何の用ですか」
連続事件の犯人は工藤知子(荻野友里)だった。
武良井は、犯人は模倣犯が現れたらすぐに何かやり返すだろうと思って尼子に外科部長室をゴルフクラブを振り回させ、更には病院の威信がかかった手術を榊原が執刀するという噂を流させた。
本当の時間と手術室を知っているのはオペメンバーだけだった。
取り返しのつかないことになる前に仕掛けたのだった。
工藤は、尊敬していた榊原にかつて皆の前で罵倒されたことを恨みに思っていた。
また、これまで上司や患者からきつい言葉を投げかけられるたびにストレスを溜めていた。
工藤は盗んだ筋弛緩剤を医療廃棄物の中から発見したふりをし、その後廃棄したと見せかけてまた自らのポケットに戻したのだった。

ネタバレ
美咲に何をした!

美咲は、工藤が筋弛緩剤を盗んだところを目撃していたのだった。
看護師である美咲は、見過ごすことができなかった。
外階段に逃げた工藤を弱っている身体で追いかけた美咲は、筋弛緩剤を投げ捨てようとする工藤を止めようとして勢いあまって転落してしまったのだった。

自分のせいではないと叫ぶ工藤。
最期まで看護師の誇りを持っていた美咲を想い、拳を振り上げてソファにめり込ませる武良井。

武良井は美咲の言葉を思い出していた。
患者の死を乗り越えるために一番大事なのは「孤独でいないこと」と。

横堀は言う。
「日々命のやりとりをする医療スタッフは本人さえ気づかないストレスが心に積み重なっていくのかもしれません」
川本は、私たちが話を聞くことでそれを解消できると良いなと呟く。
武良井は、警察の一番嬉しいことは事件を未然に防ぐことだと話した。

ネタバレ
エピローグ

院長の武藤則光(山田明郷)は、治験に関わったベンチャー企業の未公開株におけるインサイダー取引で警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)に連行される。
榊原は隠微問題で一年間の医業停止処分になり、外科部長の座も失った。

榊原は、高難度の手術への興味と執着が毒のように自分を浸食していると言う。
武良井は「未来の患者を見殺しにするなよ」と伝え、休業中はどうするのかを聞くと、
榊原は「シニア劇団にでも入りますかね」と答えた。
光射す屋上、同じ方向を向いて並び立つ二人。

武良井のいない院内交番。
川本は、「私もっと強くなります」と言って、院内パトロールに出かけるのだった。
「頼もしくなりましたねぇ」と見送る横堀。

患者を捜してほしいと家族に泣きつかれる川本の後ろから、武良井が声をかけた。
「院内警察が話をお聞きしますよ」

病院を去る榊原。ふと腕にかけた白衣のポケットに武良井が入れた棒付きキャンディを見つける。
笑顔になり、ジャケットの胸ポケットに入れて再び歩き出した。

【院内警察】最終回の出演者

桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、さとうほなみ、入山法子、玄理、神尾佑、工藤美桜、西村元貴、近藤頌利、山田明郷、市村正親、ほか。

ゲスト出演者
荻野友里、デットワダ、渡辺光、佐古井隆之、もこう、みゃこ、ほか。

【院内警察】最終回の考察・感想

唐突に榊原が「シニア劇団にでも行こうかな」と言った理由は?

榊原先生は何故唐突に「シニア劇団にでも入りますかね」と言ったんだろう?

7話で榊原先生が妹のお墓参りに行った時、ご住職にシェークスピア劇の台詞を教えてもらっていたでしょう?ご住職は最近シニア劇団に入ったのだと言ってたわね。

そうか!ご住職からのヒントだったのか。榊原先生ってクールだけど、実はユーモアがあるよね。「この面(つら)です」とか。

たまにふっと面白いことを言うのよね。ただいきなりシニア劇団なんて言われても武良井さんは何のことだかわからないでしょうね。

続編を望む声が沢山!

院内警察最終回武良井と榊原

ついに美咲さんの事件の全貌が明らかになりました。
武良井さんが信じた通り、自殺ではありませんでしたね。
最期まで看護師の誇りを失わず気高かった美咲さんの姿を知って、武良井さんは悲しみの中で少し救われたのではないでしょうか。
武良井さんと榊原先生はまたそれぞれ自分の正義を貫きながら進んで行くのでしょう。
最終回のサブタイトル「appreciate」は「良さがわかる、真価を認める」という意味。
反発し合っていた二人は、お互いの良さを認めた最強のバディになりましたね。
阿栖暮総合病院の皆さんとのお別れはさみしいですが、またいつの日にか会えることを願っています。

記事内画像出典:「院内警察」フジテレビ

院内警察最終回

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