【院内警察】4話ネタバレ・感想!前川医師(近藤頌利)が原作のイメージ通りと評判!
【院内警察】4話ネタバレ・感想!前川医師(近藤頌利)が原作のイメージ通りと評判!
【院内警察】4話「I have to…」が2月2日(金)に放送されました。
病院内の交番に勤務する敏腕刑事・武良井(桐谷健太)と天才外科医の榊原(瀬戸康史)が、今回いよいよ直接対決です。
今回は榊原先生が手術した有名人が亡くなった真相を病院が隠しているんじゃないかという話だね。
武良井さんが真相究明の舞台に榊原先生を引っ張り出すのね!
カギを握る当直医の前川先生が印象に残ったな。
演じた近藤頌利さん、原作の前川先生のイメージ通りだったわね。
【院内警察】4話のネタバレ
有名コメンテーターの死は医療過誤?
院内交番の武良井治(桐谷健太)は、看護師の白石日向(工藤美桜)から、半年前に阿栖暮総合病院を辞めた循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤頌利)について話を聞いていた。
2018年4月に阿栖暮総合病院にやってきた前川は、当時明るくて勉強熱心でやる気に満ちた臨床研修医だった。
尊敬する外科医・榊原俊介(瀬戸康史)に、「ひとりひとりの医師が熱意を持ち自分の才能を伸ばすことこそが医療の発展に繋がる。医師として自分は自分だというプライドを持って臨むべきだ」と言われた言葉を大切に胸にしまっていた。
しかし5年後の2023年7月、前川は生気のない顔で病院を去ることになる。
前川は、かつてこの病院に入院していた有名なコメンテーター・乾井卓(中山克己)の死に関わっていた。
大腿骨頭置換術を受けた乾井は、術後に胸の苦しみを訴える。
担当の整形外科医・久保田雅人(荒川浩平)は原因を探るために循環器内科の前川に相談した。
前川は、急性心筋梗塞を疑うと同時に、術後であることから肺塞栓でないことを確認しておいた方が良い、とアドバイスする。
日向は、前川からの指示で、乾井の家族に緊急カテーテル検査が必要になること、その後カテーテル治療や手術になる可能性が高いことを伝えたという。
だが、容体が急変した乾井は、榊原の執刀で手術を受けたものの、術後すぐに死亡していた。
日向は、武良井に乾井のカルテを見せ、冠動脈造形の結果も手術記録も残っていないのはおかしい、と指摘する。
乾井が亡くなった直後に前川が退職届を出したことも気になるという。
武良井は、医療ミスが原因で乾井が亡くなり、それを病院ぐるみで隠蔽した可能性を疑う。
だが川本響子(長濱ねる)は、病院の不正を暴こうとするのは院内交番の仕事ではない、と真相を追うのを反対した。
武良井と川本が前川に会いに行く
武良井は誰もいない301号室の病室に佇んで、かつてここに入院していた女性(入山法子)のことを考えていた。
そこへ腫瘍内科医・尼子唯織(さとうほなみ)がやってきて、武良井が乾井が亡くなった件を調べていることを言い当てる。
武良井は、なぜ循環器内科の患者を外科の榊原が執刀することになったのかという疑問を口にした。
通常なら前川は同じ循環器内科の上級医に相談するはずなのだ。
尼子は、「それなら簡単。あの夜の前川の上級医はおちゃっこ先生だから」と答える。
検尿カップでお茶を飲むのが習慣のおちゃっこ先生こと、循環器内科副部長・高木学(山崎樹範)は、患者よりも自分の研究を優先するような医師だった。
武良井は、阿栖暮総合病院を辞めて千葉の沢所クリニックに勤めている前川のところへ話を聞きに行く。
川本は、院内交番の室長・横堀仁一(市村正親)に、武良井が暴走しないよう見守ってくださいと頼まれ、ついて行くことに。
病院から出て来た前川に武良井が声をかけると、「僕はもうあの病院とは関わりたくないんで」と去ろうとする。
しかしさらに追及する武良井に、自分は最善を尽くしたが責任がないとは思っていないと答える前川。
プライドがあるからこそあの病院を辞めたんだと言う前川に、武良井は「そのプライドが履き違えだ」と言い、「俺の計画に乗ってもらおうと思ったけど今の前川先生じゃ無理そうだね」と帰っていった。
武良井の作戦と川本のアシスト
沢所クリニックから帰って来た川本は、外科医の伊藤智(西村元貴)から声をかけられた。
伊藤は前川の大学の先輩で、研修医時代から見守っていたことを話してくれた。
前川は、一番危険な状態から退院後のリハビリまで患者と長く並走できるという理由で循環器内科を選んだのだと言う。
阿栖暮総合病院はリハビリ施設も充実しているのでそこも気に入っていたそうだ。
そんな前川が辞めてしまうなんてよっぽどのことだと川本は思う。
院内交番にはおちゃっこ先生こと高木が武良井に呼ばれて来ていた。
乾井の手術に関して自分を疑うのかと怒る高木だったが、武良井が差し出したタブレットの画面を見て青ざめる。
武良井は、そこに映っているものを今週末の「医療安全管理委員会」で病院長に提出すると告げた。
病院側は前川が辞めて尻尾切りができたと思っているだろうけれど、こんな証拠が出てきて自分のような人間にリークされるとなったら、次の尻尾を切るのではとおどかす。
心配した高木は榊原に報告するが、榊原は、自分の判断が間違っていたと思ったことはないと言う。
沢所クリニックの院長・沢所誠(森喜行)が前川を居酒屋へ誘った。
前川は、プライドを持って患者と向き合いたかったがあの病院ではそれはできない、だからここへ来たと話す。
しかし沢所は「君が思うプライドはそういうものですか」と問う。
武良井の言葉を思い出す前川。
沢所は自分に差出人不明の手紙が届いたこと、そこには前川が阿栖暮総合病院を辞めることになった疑惑について書かれていたことを話して、前の病院に残してきた悔いがあるのでは、と前川の背中を押すのだった。
封筒には、手紙と一緒に前川が捨てたはずの阿栖暮総合病院の職員証が入っていた。
そこには油性ペンで「プライド胸につけて帰ってこい!」と書かれている。
職員証を拾ってくれたのは伊藤、そして沢所に手紙を書くアイディアは川本のものだった。
医師や看護師の気持ちを理解するために医療について勉強している川本は、偶然沢所の論文を読んでいて、彼ならば前川を説得してくれると思ったのだった。
舞台は医療安全管理委員会!
医療安全管理委員会が終わろうとしていた。
院長の武藤(山田明郷)が締めの挨拶をする途中で突然武良井が入って来る。
演壇に立ち進行役からマイクを奪うと「大切なご報告があります。今から皆さんを拘束します」と言い放つ。
会場からひとりでも出て行ったらこの病院で起きた医療ミスをマスコミにリークするというのだ。
院長や副院長・須賀直哉(野仲イサオ)が苛立つ中、武良井は役者が揃うまで待ってくれと告げた。
続いて、川本が患者の野口孝俊(小宮重男)を連れて入って来た。患者代表のゲストとして呼んだと武良井が言う。
しばらくすると、全速力で走って来た前川が現れた。
職員証を首にかけ演壇に来た前川に、武良井がマイクを渡す。
前川は挨拶をした後、乾井の手術の日のことを話し始めた。
川本が大型スクリーンにカルテを映す。
この患者は心筋梗塞で亡くなったとされているが、副院長に命令されて本当の死因を遺族に伝えることができなかったと話す。
副院長の須賀は、記憶にないとしらを切り、手術当日嘘をつく指示を出したのは我々ではないと言った。
指示を出したのは高木先生だと前川が言うと、高木は自分は須賀に言われたと水掛け論になってしまった。
そこで川本がスクリーンの画面を切り替えた。前に高木に見せた手術記録だ。
「前川先生、この記録を見て患者の死因はなんだと判断しますか」
武良井に問われて、前川は、死因は心筋梗塞ではなく肺塞栓だと答える。
すると須賀が、それはうちのフォーマットと違うから偽物じゃないか、参考にならないと反論した。
武良井は我が意を得たりとばかりにうなずく。
確かに偽物かもしれないから、電子カルテ上では見られなくなっている本物の記録と照合してみると良い、と言うと、院長たちは渋い顔だ。
知り合いの刑事に相談してみようかとおどかして冗談ですと言いつつ、手術を行った医師がこの場にいるんだから、と榊原を見る。
榊原は「いいでしょう。あの日何があったかお話しましょう」と立ち上がった。
警視庁を辞職した理由
2023年8月。
武良井は上司に退職願を出していた。
「彼女の死の真相をつかむには、病院内部にいる必要があるんです」
【院内警察】4話の感想
前川先生を熱演したのは
「#院内警察」4話ご視聴ありがとうございます。
— 近藤頌利(劇団Patch) (@p_shori_k412) February 2, 2024
この真相が明らかになるのは次回。
この頃はまだ夢や希望に満ち溢れてた、若い頃の前川先生!
来週も是非!!
富士山が見えました https://t.co/j4iY4W9ov6 pic.twitter.com/oo5FTm0WXh
4話で初登場した前川先生は勉強熱心で患者思いの愛情深い医師。
しかし過去の出来事が原因で阿栖暮総合病院を去ることになってしまいました。
演じた近藤頌利さんは、原作のひたむきで真摯な前川先生のイメージそのままでした。
武良井さんや沢所院長先生の言葉で、過去の出来事や自分のプライドと改めて向き直って走り出した姿が格好良かったです。
おちゃっこ先生こと高木先生の山崎樹範さんも良い味出していました。
すっかり院内交番のメンバーと仲良しの伊藤先生もチャーミング。
そして、今回川本さんが大活躍でしたね。長濱ねるさんの存在が清涼剤になっています。
医療過誤の真相は5話で!
4話『I have to…』。武良井がこの病院の病巣に切り込み始める序章の回。半年前に亡くなった患者の診断をした医師前川。同期の伊藤曰く明るく同期や患者から愛される存在だった前川が武良井・今の職場の上司の言葉に前を向き会議に向かう姿が印象的。武良井の過去とどう関わるか。#院内警察
— きっか (@Kikkaof) February 2, 2024
過去に何かあったらしい武良井と榊原ですが、今回の医療過誤問題でついに直接向き合うことになりました。
武良井がこの病院に来た目的もだんだんわかってきましたね。
彼が求める答えは果たしてみつかるのか、そして榊原は彼の過去とどんな関わりがあるのか、今後の展開も見逃せません。
次回は、医療過誤問題に決着がつきます。果たして榊原医師は医療ミスをしているのでしょうか。
次回、5話は2月9日(金)夜9時からです。どうぞお楽しみに!
記事内画像出典:「院内警察」フジテレビ
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