【院内警察】あらすじ・ネタバレを最終回まで│刑事ドラマと医療ドラマが融合する新感覚の面白さ!

院内警察

【院内警察】あらすじ・ネタバレを最終回まで│刑事ドラマと医療ドラマが融合する新感覚の面白さ!

2024年1月期フジテレビ金9ドラマ【院内警察】が1月12日(金)にスタート!
【院内警察】は、院内交番に勤務する刑事・武良井(桐谷健太)と天才外科医の榊原(瀬戸康史)の正義のぶつかり合いを描くドラマです。
「院内交番」とは、病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理などを担う民間組織。
その名の通り“病院内の交番”として、院内の秩序を守るために設置されています。
【院内警察】は、病院内で起こった問題を刑事が解決していくミステリーであり、緊迫感のある医療ドラマであり、ヒューマンドラマの一面やサスペンス要素もあって、様々な楽しみ方が期待できる作品です。
桐谷健太や瀬戸康史をはじめ、個性的なキャスト陣の組み合わせも魅力的。

この記事では、【院内警察】のネタバレ・あらすじを最終回までまとめていきます。
(放送後に随時更新します)

目次

【院内警察】のあらすじ・ネタバレを最終回まで

【院内警察】のあらすじ・ネタバレを最終回までまとめていきます。

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1話のあらすじ・ネタバレ

院内警察1話

放送日:1月12日(金)21:00~22:13(初回15分拡大)

1話のあらすじ

元警視庁捜査一課の刑事・武良井治(桐谷健太)は、阿栖暮総合病院内に設置された院内交番に勤務して、日々、患者同士のトラブル解決や遺失物の捜索などに従事していた。
院内交番に所属しているのは武良井と室長の横堀仁一(市村正親)の二人だったが、ある日そこに交番事務員として川本響子(長濱ねる)が配属されてくる。
有名病院の医療事務としてやりがいのある仕事が出来る、と張り切ってきた川本は、院内で「軽薄で、空気の読めない、給料泥棒」を意味する“3K交番”とやゆされている場所に配属されたことにショックを受ける。

そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介(瀬戸康史)がドイツから帰国。
榊原は、帰国直後にも関わらず難易度の高いオペを執刀し、素早く正確な技術を披露して周りの医師をうならせていた。

川本とともに院内のパトロールに出かけた武良井は、山際修平(渡辺光)という男が医師ともめている姿を目撃する。
山際は、入院中の妻が目的がわからない検査を何度も受けていることに納得できないと言うのだ。
応対していた内科医は、高名な榊原が手術をするから安心してほしい、と山際を説得するが…。

1話のネタバレ

阿栖暮(あすくれ)総合病院の医師・榊原俊介(瀬戸康史)は天才外科医と評判で、院長の武藤(山田明郷)や外科部長の倉田雄二(神尾佑)からの信頼も厚く、次の外科部長は榊原にと言われていた。

川本響子(長濱ねる)は、阿栖暮総合病院に医療事務の仕事で採用されて張り切っていたが、配属されたのは院内交番。メンバーは、室長の横堀仁一(市村正親)と武良井治(桐谷健太)、そして川本の3人。
院内交番は、院内のトラブルに対処したり遺失物の受け付けや捜索をしたり迷子を預かったり、病院の秩序を守る仕事だった。
川本は病院内で3K(軽薄・空気が読めない・給料泥棒)と呼ばれている院内交番に配属されたことにがっかりした。ソファに寝そべってずっとタブレットを見ていたり、のんびり入院患者の清宮松雄(でんでん)や野島(藏内秀樹)の相手をしたりしている武良井の適当な仕事ぶりにも失望していた。

川本が武良井とともに病院内のパトロールに出かけると、騒いでいる男がいた。
男は入院患者・山際恵美 (金沢沙耶)の夫・山際修平 (渡辺光)で、妻が検査を何度も受けていることに不信感を抱いていた。内科医の嶋田英二(佐古井隆之)は高名な榊原医師が手術してくれるから安心するように話すのだが、山際は納得しない。

その後、中庭で男の子たちとボールを蹴って遊ぶ武良井に呆れる川本。
武良井は転がったボールを追いかけていて、美紀(宮崎莉里沙)という明後日手術を受ける予定の少女と出会う。

翌日出勤した川本は、院内交番のソファに色っぽい女性が寝ていることに驚く。
女性は、腫瘍内科医の尼子唯織(さとうほなみ)。武良井とは何やらいわくありげの様子で、気になる川本。

美紀がそけいヘルニアの手術を受けたくないと急に言いだした。
武良井と川本が美紀に話を聞いていると、執刀する外科医・伊藤智(西村元貴)もやって来た。
美紀は手術したくない理由を何も話してくれない。伊藤はこのままでは手術を延期するほかないと言う。
武良井は何かに気づいた様子。

山際が、事務室でスタッフを人質に取り「妻の病名を教えろ!」と刃物を振り回す事件を起こした。
武良井が白衣を着て医者と偽った上で山際に相対する。
「あなたの奥さん、がんですね」
「主治医でもないのに適当なことを言うな、本当なら何のがんなのか言ってみろよ」と言われ
「膵臓がん」だと言おうとしたところに、
「膵臓がんで間違いないでしょう」と榊原がやって来た。
榊原は、検査の説明が十分ではなかったことを丁寧に謝罪する。

武良井と川本は美紀の病室を訪ねた。
武良井は美紀がどうして手術を受けたくなくなったのか、気づいていた。最初に会った時にも、フォトフレームの家族写真でも美紀が抱いていた金魚のぬいぐるみがなくなっていたのだ。
武良井は自分と川本のネームプレートにマジックペンで「ぬいぐるみけいさつ」と書いて、美紀に迷子の金魚を探しだすことを約束した。
武良井は主治医の伊藤に、ぬいぐるみをなくしたことが原因で美紀が手術を拒否していたことを伝える。
しかし実はぬいぐるみを隠し持っていたのは伊藤であることを武良井は見破っていた。
伊藤はかつて虫垂炎の手術でミスをして以来手術が怖くなり理由をつけて避けるようになっていた。
今回も美紀のぬいぐるみを隠すことで手術を回避したかったのだ。
伊藤は「ぬいぐるみけいさつさんが見つけてくれたよ」と美紀に金魚のぬいぐるみを持っていく。
美紀は嬉しそうに抱きしめた。事故で亡くなった父親(持永雄恵)が買ってくれたものだった。
美紀は、もし死んじゃってもこれがあれば天国でパパに会えるから手術すると言う。
伊藤は、大丈夫、絶対に助けるからと約束した。

伊藤は手術室で子どもの頃の失敗や前回の手術のミスの話、そして手術が怖くて回避するために美紀のぬいぐるみを隠したことを打ち明ける。皆さん何もできない自分を助けてください、美紀ちゃんを助けてくださいと真摯に頭を下げる伊藤に、補助医師や麻酔科医、看護師たちは笑顔で励ますのだった。手術は無事成功する。

川本は、山際の事件も美紀の問題も伊藤先生の問題もコミュニケーションの不完全さから起こったことで、そういうものを少しでも埋めることが自分達の仕事ならやりがいがあるかもしれないと明るい表情で武良井に言う。
武良井が部屋を出た後で川本は、横堀に「武良井さんは誰よりも患者さんやお医者さんのことを思っているんじゃないですか」と言うが、曖昧な返事しか返ってこない。「思ってたよりもいい人に思えて」とさらに言うと「まあ人には色々ありますからね」と謎めいたことを言う横堀。

屋上にいる榊原のところへ武良井がやってきた。
榊原は、なぜ山際恵美の病名がわかったのかを聞く。武良井は検査内容からプロファイリングしたと答える。武良井の頭には500人以上の入院患者すべてのデータが入っているのだった。
今度は武良井が質問する。山際恵美の検査を何度もしたのは、ドイツにいた榊原が帰国後に手術できるように時間稼ぎしたのではと。榊原は時間稼ぎの指示を出したことを認める。
自分を訴えるか?と榊原は聞くが、武良井は、訴えても誰も得しないと答える。
「あなたは神から手術の才能、ギフトを授かった。でも本当は英語じゃなくてドイツ語のほうだったりして」

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2話のあらすじ・ネタバレ

院内警察2話

放送日:1月19日(金)21:00~21:58

2話のあらすじ

阿栖暮総合病院内に設置された院内交番に所属する院内刑事・武良井治(桐谷健太)は、交番事務員の川本響子(長濱ねる)と院内をパトロール中、ある病室の入り口に盛り塩があることに気づいた。
病室に入って入院患者の清宮松雄(でんでん)から話を聞くと、昨夜、トイレに行った時に長い髪の女性の幽霊に遭遇したのだという。
「トイレに行けなくなるから何とかしてほしい」と頼まれ、困惑する武良井たち。

同じ頃、外科の術前カンファレンスで、外科医の上條萌子(玄理)が、外科部長の倉田雄二(神尾佑)に食ってかかっていた。
萌子は悪性心膜中皮腫という非常に希な症例の患者の手術を担当することになっていたのだが、前日になって執刀医を降ろされ、代わりに榊原俊介(瀬戸康史)が執刀することになったのだ。
「毎回、榊原先生に難しいオペを奪われていたらこの病院の外科医は育たない」と萌子は主張するが、榊原は昨夜患者本人から執刀を依頼されたのだと萌子に告げる。

阿栖暮総合病院に“荒くれガンキチ”の異名を持つ国会議員の岩井幸吉(ベンガル)が体調不良のため入院してきた。
岩井は、あるNPO団体への暴言で批判を浴びて炎上中で、追求を逃れるための入院らしい。
倉田は、特別室に入院した岩井の警護を武良井に命じる。主治医には萌子を指名した。

2話のネタバレ

阿栖暮(あすくれ)総合病院の院内交番に所属する院内刑事・武良井治(桐谷健太)と交番事務員の川本響子(長濱ねる)は、入院患者の清宮松雄(でんでん)から、夜中に長い髪の女性の幽霊を見たという話を聞く。

外科医の上條萌子(玄理)は非常にまれな症例の患者の手術を担当することになっていたが、前日になって執刀医を降ろされ、代わりに実績のある榊原俊介(瀬戸康史)が執刀することになり、外科部長の倉田雄二(神尾佑)に抗議する。榊原は昨夜患者本人から執刀を依頼されたと言う。

国会議員の岩井幸吉(ベンガル)が入院してきた。
体調不良という名目だが、実際はNPO団体へ暴言を吐いたことへの追求を逃れる詐病らしい。

倉田は、特別室に入院した岩井の警護を武良井と川本に命じる。主治医には上條を指名した。

武良井と川本は夜間の院内パトロール中に外科医の伊藤智(西村元貴)に会い、上條が執刀するはずだった手術が榊原の担当になった話を聞いた。その後、川本は物置部屋で髪の長い女性を見る。

上條は、岩井が廊下の椅子で入院患者の少年と楽しく話をしている様子に驚く。
話の中で、岩井は上條に言うのだった。
「医者も政治家もあなたに任せたいって言われてこそだろ。一票預かるのも命を預かるのも同じぐらいに重い」

武良井は榊原に、この半年で榊原が他の医師から奪った手術は13件、高難度で心臓疾患が多いことを指摘した。
「随分私に関心があるようですが、私もあなたのことを思い出しましたよ。以前一度お会いしましたね」と榊原は言う。

体調不良は大ウソだという記事がネットニュースに流れ、岩井が武良井と特別室でゲームに興じている写真が掲載されてしまった。武良井は倉田から、盗撮した犯人を捕まえるように厳命される。

上條は岩井が何度かむせ込むのに気づいて検査をする。検査の結果、弓部大動脈瘤があることがわかった。
早急に手術することになったが、倉田から執刀医は榊原に担当させると告げられ、上條は落胆する。

上條は武良井と岩井の秘書から、岩井が匿名で小児科病棟の子どもたちにおもちゃやゲームを寄付したという話を聞いた。子どもたちと対戦する約束をした岩井は、武良井にゲームの練習相手を頼んでいて、その様子を写真に撮られたのだった。
上條は、自分を医大に入れるために父が働き過ぎたあげく過労死した話をした。自分の夢が父を殺したのだと。そして手術は榊原が担当すると伝える。しかし岩井は榊原ではなく自分の病気を見つけてくれた上條に執刀してもらうことを望んだ。

武良井は、幽霊騒ぎの元になった人物を突き止めていた。
川本が幽霊を見かけたと言った物置部屋で、上條が毎晩手術のシミュレーションをしていたのだった。
上條が執刀した岩井の手術は無事成功した。時は過ぎ、岩井は厚生労働大臣に就任する。

2話の詳しいネタバレはこちら↓

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3話のあらすじ・ネタバレ

院内警察3話

放送日:1月26日(金)21:00~21:58

3話のあらすじ

武良井治(桐谷健太)が所属する阿栖暮総合病院の院内交番に、整形外科の看護師・白石日向(工藤美桜)が駆け込んでくる。入院患者の飯塚恵子がいなくなったのだという。
外科医の伊藤智(西村元貴)から医材の在庫チェックを頼まれていた交番事務員の川本響子(長濱ねる)は、室長の横堀仁一(市村正親)にその仕事を押しつけると、武良井とともに整形外科へと向かう。
そのころ、榊原俊介(瀬戸康史)は、外科部長の倉田雄二(神尾佑)から「薬王ホールディングス」社長の手術を命じられる。社長は院長と大学時代の同期で、翌月に予定されている娘の結婚式までに元気になってバージンロードを一緒に歩きたいと願っているという。
ほどなく飯塚は見つかった。だが、日向は病棟を離れたことを先輩看護師の神谷玲子(西山繭子)から厳しく注意されてしまう。日向が業務に戻ろうとすると、ポケットからメモ紙が落ちた。メモ紙を拾い上げた武良井から日向はそれを奪うように取ると、急に呼吸が荒くなってその場に座り込んでしまった。武良井たちは心配するが、日向は大丈夫だと告げて業務に戻る。
そんな折、院内交番に麻酔科医の白石葵(馬場ふみか)が訪ねてくる。日向の姉の葵は、妹が3ヵ月ほど前から仕事のことを話さなくなり最近は家にも帰ってこないので、整形外科で何か嫌な思いをしているのではないかと心配していた。

3話のネタバレ

武良井治(桐谷健太)が所属する阿栖暮(あすくれ)総合病院の院内交番に、整形外科の看護師・白石日向(工藤美桜)がやってきた。入院患者の飯塚恵子(高柳葉子)がいなくなったのだという。
武良井と交番事務員の川本響子(長濱ねる)は整形外科へと向かう。
やがて飯塚は見つかったが、日向は病棟を離れたことを主任看護師の神谷玲子(西山繭子)から厳しく注意される。
日向が業務に戻ろうとすると、ポケットからメモ紙が落ちた。
拾い上げた日向は急に呼吸が荒くなってその場に座り込んでしまう。

院内交番に麻酔科医の白石葵(馬場ふみか)が訪ねてきた。
葵は日向の姉で、半年ほど前から様子がおかしい日向を心配して相談に来たのだった。葵はゴミ箱に捨ててあったというメモ紙を武良井と川本に見せる。そこにはたどたどしい字で「日向さんがんばって!」と書かれていた。

武良井と川本が葵から預かったメモ紙を日向に見せると、日向は机の引き出しを開ける。そこには大量のメモ紙が。日向は、自分でなんとかするので他の人には絶対に言わないでくれと頼む。
入院患者からセクハラまがいにつきまとわれたり、神谷からたびたび叱責されたりしている日向だったが、入院患者からの評判は良かった。清掃スタッフ村松伸夫(桜井聖)も「あの人はよくがんばっているよ。この間も飯塚さんを探すために院内交番まで走ってさ」と日向を褒めるのだった。

川本が、榊原が日向に声をかけるところを見かけた。
榊原がタブレットを指さし何か聞いているが、日向はうつむいて何も答えない。
不審に思った川本が榊原に日向との関係を聞くと、榊原はタブレットを見せてくれた。
患者のカルテに記入漏れがあったという。

日向のスマホに「日向、守ってあげるからね」というメッセージと、盗撮写真が何枚も届く。
日向は意識を失って倒れてしまう。葵は心配するが、日向はすぐ仕事に戻った。

武良井によって、院内交番に日向と葵、神谷が集められた。川本と横堀もいる。
武良井が、犯人は整形外科に日常的に出入りできて日向に強い執着を抱く者だと告げると、神谷は自分を疑うのかと逆上して、誰にでもこびへつらう日向が悪いのだと責め立てた。日向の手が震える。

武良井は場所を変えましょうと、日向を倉庫へ連れて行った。
武良井は整形外科の医療用麻薬の数が不自然に減っていることを指摘し、ストレスから薬物に手を出して、架空のストーカーに薬を盗んだ罪を着せるつもりかと日向に詰め寄った。手術用のメスを持った日向が襲いかかる。
その様子をノートパソコンでモニタリングしている者がいた。
武良井に電話で呼び出された川本が倉庫に入ると、そこには大量に血を流して倒れている武良井がいた。そばに血まみれのメスを持って佇む日向。
その時、倉庫に村松が入って来た。これからも守ってあげるから一緒に逃げようと日向に声をかけるが、振り返ったのは葵だった。日向に変装していたのだ。
血だらけの武良井が立ち上がった。そこへ神谷が盗聴器や盗撮用カメラを回収してきた。全ては、ストーカーをおびき寄せるための武良井と葵と神谷の大芝居だった。
院内を自由に行き来できて盗聴器を仕込める人物、さらに、日向が院内交番に来たことを知っていたということから、武良井は犯人が村松だと確信していた。

日向が神谷にお礼を言うと、何でも受け入れるのではなく自分で自分の身は守らなければいけないと話した。神谷は、日向が患者にセクハラされそうになったり、無理難題を押し付けられた時に庇ってくれていたのだ。

川本の歓迎会兼親睦会が居酒屋で行われた。
日向がいる喫煙所に武良井がやってきて、過去に榊原が手術した患者が亡くなったことについて尋ねる。

3話の詳しいネタバレはこちら↓

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4話のあらすじ・ネタバレ

院内警察4話

放送日:2月2日(金)21:00~21:58

4話のあらすじ

武良井治(桐谷健太)は、看護師の白石日向(工藤美桜)から、半年前に阿栖暮総合病院を辞めた循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤頌利)の話を聞いた。前川は5年前に臨床研修医として阿栖暮総合病院にやってきた、明るくて勉強熱心な医師だった。
前川は、かつてこの病院で亡くなったコメンテーター・乾井卓の死に関わっていたのだった。乾井は大腿骨頭置換術を受けたが、術後に胸の苦しみを訴えたという。担当の整形外科医・久保田雅人(荒川浩平)は原因を探るために前川に相談した。前川は、急性心筋梗塞を疑うと同時に、術後であることから肺塞栓でないことを確認しておいた方が良い、とアドバイスした。
日向は、前川からの指示で、乾井の家族に緊急カテーテル検査が必要になること、その後カテーテル治療や手術になる可能性が高いことを伝えたという。だが、容体が急変した乾井は、榊原俊介(瀬戸康史)の執刀で手術を受けたものの、術後すぐに死亡していた。
日向は、武良井に乾井のカルテを見せ、冠動脈造形の結果も手術記録も残っていないのはおかしい、と指摘する。乾井が亡くなった直後に前川が退職届を出したことも気になるという。
乾井の死は医療ミスが原因で、それを病院ぐるみで隠蔽したということなのか。
川本響子(長濱ねる)は、病院に疑いの目を向ける武良井に、病院の不正を暴こうとするのは院内交番の仕事ではない、と言って反対する。

4話のネタバレ

武良井治(桐谷健太)は、かつて阿栖暮総合病院で亡くなった有名人・乾井卓の死因の疑惑について看護師の白石日向(工藤美桜)から話を聞いていた。
乾井は大腿骨頭置換術を受けたが、術後に胸の苦しみを訴えたという。
担当の整形外科医・久保田雅人(荒川浩平)が循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤頌利)に相談すると、前川は、急性心筋梗塞を疑うと同時に、術後であることから肺塞栓でないことを確認しておいた方が良い、とアドバイスする。
日向は、前川からの指示で、乾井の家族に緊急カテーテル検査が必要になること、その後カテーテル治療や手術になる可能性が高いことを伝えたという。
だが、容体が急変した乾井は、榊原俊介(瀬戸康史)の執刀で手術を受けたが術後すぐに死亡していた。
日向は、武良井に乾井のカルテを見せて手術記録が残っていないのはおかしい、と指摘する。
乾井が亡くなった直後に前川が退職届を出したことも気になるという。
医療ミスを病院ぐるみで隠蔽したということなのかと病院に疑いの目を向ける武良井に、川本響子(長濱ねる)は、病院の不正を暴こうとするのは院内交番の仕事ではない、と言う。

武良井は、阿栖暮総合病院を辞めて現在千葉の沢所クリニックに勤めている前川のところへ話を聞きに行く。
川本は、院内交番の室長・横堀仁一(市村正親)に頼まれて同行した。
病院から出て来た前川に武良井が声をかけると、もうあの病院とは関わりたくない、プライドがあるからこそあの病院を辞めたんだと言う。
武良井は「そのプライドが履き違えだ」と言い、「俺の計画に乗ってもらおうと思ったけど今の前川先生じゃ無理そうだね」と帰る。

沢所クリニックの院長・沢所誠(森喜行)が前川を居酒屋へ誘った。
沢所は自分に差出人不明の手紙が届いたこと、そこには前川が阿栖暮総合病院を辞める原因になった疑惑について書かれていたことを話す。
封筒には、前川が捨てたはずの阿栖暮総合病院の職員証が入っていて、油性ペンで「プライド胸につけて帰ってこい!」と書かれていた。

医療安全管理委員会が終わろうとする時、突然武良井が乱入する。
続いて、川本が患者の野口孝俊(小宮重男)を連れて入って来た。
しばらくすると、前川が現れる。前川は乾井の手術の日のことを話し始めた。
川本が大型スクリーンにカルテを映す。
前川は、この患者は心筋梗塞で亡くなったとされているが、副院長に命令されて本当の死因を遺族に伝えることができなかったと話す。
副院長や循環器内科副部長が責任を擦り付け合い始めたので、川本がスクリーンの画面を切り替えた。
「前川先生、この記録を見て患者の死因はなんだと判断しますか」
武良井に問われて、前川は、死因は心筋梗塞ではなく肺塞栓だと答える。
すると副院長が、それはうちのフォーマットと違うから偽物じゃないかと反論した。
武良井は確かに偽物かもしれないから、電子カルテ上では見られなくなっている本物の記録と照合してみると良い、と言うと、院長たちは渋い顔。
武良井は、手術を行った医師がこの場にいるんだから、と榊原を見る。
榊原は「いいでしょう。あの日何があったかお話しましょう」と立ち上がった。

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5話のあらすじ・ネタバレ

院内警察5話

放送日:2月9日(金)21:00~21:58

5話のあらすじ

阿栖暮総合病院の院内刑事・武良井治(桐谷健太)は、医療安全管理委員会に乗り込み、半年前に入院していたコメンテーター・乾井卓(中山克己)が亡くなったことに関して、医療ミスがあったのではないかと問題提起した。武良井は、乾井の死と同時に辞表を提出して病院を辞めた循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤頌利)を呼んで、当時のことを説明してもらう。
前川は、乾井の死因は肺塞栓だったが、家族には心筋梗塞だったと説明するよう、上司の高木学(山崎樹範)から命じられたと証言する。
乾井の執刀をした榊原俊介(瀬戸康史)は、何があったのかすべて話す、と一同に告げた。
あの日、前川は、乾井が大腿骨頭置換術を受けた後に胸の苦しみを訴えたことを受け、インフォームドコンセントを行い、君子に心筋梗塞の可能性が強く、カテーテル検査が必要であること、しかし致死的な不整脈や脳梗塞などの合併症の可能性があることを説明した。その後、バイタルは落ち着いたものの、肺塞栓の可能性を疑う前川。 しかし高木は、Dダイマーが陰性であることから肺塞栓はないと言って様子を見るよう指示する。そこで前川は、榊原に事情を伝えて所見を求めた。すると榊原は「実際に患者に触れ、真摯に診た前川先生の見解が最も信頼に足る」と返す。
そんな中、乾井が再び苦しみ始めた。前川は、高木の指示を無視して検査を始めようとする。

5話のネタバレ

2019年8月。
警視庁捜査一課の刑事・武良井治(桐谷健太)は、居酒屋で看護師の夏目美咲(入山法子)と知り合い恋人同士になった。
だが数年後の2023年4月、美咲は胃がんのステージⅣという診断を受けた。
その後阿栖暮総合病院の治験に参加した美咲は、間質性肺炎を発症して亡くなってしまった。
武良井は、美咲の母・夏目百合子(阿部朋子)から美咲が入院中書いていた日記を託される。
武良井が病院のベンチでうなだれて座っていると、どこかから声が聞こえてきた。
「例の治験に参加した患者さん、また中止になったんだって。間質性肺炎だって」

2024年1月26日。
阿栖暮総合病院の院内交番に勤務している武良井は、医療安全管理委員会に乗り込み、入院患者の有名コメンテーター・乾井卓(中山克己)が亡くなったのは医療ミスがあったからではないかと問題提起する。
武良井は、乾井が亡くなってすぐ病院を辞めた元循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤頌利)を医療安全管理委員会に呼び当時の事を説明してもらった。
当初乾井は心筋梗塞の可能性が強く、カテーテル検査が必要であったが、前川は肺塞栓の可能性を疑う。
しかし前川の指導医である高木学(山崎樹範)は、Dダイマー(血液凝固検査)が陰性であることから肺塞栓はないと断言して様子を見るよう指示した。

前川は、尊敬する外科医・榊原俊介(瀬戸康史)に偶然廊下で出会い、事情を伝えて所見を求めた。
すると榊原は、実際に患者に診察している前川先生の見解が最も信頼に足ると答える。
前川は、高木の指示を無視して検査を始めようとしたが、違う科の榊原に相談したと聞いた高木が激昂してやってくる。
そこへ榊原も入って来て、すぐに造影CTをするべきだと言うが、高木は肺塞栓はありえないと譲らず、心臓のカテーテル検査を急がせる。
するとカテーテル室に検査室から乾井のDダイマーが陽性だという報告が入った。肺塞栓だったのだ。

その後榊原が引き継いで肺塞栓の血栓摘除術を試みたが手遅れで救うことができなかった。
前川は、なぜ家族に死因を肺塞栓と正直に説明しなかったのかと問いかける。
乾井の妻に心筋梗塞と説明したのは榊原だった。
榊原は、患者は有名人で、些細なことでもミスを疑われたらスキャンダルになる、全ては病院のためです、と言う。

武良井は、乾井の血液検査の検体の取り違えがあったことを告発する。
乾井のDダイマーの数値が一回目と二回目で激変したのは違う患者の検体だったから。
副院長・須賀直哉(野仲イサオ)は、可能性は否定できないが、調査は続行中だと言う。
すると、武良井は、それなら院内交番もその調査に一枚かませてほしい、院長・武藤(山田明郷)と同レベルの院内情報アクセス権を与えてほしいと要求した。
院長は武良井の要求を認める。
武良井はさらに前川の復帰も要望し、前川は再び阿栖暮総合病院に勤務することになった。
武良井の本当の目的はアクセス権だった。
美咲以外にも間質性肺炎で亡くなった治験参加者がいると考え、美咲の死の真相と治験の闇を内側から暴こうとしているのだ。
治験責任医師は榊原。武良井は、美咲の死に榊原が関係していると考えていた。

5話の詳しいネタバレはこちら↓

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6話のあらすじ・ネタバレ

院内警察6話武良井と川本と結依

放送日:2月16日(金)21:00~21:58

6話のあらすじ

武良井治(桐谷健太)たちがいる阿栖暮総合病院の院内交番に、手術を終えたばかりの上條萌子(玄理)と白石葵(馬場ふみか)がやってきた。二人は榊原俊介(瀬戸康史)が執刀したオペに加わっていたが、トラブルが起きても動じず的確に対処していく榊原を称賛していた。川本響子(長濱ねる)は、二人の話を聞きながら、「武良井くんは、恋人の死に榊原先生が関係していると睨んでいる」という横堀仁一(市村正親)の言葉を思い出す。
その夜、武良井は、横堀とともにサウナ施設で警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)と会っていた。そこで武良井は、恋人の夏目美咲(入山法子)の死に関して、これまでにわかったことを報告する。胃がんのステージⅣだった美咲は、抗がん剤の新薬の治験に望みを託していたが、治験に参加した2ヵ月後、突然間質性肺炎を発症し亡くなっていた。
阿栖暮総合病院で現在この治験に参加している患者は80人いて、そのうち5人に間質性肺炎の所見が出ていたという。美咲の他に60代の男性が間質性肺炎で亡くなっていた。武良井は、そんな状況下でも治験が継続されていることを問題視して、副作用によるものと疑われる症例が発生しても、製薬会社や病院側が国や治験審査委員会へ報告しなければ闇に葬ることも不可能ではない、と城山に告げる。
その新薬の治験責任医師は、榊原だった。

6話のネタバレ

阿栖暮総合病院の院内交番に勤務する武良井治(桐谷健太)は、室長の横堀仁一(市村正親)とともにサウナ施設で警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)と会い、恋人の夏目美咲(入山法子)が亡くなった件に関してこれまでわかったことを報告する。
胃がんのステージⅣだった美咲は、抗がん剤の新薬の治験に参加した2ヵ月後に間質性肺炎を発症し亡くなっていた。阿栖暮総合病院で現在この治験に参加している患者80人のうち5人に間質性肺炎の所見が出ていたという。美咲の他に60代の男性も間質性肺炎で亡くなっていた。
武良井は、そんな状況下でも治験が継続されていることを問題視し、病院の闇を探っていた。
その新薬の治験責任医師は、榊原俊介(瀬戸康史)。

外科部長の倉田雄二( 神尾佑)のところへ、医療機器メーカー・マルコメディカルの浅田大樹(和田正人)が腹腔鏡の売り込みに来ていた。倉田は導入を決めるが、同席していた榊原はマルコメディカルの腹腔鏡は他の病院でトラブルの報告がいくつも上がっていると懸念を口にする。だが、倉田は受け流した。

小児科病棟の廊下で川本響子(長濱ねる)は、14歳の今井結依(梨里花)と知り合った。
祖父の見舞いに来ていた結依は、指輪をなくしてしまったと言う。
その後、財布を盗まれた人たちが院内警察に届けに来て、武良井と川本は指輪や財布を探すことにする。
刑事になるのが夢という結依も、川本と一緒に院内を回ることに。
武良井がゴミ箱から財布を見つけたが中身は抜き取られていた。
3人は、浅田が探し物をしているところに出会う。探し物はマルコメディカルのロゴが入った紙袋で、中身は手術用器具のデモ機だと言う。武良井たちは探すことにするが、浅田はもし見つけたら会社ではなく自分に直接連絡してくれるように頼む。

翌日、武良井は窃盗犯を捕まえる。
盗品の中に結依の指輪があった。その指輪は、病気が完治した友達にもらったお守りなのだと言う。
しかし、浅田の紙袋は無かった。
中庭で結依が浅田の紙袋を探していると、榊原が声をかけ、一緒に探してくれると言う。手分けして探したほうが効率が良いと榊原が指さした茂みの中を結依が探すと、そこに紙袋があった。

結依から渡された紙袋を持って浅田は外科部長室を訪ねる。そして倉田に副院長就任のお祝いとして渡した。
中身は手術用器具だったが、二重になっている底を開けると百万円の札束が二つ入っていた。
そこへ突然スマホを構えた武良井が突入する。外科部長室の一部始終の映像が、院長の武藤則光 (山田明郷)はじめ幹部が集まる会議室のモニターに映し出されていた。
結依は紙袋を見つけてすぐ浅田に連絡しようとしたが、榊原に忠告されてまず武良井に報告したのだった。

倉田は、副院長になったばかりで外科部長と兼任していたがこの件で懲戒解雇に。
新たな外科部長には、榊原が就任した。

15年前、当時14歳だった榊原の妹の榊原希(共田すず)は、HLHS(左心低形成症候群)で阿栖暮総合病院の救急外来に緊急搬送された。しかし妹の手術よりも、自分の患者の手術を優先した医師が倉田だった。
当時高校生だった榊原は、その時妹に付き添っていたのだった。

廊下を歩いていた榊原が叫び声に気づいて駆けつけると結依が倒れていた。
母親の今井千里(原田佳奈)は、結依が先天性の心臓の病気、HLHSだと言う。
榊原の妹と同じ疾患だった。。

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7話のあらすじ・ネタバレ

院内警察7話

放送日:2月23日(金)21:00~21:58

7話のあらすじ

阿栖暮総合病院の院内交番に勤務する武良井治(桐谷健太)は、室長の横堀仁一(市村正親)とともに、警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)と再会する。
武良井の恋人の夏目美咲(入山法子)はステージⅣの胃がんで、抗がん剤の新薬の治験に参加した2ヵ月後に原因不明の間質性肺炎を発症し亡くなった。治験の責任医師は榊原俊介(瀬戸康史)。
武良井は美咲の死に疑惑を持ち、独自に探っていた。城川によれば、製薬会社側も治験患者が間質性肺炎で相次いで亡くなっていることを把握していて、内部調査を始めたらしい。
武良井は、美咲が残した日記を読み直し、亡くなった患者たちは肺炎の症状が出たことを黙っていたのかもしれないと考える。
病院内で倒れた14歳の少女・今井結依(梨里花)は、HLHS(左心低形成症候群)という先天的な疾患があり、入院することになった。
武良井は、結依に頼まれて病院の屋上に連れて行く。ふたりの会話を偶然聞いてしまった榊原は、妹の希(共田すず)のことを思い出す。
そんな折、入院患者の清宮松雄(でんでん)が退院することになった。清宮から退院報告を受け、川本響子(長濱ねる)たちは喜ぶ。清宮は、頼み事があると言って武良井に人探しを頼む。

7話のネタバレ

武良井治(桐谷健太)の恋人・夏目美咲(入山法子)は胃がんのステージⅣということがわかり、阿栖暮総合病院で抗がん剤の新薬の治験に参加した。
しかし2ヵ月後に突然、間質性肺炎を発症し亡くなってしまう。
新薬の治験責任医師は榊原俊介(瀬戸康史)だった。
武良井は、美咲の死の真相を探るために阿栖暮総合病院の院内交番に勤務して独自に捜査を進める。
製薬会社側は治験患者が相次いで間質性肺炎で亡くなったことを把握していて、秘密裏に内部調査を始めていた。
武良井は美咲の日記を読み直して、亡くなった患者たちは治験を中止にしたくなくて肺炎の症状が出たことを隠していたのかもしれないと考える。

15年前、榊原の妹の榊原希(共田すず)は、HLHS(左心低形成症候群)という先天的な疾患で入院していた。
退院後、榊原が希と2人で海へ出かけた時、榊原がプレゼントした白い帽子が風に飛ばされてしまい、取ろうとした榊原は足を滑らせて海へ落ちそうになる。
希は榊原を助けるために人を呼ぼうと走ったことで心臓に負担がかかり倒れてしまった。
阿栖暮総合病院の救急外来に搬送される希に、榊原は付き添う。

現在、阿栖暮総合病院内に入院している14歳の少女・今井結依(梨里花)もHLHS(左心低形成症候群)で、背格好も天真爛漫な性格も希によく似ていて、榊原は妹の面影と重ねてしまう。少年時代の榊原は、将来医者になって病気を治す、と希と約束していた。

武良井は、治験患者から6人目の間質性肺炎患者が出たと聞き、「どう考えてもおかしい」と治験の責任者である榊原に食ってかかるが、「過去にとらわれ過ぎではないですか?いくら調べても夏目美咲さんは帰ってこない」と突っぱねる。

よく遊んだり話したりしていた清宮松雄(でんでん)が亡くなってしまい、結依は強いショックを受け「死にたくない」と榊原に訴える。
榊原は、結依に静かに告げるのだった。「大丈夫だ。俺が治す」

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8話のあらすじ・ネタバレ

院内警察8話

放送日:3月1日(金)21:00~21:58

8話のあらすじ

武良井治(桐谷健太)は、勤務中に当直室で不倫行為をしていた男性医師に証拠写真を突きつけていた。
武良井は、その医師が阿栖暮総合病院と製薬会社の取次役だという情報を得ていたので、失くした恋人の真相を探るため、治験に関する情報と不倫の証拠写真の破棄を交換条件として出す。
一方、榊原俊介(瀬戸康史)は他界した妹と同じHLHS(左心低形成症候群)に苦しんでいる少女・今井結依(梨里花)を励まそうと病室の外へ連れ出す。結依は親しかった入院患者・清宮松雄(でんでん)の死にショックを受けふさぎ込んでいた。
そんな折、院内交番に救急搬送されていた患者が行方不明になったとの連絡が入る。曽根崎茉莉(美山加恋)という名前と特徴を聞いて川本響子(長濱ねる)は、高校の同級生かもしれないと思い、武良井とともに捜索を始める。病院近くの通りで倒れている茉莉を発見するが、川本が知っている茉莉とは全く違う痩せ細った体型をしていた。
茉莉を診察した総合内科医の田尻賢太郎(忍成修吾)から診断結果の提供を断られた川本は、院内交番に与えられたアクセス権を利用して茉莉のカルテを検索した。すると、茉莉は処方されていない食欲抑制剤や睡眠薬を大量摂取していたことが明らかになった。
同じころ、院内交番室長の横堀仁一(市村正親)は、田尻が生活保護者に睡眠薬ばかり処方していることが気になり、武良井に相談する。それを知った川本は、この一件は自分が調べると言い出す。

8話のネタバレ

HLHS(左心低形成症候群)で阿栖暮総合病院に入院している今井結依(梨里花)は、清宮松雄(でんでん)の死にショックを受けていつもの快活さを失っていた。
外科医の榊原俊介(瀬戸康史)はそんな結依を榊原らしい言葉で励ます。

阿栖暮総合病院と製薬会社の取次役をしている医師の不倫写真を入手した武良井治(桐谷健太)は、治験の情報を手配してくれたら不倫の証拠写真を破棄するという交換条件を出す。
治験に参加中に亡くなった恋人・夏目美咲(入山法子)の真相を探るためだった。

院内交番に深夜に救急搬送された入院患者が行方不明だという依頼が来た。
患者は曽根崎茉莉(美山加恋)という名前のかなり痩せた23歳の女性。
その名前と年齢から、川本響子(長濱ねる)の高校の同級生と思われたが、高校時代の茉莉はぽっちゃりしていたと言う。
武良井と川本は病院の外の歩道でふらつき倒れそうになった茉莉を保護した。
武良井は、川本の話から茉莉が摂食障害だと想像したのだった。
診察した綜合内科医の田尻賢太郎(忍成修吾)から詳しい診断結果を聞き出せなかった川本は、武良井とともに院内交番に与えられたアクセス権を利用して茉莉のカルテを見る。
すると、茉莉は処方されていない食欲抑制剤や睡眠薬を大量摂取していたことが明らかに。
生活保護者が無料で受け取った薬を一部の人間が反社に売り、反社は高い値段でそれをネットで売りさばくという犯罪が横行している。医師が反社と組んで薬を処方するケースもあるという。
院内交番の室長・横堀仁一(市村正親)は、田尻が生活保護者に睡眠薬ばかり処方していることを話してくれた。
川本が、外科医の伊藤智(西村元貴)看護師の白石日向(工藤美桜)に田尻にまつわる話を聞くと、総合内科の専攻医で田尻の後輩の羽鳥敦(樫尾篤紀)の事件を教えてくれた。
羽鳥は一年前、生活保護受給者の患者にナイフで刺されてしまってメンタルを崩し休職しているが、まもなく復帰するという。
田尻を密かに尾行した川本は、外の喫煙所で田尻がガラの悪い男・木村(栄信)から封筒を受け取るところを目撃する。武良井と川本は警備室の監視カメラで木村の映像を確認した。
この男が違法販売している張本人なら生活保護者たちに声をかけて薬をもらってくるように指示をしているはずで、その処方箋を書いているのが田尻ということになる。
夜の繁華街で武良井は木村を見つける。
武良井は阿栖暮総合病院のスタッフであると自己紹介し、生活保護者に薬を渡した報酬に田尻先生がお金をもらっていると聞いたので自分も一枚かませてほしい、と話を切り出す。
話しているうちに不信感を募らせた木村に、武良井は録音中のスマホを見せた。
角材を持った木村と、二人乗りのバイクで駆け付けた仲間に武良井は暴力を振るわれる。
スマホは踏みつぶされてしまった。
木村は田尻に電話して呼び出す。
「病院スタッフには手を出さないという約束だったはず」と田尻は言い、「もう二度と協力しない」と伝える。
すると木村は「後輩の羽鳥先生と同じ目に遭うことになるけど大丈夫?」と脅す。
そこへやってきた二人乗りのバイクが。乗っていたのは横堀と武良井だった。
横堀は木村を背負い投げして床に組み伏せる。
横堀は、川本が武良井のコートの内側に密かに張り付けていたイヤホンのおかげで、武良井の位置情報を得て、駆けつけてくれたのだった。
武良井はICレコーダーでもしっかり木村との会話を録音していた。
パトカーが到着する。
田尻は、「その証拠音声を警察に渡してください、補足の説明は私がしておきます」と静かに言った。
田尻は、木村から受け取ったお金の全額を薬物やPTSDの支援施設に寄付しているのだという。
羽鳥が休職した後から木村と組んで処方をするように。
もう二度と後輩や地域の若い医師たちが刺されたりしないよう、矢面に立ったのだった。

美咲の治験の内容書類が届いたが、そこには意外な結果があった。
投与された薬品はプラセボ<偽薬>だったのだ。
つまり、美咲の死と治験とは無関係ということ。武良井はショックを隠せない。

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9話のあらすじ・ネタバレ

院内警察9話

放送日:3月8日(金)21:00~21:58

9話のあらすじ

武良井治(桐谷健太)は、治験中に亡くなった恋人・夏目美咲(入山法子)が服用していたのは治験薬ではなくプラセボ<偽薬>だったということを知り、自分が調べてきたことは全部無駄だったのかとショックを受ける。
川本響子(長濱ねる)は、院内交番でくつろぐ尼子唯織(さとうほなみ)、上條萌子(玄理)、白石葵(馬場ふみか)から、阿栖暮総合病院で行われている治験には500億円もの開発費用が投入されていると聞かされる。その治験薬によって、症状の進んでいる患者でも手術可能になるまで回復した症例がいくつも出ているというのだ。
一方、榊原俊介(瀬戸康史)は、院長の武藤則光(山田明郷)から、HLHS<左心低形成症候群>で入院している今井結依(梨里花)の手術を中止するように命じられる。だが榊原は必ず成功させると反発し、外科医たちを集める。だが、院長が反対しているオペとあって、どの医師も榊原のサポート役を拒否。そんな中、上條が自ら助手に名乗りを上げた。
武良井は、自らが調査を続けることで治験の邪魔になるかもしれないと考えていた。しかし川本は美咲が服用していたのがプラセボだったとしても、治験薬で副作用が出た患者のことをきちんと調査するべきだと主張する。

9話のネタバレ

武良井治(桐谷健太)は、治験中に亡くなった恋人・夏目美咲(入山法子)が服用していたのは治験薬ではなくプラセボ<偽薬>だったということを知った。
治験についてこれまで調べてきたことは全部無駄だったのかとショックを受ける。
武良井は、自らが調査を続けることで治験の邪魔になるかもしれないと言うが、川本響子(長濱ねる)は美咲が服用していたのがプラセボだったとしても、治験薬で副作用が出た患者のことを調査するべきだと主張する。
武良井は、かつての外科部長・倉田雄二( 神尾佑)に会いに行き、治験による間質性肺炎で亡くなった患者が3人であることを聞き出した。しかしデータでは2人になっていて、裏で何かあることを疑う。

一方、榊原俊介(瀬戸康史)は、院長の武藤則光(山田明郷)から、HLHS<左心低形成症候群>で入院している今井結依(梨里花)の手術を中止するように命じられる。
成功する可能性が極めて低く、病院の信頼に関わるというのだ。だが榊原は必ず成功させると押し切る。
榊原は、妹・榊原希(共田すず)を結依と同じ病気のHLHS<左心低形成症候群>で失ったこともあり、絶対に結依を助けるという強い気持ちがあった。
気負ってオペ室へ向かう榊原に、武良井は声をかけて冷静さを取り戻させた。

手術は成功したが、術後アナフィラキシーショックで急変し、結依は亡くなってしまう。
榊原のショックは大きく、次の手術では結依の姿がフラッシュバックしてメスを握れなくなってしまった。

一方、武良井は治験の副作用で亡くなった3人目の患者を見つけ出す。
データでは間質性肺炎で亡くなった患者は2人だったが、もう一人、データを改ざんされた宮内香織という患者がいたのだ。カルテを修正したのは、榊原だった。

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10話のあらすじ・ネタバレ

院内警察10話

放送日:3月15日(金)21:00~21:58

10話のあらすじ

武良井治(桐谷健太)は、新しい抗ガン剤の治験中に間質性肺炎で亡くなった3人目の患者を突き止める。それは宮内香織(川原琴響)という24歳の女性で、彼女のカルテには死因を改ざんされた跡があり、その更新者の名前は榊原俊介(瀬戸康史)だった。
武良井は、改ざんされたカルテを榊原に突きつけて問い詰めると息巻く。室長の横堀仁一(市村正親)は、そんな武良井に、無茶をしないよう忠告する。
一方、川本響子(長濱ねる)は、香織の担当医だった安原誠(中村靖日)が何故カルテの改ざんに気付かなかったのか疑問に思う。実は安原は閉塞性肥大型心筋症で阿栖暮総合病院に入院中で、3ヵ月前から休職していた。現在は会話もできないほど病状が悪化しているそうで、榊原の執刀で緊急手術になるということだった。
院内交番に上條萌子(玄理)と白石葵(馬場ふみか)が慌てたようすで駆け込んでくる。安原の手術を控えていた榊原が突然姿を消したというのだ。武良井は、川本とともに榊原の行方を追う。

10話のネタバレ

武良井治(桐谷健太)は、新しい抗ガン剤の治験中に間質性肺炎で亡くなった3人目の患者が宮内香織(川原琴響)という24歳の女性であることを突き止めた。
彼女のカルテには死因を改ざんされた跡があり、その更新者の名前は榊原俊介(瀬戸康史)だった。
宮内の担当医だった安原誠(中村靖日)は閉塞性肥大型心筋症で阿栖暮総合病院に入院中で、3ヵ月前から休職していた。
安原の執刀医は榊原だったが、手術前に失踪。
榊原は、担当した患者の今井結依(梨里花)が手術後に亡くなってからメスを持てなくなり様子が変だったと外科医・上條萌子(玄理)は心配する。
武良井は、川本響子(長濱ねる)とともに榊原の姿を捜す。

ひと気の無い地下通路にいる榊原の背後に、結依の母親・今井千里(原田佳奈)が立っていた。
結依を救えなかった榊原を責め、包丁で刺そうとする直前、武良井が駆け込んできて助ける。
しかし武良井は手を負傷してしまった。
川本がやってきて結依からもらった手紙を千里に見せる。
手紙には、「悲しまないで欲しい」という母親への願いが溢れていた。

武良井は榊原に、治験を受けていた宮内の死因を改ざんしたのはなぜかと聞いた。
しかし榊原は自分ではないと答え、カルテが修正された日時には榊原は緊急手術をしていたこと、アメリカへの出張から帰って来たばかりで、宮内が間質性肺炎になったことも知らなかったことを説明する。
安原から事情を聞くためにも彼を救わなければいけない。
手術は無事成功した。

安原から話を聞くうちに新たなことがわかる。
カルテを改ざんしたのは、麻酔科医・白石葵(馬場ふみか)だった。
葵の恋人・吾妻(渋江譲二)は治験薬「ミラセルゾール」の開発責任者で、葵は吾妻のため、宮内のカルテの「間質性肺炎の病変が確認される」という記載を「原疾患による急性呼吸不全」と書き換えたのだった。

武良井は、葵から別の事も打ち明けられる。
武良井は、恋人・夏目美咲(入山法子)が服用していたのは治験薬ではなくプラセボ<偽薬>だという情報を得ていたが、それは嘘だった。
武良井が治験について調べていることを知った吾妻が、諦めさせるために嘘の情報を流していたのだった。
美咲はやはり治験薬を服用していたのだ。

榊原は一連のことを院長の武藤則光(山田明郷)に報告するが、院長は治験を継続すると告げる。
病院の隠ぺい体質を許せない武良井と榊原は、かつて阿栖暮総合病院に入院していた、厚生労働大臣・岩井幸吉(ベンガル)に直接データを渡しに行く。
製薬会社には調査が入ることになり、阿栖暮総合病院の治験は中止になった。

榊原は、腫瘍内科医の尼子唯織(さとうほなみ)から、武良井に恋人の死の真相を黙っていることについて問いかけられた。
院内交番を初めて訪ねた榊原は、武良井に告げる。
美咲は自殺したのだ、と。

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11話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

院内警察11話

放送日:3月22日(金)21:00~21:58

11話(最終回)のあらすじ

武良井治(桐谷健太)は、榊原俊介(瀬戸康史)から夏目美咲(入山法子)の死は自殺だったと告げられる。病院の外階段からの転落が直接の原因で、榊原が緊急オペを行ったが運ばれてきたときにはすでに手遅れだったという。しかし武良井は榊原の言葉を信じなかった。病院側が美咲の死の事実を隠蔽したのは、病院の管理体制を問われ、新薬の治験にも影響を及ぼすという理由からだった。
榊原から告げられた話を受け入れられない武良井は、院内の監視カメラの映像を調べ直す。
映像には廊下で胸を押えて苦しそうにしている美咲が、監視カメラの死角になる方向へと歩いて行く姿が映っていた。その場所に立ってみた武良井は、美咲が向かった先に外階段へつながるドアがあったことを知る。
ある日、ゴミ箱から切り裂かれた榊原の白衣が見つかる事件が起こった。
現場には口紅の痕が残されていた。

11話(最終回)のネタバレ

武良井治(桐谷健太)は、榊原俊介(瀬戸康史)から夏目美咲(入山法子)の死が自殺であったと告げられる。
病院の外階段からの転落が直接の原因で、榊原が緊急オペを行ったが運ばれてきたときにはすでに手遅れだったという。
だが、武良井は榊原の言葉を信じなかった。
川本響子(長濱ねる)とともに監視カメラの過去の映像を調べて、美咲が亡くなった時刻の直前に資材室のほうへ歩いて行ったことを突き止める。
その部屋には、外階段へ続くドアがあった。
やはり自殺だったのかと思い、失意の武良井は退職願を出して病院を去る。

ある日、ゴミ箱から切り裂かれた榊原の白衣が見つかる事件が起こった。
院内交番の室長・横堀仁一(市村正親)によると10か月前から、小さな事件が頻発しているという。
榊原の依頼で、武良井は院内交番に復帰し、病院内で親しいスタッフとともに調査を始めた。

調査の結果武良井は、犯人は病院スタッフであること、病院と榊原に恨みを持っていること、最初は小さないたずらレベルだったのが次第に犯罪の攻撃性がエスカレートしていることをプロファイリング。
武良井は、病院の威信がかかった手術を榊原が執刀するという噂を流させた。
しかし実際の場所は手術室5だったが、噂で流したのは手術室3。
手術室3に来たのは工藤知子(荻野友里)だった。
工藤は、上司や患者から受けるストレスで鬱屈していて、さらに大勢の前で叱責されたことで榊原を逆恨みしていたのだった。

連続事件の犯人である工藤は、美咲の死に大きく関わっていた。
美咲は工藤が筋弛緩剤を盗んだところを目撃して、看護師として見過ごすことができずに外階段に逃げた工藤を追いかけ、筋弛緩剤を投げ捨てようとする工藤を止めようとして転落してしまったのだった。

榊原は隠微問題で一年間の医業停止処分になり、外科部長の座も失った。
病院を去ったかと思われた武良井は、院内交番に残ることに。

11話(最終回)の詳しいネタバレはこちら↓

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【院内警察】の気になるポイント(最終回後追記)

原作のエピソードはどこまで描かれるのか

院内警察原作

【院内警察】の原作「院内警察 アスクレピオスの蛇」(原作:酒井義 /漫画:林いち)は、2021年より「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で連載中。
コミックスは6巻まで出版されています。(2023年1月12日現在)
現在も連載が続いているので、ドラマの最終回はどのエピソードで締めくくられるのか注目したいと思います。

なお、瀬戸康史さんは、原作との違いを聞かれて、
「原作の榊原のほうが表情豊かですね。“無表情を心がけている”と言うと、言い方が間違えているかもしれないですが…監督とも話し合って、何を考えているか分からないような表情で演じるようにしていて。それが企んでいるように見えたり、悔しがっているように見えたり、いろいろな想像ができるような表情を意識しています」
と答えています。

原作はまだ連載中で、ドラマの結末はオリジナルです。
美咲が外階段から転落したことは原作もドラマも同じですが、原作では、転落の原因は治験薬の副作用による幻覚によるものではないかとされています。
コミック7巻まで出版されていますので(2024年3月時点)ぜひ原作もお読みください。
7巻には、林いちさんの「ドラマ見学ルポ」も掲載されています。

1話に仕掛けられた伏線

瀬戸康史さんは、インタビューの中で、最終回に放送されるカットを1話の撮影中にすでに撮っていることを明かしています。
「つまり第1話の時点で、最終回に向けての伏線が張られてるということになります」
「あのカットが何を意味しているのか、僕にも分かりません。でも最終回の誰か、あるいは何かは撮りましたよと」
ということですから、1話の中に何か仕掛けがあるということですね。
しかもそのことを主演の桐谷健太さんは知らなかったそうです。
どんな伏線なのか、最終回でわかるでしょうか。楽しみですね。

1話に登場した工藤知子が、まさかの犯人でした。
あまり感じよくないという意味で、登場するたびに印象的だった看護師でしたが、こんな深い闇を抱えていたとは。
確かに、榊原先生に叱責された時傷ついた顔をしていましたね。
最終回にようやく伏線が回収されました。

【院内警察】最終回結末予想(最終回後追記)

院内警察桐谷健太瀬戸康史

原作では、武良井も榊原もそれぞれの大切な人に関係する重い過去があるようです。
飄々としている武良井とクールな榊原は性格的にも相性が良いとは言えませんし、抱いている正義も異なっていて対立する場面が多そうです。
そして何やら二人には因縁があるような感じですね。
最終回では、病院内の様々な出来事を乗り越えていく中でお互いの過去を分かち合い理解し合える日が来るという結末を予想します。
また、院内刑事の武良井と天才外科医の榊原の他にも、阿栖暮総合病院には個性的な人物が沢山います。
院内交番室長、交番事務員、外科医、腫瘍内科医、麻酔科医、看護師、そして患者たち。
それぞれの成長や変化も丁寧に描かれていくことを期待しています。
命の現場での人間模様を楽しみに、最終回まで武良井たちの活躍を見届けたいと思います。

武良井が阿栖暮総合病院にきた目的は、恋人・美咲の死の真相を調べることでした。
看護師として誇り高く命を全うした美咲の真実を知って、武良井は救われたと思います。
そしてそこにたどりつくことができたのは榊原が真摯に話をしてくれたからでした。
榊原は、武良井の存在によって、自分がとらわれている手術への執着は妹を失ったからなのか、それとも医師としての想いなのか、改めて向き合うことになります。
それぞれの正義を譲らず反発し合う二人でしたが、お互いを認め合うことで過去から抜け出すことができたのではないでしょうか。
確かな足取りで進んで行く姿がどちらも格好良かったです。
力強く頼もしく成長していく川本も、見守る横堀も素敵でした。

阿栖暮総合病院のスタッフの皆さん、ひとりひとりが有能で個性が際立っていて魅力的でしたね。
また是非皆さんに会いたいです。

記事内画像出典:「院内警察」フジテレビ

院内警察

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