【どうする家康】30話|茶々/淀君が家康嫌いになった理由とは?

どうする家康第30話
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【どうする家康】30話|茶々/淀君が家康嫌いになった理由とは?
第30話「新たなる覇者」が8月6日に放送されました。家康とお市の約束は守られるのか!? 少女期の茶々が初登場で、家康嫌いになった理由がわかった!
今回は、【どうする家康】30話の概要・視聴率・感想・レビューをお届けします。

【どうする家康】30話の視聴率

【どうする家康】30話の視聴率は9.4%。本能寺の変を描いた前話11.5%より大幅ダウン!
(視聴率は関東地区・世帯・リアルタイム)

【どうする家康】30話|清須会議

【どうする家康】30話では、信長と信長を討った光秀なき後の「清須会議」が描かれました。

清須会議

「まさか秀吉が明智を討つとは…」。驚くべき速さで戻って見事、明智の首を討ち取ったことに驚く家康。
— 天正10年6月・清須会議—
信長の後継者を決める会議が清須城で行われている。羽柴秀吉(ムロツヨシ)、柴田勝家(吉原光夫)、丹羽長秀(福澤朗)、池田恒興(徳重聡)が集まる。秀吉はまだ幼い、信長の孫・三法師を担ぎ上げるという。織田信雄と信孝をはずすわけにはいかないだろうと勝家。どちらを選んでもうまくいかないと秀吉。勝家はそれは織田家をないがしろにすることになるのではないかと反発するが、「聞き捨てならん。明智を成敗した者の役目と心得ている」と返す。

丹羽も池田も秀吉に賛同する。勝家は、お市との結婚を報告する。

お市と3人の娘。次女の初(古川凛)が、家康に輿入れしたかもしれないというのは本当かと尋ねる。もしかすると家康が父上だったのかもしれないと言う初に、長女の茶々が「父は浅井長政だけだ」ときっぱり言う。

秀吉と勝家がやってくる。勝家とお市の婚姻を口ではめでたいなどと囃し立てるが、目が笑っていない秀吉。その話は家康と家臣団の耳にも届く。

家康は、秀吉の好き勝手にさせないための結婚だろうと読む。首謀者はお市かもしれないと榊原康政(杉野遥亮)。

なぜか不満げな本多平八郎(山田裕貴)。その理由は、さっさと戻って出陣すれば、秀吉ではなく徳川が明智の首を獲れたのに、なぜもたもたしていたのかということだった。家康は、今為すべきことがほかにあるからだと答える。

徳川が今為すべきこと

目下の難題は隣国。武田を倒した織田のものとなっていたが、現在主のいない甲斐・信濃・上野の三国を鎮めて、北条より先に手にいれること。秀吉のことは一旦、お市に任せようと家康。そういうことなら、とめちゃくちゃやる気になり、みんなを引っ張る平八郎。

本多正信の作戦

本多正信(松山ケンイチ)は、家康に言った通り、鷹の世話係からやり直しているが、鷹はなかなかいうことを聞かない。於愛(広瀬アリス)が、殿が正信を連れて行くと言っていたと告げると、そんなに言うなら仕方がない、と参戦することに。

家康がまず倒すべきと決めた北条家は、小田原城を中心に、相模、武蔵、上野、下総、上総北部、伊豆の広大な領地を持っていた。その北条家を率いるのは、北条氏政(駿河太郎)とその息子・北条氏直(西山潤)。

徳川勢は、甲斐・新府城に布陣。北条の兵は2万を超えるであろう、味方の3000では持ちこたえられないと、信濃各地に散らばる手勢を呼び戻すべきだと進言する井伊直政(板垣李光人)。それはいかがなものか、と本多正信。

散らばった手勢が集まれば、敵の散らばった手勢もまた集まり、さらに大軍になる。

すでに敵は大軍だと言う直政だが、正信は大軍だからこそ動きは緩慢。山中では動きもままならない。彦右衛門の手勢を密かに戻して待ち伏せしたらどうかと提案する。狭き山道では数の差は気にならない。

僅かな兵で大軍を追い払うことができれば、それ以上のメリットがあると家康はその策を取り入れることにする。反発する直政には、一軍の将になるからには正信のずる賢さを学べと言う。召しかかえた武田の兵を任せるというのだ。感動する直政。

甲斐・黒駒では、正信の作戦通り、彦右衛門の兵が北条を待ち伏せして迎え討つ。

織田家継承者争い

羽柴秀吉と秀長(佐藤隆太)。

信長の次男・信雄(浜野謙太)に、信孝を成敗して三法師を取り返そう、信雄を必ずや天下人にすると心にもないことを約束する。

一方、信孝(吉田朋弘)は、勝家とお市側につく。織田家の天下を決して秀吉に渡してはならない、徳川も付いてくれるだろうと考えるお市だが…。

井伊直政が、北条が和睦に応じるという書状を持ってくる。上野一国さえもらえれば、甲斐・信濃の二国からは手を引くという。悪くないが、上野の沼田は真田の地。奪えば恨まれるかも。もう1つ、家康の娘を1人嫁に出すのが条件だ。お葉(北香那)の娘・おふうを嫁がせることにする。

秀吉と勝家が戦になった。秀吉は信長の次男・信雄と手を組み、織田家をのっとるつもりだ。勝家は、お市と3人の娘とともに越前の北ノ庄城にいたが、雪のために身動きがとれなかった。

柴田勝家から年末の贈り物に上質の綿織物が届く。秀吉からは金粉?のような露骨なものが届く。対照的だ。

【どうする家康】30話|家康はお市との約束を守らなかった

【どうする家康】30話の結末です。

幼き日の大事な約束

— 天正11年(1583年)4月 —
勝家は、秀吉の調略による裏切り者のせいで窮地に。茶々(白鳥玉季)は、幼い頃に母・お市が話してくれた昔話の通りに、家康が助けに来てくれるのか?と問う。

勝家は、家康に書状をしたためるが受け取った家康は微妙な表情。平八郎や康政はお市様を助けにいこうというが、正信が来て、疑問を呈する。

秀吉は民・百姓からの信頼が厚い。人たらしの秀吉の才覚ならではだ。だから、今は秀吉につくべきだと正信は進言する。「様子を見る」と決断する家康。

家康はお市との約束を思い出していた。竹千代時代に「お市様のことは、この竹千代が必ず助けます」と誓っていた。お市がそれを憶えているということを家康もわかっていた。いちばん果たさねばならぬときに果たせない。祈ることしかできない…。家康もまた辛かった。

一方、秀吉は権六(柴田勝家)の首だけ持って来ればよい、我が妻は傷つけるなと秀長(佐藤隆太)に命じる。秀吉は、念願叶ってお市を妻にするつもりなのだ。

お市の最期と茶々の覚悟

家康は助けに来ない。そう覚ったお市は秀吉に手紙を書く。茶々は、約束を守らず助けに来ない家康を恨むと言う。戦とはそう簡単なものではないと諭しつつ家康をかばうお市。

秀吉の使いがお市と娘たちを引き取りに来る。お市は自分も後から行くから先に行くようにと娘たちを送り出す。茶々だけはお市の覚悟をわかっていた。勝家はお市も一緒に行くようにと言うが、お市は、一度ならず二度までも、夫だけ死なせはしない。この戦の総大将はこのお市。織田家は死なぬ。

茶々が戻ってきて、「母上の無念は茶々が晴らします。茶々が天下を獲ります」と宣言する。その娘を誇らしげに見つめながら別れの涙を流すお市…。

「娘たちを頼む」と書かれたお市の手紙を読んだ秀吉は、「愚かな女」と言いながら、涙をにじませる。でも織田家の血筋は欲しい。あと数年もすれば(茶々を側室にできる)と考えるが、茶々は不敵な笑みを浮かべながら秀吉の手を取る。驚く秀吉。茶々の真意とは…?

直政から勝家とお市の自害を聞いた家康は、自分が秀吉を倒すと心に決める。

【どうする家康】30話の感想とレビュー

いかにもお市らしい決断ですが、お市の死は家康ならずとも悔しくて悲しいですね。

歴史物の定番だった、秀吉がお市のことがずっと好きだった…という展開は今回はないのかと思いきや、やっぱり好きだったというか、手に入れたかったのかと言う気持ちが、お市が自決をしても秀吉のモノになることを拒否することを知ったときに滲ませた涙で表現されていた。お市にこだわっているところを前半でももう少し描いてほしかったけど、ムロ秀吉は何を考えているかわからない不気味な男設定だからこうなったのでしょうか。

そして今回は茶々役・白鳥玉季が初登場。堂々たる演技でムロ秀吉も食ってしまいそうな感じだったので、これからが楽しみです。

茶々(のちの淀君)が家康を嫌う理由がはっきりと描かれたのも面白い。そりゃ母を裏切った男なんて嫌いになりますよね。母のお市はずっと約束を信じていたのに…。

次は家康と秀吉の戦いが始まります。

アイキャッチ画像出典: (C)NHK