【カムカムエヴリバディ】61話│一子(市川実日子)のおかげで…

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【カムカムエヴリバディ】61話

朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第13週 第61話が2022年1月27日に放送されました。

第61話では、回転焼き屋「大月」がオープンするも、苦戦を強いられます。

しかし一子(市川実日子)のおかげで…

今回は【カムカムエヴリバディ】61話のあらすじネタバレと感想について。

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目次

【カムカムエヴリバディ】61話のあらすじネタバレ

【カムカムエヴリバディ】61話のあらすじネタバレです。

回転焼き屋「大月」がオープン

るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)は京都のあかね坂商店街の一角で回転焼き屋「大月」をオープンさせた。

るい:「おいでやす。回転焼きの大月です。ただいま回転しました。おいでやす。」

錠一郎が店頭でチラシを配っていると、酒屋の店主・森岡(おいでやす小田)が通りかかり、

森岡:「何?回・転・焼き?なんやそれ。ああ。たまに屋台でみるやつか。いやあ、ここらのもんは食べたがらへんで。」

そう言われて、錠一郎は場所を変えて呼び込みへ。

モモケン(尾上菊之助)が緊急入院

すると荒物屋のテレビで、モモケン(尾上菊之助)が今朝 緊急入院したことがニュースで流れていた。

荒物屋の店主・吉右衛門(堀部圭亮)が帰って来て言った。

吉右衛門:「おこしやす。うちは、荒物屋やけどこの通り、電化製品も扱うことにしましたんや。いつまでも、鍋、たわしだけ扱ってたら時代に取り残されるさかいな。どうです?まだお持ちやないんでしたら、お宅にも一台?」

錠一郎はテレビのニュースに夢中だ。

吉右衛門:「買う気あらへんのか。それやったら、そないに長く見てもろたらかなわんな。」

錠一郎は吉右衛門に気づいて謝り、挨拶。回転焼き屋のチラシを渡してアピールし、去った。

吉右衛門は「回転焼き?舌の肥えた京都のもん相手に、そないな商売が成り立つかいな。」

そしてチラシを見て「気色わるっ」とつぶやく。

初日の結果

回転焼き屋の初日は、ほとんど売れなかった。

るいと錠一郎は残った大量の回転焼きを2人で食べる…。

るい:「馴染みのないもんには、なかなか手え出さへんのが京都の人やって、酒屋さんが言うてはったわ。大丈夫、なんとかなる。」

一子(市川実日子)が「大月」へ

ベリーこと一子(市川実日子)が「大月」へ様子を見にやってきた…

一子:「あんたはアホか。」

るい:「ベ…一子さん!」

一子:「回転焼き屋するて言うてた時は、愉快な冗談やと思てたけど。ホンマにやってどないすんねん。ええか?よう聞きや。ギャンブルいうのは、当てずっぽうにやるいうことやあれへん。繊細に計画して、大胆に決行する。そういうことを言うんや。」

錠一郎:「ええこというな、ベリー。」

一子:「ベリー言うな、言うてるやろ」

錠一郎はチラシ配りへと出て行く。

一子はトランぺッターのジョーが今では回転焼きのチラシ配りなことを嘆く。

るいは一子へ、今から回転焼きを焼くから、食べていくよう勧めるが…

一子:「私は日頃からお茶席で、ええ和菓子食べてんねん。ただ鉄板に生地流してあんこ挟んだだけの、しょうもないお菓子で喜ぶて思てんのか。」

るい:「思てます。うちのあんこは絶品ですから。」

一子:えらい自信やな?おもろいやん。受けてたったるわ。」

モモケンが散った

チラシ配りに行ったはずの錠一郎は、再び荒物屋のテレビを見ていた。

桃山剣之助が死去したニュースが流れていた。

錠一郎は「モモケンが散りました」と泣く。今回は吉右衛門も追い返さず、しみじみ語る。

吉右衛門:「私はモモケンがデビューした年に生まれたんや。これ『桃から生まれた剣之介』。このデビュー作にして主演映画の役名・桃山剣之助をそのまま芸名にしたんやそうや。」

錠一郎:「しゃれてますね~。」

吉右衛門:「しかし、あの日本映画史上まれにみる駄作「妖術七変化 隠れ里の決闘」が遺作になるなんて気の毒な。」

錠一郎:「見ましたか。:」

錠一郎は ほうきを手に取って、吉衛門(堀部圭亮)ははたきを持って、チャンバラごっこを始める。

一方そのころ、るいはベリーに回転焼きを焼いていた。

ベリーがまさに食べようとしたその瞬間…森岡(おいでやす小田)があわててやってきて…

森岡:「奥さん!らいこっちゃ!

吉右衛門の父

るいは錠一郎のいる荒物屋へ。

るい:「主人が迷惑かけてすみません。これ、売り物で申し訳ありませんが。」

吉右衛門は「いらん」と断って、チラシを見せ「こないな気色悪いもん」という。

吉右衛門:「もう許されへん。あんたらには、この商店街出て行ってもらう。」

店の奥から吉右衛門の母・清子(松原智恵子)が出てきて…

清子:「吉吉衛門、そないにきつい言うたらあきまへんえ。あんたが調子に乗ってチャンバラなんかするから腰いわすんや。回転焼き屋さん始めはったんやてね。大変やろうけどおき張りやす。」

るいは「ありがとうございます」とお礼を言って、回転焼きをお詫びに渡した。

清子は受け取ってくれた。「お母ちゃん!」と怒る吉右衛門。

清子:「何やの。あんた昔から、あんこ好きやったやないの?昔は素直なええ子やったのに、年々、お父ちゃんに似てくるんやさかい」

清子は妻で、吉右衛門の父・吉兵衛の遺影をみた。※

・・・るいと錠一郎が帰ったあと、回転焼きを食べた吉右衛門は「懐かしい味がする」と言った。

※安子編で登場した吉兵衛も、堀部圭亮さんが演じていましたよね。一人二役で親子を演じていますが…うり二つすぎ!(笑) そして吉兵衛、よく安子の店の和菓子食べてましたね、思い出してくれるといいんですが…。

一子(市川実日子)のおかげで

るいが回転焼き屋に戻ると、店に行列ができていた?!

一子:「はい、次おばちゃん何庫?」

るい:「一子さん!」

一子:「良かった。もうなくなるところやったんや。はよ次の分、焼いて。…認めたるわ。老舗のどないなお茶菓子より、一番おいしかった。」

お客さんは、茶道の師匠をしている一子が褒めたことで、信用を得たようだ。

食べてもらえれば母譲りの味には自信がある。

少しずつ回転焼き屋「大月」は街の人に認められていく。

結末

るいと錠一郎が回転焼き屋「大月」を始めて1か月が経過。

吉右衛門の母・清子が買いに来た。

清子:「うちにも、るいさんみたいなお嫁さん来てくれたらええんやけど。」

るい:「息子さん、ずっとお一人なんですか。」

清子:「私の主人が早うに亡うなったさかい、あの子にはず~っと働きづめにさしてしもてねえ。」

るい:「そうですか。誰かいい人おったら、いいですね。」

その頃、錠一郎は吉衛門の店のテレビで『けったい侍 珍道中』を見ていました。

錠一郎:「なんや。この人、似てますね。モモケンに」

吉右衛門:「当たり前や。これは、モモケンのせがれや。桃山団五郎や。」※

錠一郎:「息子がおったんですか。」

吉右衛門:「そないなことも知らんと、ようあないな滂沱(ぼうだ)の涙を流してモモケンの死を悼んどったな」

そこへ清子が戻ってくる。

清子:「あら、大月さん、そろそろ『こんばんは』の時間やけど、お買い物すんだん?」

錠一郎は買い物の途中なことに気づいて、あわてて向かった。

(TO BE CONTINUED)

※桃山剣之助も桃山団五郎も、尾上菊之助さんが親子二代を一人二役で演じます!

【カムカムエヴリバディ】61話の感想

一子(市川実日子)のおかげで…

61話は、回転焼き屋オープンでのあれこれなストーリー。

展開が早い本作ですが、苦労もそんなになく、あっという間に売れましたね(笑)

まあ、一子(市川実日子)のおかげで売れたので、るいは一子に感謝ですね。さすがお茶の師匠!

信頼する人のオススメなら食べたくなりますし(現代ならマツコデラックスさんがテレビで美味しそうに食べたら売れるとか?)、少し都合よい展開ですが、ありえる売れ方でした。

というか、「野田さんとこの一子ちゃんが言うなら」とお客さんたちが言ってたので、一子(市川実日子)の家系が凄いのかもしれません。

日本人って○○大学教授の意見、直木賞・芥川賞作家など○○を受賞…と、お墨付きに弱いですが、その点を上手くついた展開でした。

というか、食べてもらえれば美味しさが伝わるので…オープンセールで半額とか、プレオープンで商店街の人には試食してもらうとか、もありだったかもしれません。

一人二役で親子二代を

尾上菊之助さん、堀部圭亮さんが一人二役で親子二代を演じています。

長い朝ドラならではの役柄です。

特に、堀部圭亮さんが演じた吉兵衛は「ケチべえ」とからかわれて、親しまれて(?)いたので、吉右衛門としての再登場が懐かしいです。

でも、店内に先代店主の写真を飾るものなんでしょうか。と、ちょっと思ってしまいました。

ひなた編は時代劇に関わることが多いので、尾上菊之助さんの出番が増えそう。また違ったドラマがありそうですね。

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画像出典:NHK

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