【カムカムエヴリバディ】111話|上白石萌音が新撮カットでるいを抱きしめる!

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【カムカムエヴリバディ】111話

朝ドラ【カムカムエヴリバディ】最終週 第111話が2022年4月7日に放送されました。

第111話では、上白石萌音(安子役)が新撮カットでるいを抱きしめる感動の展開で…。

今回は【カムカムエヴリバディ】111話のあらすじネタバレと感想について。

*本ページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

目次

【カムカムエヴリバディ】111話のあらすじネタバレ

【カムカムエヴリバディ】111話のあらすじネタバレです。

ずっと昔に

2024年度。ひなた(川栄李奈)はNHKの英会話講師としてラジオのブースにいた。

スタッフの小川(紺野まひる)は、ひなたから「テーマ音楽です。よろしくお願いします。」と付箋付きでCDを受け取っていた。

本番前。

ウイリアム(城田優)「Don’t be nervous. I’ll help you.」(緊張しないで。お手伝いしますから)

ひなた:「Thank you」

本番スタート。

ひなた:「Hello, everybody. Welcome to “Hinata’s Sunny Side English”. I’m Otuki Hinata and here with me is…」(みなさん、こんにちは。ひなたのサニーサイドイングリッシュにようこそ。大月ひなたです。そして…)

ウイリアム:「William Lawrence.」(ウイリアム・ローレンスです)

ひなた:「されでは早速、今日のレッスンを始めましょう」

ウイリアム:「A long time ago」 (ずっと昔に)

オープニングへ。※

※通常のオープニング映像は、濃いオレンジの年配の女性が濃いオレンジの世界を、薄オレンジ色の女性が薄オレンジの世界を、黄色の女の子が黄色のビル街などを歩いおり、3つの世界に段差がありました。しかし今回の放送では3つの段差の境目がなくなていき、3人が一緒の地面を歩くスペシャルバージョンになっています。

ジョーの音や

2003年12月25日。ひなたがアニー・ヒラカワ(森山良子)をおんぶして歩いていた。

ひなた:「おばあちゃん、もう逃がさへんで。」

アニー:「下ろして」

ひなた:「Grandma! Choose the path with least regrets. Choose the Sunny Side of the Street.」(おばあちゃん。後悔のない道を選んでよ。日向の道を歩いてよ。)

ひなたは「クリスマスフェスティバル」会場にアニーを連れて行く。

ルイ・サッチモ・大月と紹介されたるい(深津絵里)がステージに立つ。

録音されたジョーのトランペットの音が会場に響いた。

笹プロに残っていた音源だ。

小暮(近藤芳正)は「ジョーの音や」と気づいた。

ジョーのファンだったベリー(市川実日子)も感激している。

サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート

るい:「Grab your coat and grab your hat baby(コートを取って帽子を被ろうよ)

Leave your worries on the doorstep(悩み事は玄関前の階段に置いてさ)

Just direct your feet(まずは歩き出そう)

On the sunny side of the street(ひなたの道に向かって)

Can’t you hear the pitter-pat(聴こえる?あの楽しげな音)

That happy tune is your step(あれは幸せな君の足音)

Life can be so sweet…(きっと人生は輝くよ…)

ひなたとアニーが扉から入ってきた瞬間、るいの歌が止まった。

るいはアニーに届けるため、再び歌う。

I used to walk in the shade(今までは日陰を歩いていたよ)

With those blues on parade (憂鬱な毎日の中でね)

But I’m not afraid(でも私は怖くなかった)

My Rover crossed over(放浪者から一変したから)

If I never have a cent(たとえ一文無しになったって)

I’ll be rich as Rockefeller(ロックフェラーみたいな大金持ちになった気分になれるさ)

With gold dust at my feet(足元のほこりだってゴールドに変わるよ)

On the sunny side of the street (日向の道を歩けば)」

I LOVE YOU

歌が終了して、るいはステージから降りてアニーのもとへ駆け寄り、母を抱きしめた。

見守るひなたも涙。

るい:「お母さん」

アニー:「るい」

るい:「I LOVE YOU」

2人は泣きながらもう一度抱き合う。

【新撮シーン】:雉真家。雨上がりの陽射しの中、るい(古川凛)が微笑みながら扉を開けた。雉真安子(上白石萌音)が涙ぐみながら幼いるいを抱きしめる。

るいを産んでくれてありがとう

フェスティバル閉会後。

るいが母・アニーの足をマッサージしていた。

「いてえ」と情けない声をだすアニー。

ひなたが錠一郎と桃太郎を紹介する。

錠一郎:「お義母さん。るいを産んでくれてありがとうございます。」

その言葉にアニーはまた泣いてしまった。

桃太郎:「桃太郎です。今は、雉真繊維の野球部にいます。」

勇や健一は先に帰ったが、「またゆっくり」と言っていたという。

錠一郎は会場を見渡して、「いっつも特別になるなあ」とつぶやいた。

錠一郎:「このステージのクリスマスライブは…。僕、ここで出会ったんです。オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリートに。」

アニーは定一が「サニーサイド」を歌った昭和23年のクリスマスなのか確認した。

錠一郎:「そうです。」

アニー:「あの日、錠一郎さんもここに」

アニー・ヒラカワ。本名、安子・ローズドウッドはその日、るいとるいの築いた家族と夜遅くまで話した。

安子とるいにあった誤解もわだかまりも、クリスマスの夜空にとけた。

稔さんの夢が叶った

翌、2004年(平成16年)

ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」が公開され大ヒットになったころ。

安子(森山良子)は再び日本に戻ってきた。

ある晴れた日。安子は勇(目黒祐樹)と一緒に岡山の神社へと歩く。

勇:「せえで、どげいしとったんじゃなら。アメリカ行ってから。なんでハリウッドのアニー・ヒラカワになったんじゃ」

安子:「ボビーは、ボビーいうはなあ、ロバートのことじゃけど。アメリカに行くと決めたあの日から、ずっと支えてくりょうった。シアトルでの暮らしは大変なことももちろんあったけど、ボビーのご家族は異邦人の私を温こう受け入れてくれた。本当に木漏れ日みてえな人じゃった」

※新撮カットで、安子とロバートの家庭のあたたかい雰囲気が紹介される。安子ががおはぎを用意してお茶を入れている。

安子:「苗字は平川先生にあやかって。名前は…」

勇:「あんこ?」

安子:「そうじゃ、あんこのアニーじゃ」

笑いあう2人。かつて勇が「あんこ」と呼んで安子をからかっていた。

安子:「サムライ・ベースボールはもう見てくれた?」

勇:「当たり前じゃ。封切り日の朝一番に見たで。アメリカでも日本でも大ヒット御礼じゃ。お前も嬉しかろう。」

安子:「勇ちゃん。私が一番嬉しいのはなあ。この映画で稔さんの夢が叶うたことじゃ

2人はお参りする…。

勇(松村北斗):「どこの国の音楽でも自由に聞ける。自由に演奏できる。僕らの子供には、そんな世界を生きてほしい。ひなたの道を歩いてほしい」

安子(上白石萌音)・勇:「聴こえる?あの楽しげな音。あれは幸せな君の足音。ひなたの道を歩けばきっと人生は輝くよ」

(TO BE CONTINUED)

【カムカムエヴリバディ】111話の感想

上白石萌音が新撮カットでるいを抱きしめる!

上白石萌音さんが新撮カットで再登場。あの別れの日の幼いるいを抱きしめました。

ネットでも大反響で…↓

雨の日の「I hate you」から晴れての「I love you」に変化。

すごい展開でした。

しかしなんで雨の日の続きにしなかったのだろう。

和解のシーンだからそうしたのかな、と思っていたら脚本には天気の指示はなかったもよう。

演出スタッフは迷いながら撮ったようですね↓

演出・安達もじり氏のコメント

「上白石さんの新たなシーンは、全体のクランクアップの数日前に撮った。米国に渡ってからのロバートとのシーンから撮ったが、上白石さんは現場に入った瞬間、涙ぐむくらいにうれしそうな様子だった。以前の撮影から半年以上たっていたので、上白石さんは安子になれるか不安そうだったが、完璧に安子になっていたので、思った通りに『完璧です』と伝えると、安心していた」

「天気に関しては、藤本有紀さんの台本に何も書かれていなかった。どちらにしたら良いか、ぎりぎりまで悩んだが、私には、晴れていてほしいという思いがあった。後ろの方にチラッと映っているが、木々がぬれていて、雨上がりの設定になっている」

「上白石さんの2シーンを撮り終えた時、深津絵里さんと川栄李奈さんが来て、ヒロイン3人が現場でそろう貴重な1日になった。上白石さんは全て撮り終えた後も、名残惜しそうな様子だった」

3世代がリレーした物語の力

3世代がつむいだ、リレーした100年の物語も最終盤。

実質、最終回なのではないかというくらいなハッピーエンドな展開でした。

どんなクリスマスの夜をすごしたのか。

笑いあうその家族のシーンも見たいですが、そこは割愛。家族だけのものですね。

ひなたが英語を勉強してなかったらアニーに出会ってなかったし、虚無蔵さんの後押しがなかったら…。

そしてひなたが時代劇好きになったのも錠一郎の影響。

るいが錠一郎のことを諦めずに海に入っていなかったひなたもいないし…

稔の言葉があったから、日本と世界を行き来したいと思った安子。

すべては「縁」「運命」で繋がって、そして時間はかかってしまったけれど、ついに和解へ。

もっと早くとは思いますが、人は人。安子とるいには、この膨大な時間が必要だったのかもしれないですね。

半年間描いたゆえの「物語」の力、「朝ドラ」の力を見せつけられた感動の第111話でした。

安子、るい、本当によかったね!

110話< >最終話(112話)

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画像出典:NHK,スポーツニッポン

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