【Dr.アシュラ】ネタバレとあらすじを最終回まで!ドラマオリジナル部分にも注目!!
松本若菜主演のドラマ【Dr.アシュラ】のあらすじネタバレを最終回まで全話紹介するとともに、原作と脚本家、主題歌情報、みどころ、そして展開予想についてお届けします。
フジテレビ水曜10時ドラマ【Dr.アシュラ】は、生死を分かつ“命の最前線”にたつスーパー救命医、Dr.アシュラこと杏野朱羅(あんの・しゅら)を主人公に展開される痛快ノンストップ救命劇場!近年活躍目覚ましい松本若菜が演じる新たなヒロイン像に期待!!
【Dr.アシュラ】ネタバレとあらすじを最終回まで!
第1話あらすじとネタバレ
第1話 あらすじ
ある日の帝釈総合病院・救急科。
初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は救急科に配属されて早々、当直につくことになった。不安を隠せない様子の保に、大学の同期でもある看護師の水吉歩夢(荒井玲良)は、この病院では、院長・不動勝治(佐野史郎)の方針により、重症患者は受けていないと話す。どうやら医療ミスなどが起きないようにするのが理由らしい。その言葉に安堵する様子の保に、歩夢は、アシュラ先生いるから、と意味深な一言を告げた。
アシュラ先生とは、救急科の救命医で、元・救急科科長の多聞真(渡部篤郎)が海外へ渡航してからは、多聞の意思を継ぎ孤軍奮闘している杏野朱羅(松本若菜)のこと。
命を最優先し立ち回るその姿、まるでアシュラのごとし、ということからアシュラ先生と呼ばれている模様。
保が休憩室に行くと、医療用白衣のスクラブを着たままソファで眠っている女性の姿が。
それが朱羅だった。その寝顔の美しさに保が思わず見とれていると、突然目を覚ました朱羅が「来る!」とつぶやくなり初療室へ駆け出す。
保が後を追うと救急隊からのホットラインで、心肺停止患者の受けいれ要請に対し、朱羅が快諾したところだった。
救急車が到着。運び込まれたのは不慮の事故で階段から転落し、心肺停止の状態となっている女性、小倉佐江(菅野莉央)。救急隊員から急患の心臓マッサージを引き継いだ朱羅は、保と歩夢に指示を出しながら必死に蘇生を試みる。そのさなか、銃で撃たれたヤクザの組長が運び込まれた。
「そんな女よりオヤジを治療しろ!」とすごむヤクザたちを前に、全く動じない朱羅。
業を煮やした舎弟が朱羅に銃を突きつけるが、朱羅はその舎弟の首筋にメスを向け―
その頃、医療法人帝釈会・理事長の阿含百合(片平なぎさ)は、国際帝釈病院の新設に向けて奔走しており…。
1話ネタバレ
心肺停止の女性とヤクザのふたりを同時に助けた朱羅でしたが、病院の方針に反して危険を冒したということで、院長の不動から、次にまた同じようなことをやったら解雇すると通達されてしまいます。
全く意に介する様子のない朱羅でしたが、直属の上長に当たる大黒は、朱羅が何か問題を起こすと自分が降格されると気が気ではありません。しかも、朱羅のかつて上の司であり元救急科長の多聞が帰国して、帝釈総合病院の副院長に就任。海外で活動していた多聞を理事長の阿含が呼び戻したのです。
そんなところに、トンネル崩落事故の一報が。受け入れを拒否する大黒を尻目に、保を伴い事故現場に急行する朱羅。現場に到着し、目の前にいる患者の治療に当たっていると、孫がまだトンネルの中に取り残されているのだと泣き叫ぶ老婆の声が。
制止しようとする消防署員を振り切り、朱羅と保はトンネルの中に向かい、心肺停止状態の少女を緊急手術。心拍数が戻ったかと胸をなでおろしますが、すぐに再び心肺停止。朱羅はその原因が糖尿病にあると気づきます。
少女のバッグからインスリンを取り出し、対応しようとしますが、なんと、崩落のショックでインスリン注射は壊れてしまっていました。一瞬言葉を失う朱羅のもとに、男が二人駆けつけ、これを使って、とインスリン注射を差し出しました。
彼らは先日、朱羅が命を救ったヤクザの子分たち。そしてその少女は、実は朱羅がヤクザと同時に救った女性の娘で、事故現場から連絡を受けた母親が万が一を考えてインスリンをヤクザの子分たちに託したのでした。
おかげで心拍は再開、崩落寸前のところで朱羅たちは少女をトンネル内から救い出すことができました。
病院に戻り、少女の手術が無事に終わったことを見届ける朱羅と保。執刀したのは外科科長の金剛でした。
少女の家族から金剛が感謝される様子を見て、本当に命を救ったのは朱羅なのに、と納得がいかない様子の保。
しかし、朱羅は、感謝されるために救ったわけではないという言葉を残して立ち去ります。
もやもやした気持ちのままの保のもとを、入院中だった少女の母親、佐江が訪ねてきました。救急隊員から現場での朱羅たちの様子を聞いて感謝の気持ちを伝えに来たのです。僕は何もできなかった、救ったのは朱羅だと告げる保に、それでも娘の命が助かったのは保のおかげだと感謝の気持ちを伝える佐江。真実が伝わっていることの安堵と自分のふがいなさに思わずむせび泣く保。その様子を朱羅は物陰から見守っていました。
保の傍から静かに立ち去った朱羅を迎えたのは不動院長。病院の方針に従わなかった朱羅に、解雇を通達します。と、そこに多聞が現れ、朱羅は明日から外科の配属にするから解雇は撤回してほしいと要請。外科に配属という言葉に疑問を感じ聞き返す朱羅に多聞は、救急科をつぶすつもりだ、と告げるのでした。
そのころ、阿含理事長は、アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミ(小雪)と理事長室で歓談していました。
今後の方針についてふたりがあれこれ会話をしていると、来客の知らせ。やってきたのは東王大学病院・心臓血管外科委の梵天太郎(荒川良々)で、阿含理事長はナオミに今度、帝釈総合病院に来てもらうことになったのだと紹介し、ナオミもこの病院で働くようにと促すのでした。
第2話 あらすじとネタバレ
第2話 あらすじ
海外で活動していた杏野朱羅(松本若菜)の元上司・多聞真(渡部篤郎)が帰国。
医療法人・帝釈会の理事長・阿含百合(片平なぎさ)が、呼び戻したのです。
その目的は国際帝釈病院を設立するため。かつて救急科科長として辣腕をふるった多聞は、朱羅にとっては師匠であり、最も信頼する人物。孤軍奮闘していた修羅にとっても救急科にとっても、多聞の帰国はこの上ないニュースのはずでしたが、その多聞は、「救急科は近いうちに閉鎖する」と朱羅に告げます。
かつて「二人で一緒に日本の救急を変えよう」と約束した多聞はどこへ…?
あまりの変わり様に言葉を失う朱羅。
そんな状況であったとしても、救急科には容赦なく患者が運び込まれてきます。
救急隊員の吉祥寺拓巳(猪塚健太)によりストレッチャーで運び込まれてきた男児は、川に転落し心肺停止状態になっていました。その体に触れたとき、あまりの冷たさに薬師寺保(佐野晶哉)は思わず動揺してしまいます。それでも懸命に心臓マッサージを続けましたが、1時間が経過。
保の顔には次第に諦めの表情が浮かび、ついにはその手を止めてしまいました。
そんな保を押しのけ心臓マッサージを始めた朱羅。
まだ生きなければ、頑張れ、と男児に向かって叫ぶ朱羅でしたが…
第2話 ネタバレ
放送終了後に更新します!
【Dr.アシュラ】徹底解説
このでドラマでは、主人公のDr.アシュラこと杏野朱羅の救命医としての活躍と合わせて、朱羅と病院側の対立が縦軸として描かれていくことが予想されます。
命を最優先する朱羅と、利益と効率を重視する院長、その院長の言いなりとなる中間管理職。果たして、朱羅の命に向き合う誠意と正義は、貫かれるのか!?
ここでは各話で発生した出来事と合わせて、その縦軸の展開を徹底解説していきます。
第1話 伏線と匂わせ
杏野朱羅の過去に何が…?
トンネルの崩落事故で多数の負傷者が出ているという知らせに、全員受け入れると答えようとする朱羅を遮り、大黒が受け入れ拒否をするシーンで、朱羅の脳裏になにかフラッシュバックのようなものが浮かび、涙ぐみながら大黒に食って掛かるというシーンがありました。
朱羅の過去になにが? 思わず浮かべた涙の意味は…?朱羅が命を救うことにこだわり続けることと何か関係があるのでしょうか??
多聞真の本心は…?
朱羅が心から信頼する人物として描かれている多聞。
院長の不動が、指示に従わなかった朱羅に解雇を言い渡すと、それの撤回を求めて朱羅をかばうのですが、その舌の根も乾かぬうちに「救急科をつぶすから」と朱羅に告げます。
果たして多聞は朱羅の敵か、味方か…?その本心やいかに??
大黒修二の真の姿とは…?
朱羅を目の敵にしている大黒に対し、看護師長の加代子が「(朱羅は)昔の大黒先生みたいですね」と告げるシーンがあります。
いまではすっかり体制側につき、保身にしか興味がないように見える大黒ですが、なにか秘めた過去があるのでしょうか?
今後の展開次第では、まさかの朱羅の味方に!?というようなことになる可能性もありそうです。
阿含百合は何を企んでいる?
多聞を海外から呼び戻し、東王大学病院から心臓血管外科の一人者とされる梵天太郎を呼び寄せます。
ひとりでも多くの命を救いたいだけ、と語るその顔には、なにやら意味深な表情が…
さらに、アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミとまるで親子のように親しげに会話をしながら、彼女にも帝釈総合病院の外科に来るよう要請します。しかしこのナオミとの関係性もいまだ謎です。その真の思惑はどこにあるのか…!?
【Dr.アシュラ】原作と脚本家
原作は…?
ドラマ【Dr.アシュラ】には原作があります。
原作は、2015年から2016年にかけて『週刊漫画ゴラク』で連載された、こしのりょう氏による同名コミック(日本文芸社刊/全3巻)。
こしのりょう氏の代表作には、2006年にフジテレビで石原さとみさん主演によりドラマ化された『N`sあおい』をはじめ、2013年に日本テレビ系の深夜枠でドラマ化された『町医者ジャンボ』などがあります。
この度のドラマ化にあたって発表された原作者のコメントによれば、原作者自身もこの作品の映像化は無理だろうと考えていたそう。
原作自体が未完ということもあり、1クールのドラマにするにあたっては、ドラマのオリジナル部分も作らなければならず、こしの氏自身もプロット作りやシナリオミーティングに参加しながらこの『Dr.アシュラ』という作品を見直す作業を楽しんでいるそうです。
原作者自身がこのドラマ化を喜び、応援している様子はドラマの公式SNSに投稿された、こしの氏がドラマのために描きおろした応援イラストからも感じられますね。
原作者自身も深くかかわりながらのドラマ作り、世界観を大切にしながらドラマ作りをしている様子が伝わってきますね。
ドラマオリジナル部分がどのような展開となるのか、今後、注視していきたいと思います。
脚本家は…?
脚本を手掛けるのは、『第34回フジテレビヤングシナリオ大賞』受賞の市東さやか(しとう・さやか)氏。2021年から独学で脚本を書き始め、その翌年に同賞を受賞。2023年にはフジテレビの月9枠で放送された『真夏のシンデレラ』の脚本を手掛けています。
実は看護師としての勤務経験を持つという市東氏。その経験知識が物語に説得力を与えてくれるのでは、と期待が高まります。
【Dr.アシュラ】主題歌は、imase『名前のない日々』
【Dr.アシュラ】の主題歌は、imaseさんの「名前のない日々」に決定しました。
imaseゴールデン・プライム帯のドラマへの主題歌提供は今回が初めてだそうです。
プロデューサーの狩野氏によれば、imaseさんの起用理由は、変幻自在なimaseさんの楽曲が【Dr,アシュラ】の世界観を拡張してくれるのではというところに期待したからだといいます。
信念を持つことでバカにされたりしたとしてもそんな自分を愛してほしい、そしてそんな日々は誰よりも鮮やかで美しい、という気持ちを込めたという『名前のない日々』。
信念を貫く朱羅の生き様を受け入れ、応援するような楽曲になっているに違いありません。
そしてそれは、日々の生活の中で様々な葛藤を抱える私たちの応援歌にもなっていることでしょう。
気になる楽曲は、ぜひ、ドラマの第1話で!
【Dr.アシュラ】スタッフ
このドラマの演出を手掛けるのは、菅田将暉主演のヒットドラマ『ミステリと言う勿れ』や『信長協奏曲』『鍵のかかった部屋』シリーズなどの演出で知られる松山博昭(まつやま・ひろあき)氏。
『ミステリと言う勿れ』でも終盤の要を担う役として松本若菜氏がキャスティングされていましたが、今回のドラマでは、今まで見たことのないようなヒロイン像を松本若菜氏とともに作り上げていくと意気込んでいるそうです。
救命救急の場で繰り広げられる命をめぐる闘いを、スピード感ある演出を得意とする松山氏がどのように描いていくのか、注目です。
スタッフ一覧
原作 | こしのりょう『Dr.アシュラ』(日本文芸社刊) |
脚本 | 市東さやか |
音楽 | 池田善哉 横関公太 |
プロデュース | 狩野雄太 |
演出 | 松山博昭 ほか |
制作協力 | ファインエンターテイメント |
【Dr.アシュラ】登場人物
主演は近年、活躍目覚ましい松本若菜さん。
🚨📢 情報解禁 📢🚨
— 『Dr.アシュラ』🚑フジテレビ水10ドラマ【公式】 (@dr_asura_drama) February 24, 2025
🚑 4月スタート新水10ドラマ
✦━━ 🩺 Dr.アシュラ 🩺━━✦
♦️主演 #松本若菜
♦️原作 #こしのりょう
どんな患者も絶対に断らず、あらゆる手段で救うスーパー救命医・杏野朱羅🥼
痛快ノンストップ救命劇場が、この春開幕‼️#ドクターアシュラ pic.twitter.com/wFH0NGigwS
フジテレビの連続ドラマには7年連続出演、そして昨年、木曜10時枠で放送された『わたしの宝物』に続いて2年連続の主演となります。
キャストに関する詳細は別記事でご紹介しますので、ここでは簡単にポイントのみご紹介します。
登場人物 | 役 柄 |
杏野朱羅(演:松本若菜) | 帝釈総合病院救命科に属する救命医 |
薬師寺保(演:佐野晶哉) | 帝釈総合病院救命科に配属されたばかりの研修医 |
大黒修二(演:田辺誠一) | 帝釈総合病院救命科科長。朱羅の直属の上司 |
六道ナオミ(演:小雪) | アメリカ帰りの形成外科医 |
梵天太郎(演:荒川良々) | 東王大学病院 心臓血管外科医師 |
不動勝治(佐野史郎) | 帝釈総合病院の院長 |
金剛又吉(鈴木浩介) | 帝釈総合病院の外科科長 |
阿含百合(片平なぎさ) | 医療法人帝釈会の理事長 |
多聞 真(渡部篤郎) | 朱羅の元上司 |
【Dr.アシュラ】のキャスト情報詳細はこちら!

【Dr.アシュラ】みどころは…?
医療ものという連続ドラマでは鉄板のジャンル、しかも救命科で繰り広げられる目まぐるしい展開を、スピード感あふれる演出を得意とする松山監督が手掛けるということで、否が応でも期待は高まります。
また、原作も未完の作品だけに、ドラマのオリジナル部分がどのようになるのかも気になるポイントです。
放送開始後、物語の展開に合わせて更新していきますので、ぜひまた読みにいらしてください。
【Dr.アシュラ】は、フジテレビ系全国ネット 水曜10時枠ドラマとして4月クールに放送されます!
この記事は初回から最終回まで、物語の進行に合わせて更新していきますので、放送と合わせてぜひお楽しみください!