朝ドラ【風、薫る】キャスト&相関図!見上愛と上坂樹里のWヒロイン

朝ドラ「風、薫る」キャスト&相関図

2026年度前期の朝ドラ(連続テレビ小説)は『風、薫る』。

日本で「看護師」という職業の確立に大きく貢献した大関和と鈴木雅の2人をモチーフにストーリーです。

今回は朝ドラ【風、薫る】キャスト&相関図、見どころ、スタッフ、放送日などを紹介します。

朝ドラ【風、薫る】見上愛とのWヒロインはオーディションで!

2026年春スタートの朝ドラ(第114作目)は『風、薫る』 日本の看護師の先駆者的存在である、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)の2人をモチーフにしたダブル主演のバディドラマ。当時に関する資料が少なく、2人をモチーフにしたフィクションとして描かれます。ダブル主演(ヒロイン)の一人は見上愛さん。もう一人はオーディションで決定予定です。

→もう一人のヒロインは上坂樹里に決定しました。

『風、薫る』 の舞台は明治初期から中期。 文明開化が進む中、西洋式の看護学が日本に伝来。専門知識を学んだ人たちは”トレインドナース(正規に訓練された看護師)”と呼ばれ、医療看護の世界に新たな風を起こしました。 女性は専業主婦になるのが一般的だった当時、主人公の一ノ瀬りんと大家直美の2人は看護婦養成所を卒業して、”トレインドナース”となった。患者や医師たちとぶつかり合いながら成長し、やがて最強のバディになり、誰も歩んだことのない道を切り拓いていきます。

朝ドラ【風、薫る】キャスト一覧

■主人公

  • 見上愛…役:一ノ瀬りん(いちのせ りん)
  • 上坂樹里…役:大家直美(おおや なおみ)

■一ノ瀬家(りんの家族)

  • 水野美紀(りんの母:一ノ瀬 美津)
  • 早坂美海(りんの妹:一ノ瀬 安)
  • 北村一輝…役:一ノ瀬信右衛門(りんの父)

■竹内家(虎太郎の家族)

  • 小林虎之介…役:竹内虎太郎(りんの幼なじみ)
  • つぶやきシロー…役:竹内之宣(虎太郎の父)
  • 岩瀬顕子…役:竹内栄(虎太郎の母)

■奥田家

  • 三浦貴大…役:奥田亀吉(りんの縁談相手)
  • 根岸季衣…役:奥田貞(亀吉の母)

■栃木の人々

  • 小林隆…役:中村義正(一ノ瀬家の元陪臣)
  • 大島美幸…役:うなぎ店の女将
  • 義達祐未…役:和菓子店の女将
  • たくや・かずや…役:柴田屋・松永屋
  • 原田泰造…役:吉江善作(直美を見守る牧師)

■りんと直美が出会う人物

  • 未定…役:大山捨松(おおやま すてまつ)
  • 未定…役:清水卯三郎(しみず うさぶろう)

朝ドラ【風、薫る】相関図

相関図はのちほど更新します。

朝ドラ【風、薫る】キャスト・登場人物を詳しく紹介

見上愛(役:一ノ瀬りん)

 
 
 
 
 
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キャスト:見上愛(みかみ・あい)…「恋愛バトルロワイヤル」(Netflix)・「マイダイアリー」(テレ朝)・「119エマージェンシーコール」(フジテレビ)など、ドラマ出演が絶えない人気俳優のひとり。NHKでは大河ドラマ『光る君へ』で藤原道長の娘・彰子役を演じ反響を呼びました。今作の制作統括を担当する松園武大さんは『光る君へ』も担当。現場での様子からヒロイン像に合う人物として、見上さんにオファーをしたそうです。

見上さんは、これまで何度か朝ドラのオーディションに挑戦してきて念願かなっての出演です!
意気込みを尋ねられた見上さんは、「この2~3年の間、現場で一緒に働いている方が誰も嫌な思いをせずに、心地よく働くにはどうすれば良いのかと考えながらお仕事しています」と言い、みんなが良い作品を作ろうと思って気持ちよく働く現場なら視聴者に「温かさ、熱量、強さ、優しさ」が届くと信じているそうです。

登場人物:一ノ瀬りん…栃木県那須地域の山すその町の元家老の家に長女として誕生。物心ついた頃には一家は帰農していて、細やかではあるが不自由のない暮らしに幸せを感じていた。しかしある日、コレラが町でまん延し、りんの人生の歯車が狂い始める。
「己の良心に恥じないか」が判断基準。育ちは良いが天真らんまんで視野が狭くなりがち。いざという時に潔く思い切った行動力がある。生活のためにナースになるが、やがてナースの地位向上、病人が病を抱えながら、ありのまま生きられる世の中を見るのが夢らしきものになっていく。

上坂樹里(役:大塚直美)

もう一人の主人公・大家直美役は、上坂樹里(こうさか・じゅり)さんです。2410人のオーディションによって選ばれました。

登場人物:大家直美…生まれてすぐ親に捨てられ、教会で保護されて育った。看護婦の養成所で一ノ瀬りんと出会う。養成所卒業後、りんと同じ大学病院でトレインドナース(正規に訓練された看護師)としてデビューする。

水野美紀 (役:一ノ瀬美津)

キャスト:水野美紀 …連続テレビ小説出演歴「スカーレット」

登場人物:一ノ瀬美津(いちのせ・みつ) …りつの母那須にあった小藩の旧藩主の一族として生まれた。農家になり、明治を迎えても気位の高さは失っておらず、いざという時には自らなぎなたを振るう豪胆をもつ。一方で新しい物好きな一面も。

<水野美紀さん コメント> 今回の出演、とてもうれしく思います。大きな変化の中にある時代をたくましく生きる人物を演じる事で得られるものはとても大きいと感じています。現代からの視点で見れば、「風、薫る」で描かれる明治時代は、物理的にはとても不便で、社会的な抑圧もとても強くて精神的にも辛い事が多い。 だけど渦中の人物たちにはそれが当たり前で、目の前の苦難を一つひとつ、歯を食いしばって乗り越えていくしかない。だけどそれが不幸で現代を生きる我々は幸せかと言えば、全く言い切れない。 生きる力とは何か、幸せとは何か、切実に己に問いかけながら、脚本を読み進めています。役の悲しみ、苦しみ、喪失、迷い、怒りを噛み締めながら、そんな中にでも訪れる幸せな一瞬一瞬、笑い合える瞬間の喜びを一つも取りこぼさないよう、視聴者の皆さんに届けたいと思っています。

早坂美海(役:一ノ瀬安)

キャスト:早坂美海…連続テレビ小説初出演

登場人物:一ノ瀬安(いちのせ・やす) …りんの妹。 りんの2才下の妹。やがては良家に嫁ぎたいと思っている。家族の動向を冷静に見ている。

<早坂美海さん コメント> 今回「風、薫る」という作品に参加できることを心から光栄に思います。私が演じる一ノ瀬安は、家族を明るく照らす存在でありながら、まだ幼さや繊細さも残る女の子です。小さいころから憧れていた朝ドラの世界に、自分が飛び込めることが夢のようで、ドキドキとワクワクでいっぱいです。 画面の向こうのみなさんにも、吹き抜ける風のように、この物語が届きますように。 一瞬一瞬を大切に、精いっぱい演じさせていただきます。

小林隆(役:中村義正)

キャスト:小林隆 …連続テレビ小説出演歴「ゲゲゲの女房」「なつぞら」

登場人物:中村義正(なかむら・よしまさ) …一ノ瀬家の元陪臣(ばいしん)。 りんの父・信右衛門に仕えていた元陪臣。明治時代になり、一ノ瀬家からは暇を出されたのち、栃木県の役人となる。一ノ瀬家には足しげく通い続けている。

<小林隆さん コメント> 7年ぶり3度目の朝ドラ出演を控え、胸が高鳴っております。演ずる「中村義正」は近隣では珍しくいち早く洋装を取り入れた人物である一方、言葉遣いは語尾に「ござる」が未だに残る “新しい時代・旧い時代、どっちの人間なんだ!?”とツッコミを入れたくなる人。そんな人間像をイキイキと演じることができるよう、スタッフやキャストの皆さんとともに明るく楽しい現場にしたいと思っております。 撮影開始が待ち遠しくて仕方ありません。

小林虎之介(役:竹内虎太郎)

キャスト:小林虎之介 …連続テレビ小説初出演

登場人物:りんの幼なじみ/竹内虎太郎(たけうち・こたろう)… りんの幼なじみ。りんと同じ村の生まれで、元足軽だった竹内家の長男。りんとは幼いころから気を許せる仲ではあるが、育ちの格差を痛感している。

<小林虎之介さん コメント> 虎太郎は、心から純粋な男の子で、自分より相手を優先する優しさを持っています。それ故に自分の気持ちにブレーキを踏んでしまうことも多く、気付いたときには取り残されていたり。 そんな虎太郎が朝ドラの中でどういう人生を送っていくのか、いちばん近いところで見守っていけたらなと思います。

つぶやきシロー(役:竹内之宣)

キャスト: つぶやきシロー …連続テレビ小説出演歴「まれ」

登場人物:竹内之宣(たけうち・ゆきのぶ) … 虎太郎の父。元足軽で明治時代になって農家に。今でも一ノ瀬家に対しては恭しく接する癖が抜けない。

<つぶやきシローさん コメント> すでにセリフは入っています。どうせ一言二言だろって、量の問題ではないのです。 美味しい唐揚げは、2度揚げするといいます。ですので、私も一回忘れて、もう1度セリフを入れ直します。何の不安もございませんが、唯一栃木なまりが不安なので、方言指導を誰よりもみっちり受けたいと思います。

岩瀬顕子 (役:竹内栄)

キャスト:岩瀬顕子 …連続テレビ小説出演歴「エール」

登場人物:竹内栄(たけうち・さかえ)…虎太郎の母。 竹内家を支えるパワフルな母親。いざという時に頼りになる存在。

<岩瀬顕子さん コメント> 多くの方に長年親しまれてきた朝ドラに出演できることを、心から光栄に思います。今回は私の故郷・栃木県での撮影、そして慣れ親しんだ栃木ことばで演じられることに、特別な喜びを感じています。地元の美しい自然や人々の温もりに包まれながら、視聴者の皆さまの心に深く響く作品となるよう、心を込めて演じさせていただきます。栃木の魅力とともに、この物語を全国へお届けできるのがとても楽しみです。

三浦貴大(役:奥田亀吉)

キャスト:三浦貴大・ 連続テレビ小説出演歴「エール」

登場人物: 奥田亀吉(おくだ・かめきち) …りんの縁談相手。 りんが住む村の隣町で明治時代になって運送業をはじめ、一代で財を成した。老舗の店主たちからは冷ややかな目で見られている。 <三浦貴大さん コメント> 亀吉役で参加させていただくことになり、大変うれしく思います。物語の序盤からりんを取り巻く一人として重要な役ですのでプレッシャーも感じています。それと同時に、亀吉という人物の内面を、脚本にない部分まで作り演じていくことは楽しみでもあります。現代から見れば、時代設定的に価値観がかなり違うので苦労するとは思いますが、視聴者の皆様に楽しんでいただけるように、全力で演じていきます。

根岸季衣(役:奥田貞)

キャスト:根岸季衣 …連続テレビ小説出演歴「ハイカラさん」「澪つくし」「天うらら」「梅ちゃん先生」「まれ」

登場人物: 奥田貞(おくだ・さだ)…亀吉の母。 亀吉と二人三脚で奥田屋を大きくしてきた自負がある。周囲からの成金扱いに嫌気がさしており、家柄を手に入れたいと一ノ瀬家に縁談を申し入れる。

<根岸季衣さん コメント> 私の母は現在95歳で健在で、自分の身の回りだけでなく週末には2世帯住宅の孫夫婦の昼食を作ったりと、元気いっぱいに過ごしてくれています。週1回通っているケアセンターではいくつか並んでいるテレビが一斉に朝ドラを放送しているらしく、私が「今度、朝ドラ出るよ」と伝えたら、「今から放送を楽しみにしています。これ以上の親孝行はない」と私も出演できるのが、ありがたくうれしいです。

大島美幸(役:うなぎ店の女将)

キャスト: 大島美幸 …連続テレビ小説初出演

登場人物:うなぎ店の女将

<大島美幸さん コメント> 小さい頃から、家族で夢中になって見ていた朝ドラに出演させていただけるなんて、夢のようです。 天国のじいちゃん、ばあちゃんが泣いて喜びます。しかも生まれ育った、“大田原”が舞台。大田原の「ふるさと大使」でもあるので、全力でやらせていただきますし、全力で宣伝させていただきます。 大田原市民の皆さんの喜ぶ顔が見られるのが、今から楽しみです。水がきれいで米がうまい大田原! 全国の視聴者の皆さま、是非“大田原”に遊びに来てください!

義達祐未 (役:和菓子店の女将)

キャスト:義達祐未 …連続テレビ小説出演歴「花子とアン」

登場人物:和菓子店の女将

<義達祐未さん コメント> 出演のオファーをいただいたとき、人生とはなんと予想外なのだろうと思いました。10年ぶりの朝ドラ出演、戸惑いながらもワクワクしています。時代や運命に振り回されながらも目の前のことに真剣に対峙して、そこから目指すべき道を見出していく。この題材は、今を生きる私たちにも多くを語りかけるものでしょう。今回は、疫病の時代を生き抜く主人公の人生の分岐点、大切な1シーンに立ち会わせていただきます。感謝しながら精一杯向き合いたいと思います。

たくや・かずや(役: 柴田屋・松永屋)

キャスト:たくや・かずや(ザ・たっち) …連続テレビ小説初出演

登場人物: 柴田屋・松永屋

<たくやさん コメント> 「え?本当ですか?双子の登場人物いるんですか?」最初にこの出演依頼をいただいたときのリアクションです!完全に見る専門だと思っていた連続テレビ小説に出ることができるなんて! しかも地元栃木県が舞台のドラマに出演できることへの驚きと緊張とうれしさで胸がいっぱいです。とりあえず、父や祖父の話し方を思い浮かべて、栃木なまりを完璧にするところから役作りをしていこうと思います。あ!僕らが双子役かどうかは見てのお楽しみです。笑

<かずやさん コメント> まさか僕たちが連続テレビ小説に出演できるなんて、ちょっと!ちょっとちょっと!!ビックリです。朝ドラ大好き双子の僕たちは仕事に向かいながらその日の朝ドラの会話で盛り上がっています。 今回の「風、薫る」は主人公が栃木出身で僕たちと同郷なので大注目していました!演技経験は少ないですが、自分たちの個性を出しながら舞台となる明治時代の風景になじめるようにがんばります。出演しながら主人公たちの生き様を全力で応援したいと思います。

原田泰造(役:吉江善作)

キャスト:原田泰造 …連続テレビ小説出演歴「ごちそうさん」

登場人物:吉江善作(よしえ・ぜんさく) …直美を見守る牧師。キリスト教の牧師で4年前に直美を引き取って以来、直美をそっと見守ってきた。自立したい直美の意思を尊重して別々に暮らしているが、常に直美のことは気にかけている。

<原田泰造さん コメント> まさか自分に牧師の役がくるなんて想像したこともありませんでした。 吉江は、誠実ながらも少し頼り甲斐のない真面目な印象で、無償の愛を持っている人だと思います。 そんな吉江を演じられるのが今からすごく楽しみです。 吉江のセリフを通して、誰かの心が軽くなる瞬間があったらなぁと思います。 直美役の上坂さんとは前に親子役で共演したことがあるので、今回また一緒にできてうれしいです。 朝のひと時、ぜひ一緒に温まりましょう!

北村一輝(役:一ノ瀬信右衛門)

キャスト:北村一輝 …連続テレビ小説出演歴「スカーレット」

登場人物:一ノ瀬信右衛門(いちのせ・しんえもん) …りんの父。那須地域にあった小藩の元家老。明治維新前に家老職を辞して農家になり、役人への誘いがあっても断り続けている。穏やかな性格で、りんと安に「自分で考えること」を教えてきた。

<北村一輝さん コメント> 親という存在、その価値観や考え方は、想像以上に子どもの人生に大きな影響を与えるものだと、日々感じております。りんというすばらしい娘が、明治の激動の時代を強く生き抜いていけるよう、セリフを超えた何かを届けられたらと思っております。そして本作が皆さまの心に深く届くよう、誠実に作品と向き合ってまいります。

(役:大山捨松)

登場人物:大山捨松(おおやま すてまつ)…1860年3月16日生まれ。大正8年(1919年)2月18日没。留学中に看護婦免状を取得。2015年に帰国し、2016年陸軍卿大山巌と結婚。 いわゆる鹿鳴館時代には社交界の中心として活躍した。 また、愛国婦人会理事、赤十字篤志看護会等の社会活動や女子英学塾(後の津田塾大学)の設立・運営にも尽力した。

(役:清水卯三郎)

登場人物:清水卯三郎…1863年の薩英戦争に際しては、通訳として 英国軍艦に乗り込み、日本の平和のために活躍。 また1867年のパリ万国博覧会に日本から唯一の商人として参加し日本の文化を世界に紹介した。帰国後は日本でも万国博覧会を開催すべしとの 建白書を政府に提出。浅草に瑞穂屋(みづほや)を創立し、歯科医学関係の輸入・出版をしたことで、日本の歯科医学の発展に貢献。かな文字論者としても知られる。

■水野美紀(りんの母:一ノ瀬 美津)コメント 今回の出演、とてもうれしく思います。大きな変化の中にある時代をたくましく生きる人物を演じる事で得られるものはとても大きいと感じています。現代からの視点で見れば、「風、薫る」で描かれる明治時代は、物理的にはとても不便で、社会的な抑圧もとても強くて精神的にも辛い事が多い。だけど渦中の人物たちにはそれが当たり前で、目の前の苦難を一つひとつ、歯を食いばって乗り越えていくしかない。だけどそれが不幸で現代を生きる我々は幸せかと言えば、全く言い切れない。生きる力とは何か、幸せとは何か、切実に己に問いかけながら、脚本を読み進めています。役の悲しみ、苦しみ、喪失、迷い、怒りを噛み締めながら、そんな中にでも訪れる幸せな一瞬一瞬、笑い合える瞬間の喜びを一つも取りこぼさないよう、視聴者の皆さんに届けたいと思っています。

朝ドラ【風、薫る】見どころ

企画はコロナに戦う看護師を見て…

松園制作統括は、「“コロナ”と戦う看護師たちの姿に勇気づけられたことを克明に覚えています。そんなことから看護の歴史に興味をもち、『疫病の時代』とも呼ばれる明治の二人のナースのパイオニアに感銘を受けたことが、この企画の始まりでした。」とコメント。

明治時代(1868-1912)に流行した疫病には、コレラ、赤痢、天然痘、結核などがあります。ドラマ「JIN -仁-」では江戸時代にコレラ(コロリ)や梅毒(瘡毒)などの疫病が描かれました。江戸時代が終わって、元号が明治になります。北里柴三郎や野口英世が感染症克服のために働いたのも明治時代ですね。

Wヒロインのバディもの!

本作はダブル主演であり、2人とも女性。今まで夫婦(男女)2人とも主人公のように描かれていたケースが多いと思います。しかし、いわゆるダブルヒロインは、異色な朝ドラといえます。新鮮ではありますね。

朝ドラのダブルヒロインは「だんだん」以来17年ぶりとなります。

これまで朝ドラの「ダブルヒロイン」は、1996年後期の「ふたりっ子」、2008年後期「だんだん」が双子の物語で描かれ、母娘(義母と娘)のダブルヒロインとして「青春家族」「京、ふたり」「おんなは度胸」がありました。いずれも家族2人の姿を描いたものです。

ちなみに朝ドラの「トリプルヒロイン」は、2021年後期の「カムカムエヴリバディ」で、祖母・母・娘と3代に渡るファミリーストーリーでした。

温かくて優しいドラマ!

松園制作統括は、「私は珍しい自らの幸せを求めながら看護の世界で奮闘する等身大の二人の主人公の半生を通して、温かくて優しい風を感じるドラマを、半年間、精いっぱいお届けできればと思っています」とコメント。明るく優しいドラマが期待されます♪

朝ドラ【風、薫る】スタッフ

  • 【作】 吉澤智子(『あなたのことはそれほど』『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』『くるり〜誰が私と恋をした?〜』他)
  • 【原案】 田中ひかる「明治のナイチンゲール 大関和物語」(中央公論新社刊)
  • 【制作統括】松園武大
  • 【プロデューサー】川口俊介
  • 【演出】佐々木善春 橋本万葉 ほか

朝ドラ【風、薫る】いつから?

2026年度前期・朝ドラ【風、薫る】は2026年4月頃から同年9月末までの放送予定です。

本編の放送開始日は、2026年3月30日(月)あるいは同年4月6日(月)、どちらかになると予想されます。

本編の放送終了日は、2026年9月25日(金)あるいは同年10月2日(金)のどちらかになると予想されます。

歴代朝ドラ

放送年 朝ドラ
2026年度後期 ブラッサム
2026年度前期 風、薫る
2025年度後期 ばけばけ
2025年度前期 あんぱん
2024年度後期 おむすび
2024年度前期 寅に翼
2023年度後期 ブギウギ
2023年度前期 らんまん
2022年度後期 舞いあがれ
2022年度前期 ちむどんどん
2021年度後期 カムカムエヴリバディ
2021年度前期 おかえりモネ
2020年度後期 おちょやん
2020年度前期 エール
2019年度後期 スカーレット
2019年度前期 なつぞら
2018年度後期 まんぷく
2018年度前期 半分、青い。
2017年度後期 わろてんか
2017年度前期 ひよっこ
2014年度前期 花子とアン
2006年度前期 純情きらり
1985年度前期 澪つくし
1983.03~1984.04(1年) おしん

朝ドラ
Jima

2016年からドラマ9で執筆。朝ドラ・日曜劇場などを担当。ドラマは毎クール10本以上鑑賞。独自の視点で面白い記事を心掛けます。

dorama9【キャスト/あらすじ/視聴率/ネタバレ】