【VIVANT】最終回ネタバレと考察!
堺雅人主演のTBS日曜劇場【VIVANT】(ヴィヴァン)最終回(10話)が9月17日(日)に放送されました。
愛を探す冒険がついに完結! 40年の時を超えた、大逆転劇!そして親愛なる父との別れ… 全ての伏線を回収?!
今回は【VIVANT】最終回の視聴率・あらすじネタバレ・考察・感想などについて。
【VIVANT】 はU-NEXT(ユーネクスト)で全10話・配信中!
【VIVANT】最終回の視聴率
【VIVANT】最終回の視聴率は世帯19.6%、個人12.9%。ともに番組最高を更新、同時間帯並びトップを記録しました。
※視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区・リアルタイム・世帯。
【VIVANT】最終回ネタバレ

【VIVANT】最終回のあらすじネタバレです。
前回(9話)ラスト、「私は、別班の任務としてここに来ました」と明かした乃木(堺雅人)。乃木が別班を裏切っていなかったことが判明した。撃たれた別班員たちは急所を外されていて、日本の病院で生きていた。偽装した事実を知って激昂するノコル(二宮和也)。そして、乃木の言葉に、刀を抜くベキ(役所広司)。
過酷な運命を乗り越えた親子。40年の時を超えた宿命の物語の結末は――。
大逆転劇へ
ベキは乃木が別班を裏切っていないことを気づいていた。そして仲間を殺していない乃木を受けいれる。
ベキは乃木と黒須(松坂桃李)に、政府にリークした裏切り者を突き止めるようお願いする。乃木たちは、ノコルの親友・ゴビ(馬場徹)が裏切り者だと見抜いた。そして日本政府を味方につけるため、公安の野崎(阿部寛)に協力を依頼。それは同時に、ベキの逮捕とテントの解散も意味していた。

野崎やチンギスの活躍で、ノコルの会社はフローライト採掘の権利をバルカ政府に奪われなかった。ノコルは日本企業とも協力して採掘していくことにした。
日本のテントのモニターは新庄
テロを主導したとしてベキ、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)の3人が公安警察に引き渡された。しかしベキたちは脱走。
日本のテントモニターである新庄(竜星涼)が逃走を手伝っていた。そしてベキたちは、上原家にたどり着いた。
親愛なる父との別れ
ベキは、妻・明美(高梨臨)の「復讐して」と願ったことを忘れていなかった。ベキは亡き妻の最期の願いをかなえるため、内閣官房副長官の上原(橋爪功)を拘束する。上原は元公安外事課課長で、乃木家を見捨てるよう指示した指揮官だった。
しかし乃木が止めに入り、ベキ、バトラカ、ピヨを銃殺した。

上原家は火事になった。、乃木は「皇天親無く惟徳を是輔く」ということわざを告げ、「花を手向けるのはまだ先にするよ」と言い残した。
野崎はベキたちの焼身自殺で今回の件を終わらせると上原に告げる。
最終回の結末

その後、乃木は神田明神へ行くと、ちょうどお参りしていた薫(二階堂ふみ)とジャミーンと再会し、抱擁!
しかし、ほこらには饅頭が置いてあって…。(おわり)
より詳しいネタバレはこちら↓
【VIVANT】最終回の考察:ことわざの意味がベキ(役所広司)生存説の根拠!?
ベキ(役所広司)生存説について考察していきます。
ベキ(役所広司)たちは生存している?
テントを簡単に欺けたんだから
元公安の上原さんなんて
別班見て驚いてるぐらいだから
簡単に騙せるよね一瞬で3人を撃ち倒し
泣いて芝居
その後、生きているという
証拠を消すなんて
簡単だよね乃木#VIVANT#VIVANT考察— あんドーナツ(ドラマの言葉、しぐさに注目し、良いものは取り上げたい) (@94pV4) September 17, 2023
VIVANT=生きている
ベキ達のことと、もしかして話自体も生きているという続編をも匂わす意味? pic.twitter.com/E60K3r3v19
— かよ (@yk_mmm44) September 17, 2023
ベキ(役所広司)たちは生存しているのではないか?と話題です。
VIVANT(生きている)のタイトル回収にもなっている…という意見も。
ことわざの意味がベキ(役所広司)生存説の根拠!?

乃木が燃えている上原家を見ながら、ノコルに電話をして言った「ことわざ」が生存説の根拠になっています。
「皇天親無く惟徳を是輔く」の意味
ノコルが「お墓をバルカに作りたい」と言っていたのですが、乃木は 「皇天親無く惟徳を是輔く(こうてんしんなく ただとくをこれたすく)。花を手向(たむ)けるのはまだ先にするよ」と答えていました。
「皇天親無く惟徳を是輔く」の意味は「天は公平で贔屓せず、徳のある人を助ける」。ベキたちは請け負った爆破テロで犠牲者を出してしまっていますが、孤児院を作って「徳のある人」たちです。
「花を手向けるのはまだ先」の意味
そして「花を手向けるのはまだ先」ということは、まだ供養するタイミングではないという意味。
ここから読み取れるのは、ベキたち3人は生きているということ。徳のある3人を助けたということ。乃木はベキたちの急所を外して生かしたのでしょう。
上原がベキたち3人が倒れている姿を見にくるカットもありました。上原に3人が絶命したことを強く印象づけたのだと思います。
上原がベキたちのことを追わないように・・・。
【VIVANT】最終回の考察:黒須に守り刀を託した理由
乃木が日本に緊急で帰る時、「バルカに動きがあるかもしれないから」と黒須に残るように指示し、黒須に乃木家の守り刀を預けました。なぜここで預ける意味があるのでしょうか。
ひとつは、大切なものを黒須に渡すことで、信頼していることを証明したかったのかも。
黒須は潜入捜査のことを「言ってほしかった」と悲しんでいましたから。
同じ考察の視聴者もいました↓
これまで様々な局面を共に乗り越えた後輩の黒須に乃木家の守り刀を託す乃木。一度は裏切られたと思った乃木から、大切な守り刀を託された黒須。これまでの経験で築かれた二人の信頼関係を改めて表したシーンだった。#VIVANT #VIVANTep10 #VIVANT考察 pic.twitter.com/QD9dPMDePi
— 仮名 (@yuru_rikiroku) September 17, 2023
また、父親を殺すことになるかもしれないから、乃木家の守り刀を持っていけないと思ったのかもしれないです。
乃木家と決別し、別班の任務を優先して、上原を守る…と覚悟したのかもしれません。
【VIVANT】最終回の考察:ラストの饅頭は続編の匂わせ?

最終回ラスト、ほこらに赤い饅頭が置かれていました。これは別班の連絡方法です。
まだまだ別班の任務は続くということで、続編の匂わせとなっていると思います。
というか、これだけ大人気なのだから、続編ありますよね?
【VIVANT】最終回の考察|伏線回収まとめ
最終回では多数の伏線回収がありました。
ベキは乃木の特技で潜入に気づいていた
最終回冒頭、ベキは乃木が別班を裏切ったのではなく、別班の任務でテントに潜入したことを以前から見抜いていたことが判明。
乃木は手に持つと、1キロまでなら誤差10グラムで重さを測れる特技がります。9話でこの乃木の特技が発揮され、ベキも知ることになりました。
そこで、「黒須を殺せ」と乃木に命じた時、乃木は銃弾の数を把握できる…とベキは推理。
乃木はノコルから渡された銃に弾が1発しか入っていないことに気づいて、その1発をわざと外したのです。そのため、ベキは乃木が仲間を裏切るような人間ではないと分かっていました。
乃木が恐ろしい人物でないと分かったベキは、乃木の縄をほどかせ、乃木に裏切り者探しを依頼します。
ベキの観察力、推理力にも驚きですが…。1話で出てきた乃木の特技がちゃんとストーリー上、活かされていることにも感心しますね。
ハリーポッターも伏線だった
野崎は、ハリーポッターの大ファンです。このこと自体には物語上の意味はありません。伏線ではありません。ただし、その事実を乃木が利用することでハリーポッターに意味が生じます。つまり、乃木が野崎に動いてもらうようハリーポッター用語で伏線を張ったのです。
バルカに到着したとき、乃木は「スネイプ社と商談がある」と野崎に伝えました。スネイプはハリーポッターの登場人物です。
商談なんてするわけないのに、乃木はわざわざ伝えました。野崎には別班の任務だとバレているのに、です。わざと商談相手の会社名を伝えました。なんだか違和感があるセリフだったと思います。考察班の間で伏線では?と話題になりました。
乃木は野崎がハリーポッターの大ファンだと知った上で伝えたのです。スネイプ先生は裏切り者に見えて実はハリーたちを助けるために潜入していた人物です。
野崎は乃木の裏切りの動画を見ることになるのですが・・・「乃木はスネイプ先生だった」と気づき、乃木は裏切ってないと確信。別班4人の救命や棺桶で偽装して移送するなど、乃木のために動きました。
2人の行間の読み合い、そして信頼し合ってる関係が何とも言えない、エモさがありますね。
第2話での野崎の行動もまさかの伏線
これは最終回前に伏線だったと明かしていたポイントですが・・・第2話で野崎が「ちょっと用事ができた」と大使館職員・ナジュムとともに姿を消したシーンがあります。
最終回で、野崎はナジュムとともに監視カメラを仕掛けていて、西岡大使の動きを監視していたと判明。しっかりと伏線回収されました。
その結果、西岡大使の弱みを握ることができ、味方につけることができました。
まさか2話の行動を最終回(10話)で回収してくるとは、先を見越し、よく練って書いたシナリオだったことが分かりますね。
第6話の仲間の制裁シーンが伏線
第6話冒頭でベキたちは、裏切った仲間と銀行担当者を制裁しました。
残虐でしたが、実は、ベキは先を見越しての行動だった…と最終回で伏線回収されました。
2人を消したことで、テントとノコルの会社の金の流れがつかめなくなったのです。
まさかあの粛清シーンが伏線だったとは、驚きでした。
チンギスもテントの孤児院出身者だった
最終回で、バルカ警察のチンギスもテントが運営する孤児院の出身であることが判明しました。実は、チンギスは孤児院を運営しているのがテントとは知らなかったようですが、今回分かって、協力することになったのです。
ファンミーティングで福澤監督は最終回でチンギスが活躍すると明言していました。しかし、まさかここまでテントの味方になるとは驚きでした。
バルカの警察は、テントの孤児院出身者が多数いることも判明。
チンギスは、法務大臣にも掛け合って、ベキの殺人行為をもみ消しました。
本作ではドラムが大人気キャラクターですが、このチンギスも人気です。強面(こわもて)で、当初は乃木たちを執拗に追う姿が怖かったですが、中盤で野崎とタッグを組み、最終回では乃木たちの最強の味方となりましたね。
「敵か味方か、味方か敵か」を最大限に回収
放送前、「敵か味方か、味方か敵か―冒険が始まる。」 というキャッチコピーがありました。
たしかに裏切りの連続。2話で西岡大使が裏切ったり、3話でサーバールーム潜入作戦の時に味方だった山本がテント側だったり…。極めつけは、4話ラストでの乃木の正体が別班という驚き!
そして、5話では乃木の父が生きていてテロ組織「テント」のリーダーだったことも親が敵になる急展開。7話では福澤監督曰く「一番衝撃的な回になります」となった、乃木の裏切りが!
と思ったら9話ラストで乃木が裏切ってないことが判明!もう、誰が敵か味方か、本当が何か分からない展開で、視聴していて翻弄されてしまいました(笑)それが心地良かったのですけどね。
さらに、最終回では、「敵か味方か、味方か敵か」を最大限に回収してきました。それは、敵同士だったはずのテントと公安・バルカ警察・公安警察が一つのチームになり、共通の敵と共闘しているシーン。昨日の敵が味方になる・・・少年漫画のような熱い展開です。
共通の敵は、フローライトを横取りしようとする「バルカ政府」でした。二宮和也さんがテレビ画面が割れるんじゃないかと投稿していたのは、この共闘シーンだったと思います。たしかに豪華キャスト勢ぞろいでしたね♪
【VIVANT】最終回の考察|続編はいつ?内容・キャスティングは?
最終回の放送が終わって、寂しいですね。VIVANTロスの人も多いと思います。
そこで、続編はいつ?続編の内容は?キャスティングは?という件を、探っていきましょう。↓
続編は2024年秋以降?
年末年始に「VIVANT」特別版(未公開映像を含めた過去10回放送の特別版)が放送されると一部報道があります。
『VIVANT』シーズン2と映画化が決定していて、正式発表は特番放送時に合わせるとの噂です…。
続編は2024年秋以降、2年後の2025年7月クールと一部マスコミが報じています。しかし、日程は「未定」「仮の話も多い」という記事もあります。
最終回直前に開催されたファンミーティングで、福澤克雄監督は、「VIVANT」の続編について「正直、3部作くらいまで考えてる」「次回作は、皆さん次第」と言っていました。
企画は動いているのでしょうけど、「皆さん」の反響次第なのも確かなのでしょう。シーズン2&映画化、期待したいですね。
続編はテントの残党との戦い?
続編があるなら、どういう展開になるのでしょうか。日本を守る「別班」としての新たな活動を描いていきそうですが…。
乃木と黒須は、太田(飯沼愛)の協力で、テントの情報網をつかみました。「テントが解散するのに必要なの?」と太田は疑問に思っていました。しかし乃木は、テントの解散を良く思わないモニターたちが何かを起こしかねない、と心配していましたね。
テントの残党が武装組織になっていく可能性もあります。
というか、テントのようなテロ請負業者はなくならないでしょう。第二、第三のテントはあると思います。
しかし、テントの残党で別班が動くのかというと、ちょっと弱い気もしますね。何か日本を狙う理由がほしいところ・・・。
【内容】続編の敵は北朝鮮の工作員
残念ながら二宮和也と、役所広司らテントのメンバーは代わるようですが、更なる大物俳優がキャスティングされているそうです。ズバリ、新たな敵は北朝鮮の工作員。韓国での大規模ロケも予定されており、韓流スターの出演も内定しているようです。
続編の敵は北朝鮮の工作員という一部報道が…。
北朝鮮と韓国は1953年に休戦協定が結ばれていますが、戦争をしている状態です…。
そして北朝鮮は日本に向けてミサイル発射を繰り返していますし、拉致問題もあります。
北朝鮮によるスパイ事件もあります↓
北朝鮮は我が国をスパイ活動の重要拠点ととらえ、日本及び韓国に関する情報収集、在日米軍に関する情報収集、さらには、日本人の北朝鮮への拉致などの活動を行ってきました。
警察は、これまで約50件の北朝鮮によるスパイ事件を検挙しています。
シーズン1の今回は、モンゴル・中国・ロシアなどに隣接する架空の国家が舞台でした。
朝鮮半島に架空の国を設定するのは、かなり無理がありますし・・・北朝鮮の工作員という設定を使うのかも。
なかなかセンシティブなテーマになりそうですが、身近な問題で、リアリティーがある題材になりそうですね。
【キャスティング】大物俳優にオファー?
シーズン1のキャストでは堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さんなど、別班や警視庁公安部のキャストは残留が濃厚です。
バルカ編ではなくなるので、役所広司さんと二宮和也さんのレギュラー出演はないでしょう。
一部報道で、オファーが噂されているのは…
- 武田鉄矢さん
- 佐藤浩市さん
- 渡辺謙さん
- 西島秀俊さん
- 木村拓哉さん
- 大泉洋さん
- 韓流スター(※韓国での大規模ロケも予定されている)
そして20年近く国内ドラマから遠ざかっている真田広之さんの名前も出ています。「もう日本の作品には出ないと思う」ということをインタビューで公言されていたようで・・・実現可能かは不透明。でも、TBSのヒットドラマ『高校教師』で主演を務めていたり、TBSとは縁があります。どうなるのか気になりますね。
【VIVANT】最終回で残された謎&未回収伏線・10選
親子愛の物語としてはスッキリ終わりました。しかし、細かいところを見ると謎&未回収伏線(勝手に伏線だと考察しているものも含む)が多く残っています。
残された謎1:長野専務の正体

長野専務(小日向文世)に裏の顔がなかった?!本当に不倫していたのでしょうか?
一橋大学大学院だから別班という説もあったのですがハズレました。なぜ架空の大学や別の有名大学にしなかったのでしょうか。
戦場ジャーナリスト・飯田の成長した姿では?という考察もあったのにハズレました。
Fが「匂うな」と言ってましたし、取調室でもラストに悪い顔してましたし、何かありそうでしたよね。何もないんかい!って感じでした(笑)
本当に何もないのか、続編に持ち越しなのか、今後も注目です。
残された謎2:リュウの生存説
劉銘軒(読み:リュウミンシュエン)は乃木ではないか?という考察もありましたが、ハズレ。リュウは本当に死んでいるのででしょうか?
最終回では、乃木がリュウミンシュエンのアカウント名で野崎にメールしていたことが判明。
リュウのことを知っている人物は少なく、乃木からの連絡だと野崎は察しました。リュウの名前が活用はされていましたね。
残された謎3:ジャミーンの奇跡の少女とは?

ジャミーンの「奇跡の少女」の意味は?…善悪を見抜けるという意味なのでしょうか。いや、それで「奇跡の少女」というのは違うと思います。
「4つの民族の血を引く」説もありますが、その情報はなし。
テントの裏切り者を見抜いた過去があるのかもしれないですが、その情報もありません。
別班の櫻井司令官が「奇跡の少女」と呼んでいたことも気になります。砂漠で乃木を助けてくれた「奇跡」の出会いのことでしょうか。
なぜジャミーンが奇跡の少女なのか。続編に持ち越しということでしょう。
残された謎4:Fとは何だったのか
Fは、なんだったのか?
F誕生の瞬間やFの役割は明かされていますが、Fっていつ名付けられたのでしょうか。イマジナリーフレンドの「F」だと思うのですが…。
飯田和孝プロデューサーは「F」についてこう語っています↓
乃木は普段、情けない男を演じているわけではありません。別班の乃木は“F”が担っているので、普段の乃木は温厚な性格です。
飛行場で山本の前に登場したとき、ここは俺だ、とFが前に出てきました。だから、何となく商社マンと別班員では役割分担をしていそうかな?とは思っていましたが、ここまで明言しちゃうのですね。
たしかに、乃木は息子の立場から「親父に会いたい」と言い、Fは別班の立場から「会うな」「親父に会う時は殺す時」・・・と乃木とFは対立。言い争うなんて、ほんと、別人格ですが…。
これはリアルの話ですが、「情報7daysニュースキャスター」(9月16日放送)にて、元別班員を取材し続けるジャーナリスが「 別班は実在する心理戦防護課程の出身者がほとんどで、有能な人材がスカウトされ、尾行や盗聴など特殊なスキルを身につける。 別班員のほとんどは表向きは商社マンなどとして活動しているが、別人格を形成していた」と説明。
別班員が表の顔では商社マンなどとして活動して、別人格を形成しているのなんで、まるで乃木憂助です。
本当の別班がみんな二重人格ではないでしょうが、ドラマでは社会生活を送るときには乃木憂助、別班の時は“F”が担っていると分かりやすくしたのだと思います…。
つまり、“F”は裏の顔「別班」を担当する存在ということですね。
残された謎5:ザイール自爆の謎
ザイール自爆の真相は?…ザイールは、家族を守るという理由で自爆。本当の家族のことか、あるいは家族的存在のベキやノコルの元にたどり着けないようにするための自爆だと思うのですが、なぜか別班を恐れすぎていました。
ベキにそれだけ恩があるのでしょうか。別班は家族まで殺すと思い込んでいたのかも…。
まあ、これは本筋ではないので、続編でも回収しないでしょう(笑)
残された謎6:ジャミーンが野崎になつかない理由
ジャミーンは、なぜ野崎になつかないのか?…これは、多分、テントが善悪の基準っぽいので、ベキが恨んでいる公安の人間だからと考察します。
いや、ジャミーンはベキが公安に裏切られたことは知らないと思うので、野崎がテントを捕まえようとしてたからか。テントの敵ということ。
ただ、乃木もテントを追っていましたし、ドラムも公安の協力者なので、やっぱり不思議です。なぜ野崎だけ?野崎は本当は悪者?
阿部寛さんが背が高いから怖いのでしょうか(笑)
バルカでジャミーンを見捨てようとした会話が聞こえていたのかもしれません。
考えても正解はでないので、続編に持ち越しですね。
残された謎7:薫先生の正体
薫先生は単なる医者なの?…薫のことは皆さん疑って見てましたよね。何にもないのかい!って感じです。
付随して、4つの目玉焼きも特になし。調理しているところを可愛いからと撮影していたのですが、何も活かされていません。
というか裏を読み過ぎだったのかも。ただの仲睦まじい様子だったのですね。
いや、状況的に、命懸けの潜入をするから愛する人を記録しておきたいという場面か。
薫先生はテントでも別班でもなくて、役割的に、乃木が「愛」を知る存在ということでしょう。
残された謎8:「また1人に」とは?
ジャミーンが父親を亡くして一人になった時、ベキが「また一人にさせてしまった」と言っていました。この「また」とは?
この発言からジャミーンは養子なのかも、と思われました。しかし、特に回収なし。
「また、子供を1人にさせてしまった」「また孤児を増やしてしまった」という意味だったのでしょうか。
残された謎9:ドラムって一体?
優秀すぎるドラムの生い立ち、野崎の相棒になった経緯も気になります。あまりに優秀すぎて別班なのではないか?黄色を着てるからテントか?と話題を集めましたね。
ちなみに、福澤監督はドラムに正体がなくてもいいでしょ?…という趣旨のことをファンミーティングで語っていました。
たしかに謎の存在のままでいてほしい気もします。人間味というか、何か人生を背負う必要がない、というか、簡単にいうと「ゆるキャラ」っぽいですしね。(笑)いい意味で、ですよ。(※かなり個人の意見です)
残された謎10:新庄がモニターになった理由
また、公安の新庄がなぜテントのモニターになったのか?…その経緯も謎です。まあ、復讐の手助けをするという緊迫した展開で、新庄には過去を語る時間もタイミングもなかったですけど。
理由があっても、最終的には、山本巧と同じくテントの理念に共感したということでしょう。
新庄がベキと会ったとき、尊敬していて、憧れているような態度でした。
公安・外事課だから不幸になる人を目の当たりにしてきて、孤児の運営に共感していた?
それとも新庄も孤児院育ちだったとしたら…等々、想像がふくらみます。
謎は他にもたくさんだが
これは謎ではないですが・・・乃木が山本巧を殺したのなら新庄のことも粛清しないと不公平です。乃木が新庄を追うスピンオフでも作るのはどうでしょうか。
他にも謎は色々とあると思いますが、すべてを解説すると余白がなくなってしまうと思います。そういう意味で考える余地を残したのかもしれないですね。
【VIVANT】最終回の感想
【VIVANT】最終回の感想です。
最終回序盤は、フローライトをめぐっての物語だったのですが・・・終盤からは親子の対決があって、最後まで目が離せなくて、ドキドキの連続でした。
ゴビ(馬場徹)の裏切りは予想していて、当たりでした。そして西岡大使とワニズ外務大臣が関わってくるのも予想通り。
しかし、そこからベキが公安に逮捕されて、脱走して、元上司に復讐へ…という展開、ハラハラドキドキしました。
ベキの「日本への恨みはない」という言葉は嘘だったわけですね。日本という大きなワードで騙されてしまいましたが、元上司への恨みはあったということです。
しかしベキの拳銃には弾が入っていなくて、息子に殺されたかった、それが……本望だったという驚きの展開。
役所広司さんのわざと「息子だから撃てない」と挑発的な言葉を言ってからの微笑み・・・復讐を遂げられない切なさと成長した息子に止められる喜びが入り混じっていて、見ていて胸に迫りました…。
ベキは悪人にはなり切れなかった、というか、復讐しても恨みを買うことになる、復讐の連鎖を身に沁みて知っていたということでしょうか。
考察しすぎなのか様々な謎も残りましたが・・・全10話、最後の最後までテンポよく、テレビに釘付けになっていました。
スタッフ・キャストの皆様ありがとうございました。続編、期待しています♪
※記事内画像出典:VIVANT公式HP
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