ドラマ【海のはじまり】ネタバレ&あらすじ全話まとめ!最終回結末は夏(目黒蓮)が「そして父になる」?!
ドラマ【海のはじまり】ネタバレ&あらすじ全話まとめ!
目黒蓮主演の月9ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ、月曜21時)は「silent」のスタッフが再び集結した話題作です。テーマは親子愛で、いつどのように父や母になるのかが描かれて…。
最終回結末は主人公・夏(目黒蓮)が「そして父になる」ラストに…?!
今回はドラマ【海のはじまり】ネタバレ&あらすじ全話まとめについて。
【海のはじまり】ネタバレ&あらすじ│初回〜最終回まで
【海のはじまり】第1話 7月放送
<あらすじ>
夏は、都内の印刷会社で働く28歳の青年。3歳の時に両親は離婚し、母親に引き取られた過去を持っています。その後、母親が再婚したことで、血のつながっていない父親と、3歳下の弟がいます。夏は高校を卒業後、都内の大学へ。
その大学の新入生歓迎会の場で、水季と出会います。最初は話す言葉や考え方から「変な子だなぁ」と思っていた夏でしたが、そのペースが心地よく、自然と距離が縮まっていったことで水季と付き合うようになりました。しかし、2年生の冬、水季から一方的に別れを告げられてしまうのです。その後、大学も辞めてしまった水季と会うこともなく卒業し、そのまま就職。
そんな夏が、別れて以来、7年もの間会うことがなかった水季の死をきっかけに、自分と血のつながった娘の存在を知ることになり…。
【海のはじまり】最終回ネタバレ(予想、考察)
【海のはじまり】は原作なしで、完全オリジナルドラマなので、最終回ネタバレはどのサイトにも書かれていません。
そのため【海のはじまり】最終回ネタバレについては予想、考察となります。
タイトルの意味
最終回を予想するにあたり、まず、本作のタイトル「海のはじまり」の意味について考えてみましょう。
「海」の意味
本作のキービジュアルには海岸線があり、海はキーワードのもよう。
タイトルにある「海」には以下の3つ意味があると思います。
- 夏(目黒蓮)と元カノの間に生まれた娘の名前が海。
- そのままの意味で、自然界にある海。
- 2番目から派生した意味で、生命が誕生した場所。
娘の名前、自然の「海」、派生して「生命誕生」…という3つの意味です。
「はじまり」の意味
そしてタイトル「海のはじまり」の「はじまり」という部分も気になりますね。
漢字をあてると「始まり」「初まり」でしょう。では、何をスタートさせるのか。
辞書を引くと以下の2つの意味がありました↓
- はじまること。また、はじまった時期。
- 物事の起こり。起源。例:「近代医学の起源」
タイトル「海のはじまり」の意味
海の3つの意味と「始まり/初まり」の2つの意味を対応させて、まとめると…。
タイトルの意味について以下の3つを予想します↓
- 海ちゃんの始まり(起源)。→海ちゃんが父を迎えることで、家族(親子)が始まる。
- 自然の海の始まり(起源)→生命の誕生。生命の起源。
- 2の派生で、生命が誕生した場所(起源)→主人公が海ちゃんの父親になっていく。つまり主人公が海ちゃん誕生の始まり(起源)である親になる。
最終回結末は夏(目黒蓮)が「そして父になる」!?
本作は、「silent」「いちばん好きな花」のスタッフが再集結し、“親子の愛”をテーマに描く完全オリジナルドラマ。
これまでの「silent」チームを振り返ると…
「silent」では主人公が耳の難病を抱える元恋人と再会し、現実と向き合いながら共に乗り越えていくストーリーでした。いわば健常者と障害者の恋。
「いちばん好きな花」では男女に友情は成立するか?がメインテーマでした。
2作とも世間の「むずかしい」という常識や偏見という壁と戦う作品だったといえます。
本作【海のはじまり】は親子愛ですが、具体的なテーマはこちら↓
人は、いつどのように“父”になり、いつどのように“母”になるのか。この時代だからこそ伝えたい“親子の愛”を通して描かれる“家族”の物語。
主人公・夏がいつどのように“父”になるかがテーマ。そして亡き恋人がいつどのように“母”になったのかも回想シーンなどで描かれそうです。
人は子供ができたからといってすぐ親になれるわけでなく、親になっていくものなので人類の普遍的なテーマであり、乗り越えないといけない壁といえます。
先行作品の親子愛
この普遍的な壁にどう工夫や味付けをしていくのか。
親子愛の先行作品の変化球なものを振り返ると…↓
映画「八日目の蝉」や坂元裕二脚本ドラマ「Mother」では、誘拐犯と被害者の子どもが逃避行しながら本物の親子のようになっていきます。
映画「万引き家族」では、血縁関係がない他人同士が一緒に暮らし、親子愛を深めていきます。
フジテレビの大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下」では、家族の一部に血縁関係がないのですが、家族の絆を強めていきます。
しかし本作【海のはじまり】の主人公と娘は血縁関係はあります。ただし…。
映画「そして父になる」に少し近い
ただし【海のはじまり】の娘は、すでに6歳まで成長しています。なので、父も娘もお互いに戸惑いながら、親子愛を育んでいく展開になりそうです。
似てるドラマとして挙げると、日テレのドラマ「母になる」があります。3歳の息子が誘拐されたのち13歳になった息子と再会する作品です。中学1年の年代なのでだいぶ大人ですね。
比較すると、6歳という小さい子供と会って戸惑うという点で、是枝監督の映画「そして父になる」の方が少し近い設定です。
映画「そして父になる」は、主人公である父親が、6歳になる息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知り、親としての苦悩や葛藤をしていく作品です。
少しネタバレになりますが、「そして父になる」は(血縁関係はないけれど)一緒に過ごした6年間を全くなかった事にはできないという苦しさや希望が描かれました。血縁よりも過ごした時間が大事!ってことですね。
本作【海のはじまり】にはもちろん赤ちゃん取り違えはありません。その代わり、元カノが母として娘・海と過ごしてきた約7年の重みと戦うことになりそう。
夏(目黒蓮)が「そして父になる」
客観的にみると、主人公は元カノと娘の思い出と戦う必要はないのですが…。
村瀬プロデューサーはこうコメントしています↓
自分の知らないところで過ごしてきた二人の長い時間を思い、考えていく夏の気持ちについて、生方さんが書いてくださった脚本を読みながら二人で話し合い、お互いの考えを深め合ってきました。
やはり主人公は母と娘の過ごした時間を思い、苦しみそうです。
3歳のときに親の離婚で、母に引き取られた主人公・夏。実の父の愛を知らずに生きてきたわけですが、母の再婚相手である義父、異父兄弟である弟との関係も連ドラの中で描かれることでしょう。生物学上の父との再会もあるかもしれません。
夏は海ちゃんとの親子関係を通して、生みの親・育ての親の両方の思いにはせるだろうし、「海=生命の起源=親」の愛を知っていく展開になりそうですね。育てながら教えられる、というか…。
ということで、放送前時点ですが、最終話の結末を予想すると・・・
最終回結末では、6歳の海と出会って戸惑い悪戦苦闘しながら思い出を作ってきた主人公・夏が「そして父になる」のだと予想します。血縁関係も過ごした時間も大事!という感じでしょうか。
「マイガール」と似てるの声も
相葉雅紀さん主演の連ドラ『マイガール』(テレビ朝日、2009年10月期)と設定が同じという声がSNSで数多く挙がっていました。
私(筆者)は忘れていて他の作品を列挙してしまったのですが、たしかに、一番似ている作品が『マイガール』ですね。
主人公の笠間政宗の亡くなった元恋人・塚本陽子(優香)に娘がいて、主人公は突然父親になるという物語です。
まあ、高校生と大学生の恋人関係で悲恋となっているので、違いはありますが、突然まだ幼い娘(実の娘)のパパになる展開は同じです。
『マイガール』はだんだん親子になって、主人公は写真家になる夢のために一度離れても、夢を叶えて娘と再会する結末でした。
【海のはじまり】もハッピーエンドになることを期待します♪
【海のはじまり】ネタバレは毎週更新予定
ドラマ【海のはじまり】は目黒蓮と「silent」スタッフ(脚本・演出・プロデューサー)の再タッグとなる話題作。
放送前から「また同じチームで嬉しい」「楽しみ」と多くの期待の声が挙がると共に、「またか」「違う主演で見たかった」という批判もあります。
批判も賞賛もすべては本編をちゃんと見てから!が公平だと思います。
ドラマ【海のはじまり】のネタバレは毎週更新していく予定です。またのぞきに来てください♪
画像出典フジテレビ「海のはじまり」